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狼獣人高校生男子が近くに出来た中華飯店に通い詰めて、淫乱デブケモとして常識も肉体も改変されていく話

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  狼坂 孝介

  雄肥高校 二年A組 野球部

  身長:186cm 体重:76kg

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  俺は風呂の脱衣所で鏡に映るボクサーパンツ一丁の狼獣人――つまり俺の姿をじっと見つめた。野球で鍛えた筋肉は、ふん、と力を込めれば筋肉の隆起で体が膨らんで見える程だ。

  筋肉ダルマなんてほどじゃないが、それでも、男らしい体になっている。そんな風に思っていた俺は、ボクサーパンツのゴムの上に乗っかる肉を、くいと摘み上げた。

  ふに、と柔らかい感触。それは、毛皮の中に筋肉ではない肉が詰まっている事を如実に表していて。

  「……太った?」

  つまりは、脂肪だと、そこで気付いたのだ。

  ◇◇◇

  「て、ことがあってさ?」

  「太ったんかよ、狼坂~」

  と、俺は真正面に座る虎獣人の高校生に、その事を打ち明けていた。

  俺よりも少し大柄な虎獣人――虎石は、けらけら笑いながらチャーハンをかっこんでいる。虎石と俺は同じ野球部の同級生だ。クラスも一緒でよくこうして部活後に飯を食いに来ていたりする。

  俺と負けず劣らず筋肉質な体は、幾らか俺よりもがっしりとしている。それは彼がキャッチャー志望だからだろうか。どちらかといえばガッチリとした印象の虎石は、そんな俺の悩みにひとしきり笑うのを睨みながら、俺は醤油ベースのラーメンを啜って、餃子の箸を伸ばした。

  キリッとした鋭い塩気がありながら芳醇な醤油のまろやかさがそれを緩和させて、そのスープに絡んだ麺を噛めばラーメン特有のかんすいの風味と小気味の良い小麦の味が混ざりあう。特段、尖った所がある味ではない。だが、何処か懐かしく、それでいて新鮮な心地の味わえるラーメンを飲み込んだ後、パリッと香ばしく底面が焼き上げられた餃子を口に頬張った。

  途端溢れるニラとキャベツ、にんにくと生姜の香味。そして、肉汁が溢れ出せば判然とつかない旨味の嵐が口の中に弾ける。

  それでいて、後味は酢醤油のキレでさっぱりと喉奥に消えていき、次の一手が止まらない。

  そんな俺に負けじと餃子に手を伸ばす虎石は、笑ったと、はあ、と少し気落ちしたようなため息を吐いた。

  「まあ、俺も太って来たんだけどなあ……走り込みとか増やさねえとやばくね?」

  「んだよ、お前もか。散々笑いやがって」

  チャーハンに載せた唐揚げを一口で頬張りながら、虎石は「悪い悪い」と然程気にしていないように謝りながら、ちらりと周りを見た。

  「てかさ……絶対この店が原因だよな」

  下校時刻の今どきは、雄肥高校の生徒の姿もよく見かける。

  この中華飯店は、数日前に高校の近くに出来たばかりの店だ。全国チェーンらしいのだが、あまり有名ではなく、しかしそのコスパはトンデモなく俺たち学生にとっては楽園と呼べる程だった。

  値段もそうだが、何よりボリュームが凄い。普通なら1000円は下らないだろうという量を学生割引やらを駆使すれば200円ほどで食えてしまう。しかも、味までいいと来たものだ。

  「聞いたかよ、あの中華飯屋。めちゃくちゃ美味いらしいんだけど、店員全員デブなんだってよ。逆に信頼性高くて笑うんだけど、行かね?」

  初めは話題になっていたから、そんな風に俺を誘ってきた虎石と足を向けてみたこの店に、見事ドハマリすることになったのだ。

  美味い。量も食い切らせるつもりがあるのかという量だが、味は重くなく、不思議とバクバクと食えてしまう。そんな魔性の魅力に俺は、もはやほぼ毎日の勢いで部活後の空きっ腹をこの店で満たしていた。

  「だよな……俺も、原因あるとすれば、ここだと思った」

  「でも、うめえんだよなあ……いや、俺等本当にここの店員みたくデブっちまうぜ」

  「……ちょっと、ここ来るの抑えようぜ」

  「おお」

  流石にこのままデブリ続けるのはダメだ。そう危機感を感じた俺たちは、その日の食事を最後にこの店に通う事をやめることを誓ったのだった。

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  狼坂 孝介

  雄肥高校 二年A組 野球部

  身長:186cm 体重:89kg

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  「……また太ったか?」

  俺は脱衣所の鏡で自分の姿を見ながら、明らかに丸く大きくなっている自分のシルエットに冷や汗を掻いていた。腕は丸太のように太くなっていた。首の肉も厚くなって、最近では制服のボタンも苦しい位だ。

  しかもそれに加えて、ボクサーパンツの膨らみが少し大きくなっている気がする。気の所為、などではないだろう。ぱつぱつに張りつめているし、明らかに股間を締め付けられる感触が強くなっているのだから。

  あれからあの中華飯店に通うことはなくなっていた――訳ではない。その次の日は行かなかった。だが、そのまた次の日。俺は虎石が部活後あの店に入っていくのを目撃してしまったのだ。

  まさかの二日での裏切り……いや、もしかすると昨日も部活後に行っていたのかもしれない。俺は、店内に入ったばかりの虎石の肩を後ろから捕まえて、そして、バツの悪そうな顔をする虎石と笑い合った。

  今日はチートデーだ、と決めていつもよりも品数を頼んだ。

  そして、次の日も、その次の日も。

  結局の所、俺はあの中華飯店に通うことを止められなかったということだ。

  ◇◇◇

  雄肥高校は私立の男子校だ。珍しい事に教師の一人に至るまで全員が男性という稀有な事になっているが、これはこの数年が偶然そうなっただけで、本来は女性教師などもいたらしい。

  まあ、そんな事は俺にとってはどうでもいい。共学じゃないなら、それはそれで気楽なわけだし、そうなると女性教師に対しても正直気恥ずかしさとかそういうものが浮かんでくる。

  「狼坂ー、ここちょっと解いてみろ」

  「ういー、ぅおッと!」

  黒板をチョークでカツカツと叩いてから、ゴリラ獣人の御里が俺の名前を呼んだ。

  数式の解を導け、というのだろう。めんどくせえなあ、と思いながら別段難しい訳じゃないと席を立ったその時。ガコン、と立ち上がった拍子にデカくなった腹が机を下から掬い上げるように勢いよく揺れた。

  「ハッハッハッ! デブっ腹にひっかかったか!?」

  「うるせえッ、てか、梟森! お前昨日同じことしてただろうが」

  倒れそうになったそれを手で抑えると、湧いた笑いに牙を剥く。

  バカバカしいと思いながらも、もう行った場所に女の子がいないだけでどれだけ気が楽か。クラスメートのバカ共にバカを晒した所で何も痛くはない。

  「よし、正解だ。にしても、確かになんか太ってきたか?」

  「御里センもじゃないっすか……、ッ?」

  「……ん、どうした?」

  と黒板に解を出した俺が席に戻る時、御里は俺の腹をポンポンと叩く。そんな御里に俺もフザケてその腹を叩けば、柔らかい感触が揺れる感触に、なにか背筋を羽で擦られるようなゾワゾワとした感覚に襲われていた。

  びくりと席に戻る足を止めた俺に、御里が不思議そうに首を傾げる。「いや、なんでもないっす」と言いながら俺はそのまま席へと戻しながら、ふとクラスメートを見渡した。

  (……このクラス、こんなぽっちゃりしてる奴多かったっけ?)

  そんな疑問を浮かべながら、俺は椅子にドカリと座り直したのだった。

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  狼坂 孝介

  雄肥高校 二年A組 野球部

  身長:187cm 体重:106kg

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  「ん……また、太っちまってる……」

  俺は、完全にムンズと掴めるようになった腹に呟いた。パンツも新しいサイズに変えてはいるが、既にそれも窮屈になってきている。

  始めは平常時できゅうり程度の大きさだったものが、今ではナスのようなものがぶら下がっている。これも太ってきた影響なのだろうか。

  「んっ……ぁ……ふ」

  風呂に入りながら、俺は熱り立つペニスを扱き上げていた。朝に二回も抜いたっていうのに、夜にはまだこうして堪えきれない性欲が頭を覗かせる。風呂場で一回抜いて、それからまた、寝る前に抜いておかないと落ち着いて寝ることも出来ないのだ。

  痩せようという努力はしている。

  運動強度は上げている。

  部活の後の自主練でも、消費カロリーは以前の1.5倍程にまで上げているというのに、俺の体はどんどんと脂肪を受け入れていきつつあった。

  中華飯店通いはまだ、続いている。

  ◇◇◇

  「よーっす、狼坂」

  「はよー、虎石」

  朝、昇降口で俺は虎石と偶然一緒になった。

  上履きに履き替える虎石が、俺の横で屈んで靴を掴む。そんな何気ない動作に、虎石の汗の香りがむわっと一緒に動く。その瞬間、俺は全身の毛穴が開いて毛が逆立つような感覚を覚えていた。

  嫌悪感などではない。むしろ真逆だ。

  もっと嗅いでいたい、と思うと同時に、俺の股間がムクムクと膨らみ始めていたのだ。

  太っていくと同時に大きくなり始めているペニス。それが、同性である虎石の汗なんかに反応している。

  「……ッ、さ、先行くぞ」

  俺は、カバンで股間を隠すようにしながらそそくさと制服を脱いでいく。身に付けるのは上履きと靴下、あとはパンツくらいなものだ。

  だぷだぷと揺れる腹を曝け出して俺はパンパンに膨らんだパンツをカバンで隠しながら教室へと向かう。

  「よお、どうした狼坂。そんなに急いで。まだ予鈴には早いぞ?」

  とそんな俺に声を掛けてきたのは、体育教師の熊獣人――熊井だった。

  「げ、熊ちゃん」

  「げ、じゃない。廊下は走るなっていったろ」

  ずい、と顔を近づけてくる熊井は、黒いブリーフ一枚で全身からむせ返る程の汗臭さを放っていた。筋肉ががっしり付いた上に中年太りの脂肪を纏っている熊井は、ここ最近生徒たちと同様に一気に肥満化が進んでいた。前は筋肉すら浮かんでいたはずの腹も胸も、今では脂肪でその筋が見えもしない。

  だが、確かに筋肉はあるのだろう。バランスボールを思わせる腹と胸の肉の中で確かに蠢く肉の塊が分かる。そんな近くまで顔を寄せられれば、その強烈な臭いでボクサーパンツの中の屹立の先から、先走りが更に溢れてくる。

  「……ッ、な、なんでもないって……!」

  いや、じわりと今染み出したのは、先走りなんかじゃなく上澄みの精液じゃないか。そんな事を思いながら、俺は早歩きで自分の教室へと向かっていくのだった。

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  狼坂 孝介

  雄肥高校 二年A組 野球部

  身長:189cm 体重:138kg

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  「……はは。また太ったなあ」

  俺は、ぶるんぶるんと揺れる腹を手の平で揺らしながら鏡を見て笑っていた。腕を上げて脇の匂いを嗅ぐ。酸っぱいような、それでいて苦味のある円やかな臭いが鼻を突く。

  クラスメートや教師の体臭には叶わないが、それでも、幾らか興奮する臭いだ。

  俺は、あれから中華飯店に通いまくっている。

  部活帰りに寄って、家に帰って夕食を済ませた後に、テイクアウトした中華を食う。そんな生活をしていればどんどんと体が膨らんでいく。

  もはや、あの馬鹿にしていた中華飯店の店員よりもデブになっているが、むしろ得意げに店員達に俺の体を見せつけてすらいた。

  「太ってんの気にするとか、バカバカしいよなあ」

  俺はかつての自分が信じられなかった。太った俺の姿を見れば、そんな考えなんて吹き飛ぶに決まっている。

  「ああ、でも」

  と、俺は一つ新しく出来た悩みにため息をついた。ゆっくりと俺は、腹肉を押し上げるペニスを撫でる。昔はラクラク届いていた手が、少し体を傾けないとそれを握れない。

  「ぁあ……しこりてえ」

  ギンギンになったそれを思いっきり扱きたい。だというのに、このどんぶりと肥った腹が邪魔で存分にオナニーが出来ない。一日に五回以上も抜いていた俺にとって、それが何よりの悩みになっているのだった。

  ◇◇◇

  授業中。

  俺は、ギンギンに熱り立ったペニスを見下ろしていた。学校なんだから当然、パンツも身に着けていない。それは、他のクラスメートだって一緒だ。

  いや、教師だろうと、校務員だろうと、靴や手袋、帽子以外を学校で身につけているやつなんて殆どいない。

  俺も、生の尻を椅子にベッタリと着けて座っている。

  「……」

  一段と太った俺のペニスは更にデカくなっている。昔の俺の腕くらいはあるんじゃないかというデカさだが、結局、朝一回しか抜けていない。

  あと、三、四回は抜いておかないと満足出来ないというのに、時間がなくそのまま学校にきてしまったのだ。

  豊満な体を弾ませて、狭い教室にデブがひしめき合う教室は、まるでサウナみたいな状態だ。窓を開けても、熱はなくならない。何故ならその発生源たるデブ獣人が教室にいるのだから、当たり前だ。

  しかも、熱い空間にいることで、だらだらと汗をかいてはその臭いが充満していく。

  雄の汗の臭いだ。

  そんなものを嗅いだ雄に発情するなという方が無理筋だろう。

  「……ぁ、ッ……ん」

  教室のそこら中から、淫猥な欲情に苛まれる嬌声が聞こえる。満足にペニスを扱くことも出来ない全身バルーンのようなデブ達が、互いの淫靡な香りに性欲を高めあっている。

  俺も、その例には漏れなかった。

  「どうした、狼坂。そんなにガマン汁零して、授業中だぞ」

  「ん……っ、す、ンません……御里セン……ッ」

  教科書を手に、御里が俺に注意を飛ばしてくる。居眠りをしていた生徒を叱るように、俺の頭をとんとんと叩いた御里はでっぷりと膨らんだ下っ腹を押し上げて聳える教鞭を俺の眼前に突き付けていた。

  「ちゃんと抜いてんのか? 授業に集中出来てないんじゃ――」

  御里が何かを言っている。

  だが、俺はその言葉をうまく理解できなかった。俺の頭にあるのは、教室中に――いや、もはや学校中に蔓延する強烈な汗のニオイと、目の前に突き付けられた剛直から香る濃厚な雄臭さ。

  それだけだった。

  臭い、臭イ。クサい、イイ。良い。良いニオイ。クサイ臭い。頭の中でぐるぐると男達の臭いが渦を巻いていく。もう、何もわからなくなっていくような感覚の中、一つだけ、確かな感覚があった。

  腰の奥からせり上がってくる、熱い何か。

  「ぁ……ッ、ぁアッ……!」

  俺は、それを訳も分からず、ぶち撒けていた。ドビュ、ッ、ブビュルル!! と盛大に俺のチンポの先から溢れ出たのは、濃厚すぎてゼリー状になっていたドロドロのザーメンだ。

  「あ……ッ、俺……っ、あ、ぅ……」

  一気に、栗の花の香が教室にばら撒かれる。ベチャ、ベチャチャ、っと音が響く。

  まるで噴水のように吹き上がったその精液は、俺の頭上を舞い上がったかと思えば、そのまま自由落下の軌道で御里の広げていた教科書の上にゼリー状の精液が着弾していたのだ。

  俺は、怒られるのかと一瞬冷や汗をかくが、しかし、御里は俺を叱るような事はしなかった。

  「はあ、こんなに溜め込んでたのか……ドロドロで臭えくせにいっちょ前に種の味しやがって」

  御里はその精液を指で掬って、その指に吸い付いていたのだ。

  そして、教科書に落ちた俺のザーメンを直に下を着けて全部舐め取ると、舌なめずりをしながら教壇へと戻っていった。

  俺は周りの雄達が、射精した俺を羨ましそうな目で見つめてくる視線を感じながらも、御里が何かを言おうとしているのに気が付いた。

  「あー……、担任から後から聞くだろうけど、先に伝えておくか……最近、お前らの校内での態度が問題視されてるのは知ってるか?」

  そうして御里が話し始めたのは、生徒の校内での風紀の乱れだ。

  自分で性欲を発散させられていないせいで、学校の至る所で意図しない射精をしてしまう。そのせいで、至る所に精液だまりが出来てしまい、それが更に他の雄達を催淫していく。

  そんな負のスパイラルが起こっている。

  「だから、熊井先生が性処理指導をしてくれることになった。クラスごとに順不同で実習することになるから覚えておけ」

  と、御里は自分の肉竿の先からダクダクと先走りを零しながら、そんな事をいうのだった。

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  狼坂 孝介

  雄肥高校 二年A組 野球部

  身長:186cm 体重:158kg

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  「へへ、また太ってんぜ……」

  俺は、まるで溶けたマシュマロのように重力に従って丸く膨れ上がりながら湾曲する腹を撫でる。それだけで、俺のペニスはヘソにまでその先端を届かせる。

  いつもなら、頑張ってそれを扱こうとするのだろうが、今日はしない。

  何故なら、明日は熊井の性処理指導があるからだ。

  「一日禁欲をしてくる事……ぁあ、くそ……扱きてえってのに……っ」

  腹を撫でるだけで、びくびくと先走りを溢れさせるような状態だ。正直、昇降口の臭いを嗅いだ瞬間、脱ぐ前のズボンの中にザーメンを吐き出してしまうんじゃないかとビクビクしている。

  だが、待ちに待った授業でもある。

  同じ野球部の後輩が既に俺たちのクラスより先に、指導を受けていた。その日は、学校中に喘ぎ声が響き渡っていたのだ。その内容までは教えてくれなかったが、あの蕩けた笑みを見れば、どれだけ良い実習だったのかと期待が高まっていってしまう。

  「……くう、寝れるかな……わかんねえけど、シコらず夜食だけ食って寝るしかねえよな……」

  と、俺はパンツを無理矢理に穿く。屹立したままの肉棒がボクサーパンツの裾から溢れ出ているが、そんな事を気にする余裕もなく俺は、部屋に戻って机に置いている中華飯店の持ち帰り用紙パックを開けた。

  その瞬間、溢れる揚餃子とシュウマイ、チャーハンの香り。途端、グウウ、と鳴る腹の虫を静まらせるために、俺はスプーンを手に取るのだった。

  ◇◇◇

  「皆、ディルドは回ったな」

  机を教室後方に寄せて、椅子だけを席に配置した教室。熊井は教壇の上に立っていた。

  熊井は、以前にも増して脂肪を纏っていて、言葉を喋る度に顎の下の肉がぷるぷると震えていた。動く度にノシノシと擬音が感じられる程の巨漢っぷりだ。その胸は巨大な饅頭のように膨らんでいて、その下の腹はもはや、何も履かずとも股間を覆い隠すほどだ。

  だが、それでも、下着が必要なのだと主張するように、先端まで皮を被った包茎の巨根が、そんな腹の下から顔を覗かせている。

  「こ、これ……どうすんだよ」

  俺は手渡されたディルド――チンコの形をした置物に思わずクマイに問いかけた。

  「言っただろ。性処理の仕方を教えてやるんだ。チンポ擦るだけがオナニーじゃねえんだ」

  「……でも、これって……」

  「良いから見てろ。俺がまず実践するからな」

  と熊井は、そのブクブクと太った体からは想像もつかないほど身軽に教壇机の上に上る。椅子に座っている俺たちを見下ろした熊井は、手に持っていたディルドを教壇机の天板に固定したかと思えば、くるりと後ろを向く。

  そして、両手を黒板につくと、そのまま前屈みになっていく。

  「……ぅ、わ」

  誰かが声を漏らした。

  それもそうだろう。俺たちに背を向けて腰を上げるようにしてしゃがみ込めば、必然的に、熊井の尻が俺たちに向けられる。熊井の分厚い尻肉の中心でくっぱりと開いた窄みがクパクパと淫らに開閉を繰り返していた。

  まさか、と思うまもなく、熊井はそのディルドに腰を下ろしていった。ぐぷ、ぐぷと男のチンコの形をしたディルドを飲み込んでいく熊井の尻穴。

  「んぉ……ぁあ……ッ」

  いや、貫かれて快楽の声を上げるそれはもう尻穴なんかじゃない、熊井の尻はもう完全に雄マンコと呼ぶべきものだった。そのディルドが最後まで入ったと思えば、熊井はそのまま反転して、俺たちの方へと向き直った。

  見上げる体勢になっている俺たちには、開いた足の間からじゅぷ、ぬちゅ、と音を立てるディルドとの結合部も、ひくひくと脈を打ちながら透明な先走りで釣り糸を垂らす包茎も、全てが丸見えだった。

  「いい、か……ッ、ちんぽ、だけが……ぁ、自慰、じゃねえ……ッ、んだ……っ、乳首だって、……あ、ふぅ……ッ!」

  熊井は、自分の乳首を摘み上げて、気持ちよさそうに体を弓なりに仰け反らせて、雄々しい嬌声を上げる。そんな姿を見せられれば、昨日禁欲をさせられた男子高校生が大人しく指示を待っていられるはずもなく。

  「ッ、ぁお……っ……!?」

  「んぁ、なんだ……ッ、こ、……れ、ケツ……ぅ……ッ」

  次々と床にディルドを設置して、尻穴にそれを突っ込み始めたのだ。

  「おお、やれやれ! そのディルドは持って帰っていいが、ッん……ぁ、自分に、あったものが……あれば……ッ

  それを使え……よぉ……ッ」

  生徒たちが其々にアナルを啓き始めたのを見て、熊井は乳首を弄りながら、自ら腰を上下させピストンを開始する。ぐちゅんっ、ぬちゅんッ、と激しい粘膜音が響く。

  ディルドストレッチの勢いで熊井の汗が散って、更に濃い濃密な雄臭が伝染していく。それだけじゃない、揺れる腹に乗じて、熊井の包茎からも先走りの糸がぴゅうぴゅうと教室にばら撒かれていく。

  「ケツの中、ごりごり……っ、ぁ、やべえ……」

  「乳首も、ア、ナル、も……ッ俺……知らない……ッ」

  「ボクの、お尻……まんこ、になっちゃう……ぅう!」

  「ぁあ……ッ、おれ、も……イク……ッ」

  「おれも……もう……っ」

  デブしかいない教室。誰もが、雄の汗と臭いに欲情する変態巨漢デブケモとなったクラスは、瞬く間に喘ぎ声で埋め尽くされていった。

  そして、限界はわずか数分で訪れていた。

  「良いか、今日はここでぶちまかしていいが。明日からはトイレを使うんだ……ッ! 分かったな!」

  「は、はい……ッ、はい……!」

  「良い返事だ、イッていいぞ」

  クラスメートの揃った返事に、熊井は満足そうに頷き、そして、許可を出した。

  溢れ出る白濁。

  数十人の濃厚なザーメンが一気に溢れ出したその勢いで、汗のニオイと栗の花の激臭が教室から廊下へと溢れ出す。

  

  その影響で他のクラスに影響が出て次からは体育館で性処理実習を行うようになったということが後日全校集会で話される事になったのだった。

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  狼坂 孝介

  雄肥高校 二年A組 野球部

  身長:186cm 体重:201kg

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  学校のトイレ。

  そこは、小と大を済ませるだけの場所ではなくなった。大小では表せない巨漢達がその欲を満たし合う、学校の施設。

  「……ッ、んむ……ぁ……ん……ッ」

  「んちゅ、く……んぁ……」

  俺は虎石と向かい合って爆発する寸前の風船のような腹同士を押し付けあいながら、互いにディープキスを交わしていた。その腹の中に挟まれれば、途端に汗にまみれて熱中症でも起こしてしまうだろう。

  いや、それだけでは済むはずもない。

  何故なら、二人の腹の間には、巨大な肉杭が二本そびえ立っているのだから。

  他でもない、それは俺たちのペニスだ。

  ゴリゴリ、と互いの肉棒を刺激し合いながら、柔らかな腹肉で押し潰し合う。角煮まんじゅうを想起させるほどに肉肉しい睦み合いに俺は夢中になって虎石の舌に吸い付いた。

  自分でペニスを握らなくなってどれくらい立つだろう。どうでもいい。今は、この快感だけあればそれでいい。

  「ふん……っ、ふっ、ぁ……ッああ……ッ」

  少し前までは、虎石とキスをするなんて気持ちが悪いとしか思えなかっただろうが、今は、虎石の臭いを嗅ぎながらペニスをこすり合わせる事が何よりも好きになっていた。

  いや、あの中華飯店での食事をする事に次にだろうか。

  そんな事を考えていると、虎石がビクビクと体を震えさせたと思えば、ドビュ、ゴビュルッ!! と二人の腹と胸の密着した肌を押し分けて、勢いよく白濁を溢れさせていた。

  日に日に増えていく射精量で俺と虎石の腹をビチャビチャにするだけでは飽き足らず、ザーメンは床にまでびちゃびちゃと水たまりを作っていった。

  「……ッ、へへ、俺の勝ちだな」

  「くそ、ッ、もっと行ける、って……思ったのにな」

  「はは、腹相撲で俺に勝てるかって」

  肩で息をする虎石に腹を叩いて、俺の力強さを示す。べたりと手の平についた白濁液を舐め取りながら、俺は虎石に背中を向けて尻を突き出した。

  「なあ、もっかい……いいだろ?」

  勝者の特権だ。腹相撲に勝った勝者はディルドを手に入れる。

  最初に熊井にもらったディルドはすぐに小さくて使い物にならなくなった。そして、最初は通販などで手に入れていたそのディルドよりも、生のディルドに目を付けた生徒から一気に広まったのが、この腹相撲だ。

  「……っ、ん……キタキタ……ァッ」

  雄肥高校のトレンドは、今や腹相撲と人気の生ディルドの話題に占められている。

  そんな中で俺は、相性のいいディルドの硬さを堪能するのだった。

  ◇◇◇

  「店長ー、そこの高校、完了だそうですよ」

  「はーい」

  とまるまるつやつやした黒豚獣人が可愛らしい声で、従業員に返事をした。

  「てことは、次の開店場所決まったの?」

  「はい、太真良中学校ってトコらしいですよ。中学生向けのメニュー考えなくっちゃですね」

  そうだねえ、とほんわかした声で言いながら、黒豚獣人はこの店の従業員の教育もちょうど終えた所だし、いいタイミングかな。と熱い厨房を出て、丘の上に聳える高校を眺めた。

  風に漂ってくる、かすかな雄の香り。それを嗅ぎながら、黒豚獣人は次の開店先に想いを馳せていた。

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