Introduction
この世界では、数少ない性別としてαとΩがある。
優秀な遺伝子を持つと言われるαと、劣等な遺伝子を持つと言われるΩ。
その中で、Ωは社会的に弱者として扱われており、仕事も数少ないため、Ωの親は子供を捨てがちである。
幼い頃に孤児院に捨てられてしまった人間のΩである爽。
彼は昔、散歩中に離れてしまった時に茶色い毛をした犬の獣人に助けられた経験がある。
その時に、レオという名前の獣人の国の外交官であるその人に初恋をした。
十四歳になった爽は孤児院の院長に、資金的な問題解決のために働くことを頼まれる。
場所は国立図書館の獣人専用室という場所。
そこには獣人の外交官や医者も訪れるらしい。
爽はそこで憧れの初恋の相手レオに出会えることを期待していた。
※Ωはヒート(発情期)がある。薬で抑えたりする。
獣人は予防接種や薬でヒートに関係なく抑えている。
※大正時代くらいの話という設定。