サンプル -08- ケアサロン

  『っ、いいですよ。その深さ……っ、維持しましょう……っ♡』

  締めれば締めるほど、内側に快楽が跳ね返ってくるデカマラ。

  だけど。

  それも全部、犀原さんの今までのトレーニングを経た成長の証。

  それが嬉しくて、つい、また声をかけてしまう。

  ぬぼぼぉぉ……ずちゅんっ♡

  『んっく♡はい、次で……4ストローク目です。折り返し、ですね♡』

  その言葉に、犀原さんの。

  僕の両足を掬い上げる太い腕が――

  ほんの少しだけ力んだ気がして。

  同時に。

  僕のナカを串刺しにする、デカマラ。

  それがまたひと押し深く食い込んできては――

  最奥の雄子宮口がぐにゅり、と押し潰された。

  ――その瞬間。

  「っ……ふ……んっ♡」

  犀原さんの。

  筋肉で段々に盛り上がる、肩。

  短い角の乗る鼻の穴。

  こめかみに、大胸筋に、太腿の筋肉。

  それらがぴくりと震えて。

  鼻息が荒くなってきてるのも、

  デカマラが中で脈打ち始めてるのも――

  全部、僕には分かってしまって。

  『腰の入れ方……っ、良くなってきましたね♡』

  僕はまた、ぼそりと囁いて。

  ぎゅうっとナカを締めて、絞り上げるようにしながら――

  偉い偉い、と褒めてあげる。

  そのとき――

  犀原さんの喉が、ごくりと鳴って。

  それは言葉じゃないけれど。

  でも僕には"もっと褒めて"って聞こえた。

  『ふふ、では……5ストローク目……―――』

  僕の声に、言葉に。

  犀原さんの鼻の穴がぴくりと反応し。

  それと同時に。

  ずるるぅぅぅっ―――……♡

  僕のナカから抜けていく、熱と圧。

  まるで脱糞から得られるエクスタシーにも似た、快楽。

  それを享受しながら少し名残惜しいとも思う。

  その刹那。

  ……―――ドちゅんっ♡

  『んっぐ♡』

  思わず声が跳ねた。

  何故なら、言わずもがな。

  犀原さんの中で、きっと、抑えられていた"欲望"

  それが、一気に爆発して。

  僕の最奥の雄子宮口を潰すくらい、勢いよく。

  僕という小さな器を串刺しに貫いてきた、その感触の。

  僕は完膚なきまでに屈服させられてしまう♡

  『……っ、少し、早いです……っ♡』

  僕は。

  あくまで冷静さを装いながらも。

  諭すように。

  少し甘さをにじませて囁いてあげつつ。

  『しっかり抜けてから……ゆっくりと、です……っ♡』

  ――そう言いながら。

  僕は彼の大胸筋に額を預けると。

  明らかに、伝わる。

  早まる鼓動の音と、濃厚になっていくフェロモンの香り。

  もう我慢できないんだ―――

  抜けていってからのその打ち込みの速さと。

  ナカから抜けるときの未練がましい粘り。

  そして彼の困ったような表情が、すべて物語っている。

  無口な彼。

  ほとんど感情を表に出さない犀原さんが。

  僕のナカに夢中になって。

  つい動きを早めてしまったんだ、と。

  それが、なんだかとても愛おしくて。

  『……ふふ。腰、振りたくて、我慢できてないんですね♡』

  僕がそう囁くと。

  犀原さんの喉が、ごくんと鳴る。

  それは―――

  彼にしてはあまりにも雄らしすぎる答え方だ。

  『……でも、まだダメです。』

  今日のメニューは"焦らずじっくりと"が重要な日だ。

  だから僕は。

  犀原さんを優しく、意地悪に、諭してあげる。

  『ほら……5秒キープ、ですよ。』

  その言葉に。

  僕のナカの、奥の奥で。

  犀原さんのデカマラが――

  何度もしゃくり上がって暴れて。

  ずくんっ、びくっ……♡

  雄子宮口を擦り上げてくるたびに。

  僕もつられて。

  持ち抱えられた足先がピクンと痙攣してしまう。

  ―――もう限界なんだ。

  射精したくて、堪らないんだ。

  でも僕は彼の首にしがみついたまま。

  少しだけ声のトーンを落とし。

  そうして、はっきりと言う。

  『犀原さん、ほら……もう一度、5ストローク目です。』

  その一言で――彼の呼吸が、一瞬止まる。

  「……っ、ふ……♡」

  喉から、かすれた吐息。

  そして僕のナカの奥のほうで――

  ぶくっ♡と膨らむデカマラ。

  射精寸前。けど、まだ"やらせない"

  『スパルタに思われるかもしれませんが……―――

  これも、犀原さんのため、ですからね。』

  このケアサロンのルール。

  それは僕のプラン通りにできなければ――

  ストロークは最初からやり直し。

  欲望に負けて、早く突きすぎたらノーカウント。

  「……ほら。"抜いてから、ゆっくりと"です♡』

  僕は、甘く。でも残酷に。

  そっと囁いてあげつつ。

  ナカをきゅぅっ♡と締め付けて。

  犀原さんの動きを待つ。

  中年雄犀の肉体は、目に見えて震えている。

  だけど彼は――僕のため、自分のために。

  もう一度"5ストローク目"を挑もうとしている。

  『……ふふ。偉いですよ、犀原さん♡』

  そんな彼を、彼ら中年雄獣人を。

  "甘く、そして厳しく"

  育ててあげるのが僕の役目なんだから。

  『ほら……デキます、ね?』

  ずるっ、ぐにゅっ♡

  僕は、僕自身の肉襞を絞めあげながら。

  まるで駄々っ子をあやすお母さんみたいに―――

  上目遣いで見上げつつ囁いてあげると。

  犀原さんの屈強な全身の筋肉は限界を迎えたように震え。

  荒くなっていく息遣いとともに。

  固く閉じられたままだった口がわずかに開いて。

  「……っ、ユウ……」

  ―――――

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