カビゴンの木

  バトルシャトレーヌのルミタン、ジムリーダーのフウロ、チャンピオンのシロナ、ポケモントレーナーのメイはとある奇妙な夢の世界に迷い込んでいた。

  ルミタン「ウチ、どげんしてこんな所に…」

  シロナ「見たところ、花畑や木が沢山あるけど…」

  フウロ「カビゴンが沢山いるね。」

  メイ「カビゴンだらけの世界…ってことですか?」

  世界のことについて気になって見回っていると、一体のカビゴンが突然起き上がってズシン、ズシンと足音を立てながら1本の気に向かって歩き出した。

  カビゴンの歩いた先には、1本の大きな実の生っている木が生えていた。そこに群がってカビゴンは眠ったり食事をしたり、時には互いにスキンシップする個体も存在していた。

  ルミタン「何ね?あの木…大きいですね。」

  シロナ「何かの木の実が生ってるわ。」

  フウロ「見て!あっちにカビゴン達が集まってる!」

  メイ「行ってみましょう!」

  4人はその大きな木に向かって歩き出し、カビゴン達に混じって木の実を取っていった。さっそく木の実を手に入れた4人はその木の実をひと口口に入れる。

  フウロ「わ…!結構美味しいね!」

  メイ「この味…たまりませ〜ん!」

  ルミタン「味も香りもよか…この木の実ば使って、料理でも作りたくなりますね。」

  シロナ「ええ。何だか食べる手が止まらないわ。」

  そういうや否や次の瞬間、木の実が5、6つほど地面にボトリと落ちてくる。それを見たメイは目を光らせる。

  メイ「お代わりですか!?私、もっと食べたいと思ってたんです!」

  フウロ「あっ、私も食べるからね!!」

  メイとフウロはさっそく落ちてきた木の実に手を伸ばす。

  ルミタン「んん…ウチ、おなかいっぱいになってきとる…いけん、何だか眠くなって…」

  シロナ「そう言えば、食べたあとだから眠くなって…あら?いつの間に木の実が落ちてきてる…いただきましょうか。」

  ルミタンとシロナも眠くなっていたが、落ちてきた木の実を見つけると眠気を忘れたかのように直ぐに木の実を手に取ってかぶりつき始めた。

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  木の実の味に舌鼓を打ちながら食べる手を止めずにいると、4人の体に異変が起きる。

  木の実を食べるうちに4人の体が異常な膨れ上がり方をしたのだ。腹や尻周りにバイン!と音が立つような感触がしたかと思えば、そこの周囲にはずっしりとしたサイズ感のある贅肉が体に盛り込まれていた。

  メイ「はぐっ…んがっ…」

  フウロ「んっ…ぐむっ…」

  ルミタン「んちゃっ…んぐっ…」

  シロナ「あむっ…ぐっ…」

  しかし、その事はまったく気にする気配はなく、食べる手を止める気配はもはや4人にはなかった。そうしているうちに腹や尻以外にも腕や太もも、足周りにももりもりと擬音を出すかのように贅肉がつき始める。

  メイ「んぐふぅ〜…んごぉ…」

  大きな音を立てたかと思えば突然腹太鼓をしてどっかりと座るメイ。体にも明確に変化が表れており、髪の毛の両側にぴょこんと出た耳は尖り、腹は大きくでっぱっていた。その姿はまさにカビゴンそのものだった。

  フウロ「ぐがっ…んがっ…」

  食べても食べても食欲が収まらないのか、木の実を一心不乱に食べ続けるフウロ。彼女の姿もメイと同様にぶくぶくと太っており、大きな図体のカビゴンと化していた。

  ルミタン「ぐふぅ〜…ぐぅ…」

  シロナ「んふぅん…ぐふ…」

  ルミタンとシロナは突然膨れ上がった贅肉のカビゴン姿を見て、互いに顔を赤らめながら抱きつき始め、体をぼよんぼよんと弾けさせていた。

  こうして、カビゴンと化した4人は互いに太った体をぶつけ合ったり、食べては寝たりの繰り返しを行ったり、覚めない夢の中でカビゴンとして暮らすことになった。