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ん?やぁ後輩くん。こんなところで奇遇だね。
んー?何をしてるかって?
いや、実は先生に頼まれてここの落ち葉の清掃を頼まれたんだ。
もちろん、こんな寒い中掃除するなんて嫌だったよ。
でも、その落ち葉を使って園芸部が収穫した芋を焼いて食べていいと言われてね。食欲には抗えなくて、結局引き受けたんだ。
もうそろそろ焼けそうだね。せっかくだし、後輩くんも食べるかい。園芸部からは少し多めにもらったんだ。
……あぁ構わないよ。ラッキーだと思ってくれ。
んー……あ、これは良さそうだ。
そういえば、育てていたのは安納芋だと言っていたな。きっと甘いだろう。後輩くんは甘いものは好きか?
……そうか。じゃあ私と一緒だな。ほら出来立てだ。
※布の擦れる音
熱いから気をつけて食べるんだよ。
……どうだい?……そうか、うまいか。あはは、ずいぶんと目をキラキラ輝かせて食べるんだな。君のそんな表情を見てると、私も食べたくなる。
……お、これも良さそうだ。
ふー、ふー、あー……ん……ん、甘くて美味い。これはいくらでも食べられそうだ。
もうすぐ12月だし、寒いこの時期にしみるね。
……ん?あぁ先生もさっきいたんだが、なんだか急ぎの用があるとかで職員室に向かったよ。
しばらくすれば帰ってくるだろうけど、その前に私たちで芋を食べてしまおう。ふふ。
※しばらくまをあける
ん、んー!!はぁ……美味しかったぁ。
さて、燃えかすを片付けたら帰るかな。
……え、手伝ってくれるのかい?いやー、申し訳ないね。
ふふっ、後輩くんは優しいね。モテるだろう。
……そんな事ない?周りは見る目がないね。後輩くんほど優しい子もそういないのに。
……からかってなんかいない。事実を言っただけだよ。
……私は好きだよ、後輩くんのこと。
あはは、何をそんなに顔を赤くしてるんだい?
……ふーん、寒さのせいか。まぁ、今はそういうことにしておこう。
せっかくだし、燃えかすを捨てたら一緒に帰らないかい?
……嫌かい?
……聞き方がずるい?ふふっ、さぁなんのことやら。
ほら、早く片付けよう。じゃないと、先生がきて、「俺の芋がー!」と、発狂する声を聞くことになるよ。
【完】
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