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海獣マスク 普通の高校生達が変態褌親父になるまで【FANBOX試し読み】

  [chapter:サンプル]

  「うわっ、何だこれ?」

  男子高校生、忍足海斗(おしたり かいと)が道端に落ちていた物を見た最初の感想がそれであった。その声につられて同じほうを向いた海斗の幼馴染の相楽朝之(さがら ともゆき)も、友人の声に足を取られてその方向にあらためて向き直った。

  大きな石の上に置いてあったのはゴムでできたリアルなマスク。二人は近付いてそれをよく見てみると、それは動物のマスクで、海獣であるアザラシとアシカを模しているようだった。

  「うわ、キッモ……」

  「誰が落としたんだよこんなもん……」

  顔の皮をそのまま剥がしたかのような生々しさのあるマスクに二人は嫌悪感を覚える。近寄っただけでも獣特有の体臭やら海の磯臭さが漂ってくるようで、思わず鼻を摘んでしまう。

  じりじりと後ずさりをする朝之だったが、対する海斗は、よせばいいのに何故かその落ちているマスクの下に向かっていってしまう。

  「お、おい海斗!」

  何か嫌な予感がした朝之は海斗を止めようと慌てて近寄るが、そんな彼の心配をよそに海斗は落ちていたアシカのマスクを手に取ってしまう。

  「おいおい、本当に動物の顔みたいだぜ」

  「わ、わかったから……早くこんなもん捨てちまえよ。それ、よくわかんないねえんだけど、何かイヤな予感がすんだよ」

  「イヤな予感?」

  そう言う朝之に海斗は首をかしげる。そう言えば彼は時折見えないものが見えるのだと騒ぐ奴だったと、海斗は彼のいつもの心配性だと切り捨てる。しかし彼のその勘は的を射ていた。海斗はこのマスクが発している『何か』に気がついていないのだ。

  「とにかく、道の上にこんなマスクが落ちてんのもおかしいだろ……だから早く」

  「ははっ。朝之はいつもそうだよな。だったら、俺がなんともないって証明してやる、よっ!」

  「あっ!」

  彼にとっては、その行動はほんの冗談だったのかも知れない。ワハハと笑いながら海斗は自分の顔にアシカのマスクをずっぽりと被った。これがただのオモチャであると証明するためのものだったのだろうが、彼のこの軽率な行動により、己が運命は取り返しのつかない方向に一変してしまう事となるとは想像もしていなかっただろう。

  「ほら、なんともねぇ……あうっ!?」

  「海斗!?」

  その瞬間、マスクに自分の顔面が強烈に締め付けられるような感覚がした海斗は思わず叫んでいた。

  「があああああっ! 頭がぁ!」

  頭を砕かれるような痛みに海斗は頭を抱えて叫びだす。

  慌ててマスクを剥がそうと試みるも、皮膚に癒着したかのようにびくともせず、マスクの黒い毛が抜けると彼に痛覚を与える程に一体化していた。

  「くそっ……取れねぇ!?」

  「だからやめとけって、言ったのに! 何だこりゃ!」

  朝之も海斗のマスクを剥がそうと協力するもやはりマスクは一向に剥がれない。

  「おおおおおおお!!」

  その時、海斗の咆哮と共にマスクの口が開くと無数の牙がちらりと見えた。口から飛び出した唾液はマスクを剥がそうとする朝之の顔にかかる。

  「嘘だろ……やっぱこれヤバいやつじゃ……」

  悪い予感が当たってしまい恐怖心にかられる朝之。しかし、そんな彼にもマスクの魔の手が忍び寄る。そう、もう一つ落ちていたアザラシのマスクである。それは彼の背後にひとりでに浮かんでいた。海の上に漂う動物のように、ぷかぷかと。そして海斗に気を取られた朝之の顔向かってそのマスクはひとりでに覆い被さった!

  「うっ!? うわあああぁ!!」

  朝之の頭部は一瞬にしてアザラシのマスクに覆われた。それに気が付いた朝之は、慌てて頭に張り付いたマスクを剥がそうとするも海斗同様既に手遅れだった。

  「ああっ、あああっ」

  「おおっ、おおぅ」

  もうどうする事もできず、二人はただ頭を抱えて悶える事しかできなかった。そんな二人にさらなる異変が訪れる。

  「んおっ……ふああぁ!!」

  二人の着ていた衣服が、ピーラーで切られた果物の皮の如き螺旋の帯状に分解されていったのだ。

  ズボンも、パーカーも、シャツも、ズボンも、例外なく細長い布切れとなって地面に落ちていく。履いていた靴すらも細切れになってただの布の塊になり、いつしか二人は海獣のマスクを被っただけの全裸姿にされてしまったのだった。

  「ああぁ……」

  「ど、どうしてっ……」

  文字通り裸に剥かれてしまった海斗と朝之は困惑のまま独りごちる事しかできなかった。マスクだったはずのアザラシとアシカの口は、彼らが話すのに合わせてまるで本物の口であるかのようにパクパクと動いている。

  二人の頭部が完成に海獣のものと一体化した瞬間、中肉中背の普通の高校生だった彼らの身に変化が起き始める。

  「おがっ……があっ……!」

  「うお、おおぉぉ……!」

  ゴキ、ゴキ、と内側から不気味な音をたてはじめると、海斗と朝之の背丈が少しずつ伸び始めた。165センチ程度だった二人の身長は既に180センチに到達しようとしている。

  その間に、二人の皮膚の色は少しずつ黒く沈着していく。まるで一日かけて焼いた肌のような惚れ惚れする褐色の肌に、二人は一瞬にしてなっていった。

  手足の爪は獣のように鋭く伸びていき、ビタン、ビタン……とひとりでに揺れながら彼らの逸物はその身長に合わせるかのように大きく太くなっていく。肥大化に合わせて包茎だった朝之の皮は剥け恥垢だらけの亀頭が露わになった。

  「ぐっ!?」

  身長が180後半に差し掛かった頃、二人は体内にとてつもないエネルギーが込み上げてくるのを感じた。

  全身を激しい激流のような勢いで迸る正体不明の塊が、二人の身体――主に下半身を中心にそれが着々と“溜まって”いく。我慢しようとしてもそれを邪魔するかのように湧き上がってしまい彼らの若く脆い意志を妨げていく。

  (な、なんだこれ……何か、中に込み上げてくるこの感じ……

  ダ、ダメだっ……! でもっ!)

  朝之はこの時、これを『発散』してはいけない。きっと取り返しのつかない事になる。そう思い必死に堪えようとしたのだが、全身に漲るパワーに負けてしまいそれを一気に解放してしまった。

  「ゴ、ガアァッ!!」

  ボン!! 彼らの雄叫びと共に二人の肉体は急激に膨れ上がった。

  ボコボコと腕や脚に異常なまでの筋肉がついていく。その発散したエネルギーを全て筋肉や筋力に変えているかのように。

  胸筋や腹筋も、その手の人間ならば羨んでしてしまう程の肉体美を手に入れたアザラシとアシカの頭をした男達。しかしその上からそれ以上の脂肪がついていった。

  先程ついた筋肉を全て覆い隠してしまう程の柔らかで弾力のある脂肪が二人の全身に纏わりつき、その姿を力士ばりのめいっぱいの筋肉と脂肪で溢れた巨漢にしてしまう。

  その上から、ワサワサと顔に生えているそれと同じような海獣の体毛を、あたかも歳を取った男性が生やす体毛のように胸や脚や陰部などにまばらに生やしていく。

  「うお、おおおぉっ……!」

  そこに立っていたのは、獣の頭をした肥満体型の男達。首から下はほぼ人間のままだったためか完全度の低いコスプレをしているようにも見えてしまう。

  太くなったチンポと、同じように肥大化した金玉を袋ごとブラブラ揺らしている情けない姿がそこにはあった。

  「……おぅ、おうっ」

  「おっ、おれ、おれおれ……俺たちはっ」

  先程まで普通の高校生だったのにも関わらず、今や股間の棒をおっ勃たせながら低い声で喘ぐアザラシ男とアシカ男と化した海斗と朝之。

  一瞬でこのような姿に歪められてしまったという困惑。軽率にマスクを被ってしまった事による後悔。小さく声をあげる二人の頭に浮かんでいるのはそんな事ばかりだったが、股間の逸物がビクビクと震えるにつれ、彼らの思考は別のものへの変わっていく。

  (うおぉ……今も俺のタマ、デカくなってるぅ……!)

  (いっ、いくぅ……イッちまうぅ……!)

  未だ勃起を続ける彼らの太マラは、今にも爆発しそうになっている。変わり果ててから一度も絶頂には至ってはいないがそれも時間の問題だろう。

  襲いくる快感に耐えながら小刻みに体を震わせる二人の足下では、切り刻まれ原型を留めていなかった衣服だった布切れ達が、ひとりでに動き出していた。細長い布同士が絡みついて巻きつき、色や形を組み換えながら新しいものへと生まれ変わっていく。

  「おぉぅ!?」

  「何だ!?」

  純白の越中褌となった二枚の布は、するすると自ら動いて、持ち主である二人の股間を自動的に締め上げていく。

  ヒラリと風に舞った褌の長い布地には、『海驢』『海豹』という今の二人を現すに相応しい二文字の単語が刺繍されていた。

  おまけと言わんばかりに二人の足には真っ白な足袋が履かされている。これも彼らの服だったものが変化してできたのだろう。

  その褌の締め付けは勃起しているチンポを容赦なく刺激する。外側から急激に圧迫されるような感覚を味わった二人のボルテージは一気に急上昇していく。

  上がったボルテージは股座の熱へと変換され、小ぶりのボール大に膨れ上がった金玉の中身をグツグツと煮やす。まだ若く純粋だった二人の脳は、次々と襲いかかる快感により下品で淫乱なものへと汚染され始めていた。

  「おおっ!? おおう、おおう!」

  「ぐっ、やばっ、アウッ、アウッ!

  やめろ、俺のチンッ……アウゥ!!」

  余程気持ちいいのだろうか。奇妙な奇声をあげながら海獣頭の男達は喘ぎだす。褌は既に黒ずみ始めており、彼らが褌の下のチンポからガマン汁を吐き出しているのがわかった。

  二人は、今自分達におかれている状況から逃避するかのように、楽しかった高校生活の日々を走馬灯のように思い返す。肉体的な年齢では、四十歳をとうに超えているのにも関わらず。褌の中のキンタマも、快感に応えるべくせっせと精子を作り続けているというのに。

  ガチガチに勃起したチンポは、とうに限界を迎えようとしていた。血管を張り巡らし陰部の血液は限界まで海綿体を膨張させ、褌を前へ前へと突き出させていく。

  (うおぉ……! 出したらダメだ!

  そしたら、きっと俺らは……!)

  それでも朝之だけは、生来の勘の良さからか絶頂せんと必死に堪え続けていた。きっと耐え続けれていれば元に戻れるかも知れない。また海斗との日常を取り戻す事ができるかも知れない――そんな根拠のない希望を胸に抱き続け快感に抗う朝之だったが、心より先に肉体が限界を迎えてしまうのだった。

  「うっ!?」

  ピュルリ、とほんの一筋、わずかな量の精液が漏れ出た。本人は堪え続けていたつもりだったのだが、とうとう彼の陰嚢が、際限なく作られ続ける精子に耐えきれなくなったのだった。それに続いて海斗も堪えきれずに褌の中に射精する。彼は朝之と違って玉の大きさ相当の量を吐精していた。

  「おッごォッ!?」

  その一度の射精が、彼らを堰き止めていたタガを外してしまった。野太い悲鳴をあげ、その巨体をぴんと直立させる海斗。すると、すぐさまその太い腕で褌越しに自らのチンポを勢いよく扱きだしていた!

  「おおおッ! もうガマンできねェ! チンポシコらなきゃ! シコらなきゃおかしくなるぅぅぅぅ!!」

  まさに獣の形相といった顔つきで激しい手淫を行う海斗。低くなった声を荒げながら精液で濡れる褌をぐちゃぐちゃにこねくり回し快楽を貪る。

  「お、おい……かいと、どうしっ……おうっ!」

  彼の変わり果てた姿を見て困惑していた朝之も、突如溢れ出す最悪の快感にひどい声を張り上げて直立する。そのチンポはやはりガチガチに勃起している。

  「アウッ! アウッ! 出る! 出る出る! 何か出る!!

  でっ、でる……イクイクイクイクゥ!」

  その隣で海斗が二度目の射精をした。

  [[jumpuri:続きはFANBOXで > https://jinogrehead.fanbox.cc/posts/7650433]]

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