「ライアンってさ、なんか始め金ぴかぴかで登場しただろ? すっごく目に痛かったからさ、脳みそもないんじゃないかって思ってたんだけどさ、ちゃんとバニーちゃんリードするし、ちゃんと決めるとこは決めるし、譲歩するとこは譲歩するだろ? なんかさ、良い奴だなぁって……思わなかったんだよなぁ。思わなかったの。ほんとだったら、いいやつ、でいいじゃん。なのにさ、なんつーか……泣かしたくなるんだよ、あの年下。小生意気だろ? 年上を敬わないだろ? そういうのってさ、俺の下で……え? 全年齢だから、これ以上はダメ? へ? バニーのこと? バニーはいい相棒だぞ。それ以上でも以下でもないって」
「え? 虎徹さんですか? 何っているんですかっ! 僕にとってかけがえのないパートナーです。勝手に僕の相棒を辞めた時はどう反応すればいいのか分かりませんでしたが、再びバディに戻った今、僕のものです。誰にも渡しませんよ。虎徹さんが嫌だと言おうが、僕は引くつもりはありません。一度引いたんです。二度目はありませんよ。そのことをこれから骨の髄まで教え込むつもりです。え? ライアンですか? 昔の僕の相棒が何か?」
「今の俺の目標? そりゃあバーナビーを落とすことだな。あいつ、いつもおっさんおっさんおっさんおっさんだろ? もう、なんつーの? 俺のパートナーだった時からおっさんおっさんおっさんおっさん……うぜぇ、って思ったぜ。けどさ、なんかあのおっさんに懐いてるバーナビーってすごく可愛いだろ? 俺は可愛いと思うぜ。今回、あいつの相方をおっさんに指名したのは、可愛いバーナビーを見たいからだ。本当にかわいいじゃん。けど、いつか俺のもんにするぜ。あのおっさんより俺の方がいいって気づかせてやるぜ。タイガー? 誰だ、そいつ? はぁ? あのおっさんのこと? あのおっさん、アライグマじゃなかったのか?」
タイガー&バーナビーコンビ復活記者会見で、アポロンメディア三人がそれぞれ答えた内容が三つ巴のきっかけになるとは「今回タイガー&バーナビーが復活しましたが、正直、互いにどう思っているんですか?」と質問した記者すら思いもしなかった。
「こうなったら、仕方がねぇ!」
「そうですね……」
「俺はどっちでもいいぜ?」
「じゃあ……」
「三に……」
「三人で付き合っちまおうぜ」
「だな」
以下略です