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水着ショタ二人に写真のモデルをお願いして、最終的に乱交する話

  元気よく畦道を駆ける音が聞こえる。

  そんな音に顔を上げた散歩途中の老人が、こちらへと猛然と駆けてくる見知った少年二人姿に相好を崩した。

  シャツに随分と見ないような短かい半ズボンの姿。かと思えば、近づけばそれがズボンではなく、水着だという事に気づいた。

  「おや、啓真くんと翔平くん。今から山に行くのかい?」

  「うん、お邪魔します!」

  「します!」

  そんな問い掛けに短く返事をして、短髪の黒髪を揺らす二人の少年はまるで一陣の風のように老人の傍を走り去っていった。

  そんな二人を見送り、老人は眩しいものを見るようにその背中を見送った。

  「また競争でもしているのかな」

  夏の暑い日差しの中で健康的に焼けた二人の少年の肌を見送って、老人はポケットの中に入れていたスマホを取り出し、なにか楽しみが増えたというように穏やかな笑みを浮かべるのだった。

  ◇◇◇

  「はあ、はあ……、オレの勝ちー!」

  と、山道を上った先、流れが穏やかな渓流の岩場に仁王立ちをするのは、石添 啓真という少年だ。黒い短髪に汗を滴らせる啓真は、岩場の手前で膝に手を突いて息を整える少年に勝ち誇った表情を向けた。

  「くっそーっ! 計算なら俺のほうが早いのに……っ」

  そして、敗北を喫した少年は、啓真よりは長い髪が目にかかるのをかき上げて悔しさを隠すことなく負け惜しみを口に出した。

  啓真の友達――守谷 翔平は、「暑いー」と言いながら汗だくのシャツをばさばさとはためかせながら、傍に流れる渓流を見つめた。

  川の上を滑る風は涼やかだ。こぽこぽと流れる水のせせらぎに、早く入って汗を流したいという欲求が昂ぶっていく。

  臍の辺りまでの高さの水深だ。潜るには物足りないかも知れないが、じゃれ合いながら泳ぐには最適な深さ。流れも緩やかなそこは、二人にとって最高の穴場だった。

  何故かあのこども神輿の少し後くらいから啓真に優しく声をかけてくれるようになったおじいさん。プールに行きたいと話している時に、持っている山に良い渓流があると教えてくれたこの場所は、二人にとっては秘密基地のようなワクワクを含んだ場所になっている。

  「へへ、今は競争の勝負だぜ」

  「分かってるよ、あー今日は勝てると思ったのに」

  和気あいあいと会話をしながら二人は鞄を岩場に置いて、シャツを勢いよく脱ぎ去っていた。

  一月ほど前、啓真がこども神輿を担いだ時には上半身はまだシャツの形に白い肌が残っていたが、今はふたりとも上半身全部が小麦色に焼けている。

  細い腕から鎖骨の浮いた首周り。少し筋肉がついてふっくらとしている胸には、まだ快感を知らない発芽前の種のような乳首がツンと立っていた。少年らしい逞しくはないが筋肉が浮いたお腹は、臍の中までキレイに日焼けをしている。

  そこから下に、少しだけ白い肌が薄っすらと見える。それは水着との境目だ。

  ボックス型の紺色の水着。男女共通の学校指定の水着は本当ならセパレート式なのだが、上半身のラッシュガードは防水鞄の中に突っ込んだままだ。優等生では無いのだろうが、嫌われてはいないやんちゃ少年、そんな一面が見えるだろう。

  翔平は、あまりやんちゃという印象は受けないが、小学生男子らしくカッコつけたいのかラッシュガードを身に着けようとはしなかった。

  そして少し汗を吸って湿ったそのまだ水に濡れていない水着は啓真達の腰にピッタリとフィットしながらも、その中心部分は、緩やかに曲線を作っていた。薄手ながらも丈夫に作られている水着には、啓真が右よりに、対しての翔平は上向きに、その可愛らしい男の子の象徴をしまっているのだろう事が分かる程度の膨らみが浮かんでいる。

  そこからすらりと伸びた足は、柔らかな太ももから足先までが日焼けしていながらもきめ細やかさを保っていて、まるでチョコ大福の表面のような美味な予感さえ感じさせる。

  そんな情欲を煽るような姿を無邪気に晒す二人。

  「あちー」

  「早く入ろうぜ!」

  水着一枚を除けば裸の少年たちが、他の誰の目も無い自然の中で、その小麦色に焼けた肌を清水に輝かせながら、その互いの熱を押し当てるようにじゃれ合いながら泳いでいるのだ。

  見るものが見れば何たる蠱惑的な光景だと垂涎するような渓流の一幕。

  いや……実際に、それを見ながら溢れそうになる唾液を抑え込む人影がそこにいた。

  山道を啓真達のはしゃぐ声に導かれるように上ってきたその男性は、岩場から泳ぐ二人に声をかけた。

  「やあ、気持ちよさそうだね!」

  そんな声に、啓真と翔平は水底に足を着けてその声の主に振り返った。

  「……オジサン、誰?」

  と訝しげに言う翔平が軽くその男性を睨む。だが、傍らの啓真はその男性に覚えがあったのか「あ、祭りの時のオジサン!」と声を上げていた。

  「誰? 知り合い?」

  「うん。子ども神輿の時、写真のモデルになったんだ」

  「モデルぅ? 啓真が? なんでだよ、俺のほうがかっこいいだろ」

  負けず嫌いな性格の翔平が口をとがらせるが、それを気にせず啓真は男性に手を振っていた。

  「オジサン、ここシユーチだよ?」

  「うん。オジサン、あのおじいさんと友達だからね」

  「へえ。じゃあオジサンも泳ぎに来たの?」

  納得する啓真の問いに、男は首から下げたカメラを手に持ってレンズを覗き込みながら「ううん」と否定する。

  「いや、オジサンは自然の風景撮りに来たんだけど……丁度良かった。啓真くん達が泳いでる姿、撮っていいかな?」

  「ん、オレはいいよ! 翔平はどうする?」

  「……別に俺も嫌じゃあないけど」

  啓真があっさりと了承し、翔平も不機嫌そうではあるが承諾した。

  「ありがとう! じゃあさっそく……」

  そんな二人の様子に礼を言い、男性は啓真と翔平の二人がじゃれ合うように水を掛け合い始めた姿を撮影し始める。水が玉のようになって弾かれる瑞々しい肌。

  澄んだ水を泳ぎ遊ぶ二人を写真に収めていく男。二人の秘密の場所だった水場に他の大人がいる。という事に慣れ始めてきた頃、啓真は少し気になって男が座っている岩場へと上っていった。翔平もその背を追うように岩場へと上がってきた。

  「オジサン、かっこよく撮れてる?」

  「うん、かっこいいよ。啓真くんも、翔平くんだったよね? 君もかっこよく撮れてるよ、ほら」

  「ふーん、どんな感じ?」

  煽てられて無邪気にはしゃぐ啓真。蛙のポーズのように足を畳んで座る啓真達に、男がカメラの液晶部分を二人に向けてくれる。

  その目のピントがカメラの液晶ではなく、その向こうにある生少年の柔らかそうな股間の膨らみに合わせられている事には気づかないまま、二人はその液晶に映る自分たちを眺めていた。

  「写真で見ると翔平よりオレの方が焼けてるよな!」

  「はあ? それは啓真が日陰だからだろ。俺のほうが焼けてるし」

  わいきゃいと写真を見ながら言い合いをする少年たち。どうやら、彼らにとって日焼けは「している方がかっこいい」ものらしい。昨今の風潮に合わぬ価値観でもあるが、むしろその親や教師の意見に反発したがりな少年らしさも見え、なんと可愛らしい価値観だろうか。

  「お祭りのときと比べるとホントに焼けたねー、啓真くん。それに翔平くんも同じくらい焼けてて……そうだ、どっちが焼けてるか、元の肌の色と比べてみれば分かるかも」

  男は、二人の言い合いに助言をする。その言葉に啓真は「なるほど、オジサン頭いい!」と立ち上がると、水着を下げて鼠径部を露にする。たわんだ水着がその無毛の根本だけをチラ見させる格好で、啓真は男に「どう?」と問い掛ける。だが、男はそれを新たに写真を撮りながらも首を傾げてみせた。

  「んー、啓真くんだけだと分かりにくいな。そうだ、どうせなら前みたいに写真に取ってあげるから、見比べてみない?」

  「前みたいにって……裸?」

  「うん。翔平くんがいるから恥ずかしい、わけないよね?」

  「ん? 一緒に風呂入ったりするし全然平気ー。よいしょと」

  「お、おい、啓真!?」

  躊躇いなく男の前で水着を脱いだ啓真に、翔平が驚きの声を上げる。

  それはそうだろう。水着のあるなしでは全く違う。今、啓真はよく知らない大人の前で生まれたままの姿になっている。

  小ぶりながらぷりぷりとしたお尻も、ちょこんと腰の真ん中で冷たい水に触れて芋虫みたいに縮こまっているちんちんも、全てさらけ出しているのだから。

  「ん、どうしたんだよ、翔平。脱がねえの?」

  「いや……」

  「ははーん、さーてーはー。オレに日焼けで負けるの怖いだろ?」

  「は……はあっ?」

  ニヤリと不戦敗を匂わせる啓真に、反射的に反発する翔平。そんな彼を気遣うように男が啓真に「まあまあ、そういうのはあんまり言っちゃ可愛そうだから」と宥める。

  翔平の味方のように見せかけて、不戦敗を肯定する男の言葉に、恥ずかしさと負けたくない欲でぐらついていた翔平の心の中の天秤が、ガタンと傾いていた。

  「うぅー……ッ、んな訳ねえから! 絶対俺の方が焼けてるし!?」

  「おおー、翔平くんも良い脱ぎっぷり!」

  言い放ち、翔平は躊躇いを引き剥がすように勢いよく水着を足首にまで下げて、脱ぎ去っていた。これでいいだろ? と言わんばかりに腕を組んで仁王立ちになった翔平は、照れが浮き出た頬をそのままに啓真と肩を組んで男へと堂々とその全身を見せつけていた。

  二人の体格はよく似ている。程よくついた筋肉とすらりと伸びた手足。元の肌色は翔平の方が少し赤みがあるのか、それとも押し殺した恥ずかしさが浮き出ているのか。

  そして、面白いことに男の子の象徴である所もまた、二人とも同じような大きさと形をしていた。夏に熱された空気で縮んでいた二人のペニスも平常時の姿に戻っている。とはいえ、それでもとても大きいとは言えない。

  子ども神輿の時に収められた写真と変わらず、先端まですっぽりと皮の被ったそれは、日焼けしていない肌の色そのものだった。あの時、初めて射精を味わった啓真も色濃くなっていたりもしていない。つるつるで二人の呼吸に合わせて少しだけ揺れるそこは、今すぐ吸い付きたくなるような魅力を醸し出していた。

  肩を組んで腰を少し突き出すような格好で横並びになっている裸の少年の姿。二つの幼い果実を頬張りたいという欲求を抑え込む。その代わり写真に収めながら、「どっちがより焼けているかはこれじゃ分かんないな」と男が言うのに対し、引っ込みがつかない翔平はむっと口を尖らせた。

  「じゃあ、どうやったら俺の勝ちって分かるんだよ!」

  「うーん、もう少し密着してくれたら分かりやすいかな……ほら横並びじゃなくて、正面で肌がくっつく位近くだったら」

  「くっつくって、こうか?」

  「もっと近く……そうそう、いいね!」

  翔平が啓真の腰に手を当てて、ぐいと体を引き寄せる。お腹とお腹が密着するほどに近づけば、その下の突起もくっつくのも当然だろう。

  ふに、と触れる柔らかな感触に翔平は、ぴくりと腰を動かした。

  「ん、……啓真のちんこ、くっついてる……」

  「なんだよ、ちんちんくっつくくらい」

  翔平の呟きに啓真は何でもないように返すが、翔平はその言葉を素直に受け止められなかった。

  見ることはあれど、触ったことはない。こうして触れてみると、なんというか生々しさが違うのだ。快楽を求めてうそれを擦り上げる事も知らない肌は、ぴとりと吸い付くように互いの熱を伝え合っている。

  初めての感覚に落ち着かないといった様子の翔平。だが、目の前の啓真はまるで気にした様子が無い。そうなれば翔平はただ口を噤むしかなかった。

  そんな二人の密着した性器を至近距離で撮影した男は、川の匂いに交じる汗の香りすら感じ取れそうなほど近くで息をしながら、わざとらしく「うーん」と唸ってみせた。

  「これは、やっぱりどっちもイーブンかな……」という言葉に少年二人が落胆したような表情を見せた、その時追い打ちを放つ。「でもちんちんの大きさは翔平くんの方が少しだけ長いかも」

  「だってよー!」

  その言葉に、翔平は一転攻勢のチャンスとばかりに啓真にドヤ顔を見せつけていた。

  「俺の方がちんこでけえってさ、まあ? 俺のほうがオトナってことだよな」

  「いーや、翔平よりオレの方がオトナだし?」

  「なんでだよ、なんか証拠あんのか?」

  「へへ、オレはちんちんもお尻ももうオトナになったんだぜ、『ダツショジョ』したんだから」

  「……『ダツショジョ』って、なんだよ」

  聞き慣れない言葉に翔平は首を傾げる。土地柄なのか、今どきの子にしては性知識が少ないのは啓真と同じらしい。

  啓真は分かっていない翔平へ援護射撃を求めるように男を見つめる。

  「ね、オジサン。オレ『ダツショジョ』したよね!」

  「うん。凄いんだよ、啓真くんは。『脱処女』するところまで写真に撮らせてくれてね。いやあ、かっこよかったよ」

  「……ぅ、なんだよ。勝手にオトナになるとか……っ」

  悔しがる翔平に、男はこの場所に近づいてくる足音を聞き取り、振り返りながら翔平へと優しく甘い囁きを語りかける。啓真に置いていかれないように手伝ってあげる親切心からの提案だとでも言うように。

  「それじゃあ、……翔平くんも『脱処女』してみるかい? 丁度みんなも来たことだし」

  と振り向いた先には、複数人の男達が山道を上がって来る。

  それは、ひと月前に啓真の体を白く染め上げた、あの男たちだった。

  ◇◇◇

  「啓真くん、焼けたねえ」

  「あの後息子と一緒にお風呂に入っても、啓真くんの事思い出してね。また会えて嬉しいよ」

  「二人とも乳首まで日焼けしちゃって、可愛いなあ。翔平くんだっけ? よろしくね」

  「翔平くんも日焼け凄い似合ってるな。こんなカッコいい子が二人友達だなんてな、驚きだ」

  カメラマンと軽く挨拶した後、男たちは啓真と翔平に次々に声を掛けてきた。翔平は人見知りがちに「え、う」と所在なさ気な返事をしていたが、会うのが2回目の啓真は、笑いながら彼らと普通に会話をする。

  「どうかな、啓真くん。この前みたいにモデルやってくれないかな、今度は翔平くんと一緒に」

  「うん、オレは良いよ! ジンジンして、気持ちよかったし……。翔平はどうだ?」

  「え、……いや、何すんだよ?」

  と見知らぬ男たちに囲まれて不安そうな翔平の腕を取った啓真が、無邪気に屈託なく笑う。

  「モデルだって。翔平も『ダツショジョ』しようぜ」

  「だから『ダツショジョ』ってなんだよ」

  「オレも分かんないけど、気持ちいいやつ。先輩のオレが一緒にモデルやるからさ」

  「う、うん」

  そう余裕ありげに言う啓真。

  翔平は、その笑顔にまるで遠くに置いていかれそうな寂しさを感じて、咄嗟に頷いていた。

  「え、ぅわ……なに……っ!?」

  「わッ、あはは、びっくりするじゃん、オジサン」

  それを見た周りの男達が一斉に動いて二人の体を抱えあげていたのだ。

  背中から膝を広げさせるように支える。そうすると、自然とペニスやその周りが強調されるポーズになってしまう。

  翔平は、親にもされたことのないような抱えられ方をして、一気に赤面をする。そして、身をくねらせて男の腕から逃れようとしたその寸前で、別の男の腕で体を抑えられていた。

  「や……ッ」

  「危ない! 暴れちゃダメだよ、怪我しちゃうから」

  「ほら、膝に手を置いたら安定するから怖くないよ。ほら、啓真くんみたいに」

  「え、あ……?」

  羞恥で思わず癇癪を起こしそうになっていた翔平は、啓真の名前で我に返って彼の方を見る。すると啓真は抱えられた腕に体を預けて、恥ずかしい所をカメラに向けても平然な顔をしていた。

  ぱしゃ、ぱしゃとカメラマンが写真を撮る。その傍らでスマホでビデオ撮影している男もいる。そんな彼らに物怖じせず啓真は平然としているのだった。

  「啓真くんはもう慣れた? この前はすごく恥ずかしがってたのに」

  「あ、バラさないでよー、今恥ずかしいのバレないようにしてたの!」

  「あー、そうだったんだ。堂に入ってたから、つい……ごめんごめん」

  と小声で会話をしているのだが、自分だけが恥ずかしがっていると想い更に羞恥が高まっている翔平には届いていなかった。

  そして。

  「こ……こう?」

  「お。翔平くん飲み込み早いね! 頭のいいやんちゃ坊主って凄くモテそうだ」

  「そ、そう……? まあ、そうだよね。啓真になんて負けないしさ」

  「お、いいぞ。その意気だ! ほらカメラに撮ってもらおう」

  恥ずかしくなんてない、と言い聞かせるように翔平は自ら足を広げるようにして、誰にも犯された事のない秘部をさらけ出す。ひくひくと呼吸するように蠢くピンク色の皺が集まった入口も、さきっぽにだけ皮が少し余っている、水ようかんみたいな弾力すら見えるちんちんも全てだ。

  そんな翔平を目の前にして、啓真はこの前とは違う感覚を覚えていた。

  「あれ、啓真くん、ちんちんおっきくなってきてる?」

  「え? うん……へへ、この前の思い出しちゃって……」

  そう。啓真の幼い男性器がその最近身についたばかりの機能を十全に果たそうと膨らみ始めていたのだ。男の腕に抱えられる。その体に感じる温度や、大人の大きな手の感触。そういったものに、一月前快感に念入りに教え込まれた体が反応してしまったのだ。

  「あれから、自分でもオナニーしてみた?」

  「……うん、何回かだけ……ん、ぁ……っ」

  「すべすべのちんちんだな……しかも、こんなにカチカチ」

  横から別の男が啓真の股間へと手を伸ばす。そこには、先ほどまでの啓真の余裕など欠片もない、快楽への期待に震える少年の姿があった。

  「ん、ぁ……おじさんの手……きもち、いい……」

  男の指が数回、その若茎を上下する。それだけで啓真のそれは現時点での最大にまで張り詰めていく。啓真の小さな体に更に数本の腕が伸びていた。びんびんに立ち上がってもまだ皮が全く剥けない肉棒だけじゃなく、その下のちんまりした玉袋やお腹。更に小さな口の中や、日焼けした胸の乳首や、丸いお尻の谷間の間にある穴まで男の指先で弄ばれて、声変わりもしていないハスキーに喘ぐ声が水流の音と混じり合っていく。

  「……ひゃ、う……っ?」

  啓真の声が、表情が快感を帯びていく。

  そんな光景を呆然と見ていた翔平は、気づかぬ間に自分のペニスにも伸ばされていた手にまるで女の子のような声を上げて、自分の口を抑え込んだ。

  くりくりと親指と人指し指で挟むように、柔らかなペニスを揉まれる翔平。そんな彼の無意識な声をからかう事なく、その男は翔平に優しく問い掛けていく。

  「翔平くんは、射精したことある?」

  「しゃ……えっと、せーしとか言うの出すってやつ?」

  「そうそう、知ってるんだ。博識だね、翔平くんは」

  褒められながら、ペニスを弄られる。

  なにか、じわじわと熱い物がちんこの周りに集まっていくような感覚を不思議に想いながら「まだ……出たことない」と答える。

  「じゃあ、こうやってちんちん大きくして触ったことは?」

  「……」

  ふるふると翔平を首を横に振って否定した。

  それは射精という知識を知っていても、オナニーを実践したことはないということだった。ということは、翔平も、あの時の啓真と同じようにまだ未精通なのだ。

  ごくりと翔平の周りにいた男たちが目を合わせ頷き合う。

  「……じゃあ、精通……頑張ってみようか」

  「ん、ゃ……んっ……ッ」

  「どんどん固くなっていく、ほら、勃起してってるよ。翔平くんのちんちん」

  「ん、……ぁ、なにこれ……っ、ちんこ、ぴりぴりして……っ」

  スマホのレンズを向けられてながら、翔平は男の手慣れた指から与えられる未知の快感に、それを気にする余裕もなくなってしまっていた。

  勃起してもその形はあまり変わらない。真上にピンと立ち上がりながらも、可愛らしい未成熟な果実の形そのまま。だが、その蕾の先からは透明な蜜がじんわりと染み出してきているのが、ばっちりと撮影されている。

  「ん、ぁ……っ、オレ……気持ちいいの、来る……出ちゃう……ッ」

  「お……」

  その時、そんな声が啓真の方から聞こえてきた。男がその声に反応して、釣られて翔平も啓真のあられもない姿を見つめることになる。

  「ほら、啓真くんがイくみたいだよ」

  「いく……?」

  男たちに体を愛撫される啓真は、嬉しそうな苦しそうな表情を浮かべながら、自ら足を広げて男の手を受け入れている。「あ……っ、あ……!」と言葉にならない声を上げた、と思えば、そのペニスの先から、ドピュウ! と一筋の白い迸りが溢れ出したのだ。

  「……っ、あれが、せーし……?」

  「そうだよ、気持ちよくなるとあれが出るんだ。翔平くんも、こんなにカチカチなんだからきっと射精できるよ」

  「俺……も、射精……っぁ……ん……ッ」

  そういって男の指で作った輪っかが再度翔平のペニスをいじめ始める。くちゅくちゅと染み出た初絞りのカウパーが厭らしい音を立てる。

  「あ、ッ……なんか、くる……ちんこの中……から、俺……ッ」

  「大丈夫だから。気持ちいいでしょ。ほら、出してごらん?」

  「ん、ぁ……ッ、来る、なんか……出る、せーし、出……る……ぁああッ!!」

  びゅるるッ! 飛び出した初めての精液は抱えている男の頭の高さまで打ち上がり、翔平のお腹へとパタタと斑点を作り出した。

  生まれて初めての絶頂の快感。ぐったりと男の腕の中で脱力する翔平のお腹で、幼いペニスに新たな体験を教えた男の手がそのまだ薄い白濁を、柔らかいお腹に塗り拡げていた。

  「んぁ……、今のが、射精……『ダツショジョ』ってこと?」

  「いや、脱処女は違うよ。そうだな……翔平くんは脱処女までしたいんだ?」

  「ん……、啓真だけだと、悔しいし」

  射精の快感に酔っているのか、翔平は今までになく素直に頷いた。

  自分がねだっているのがどんな言葉なのかも、よく分からないまま淫猥なお願いをする翔平に、男たちは卑しい笑みを優しい仮面に押し込めて、それじゃあ、と一つ条件を出していた。

  ◇◇◇

  条件……それは。

  「二人の仲良しなところを見たいな」

  というものだった。

  「ぅ……」

  翔平は柔らかいマットの上に横向きに寝かされていた。

  ただ寝転んでいるだけではない。眼の前には、先端が僅かに濡れたペニス――啓真の無毛包茎が横たわっている。

  根本にうっすらと生えた殆ど透明な産毛までもが見える距離で翔平は思わずうめき声を上げてしまっていた。おしっこをする所が目の前にあるのだから、それも当然だ。

  だが、ただ見ているだけではいけない。翔平も『ダツショジョ』させてもらう為の条件は、啓真と翔平でお互いのちんちんを舐めて、射精させることだったのだ。

  「仲良しならできるよね」という言葉で啓真が簡単に同意して、逃げ場のなくなった翔平。

  「は、む……」

  「ッ……あッ……!?」

  だが、同じように翔平のペニスを目の前にしていた啓真は、全く違った。前回の体験が色濃く蘇っている啓真にとって、ペニスはおしっこをするところではなく、自分を気持ちよくしてくれるものだという認識に変わっていたのだ。

  「ん、やっぱり……小っちゃい」

  と友達の性器をしゃぶりながら、啓真は頭の中にある大人チンポの味や感触との違いを実感しながら、それでも翔平の幼い茎を下で撫でていく。

  生暖かく柔らかい不思議な感触。男の指からの快感とは程遠いが、それでも敏感な体はその刺激にしっかりと快感を覚えていた。

  「ん、ぁ……ッ、なに……これぇ……」

  初めての事が多すぎて次第に何も分からなくなってしまう。ちんこを舐められる事が気持ちいいなんて。そんな事考えた事も無かったのだ。

  友人の口の中で再び勃起していく自分のペニスを感じながら、その舌の動きに合わせて体がぴくぴくと反応を示す。

  「いいのかなあ、そんなんじゃ啓真くんを追い越せないよ?」

  「んう……や、だ……っ」

  そんな快感に酔いしれる翔平の意識を、周りの男達がそんな言葉で引き戻す。そうだ、俺もしないと、と翔平は目の前のペニスを見つめた。

  啓真のそれは、触っていないというのに既に膨らんで先から、先程放った精液の残りを滴らせている。普段であれば絶対にそんなことはしなかっただろう。だが、今の翔平は未知なる快感の連続で何も考えられなくなっていた。

  「ん……む……」

  翔平のマネをするようにして、屹立を頬張った。ウインナー位の大きさのそれは、口に入ってしまえば別に苦しくもない。舌で先端の皮や側面を撫でるように動かしていけば、啓真の腰が翔平と同じようにぴくぴくと動くのを感じた。

  今、啓真を気持ちよくしてるんだ。

  そんな実感とともに、翔平の中にあった忌避感がどんどんとなくなっていく。次第に夢中に互いの性器をしゃぶるようになっていく二人の姿も、当然連続で写真に収められているが、そんな事をもう二人は欠片も気にしてなんていなかった。

  「ふ、……ん……んっ」

  「ッ……ぁ、……あッ」

  息を飲む男達がじっと見守る中、二人の純真な少年が淫猥な光景を生み出している。

  清らかなせせらぎ、豊かな自然。美しい景観の中で、夏に汗ばむ幼い体で肉欲に彩られた一瞬を無邪気に楽しんでいる。

  どうすれば気持ちいいか、それを考えながら互いの性器に舌を這わせる時間は、長い時間のようで、僅かな時間のようで。それでもその終わりはすぐに訪れた。

  「……っ、ん……ッ、出ちゃ……」

  「ぁ、……も、俺も……っ」

  同時に声を上げた啓真と翔平。互いの声に口を離すも、それは一瞬遅く。びゅびゅッ! と飛び出したニ回目の迸りは、互いの舌の上で元気よく跳ねていた。二回目だというのに勢いは衰えず、そのまま喉の奥まで飛んできた精液。粘っこい液体を必死に嚥下する翔平と啓真。

  ようやく全てを呑み込んだ啓真と翔平は、互いに肩を上下させながら、寝転んだまま互いのちんちんに向かって話しかける。

  「うわ、はは。せーし、飲んじゃった……」

  「オレも……でも、モデルはこれからだからな?」

  「ん、……ああ、これで『ダツショジョ』が……」

  できる。と言おうとした翔平は視線を上げて、その光景に思わず閉口した。

  周りにいた男たちは、みんなズボンのチャックからペニスを取り出して、二人の痴態を見ながらその赤黒い大きなモノを手で扱いているのだ。

  川の音に負けないほどのくちゅくちゅ、という水音。それは、剛直にまとわりつく潤滑剤が泡立つ音に違いなかった。

  「……ッ」

  初めて見る大人の勃起。しかもそれが何人もいて、自分を見て興奮している。

  「オジサン達も、混ぜてくれる……よね。二人のイイ所、いっぱいしっかり撮ってもらうから」

  怖い。そう思った翔平だったが、啓真の方に目線を戻せば、彼は翔平と同じ向きに寝転びなおす。互いに顔を合わせるように横向きに寝転んだ啓真の後ろに、ペニスを握りしめた男が横たわり、そして。

  「あぅ……んっんぅ……ッ!!」

  大きく翔平が仰け反った。

  「いきなりごめんね……っ、でも、もう我慢出来なくて……ッ」

  「ん、ッ……大丈、夫……ッ、さっき指でくちゅくちゅされて……オレ、熱いの欲しかった、から……っ」

  「ッ、……っ、なんて事言うんだ……、そんな誘い文句……ッ」

  男が腰を動かす度、ぐちゅぐちゅと粘った音が響き渡る。翔平は、自分から見えない所で何が行われているのか、はっきりと分かってしまった。

  あの大きな大人のちんこを、お尻の中に挿れられて、かき回されている。その事に恐ろしさを感じながらも翔平は、その啓真の表情から目を離せなかった。

  苦しそうで、嬉しそうな顔。なんだか分からないけど翔平はそれが凄く羨ましいと思った。

  俺もあんな顔をしてしまうような気持ちいいことがしたい。と快感に茹だった頭で芽生えたばかりの性欲で翔平は願う。

  そして、その願望は、待つこともなく叶えられることになるのだ。

  「翔平くんも脱処女しようね」

  翔平の後ろに男が来て、そのぷりっとした若いお尻の谷間に指を差し入れた。まるで挨拶をするように、今翔平が貫かれているのだろう場所をくるくると指の腹が円を描く。

  そして、ゆっくりとそれがお尻の中へと侵入してくる感覚。それに翔平は思わずお尻の力を込めてしまっていた。

  「は、あ……処女のショタマンコ、指でもキツキツだ……、ほら、力抜いて。オジサンのちんちんで脱処女させてあげるからね」

  「ん……っ、ぁ、ちから……っ」

  「そうそう……えらいぞ……」

  頭を撫でられながら、翔平は目の前の啓真を見つめた。

  男の腰使いに揺れる啓真。

  「一月ぶりでも、啓真くんの気持ちいい所……覚えてるよ」

  「う……ッ、ん……っそこ……気持ちいい……ッ、オレそこ、ずぶずぶされるの、好きぃ……ッ」

  「なんて、トロトロのマンコ、なんだ……っ、大人ちんこに掘られて、ちんちん勃起させるショタ……ッ、啓真くん……ッ、いいよね。オジサン、中で出して……!」

  「う、ん……っ、この前みたいな、熱いの……ッ、ぁ……もう、出てる……ッ」

  ブルル、とエンジンのように男の体が啓真の後ろで震え上がった。何が起きたのか、翔平には分からないが啓真が快感に浸っていることだけは分かった。

  「んぁ、……ッあっ……ッ?」

  びくびくと翔平のお尻が震える。下腹部に集まる感覚。それは、三本に増えたお尻の中の指が教えてくれる翔平の気持ちいい部分なのだと翔平は理解できず、ただ、喉を震わせて快楽の声を上げていた。

  「なん、これ……ッ、わけ……わかんなっぁ……ァあっ!?」

  そんな翔平の尻から指が抜き取られ、そしてその次の瞬間。何か熱いものが翔平のその解された幼穴に宛てがわれ。

  ずぶっ!! と一気にそれが押し入ってきた。

  「ひぁ……ッん、ぅあっ……!!」

  太く長い剛直が、翔平の小さなアナルをめいっぱいに広げながら奥へ奥へと入ってくる。それは、翔平が体験したことの無い痛みと圧迫感で。だが、それがただの痛みではなく、ペニスの裏側を押しつぶされることにより強烈な快感を翔平にもたらしていた。

  「……はあッ、凄……熱くて、絡まってくる……っ」

  「んっ、……っぁ、……っぁあッ」

  「はあ……ッ、二人とも二十年に一人の逸材だよ……ッ、搾り取られる……ッ、ショタマンコに、初めてのセックス、なのに……ッ、こんな……ッイク、……ぁあッ、イク、イク……ゥ!!」

  イクという言葉とともに、翔平の体の中に熱く滾る何かが入り込んできた。びくんびくんと跳ねる熱いそれから放たれるものは、翔平が出したものと同じとは思えないほど濃く、多いものだった。

  だが、それだけでは終わらない。次の男が翔平の尻にその屹立をぶち込み、ずぱん、ずぱん! と激しく翔平の尻が叩かれる。その正面では、地面に仰向けになった男の腰の上で結合部を泡立たせながら体を跳ねさせる啓真がいる。

  両手に一本ずつ、男達のペニスを握りながら尻を穿たれる啓真は、その勃起した若い蕾の先から透明な先走りをダラダラと垂らして、そんな姿を収めようとするカメラに視線を送っていた。

  「ぁ……ッ、あッ……ッ?」

  「モデルってッ、ぁ……ん、っすごい、だろ……ッ?」

  もう、何も分からなくなる快感のるつぼ。頭の中まで真白になる翔平に、白濁でどろどろになった啓真は無邪気な表情のままで笑いかける。

  「ッ、ぁ……ああ……ッ」

  何十枚、何百枚と少年二人を幾度も犯す乱交が写真に収められ、映像に残されていく。それが何のためのものか。そんな事まで思考する世間への理解度もなく、彼らはただ、大人から犯される快楽に呑み込まれていくのだった。

  ◇◇◇

  「はあ……すげー経験しちゃった……」

  と翔平は川のせせらぎの中で仰向けに浮かびながら、呆然と呟いていた。

  男たちはもう去った後、『ダツショジョ』を済ませた翔平は、あの後啓真と同じくらいどろどろになった体を川で洗い流していた。

  その隣には啓真もいる。

  「……大人のちんちんってすごいよなー」

  「その感想で済むのも凄いけど……」

  まさに、普通では味わえない快感と体験。ヒグラシが鳴き出している夕暮れ時、水場から上がって体を拭いた翔平の頭には、ついさっきまでの行為がずっと頭に浮かんでいた。

  「そんじゃ、また明日な!」

  と啓真は翔平と別れを告げてそれぞれの家に帰っていく。

  「……大人のちんちん、すごいよな」

  ぐうぐうと鳴り始めたお腹に駆け足になりながら啓真は再び呟いく。

  頭に浮かぶ、父親や学校の先生。周りの大人の男性の顔を思い浮かべながら、走るそのズボンの中で膨らみだしていた渇望がパンツを濡らしていくのだった。

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