『っ、ひ、ぁ……―――♡』
「ぬくいな……ええ加減じゃ」
やや粘り気を帯びる僕の体温が、善蔵の指先に移り。
反射的にひくり、と震える僕のアナル。
だけれど善蔵はいたって当然の反応というように頷くだけ。
「よう熟れとる……甘味も期待できそうやな」
つつー、となぞっただけに見えた太い指先。
その"確認"で終わるはずだった。
そうやって僕が油断した、次の瞬間には。
ぶにゅっ♡
『っ、ひゃあっ♡』
突然、太い中指が、肛門を押し広げてずぶりと挿し込まれる。
拒む間もなく。
気の抜けた、ほんの、刹那。
ぐちゅっ、ぐちゅぐちゅぐちゃちゃっ♡
『っ、やっ、あ、あっ♡っ、ぁぃっ♡』
さらには間髪入れずに続けざまに。
信じられないほどの速さと強さで――
善蔵の指が僕のナカをぐっちぐちとかき混ぜはじめる。
「ほれ、ここの汁、今日はよう出とるな。」
おっとりとした口調は変わらない。
まるで漬物の仕上がりでも語るような声音で―――
善蔵はふむふむとひとり反応する。
だけれど。
その手は、指の動きは暴力的なまでの勢いのままで。
僕のナカを抉り、えぐり、うねらせ。
尻穴からじわぁっと溢れてしまう粘液をねちゃりと掬い。
その指の腹をこすりあわせると。
「ふむ……いやはや、こりゃあ……―――」
ぐちゅっ、ぐりゅんっ♡ぬちゅぶちゅっ、ぐちゅっ♡
『―――ぁ、ぃっ♡ゃっ、ぁっ♡』
善蔵が僕の顔を覗き込むように観察しながら。
ただ、ただ。
朝方からしっかりと仕込むように指を動かすだけ。
――気付けば。
2本の指が僕の雄膣の壁び押し当てられ。
そう思えば次の瞬間には――
Vサインのように左右に開いてナカを撹拌する。
『うぁっ♡っ、ぐっ♡おっ、奥……―――っ♡』
「……ん、ちょうどよぅ混ざってきたな」
善蔵は、なんとも無関心そうにそう呟き。
その、ただの職人の佇まいが――
最も恐ろしく、そして、僕を興奮させる。
「もうちぃと粘り欲しいけぇ………イかすで?」
ぶちゅっ、ぐにぐにっ、ぐりぐりぃっ♡
『―――っ♡くひぃっ♡』
抜かれることはない。
止めることもない。
ただただ、太くてごつい中年オークの指が。
料理人が単純に泡を立てるように――
僕のナカを無遠慮に搔き回し続けてそして。
ぐちゃっ、びちゃっ、ぐちゅぐちゅぐにゅっ♡
―――異様な"音が朝の空気を濁らせてゆく。
『ぁっ、ら―――ぁィ、ぐ―――♡』
「おぅ…ようけ、イけ」
善蔵のその言葉に呼応するように。
僕の頭ががくんっ、と跳ね。
全身の震えと同時に雄膣が一段と湿って。
―――びぐんっ♡びゅっ。じゅくっ♡どくっ、どくっぶしゅっ……♡
『―――ぁ―――は、ぁっ♡あぅ―――は、ぁ―――……♡』
「…おぉ、こらええ塩梅や。よう混ざったわ」
満足げなため息と共に。
ずるり、と善蔵の太い指が引き抜かれて。
僕のアナルとの間に繋がる。
ねっとりと絡みついた透明な愛液。
善蔵はそれを顔の前まで掲げ、一瞬。
その色と粘りを観察したあと―――
「―――あん、今日のはええ塩梅や」
れろぉ、と躊躇いなく口に含み。
ごくんっ、と。
なんの疑いもなくその粘液を無造作に嚥下する。
「……ん、悪ぅないが、あと一歩やな」
独り言のように呟く中年オークの太い声と。
――作業台の上では。
浴衣もはだけた細い身体が脱力して。
ただ深い息を繰り返す、僕。
それでも善蔵の目が、続けざまに。
今度は“僕”の開かれた尻穴へ向かって。
「ほな、次は………舌やな」
言うが早いか。
巨大な身体が作業台の上で寝そべる僕に影を落とし。
それと同時に。
自らの股間でぶくんっと勃起するデカマラを意にも介さず。
汁職人は、唇を湿らせ、目を細めて。
こちらに上体を屈むようにして倒れ込んでくれば。
その眼鏡をかけた精悍な中年顔がぐい、と下がってき―――……
―――――
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