梨子「ワゥ…(う、嘘…)」
善子「リリー……」
梨子「ワン!ワン!(私、犬になってる!?)」
善子「…まさかあの魔法陣にリリーが入ってくるとは思わなくて…堕天使ヨハネ、不覚…」
梨子「ガルル…(不覚じゃないわよ!もう、どうするの?…私、ずっと犬のままなんて嫌だよ!?)」
善子「えっと…元に戻せ…って言いたいの?この魔法陣のノートは…3時間で効果が解ける…って書いてあるわ!」
梨子「クゥン…(良かった、通じたみたい…でも3時間の間はどうするの?)」
善子「一旦、千歌の家に連れていきましょう。元に戻るまでは事情を話して、暫くは世話をしてもらうしかないわ。」
〜千歌の家〜
曜「あれ?善子ちゃんだ。」
千歌「あ、本当だ!善子ちゃ〜ん!」
善子「ヨハネよ!って、それどころじゃないわ!リリーが子犬になっちゃったの!」
千歌「えっ?この子犬が。梨子ちゃん?」
梨子「キャン!キャン!(千歌ちゃん!曜ちゃん!私よ!)」
曜「言われてみればこの毛並みの感じ…梨子ちゃんに似てるね。」
善子「実はさっき、ケルベロスの子供を召喚する魔法陣を描いていたらリリーが入ってきた影響で暴発して、それでリリーが子犬になっちゃったの…」
曜「えっと…それで、元に戻す方法を探すのを手伝って欲しい…ってこと?」
善子「元に戻る方法は大丈夫よ。効果が顕現するのは3時間ほどだから。だから元に戻るまでの間千歌達にも一緒に面倒を見て貰えないかと思って…」
千歌「うん、分かった!あ〜でも今からしいたけのご飯切らしてるから買わなきゃいけないんだった…ごめん善子ちゃん!留守番お願い出来るかな!?」
曜「あ、ごめん。私も手伝わなきゃ。梨子ちゃんの分のご飯も買ってくるね!」
善子「えぇっ!?もう…早く戻って来なさいよ!」
善子「ん?千歌から…?」
善子「『私の部屋にしいたけの遊び道具があるからそれ使ってもいいよ!』…って。」
善子「リリー、行くわよ。千歌の部屋に遊び道具があるらしいから…って、居ない…」
善子「どこ行ったのかしら…」
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梨子「クゥン…(落ち着かなくてウロウロしちゃった…)」
「バウッ!」
梨子「(…?この鳴き声…しいたけちゃん?)」
しいたけ「わふっ…へっへっへっ…」
梨子「キャンッ!?(どうしたの!?汗かいてるみたいだけど…身体が熱いの!?)」
しいたけ「ワンッ!!」(ピチャ…ジュルジュル…ズゾッ…!)
梨子「キャインッ!!(きゃんっ♥やっ、やめてっ…♥)」
しいたけ「ワフゥ…」(ピチャ…ズズッ…)
梨子「キャンッ!キャゥンッ!!(はっ…ハァッ…♥だめっ…これ以上はっ…♥)」
しいたけ「バウッ…♥」(ズズッ…ジュルッ!!)
梨子「キャオォォンッ!!(いやあぁぁぁぁぁぁっっ!!!)」
しいたけ「バフッ…クゥン…♥」
梨子「クゥン…♥(はぁっ…はぁんっ…♥気持ちよかった…♥)」
〜2分後〜
善子「あ、いた!やっと見つけた…って、ちょっとリリー!?何があったの!?」
千歌「ごめーん!お待たせ!」
曜「ご飯買ってきたよー…って、あれ?梨子ちゃん、なんかぐったりしてない?」
千歌「あっ、こらー!しいたけ!またペロペロしてたね!!」
善子「…ペロペロ?」
曜「千歌ちゃんが言うには、発情期に入ったってさ。」
善子「なるほど…」
〜後日〜
梨子「ふふっ、しいたけちゃんったら可愛い♥」
千歌「梨子ちゃん、よくしいたけ撫でてくれるようになったね〜。」
曜「いつの間に仲良くなったんだろう…」
善子「確かにそうね。そもそもリリーってあんなに犬好きじゃなかったわよね…」
曜「だね。何があったのかな…?」