さよなら丑年、ようこそ寅年キャンペーン

  愛華「年末年始限定バイト、時給3000円!?」

  女子大生の愛華は現在、お金に困っていた。そこで愛華は大学の冬休み期間に短期間で受けられるバイトを探そうと躍起になっていた所、ある会社のバイトの募集記事を目にしたのだった。

  愛華「詳細は現地に来てから説明します…って、何するつもりなんだろう?キャンペーンガールの募集かなぁ…それとも、着ぐるみの仕事?」

  愛華は「動物に携わる仕事」以外詳細の書かれていないそのバイトに戸惑い、一瞬引き受けるべきか頭を悩ませる。

  愛華「ま、いいや!丁度お金に困ってたから、受けてみよっと!」

  結局愛華は時給の良さからその内容不明のバイトを受けることにしたのだった。

  〜数日後〜

  面接を合格した愛華は電車で15分乗った先にある街のビルにて説明会を受けに行った。

  美乃「虎塚愛華さんですね?ようこそおいでくださいました!鳥獣GIGA年末年始プロジェクトの牛田美乃と申します。」

  出迎えてくれたのは胸の大きな美人の女性だ。牛田美乃と名乗る女性はにこりと愛華に向けて微笑んだ。

  愛華「あ、初めまして。虎塚愛華です…」(う…スタイル良い…!羨ましいなぁ…)

  美乃「これから当グループの行う仕事についてご説明したいと思いますが…その前に、ぜひこちらをお飲みください。」

  事務員の1人がマグカップを持ってきた。中には温かいホットミルクが入っている。

  美乃「当グループは各地の動物園や牧場と提供して、産地直送の新鮮な素材を取り寄せているんですよ。この牛乳も、北海道の〇〇牧場からお取り寄せしたものなんです。」

  愛華は早速マグカップを手に取って口をつける。

  愛華「いただきます…ん、美味しい!」

  美乃「…そうですか。では、”次”に行きましょう。」

  ホットミルクを飲み終えた美乃は、何故か急に眠たくなる。

  愛華「ふぁ…おかしいな…?あたし、昨日しっかり寝たはずなのに……急に……眠たく……」

  愛華が欠伸をして一眠りする所を見た美乃は1度部屋を退出した。そして、外で待機していた他の職員と共に愛華をそっと運び出し、エレベーターで地下の研究室へと担ぎこんでいた。

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  美乃「はい、虎塚さん?おはようございまーす♥」

  愛華「…ん…えっ!?何これぇ!!」

  美乃の声によって愛華が目を覚ますと、愛華は謎の機械に体を拘束されていた。

  愛華「ちょっと!どういうことですか!?」

  美乃「すみません、暴れないで下さいね…動くと器具が外れてしまいますからねぇ♥」

  愛華が驚くのもおかまいなしに美乃は続けて愛華に説明する。

  美乃「では、先程の説明の続きをさせて頂きます。実は我々スタッフは…人間ではないんですよ…?ふんっ!!」

  美乃は体に力を込める。すると、美乃の骨格が変化して段々と四つん這いの姿勢になり、服もビリビリと破れて柔らかそうな体つきがあらわになる。更に、裸になった身体中から白と黒の模様の混じった毛がゴワゴワと生えてきた。

  愛華「えっ……!!?牛田さん……!?」

  美乃の胸と乳首は6つに増え、そこから牛乳がポタポタと流れ出す。美乃の耳がびらりと広がり、尻と体は肥大化して尻尾がしゅるりと伸びる。顔も牛の形に変形し、ついに美乃は牛の姿に変身した。

  美乃「んんもおおぉぉぉぉぉぉ!!!♥♥♥」

  愛華「うそ…!?美乃さんが…牛に!?」

  美乃「驚きましたか〜?こっちが私たちの本来の姿なんですよ〜♥我々の社長も部長も、元々は十二支の使いの動物なんです。私たちは、十二支の使いになる動物を探して、この下界に降りてきたんですよ〜♥」

  愛華は目の前で美乃が変身したことや美乃が言っていたことの理解が追いついていない。

  美乃「今日あなたの他にこの後何名かのバイト生が我々の所に集まってきているので、あなたと同様の手術を受けてもらいます♥そして、あなたを含めた動物に変身した人々と我々スタッフで、今年の干支の動物として神様にその身を捧げる予定になっておりまぁす♥」

  愛華「えっ、そんなの聞いてな…」

  言い終わらないうちに美乃は機械の電源レバーを加えて作動させる。

  美乃「もう神様はあなたのことを待ちきれないみたいですよ〜♥あなたも早く神様の捧げ物になっちゃってくださいね〜♥」

  愛華「あっ…!?いやっ!あ……が……がぁ…!!」

  器具に繋がれた愛華が突如苦しみ出す。頭を抑えて唸っていると、突然、愛華の体がグネグネと変形してゆく。

  愛華「が…がぅ…がぁ……!?」

  愛華はうまく喋れなくなり、舌はトゲトゲしてきて声も段々と野太く低くなる。

  更に、愛華の体は突然ビキビキと音を立てて大きくなり、筋肉に力が爆発的に溢れ出す。

  愛華「がぁ…あぐぅ……あおぉぉ……!!!」

  苦しむ愛華だが、興奮を抑えきれない。そして身体中に縞模様の黄色の毛皮が体に生えると、ゾワゾワと身体中の毛を逆立たせる。そして手の爪は鋭くなり、前足後ろ足もガッシリとしてきて、力が湧き上がる。

  愛華「があうぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」

  愛華が遠吠えした頃には、既に立派な虎の姿となっめいた。

  美乃「あらあら♥立派な虎になったわね、愛華♥」

  愛華「ぐぅぅ…」

  美乃「うふふ、他のみんなも呼んだら一緒に神様のもとに行きましょう、そしたらあなたも十二支の力を授けられて私みたいに喋れるようになるわ♥」

  愛華「がぁう!!」

  美乃と愛華は部屋で待たせている他のバイト生を自分達と同じ十二支の動物にすべく、研究室を後にしてエレベーターで会議室へ向かい始めた。

  会議室では6人の女性がぐっすり、静かに眠っていた…