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友人の秘密

  ◇◇◇

  「ごめん、俺この後用があって」

  そう謝る友達に、少し前のボクならムスッと腹を立てながら「あっそう」と返していた。

  だって、ボクに隠れて、他のクラスメートと遊びに行く約束をしているのを知っていたから。その秘密をボクだけが教えられていなかったから。

  でも、今は違う。今は、そんな友人の不義理に腹を立てたりはしない。

  「ううん、ボクもやることあるから!!」

  むしろこの時を待っている。ゴクリと唾を飲み込む。変に思われてないだろうか。ボクは返事をした。心境の変化の理由は、他に仲のいい友達が出来たからでも、一人で遊ぶことが好きになったからでもない。

  なぜなら、ボクはもう。

  彼の秘密を知ってしまっている。

  ◇◆◇

  次の日、ボクは急いで家に帰ると、靴も揃えずに部屋に駆け込んだ。

  「はあ……っ、ふ……ぅ」

  服を脱ぎ捨て、ズボンに手を突っ込みながらカチカチになったチンチンをブリーフの上から握りしめる。ランドセルをベッドに放り投げて、ボクは机の上に置いたままのタブレットに齧りつくように飛びついては、ポケットから取り出したデータカードを差し込んでは、アプリを起動した。

  「ん……は、ぁ……ぅ、もう、少し……ッ」

  今にも爆発しそうなチンチンから染み出してくるヌルヌルを指に絡めるように、パンツの上からチンチンを玩ぶ。ゴクリと唾を飲み込んだ。尻尾が期待にぶわりと膨らむ。

  早く、早く。と遅くはないはずのデータの読み込みを固唾を呑んで見守って、ボクは読み込んだデータの再生ボタンを押した。

  マズルがめり込みそうな程凝視する画面に浮かんだのは、可愛らしいピンクの内装。キラキラと輝くような飾り付けをされてるけれども、一目見れば、それは喫茶店とかカフェとか、そういう食べ物や飲み物を楽しむお店なんだろうと判る造りになっていた。

  『ラブラブベリーのパンケーキですっ』

  『お帰りなさいませ~っ!』

  元気な声が映像から聞こえてくる。お客さんの他に、画面の中には色んな獣種のカラフルなメイドが働いていた。 フリルをふんだんにあしらった可愛らしいメイド服。

  「ぁ……ぅッ」

  ボクは、それを見ただけでビュッビュゥと溢れそうになる感覚を抑え込む。スカートは膝丈程度、だけど尻尾孔が無いからお尻が捲れ上がって、見えてしまう。

  お尻と、向こう側。足の間に揺れる種袋と、雄茎。 ぷるぷると動く度に揺れるチンチンだ。

  ――そう、画面に写るメイドは全員オスだった。

  女装っ仔メイド喫茶。それも、とてもえっちなお店。

  その時、目当てのメイドが画面に写る。スカートを半勃ちになったチンチンが押し上げている、1番可愛いメイド——そう、友人がそこにいた。

  いや彼だけじゃない。ボクを仲間はずれにしていた友達が皆そこで働いていた。ボクは皆のエッチなメイド姿をじいっと見つめていたその時。

  『四葉のミルク、お願いしようかな』

  聞こえたそのお客の声にボクの心臓は跳ねる。

  『え、ぁ……は、はいっ』

  店の喧騒が一瞬静まって、メイドが一斉に動きだす。用意されるのは空のティーカップ。 何も注がれてはいないそれをサーブして、友人達がその周りに集まった。

  「皆……」

  その周りに良く知っているメイド、クラスメート達がスカートをピンでたくしあげて、その男の子の部分をさらけ出す。

  そして皆は恥ずかしそうにしながらも少しずつ膨らんでいくそれを徐に握り、そして——。

  『よろしく、お願い、っします……ッ』

  『んぁ……』

  『あ、ッ』

  『僕の、握っちゃッ、ぁぅッ』

  四人が同時にシコシコと扱き出した。零れる喘ぎ声、熱を擦る水音。ヌチュ、クチュッと目と耳を犯すような淫靡さ、ボクは堪らずブリーフをずらし皮かぶりのチンチンを擦り上げていた。

  友人達の擦りがいのありそうなチンチンじゃない、最近エッチなことを覚えたばかりのチンチンは、それでも先っぽからトプトプと先走りをこれでもかと流して、玉までぬるぬるにしている。

  女装メイド姿で陶酔に溺れる友人達。沸騰する興奮にボクはもう快楽しか考えられない。

  『イ、きますッ……!』

  『私も、ッ』

  『う、ぅうッウ!』

  『来る、ぁ、あッ』

  絶頂をメイド達が宣言する。恥ずかしげに、満足げに。

  ボクも淫らな光景にお腹の底から上る噴火を止められなかった。

  「ぁ――イ、クッ!」

  ビュク、ビュ——ッ! 激しい音を立て画面の中で、四人が放つ熱いミルクがティカップに注ぎ込まれていく。

  ボクもそれを見ながら、ビュク! と白い液体を自分のお腹や胸に飛び散らせる。

  「はあ、はあ……」

  ボクは飛び出した精液をマズルの先に垂らし、放心したように椅子に凭れかかった。パンツがぐちょぐちょでも、気にならない。

  画面の向こうでは、熱いミルクが注がれたカップをお客が受け取っていた。どんな味がするんだろう。皆このミルクの為に食べ物も選んでるって言っていた。

  いつかボクも、皆のお客になっていっぱいエッチな事をして欲しい。そう夢見ながら動画の停止ボタンを押した。

  ——これは彼の、そしてボクの秘密だ。

  下着に溢れた白濁が被毛に絡まるのを掬いとり、ボクはそれを口に含んでみた。

  少し苦くて、少し甘い味がした。

  ◇◇◆

  俺は、秘密を知ってしまっている。

  アイツは俺の鞄に仕込んだカメラのデータを回収していた。今どんなオナニーをしてるのか。

  「鞄、良いアングルで置けてたかな……」

  アイツの――友達の頭でどんな風に辱しめられてるのか。そんな夢想に浸りながら、俺は先走りの止まらない肉棒を擦り続けていた。

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