侑と歩夢はたまたま家で遊んでいた時にあるカメラアプリをインストールして、それで遊んでいた。
キラキラした演出や派手な演出をつけて、自撮りの楽しさにはまっていたとき、侑はある機能を見つける。
侑「見て見て歩夢、変身フィルターだって!」
歩夢「あー、カメラアプリで良く見るよね、それじゃあ私と侑ちゃんで一回撮ってみようよ。設定は…ん?お題…?」
侑「お題?何だろ?ちょっと見せてよ。」
侑はスマホに写された画面に提示されている「お題」の内容を見る。
歩夢「どんな動物が良いかだって!」
侑「じゃあ私が選ぼっ。んーと…ウサギで良いかな?」
歩夢「うんっ、可愛く撮れると思う!」
侑は顔がウサギのようになるフィルターをセットし、歩夢と二人で姿を写した。
二人は撮った写真のできを見る。
侑「へー、結構可愛く撮れて…っ!?あれ?急に…毛皮が…?」
歩夢「侑ちゃん!?体に毛が…って、私も!?」
写真を撮った二人の体に突然変化が起こる。
歩夢、侑の頭から長い耳がぴょこんと飛び出す。
さらに、丸い尻尾も服から飛び出してくる。
侑の体は緑色、歩夢の体はピンク色の毛皮でおおわれる。
長いヒゲも生えてきて、体と顔の形もだんだんと変化してゆく。
二人はフィルターに写されたウサギと同じような姿になっていた。
侑「えーっ!?私たちウサギになってる!!」
歩夢「これってあのアプリのせいかな…ねぇ、この姿から元に戻れるの?」
侑「ち、ちょっと待って、今調べるから…ってあれ?」
歩夢「…?侑ちゃん、どうしたの?」
侑「スマホが…反応しなくなってる…」
毛皮におおわれた手ではスマホは反応しなかった。
二人はこの姿のままどうやって元に戻れるのかに悩み、途方に暮れるのであった。