ロコンと出会った日 中編~ロコンがお家にやって来た日 高橋 竜也のファーストキス~ ANCIENT GOD Magic-the other storys-ポケモン編 第4話

  ~前回までのあらすじ~

  ラブマトリィにいる♀ポケモン達が全員晴れて竜也の嫁になる

  スーパーハーレムイベントが発生した翌日の昼頃・・・。

  竜也は休憩室である和室部屋にロコンだけをこっそり連れ出し

  初めて1つになった昔のことを思い出しながら再び1つになった後、

  改めて竜也はロコンと愛を誓い合いました・・・。

  そしてこれは そんなロコンとの事後、数分経った後のお話…

  [newpage]

  [[rb:竜也 > オレ]]はロコンとの事後、しばらく部屋の片隅で休んでいると

  フッ・・・と竜也は突然何かに掻き立てられるかのように

  和室の押し入れの引き出しの[[rb:襖>ふすま]]を開けた。

  そしてその中を見ると・・・大きな段ボールやケースが

  いくつかあり、懐かしい気持ちになりながらも それらには

  殆ど目もくれず、一番奥から2番目にある他と違って

  少し小さめの段ボールを引っ張り出すと 躊躇うことなく

  バッと中身を開けた。すると、そこに入っていたのは

  今は つぶれてなくなってしまったルンボータウンにある

  [[rb:鞭蔵>むちくら]]という名の古い雑貨店のレシート達と

  数年前に亡くなった私が尊敬の意を込めて

  【[[rb:お義父さん>おとおさん]]】と呼んでいた実の祖父と

  かなり幼い頃の俺、そして母とアンバー姉さんが

  [[rb:ロコン>・・・]]と共に写っている1枚の写真だった。

  俺は その写真をそっと右手で持ちあげると それに気付いた

  ロコンが俺に近付いてきてこう言った。

  ロコン「あっ・・・これって・・・・・・」

  竜也「あぁ。俺達が出会って数日後に実家で撮った写真だな。」

  ロコン「懐かしいね・・・あれからもう何年経つのかなぁ?」

  竜也「う~ん・・・何年だろうな~…軽く15年は経ってると

  思うけど・・・もう、そんなになるんだな。

  俺達が出会ってから。」

  ロコン「うん・・・そうだね・・・。あの人・・・

  元気にしてるのかなぁ?…もう…死んじゃったのかな…。」

  竜也「・・・・・・。あの店がつぶれて以来、どうなったのか

  全然わからないからな・・・元気にしているといいけど…。」

  ロコン「うん・・・。」

  竜也「・・・そういや、ロコンは覚えてるかい?

  俺達が出会ったあの日のこと・・・」

  ロコン「ご主人と初めて出会った日・・・?うん!

  何となくだけど覚えてるよ!具体的に何年前のいつだったか

  までは流石に忘れちゃったけど、あの日の出来事は

  よ~く覚えてるわ。色々あった後だったから…。」

  竜也「確かに…あんときは…色々あったよなぁ・・・」

  ロコン「あと、記憶違いじゃなければ確かあの日は

  霧雨の降ってた日だったよね。」

  竜也「あぁ、そうだな・・・。・・・ハッ!」

  ロコン「ん!?どうしたんですか???」

  竜也「・・・・・・まただ・・・。またあの感覚だ。

  俺とは違った別の俺の感情が・・・今なんか

  入ってきたような気がした・・・。」

  ロコン「シンクロ・・・!!!」

  竜也「・・・なぁ・・・もう一人の俺よ・・・もしかして…

  君ももっと俺のことを知りたいと思っているのかい?

  もしそうだというのならば・・・聞かせてあげよう。

  俺とロコンが出会った日のことを・・・。」

  俺はそう言った後、もう1人の自分に心の中で語りかけ出した…

  [newpage]

  ●――よし、ならば今日は俺が最初に一生のパートナーにした

  今ここにいる このロコンちゃんと出会った時の話を

  することにしよう・・・。

  でも、具体的に何年くらい前の何月何日に この娘と

  出会ったのかっていうのは実は俺、よく覚えてないんだよね…

  あの頃の俺はかなり幼く、今みたいに記録を残したり

  日記を書くことだってしていなかったから かなり記憶は

  曖昧なんだ・・・。唯一覚えている事って言ったら

  どこでどうやって出逢ったかって事だけなんだよね…。――●

  そして俺はロコンをあぐらかいた自分の両足の上にちょこんと

  座ってもらいながら右手でポンポンと頭を撫でた後

  また語り出すようにこう言いだした・・・。

  ●―あれは、今から15年ぐらい前だっただろうか。

  あの時の俺はまだ6歳前後でポケモンスクールなどに

  行くことなくフリーエリアパスを手に入れる為の勉強を

  家族に教え込まれながら少しだけしていた頃・・・。

  普段は家で家族のお手伝いをしながら毎日悠々自適に

  暮らしていただけの時代の話。・・・でも、あの頃は丁度

  EGMs地区の3大大事件と呼ばれている 事故や災害たちが

  立て続けに起きてから間もない時期でニュースを見ても

  暗いニュースが多く、人々がどこかどんよりしたムードに

  なってしまっていたって事は幼いながらに

  感じていた記憶がうっすら残っている・・・。でも、

  そんな暗いムードを一気に明るくしてくれるような

  ステキな出会いのあった時期でもあるんだ!そう、それが

  ロコンと出会った日・・・。アレは確か、霧雨の降ってる

  梅雨時期のある日、母が あの鞭蔵というお店に

  研究に使う備品を買いに行った時の話だったな・・・。―●

  [newpage]

  《回想》

  テレビのニュースキャスター『続いてのニュースです。

  東エリア海域の隕石落下に寄る謎の多い巨大大地震、

  通称イク逝く地震に伴ったスペメルー火山噴火及び

  タチツテート落盤事件が発生してから早数ヶ月。

  [[rb:後>のち]]、EGMs地区の3大大事件と呼ばれることとなった

  大災害の傷跡と復興の現状に迫ります。・・・』

  アンバー「はぁ・・・。ルンボータウンの方はまだまだ

  大変そうね・・・・・・。」

  竜也の母(高橋[[rb:叶>かなえ]])「そうね…。私達は幸い、[[rb:後>のち]]に竜也専門の

  研究所に改築する予定の別荘の方に皆でお泊りしていたから

  こっちには殆ど被害は出なかったけど・・・」

  竜也の祖父(高橋[[rb:緋頽御>ひでお]])「そうだなぁ・・・確か・・・

  ココの震度は4だかって言ってたっけか?」

  アンバー「ええ・・・そうらしいわね・・・。それに対して

  ルンボータウンは震度6強、その上 落盤と噴火まで

  あって・・・私も何度か現場に足を運んだんだけど、

  タチツテートの有様は かなり酷かったわ・・・。

  スペメルー火山も環境が大変化して、生息ポケモンも

  今まで♀が多かったのに、♂の割合が急増して

  きているそうよ。それが原因でまた別の問題も

  発生してきてるようだけどね・・・。」

  竜也(幼少期)「・・・???(皆の顔を見る)」

  難しくて何を話してるのか全くついていけていない竜也だったが

  この間の大きな揺れ以来、何だか家族だけでなくルンボータウンの

  住人達も大変そうにしている という事だけは何となく

  理解できていた。だが、どっちにしろ頭がまだ良いとは

  言えなかったあの頃の竜也は、今起きていることがどれだけ世界に

  大きな悲しみを与えている事なのかなど理解できなかった・・・。

  そして、そんな事件のニュースを見た途端、アンバーは

  何も言葉は発さなかったが何だかそわそわした様子になっていた。

  アンバー「・・・(そういえば落盤のあったタチツテートの深部に

  エルレイドと一緒に救助へ行った時、崩落により開いた穴の先で

  偶然見つけたあの[[rb:不思議な祭壇>・・・・・・]]の近くにいた

  コバルオン・・・大丈夫かしら・・・。ひどい傷だったのに

  私の元での本格的な治療をする事を拒み 軽い手当をしただけで

  『ここを離れるわけには いかないんだ』って言われて

  追い出されちゃったし・・・『普通の人やポケモン達に

  この場所を知られるわけにもいかないから 今 君が

  見たことは誰にも話さないでほしい』とも言われてしまった

  けど・・・本当に大丈夫なのかしら・・・。でも、あの落盤事故

  が起きてしまって以来 研究家などの私達は特別に入れはする

  ものの、事故が起きても対処がすぐできるようにと単独行動は

  余震などの起こる可能性が収まる当面の間は実質禁止って

  なってしまったから・・・私以外の誰にも知られる事なく

  またあの場所に行けるようになるのはどんなに早くても2年後、

  遅いと10年以上経ってからになるかもしれないなんて・・・)

  ハァ・・・・・・。(気が気じゃないわね・・・。

  どうか無事でいてね・・・コバルオン・・・・・・。)」

  外には霧雨が降っている。窓からその様子を見た竜也の母は

  思い出したかのようにこんな事を言い出し始めた…。

  竜也の母「そういえばあの日も、こんな天気だったわね・・・

  まぁ、厳密には凄く晴れていた日だったんだけど、

  噴火が起こってそれを鎮圧するために、レスキュー隊が

  雨ごいを使ったとかって言ってたわよね・・・。」

  アンバー「えぇ、でもあれほどの大規模な雨ごいは

  [[rb:普通のポケモンにはできない>・・・・・・・・・・・・・]]はずなのに・・・

  もしかしたら、レスキュー隊以外にも誰かが

  あの事件の鎮圧に尽力していてくれたのかもしれないわね…」

  竜也の祖父「確かにソレはあり得ない話ではなさそうだな・・・

  あ・・・そういや今日は研究所の例の物資、いつもの所に

  買いに行く日だったな。」

  竜也の母「そういえばそうだったわね。なら私、これ以上

  天候悪くならない内に今すぐ行ってくるわ。」

  竜也の祖父「おぅ、わかった。気を付けて行くんだぞ?」

  竜也の母「うん。」

  そういうと竜也の母は大きなコートを羽織り傘を持って

  外出する準備を始め、2分足らずで着替え終わると即玄関へ行き

  家に残ってる家族たちに向かってこう言った。

  竜也の母「それじゃあ、行ってくるわ~!」

  竜也「いってらっしゃーい。気を付けてね~!」

  竜也の母「は~い。」

  そして竜也の母は、霧雨の中 一人 [[rb:鞭蔵>むちくら]]と呼ばれている

  いつも研究所で使っている備品の調達をしてもらっている

  年配のおばさんが一人娘と一緒に経営している小さなお店へと

  ゆっくり歩いて向かった・・・。

  [newpage]

  そして、20分足らずでボロアパートの1階でひっそりと経営

  されている鞭蔵へと竜也の母は到着した・・・。

  竜也の母「こんにちは~。」

  鞭蔵のおばさん(蔵野さん)「あら、高橋さんの奥さん!

  いらっしゃぁ~い🎵」

  竜也の母「いつものアレ、頼めるかしら。」

  鞭蔵のおばさん「分かったわ、ちょっと待ってねぇ~・・・」

  そう言いながらそのおばさんは部屋の奥に道具を取りに行くと…

  竜也の母は、お店の後ろ、丁度冷蔵庫が置いている場所の

  上辺りに何やらポケモンがいる事に気付いた…。

  竜也の母「あれ・・・?あの子って・・・ロコン・・・?」

  ロコン♀‘「コン・・・?呼んだ・・・?」

  鞭蔵のおばさん「うん?あ~あ、この子かい?この子はねぇ…

  この間の大事件が起きた数日後に[[rb:家>うち]]の前で

  弱った状態で倒れていてねぇ・・・。私はポケモンには

  あんまり詳しくないから とりあえずからだを綺麗に

  してあげて一時的に保護してあげる事にしてた子なんだ。」

  竜也の母「あぁ・・・そうだったんですか・・・。」

  そんな会話をし、竜也の母にいつもの物資を手渡すと

  鞭蔵のおばさんは冷蔵庫の上にいるロコンを両手で優しく

  抱え出し、顔を見つめながらこう言った。

  鞭蔵のおばさん「お前、【ロコン】って言うのかい。」

  ロコン‘「[[rb:くぅ~ん?>ええと・・・]]、[[rb:コン!>はい!]]」

  鞭蔵のおばさん「ん~?そうかいそうかい・・・。

  やっぱりロコンなんだね?フフフ。やっと名前分かったねぇ、

  ロコン・・・。今までちょっと~みたいにずっと呼んでばかり

  だったからねぇ・・・。」

  そんな風に呟くと鞭蔵のおばさんはロコンを抱えたまま

  竜也の母の前に戻り、竜也の母に持っていたロコンを

  差し出しながらこう言った。

  鞭蔵のおばさん「ねぇ、[[rb:叶>かなえ]]さん。良かったらこの子・・・

  あなたが貰ってくれないかしら・・・?」

  竜也の母「えっ?ロコンをですか・・・?」

  鞭蔵のおばさん「ええ。知っての通りあたしは・・・

  ポケモンの事は全然詳しくはないし・・・見ての通り

  この子にあげられる食べ物とかすらまともに用意して

  あげられないぐらい結構苦しい状況だからねぇ・・・。

  正直言って、この店は・・・もういつ潰れても

  おかしくはないぐらいなのよ・・・。ココも昔は商店街の様に

  賑わっていたけど、ルンボータウンに大きなスーパーとかが

  沢山建ってからは・・・この辺のお店はどんどん

  潰れて行ってしまったからねぇ・・・。ほら・・・

  見なよ・・・。真向かいにあったクリーニング屋さんも、

  この間の事件がきっかけについに倒産しちゃったのさ。

  40軒ぐらいの店が並んでいたココも・・・今となっては

  うちを含めてもう3つしかないんだ・・・。そして・・・

  正直うちも・・・あなた方研究家たちのおかげで

  何とか生計は立てられているけど・・・他の商品の

  売り上げは全然だからねぇ・・・。・・・だからさ、

  こんないつ潰れるか分からないようなこんな所にいるよりも

  ポケモンの事を良く知っているあなたにこの子を受け取って

  育ててもらった方が・・・この子も幸せだと思うんだ・・・。

  だから・・・この子を・・・ロコンを・・・君達家族の手で、

  代わりに育ててはくれないかね・・・?」

  竜也の母「・・・。」

  竜也の母は突然のお願いに少し悩んでしまった。すると、

  鞭蔵のおばさんは更に付け加えて こう言った。

  鞭蔵のおばさん「この子・・・どうやら女の子みたい

  なんだけどね・・・。あの事件のせいもあってか最近は

  うちも不況気味でおめかしの1つもしてあげられてない

  からねぇ・・・。この子にはもっと・・・色んな事を

  経験させてやってほしいんだ・・・。…なんていうかね…

  この子を見てると・・・不思議な感じがするのよ・・・。

  [[rb:神様に選ばれた>・・・・・・・]]・・・なんて言ったら・・・

  ちょっと大げさなのかもしれないけど・・・ポケモンに

  そんなに詳しくない私にでも、この子は普通の子にはない

  何か特別な運命を背負った特別な子だって・・・そんな気がして

  ならないのよね・・・。でも・・・たとえもし本当に

  そうなんだとしても、ここにいたんじゃこの子は何も

  これ以上成長できなくなってしまう様な気がしてねぇ・・・。

  だからさ、高橋の奥さん。私の代わりに・・・この子の為に…

  ロコンを…あなたたち家族の手で…育ててくれないかねぇ?」

  竜也の母「・・・女の子・・・。」

  ロコンが♀であることを聞いた竜也の母は この子を竜也に

  プレゼントすれば 何か女性に対する塞ぎ込んだ考えを打開する

  良いきっかけになってくれるかもしれないと感じた。そして…

  竜也の母「・・・わかりました・・・。この子、引き取ります!」

  鞭蔵のおばさん「あぁ・・・そうかい・・・!

  ありがとうねぇ・・・。よかったねぇ、ロコン・・・。

  (竜也の母に手渡す)・・・可愛がってもらうんだよ、

  元気でね・・・・・・。」

  竜也の母「(ロコンを受け取りロコンを見つめながら)

  フフッ、可愛いわね。…でも本当だわ・・・。なんだか

  この娘・・・[[rb:普通のロコンと違う>・・・・・・・・・]]わね…

  なんだか・・・違和感を感じるというか・・・・・・あ!」

  ロコン‘「コン・・・?な~に・・・?」

  竜也の母は手に持ったロコンの姿を見て、とある

  普通のロコンにはない決定的な違いを発見した。

  竜也の母「この娘・・・6本の尻尾が1つに繋がってる…!?」

  ロコン‘「えっ!?あぁ・・・これ・・・?」

  人間の言葉を理解しているロコンは竜也の母の言葉を聞き、

  くっついて1つになっていた尻尾に力を入れだした。すると…

  【ぶわっっ!】

  1つになっていたロコンの尻尾はキレイに6つに分かれた。

  だが、分かれた後の尻尾の模様も、明らかに普通のロコンとは

  異なった形状と色をしていた・・・。

  竜也の母「・・・!!!!確かにこの娘・・・普通じゃないわね…

  ほんと、蔵野さんの言う通りこの娘・・・まるで

  [[rb:神様に選ばれた>・・・・・・・]]みたいな不思議な娘ね…。

  色違いって訳でもないのに、こんなにも見た目や能力に

  大差があるなんて・・・。これは、研究のし甲斐が

  かなりありそうね・・・。フフッ・・・。」

  そう言いながら竜也の母は上着を手で拡げてロコンを

  おっぱいの間、半袖と身体の間に入れ、顔と手だけを

  胸元からちょこんと出した格好にさせながら例の荷物の入った

  袋を受け取り、鞭蔵の出口へと向かった。そして入口前で

  蔵野さんの方をまた振り返りながらこう言った。

  竜也の母「それじゃあ、今日はまだ家族に食事

  作ってあげてないから 皆がお腹空かせない内に

  そろそろ帰るわね。この度は素敵なプレゼントをありがとう、

  蔵野さん。また来るわね。」

  鞭蔵のおばさん「ええ、ロコンの事、宜しくお願いします…」

  竜也の母「ハイ!任せて下さい!蔵野さん!」

  そういうと竜也の母は鞭蔵を後にした。

  [newpage]

  そして、胸元にロコン♀を入れた竜也の母は実家への帰り道、

  ロコンに向かってこんなことを話しかけ始めた・・・。

  竜也の母「ねぇ、ロコン」

  ロコン♀‘「な~に?」

  竜也の母「あなた・・・人間の言葉・・・分かるんでしょ?」

  ロコン♀‘「うん![[rb:キュウコン>おかあさん]]のお友達が昔

  人間のパートナーになってて、人の言葉を覚えて話せるように

  なったのを聞いてお母さんも分かるようになったんだって!

  それを私も教わったの!」

  竜也の母「う~ん・・・なんて言ってるか私にはわからないけど

  元気に私の質問に答えたところ見ると、やっぱりあなたは

  人間の言葉が分かるのは間違いなさそうね。じゃ、折角だし…

  家に着くまでの間、私の家族の話を聞いてくれないかしら?」

  ロコン‘「家族・・・?」

  竜也の母「私達高橋家はね・・・代々ポケモンたちと

  特異能力と科学の力で深い関係を築き上げ、

  種族を超えて深く愛し合う文化を持った一族だったの。

  [[rb:竜也の祖父>おとうさん]]から聞いたんだけどね…私達高橋家は大昔、

  それこそ、私達が生まれるもっともっと前・・・

  この地区の名前がまだEGMs地区ではなかった時・・・

  私達高橋家は、現在のウィテルジナに当たる

  ファネルウッズの中央にあるという、人とポケモンが

  愛を誓い合い、この世界を作ったという女神さま達に

  お祈りを捧げてお近付きになる神聖な行為を行う場所を

  守る3種族の内の1つ、高橋[[rb:一>はじめ]]を筆頭にした

  ≪高橋家≫の末裔なのよ。まだ息子の竜也には話していないん

  だけどね・・・私達一家は元々、ポケモンに人間の言葉を

  話させる様にする為の術を代々口伝している一族なの…。」

  ロコン‘「ポケモンが人間の言葉を話せるように・・・?」

  竜也の母「…まぁ、本当は口伝だけでなく、書物も私の実家の

  押し入れの金庫の中にあるんだけどね・・・。私もまだ全部は

  読んでいないんだけど・・・[[rb:竜也の祖父>おとうさん]]曰く その書物には

  こう書いてあるらしいの・・・【この地区のポケモンは

  その多くがポケモンの言葉だけでなく人間の言葉も

  生まれつき理解できる。だから、言葉の発音を手伝う装置を

  ポケモン別に作ってあげるだけで ポケモン達は人と会話が

  出来るようになるのだ。】ってね・・・。あと、

  これは私が読んだ所に書いてあったんだけどね・・・

  【我が高橋家は この世界を作りし3人の女神達の力を受け継ぐ

  選ばれし3名、高橋一、アンバーズ・レーマン・フェイト、

  そして色違いセレビィ達の末裔の1つであり、我々高橋家は

  第6次元に存在し、全ての魔法の生みの親である女神マジカルス

  の力を受け継ぐ種族なり】って書いてあったわ…。これも

  まだ息子には何も話していないんだけどね、実はコイックさんが

  私の家族に名前を変えずに養子に入ったのも、同じく過去

  この地を作りし女神達の1人、5次元に存在するという

  セックスと性技を司る女神ペティの力を受け継ぐ

  種族の末裔であったアンバー一家が、コイックさんを含め

  もう3人しかいない状態になってしまったから、昔から交流が

  あった私達高橋家に養子に入ったのよ。ちなみにアンバー一家は

  私達とは逆で【人間がポケモンの言葉を話せるようになる技術】

  を口伝してきた一族だったの。まぁ、詳しい話は

  私も知らないんだけど・・・興味があったら

  アンバーズ・レーマン・コイックっていう私と同居してる

  あの女性に その事を質問してみてね。…もっとも、

  それは私達の技術であなたが人間の言葉を話せるように

  なった後になるかもしれないけど・・・。私の息子は

  天才だから・・・多分10歳になる頃には、もう我々が

  口伝している発音補正装置の作り方はマスターできると思うわ。

  だからロコンちゃん、もしあなたが人間の言葉を

  話せるようになる その日まで 今話したことを覚えていたら

  その時は忘れずに、このことをコイックさんに聞いてみてね?」

  ロコン‘「???えっと・・・何か分からない単語

  いくつかあったけど・・・とりあえずコイックっていう

  家族の人と今度お話すればいいって事はわかりました!」

  竜也の母「何か前半微妙な返事だったけど・・・どこまで

  私の言葉理解してくれてたのかしら・・・。まぁ、いいわ。

  とにかく、いつかあなたが人間の言葉をしゃべれるように

  なる日が来るのを楽しみにしていてね!」

  ロコン‘「はいっ!」

  竜也の母「ちなみに さっきの話の余談だけど・・・

  ウィテルジナの聖なる場所を守りし3種族の内

  色違いセレビィの末裔・・・この地区を作りし女神の1人にして

  第7次元に存在するという 時を司る女神タルトの力を

  受け継ぐ者は・・・残念ながら今はどうなっているのか

  私にも分からないの・・・。一説には色違いセレビィが

  生涯を掛けて愛した人間と共に天寿を全うして以来

  その種族は途絶えてしまった・・・なんて噂もあるんだけど…

  また別な一説には、その色違いセレビィが寿命を迎える直前、

  高橋一とアンバース・レーマン・フェイトの計らいで

  色違いセレビィに人工授精をさせ、自身が亡くなる半年近く前に

  [[rb:一人娘を産んだ>・・・・・・・]]って噂もあるんだけど…

  相手は時を司る女神の力を受け継いだ一族のセレビィ。

  時代を行き来する能力を持っているその一人娘が

  本当に存在したとしても、今どこの時代で何をしているかなんて

  私達には知る術がないわ・・・。・・・でも・・・

  私はきっと、今もどこかで その色違いセレビィの一人娘は

  生きているって信じているわ!」

  ロコン‘「へぇ・・・またなんか知らない単語いくつか

  出て来たけど・・・何だかステキな話ですね!私もいつか

  その色違いセレビィさんの娘さんっていうポケモンに

  逢ってみたいです!!」

  竜也の母の話にロコンは なんて言ってるかは全く伝わっていない

  だろうが、目一杯の笑顔でそう答えて笑った。すると、

  今度は竜也の母が、こんな事を言い始めた・・・。

  竜也の母「あ・・・そういえば・・・一番大事な私の息子の話…

  まだ全然していなかったわね・・・あなたは息子にあげる

  予定だったのに・・・」

  ロコン‘「息子さん?えっと・・・たつやさん…でしたっけ?」

  竜也の母「私の息子・・・さっきもチラッと言ったけど…

  [[rb:竜也>たつや]]って言ってね・・・。あの子はどうやら…

  この地区を作りし女神たちの力を色濃く受け継いだ特別な子

  なのよ・・・。私達研究家の間では【タツヤ細胞】なんて

  呼んでる物があるんだけどね?竜也の体液・・・つまり

  血液とか、精子とか・・・まぁ、やっぱり精子が一番濃い

  みたいだから精子で話を進めていくけど、その竜也っていう

  私の息子はね・・・【[[rb:処女>・・]]の異性が自分の体液、

  即ち精子などを体内に取り込むと、その女性は細胞が活性化し

  最強になれるが、そのパワーの源となるエネルギーを常に

  竜也から貰わないと生きていけなくなる】っていう

  不思議な能力を持っているの・・・。でもこの能力って実は、

  この地区を作りし女神が1人、性技を司る女神ペティ様が

  持っていたとされる特殊能力の1つらしいのよ。まぁ、

  3種族の末裔とは関係ないただの研究員達には・・・・・・

  このことは訳あって秘密にしているんだけど・・・。竜也は

  この地を作りし3人の神様に選ばれた偉大な存在なの。

  竜也にその自覚があるのかは分からないけど・・・実は今

  その竜也が…ちょっと大変な事になっていてね・・・。」

  ロコン‘「大変な・・・こと・・・?」

  竜也の母「竜也が5歳の時にね・・・我が家のしきたりに倣って

  生まれた子供の研究データを8歳になるまでに細かく

  調べ上げるという恒例行事を行っている最中に、この

  タツヤ細胞・・・もとい、性技の女神ペティの力を

  受け継いでいる事が判明した私達は、普通なら

  10歳になってからこの話をする予定だったんだけど・・・

  性技の女神の力が宿ってるからなのか何なのか分からないけど

  2歳の頃からエロ本を読み5歳の時点で異性に対し

  性的な興味を持ち始めていることに気付いていた私達は

  安易に誰かと肉体関係を築いて相手の女性と疎遠になり

  実質死に追いやってしまうなんてことが起きてしまわない様にと

  竜也が7歳の誕生日を迎えた直後に家族全員で話し合って

  この能力の事だけを他の研究結果よりも先に竜也に

  話しておくことにしたんだけど・・・やっぱりまだ話すのは

  早かったのかもしれないと思えるような状況に

  なっちゃってね・・・。あの子・・・その話を聞いてから

  というもの、【自分は女の子を好きになっても、

  深くは愛し合ってはいけないんだ】とか、【Hなことは

  僕にとってはしてはいけない悪い事なんだ】とか、

  【どんなに好きな女の子が出来てもキスとかもしちゃいけない】

  みたいに思い込むようになっちゃってね・・・。まぁ、

  その発想は あながち間違いとも言えないんだけど・・・

  厳密には一生愛し続けると誓える相手・・・即ち

  最低でも半年に1回、可能なら3ヶ月に1回ぐらいのペースで

  精子や唾液を与え続けるという関係を続ける自信のある

  一生を共にするパートナーの様な異性となら普通の人間と

  同じ様に深い付き合いをしてもいいって意味なんだけど…

  頭では竜也本人も このことは分かっているはずなんだけど…

  どうしても未だに竜也は【異性とは愛し合っちゃいけないんだ】

  みたいな想いを捨てきれてないようでね・・・。だから…

  ロコンちゃんにいくつか質問と、お願いがあるんだけど・・・」

  ロコン‘「質問とお願い・・・?」

  竜也の母「ロコンちゃんって・・・セックスはしたこと

  あるのかしら?」

  ロコン‘「せっくす・・・?せっくすって・・・なに・・・?」

  竜也の母「う~ん…首をかしげてる所を見ると・・・言葉は理解

  出来ているけどセックスの意味を知らなさそうね・・・。

  セックスって言うのは、性的興奮により勃起状態となった

  男性器ペニスを女性のヴァジナ…交接器と呼ばれる場所へ

  挿入を行い、繁殖や愛を深める為に行う行為のことよ。

  ・・・ちなみに、この世界を作りし女神ペティ様に

  お近付きになる為の神聖な行為の1つでもあるわ。」

  ロコン‘「ええ・・・っと・・・・・・・・・。こ~ん・・・?」

  竜也の母「あぁ…ごめんなさい…余計にわからないわよね・・・

  あぁ…どうやって説明したらいいのかしら・・・。まぁ、

  とにかく!(ロコンのオマンコを右手で優しく触りながら)

  ここに、男性の両足の間にある部分を入れられたことはあるか

  ・・・って聞いてるの。」

  ロコン‘「ここに・・・?男性の両足の間の部分・・・?

  …あ!もしかして・・・[[rb:キュウコン>おかあさん]]が言ってた

  交尾のこと?それならまだしたことないよ?」

  竜也の母「う~ん・・・今の反応はどっちなのかしら・・・

  あ、待って。そういえばロコンは確か狐ポケモン・・・

  処女膜は存在していたはずよね・・・?なら・・・

  直接オマンコを見て確かめた方が早いわね。」

  そういうと竜也の母は胸元からロコンを両手で取り出して

  持ち上げ、おしり付近に両手を回して抱えながら

  両手の親指でロコンのオマンコをくぱぁと拡げてみた。すると…

  竜也の母「あ!処女膜がある!よかった。まだ破瓜は

  していなかったのね。それなら尚更 丁度いいわ。」

  ロコン‘「は・・・か・・・?何かさっきからわからない

  言葉だらけなんだけど・・・」

  竜也の母「あれれ…なんかまた首かしげてるわね・・・

  ごめんなさい…いつもの癖で…人間の言葉を理解できるって

  言ってもこう言った言葉は触れる機会がないと意味は

  全然わからないわよね・・・。ま、今は無理して

  理解しなくてもいいわ。とりあえずあなたが処女だって事は

  もうわかったし、ペティの力の発動条件は揃ってるわね。」

  ロコン‘「こぉ~ん・・・???どういうこと・・・?

  さっきの精子が3カ月に一回とかって話・・・???」

  竜也の母「あっははは・・・ごめんね、何度も首ばっかり

  かしげさせちゃって。さっきも軽く話した通り、竜也は今

  自身の持つペティの力に怯えているの・・・。だから…

  ロコン、あなたには、その恐怖を打ち破ってもらいたいの。」

  ロコン‘「私が竜也くんの恐怖を打ち破る・・・?」

  竜也の母「あの子は今・・・好きな女の子と自由に恋愛を

  してはいけないと思い込んでいるどころか、キスとかすら

  してはいけないって思い込んじゃってるの・・・。でも、

  さっき説明した通り、一生のパートナーとして

  3ヶ月に1回程度のペースで唾液や精子を与え続ける覚悟がある

  女の子が相手だったら、してもいいものだから・・・竜也には

  一生のパートナーとなる女の子と深く愛し合える喜びを・・・

  知って欲しいの・・・。だから…ロコン、出来ればなんだけど…

  竜也に逢って、竜也にあなたが♀であることを伝えた時に

  もしまた落ち込む素振りを見せるようだったら・・・

  あなたの方から あの子の唇にキスをして欲しいの。

  ファーストキスをロコンちゃんに頼むのも変かもしれないけど…

  私にはもうこれしか方法が思い浮かばなくって・・・でもきっと

  竜也は、人間であれポケモンであれペティの力が発動しちゃう

  女の子とそういった事をすればきっと・・・今の気持ちに

  何か大きな変化を与えるきっかけくらいにはなってくれると

  思うの・・・。だからロコン、お願いなんだけど・・・

  竜也が君が♀だと知った時に もし暗い顔をし出したら・・・

  キスをして慰めてあげてもらえないかしら・・・?」

  ロコン‘「その竜也くんって子が私の性別を聞いて落ち込んだら

  きす???をすればいいの・・・?キスって・・・?」

  竜也の母「あれぇ・・・?もしかしてこの反応・・・

  ロコンちゃんキスも分からない感じかしら・・・?」

  ロコン‘「うん・・・。ごめんなさい・・・。」

  竜也の母「クーンって鳴きながら下向いてるって事は やっぱり

  キスすら知らないのね・・・キスって言うのは ここ、

  (ロコンの唇を人差し指で触りながら)ここを、相手の

  ほっぺとか、おでことか、手の甲とか、唇とかにくっつけて

  愛情を表現する行為よ!これもされた事ないのかしら・・・?」

  ロコン‘「唇をおでことかにくっつける・・・???あ!

  それなら[[rb:キュウコン>おかあさん]]が私に何度か

  したことあったよ!いい子にしてたりして褒めてくれたあとには

  いつもおでこに唇をくっつけてたんだぁ~!あれ、キスって

  名前だったんだね![[rb:キュウコン>おかあさん]]これの名前は

  全然教えてくれてなかったなあ・・・」

  竜也の母「笑顔で二回頷いた後に右手でおでこをポンポンして

  何か嬉しそうに鳴き声上げていたけど・・・もしかして

  おでこにキスは誰かにされたことある・・・みたいに

  話していたのかしら・・・?」

  ロコン‘「うんうん、正解!伝わって良かった♪」

  竜也の母「大きく2度うなずいたとこ見るとあってたっぽいわね。

  そう、なら話は早いわ!さっきも言ったけど、もし竜也が

  ロコンが♀だと聞いた途端にまた怖気付いたような素振りを

  見せ始めたら、ロコンちゃんの方からキスを竜也に

  仕掛けてくれないかしら?」

  ロコン‘「分かりました!任せて下さい♪」

  竜也の母「うん、お願いね。」

  [newpage]

  竜也の母「あ、お家が見えて来たわ。

  あと2分くらいで着きそうね。ほら、見えるかしら?

  あそこ!」

  そう言いながら竜也の母は遠くにある建物を指差した。

  ロコン‘「はい!見えます!私こう見えて[[rb:目は良い>・・・・]]ので!」

  竜也の母「その反応だと見えてるようね。案外目良いのね。」

  ロコン‘「はい![[rb:キュウコン>おかあさん]]も目がとっても

  良かったの、私も受け継いだからなんだ~🎵」

  竜也の母「う~ん・・・なんて言ってるか分かんないけど多分

  視力自慢でもしてたのかしら。」

  ロコン‘「えへへ・・・」

  竜也の母「あ、そうだロコンちゃん。もう1つ大事な質問

  し忘れていたわ!」

  ロコン‘「な~に?」

  竜也の母「あなたは・・・ポケモンの♂ではなく、人間の男性と

  愛し合う事に・・・抵抗は感じないかしら・・・?」

  ロコン‘「人間と愛し合う・・・?抵抗は特に感じないよ?

  好き合ってる同士なら、卵が産めない同士でもいいんじゃない?

  [[rb:キュウコン>おかあさん]]も、初めて交尾した相手は

  実は卵が出来ないお父さん以外のポケモンとだったって

  話してたし・・・私もそう言った恋愛、してみたいわ♥」

  竜也の母「・・・照れた表情しながら嬉しそうにクネクネして

  鳴き声上げてるところ見ると・・・抵抗ないしむしろ

  してみたいみたいに言ってくれたって感じかしら・・・?」

  ロコン‘「すごい!また伝わった!」

  竜也の母「あ、また笑顔で二度うなずいてくれたって事は

  大正解なのね?良かったぁ~♪じゃあもしロコンちゃんが

  竜也君の事を気に入ってくれたら、ポケモンと人間という

  垣根を超えて、深く愛し合ってくれるかしら?」

  ロコン‘「はい!是非!竜也くんかぁ・・・

  かっこよくて優しい人だといいなぁ・・・♥」

  竜也の母「ふふっ、竜也に逢うのが楽しみで仕方なさそうね。

  安心してロコン。竜也はとってもいい子で可愛いわよ。

  でもあの子は[[rb:竜也の祖父>おとうさん]]に似たらきっと

  将来カッコいい男性になると思うわ!」

  ロコン‘「今は可愛い感じの将来カッコよくなる男の子…!

  楽しみです!竜也くんに逢いたい!」

  竜也の母「ふふっ、もっと早く逢ってみたいって顔してるわね。

  もうすぐ家に着くから、もう少しの辛抱よ~。」

  ロコン‘「は~い♪」

  竜也の母「あ、そういえばたっちんにフリーエリアパスの試験に

  出るから EGMs地区の正式名と意味を教えて欲しいとかって

  頼まれてたっけ・・・。」

  ロコン‘「たっちん・・・?」

  竜也の母「あぁ、ごめんなさいまた大きな独り言を・・・。

  たっちんっていうのは、さっき言った竜也の愛称

  みたいなものよ?私達家族の間では竜也の事を

  ≪たっちん≫って呼んでるの。」

  ロコン‘「へぇ!そうなんだなぁ!たっちんかぁ・・・。」

  竜也の母「ちなみに私は本名は[[rb:叶>かなえ]]って言うんだけど…

  家族からネココとかチャチャコとか呼ばれてるのよ?あと、

  [[rb:竜也の祖父>おとうさん]]はおとおさんとか、トココとかって

  呼ばれてるの。色んな呼び方あるから、まぁあなたの好きな

  呼び方を1つ見つけて呼んでくれればいいわ。私達は呼ばれ方は

  何でも構わないから。これからはずっと一緒なんだし、

  皆の事をどう呼ぶかは、時間を掛けてゆっくり決めてってね♥」

  ロコン‘「コンッ!わかりましたぁー!でも、竜也くんと、

  竜也くんのお母さんの事は…もう何て呼ぶか決めました!

  あなたのことは・・・【ママ】って呼んでもいいですか?」

  竜也の母「うん?もしかして私の呼び名でも

  決めてくれたのかしら?まぁ、いつか聞かせてね?」

  ロコン‘「ハイ!ママ!」

  [newpage]

  そして、そんな会話をしている内についに竜也の母は

  実家に戻ってくることが出来ました。

  すると、玄関の戸を開ける前にロコンを再び胸元に入れて

  こうロコンに向かって言いました。

  竜也の母「それじゃ、さっきの件、くれぐれもよろしくね?

  あ、[[rb:後>あと]]、あなたの事はサプライズプレゼントにする予定だから

  今は服の中に耳まで全部隠しておいといてくれるかしら?

  出てきてもいい時、ポンポンって触って合図するから。」

  ロコン‘「わかりました~!」

  そういうとロコンは竜也の母の胸元に身体をすッと入れ

  耳の先まで見えない様に潜り込みました。

  そして・・・竜也の母は鍵を開け、玄関の戸を開きながら

  中に入っていき、こう言いました。

  竜也の母「ただいま~」

  すると、帰ってきた母に気付いた家族達がこう言いました。

  竜也の祖父「おう、おかえり~」

  竜也(幼少期)「ママおかえり~」

  竜也が母に目を向けたのを確認した瞬間、母は胸元に入れた

  ロコンをポンポンっと叩き合図を送りました。そして・・・

  ロコン♀「コン!」

  ロコンは竜也の母の胸元から急にひょこっと顔を出してきて

  可愛い鳴き声を上げながらじーっと竜也を見つめました。

  ロコン「(わぁ・・・この子が竜也くん?ほんとだぁ!

  なんかかわいい!でも将来私を包み込んでくれるような

  かっこいい男性に本当になっちゃいそう・・・♥)」

  竜也「あれ・・・?この子・・・もしかしてロコン!?」

  竜也の母「うん、なんか いつも行ってるあの店にこの娘

  いたんだけど・・・あのお店の人、ポケモンに

  詳しくなくって…なんでも話聞いたら数ヶ月前、

  例の大事件があったあの日から数週間経ったある日の朝

  お店の前で倒れていたのを保護したそうよ。それ以来

  ポケモンのことなんて何も知らないのに頑張って数か月間

  お世話をしてあげてたんだって。でも、ポケモンの事を

  良く知っている君達に育ててもらった方が この娘もきっと

  幸せになるだろうって・・・なんか受け取る事に

  なっちゃいました・・・。」

  竜也「そうなんだぁ~・・・触ってい~い!?」

  ロコン‘「抱っこして~♥竜也くん🎵」

  竜也の母「うん、いいわよ!何なら竜也にこの娘あげるわ!」

  竜也「え!?ほんとう!?」

  竜也の母「ええ!その代わり、ちゃんと一生面倒見るのよ!

  この娘、こう見えて女の子なんだから・・・」

  竜也「え…女の・・コ・・・?」

  ロコンを両手で優しく抱きかかえて受け取った竜也は

  ロコンが♀であることを聞いた途端、また不安な気持ちに

  なり、またしても『僕は この娘を深く愛してはいけないんだ』

  と思いそうになった、その時だった。

  ロコン♀‘「(・・・あ、本当に言った通りになってる…)

  あれ?どうして暗い顔してるの?コレからずっと一緒

  なんだから、仲良くしよっ♥・・・Chu♥ねっ!」

  竜也「あ…♥(奪われた[[rb:くちびる>ファーストキス]]を左手で触りながらロコンを

  ぼーっと見つめたあと、優しくロコンを抱き寄せた。)

  ロコン・・・!こんな僕とずっと一緒にいてくれるの・・・?」

  ロコン♀‘「勿論!これからよろしくね、竜也くん♥

  (・・・[[rb:キュウコン>おかあさん]]、私・・・今日から

  一目惚れした…ううん、運命を感じた この人の為に・・・

  頑張って1人で生きていくからね!応援しててね、

  [[rb:キュウコン>おかあさん]]!)コン!」

  竜也「(照れた顔で)・・・ねぇ、君名前なんて言うの?」

  ロコン‘「え?普通にロコンだけど・・・?どういうこと?」

  竜也の母「ん?もしかしてその娘にロコンとは別の

  何か名前を付けてあげたいの・・・?」

  竜也「うん。この娘は・・・僕だけのロコンだから…

  他のロコンと区別が出来るように、何か名前ないかなぁ・・・

  って思って・・・。お母さんこの娘にまだ名前付けてないの?」

  竜也の母「そういえば全然考えてなかったわ・・・。

  ロコンの名前ねぇ・・・ナインテール??とかじゃ何か

  ありふれた感じよねぇ・・・」

  竜也の祖父「名前かぁ・・・。」

  竜也「そういえばロコンって英語でなんて言うの?」

  アンバー「vulpixよ。それがどうかした?」

  竜也「ヴぁる、ぴっ…くす・・・?うーん・・・・・・・。

  じゃあ、バルピィちゃんで!」

  竜也の母「バルピィ?」

  竜也「うん!この娘の名前!バルピィちゃんにする~!」

  ロコン‘「ばるぴぃ?それが私の新しい名前・・・?」

  竜也「ロコンちゃん、この名前気に入ってくれた?

  ・・・って、なんかやっぱりロコンちゃんの方が

  言いやすいなぁ・・・。君は今日からバルピィちゃんだけど、

  やっぱり普段はロコンちゃんって呼んでてもいいかな?」

  ロコン‘「フフッ、どっちでもいいよ~♪とりあえず

  バルピィって名前、覚えておくね。あ、あとこの名前

  気に入ったから安心してね♥」

  竜也「・・・なんて言ってるのか分からないけど

  多分喜んでくれてるよね、名前・・・。」

  アンバー「ええ、ちゃんと喜んでるわ」

  竜也「へへ、そっか。今日からバルピィは僕だけのロコンだよ♥

  これからはずっ~っと一緒にいようね♥ロコン💙」

  ロコン‘「はい!竜也くん♥これから末永く

  よろしくお願いします♪」

  《回想終了》

  竜也「…にしても、突然キスしてきたのがまさか母の入れ知恵

  だったなんて・・・知った時にゃ正直すげぇ困っちまったけど…

  今は感謝しているよ。今の俺があるのは、間違いなく

  あの日の出来事のおかげもあるだろうからな・・・。」

  ロコン「そういえば、折角バルピィって名前付けてくれたのに

  結局普段は私の事ロコンちゃんって呼ぶことの方が多いよね。」

  竜也「そうだね・・・。」

  ロコン「まぁ、別にいいんだけどね・・・。」

  竜也「ははは・・・」

  [newpage]

  ロコン「ねぇ、竜也くん。そういえば あの時ママが私に

  話してくれていた高橋家の歴史の話とかって・・・

  今どのくらいまで聞いてるの?」

  竜也「皆がタツヤ細胞と呼んでいる物は本当は

  この世界を作った5次元の女神の能力であるって話や

  同じく第6次元の神の力も俺には宿っていて実は俺は

  一種の魔法のようなものも使えちゃうって所までは

  聞いてるよ。後は知っての通り、家が代々ポケモンに

  人の言葉を話させる術を持っていたって事もね。まぁ、

  発音補正装置完成させる技術の勉強を生前祖父から軽く

  教わっていた時点でこの点には勘付いていたんだけど…。

  そういや、アンバーさんが[[rb:家>うち]]の養子に入った理由までは

  聞いたんだけど・・・アンバーさんの一家に伝わる

  書物には何が書かれててどんなことが出来るのかって話は

  まだ一切聞いてなかったな・・・というより、母さん達も

  知らなかったっぽいしね・・・。アンバーさんに聞いても

  『時が来たら話す』とばかり言われていつも

  はぐらかされるし・・・。生前祖父にも聞いたけど

  似た様な事言われたんだよな。『今はまだ全てを

  知らなくていい。いづれ全て分かる時が来るから。』って…。

  結局その答えを教えてもらう前に祖父は数年前に

  突然死んじまったけどな・・・。アンバーさんは

  やっぱり知ってるのかな…。俺達3種族に課せられた

  能力と運命の事・・・・・・。」

  ロコン「あ、そういえば・・・お母さんが話していた

  ウィテルジナを守る3種族の最後…色違いセレビィの末裔

  って・・・もしかして・・・・・・。」

  竜也「あぁ、あの[[rb:セレたん>・・・・]]だよ。人工授精で

  一人娘を産んでたって噂は本当だったんだ。」

  ロコン「やっぱり・・・!!!」

  竜也「そういやセレたんにもまだ詳しい話…聞いてなかったなぁ…

  過去の世界にミュウとエムリットと共に行った事がきっかけで

  私がレジェクターズをこの時代に設立したんだよって

  話までは聞いてたけど・・・何か辛い事情でもあったのか

  それ以上の事は自分から話そうとしてくれなかったからね。

  俺も深く聞き出そうとはしてこなかったんだけど・・・

  ・・・というかそれ以前に俺・・・皆がお嫁に来るよりずっと前

  どこでどんな生活をしていたかって話・・・バルピィ含めて

  誰からも全然聞いた事なかったな…。」

  ロコン「そういえば・・・そうだね・・・私があの鞭蔵で

  おばさんに拾われる以前の事・・・まだ一度も

  竜也くんに話していなかったね・・・」

  竜也「もしかしたら今 俺の身に起きているシンクロや

  あの日あった事件の真実を知る何らかの糸口ぐらいには

  なるかもしれないし・・・でも、それ以上に・・・

  これからもずっと一緒にいる一生のパートナーとして・・・

  皆の過去の事、俺は知りたいと思うな・・・。だからさ、

  今度・・・・聞かせてくれないかな・・・?丁度明後日から

  丸々1週間何も予定入ってないからさ。バルピィを含めて

  皆の過去の話を…聞こうと思う。俺の事は殆どの娘に

  既に話してるのに、みんなからまだ聞いてないのは

  なんかちょっと正直嫌だしね・・・。」

  ロコン「ふふっ、そっか。それもそうだね。きっと竜也くん

  から頼めば皆ちゃんと話す気になってくれると思うよ?

  確かに私も・・・スペメルー火山大噴火に巻き込まれて

  悲しい目に遭った一人で、思い出すのは今でもちょっと辛い

  けど・・・。それ以上に・・・竜也くんには・・・

  やっぱり私の過去を知っていてほしいとは思うから・・・。

  きっとみんなも同じ気持ちだと思うよ!」

  竜也「・・・だといいな・・・」

  ロコン「大丈夫だよ!もうみんな・・・竜也くん無しでは

  生きていけない体質になっちゃったんだから・・・

  まぁ、それは・・・[[rb:竜也くん本人も>・・・・・・・]]なんだけどね・・・。」

  竜也「あぁ・・・10歳になった時に聞かされたタツヤ細胞…

  もとい、性技の女神ペティ様のこの力には・・・まだまだ

  色んな秘密があったんだよな・・・。タツヤ細胞を取り入れる

  以前に別の♂の体液を体内に取り入れた事のある女性には

  影響がない、即ち異性とキスすらした事のない処女に

  自身の精子などを与えた時にしか効果がない事、タツヤ細胞を

  体内に宿した女性の体液を俺自身が浴びると 今度は俺の細胞

  自体がその女性の細胞に一部なってしまい、この細胞変化も

  タツヤ細胞と同様に自身の能力を活性化させる効果はあるが

  自身の免疫機能で新しい細胞に取り替える事は出来ないから

  俺自身もその女性の体液を最低でも半年に1回、可能なら

  3カ月に一回以上のペースで補充しなければならない事・・・。

  そしてそれを怠れば俺自身は・・・

  [chapter:【死すら迎える事なく完全なる無に帰す】]

  ・・・この世にいる者達全員の記憶から俺の存在は消え、

  時間と俺という存在がいたパラレルごと消滅する・・・

  最強になれる代償として掛けられた呪いの魔法・・・。なんて

  聞かされてたが・・・正直さっぱりイメージ湧かねーよな…。

  けど・・・少なくとも俺自身が今・・・

  [[rb:肉体関係を持った女の子達の細胞によって生かされている>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・]]って

  いうのは・・・紛れもない事実なんだよな・・・。今・・・

  俺の身体は何人の女の子達によって、構成されているの

  だろうか・・・。少なくとも3年前にした前回の検査では・・・

  ロコン、イーブイ、ブースター、ニンフィア、タブンネ、

  エモンガ、ミュウ、ピカチュウ、チラーミィ、ピッピの

  10匹の細胞が臓器などの重要な役割を果たす部位の細胞と

  完全な融合がされていると言われ、微量だけどシャワーズや

  ナゾノクサ、プリンやマリルリなどの細胞も俺の体内から

  見つかったって言われたんだよな・・・。・・・今回測ったら

  絶対ラブマトリィの娘達全員の細胞が 俺から検出

  されちゃいそうだな・・・ははは・・・・・・。俺は一体、

  今何人の女の子達のおかげで生きていられてるんだか・・・。」

  ロコン「でも・・・それを言ったら私達だって同じなのよ?

  私達も体内にあるタツヤ細胞が死滅してしまったら私達も

  生きていけなくなるから・・・私達も、竜也くんに

  生かされてるんです…。」

  竜也「まぁ・・・そうだね。祖父が生前俺に『お前のその能力は

  良く言えば絶対的な相思相愛となるもの、

  悪く言えば完全なる共依存関係を作り出すもの』…なんて

  言っていたけど・・・最近その意味がようやく

  理解できた気がするよ・・・。でも・・・俺の能力、

  強いては この地区には、まだまだ秘密があるって

  [[rb:祖父>とお]]さん話していたけど・・・なんなんだろうな?

  これ以上の秘密って・・・。答えを聞きたくても・・・

  [[rb:祖父>とお]]さんはもういないし・・・・・・。

  10代の時に何回聞いても、『時が来たら話す、』とか

  『いづれ分かる時が来る』とかばっかりだったからな…。

  なぁ、[[rb:祖父>とお]]さん・・・その時って・・・いつ来るんだよ…。

  なんで・・・答え教えてくれる前に…死んじまったんだよ…。」

  ロコン「・・・竜也くん・・・・・・。」

  竜也「…あ…ごめんな…ロコン・・・。大丈夫だから・・・。

  俺には…ロコンが付いてるし・・・あの娘達も…。」

  そう言いながら竜也は他のお嫁達がいる大広間の方に目をやった。

  ロコン「…そういえば、エモンガちゃんがお嫁になったのって

  [[rb:祖父>パパ]]が死んじゃったのがきっかけだったよね…。」

  竜也「あぁ…元々祖父にアニマルセラピーの一環として

  ペット感覚でチラーミィと共に仲間になってくれたばかりで

  まだ肉体関係になってなかった二匹を祖父にあげようって

  ことにして・・・チラーミィは【おりんちゃん】

  エモンガは【チャッピーちゃん】って名付けて

  数年の間 実家で可愛がられてたみたいだったけど・・・

  あの日・・・祖父が本当に突然急変して・・・昨日まで普通に

  話していたのに・・・・・・。本当に突然・・・・・・。

  でも・・・それから9日後の夜だったんだよね・・・

  研究に手が付かなくなり実家で茫然としていた俺を

  エモンガが・・・慰めてくれたのは・・・。」

  ロコン「そういえば、そんな話してたね、前にも。」

  竜也「あの娘には感謝しているよ・・・。俺がまたこうやって

  祖父の分まで頑張ろうってやる気を取り戻せたのは

  チャッピーのおかげだからな・・・。まぁ、今は

  祖父が付けたチャッピーって名前じゃなく、エモたんって

  呼ぶことの方が多くなってきてしまったが(笑)」

  ロコン「それは別に気にしてないんじゃない?私も

  バルピィって呼ばれようがロコンちゃんって呼ばれようが

  どっちでもいい感じだし。たっちんもそうなんじゃない?

  既に私から竜也くんとかマスターとかたっちんとか

  色んな呼ばれ方してるけど…そこまで気にしてないでしょ?」

  竜也「・・・まぁ、確かに・・・呼び名なんて

  そんなものなのかなぁ・・・みんな・・・。ま、

  それはさておき!この様子なら この辺探してたらまた

  なにか懐かしい思い出のものとか出て来るかもしれないな!」

  ロコン「そうですね!なんかちょっとお家の中で

  宝探ししてるみたいでとっても楽しいです! フフッ、

  次は何が見つかるのかなぁ~🎵」

  竜也「ふふ、そうだな。」

  そんな会話をしながら竜也とロコンは再び和室の押し入れにある

  引き出しの整理を再開する事にしました・・・

  続く・・・。