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[[jumpuri: 着ぐるみ噺3-1> https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8326868]]
サポートの女の子(Aとする)の特殊メイクは以下のようである。
鼻と上唇にかけた部分と、下顎の部分とを、シリコンで拡張して不自然にならないぐらいにマズルを作ってある。
耳は所謂エルフ耳だが、これもしっかり作り込んである割には、実際の耳を使えるようにしているのだ。
皮膚の見える所は全て青く塗り、ラメを振った。ウィッグも青く、目には爬虫類系のカラコンを入れる。
夏故に、衣装はやや露出度が高く、胸の谷間も見える為に、それを目当ての客もよく訪れる。
元々切れ長の目や、長身であることを利用して、高飛車なキャラを演じている。
そんな設定の為に、大人の客は容赦なくいじり、子供にしても乱暴をしていたら、諭すようにしている。こう言うやり方は、行儀の悪い客には評判が悪いが、大多数の常識的な人々の支持を得ている。
規模が小さい故に、零細だ。ない中で工夫をしなければならない。この遊園地が曲がりなりにもやっていけるのは、彼女のお陰なのだ。
先から小さい小さいと言うが、大きさは、駐車場を入れても三万平米強である。芝生広場、小さな大観覧車、遊園地を一周する汽車、子供でも乗れるローラーコースターにサイクルモノレール、ゴーカート、メリーゴーラウンド、コーヒーカップ、チェーンタワーがある。入場料千円(小人以上均一)で乗り放題と言う設定にしている。
設備は古く、否、舗装すら結構ガタが来ている。なるべく、ゴミやヨゴレがないように気をつけているが、幾多もペンキが塗り重ねられてボコボコしている柵などは、哀愁が漂う。
売店は、ありきたりな焼きそば、お好み焼き、フランクフルト、アメリカンドッグ、ポテト、ポップコーン、ソフトクリーム、ペットボトル飲料。あと玩具が少々だ。遠くない距離に道の駅があり、そこから産物を仕入れるみたいな話は、何度か出たが、結局実現していない。行政側も、ここが潰れてくれた方がいいと思っているからだ。
直近の新しい設備は、各所のバリアフリー化(お金がないので、職員の手によるコンクリ打ちっぱなし)と、トイレの改装及び授乳室の設置と、新しいアクティビティがないのが手厳しい。
看板などを見ても、手作り感は否めない。どうにかして盛り上げようと言う気持ちがイタイほど分かると評判だ。
第三セクターとして補助金を貰いつつやっているが、予算の執行は概ね元々の職員に対する基本給と、最低限の園内維持ぐらいしかない。それ以上の赤字となると、お取り潰しの上、ショッピングモール誘致が確定となるのだ。
目標としては、黒字を維持し、補助金生活を脱することにある。その為には、話題性を高め、入園者を増やす事なのだ。
昔からのファンも多いが、なかなか起爆剤にならない。辛いが、懐かしい思い出だけでは、何も残せないのである。
さて、問題のピンクのケモノ(Bとする)の方だが、練習の成果が出たのか、重装備にも慣れ、随分と自由に動けるようになった。
それまでは、休園日に出てきて貰ったり、部屋の中で動いて貰うなどして、演技を叩き込んでいたのだが、彼女(Cとする)は、存外、へこたれることなく、"上司"に従っていたのだ。
近頃は、始業よりずっと早めに来て、着せてくれとせがむほどである。
まだデビューまで公開出来ないが、写真を撮り溜めていたのだ。
Aは、Bにそんなに撮ってるなら、「公式SNSアカウントでも作る?」と訊ね、Bは二つ返事で了解した。
他のスタッフに手伝ってもらい、園内での写真も撮ったりした。
そして、遂にデビューの時が来た。
Webサイトに写真付きで告知し、公式SNSで写真を小出しにしていた為、前評判がよかった。
7月の三連休と言う事もあって、当園にしてはなかなかの賑わいになっていた。少なくとも、大きなお友達の殆どが、AとB目当てである。
AとBとは、姉妹であり、Aは妹Loveな関係にあるとしている。
故に接触も多く、それを見て、また一部の客は喜ぶというわけである。
勿論、このキャラクターはあくまで子供向けであり、握手だのハグだのは、子供に限定されている。
一通り、観客の撮影が終わると、グリの方を優先して、園内を回るようにした。
Cは当初、半日着られるだろうかと心配したが、何の苦もなく午前中をこなした。
「もっと着ていてもよかったかも」
顔を外して、顔の汗を拭くCは、健気に笑っていた。
勿論、労働条件的に、そのまま働いて貰うのは困る為、一旦全て脱いで貰い、シャワーを浴びて食事までする。
Aはメイクを落とす方が面倒臭いという理由で、そのままの姿で食事を摂り、休憩時間中、肩が凝ると、電動マッサージ器を肩に当てるというおばさん臭い姿まで見せていた。
お客さんの前では見せられないけどね。
Cとしては、あの可愛い着ぐるみの中が、ラバースーツを着て汗まみれになっている自分だという方が、よっぽど子供に見せられない姿だなと一人ほくそ笑んだ。
午後も午後で、お客さんによくアピールしながら"遊ぶ"事が出来た。こんなことで給料をもらえるなんてステキだなと、Cは思いつつ、疲れはピークに達していた。そして、事務所に戻ったところで遂に眠気が勝ってしまった。
Aは、そんな彼女を見つつ、事務仕事が終わっても寝ているのなら、そのままにしてやろうと決意し、そして、それはそのまま実行されてしまった。
Cは、夜中に目を覚ますと、部屋が真っ暗なのに気付く。
不自由な身体を押して、なんとか明かりを点け、そうして、時間と、自分の置かれた状況を察した。
午前一時。部屋の扉は閉ざされ、散々四苦八苦した挙げ句、Bの手では、錠を上げる事が出来ないことを悟る。
頭さえ、一人で脱ぐことは出来ない構造になっている。そうなると、もう、明朝、Aが来てくれるのを待つしかない。
Aは、(勤務時間外なのだが)園内の掃除の為に早くやってきて、その後、特殊メイクに取りかかる日常だ。確か、五時前には着くはずだ。
保冷装置はもう止まってしまったが、冷房が強めに設定されていた為、暑苦しい思いはしない。勿論、ラバーの中身はもう、ぐちょぐちょなのだけど。
もう一度眠りたい気持ちだが、もう、目が冴えてそれどころではない。
そこでふと目についたのが、Aの置き去りにした電マである。
「"正しい"使い方をしなくちゃね」
と言いつつ、実際はみゅーみゅーと発生されるばかりのBが、これからどうなってしまうのだろうと思うと胸が高まった。
電マはソファの左横のコンセントに繋がっており、コンセントの左側は着替えスペースだ。正面には姿見があり、自分の姿を見ながらオナニーすることは出来そうだ。
若干の後ろめたさはありながらも、目の前の可愛いCがいて、それを好きに出来るとなると、もう、我慢も出来なかった。
少しずつ電マを当てつつ、その快感に身を捩らせる。
ああ、こんなに小さくてもふもふの生き物が、こんな遊びをしているなんて!
肉体的快楽を後にして、そういう覗き的な快楽もそこにはあった。
一度、イってしまったが、それでも物足りず、その後も、何度もオナニーを続けた。
そうして夜は更けていく。
翌朝、Aが、「大丈夫だった? 今日は休む?」と心配してくれたが、Cは「全然やれる。むしろ、着ている方が体調がいい」などと答え、そして、翌日の仕事もこなしていく。
Cの頭の中にあるのは、昨晩のオナニーの光景である。
「あんないけない子が、こんな子供を相手にしていいのだろうか?」
Bを演じながら、演じることの快感が一回りも二回りも増大していくことを感じる。
自分が、人間以外の生き物になっている事を思い知った昨日の為に、楽しさは何倍にもなることに気付いた。
流石に、今日は眠たさもなく、仕事を終えた。
シャワーを浴びて、着ぐるみや装備を調え、そして片付けて、仕事を終えた。
帰宅し、一人になると、しみじみと着ぐるみの感触を思い出す。吸い付くようなラバーに、外側の柔らかな触り心地、そして、なかなか思い通りに行かない手先。歩きにくい足。
そして、何よりも、Bと言う子と"遊んだ"快感が忘れられない。
一人で、彼女の画像を見ながらオナニーに勤しんだが、あの時ほどの快感が得られない。
「ああ、またBを着てオナニーしたい!」
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