象の豊満爆乳熟女、熊の絶倫巨根少年を拾う

  梅雨の夜。

  月を覆った雲から降りしきる雨は止む気配がない。

  湿度は高く、雨音はうるさい、不快な夜だった。

  

  「このような条件になります」

  地方都市の一角、市長宅にて。

  高級ホテルを思わせる応接室にて、市長とその秘書は冷や汗をかいていた。

  蒸し暑いからではない。目の前の人物が発する威圧感に晒されているからだ。

  その人物は、机の上に置かれた書類に目を通し始めた。

  灰色の肌、長い鼻、大きな耳・・・・・・その人物は象の獣人である。座っていても市長と秘書を見下ろすほどに背が高い。また、巨体を支える為に獲得した筋肉量も多く、更には肥満により大量の脂肪も纏っているため厚みも横幅もかなり大きい巨体の持ち主だ。加齢により皮膚には艶が無いが、筋肉と脂肪がパンパンに詰まって膨らんでおり力士のような体系である。有名なブランドの高価なスーツが肥満体系によってパツパツに引き延ばされている光景は、いささか滑稽であった。

  「私の要望は通らなかったようですね」

  象は書類を机の上に置いた。その際に発した声は、正しく女性のもの。

  「はぁ。議員や、その他権力者の反発も多いのです。貴方もご存じでしょう、レールさん」

  怯えた表情で言い訳をする市長を見下ろす象獣人は、レールという名の女性である。象という種族であることを差し引いても、男性顔負けの体躯を誇る。声も低く、射貫くような視線と発言は相手を委縮させるのに十分は威力を持っている。

  男性のようだと陰口を言われるレールだが、着てるスーツを押し上げる特大爆乳は正に女性のそれである。娼婦や妊婦でもこんなに大きく実らないだろうと思えるほどに大きい。特注のブラジャーによって引き上げられているため、砲弾の様に前方に大きく突き出しており、ボタンが弾け飛んでしまいそうだ。大きすぎるためにレールの些細な動きでユサッユサッと揺れているが、市長も秘書も興奮などしない。

  「無論分かっていますが、それを説得するのも貴方でしょう」

  「それはそうですが」

  「ごねているのは、どうせジャム病院とタナ寺院の者どもでしょう」

  「は、はぁ」

  「もう任せていられませんね。私が直々に彼らと話しましょう」

  おどおどしたまま言葉を濁すばかりの市長を見かね、レールが提案した。安堵する市長と秘書を見て、レールは心の中で大きなため息をついた。

  「今日は帰ります」

  レールは立ち上がり、二人に背を向けた。

  スカートを押し上げる巨大な尻を市長たちに見せつけ、巨大乳房をブルン、タプンと揺らしながらレールは市長宅を後にし、自宅への道のりを一人歩き始めた。

  レールが暮らす街はカティと言う小さな町だ。目立った産業は無く財政状況は悪く、貧困層が多数を占めている。そんな街でも、近隣の大市都市とつながりを持つ議員や市立病院、一部の寺院などは裕福な暮らしをしている。しかし彼らは、市の発展のために奔走することも、労働者たちに十分な給与を提供することもせず、富を独占していた。富を正しく分配すべきだと市民は訴えているが、気弱な市長は富裕層に意見でき無いという現状である。

  レールもまた富裕層の一人である。近隣の大都市にてとある大企業の会長まで上り詰めたレールは、後継者に後を任せ十分な貯蓄を持って引退した。仕事一筋だった彼女はカティに移住しスローライフを満喫しようとしたいたが、この町の現状を見てそれどころではなくなった。生来の正義感に火が付き、街を正したいと思わずにはいられなかった。

  この街に知り合いなどいるはずもなく、議員になることはできない。それでも大企業の会長まで務めたレールは当時の人脈とずば抜けた知力と話術、そして精神力をもって街の権力者たちと争っている。街に来たばかりの頃は煙たがられていたが、徐々に市民たちの支持を手に入れつつあった。

  (全く、あの院長と高僧は曲者だわ)

  これから街の権力者たちと本格的に戦わないといけない。しかし、レールはそれを苦痛と思わなかった。弱者を助けこの町をより良くしたい。その思いがあれば十分だった。

  (ちょっと面倒だけど、これしかすることもない)

  雨の中、田舎道を歩き郊外の自宅に就く。十分な財力があるものの、一人暮らしであるため小さな家である。調度品や家具は実用的かつ見栄えのいい高価なもので統一されており、手入れも行き届いているので外装も内装も見栄えは良い。だが家の中は誰もいないため、暗く静かだった。

  レールは家政婦を雇っておらず、家事は全て自分で行っている。他者に頼ることを良いと思えない性格なのだ。仕事一筋であったため40歳を超えた今でも独り身で、家族はいなかった。

  (何か趣味でも見つけようかと思っていたけど、まさかこんなことをすることになるとは。まぁ、何かやることがあった方がいいか。その方が、性に合っている)

  スーツを脱ぎ去り下着姿になったレールは、シャツもズボンも履かずにキッチンへ向かった。だらしない格好だが、巨体のレールにとってはどんな服も圧迫感があるため夏場は決まって裸で過ごす。特に、規格外の爆乳は何着ものシャツの生地を伸ばし、ボタンを吹き飛ばしている。

  特注品の地味なベージュのブラジャーで支えられた巨大な双乳は、拘束をものともせずレールが歩くとブルンブルンと弾む。深い谷間には、汗の滴が吸い込まれた。

  巨尻の存在感もすさまじく、乳同様に弾むほどに大きい。生地は尻の谷間に食い込み、桃のような尻肉の大半が露出してしまっていた。

  肉感的な身体をさらけ出し、レールはてきぱきと食事の用意を始めた。料理は数少ない趣味と言っていい。仕事のストレスは作ること、そして食べることで発散した。そのせいでいつの間にか太ってしまったが、そのことで他者から白い目で見られることなど気にしていなかった。

  「ふうっ」

  大量の料理を平らげ片付けを終えたレールは、脱衣所へ向かい下着も脱ぎ去った。

  ホックを外すと爆乳がブラジャーを吹き飛ばして現れる。加齢と巨大さゆえに下着が無ければ多少は垂れてしまうものの、弾力は完全に失われておらず砲弾の形状を保ち前方に飛び出ている。乳輪は広く乳首も大きく、爆乳の存在感に負けていない。パンツも脱ぐが、ほとんど尻肉と腹肉で隠されていたため外見上の変化はあまりなかった。

  レールは浴室に入ると戸棚に手を伸ばす。手にしたのは、シャンプーでも石鹸でもない棒状のもの。

  (やはり、これが一番ストレス発散になる)

  男性器を模した特大サイズのディルドだ。子供の腕ほどの大きさであり、エラが張った立派な一物を再現している。

  レールは食欲だけでなく、性欲もまた人一倍強かった。仕事でストレスが溜まると、頻繁に娼館へ行きセックスに没頭した。体力も並外れており、数名の男娼を一晩で干からびるほど搾り取ることも多々あった。あくまで性行為を楽しみたいだけで恋愛には興味がなく、恋人がいたことはない。しかし体を重ねた男の数は100を超える。最も、レールのそんな一面知っている者はいない。周囲にバレないよう、厳重な警戒の元で娼館に通っていたからだ。

  田舎に引っ越した後も、適度に都会へ行き男娼とセックスを楽しむつもりだった。しかし、この街の体質を変えるため奔走しているためそんな時間の余裕はなく、性欲は溜まる一方だ。かと言って、小さな町の中で誰かとセックスをすればすぐに噂が広まるため我慢するしかない。

  肉体が火照るほどに蓄積した欲望を発散させるため、一日の終わりにオナニーを楽しむ。それがレールの日課だった。

  浴室の床にディルドを固定させて切っ先を天井に受けると、レールは迷いなくそれに向かって腰を落とした。

  「うっ」

  切っ先が膣に当たっても、構わず巨尻を落とす。太く長い偽の男性器を、レールの膣は全て飲み込んでしまった。

  「あぁ・・・・・・ふっ!」

  極太のモノが膣を貫く感触に数秒酔いしれたレールは、逞しい太腿の筋肉に力を込め上体を上下に揺すり始めた。

  「ふっ!!うっ!!くっ!!」

  重量がある巨体でありながら、上下する速度はとても速かった。レールは快楽のあまり呻き声を上げ、逞しい男性を騎乗位で搾り取るセックスを妄想してオナニーに没頭した。

  ずちゅ、ぐちゅ、と、膣から卑猥な音とともに粘液が溢れる。尻肉は床に当たる度に震える。巨大な乳肉はブルン、バインと激しく上下に乱舞する。

  「んんんんん!!!!」

  やがてレールは絶頂に達し、快楽が全身を貫く。それでも腰は止まらず、更なる快楽を求めて動き続けた。

  (この問題を片づけたら!街にいって!何度も!セックスをする!絶対に!一日中!枯れ果てるまで!)

  満足しつつも、性欲は完全には満たされない。膣の中にあるのは、熱のある本物の肉棒ではないからだ。

  自慰を続けつつ、レールはこの小さな町が抱える問題を解決させた後、お気に入りの男娼とのセックスに数日間没頭すると心に誓い、夜遅くまでオナニーに明け暮れた。

  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

  翌日。

  昨日からの雨が続く夕刻。

  街の権力者数名との会議を終えたレールは商店で日常品を買いそろえていた。

  「どうも」

  店主の態度は素っ気ない。レールは気にせず、軽く会釈をして店を出た。

  傘を差し、買い物袋を持って歩くレール。そんな彼女を、街の市民たちは避けていた。

  生活に困窮する市民たちの為に町の権力者たちと戦うレールだが、市民たちからは慕われていない。

  市民たちは現状に不満を抱いているが、それをレールとともに覆そうと奮い立つ者はいなかった。権力者と戦ったところで生活が豊かになるとは思えない。それどころか、手痛い復讐をくらうことになるのではないか。そんな諦めの思考が市民たちに蔓延していた。

  自分にも他人にも厳しいレールは、不満を述べるばかりで努力をしない市民に対しても厳しい態度を取っている。都会から来たよそ者ということもあって、レールの評判は悪かった。

  それでもレールは権力者に立ち向かう。理不尽を見過ごせない性格なので、動かずにはいられないからだ。つまりこれは、自分のための闘いなのだ。

  目立つ巨体を揺らし歩くレールの隣には誰もいない。しかし、孤独な闘いには慣れていた。いつも一人で生き抜いてきたのだから、今更寂しいとは思わなかった。

  「ん?」

  商店街から離れて少し歩いたところで、レールは寂れた公園に差し掛かった。壊れた遊具は放置され、雑草は伸び放題だ。そこを直進すれば近道なので、レールは迷わずそこを通った。

  雑草や泥で足が汚れることなど気にせず、レールは太い脚で草をかき分け闊歩する。都会暮らしながらも、仕事で駆けまわって鍛えた肉体は精神同様に強靭である。

  「ん?」

  あと少しで公園を出るところで、レールは足を止めた。

  視線の先には、崩れそうなあずまやがある。そこに人影があった。時間帯と場所を考えれば、子供がいるのはおかしい。気になって近づいてみた。

  (大人・・・・・・いえ、子供?)

  椅子に座って目を閉じている人物は、熊獣人の男だった。体は大きいが、その顔にはやや幼さが残っている。服装はボロボロで汚れが目立っており、靴は履いてない。

  (家出か、それとも・・・・・・)

  見過ごすわけにはいかず、レールは熊獣人に近づいた。

  「貴方、大丈夫ですか?」

  揺すって声を掛けると熊はすぐに目を開け、レールを見て跳びあがった。

  「うわっ!す、すいません!出ていきますから!」

  寝起きにレールの巨体と鋭い視線を受け、びっくりした熊。その声にも、少年らしさが残っている。

  「待ちなさい」

  「ほんと、すいませんでした!」

  怒られると思っているのか、熊は雨の中に駆け出した。しかし、ぬかるんだ地面に足を取られ。

  「うおあ!」

  転倒し、泥の中に飛び込んだ。

  「うわ、しまった・・・・・・」

  起き上がる熊。服も体もびしょびしょだ。

  レールはため息をつき、熊に声を掛けた。

  「私の家が近くにあります。ついてきなさい」

  「ほんと、すみません」

  シャワーを浴び全身の体毛を乾かした熊は、レールの服を着てキッチンの椅子に腰かけていた。男女兼用の寝巻だが、レールの巨体と爆乳に合わせて作ったためぶかぶかだ。

  「謝罪はもう結構です。私が勝手に助けたのですから」

  縮こまっている熊に暖かいココアを渡す。しかし熊は手を付けない。

  「飲みなさい。初夏とは言え、体は冷えたでしょう」

  「は、はい。すみません、いただきます」

  熊はおそるおそるココアに手を付け、飲み始めた。

  「それで、あそこで何をしていたのですか?」

  熊はびくりと体を震わせ、ココアを置いた。

  「はい。その・・・・・・」

  表情を曇らせる熊に、レールは続きを促す。

  「両親はどうしたのですか。帰る家があるなら、貴方を送らなければなりません。教えてください」

  「はい。でも、家が無くて。お父さんも、どこに行ったのか、分からなくて」

  やはり、とレールは思った。

  「詳しく話してくれませんか?」

  「えっと。俺、隣町のガタルで、一人暮らししてたんですけど。仕事、クビになっちゃって。家賃払えなくて、大家さんから追い出されて。で、この町の親戚を頼ってきたんですけど、引っ越してて。それで、どうしようかな、って思ってたら雨が降ってきて、公園で雨宿りしてて」

  話し終えた熊の少年は、俯いてしまった。体が僅かに震えている。

  「ご両親は?」

  「親父と二人暮らしだったんですけど、5年くらい前に事故で死んじゃって」

  「役所に相談はしたのですか?」

  「何度かしましたけど、働ける健康な人は援助の対象外って言われて。俺、体は頑丈ですから。でも、最近は景気が悪くて、どこも雇ってくれなくて」

  「そうですか。あなた、歳は?」

  「15です」

  嘘を言っているようには見えなかった。組織の長を長く務めてきた経験から、嘘を見抜くことには自信があった。

  (隣町も、ここと似たような状況とは聞いていたけれど、まさか子供のホームレスまでいるとは)

  レールは近隣の町にまで格差問題が広まっていることに怒りを覚えた。

  (眼前の迷い子を一人救ったところで問題は解決しないわ。でも、見捨てるわけにはいかない。見たところ、悪人には見えないし、問題はないか)

  「事情は分かりました。では、私が貴方を住み込みの召使として雇います」

  「え?」

  突然の提案に目を丸くする熊に、レールは畳みかける。

  「私は今、仕事を引退してこの家に一人暮らしをしています。しかし、引退してもやらなければならないことが多く、一人で家事までこなすのは大変です。だから貴方にやってもらいます。無論、給料も払いますよ。住み込みですので、無論、衣食住は私が提供します」

  「いや、でも」

  「行くところがないのでしょう」

  「でも、悪いですよ」

  「言ったでしょう。ただで泊めるわけではないのです。ちゃんと働いてもらいます。それなら、貴方が気を止む必要はありません」

  「でも、急というか」

  レールは身を乗り出し、熊の目を見据えて言った。

  「時間は限られています。すぐに決めてください。私に雇われるか、否か。選びなさい」

  選択を迫らた熊。選べと言われたが、否定は許さないと言った口ぶりだった。

  「わ、分かりました。貴方の元で働かせていただきます」

  こうして、レールは熊の少年と暮らすこととなった。

  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

  梅雨も明けた初夏の午後。

  入道雲が浮かぶ空からは、強い日差しが降り注ぐ。今日も快晴で、風も吹かずただただ暑い。

  そんな酷暑の中、日傘を差したリーグは自宅に向かって歩いていた。比較的良心が残っている市議会議員たちとの会合に出席していたため、こんな天気でもスーツ姿だ。

  (思いの外、いい回答が得られたわね。大分見方も増えてきたし、もう一押しか)

  会合で確かな手ごたえを感じたリーグは上機嫌だった。しかし、汗でスーツがびしょびしょになっていることで不快感も発生している。濡れたシャツは豊満な肉体に張り付いており、巨大な乳肉が強調された。早く着替えたいため大股で歩いており、いつもより乳肉が大きくバウンドしている。

  ブルン、ブルンと乳を揺らしながら歩いていると自宅が見えてくる。庭では、麦わら帽子を熊の少年が花の手入れをしていた。

  「今戻りました、イフル」

  「あ、おかえりなさい、レールさん」

  レールの召使、イフルは振り返り、笑顔でレールを迎えた。

  「先に汗を流しますか」

  「そうします。昼食の準備も」

  「かしこまりました」

  二人は揃って家に入った。

  「はぁ・・・・・・」

  シャワーから流れ出るぬるま湯を浴びるレールは、爆乳を持ち上げて開き、谷間や下乳と腹肉が接する部位などの汗を流した。太腿の肉のせいで熱気が籠りやすい股間や、尻の谷間も丁寧に清め、脱衣所に戻り体を拭き、スポブラとスパッツを着用した。

  すぐに汗をかき衣服が濡れてしまうので、これが夏場の部屋着である。来客がなく外出の予定も無いときは、基本的にこの格好だ。レールの乳と尻にぴったりとフィットし支えるように作られた特注品であり、双乳は砲弾のように前方に突き出され、尻肉は肉の桃のような形状を維持している。

  家の中には男性であるイフルがいるが、自分は既に40を超えた身である。全裸を見られることにさほど羞恥は感じない。相手が子供なら尚更だ。

  「用意が出来ました!」

  「今行きます」

  イフルの声を聞いたレールは、キッチンに向かった。心なしか、心が弾む。それに合わせて、乳房と尻も弾んでいた。

  「ごちそうさまでした。今日も美味しかったですよ」

  サラダにスープ、パンにステーキ、デザートのアイスクリーム。それらを平らげたレールは満たされた気持ちで言う。イフルは照れたように笑い、食器を流し台に運び始めた。

  レールも手伝おうとすると、イフルがそれを止める。

  「僕がやりますから。レールさんは休んでください」

  「いいえ、私も手伝います。貴方には午後、庭の手入れに時間を割いてもらいますから。午後に予定もありませんし」

  「分かりました。では、洗った食器を拭いてください」

  イフルはそう言い、慣れた手つきで食器を洗い始めた。

  食器の片づけだけでなく、イフルの仕事ぶりはとても丁寧だった。

  掃除に洗濯、裁縫など一通りのことは完璧にこなす。料理は苦手だったがこの一か月で上達し、大食漢のレールが満足するほどの腕前に成長している。性格も朗らかで、文句のつけようがなかった。

  (苦境に立たされながら、よく屈折せずに育ったわね。父親がいい人だったのかしら)

  現時点でイフルに対し全く不満はない。

  ただ、気になる点が一つだけある。その気になる点によって不快感を抱くわけではないのだが。

  「本当に、ありがとうございます」

  「くどい感謝は、いいものではありません」

  「す、すみません」

  「貴方は謝罪も多すぎます」

  「すみま・・・・・・気を付けます」

  並んで家事をしつつ、他愛もない会話を交わす。

  その際、イフルの視線は頻繁にレールの胸に向けられていた。

  食器を拭く、ただそれだけの動きでも、レールの肉房はたゆん、たゆんと左右に揺れ動く。しかもスポブラはぴったりと密着しているため、乳房の形状をしっかりと視認することができた。目を凝らせば、乳輪と乳首の盛り上がりまで確認できてしまうほどに。

  (気付いていないと思っているのかしら。まぁ、別に構わないけど)

  この家に住み込みで働くようになってから、イフルはレールに熱い視線を送っていた。助けてくれた恩義を感じ敬愛の状が籠っているのは間違いないが、それだけではない。間違いなく性欲も込められた視線である。

  その視線は特に、レールのバストに送られていた。会話中はしっかりと目を見て話すが、その目線は頻繁に下がり爆乳に向けられる。今日の様に露出が高い日や、汗をかき衣服が乳に張り付いた時はより長く胸を見つめる。躓いた時や身をひるがえした時に乳肉がブルンと激しく揺れると、目を輝かせて見惚れてしまう。

  (これも立派なセクハラだけど。まぁ、仕方がないか。思春期なんだし)

  幸いというべきか、乳房を見られることをレールは不快と思わない。思春期の性欲も理解しているつもりだ。仕事が真面目ということもあり、強姦や覗きといった犯罪行為に走らなければ咎めるつもりはなかった。

  「じゃあ、僕、お風呂場の掃除をして、終わったら庭の手入れに行きます。おやつは3時でいいですか?」

  「ええ、いつもの時間に。私は部屋で読書をしています」

  食器の片付けが終わるとレールはイフルに背を向けて部屋に戻った。一歩踏み出すごとに重々しく揺れる巨尻に対する視線を感じながら。

  (仮に、私に直接手を触れようとしてきたら・・・・・・どうしましょうか)

  自室に入ったレールは、ふとそんなことを考えた。

  イフルを咎め、警察に突き出すのだろうか。しかし、そんなことをしてしまうと自分は召使を失うこととなる。再び自分はこの家で一人きりになってしまう。

  (彼がその気なら、いっそのこと・・・・・・)

  股間が疼き、膣から愛液が滲み出た。

  乳首と乳輪が膨らみ、スポブラの内側に擦れる。

  さらに、スポブラが窮屈に感じられた。乳房が大きくなったのだろうか。そういえば、最近さらに太った気がする。ストレスは減っているのだが、つい食べ過ぎてしまう。レールの料理がおいしくて。二人の食事が楽しくて。

  (失うなんて、そんな・・・・・・)

  淫欲が高まる。そして、妙な切なさが胸を震わせた。

  「何を考えているのよ」

  もしイフルがセクハラをしてきても、警察に突き出す必要などない。自分自身が叱って更生させればいいだけのことだ。

  イフルのような優秀な召使を失うことは、自分にとって大きなデメリットだ。それに、イフルが自分にセクハラを仕掛けても、それは思春期が犯したたった一度の小さな過ちにすぎない。それによって一生を棒に振ってしまうことは不憫である。

  (まぁ、レイプしてきたら、警察に突き出すでしょうね。でも、イフルは強姦なんて絶対にしないでしょう。彼は私に惚れているわけではないのだから。私のバストばかりみるけど、年頃の男の子は大きな乳房に目が無いから。恋人になるとか、セックスをするとか、そういうことは同世代のスレンダーな美人に求めるでしょう。私のような太った熟女を求めているはずがない)

  レールは自分の中でそう結論付け、戸棚の中に隠してあるディルドを取り出した。

  イフルはノックせず部屋を開けることなどしないが、念のため部屋に鍵をかけて全裸になり、ベッドに仰向けになって膣にディルドを当てる。

  「んっ!!」

  ディルドを自身の性器に挿入させて、やや乱暴に出し入れを繰り返す。声を押し殺してのオナニーなど手慣れたもの。

  レールは一言も漏らさずにオナニーに明け暮れた。

  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

  翌日。

  今日は市長や議員たちとの約束事はなく、予定の無い一日だ。

  「では、行ってきます」

  「行ってらっしゃい。お気をつけて」

  まだ暑さがピークに達しない朝、レールは散歩に出かけた。春や秋は夕方にするが、夏は早朝に行くようにしている。帰宅後にレールと共に庭の手入れをする予定だ。

  (イフルのおかげで、少しは見栄えが良くなったわね)

  そんなことを考えながら、乳と尻を揺らしつつ朝日を浴び歩くレール。そして、少し汗ばんで来た時。

  「あ、しまった」

  レールは財布を忘れたことに気付いた。腰のポーチに小型の水筒とともに入れたと思っていたが、ポーチに触れてみると水筒の感触しかない。

  (便箋が切れていたから買おうと思っていたけど・・・・・・諦めようかしら)

  一度は散歩を続けようとしたレールだったが。

  (でも、このままじゃすっきりしないわね)

  財布を取りに戻ることにした。

  「戻りました」

  家に入って声を掛けるが、イフルの返事はない。風呂掃除でもしているのだろうか。

  (邪魔をしては悪いわね)

  レールは自身の部屋に向かった。扉を開けて中に入り、財布を取る。それだけのはずだったが。

  「うっ・・・・・・ううっ」

  部屋の前にて、大きな耳がイフルの声を聞き取った。呻いているかのような声が、自分の部屋の中から聞こえる。

  「イフル?どうし・・・・・・」

  扉を開けたレールは言葉を失った。

  視線の先にある自身のベッド。レールはその上にいる。

  下半身を露出させ、うつ伏せになって腰を振っていた。男性器をシーツに擦り付けているのは明白だ。

  「あ・・・・・・」

  イフルは腰を止め、絶望の表情でレールの顔を見た。

  今にも泣きだしそうな顔だった。

  その3分後。

  レールの部屋にて、服を着たイフルは俯き床に正座していた。レールはそれを見下ろし、冷静な口調で聞いた。

  「まず、貴方に聞きたいことがあります。ここで何をしていましたか」

  レールは自分でも驚くほどに冷静だった。困惑と驚愕はあったが、まずは順序だてて現状を把握すべきと判断し、分かり切ったことをイフルに聞く。声に怒りは籠っていないが、巨体のせいでイフルにとっては十分恐怖である。

  「それは、その・・・・・・」

  「正直に答えなさい」

  「は、はい。オナニーをしていました」

  観念したように、イフルは答えた。

  「貴方も年頃の男性です。性欲があるのは分かります。しかし、何故自室ではなくここで?」

  「え・・・・・・あっと・・・・・・」

  「答えなさい」

  「わ、分かりました。より、興奮して、気持がいいからです」

  「貴方の行為によって、私のシーツが汚れますが」

  「も、もちろん洗濯して」

  「汚れを落とせば、他者の物を自慰の道具に使っていいのですか?」

  「そ、それは、だめです。でも、やってしまいました。我慢できませんでした。申し訳ありません」

  イフルは深々と頭を下げた。その声は震えている。

  「頻繁にしていたのですか?」

  「違います!今回が初めてです!信じてください!」

  イフルが嘘をつけないことを、レールはよく知っている。それに、シーツはもちろん下着の洗濯回数が不自然に増えることもなかった。

  「信じましょう。しかし、一回でも許されることではありません」

  「分かっています。恩人であるレールさんに、こんなことを。僕は・・・・・・すいません。すいません」

  演技ではなく、本心で反省していることが分かった。

  「反省しているようですね」

  「はい。だから、自首します」

  「お待ちなさい。盗撮や強姦をしたわけではありませんからね。反省もしているようですから、今回は若気の至りということで目をつぶりましょう。貴方は仕事ぶりも優秀ですからね」

  「で、でも、もうここにはいられません。こんなことをして」

  「こんなことをしたからこそ、ここで償いなさい」

  イフルは真っ赤になった眼でレールを見上げた。

  「ここにいても、いいんですか?」

  「もちろん、ペナルティは与えます。それに、次はありませんからね」

  「はい、ありがとうございます!もうこんなことはしません!」

  真っ赤になった目でレールを見上げるイフル。心の底からほっとしているような顔だ。

  そんなイフルに、更なる質問をレールは投げかけた。

  「そう言えば、何故私のベッドでの自慰行為は、普段より気持ちいいのですか?」

  「え!?そ、それは・・・・・・」

  想定外の質問に混乱するイフル。

  「女性が使っているベッドだから、ですか?」

  「は、はい」

  「しかし、使っているのは私のようなおばさんですよ」

  「それはそうですけど」

  「おばさんのベッドでもいい、と。それほどまでに欲求が溜まっているのですか?女なら、誰でもいい、例えおばさんのベッドでも、と」

  「そ、そんなことありません!」

  「そんなことない、とはどういうことです」

  「そ、その、レールさんも、魅力的な女性ということです」

  「この歳になっても独身で、肥満体な私が魅力的とは。皮肉ですか?」

  「皮肉ではありません。本心です」

  イフルは視線を反らし、頬を赤く染めて言った。

  「少なくとも、僕にとっては、魅力的です。だから、あんなことをしてしまったんです」

  「私の様な女性が好み、と?」

  「そ、そうです。あ、でも!もうあんなことはしません!」

  慌てて弁明するイフル。

  それを見下ろすレールは腰を落とし、イフルを視線を合わせた。

  「本当ですか?」

  「本当です。絶対しません」

  「そっちではなくて。私の様な女性が好みということは?」

  「は、はい。本当です」

  「何故?」

  「な、なぜと言われても。理由はありません。なぜか、好きなんです」

  「どういったところが?」

  「え、ええっと・・・・・・」

  言葉が途切れたイフル。その視線は、遠慮がちにレールのバストに向けられている。

  「私の胸が好きなんですか?」

  「は、はい」

  「垂れ気味なバストでも?」

  「でも、すごく大きいですし」

  「確かに、貴方はいつも私の胸ばかり見ていましたね」

  「き、気付いていたんですか!?」

  「もちろんです」

  「す、すみません」

  「ふぅむ。それでは、私の胸を揉んでみますか?」

  「え? ・・・・・・ええええええええ!!!」

  自分でも驚くほどに冷静でありながら、同時に、レールはかつてないほどに性欲が煮えたぎっていた。

  イフルは自分に性的な視線を向けていた。自分のベッドで自慰行為に耽っていた。だが、そのことに全く怒りは湧かない。

  それどころか、自分が好みであるということに喜びを感じる。求められているという事実により精神が昂る。

  乳首が乳輪ごと膨らみ、子宮が疼き、膣が愛液で潤う。

  抗うことは出来ない。レールは自身の欲求に従った。

  「いや、その、でも」

  唐突な提案に、イフルは尻込みする。

  「私が許可します。揉みなさい」

  そんなイフルの背を押すようにレールは命令を下して胸を張った。

  手を取って無理やり揉ませたいが、イフルの意思で揉んでほしかった。

  「わ、分かりました」

  イフルは頷き視線をレールの乳房に向けた。ブラジャーで持ち上げられた砲弾状のバストが、自分に向かって迫っている。

  「ほ、本当に、大きいですね」

  服越しでも十分な破壊力を秘めた爆乳を、まじまじと見つめるイフル。鼻先が触れるほどに顔を近づけるも、触れる様子はない。

  (もう一押しが必要ね)

  レールはシャツの裾を掴み、一気に脱ぎ去った。

  乳房は引っかかって上に持ち上げられ、その後解放されて落下する。ブラジャーの拘束をものともせずバウンドする乳肉に、イフルの目はくぎ付けになった。

  その視線もレールの興奮を高める要因となる。レールは乳房を見てほしいという欲求に則り、ブラジャーのホックを外した。

  ボイン、とブラジャーを吹き飛ばし生の乳房がイフルの眼前に飛び出た。

  「うっ!!」

  初めて会った時から見たいと願っていた、レールの裸の乳房。その圧倒的な存在感に、イフルはただただ圧倒された。

  ブラジャーに無理やり押し込んでいた乳房は、解放されて一回り膨らんでいる。先ほどまでは前方に突き出されていたが、拘束が無くなったため下方を向いて大きな腹の上に乗っている。それでも砲弾状の形はしっかりと残っており、ハリと弾力を完全に失っていないことを主張している。大きな乳輪と乳首も硬く立ちあがり、その存在感を示している。

  「す、すごい。レールさんの、オッパイ」

  そう呟きながら、性欲を抑えられなくなったイフルはレールの乳房に手を添えた。

  「うっ」

  表面が触れる。象獣人なので高質かと思いきや、もっちりと瑞々しい感触だった。しかも形を変え、手のひらに吸い付いてくる。

  そのまま手を押し込むと、想像以上に柔らかい乳房はぐにゃりと変形した。同時に、豊かな弾力が手のひらを押し返してくる。それに抵抗して更に手を進めると、十分な体積を誇る乳肉にイフルの手は埋没して見えなくなった。暖かい乳の海に溺れた手を、幸せな柔らかさが包み込む。

  次に手を引いて、下から乳房を持ち上げてくる。ずっしりとした重量感が手に掛かる。何とか持ち上げ乳同士をぶつけてみると、ブルンと双乳が共に波打つ。手を離すと、過激な重量感を誇る肉房がドプンと落下しバウンドした。

  「す、すごい」

  イフルは感動と興奮を胸に、イフルの乳を揉み続けた。どれだけ揉んでも飽きることはなく、ぐにゅぐにゅとパンを捏ねるように乳を揉みしだく。

  (き、気持いい・・・・・・)

  自身の爆乳を揉まれ、イフル以上の幸福感と快楽を味わっていた。

  乳を揉まれているだけであり、乳首や性器を重点的に刺激されてるわけではないが、どんどん興奮が高まっていくのが分かる。

  「イフル」

  「は、はい」

  「乳房だけで満足ですか?」

  「え?」

  乳から手を離さず自分を見上げるイフルに、レールはなんとか理性を保ち聞いた。

  「私と性行為をしたいですか?」

  「せ、性交行って・・・・・・」

  バストに興味はあっても、肥満熟女とのセックスに果たして興味があるのか。不安もあるが、聞かずはいられなかった。

  もし肯定してくれるなら。

  (セックス、したい)

  乳への愛撫で高まったこの欲望に従う。

  「性行為って、セックス、ですよね」

  「そうです。嘘はつかないでくだい。私には通用しませんよ」

  「はい・・・・・・し、したいです。すみません」

  まっすぐレールの目を見上げ、イフルは本心を告げた。

  「分かりました」

  レールは立ち上がり、ベッドまで歩いてゆく。大きな尻を振り、肉の桃を弾ませながら。

  尻の視線を感じつつベッドに上がったレールは仰向けに寝転がり、逞しい両脚をM字に開いて既に濡れた自身の性器を見せつけて言った。

  「では、今すぐセックスしましょう」

  「し、しましょうって・・・・・・でも、その、ぼ、僕でいいんですか?」

  「もちろんです」

  セックスをしなければ、もうこの興奮は収まらない。それほどまでに、レールの心は燃え盛っていた。

  消極的なイフルが応じるか不安だったが。

  「分かりました」

  イフルはすぐに服を脱ぎ始めた。どうやらイフルも、理性が崩壊したらしい。

  上半身が裸になり、その後すぐにズボンとパンツが引き下ろされる。

  バチン!

  露出したイフルの性器を見て、レールは目を見開いた。

  (な、何て大きな・・・・・・)

  イフルの股間には、少年とは思えないほどに巨大な性器がついていた。

  力強く天を向いたペニスは胸に達するほど長く、指が回らないほど太い。溢れ出た粘液で包まれたそれは、樹液に濡れた大樹のようだ。その下にぶら下がる睾丸も卵形以上の大きさを誇り、精力の強さをレールに見せつけた。

  まだ少年でありながら完熟した巨大ペニスを見せつけられたレールは、更に性的欲求が高まり体が震えた。

  そんな肉の大樹と果実を揺らしながら、イフルはベッドに飛び乗りレールの股間に割って入る。そして、苦労しながら自身の肉棒を下に向け、レールの膣に当てようとしが。

  「こ、このへんですかね」

  「もう少し下です・・・・・・そう、そこです」

  焦る心を何とかなだめ、童貞のイフルを誘導する。そして、準備は整った。

  「い、いきます」

  性欲に身を任せるイフル。そして、それ以上に煮えたぎった欲望を隠したレールは、荒い鼻息をブオッと噴き出し頷いた。

  直後、イフルが挿入を開始した。

  「うっ!!」

  亀頭を包み込む滑りと締め付けにイフルが呻く。

  膣が開いた快楽にレールが震える。

  「んんん!!!」

  快楽に耐え、イフルは腰を一気に突き出した。

  「うあっ!!!」

  「ぬっ!!」

  肉の刀身全体が熟した肉鞘に収まり、二人は同時に呻いた。

  (こっ、これはっ!!なんて質量!!)

  レールの肉体は歓喜に震えた。イフルの巨根はレールの膣道を大きくこじ開け、最奥まで易々と到達した。圧倒的な熱と硬さと大きさにより、凄まじい快楽が股間から脳天を貫く。

  一方のイフルも、レールの完熟した膣の感触により猛烈な快感に襲われていた。今まで多くの雄の精液を吸い出してきた完熟の膣壁が、激しく蠢き肉棒を扱きたててくる。童貞に耐えられるものではなかった。

  「あっ!あっ!あっ!あああっ!!」

  ドビュルルルルルッ!!!ブビュウウウウウウウ!!!

  イフルは腰を突き出し射精した。肥大化した若い肉の砲身から、熱い精の砲弾が放たれた。

  「くっ!!」

  不意の発射を膣で感じたレールも、その刺激により絶頂に達した。

  「あっ!!ああっ!!あっ!!」

  快楽に翻弄されるイフルは、身を震わせつつ射精を止めない。若さゆえに枯れることなく精液が子宮を叩く。それ故に、レールの絶頂も長く続いた。過去に何度も激しいセックスを繰り広げてきたが、イきっぱなしの状態は初めてだった。

  (こんなに長く出し続けるなんて・・・・・・若いからでは済まないわ)

  イフルは紛れもなく、生来の精力絶倫体質だ。

  「あっ・・・・・・はぁ」

  ようやくイフルの射精が収まった。力尽きたように、イフルはレールの大きな腹の上に崩れ落ちる。その顔を、レールの爆乳が受け止めた。

  レールも絶頂が収まり、大きく深呼吸をして余韻に浸る。久々のセックスであるため充足感は強い。しかも、これほどの快楽は過去の性生活を振り返っても見つからなかった。

  (こんな巨根絶倫だったとは。でも、まだ足りないわね)

  満足感は得たが、まだ足りない。これほどの逸材ともっとセックスをしたい。

  そう思いながら、イフルの体をそっと抱きしめた。

  (とは言え、イフルにこれ以上無理をさせるには・・・・・・え?)

  膣内に挿入されたままの肉棒がそろそろ萎えると思っていたが、今だに大きさと硬さを維持している。イフルの顔を見て見ると、乳峰の谷間から欲望で燃える瞳でこちらを見つめていた。

  「レールさん、すみません・・・・・・僕、もっと、したいです・・・・・・」

  しがみつく様にこちらを抱きしめ、性行為の継続を望むイフル。イフルもまだ満足出来ないようだ。

  「いいでしょう。次は動いてみてください」

  務めて冷静に、レールは即答した。イフルは頷くと、ゆっくりと腰を動かし始める。

  「うっ!」

  「ふぅっ」

  イフルは膣で肉棒を扱かれ、レールは巨根で子宮を突かれ同時に呻いた。

  「んんんっ!!んんっ!!くううううっ!!」

  イフルは歯を食いしばり、快楽に耐えながら腰を何度も振り始めた。快楽を享受しつつ、イフルに快楽を与えようと必死に努力しているようだ。その姿が微笑ましくて、快楽と同時に甘い愛おしさが胸をレールの締め付けた。

  レールもイフルを喜ばせてやりたくなり、自身の巨大な双乳でイフルの頭を挟み込んでやる。爆乳好きのイフルは興奮を高め、更に腰を激しく振った。

  「レールさん、レールさん! ・・・・・・またっ!僕っ!出るっ!」

  「構いませんよ。好きな時に、出しなさい」

  「は、はいっ!!」

  ドビュルルルルッ!!ボッビュ!!ブビュッ!!!ビュクッ!!

  イフルは腰を打ち付け、再び射精した。量も勢いも衰えず、激流と化した白濁液が子宮を満たしていく。

  その一撃により、雷に撃たれたような快感に襲われたレールは、硬直して身を震わせた。イかされて動けなくなったのは、何年ぶりだろうか。

  (す、すごい・・・・・・こんな絶倫、本当に、初めてかも)

  同時に再び達しレールは、強くイフルを抱きしめた。イフルは荒い呼吸を繰り返し、顔を挟み込む乳圧を満喫している。その肉棒は、なおも勃起したままだ。

  (まだいけそうね)

  体位を変えて楽しもうか。そう思い、どの体位でヤろうかと考えるレールを。

  「レールさん!」

  イフルは再び犯し始めた。上半身を起こし、再び腰を振り始める。

  「んっ!まだ、ヤりたいのですね」

  体位を変えたかったが、レールはイフルのヤりたいようにやらせようと体の力を抜き、相手のセックスに身を任せた。

  「レールさん、ごめんなさい」

  肉刀の突きを味わっていると、イフルが目に涙を浮かべて謝罪してきた。

  「どうしたのですか?」

  「僕、レールさんが好きなんです。こんな状況で言っても、信じてもらえないかもしれないけど、本当なんです。他の女性にはこんなこと・・・・・・ごめんなさい」

  腰を振りつつ謝罪するイフル。快感を味わいつつも、申し訳なさそうに。

  「何故謝るのですか」

  「釣り合わないから・・・・・・でも、好きになってしまいました」

  イフルは嘘をつけない。これは本心なのだろうとレールは察した。

  セックス中の告白。性的欲望に流された発言に聞こえなくもない。だが、レールは胸の温もりが全身に広がっていく感覚に見舞われた。

  (ああ、そうか)

  そして理解した。イフルとのセックスにこれほどの快楽が伴っているのは、イフルの愛情があったからだ。男娼が商売で体を重ねることとは違い、愛しいという気持があるからだ。

  (思えば、散々セックスはしてきたけど、恋だの愛だの、そんなものとは無縁だったわね)

  レールは男娼を抱き続けてきたが、過去には結婚を考えたこともある。しかし、レールは他人にも自分にも厳しい性格であり、若いころは男性から言い寄られることは少なかった。

  三十路を超えた頃から求婚されることもあったが、その目的はレールの財力と権力である。性格や容姿に惹かれてレールに告白してきた者は一人もいなかった。

  (意識しないようにしてきたけど、寂しいって心のどこかで思っていたのかもしれないわね。それを発散させるために、男を抱いていたのかも)

  イフルの、本心からの告白が、ただただ嬉しかった。

  断る理由はない。年齢も立場も関係ない。自分を愛してくれる事が、自分に興奮してくれることが、とてつもなく幸福であり、同時に興奮をかき立てる。

  愛と性欲で燃え上がったレールは、体を起こしてイフルを抱きしめ唇を奪った。

  「うむぅ!?」

  混乱するイフルを強く抱きしめ、爆乳を強く胸に押し当て、相手の口内に自身の舌を押し込む。長い鼻が邪魔にならないよう、上を向いて口と口をうまく合わせた。多くの男娼にそうしてきたように、分厚い舌を力強く動かして嘗め回す。相手の舌を、頬の内側を舐め上げ、唾液と吐息を流し込む。

  水音が舌たる激しいキス。愛欲を存分に叩き込む口づけに、イフルは驚きされるがままだ。

  「んむっ!」

  キスに満足したレールはイフルを押し倒し、騎乗位の体勢を取り腰を落とす。一瞬でイフルの勃起が胎内に収まった。

  「うわあ!!」

  ビュグッ!!ドビュルルルルッ!!!

  急な挿入、さらにはレールが膣を締め上げたことにより、イフルは耐えきれず射精する。まだまだ衰えない精液を子宮で受け止めたレールは、射精が収まらない内に腰を振り始めた。

  「うわっ!レ、レールさん!!待って!!」

  「何故です?貴方もまだ満足していないのでしょう」

  レールの胎内で、イフルはまだ勃起を維持している。それでも射精後の刺激は辛かった。

  しかしレールは行為を続けた。連続のセックスで疲れさせてしまうのではないか。熟女だ貪欲に雄を求める姿を見せることで嫌われるのではないか。そんな恐怖も僅かにあったが、イフルは自分を嫌いになることは無いだろうという確信があった。何より、愛欲が高まったためセックスを我慢できない。

  逞しい太腿を駆使して、重量感のある尻を上下させる。腹の肉は波打ち、爆乳はブルン、ドプン、タップンと揺れ弾む。イフルはその光景を見上げると、欲望が上昇しセックスから逃れたいという気持が消えた。

  「私が好きというのは、本心なのですね」

  「はい!本当です!」

  快楽に耐えつつ、イフルは叫んだ。レールはイフルの手を取り、自身の爆乳に導く。

  「では結婚しましょう」

  「ええっ!?そんな、急に!!」

  「私も貴方を愛しています」

  「うっ!!レールさんも?」

  「ならば問題ありません」

  「でも!レールさんは!立派で!釣り合わないです!」

  「なら、貴方も立派になるようこれから努力すればいいのです」

  「で、できるでしょうか?」

  「貴方次第です」

  ビュルルルル!!ドッビュウウウウウウウ!!

  「ふあっ!」

  「オオッ!!」

  再度射精したイフル。レールは快楽の雄たけびを上げ、膣からペニスを抜きイフルに覆いかぶさり再びキスをした。十分にイフルの口内を味わったレールは口を放し、吐息を掛けながら言う。

  「釣り合わないなら、諦めて身を引きますか。恋人でも夫婦でもないなら、一緒にいる理由はありません。セックスも出来ませんよ」

  「うっ。そ、それは嫌です。僕、レールさんに相応しい男になりますから、そばに置いてください」

  「ならば、そばに置いてくださいではなく、もっと相応しい言葉があるでしょう」

  「ぼ、僕と結婚してください」

  「分かりました」

  欲しかった言葉を聞いたレールは満足し、身を起こして再び騎乗位でイフルを犯し始めた。

  「ああっ!!」

  「結婚しましょう。私たちは夫婦です」

  「はいっ!僕っ!頑張ります!」

  「毎日セックスしましょう」

  「はいっ!僕!レールさんが大好きだから!毎日します!」

  「こんな肥満体系でも、ですか?」

  「はい!!好きです!!太ってる方が好きです!!オッパイもお尻もすごく大きいし!!」

  「私は四十過ぎですよ」

  「気にしません!!」

  ドビュルルル!!!ビュルルルルッ!!

  「では、毎日交わって、子供を作りましょう」

  「はいっ!子供!!レールさんとの子供!!」

  「今更ですが、好きなだけ私の子宮に射精しなさい。私を妊娠させなさい」

  「はい!!出します!!妊娠させます!!」

  「子供が出来ると、母乳が作られて、もっと胸が大きくなりますよ」

  「そ、それ、すごくいいです!!もっと、オッパイ!!大きくなってください!!」

  ドビュッ!!!!ビュクッ!!!

  「もっと、もっと出来るでしょう」

  「はい・・・・・・もっと・・・・・・やります!!」

  ビュルルルル!!!

  「ふあああああ!!!」

  「ホオオオオオ!!!!」

  何度目かのイフルの射精。それに合わせて、レールも大量の潮を噴き出した。二人を触服するかのように噴き上がった愛液は、二人の身体に降り注ぐ。

  互いに愛を伝え合った二人は、何度も交わり絶頂に達し続けた。動けなくなるまで抱き合い、精を放出し、愛を伝え合い、そして重なり合って眠りについた。

  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

  夫婦となった二人は、毎日のようにセックスに明け暮れた。

  朝起きてすぐに交わり合い、そして夜は眠るまで抱き合う。

  一度でもセックスが始まればイフルが勃起出来なくなるまで続け、萎えると回復するまで愛撫やキスを続ける。

  家事の合間も体を触り合い、回復すれば手を止めてセックスをする。

  外出の用事でセックスが出来なくなる時間が発生すると、たとえ短い時間でも二人に取手は数日セックスを断ったかのような感覚に陥りひたすら相手を渇望するようになる。そして、渇望した状態でのセックスはいつもより激しいものとなった。

  時折、外出中も耐えきれなくなり人目に付かないところで交わることがある。レールはイフルの精液を、イフルはレールの潮を一滴も零さないように飲む技術を学んだ。

  レールは雄に、そして愛に飢えていた。今まで味わえなかった、愛の幸せを含んだ性的快楽を存分に味わうべくセックスに興じている。

  一方のイフルも、人一倍強い精力と性欲でレールの欲望を受け止めた。レールに感化されるように、ただでさえ強かった性的な能力がどんどん高まっていき、飽きることなくレールとのセックス三昧の日々を送った。

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  二人が出会ってから1年が経過した。

  再び夏が到来し、不快な暑さが町を包む。しかし、昨年と違い町には活気が戻りつつある。レールの活動が功を奏し、少しずつだが富が人々に分配されるようになった。市の議会の体勢も変わり、これからさらに改善されていくだろう。

  「それじゃあ、お疲れさまでした」

  そんな町の大通りを、仕事を終えたイフルが走る。定職にはついていないが、大工や配達など体力を要するの日雇いの仕事をしており、給与を得ている。レールの財力があれば働く必要はないが、少しでも自分の力で稼ぎたかった。

  時刻は夕方、家に帰る人が多い。昨年よりも、笑顔が増えているのは気のせいではないだろう。

  (本当に、レールさんはすごいな)

  妻の功績を誇らしく思い、イフルは家に向かって走り出した。

  既にズボンの中で、ペニスは勃起していた。

  「ただいま」

  庭の花に水をやったイフルは家に入り、手を洗うとすぐに服を脱ぎ全裸になった。夏場はすぐにセックスできるよう、家の中では常に裸でいるようにしている。

  「おかえりなさい」

  居間の方からレールの声が聞こえる。

  イフルが居間に入ると、ソファに座る裸のレールの姿があった。両脇には、赤ん坊を抱えている。右腕は象の、左腕は熊の赤ちゃんだ。太い両腕で軽々と我が子を抱えたレールは慈愛の表情で授乳している。

  元々破格の大きさだった爆乳は、妊娠で母乳が生成されたことによってさらに大きくなっている。加齢と巨大化をものともせず、しなびることなくパンパンに膨らんだそれは、ホルスタインの乳房にも匹敵するほどのハリを備えている。それでも吸い付くような柔らかさは健在で、量感たっぷりに膨らみ圧倒的な存在感を放っている。

  そして、そんな乳房の下の腹も大きく膨らんでいる。肥満だけが原因ではない。再び妊娠し、子宮の中には出産が近い子供がいるのだ。40歳を超えているとはいえ、毎日大量の若い精液を注ぎ込まれるため、妊娠は決して不思議な結果ではない。

  「ただいま。ラック、ノック」

  妻の爆乳に興奮しつつも、我が子への愛は忘れない。イフルはレールが抱える我が子に近づいたが。

  「待ちなさい。もうお腹いっぱいで、眠りそうです」

  二人の赤子は、満腹で眠そうな顔をしている。残念そうにイフルが身を引くと、レールは立ち上がって寝室へ向かい、そっと二人をベッドに寝かせた。

  「んっ」

  直後、イフルが背後から抱き着き、巨大な乳房を揉み上げる。同時に、勃起を尻の谷間に挟んで腰を振り始めた。もう我慢できないと言わんばかりに。

  レールはイフルに尻を突き出して、バックでのセックスの体勢を取った。イフル同様に、レールもまたセックスしたくてたまらないのだ。

  「それじゃ、行くよ」

  「早く来なさい」

  「はい。んっ!」

  イフルは巨大な尻を掴むと、巨根のレールの膣に突き入れた。

  「うわっ」

  次の瞬間、食いちぎらんばかりにレールの膣が肉棒を締め上げてくる。それに耐えられず、白旗を上げるようにイフルは白濁の砲弾を放った。そして、射精しながら腰を振り始める。射精中も快楽を味わい、そしてレールにも快楽を提供するために学んだ技だ。

  「ホオッ!オッ!」

  「んっ!くっ!」

  イフルが腰を突き出せば、下腹部が巨尻に衝突し破裂音が響き、尻肉がブルンと波打つ。その光景に興奮したイフルは上半身を倒し、レールの背中を舐めて我が子が入った腹を撫でた。

  愛おしいその手つきに欲情を高めたレールは、さらに強く膣を締め上げた。興奮に合わせて、乳首と乳輪からは母乳が溢れている。床に乳頭を向け、ダップンタップンと激しく揺れながら母乳を滴らせるその乳は、正に乳牛そのものだ。

  我が子を起こさないよう、二人は声を押し殺してセックスを続けた。

  イフルがようやく萎えたことでセックスを中断させた二人は、簡単に夕食を済ませ、再びセックスをして後片付けをし、共に風呂に入った。

  湯船で体を寄せ合い、今日あったことなどを話す。セックスを休んでいるこの時間が、夫婦での数少ない談笑時間である。最も、会話が少なくても夫婦仲が悪いわけではない。会話が少なくなるほどセックスをしているが、セックスによって二人の関係は非常に良好である。

  「それじゃあ、もう届け出はだしたのですね」

  「うん。育児と出産でしばらく仕事は行けないって答えたよ」

  イフルはレールの腹を撫でる。あと一か月もしないうちに、生まれてくる我が子だ。

  「じゃあ、ずっとセックスが出来ますね」

  「この子に注意しながらね」

  二人はキスを交わし、性欲を回復させていく。レールがイフルの肉棒を扱くと先走りが溢れる。イフルがレールの乳を揉むと母乳が溢れた。

  「レールさん、笑うようになったね」

  イフルはレールの膣を優しく撫でた。レールは微笑を浮かべ、夫の愛撫を受け入れる。

  自他に厳しいレールは常に険しい表情だったが、優しさが見えるような微笑を見せることが多くなった。言動にも棘が無くなり、周囲からの評判も上がっている。

  「貴方は、ネガティブなことを言わなくなりましたね」

  レールは愛おしく夫の頬を撫でた。

  イフルも大きく変わった。レールに相応しい男になろうと努力を重ねたため凛々しくなり、頼りがいがある人物となった。

  「レールさんのおかげで変われました。好きな人が出来て、子供も産まれたから」

  愛する人によって変わったのは自分もだろうと、レールはそう思いながらイフルにキスをした。

  すると、イフルは再びレールの腹に手を添えた。

  「また産まれるから、もっと頑張ります」

  「期待していますよ。この子が産まれても、もっと作りましょう」

  「はい。ずっとセックスします」

  二人は口づけを交わし、抱きしめ合った。

  イフルの勃起が回復したことを悟り、レールはイフルの股間を跨ぎ膣で巨根を飲み込んだ。

  湯船の中でのセックスが始まった。

  二人はまだ知らない。二人の愛に比例するかのように、新しい家族がこれからもどんどん出来ることになることを。