ー盛木 態伍ー ホームレスの俺が最高のバイトを見つけた話

  ★

  「ふぅ」

  俺は拾っておいたシケモクに火をつけ、大きく息を吸うと、苦みのある味の煙を肺に溜め込みながらテントの外へ出る。

  「あっ、ダイゴさん、おはようさん」

  「ああ、おはよう」

  声をかけてくる馴染のホームレスに言葉を返しながら、俺は煙を吐き出した。

  ここは町外れにある時堂公園。

  居場所をなくしたホームレス共の溜まり場だ。

  もちろん、俺、盛木態伍(もりきだいご)もその1人。

  熊人の俺はのっそりと歩きながら、朝の炊き出しの列に並ぶ。

  ここで朝飯をかっ喰らって、後は日が暮れるまで、仲間に混じって日雇いや空き缶拾いに精を出すのだ。

  50でドロップアウトして、こんな生活をもう5年も続けているが、俺は充分満足していた。

  飯も喰えりゃ、住むところもある。

  それに夜になれば……。

  発展場でもあるこの公園は、俺を満足させる肉穴達が自らやってくるのだから。

  熊人に相応しい凶悪な性欲は、いつも1人や2人ではおさまらない。

  だからそんな俺に、ここはぴったりだった。

  さながら乱交会場に様変わりした夜の公園で、俺は選り取り見取りに雄たちのケツを何度も何度も犯すことが出来た。

  中には俺の逸物を求めて、壊されるためにやってくる奴までいるのだ。

  それでも。

  ……まだ出し足りねえみたいだな。

  俺は自分の股間を揉みしだく。

  昨夜もしこたま雄の肉穴に吐き出したというのに、未だに金玉の奥にどろりとした欲望が溜まっているのがわかるのだ。

  ……今夜も枯れるまで種付けしねえと。

  「そういや、ダイゴさん」

  俺がそんなことを考えながら股間を熱くしていると、前に並んだ猫人の若者が話しかけてくる。

  「なんだ?」

  「最近この公園にやってくる、60超えたぐらいの狸人のオッサン、知ってるかい?」

  「いや……」

  「そいつ、どう見てもどっかのお偉いさんか金持ちみたいな高そうな服着てるんだよ」

  「ふうん」

  「そいつが名器でさ。なんでもケツしか感じないって言って、ちんぽを欲しがるんだよ。無茶苦茶具合がいいからさ、みんな順番待ちするぐらいで。俺も昨日は並んじまったよ。だからダイゴさんもやったのかなって」

  猫人の言葉に、俺は首を振る。

  「いや、俺は年寄りには興味ねえな。名器だと言っても、爺さんの緩んだケツなんざ、たかが知れてるだろ」

  「そうかなぁ」

  「そうさ。俺はやるならやっぱり、若者のきついケツマンコこじ開けてぶち込むのが最高だな」

  ★

  そんな話をしていたせいか。

  俺の記憶の片隅に、名器で金持ちな狸人、というワードがこびりついていたようだ。

  だからこそ、その日俺がハッテントイレで奴を見かけても、そいつだと分かったのだろう。

  高そうな腕時計をつけた、スーツ姿の俺よりも少し小柄な狸親父。

  その厳つめの顔には、生意気なちょび髭までついてやがる。

  ……やっぱり、なしだな。

  いくら名器でも、こんなオッサンのケツを掘りたいとは思えねぇ。

  だが。

  「なあ、おい!」

  俺が小便器で用を足していると、覗き込んだオッサンは興奮したように声をかけてくる。

  「お前、でけぇチンポしてるな」

  「まあな」

  興味のない相手にでも、自慢のちんぽを褒められれば悪い気はしない。

  さっき若い犬っころ相手に雄汁を出したというのに、まだ萎える事を知らない俺の逸物は、天を衝いてそそり勃っていた。

  使い込まれてシミだらけのどす黒い逸物は、若い雌の腕ほどの長さと太さを持っている。

  張り出した鰓は我ながらひどい凶器だと思う。

  若い頃は、これが入る穴を探すのに苦労したもんだ。

  もっとも、相手のことなど考えずに無理矢理に捻じ込むことを覚えてからは、たいそう楽になったが。

  そんな逸物をびくびくと震わせてみると、狸親父はごくりとつばを飲み込んだ。

  「なあ、ワシと1発やらねえか?」

  そう誘いをかけてくる狸親父を、俺は鼻で笑って断った。

  「やだね。俺は若い奴としかやらねえんだよ」

  「……」

  ……誰が好き好んで、こんなオッサンなんかに。

  「それじゃ、これでどうだ」

  俺の言葉を遮って懐から取り出したのは1枚の万札。

  「こいつで1度、飲ませてくれねえか?」

  いかにも金持ちの考えそうなことだった。

  でもまあ、悪い話ではない。

  「……いいだろう」

  金をくれるなら1発ぐらいオッサンの口にくれてやってもいい。

  「じゃあ、こんな狭いところじゃなくて、もう少し広いところで……」

  「ああ。それなら隣の個室トイレにでも行くか。あそこなら車椅子でも入るからな」

  ★

  「すげぇなあ、おい」

  スペースのあるトイレに入り鍵をかけると、オッサンはすぐさま俺の前にしゃがみ込み、逸物を舐めるように眺め出す。

  「竿も太いし、雁もでっけぇなぁ……」

  「おい、見惚れてるとこ悪ぃが、さっさとやってくれよ。あとがつかえてんだ」

  さっさと1発飲ませて、若い奴らのケツに入れなきゃいけねえんだからよ。

  「わ、わかっとる」

  オッサンは素直に頷くと、俺の股間に顔をうずめさせる。

  そして舌を出して俺の金玉に触れさせた。

  ぴちゃり。ぬちゅっ、ずるっ……。

  ……へぇ。

  あふれ出る唾液をたっぷりとまぶした生温かい舌先が、まるで玉の襞の汚れを掃除しているように丹念に動かされる。

  強く、弱く、緩急をつけながら、動かされるその動きに俺は目を細めた。

  ……うめぇじゃねえか。

  俺はそれほど玉が感じない質だが、それでも十分気持ちいい。

  舌だけではなく、唇も使い、やわやわと甘噛みしながら中の子種を誘うのだ。

  ちゃんと雄の泣き所を把握した舌先と口の愛撫。

  その刺激に、たらたらと先走りが流れるのがわかる。

  じゅるり。

  オッサンはあふれ出たそれを拭うように、ゆっくりゆっくりと時間をかけて舐め上がった。

  極上の蜜を心ゆくまで堪能するかのように。

  じゅる、じゅる。じゅる、じゅる……。

  もったいぶるような遅々とした動きに、俺のは思いのほか心が高揚していく

  先走りをあますことなく舐めながら、恍惚とした表情の狸親父の舌がたどり着いたのは、キノコのように張り出した雁首。

  そこまで来ると、もう我慢できなかったのだろう。

  オッサンはぱっくりと口を開け、亀頭にむしゃぶりついたのだ。

  ぐじゅるっ、ばちゅんっ!

  「おお!」

  俺は思わず声を上げた。

  焦らしに焦らされた逸物にとって、それは何よりのご褒美で。

  がっついているのが年上のオッサンであったとしても、俺の興奮は極地へと高まっていった。

  それはオッサンも同じなのだろう。

  

  むちゅんっ、ぐちゅっ、ばちゅんっ、じゅるんっ……。

  その高そうな服が汚れるのも厭わずに、ひたすら逸物をむしゃぶり続けるのだ。

  舌を、口の粘膜を、フル動員して口の中の雄を味わいながら悶えている。

  どこにおさまっているのかと聞きたくなるほどにデカい俺の逸物を咥え、喉の奥に送り込むと、まるで意志があるように喉の肉で

  きゅっきゅと締め付ける。

  根元まで包み込まれたその生温かさに、俺は我慢できなかった。

  「ぐぅ……」

  俺は唸ると、狸親父の頭を掴み、思いっきり上下に動かす。

  イラマチオだ。

  がちゅんっがちゅんっがちゅんっがちゅんっ!

  「ぐぇっ、ぐぇっ!」

  唐突な動きに、苦しそうな声を上げながらも、おっさんは決して口を離さない。

  それどころか、今までにも増して、喉の締め付けを強くするのだ。

  ……くそっ!

  ふと視線を横にやると、お偉いオッサンが涙を流しながら俺の逸物を咥えこむ姿が鏡越しに見えて……。

  「っ!」

  俺は我慢できずに、根元まで逸物を押し込むと、おびただしく吐精した。

  どりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅっ!!!

  興奮したせいもあるのだろう。

  いつもより大量で、我ながらクセェ雄汁が、蛇口をひねったような勢いでオッサンの口に流れ込んだ。

  「んぐぐ……」

  狸親父は慌ててそれを飲み下そうとするが、喉の動きが追い付かず、口から逆流してしまう。

  じゅぶり、と萎えることない逸物を引き抜くと、俺のザーメンで汚された狸親父の顔が目に入る。

  威厳のあるオッサンの顔が、ホームレスの俺が放った雄汁でぐちゃぐちゃに汚されているのだ。

  

  「……」

  それを見た途端、俺は胸の中にマグマのような熱い昂ぶりを感じてしまっていた。

  再び逸物に、濃い子種が充填されるのがわかる。

  「お、おい……」

  ……喰ってやる。

  戸惑うオッサンを鏡に押しつけて、ズボンと下着とを一緒に乱暴に剥ぎ取ると、俺は慣らしもせずにそのままの勢いでケツを貫いた。

  めりっ、めりめりめりめり……。

  「んがぁぁぁぁぁっ!!」

  「おい、締めんじゃねえ! 壊れちまうぞ! 力抜いてろ!」

  俺はトイレ中に響き渡る咆哮を無視して、根元まで腰を叩き付ける。

  ぐじゃんっ!

  「ひぎぃっ!」

  ……なるほど、悪くねぇじゃねえか。

  猫人が言っていたように、確かに具合がいい。

  慣らしもしねぇのに俺のデカブツを咥えこんで、血も出てねえんだからな。

  しかも、苦痛の悲鳴をあげている本人とは真逆に、肉穴は俺の逸物を嬉しそうに咥え込んでいるのだ。

  それにこの締め付け。

  肉のリングが幾層にも連なっているように、俺の肉棒をまんべんなく刺激する。

  そして肉襞はまるでバイブレーターのように震え、俺の竿に子種をくださいとねだるのだ。

  特に敏感な雁の裏辺りを刺激されると、思わず声を出してしまいそうになる。

  ……確かにこれは名器だな。

  俺は乾いた唇を舌で濡らすと、がっしりとその身体を掴む。

  

  「あ……あ……」

  この短い時間に、痛みから快感へと変わってしまったのか、狸親父の顔が快楽にとろけはじめるのが、鏡越しにわかる。

  それがなぜか腹立たしくて、俺は思い切り腰を打ちつけた。

  ばちゅんっ!

  「ひぎぃっ!」

  厳つい顔をしたオッサンが、雌のように泣いた。

  「ああ? 気持ちいいのかよ?」

  わななく肉襞をえぐり取るように、俺は容赦なく抽挿を繰り返す。

  

  がちゅんがちゅんっ、がちゅんがちゅんっ、がちゅんがちゅんっ、がちゅんがちゅんっ、がちゅんがちゅんっ、がちゅんがちゅんっ、がちゅんがちゅんっ、がちゅんがちゅんっ!

  「ああああああああっ!!」

  「うるせぇよ」

  壊れてもかまわないとばかりに、削りとるような雁首の動き。

  そんな猛攻に叫ぶオッサンの声には媚びるような色が確かに混ざっていた。

  それが俺の欲情を搔き立てた。

  「ひぎぃっ!! んぎぃぃぃぃっ!!」

  泣き喚くその声に呼応するように、肉穴の動きが激しくなる。

  一刻も早く子種を搾り取ろうと、凄まじい勢いで蠢き始めたのだ。

  「ぐぅっ」

  俺は思わず唇を噛んでしまう。

  それほどまでにしないと、吐精を堪えることが出来なかったから。

  まさに、名器と呼ばれるにふさわしい雌穴だった。

  オッサンも俺のデカマラに夢中なのだろう。

  ばちゅんっ、ごりっ、ごりごりごりごりっ、ぬちゅんっ、ばちゅんっ、どちゅんっ!

  「おおおおおっ!! すげぇぇっ!」

  オッサンの身体が小刻みに震え、連動するように肉襞も振動を太竿に与えるのだ。

  俺は自分の目が血走るのがわかった。

  がつんっ、どちゅんっ、がちゅんっ、ごちゅごちゅごちゅっ、ごりごりごりごりっ、ぬちゅんっ、ばちゅんっ、ばちゅんっ、どちゅんっ、がちゅんっ、ごりっ、ごりごりごりごり!

  「ぐおぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

  ……まだだ。まだまだ!

  がつがつがつがつがつがつがつがつっ、ぐぐぐぐっ、ばちゅんっ、ごちゅごちゅごちゅっごちゅごちゅごちゅごちゅごちゅごちゅっごちゅごちゅごちゅっごちゅごちゅごちゅっごちゅごちゅごちゅっ!

  「もっとぉ……もっとぉ……」

  これ以上の快楽をねだるオッサンは、どこか現実を見ていないような虚ろな目で手を震わせて……。

  「……ああ、お父様……」

  そう、小さく呟いた。

  ……俺が何か別のものにでも見えているのか。

  だが、俺には余計なことを考えている余裕などすでになかった。

  俺に出来るのは、野獣のように己の迸りをこの雌穴に叩きつけることだけ。

  ぐしゃっっ、がちゅんっ、ごりっ、ばごんっ!

  交尾をしているというよりも、道路でも掘削しているんじゃないかという音を立てながら、俺は肉をこじ開け、押し広げる。

  「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

  びしゃっ、びしゃっ!

  鏡には、触りもしないのに何度も何度も狸親父が射精する姿が映っているが、気に留めることもせずに、俺はひたすら快楽を貪るのだ。

  「んっ、んああああああああっ!!」

  ぎゅうぅぅぅっ!

  

  不意に肉穴が、これまで以上の力で締め付けてくる。

  ……くそっ!

  搾り取られるようなその感触に、俺はなぜか敗北感を覚えながら、思いっきり雄汁を吐き出した。

  びゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるっ!!

  とんでもない脱力感と満足感が俺の身体を襲う。

  だが。

  ……まだ足りねぇ。

  こんなもんじゃ満足できねえ。

  俺は子種を吐き出しているというのに、再び腰を動かし始めた。

  ☆

  がじゅんっ、どちゅんっ!

  「おおおおおおおっ!!」

  ハッテントイレの広い個室の中で、ワシー狸奴塚敬三ーは巨躯の熊人に犯されていた。

  小柄とは言えないでっぷりと肥えたこの体を、さらに上回る巨大な身体がやすやすと抑え込み、そのデカマラを捻じ込むのだ。

  がちゅんっ、がちゅんっ、がちゅんっ、がちゅんっ!

  「ああああああっ!!」

  逸物の圧迫感は肉を裂きそうなほど、抜き差しの勢いは襞を引きちぎるほどで、ワシはめくるめく快感に翻弄されてしまっていた。

  ……すごい。

  この歳になるまで数えきれないほどの男達の種壺になってきたが、ここまでワシを狂わせてくれる逸物に出会えたことはなかった。

  ……いや、1人だけ。

  わしを開発して雌にしてしまった父親。

  幼いワシを肉棒狂いにしてしまった張本人。

  そんな遥か昔の、すでに忘れかけてしまっていた記憶を呼び起こすほど、この熊人との交尾は激しく快楽に満ちたものだったのだ。

  わしは思わず、父親とこの熊人とを重ねてしまう。

  ……お父様。

  その大きな体が、あの時のたくましい父親に見えるのだ。

  だが、この熊人は父親のようにワシを甘やかしたりはしない。

  ひたすら己の快楽を貪るように腰を振るのだ。

  それがたまらなく心地よくて……。

  「んああああああああっ!!」

  ぶじゅるっ、ぶじゅるっ、ぶじゅるるるるるるっっ!!

  壊れた水道管のように、射精が止まらない。

  押し付けられた鏡は、ワシの吐き出した白い汁で汚されてしまっていた。

  ……ああ、雌にされてる。

  それを見た途端、ワシの肉穴が喜びに震える。

  瞬間、ワシの中で動く竿が急激に膨らみ、弾けた。

  びゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるっ!!

  「……くそっ、煽りやがって。こんなもんじゃすまさねえぞ!」

  熊人は種を吐き出しながらもしばらく腰を動かしていたが、やがて逸物を引き抜くとトイレの床にワシを押し倒し、仰向けにしたまま再びデカマラを捻じ込んだ。

  じゅぶりっ、ずる、ずるずるずる……。

  すでに慣らされ、種汁で濡れた肉穴は、今度はたやすく肉棒を受け入れていく。

  熊人は人でも殺すような形相でワシを睨みつけたまま、思い切り腰を叩き付けた。

  ばこんっ、ばこんっ、ばこんっ、ばこんっ……。

  その衝撃に浮き上がりそうになる身体を無理矢理腕で抑えつけ、快楽だけを求めるのだ。

  ワシをただの穴としか見ていないことは明白だった。

  だが、それがたまらなく気持ちいい。

  

  「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ!!」

  体が震え、硬直するのがわかる。

  メスイキだ。

  射精を伴わない快楽の波は、一度訪れると津波のように何度もワシの体を襲うのだ。

  「ひぎっ! ひぎっ! ひぎっ! ひぎっ!」

  その度に体は痙攣し、肉棒を食い締める。

  「くそっ、もう一発だ。……イクぞぉっ!」

  どりゅどりゅどりゅどりゅどりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅっ!!

  淫らに叫んだ熊人から恵まれる白い子種。

  すでに2度も出しているというのに、初めとなんら遜色のない量が撃ち込まれるのだ。

  「ひぃぃぃぃぃぃっ!!」

  すでに入るところのない肉穴を無理矢理にこじ開けようとする粘っこい雄汁の感触に、ワシは吠える。

  だが、まだまだ満足できないのだ。

  熊人はワシの体を転がし。体勢を変えながらひたすら肉穴を掘削する。

  何度も何度も臭い精汁を吐き出しながら。

  ……。

  

  そして床一面が白濁液で汚される頃、熊人はボロボロになったワシの体を放置して、その場に立ち上がる。

  「お、おい……」

  そして満足げにズボンをずり上げると、奴は何事もなかったかのようにトイレから出ていくのだ。

  「た、頼む! また会ってくれんか!」

  「……」

  ワシの懇願など、無視を決め込んだまま。

  ☆

  

  ぬちゅっ、ぬちゅっ。

  「ああっ! ああっ!」

  寝室に、濡れた音と幼い喘ぎ声が響き渡る。

  小さな体をうつ伏せのまま、ベッドに埋もれるほどの力で押さえこまれ、野太い逸物を執拗に抽挿されるのだ。

  爛れたような肉壺から種を溢れさせながらも快感に震えているのは、10歳にも満たない幼い狸人だった。

  

  「お父様……すごいです……」

  その声色に、恐怖や嫌悪感は微塵もなかった。

  ただ、快楽に呑み込まれた雌の声。

  「……そうか」

  にやりと笑いながらも杭打ちのように腰を叩き付けているのは、恰幅のいい大型な狸人。

  父親であるその目は、理性を亡くしたケダモノのようにさえ見えた。

  「ここか? ここがいいのか?」

  どちゅんっ!

  「ひぎぃっ!」

  子供の泣き所など、手に取るように分かっているだろう。

  それほどまでにこの父子のまぐわいは、回数を重ねられているのだ。

  少し角度をつけて、叩きつけるように腰を振ると、幼い体は小刻みに痙攣を始めた。

  「なんだ、もうイッてしまったのか。情けない……」

  「す、すみません……」

  「こんなもんでへばってはいかんぞ。夜はまだまだ長いのだから」

  そう諭しながらも、父親の心は興奮で打ち震えているのだ。

  己の子供が雌となり、自らの剛棒でイカされる姿を見て。

  「仕方あるまい。……わしももう一発、種をつけてやろう」

  そう言うと、これまで堪えていた雄汁をやわ肉の中に解き放つ。

  じゅぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ……。

  狸人に相応しく、巨大な睾丸で作られた種汁が、我が子の膣肉を黄ばんだ白に染めあげていく。

  「あああああああっ!」

  雄膣を膨らませる大量の子種に、子供は熟れた雌のような声を出して泣いた。

  「おお、たまらんなぁ」

  多すぎる雄汁は狭い膣肉にはおさまりきらない。

  逸物と肉壁の接合部から逆流して、部屋中に雄の青臭い匂いを漂わせた。

  その匂いを嗅いで、うっとりとする子狸。

  そんな彼の体を掴むと、父親は逸物を突き入れたままぐるりとひっくり返す。

  「ひぎっ!」

  なめされた皮のような飴色をした、張り出した雁首が肉襞をえぐる感触にわななく幼い狸人。

  そんな子狸の股間をじっと見つめる父狸。

  「まだ精通はせんようだな」

  その言葉通り、皮に包まれた小さな逸物は勃起すれども白くは染まっていなかった。

  「……よいよい。その方が存分にケツの快感を味わえるからな。それに潮なら吹かせてやれる」

  がちゅんっ!

  「んああああああああっ!!」

  小さな体を貫かんばかりの一撃に、逸物から透明な液体が激しく迸る。

  快感に顔を歪む息子を見て、肉食獣のように舌なめずりをする父狸。

  「気持ちいいか?」

  より深く穿てるようにその身体を抱え込むと、父親は我が子に囁きかける。

  「お父様……気持ち……いいです……」

  「そうか。……まだまだわしを楽しませてくれよ、敬三」

  ☆

  目を覚ましたワシの股間は、白い汁でぐっしょりと濡れていた。

  「夢か……」

  何年ぶりだろう、こんな夢を見てしまったのは。

  幼い頃の、地獄のような極楽のような父親との日々を思い出してしまう。

  あれによって、ワシの性癖は決められてしまったのだから。

  「こんな夢を見てしまったのは……あいつのせいだな」

  

  ワシは体の疼きを感じて、1人呟いた。

  忘れることが出来ないのだ。

  あの熊人との交尾を。

  あれから数日が経った。

  ワシは毎夜のように公園を訪れたが、あの父親のような激しい快楽を与えてくれる熊人のホームレスの姿はなかった。

  探偵に調べさせると、短期バイトで泊まり込みの仕事に出掛けているらしい。

  仕方なしに公園にいる他の男どもに抱かれるが、もちろん満足などできなかった。

  ……囲ってでもあの男をワシのものにしなければ。

  さいわい、金だけは腐るほどある。

  ワシを雌へと開発した父親は、いわゆる代々続く大地主だった。

  むろんワシもその跡を継いで、ビルやマンションのオーナーをしている。

  家賃や有価証券の配当もあるため、一生働く必要などないのだ。

  だから大抵の贅沢はし尽くした。

  衣食住すべてを満足させ、唯一残っているのは性への渇望。

  父親がしてくれたように、大柄な雄に雌の快楽を与えられることだけが、ワシの望みとなっているのだ。

  ……あの男を探さなければ。

  どうしてもとなれば、警察でも暴力団でも使って探すつもりだった。

  どちらにもそれなりにコネがあるのだ。

  ……なんとしても探し出して、ワシのものにしてやる。

  ★

  ……くそ、今日も満足できねぇ。

  俺の下でへばっている虎人のケツ穴から逸物を引き抜くと、ひぃっ、と声が漏れた。

  若くてなかなかガタイのいい青年だったが、やはり満足することは出来なかった。

  「……」

  忘れられないのだ。

  あの狸親父の肉穴が。

  まさか、自分よりも年上の親父の雌穴なんかに夢中になるとは思わなかった。

  それほどまでにあの肉襞の具合はたまらなかったのだ。

  何百何千と雄の子種を飲み続けたであろう肉穴は、腐りかけの果実のように熟れ、俺の肉棒を嬉しそうに咥え込んだ。

  若者のように食い千切るほどの締め付けはないが、その分適度に柔らかい。

  こなれた肉膣は気持ちよく、思い出すたびに勃起してしまうのだ。

  ……こんなことなら、この仕事を引き受けるんじゃなかったぜ。

  交尾の翌日から1週間の泊り込みで遠い工事現場の仕事があったため、俺は公園に戻れていないのだ。

  仕方なしに現場の男のケツで間に合わせていたが、皆、イマイチ気持ちよくない。

  ……あのオッサン、まだいるだろうか。

  仕事をしている間も、熱に浮かされたようにそのことばかり考えてしまう。

  ……あの雌壺に思い切り種をつけてやりてぇ。

  地獄のように長く感じた1週間が終わると、俺は脇目もふらずに公園へと戻ったのだ。

  ★

  帰ってくるなり、まんじりともせず夜を待っていた俺は、仕事帰りのよれたタンクトップとズボンだけを身に着け、オッサンと出会ったハッテントイレへと向かう。

  と、同じようにトイレへ足を向ける狸親父を見つけたのだ。

  ……いやがった!

  今日はワイシャツに赤いネクタイと、この間よりも軽装だった。

  オッサンの後ろには、そのケツを狙っているのか、他の雄どもが様子を窺っているのがわかる。

  ……あいつは俺のもんだ。

  その気持ちを抑えることが出来ず、俺はオッサンの前に姿を現す。

  「あ……」

  俺の顔を見た瞬間、目の奥が濡れたように光る狸親父の手を、俺は掴んだ。

  「お前……」

  「ついてこい」

  俺は有無を言わさず、公園に広がる雑木林にオッサンを連れ込んだ。

  「おい……」

  自分よりも小柄な狸親父を見下ろして、俺は言葉に詰まる。

  ここまで何かに執着してしまったことは初めてで、どうしていいのか、何を言えばいいのかわからなかったのだ。

  だが、老練な狸親父は俺の気持ちがわかったのだろう。

  ニヤリ、と笑うと己から口を開く。

  「お前のことが忘れられなかった。正確に言えば、お前との交尾が、だがな」

  「俺もだ」

  言葉少なに答えるが、俺の劣情の高まりをオッサンはすでに見通しているのだ。

  「お前のちんぽが欲しい……」

  オッサンは周りに観客がいるにも関わらず、あの日のようにひざまずき、俺のズボンに手をかけて逸物をしゃぶろうとする。

  だが……。

  俺はそんな生やさしい刺激を求めてはいない。

  今俺が欲しいのは、種をねだり泥沼のようにまとわりつく肉壺と、力尽くで犯しても壊れないタフなこの身体なのだ。

  俺はズボンを脱ぎ捨てると、雄たちの前で、猛々しくいきり勃った逸物をさらけ出す。

  ずろんっ。

  「「おお……」」

  興奮で今までにないほどに膨れ上がった肉棒を見て、ギャラリーからどよめきが起こる。

  「おい、オッサン。脱げ」

  俺の言葉に、いそいそとズボンを脱ぎ捨てる狸親父。

  ワイシャツの前をはだけ、次にネクタイを外そうとするが……。

  「それでいい」

  これ以上、待ってなどいられない。

  俺は乱暴にオッサンの体を掴むと、観客たちにその裸体をさらけ出すように逆に向け、ケツに野太い逸物を捻じ込んだのだ。

  ぐじゃんっ、ずるずるずるずる……。

  「ひぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!」

  痛みなど欠片もないであろう、快楽の咆哮。

  それを示すかのように、オッサンの縮んだ肉棒から、白濁液が垂れ落ちた。

  ……ああ、これだ。

  ……これが欲しかったんだ。

  俺の顔が快感で凶悪に歪んだ。

  ……こいつが俺の求めていた肉壷だ。

  「……すげぇ」

  「あんなデカいのを簡単に咥え込みやがった……」

  あわよくばとオッサンの後をつけてきていた男たちは、俺達の交尾に怯んだ様子を見せる。

  俺はにやりと笑うと、その肩を鷲掴みにし、勢いよく腰を叩き付けだした。

  がちゅんっ、がちゅんっ、がちゅんっ、がちゅんっがちゅんっ、がちゅんっ、がちゅんっ、がちゅんっがちゅんっ、がちゅんっ、がちゅんっ、がちゅんっがちゅんっ、がちゅんっ、がちゅんっ、がちゅんっ!!

  

  雄としての格の違いを見せつけるため、そしてこれ見ているギャラリーが、俺の肉壺に手を出そうなんて気がなくなるように。

  「んあああああああああああああっ!!」

  うるさく喘ぎたてるオッサンのケツに、逸物が抜ける寸前まで大きく腰を引いて、穴が裂けよとばかりに打ち込んでやる。

  どごんっ!

  

  「ぎゃぁぁぁっ!!」

  その勢いで狸親父の下半身が揺れ、その度にぼたぼたと白い無駄弾がこぼれ落ちる。

  肩は俺が掴んでいるから、打ちつけられる衝撃を逃すことも出来ず、ただただ肉穴で受け止めることしか出来ないのだ。

  「おがじぐなるぅぅぅぅぅっ!!」

  「ああ、なっちまえ。俺はこの肉壷さえあればいいんだよ」

  喘ぎ狂うオッサンに冷たく言い放つと、俺は抜き差しを速める。

  ……まずは1発抜いてからだ。

  それから、たっぷりとこの体を堪能してやる。

  がつんっ、がつんっ、がつんっ、がつんっ、がつっ、がつっ、がつっ、がつっ、がつっ、がつっ、がつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつっ!!!

  「お”お”お”お”お”お”お”お”お”お”お”っ!!」

  「イグぞぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

  どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ……。

  このオッサンが雌ならば、確実に孕むほどに濃厚な雄汁が、肉膣に流れ込む。

  この1週間、毎日若い雄を犯していたというのに、まるでずっと禁欲していたようなゼリー状の子種が、肉穴を満たしていく。

  「ああ……」

  恍惚とした様子の狸親父を見やると、足元は沼のような白濁液が広がっていた。

  ……こいつ、どれだけ感じてやがるんだ。

  ふと目を前にやると、あんなにも大勢いたギャラリーが誰一人いなくなっている。

  俺とオッサンとの交尾に恐れをなしたのだ。

  皆、わかったのだろう。

  こいつは俺専用の肉壷だという事を。

  そして、他の雄では到底この狸親父を満足させることは出来ないという事も。

  一発出しちまったが、股間のドラ息子は、まだ物足りないと訴えている。

  ……仕方ねえな。

  俺が再び腰を振ろうとした時だった。

  「……おい」

  それを留めるようなおっさんの声。

  「なんだ、もうギブアップか?」

  「馬鹿言え。……お前、ホームレスで日雇いバイトしてるんだろ?」

  俺は唐突な狸親父の言葉に、眉をひそめる。

  「ああ、それがどうした」

  「それならば……新しいバイトしてみねぇか?」

  「バイトだと? 面倒なのはごめんだぞ」

  ……それが嫌でホームレスなんてやってるんだからな。

  だが、俺の言葉に首を振ってみせる狸親父。

  「違う。お前には今日のようにワシ専属の肉竿になって欲しいだけだ。ワシがこの公園に来たら、その濃い精液をたんまり飲ませて欲しい」

  「……」

  「そうすりゃ金をくれてやる。なかなかいい日当だと思うぞ。もちろん、今みたいにワシを乱暴に扱ってくれてもいい。

  こんな公園じゃなくて、住む部屋が欲しいなら与えてやる。ただ、日雇いは続けて欲しいがな。

  ワシが求めるのは、お前の肉棒と、その体にふさわしい荒々しい交尾。そして、ワシの事を詮索しない事だけだ」

  「……いくらだ」

  オッサンが指で提示した金額は、普段の俺が日雇いで稼ぐ金額の倍はあった。

  たった数時間の交尾で、日当の倍も稼げる。

  しかも相手は極上な肉穴で、入れ放題と来ているのだ。

  ……願ったり叶ったりじゃねえか。

  「どうだ?」

  「悪くねえな」

  俺はうっすらと笑うと、オッサンも笑みを浮かべる。

  「契約成立だな。じゃあ、とりあえずケツにもう一発飲ませてもらおうか」

  「おう」

  俺は頷くと、再び腰を振ろうとする。

  そんな時、少し離れたところから、きらりと光る何かが見えた。

  ……ん?

  見れば、カメラをかまえた薄暗い影。

  「ちっ」

  ……撮られてやがる。

  出歯亀に見られるのは何時もの事で興奮もするが、カメラで盗撮されるというのは面白くない。

  「くそ」

  せっかくこれからが良い所だというのに。

  俺は奴をとっちめようと、オッサンの体を引き離そうとする。

  しかし、オッサンは離れずに首を振った。

  「おい……」

  「まあ、捨て置け」

  「だがな……」

  「心配するな。後でワシが対処する。わしもこんなところを撮られたら具合が悪いからな」

  「……」

  今まで見せたことのない狸親父の凄みのある笑顔に、俺は眉をひそめた。

  その顔を見るだけで、並大抵ではない修羅場をくぐってきたのが丸わかりだったから。

  ……こいつは、雇用される相手を間違っちまったかもしれねえな。

  それでも、この熟れた肉壺を手放す理由にはなりはしないのだが。

  「そんなことより、お前の名前を教えてくれんか?」

  「……態伍。 盛木態伍だ」

  「態伍か。ワシは狸奴塚(りどつか)敬三」

  「ふうん」

  「さて、ダイゴ。今はお前が満足するまで、ワシのケツに飲ませてくれ」

  そう言いながら狸奴塚のオッサンは、媚びるように肉襞を動かすのだ。

  「……いいだろう。どうせならあいつに見せつけてやろうか」

  俺はにちゃりと笑うと、オッサンの耳元で囁いてやる。

  ずる、ずる、ずる、ずる……。

  無造作に逸物を引き抜くと、びじゅるるるっ、と重たい音がして、漏れ出す黄ばんだ俺の子種。

  辺りには、青臭い匂いが漂い出す。

  狸親父の足元は、電灯に照らされて真っ白に濡れているのがわかった。

  俺はそんなおっさんの体を、汚れるのも厭わずに地面に押し倒す。

  仰向けに転がし両足を持ち上げると、くぱくぱと埋めて欲しがる肉穴に、もう一度逸物を突き立てるのだ。

  ごりっ、ごりごりごりごりっ!

  「があああああああああああっ!!」

  うわぞりの亀頭部分が、後ろ向きよりもいいところに当たっているのだろう。

  「このまま前立腺をえぐり抜いてやるよ」

  「ま、まて……」

  あまりに快楽に顔を強張らせたオッサンが慌てて制止しようとする。

  しかし、そんなことにかまっちゃいられない。

  俺の頭の中は、マグマのように煮え立つ子種を雌壺に吐きだすことしか考えられないのだから。

  がちゅっ、ごちゅっ、ばちゅんっ、ぐじゅりっ、ごちゅごちゅごちゅっ、ずぞぞぞぞっ、ばちゅんっ、ばちゅんっ、どちゅんっ、がちゅんっ……。

  「やべでぐれぇぇぇぇぇっ!!」

  風に乗って聞こえてくるこの声を聞いて、ハッテン場の雄どもは震えているだろう。

  狸親父が殺されているのではないかと。

  だが、目の前のオッサンは、その悲痛な叫びとは裏腹に、凶悪な快感に狂わされている。

  なにより肉穴は、俺の猛攻に拒否を示すどころか、もっともっととねだってくるのだ。

  ……おもしれぇ。

  俺も肉壺の希望に応えてやるために、更なる刺激を与えてやる。

  その身体に手をまわして抱きしめてやると……。

  「よっ!」

  ぐぐぐっ!

  その軽いとは言えない体を持ち上げたのだ。

  そう、それは駅弁の体勢。

  「なっ……んぎぃぃぃぃぃぃぃっ!!」

  叫び声をあげる狸親父。

  それはそうだろう。

  先程までの腰の突き上げにあわさって、自らの重みで俺の肉杭を深く迎え入れることになってしまうのだから。

  「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ!!」

  

  届いたことがないであろう深みに、俺に雄肉がめり込んでいく。

  こんな奥まで飲み込もうと思えば、常人ならばフィストファックでもしなければ無理だろう。

  びゅるっ、びゅるっ!

  鯨のように噴く潮には、白い粘液が混じっていた。

  「あ”あ”っ……」

  あまりの快感の脳が壊れかけているのか、意識を失う寸前の狸親父。

  しかし、ここで気を失わせてやるほど、俺は甘くない。

  ぐい、と腕に力を入れると……。

  がちぐちゅごちゅばちゅごりごりごりばちゅがつがつがつがつごちゅんごりっぐじょぐじょぐじょぐじょごりごりごりごりばちゅばちゅばちゅばちゅがちゅんごちゅんごりごりばちゅばちゅぞりぞりぞりどちゅどちゅどちゅどちゅごつごつごつごつぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ……。

  「あぎぃぃぃぃぃぃっ!!」

  目覚めのきつい一撃をくれてやるのだ。

  体を抱え、何度も何度も腰を打ちつけてやる。

  「う”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”っ!!」

  いくら泣き叫ぼうと、精を漏らし続けようと関係ない。

  俺はただ、所有物の肉壺を心ゆくまで味わうだけだ。

  竿に絡みついたオッサンの肉襞が、擦り切れていくのがわかる。

  それでも、子種を欲するその必死にすがりつきに、俺は褒美をくれてやった。

  「たっぷり飲ませてやるからな。おおおおおおおっ!!」

  獣の雄叫びと同時に、爆発しそうな勢いで雄汁を解放するのだ。

  

  「んぎぃぃぃぃぃぃぃっ!!」

  じわ、じわ、じわ、じわ……。

  俺の逸物が脈動すると同時に、ただでさえデカい狸親父の腹が膨らんでいく。

  俺の子種を孕んだ、腹ボテ狸親父の完成だ。

  だが。

  ……まだ、こんなもんじゃ足りねぇ。

  その顔を覗き込むと、狸親父の目はまだ淫欲に濡れていた。

  ……そうこなくっちゃな。

  俺はその雌の顔に応えるように、もう一度腰を振り始めた。

  

  ★

  「おお、ダイゴ」

  「待ちかねたぜ、オッサン」

  あの日から三日経ち、狸奴塚のオッサンは、また公園にやってきた。

  ということは、あのバイトの話は本当だったようだ。

  正直、半信半疑なところもあったのだが。

  「金は用意してきたのか?」

  「当たり前だ、ほれ、この程度ワシにとってはただの紙切れのようなもんだ」

  「ちっ、クソ金持ちがよ、、、」

  俺は舌打ちをするが、金払いのいい雇用主に歯向かうつもりはない。

  「じゃあ、脱げよ」

  「なんだ、風情も糞もないな」

  オッサンの言葉に俺は笑う。

  「そんなものが欲しいのか、俺の肉便器の分際で」

  「……違いない」

  オッサンも笑った。

  「それにしても……」

  「どうした?」

  「こないだ見かけた盗撮野郎の姿、見えなくなっちまったな」

  昨日までしつこく俺達の姿を撮影しようとしていたのか、この辺をうろうろしていたというのに。

  「そうか?」

  とぼけた顔をする狸親父だが、その口の端はすべてわかっているとでも言うように歪んでいた。

  「知っているのか?」

  俺はふと不審に思って、聞いてみる。

  「さぁ、今頃何処に居るのか知らんな」

  意味深な台詞に、俺はカマをかけてみる。

  「……それで?気持ちよかったのか?」

  そう聞くと、またも凄みのある笑みを浮かべて、狸親父は言った。

  「全くだ、せめてお前の半分でも気持ち良く出来れば、まだ使い道は有ったのだがな」

  「……」

  それだけ聞けば、嫌でもわかっちまう。

  ……このオッサンの機嫌を損ねることだけは、避けた方が良さそうだな。

  

  「……まあいい。それよりオッサン、さっさと脱げよ」

  「おお」

  今はこのオッサンの腹が膨れるほど、ザーメンを飲ませてやればそれでいい。

  ……俺も気持ちよくなれるし、オッサンも満足するのだから、問題ねぇな。

  今夜もこうやって、極上のケツを独り占めにして、金玉もすっからかんにして、けっこうな金をいただく。

  「悪くねえな」

  俺はオッサンに逸物を突き入れながら、良いバイトを見つけたと、ほくそ笑んだ。

  終