満月の夜は狸時間

  日が早くくれるようになった夜の散歩道、2人の女子高生がいつもの帰り道をのんびりと歩く。

  オレンジ色の髪の毛のショートヘアの女子高生が、もう片方の女子高生の肩を叩いて月の方へ指を指す。

  凛「あ、かよちん!見てみて!」

  花陽「ん?どうしたの凛ちゃん?」

  凛「綺麗なお月様だにゃ!」

  花陽「わ…ほんとだ!」

  凛と花陽はスクールアイドル部の帰り道、2人で散歩しているとふと明るい月を目撃した。

  寒空に浮かぶ青白い月、2人はその幻想的な雰囲気に見とれてつい足を止めて、月をその場でじっと眺めるのだった。

  すると、凛と花陽は2人がふと腹に違和感を感じたことに気づく。

  凛「なんか…お腹が変だにゃ…」

  花陽「確かに…さっき晩ご飯は食べたのに、なんかお腹に違和感が…」

  凛と花陽は月を見上げながら腹をさすり、次の瞬間「ぽんっ」と間抜けな音を叩いた腹から発する。

  凛「にゃっ!?」

  花陽「ひぃっ!?」

  腹を叩くと途端に2人は気持ちよくなる。

  凛「な、何にゃ…?今の…すごく気持ちよかったにゃ…❤」

  花陽「た、叩きたい…お腹ぽんぽこ…我慢できませんっ❤」

  2人は腹周りを撫で回しながら再びポンポンと音を立てて叩き始める。青白い光が2人を照らし続ける。

  光に照らされている凛と花陽の姿は、スポットライトに当てられている変質者のようで不自然に目立つほど狂っている姿をしていた。

  花陽「ぽんっ❤ぽんっ❤ぽんっ❤」

  凛「ぽん❤ぽこ❤ぽぉぉんっ❤」

  花陽は一定のリズムを保ちながら腹太鼓をして快感をキープし、凛は段々と手を早めてより更に強い快感を得ようとする。2人は各々の楽しみ方でその身にやどる快楽を感じ、よりさらに淫乱度合いを強めていった。

  花陽「ぽんっ❤おっ❤からだがっ❤」

  凛「ぽんぽん❤なんか生えてるにゃ❤」

  2人を襲った変化はこれだけではない。花陽の体には一定の感覚で緑がかった茶色の毛皮が徐々に生え、先のピンと尖ったふさふさのしっぽが生え、腹は元と比べてあまり膨れなかったものの腹回りはだらしなくなり、少し腹の収まった狸獣人へと変化してゆく。凛は腹が不自然なほどに膨れ、股間は金玉がありもしないのに何故か不気味なほど腫れ上がり、典型的なタヌキの置物のような姿になる。さらに体の毛はオレンジ色のようにも見える茶色の毛皮が生え、凛の姿も花陽同様狸に変身してしまう。

  花陽、凛「ぽぉぉぉぉぉぉんっ❤❤❤」

  2人は拳に力を込めて腹に渾身の一撃を叩き込むと、その瞬間2匹の狸としての快感が芽生え、2匹とも体をふるわせて絶頂してしまう。

  花陽「あへぇ…❤狸さいこぉ…❤」

  凛「タヌキ…凛…もっとタヌキさんらしくなるにゃ…❤」

  2匹は狸の姿のまま惚けてその場にへたりこみ、ほのかに光る月を眺め続けるのだった。