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夏休みが終わった。
秋を迎えた。
放課後。
「水月さぁ、最近変わったよなぁ。」
クラスメイトの一人からそう言われ、水月は首を傾げる。
「そうかなぁ。生え変わりの季節だから?」
「いや、そう言うんじゃなくって…えぇっと…あー、上手く言えねぇ。」
ボリボリと頭を掻くクラスメイトに水月は微笑みを浮かべた。
確かに変わったかもしれない。体も心も。
いや、変わってはいないのかもしれない。ただ、受け入れただけ。
ぶぶぶっ、とポケットに入れているスマホがメールの着信を知らせるために震えた。
スマホを取り出し、水月はメールの内容を確認してみる。
そして僅かに頰を釣り上げると…スマホの画面を消し、立ち上がった。
「じゃあ、またね。」
「あぁ、またなー。」
クラスメイトに手を振り。水月は教室をそそくさと出て行く。
クラスメイトの感じた違和感。それは。
しーくれっと・むーん。
[newpage]
高層ビル。大きな窓ガラス。眼下に広がる街並みは眩く光輝いている。
「…ふふっ、おじさん達、やっぱり素敵だよ。大好き。」
そう言いながら、水月はしゅるしゅる、と身に着けていた制服を少しずつ脱いでいく。
シャツを脱ぎ捨て、ズボンをずらす。シャツと学校指定の半ズボン。身軽になると心も軽くなる。
目の前に立ち並ぶのは、その瞳に欲望を宿した雄達。大小・太っているもの、痩せているもの。
様々な雄。しかし共通しているのは全員が股間をいきり立たせ、薄暗い笑みを浮かべながら各々スマホやカメラなどの撮影器具を持っている、と言う事か。
「配信は出来ればしないでね?…もし見つけたらお話しようね。」
水月の柔らかく、しかしはっきりとした言葉に雄達は頷いた。
それを確認し、水月は半ズボンを脱いだ。身に着けている下着はジョックストラップ。それも股間をギリギリ隠す事しか出来ていない、際どい物。
白い陰毛がはみ出し、股間部分の膨らみはすでにしっとりと濡れている。
シャツを脱ぐと…その下にはほっそりとした肉体。中性的で、まるで彫刻のように。毛並みは艶やかで、手入れが行き届いている事を教えるようで。
臍の部分にきらりと光るのは小さなピアス。それをいくつも身に着け。
「これだけじゃ…足りないよね。」
そう言いながら水月は自分の鞄から小箱を取り出した。開くと中に入っているのは…首輪。
かちゃ、とこなれた手つきでそれを装着する。そうすれば…
「わふっ…なんて…♪」
四つん這いになると雄達に尻を向ける。ぐぱ、と拡がった雄穴を見せつける。腸液が早くも零れだし、ひくひくとそこを埋める物を求めているようだ。
尻尾を振り、わざと隠して。顔だけを雄達の方に向ける。おぉ、と雄達から感嘆の声が上がった。
「ほらほら、撮影もそれぐらいにして…早くしてほしいなぁって。今日一日、我慢するの大変だったんだから。トイレで何回もオナニーしちゃいそうになったよ。」
水月の言葉に雄達は下着一枚になると水月に群がり始めた。
「私も同じだよ。水月君の事を犯す事しか今日は頭になくってねぇ。」
でっぷりと腹に脂肪を蓄えた龍はにんまりと笑いながら水月の尻たぶを早速割り拡げるとその雄穴に指を捻じ込んだ。
腸液で濡れ切っている雄穴にローションは不要か。太い指をあっさりと受け入れ、水月はんっ、と艶めかしい声を上げた。
ぐちゅ、ぐちゅ、と雄穴を拡げ、ぐぱ、と腸壁をはっきりと外気に晒されて。
「もう準備万端だねぇ、水月君。」
「でしょ?だから…はやくぅ…」
尻尾が激しく揺れて、龍の腹を撫でた。
「じゃあ俺、水月君の口マン頂こうかな。」
「一人はずるいぞ。俺も。」
そう言うと筋肉質な黒豹とひょろりと背が高く痩せ型の三毛猫が水月の前に立ち、下着をずらした。
ぼろん、と硬く太くそそり立つ肉棒がそこから零れて。水月はうっとりとした表情を浮かべながらごくり、と唾を飲み込む。
しかしすぐに口の中が唾液で一杯になった。止まらない。欲しいのだ。体が欲している。
「ふふっ…ちんぽ…いただきまぁす♪」
一本の肉棒をほおずりし、もう片方の肉棒を…ぱっくりと開き、唾液が滴る口で咥え込む。激しく濃い、雄の臭いが鼻の奥を突き抜け脳を揺さぶる。
蒸れた臭い。汗と欲望の汁を纏ったような臭い。これから行われるであろう快楽の宴を想像し、水月は嬉しそうに頬を少々釣り上げた。
咥え込んだ肉棒に舌を絡ませる。長い舌はずる、ずると肉竿を這いまわり、浮かび上がった血管を撫で回すと睾丸へ伸びていった。
きゅっ、きゅっ、と、水月が舌を動かすたびに睾丸は精液を作り出すために収縮を繰り返し、肉棒は素直に跳ねて水月の口腔内を犯す。
わざと音をたてながら先走りを飲み干し、口の端からそれらを零して。
雁首まで丹念に舐って…そして先程まで頬ずりしていた肉棒を柔らかく片手で掴んだ。
年齢不相応に柔らかい肉球が裏筋をなぞり、爪先を甘く竿に食い込ませる。一度手を離すと口の端から零れた液体を肉球や指にたっぷりとまぶすと今度は手全体で肉棒を覆い…
上下にゆっくりと扱き始めた。
「あぶっ…ちゅぶっ…んふぁっ…あっ、おじさんっ、そこっ…気持ちいいっ…」
開いた口で水月は体を震わせながら喘ぎ声をあげた。龍の指が気が付けば二本、三本と根元近くまで挿入され、水月の腸壁を摘まみあげたり、前立腺をこりこりと撫で回していたのだ。
びくんっ、と水月の肉棒が跳ね、自らの腹を叩く。先走りが胸や床に飛び散り…否が応でも気分が昂る。
龍の指が腸の中で曲がり、更に強く、抉るように前立腺を捏ねまわすと水月は切なそうに喉を鳴らした。脈動する肉棒。止まらない先走り。
竜が指を引き抜くと水月は少し高い声を上げた。
「早く…挿入れて下さい…♪」
片手で扱いていた肉棒と、咥えていた肉棒。そして挿入の時を今か今かと待ちわびている、龍の肉棒。熱い。どこまでも熱い。
易い言葉になる。頭が溶けてしまいそうだ。水月の雄穴は拡がったまま。何度も収縮を繰り返し。
龍はそんな水月の腰をがっしりと掴んだ。肉棒を水月の雄穴に近付け、亀頭で周辺を擦り上げた。尻で谷間を作り、何度も、何度も。
水の音が大きくなる。泡立った液体が水月の太腿の裏を濡らした。
欲しい熱がこんなに近くにあるのに、挿入されない。もどかしい。目の前の雄もその様子をただ見ているだけ。欲しいのに。
水月は舌をはみ出させ…耳を畳んだ。
「おじさんたち…意地悪しないでよっ…早く…ケツマンにチンポぉっ…精液も…いっぱぁい…♪」
「ごめんごめん。水月君があんまりにもエッチ過ぎてみてたくなっちゃったよ。…じゃあ今度こそ挿入れるねー。」
そう言うや否や。龍は亀頭をぴとっ、と水月の雄穴に宛がったと思うと。
ずぶんっ!
「ぁ”っ…!」
「おぉ、流石水月君。一発で全部入っちゃったよ。中はやっぱりトロトロで気持ちいいなぁ。水月君は?」
肉棒を根元まで挿入した龍は心地よさから腰を震わせ、そして水月の腰に回していた手を水月の胸へ持っていく。
乳首の周辺を腸液で汚れた指で撫で回しながら。水月はがくがくと腰を痙攣させながらトロンとした目付きで天井を見上げる。
「ぃっ…きもちぃっ…♪お腹いっぱっ…ふふっ…口にも…入れて…♪」
幸福そうに。そう呟く水月。ぱっくり空いた口からは精液の臭いと混じって雌のような、どこか甘い臭いが漂っていて。黒豹は水月の頭を掴むとそこに肉棒を捻じ込んだ。
喉の奥まで届いた肉棒。えづきそうになる水月だが…それすら快感足りえる。
「もちろん。水月君の口マン使ったらもう他の雄じゃ物足りなくてね。ちゃんと責任とってよ。」
「んぐっ、んっ…♪」
「おまっ、ずるくね?さっき散々フェラさせてもらってただろ。」
「まだ射精してねぇからな。射精す時は水月君の中って決めてんだよ。」
「俺が最初に口マン犯そうと思ったのに。…じゃあ水月君、尻尾使わせてね。」
「むーっ、むぐっ、んむっ♪」
言葉も出せず、口を動かす事も出来ない水月はしかし嬉しそうに耳を動かし、尻尾を振って快諾の意を示した。
「水月君のトロトロケツマン、頂くねー。」
「口マンも一杯使ってあげるよ。今日は帰さないよ?」
「ふむんっ、むっ…んふぅぅっ♪」
下卑た笑みを浮かべながら。黒豹と龍はほぼ同時に腰を振り始めた。
龍の豊満な腹が水月の尻にぶつかり。肉棒が中身を掻き回しながら引き抜かれる。ずろろろ、と腸が引きずり出されるかと思えば次の瞬間には無理矢理押し戻されて。
腸内を圧迫される。前立腺と共に腸壁をごりゅごりゅと抉る。根元まで入り込んだ肉棒は嬉しそうに脈動すると更に膨らみ、どぶどぶと先走りを水月の中へ流し込んで。
腸壁に触れるとそれはあっという間に体内に吸収されて…
「んぶっ…んむぅっ…♪」
じんじんと切なく疼く。疼く腸壁を慰めるように、肉竿が腸壁に擦りつけられた。ぐるぐる絡みつく血管の存在さえ感じられるほど敏感になった腸壁を。
龍は犯す。腰を前後に動かしながら。雄穴から肉棒が半分ほど引き抜かれ、また奥まで捻じ込まれて。その強さはどんどんと強くなっていく。
「水月君、ケツマンで気持ちいいの分かるけど、こっちもちゃんとして欲しいな。」
いつの間にか自分の雄穴を犯されることに夢中になっていたのか、そう言われ水月はハッ、とした表情を浮かべた。
そしてすぐさま上目遣いに黒豹を見つめながら口一杯に、喉の奥まで捻じ込まれた肉棒をしゃぶりはじめる。舌の先で睾丸を舐め、頬を凹ませるように吸い上げて。
頭を動かそうとしたが。黒豹は水月の頭をがっしりと掴み、そのまま自らの腰を動かし始めた。太い雁首が喉の奥を何度も通過し、鈴口がごつごつと食道にぶつかる音が聞こえる。
ぐぼっ、ぐぼっ、と粘膜が肉棒に張り付くような音。腸内を満たされ、喉奥を犯され。頭を塗りつぶす多幸感に尻尾を振ろうと試みたが。
その尻尾も掴まれ、ぐるぐると肉棒に絡み付かされた。敏感な尻尾をしっかりと握られ、扱かれる。こればかりは何度されても慣れることが無い。くすぐったく、思わず背筋を仰け反らせてしまった。
それに伴い、腸も蠢いたのか、水月の雄穴を犯していた龍がおっ、と声を上げふぅぅぅ、と深く息を吐いた。
「水月君、そんなに精液欲しいの?ケツマンキュンキュンしてるよ?」
囁き、腰の動きを止めると龍は奥深くにねじ込んだ肉棒を更に押しつける。先走りが塗りつけられて。腸液が雄穴の隙間から溢れ出した。
「あーっ、水月君、その表情めっちゃそそるッ…!腰止めらんねぇ!」
「むぐぅっ!?」
龍に反し、黒豹は涎を垂らしながらひたすら腰を振る。そこには相手を思いやる気持ちや、相手を絶頂にイかせようとする意志は微塵も感じられない。
自らが快楽を貪るだけの単調な動き。最初は突然過ぎるその責め立て方に水月も涙目になったが…
すぐに慣れ、むしろ自らも進んで頭を動かし始めた。
「水月君ッ…どっちっ…!?口マン!?顔射!?」
「む”-っ!!」
切羽詰まったような黒豹の声。びくびくと脈動しながら震える肉棒。絶頂が近いらしい。水月はくぐもった声を上げながら片手で黒豹の太腿に触り、撫で回す。
黒豹はにぃっ、とほほ笑むと…水月の口から肉棒を抜き取った。唾液と先走りをたっぷりと纏ったそれは部屋の照明に照らされ、妖しく光り、淫靡な臭いをたてる。
水月はこれから来る熱に思いを馳せ…ぞくぞくと全身を震わせた。口を軽く開けて。
「うっ…!射精るッ!」
外気に触れた直後に、黒豹は自分の肉棒を扱いた。数度手を動かすと…
びゅぐっ、どぶびゅるるっ、びゅううぶるるるっ!
「んぁっ、あつっ、精液ッ、あついっ♪んぁぁぁっ♪」
水月の軽く開けた口に黒豹の精液が飛び込んできた。その量も濃さも通常の雄よりも断然上。ねっとりと水月の口を一杯にして。
もちろん軽く開けた口では受け止めきれず。むぐむぐと咀嚼する水月のマズルや頭、ひいては背中にまで降りかかっていく。
びちゃびちゃと浴びた精液はあっという間に水月の顔を真っ白に汚す。射精が終わると…水月の口の中に肉棒を再び突き入れて。
「じゅるっ…んぐっ…あぶっ…」
「おいおい、俺の腹まで飛んできただろ。」
「いいじゃねぇか、どうせぐちょぐちょになんだからよ。」
「まぁな。…お、これローション代わりにしてみっか。」
そう言いながら三毛猫は水月の顔から精液を掬い上げると自らの肉棒と水月の尻尾に垂らし…にちゅにちゅ、と扱く勢いを強くした。
「ぶぁっ…んぁっ、んぅっ♪きもちっ、きもちいっ、んぁぁっ♪」
黒豹の肉棒に残っていた精液の残滓まで飲み干し、水月はようやく嬌声を上げ始めた。
「水月君はやっぱりザーメン塗れが似合うなぁ。おじさん、もっと興奮してきちゃったよッ!」
「んぁぁぁっ!?」
言葉の通り、龍は鼻息を荒くしながら水月の雄穴を蹂躙し始める。先程までの勢いよりももっと強く、更に激しく。
的確に水月の前立腺を抉り、腸壁を幾度も撫で上げる。その度に水月は声を上げ、全身を震わせた。絶え間なく襲ってくる快楽の波。
溺れながら、沈んでしまわぬように。水月は表情を蕩けさせながら舌なめずりをする。尻尾も使われ、全身が道具のように扱われ。周りにいる雄達は水月のその姿を撮影するか、魅入って自らの肉棒を扱いているか。
どちらにせよ水月に夢中になっている。視線に質量があるような錯覚。それがさらに快楽の波を大きなものに変えて。背筋にビリビリと稲妻が走っているようだ。
「ちゃんとっ…んぁっ、撮って…るぅっ!?」
「もちろん、水月君こっち向いて―。」
「ふふっ、こんな感じっつぁっ♪」
自らの瞳を隠すように手をかざして。その間も尻尾と雄穴を犯され。どう映っているのだろう。想像するだけで…ジョックストラップの中に納まっている肉棒が跳ねる。
雄穴を締め付け、腰を緩く動かし、尻尾も同時に。緩く、だが確実に雄達の肉棒を味わい。
「ふっ…ぅぅっ…!水月君ッ…また一段と…上達したねッ…!」
「我慢してたっ、からかなっ、あっ、んぁぁっ♪いっ、いぃっ…メスイキしちゃうっ…かもっ…♪」
龍の腰の動きが緩慢になる。だがその分一回一回の腰の動きが強まって。肉棒がひときわ大きく跳ねて、血管が浮かび上がるのが腸壁越しに伝わってきた。
睾丸が縮み上がり、水月の尻たぶに擦り付けられた。どくんどくんと脈動し、今にも爆発しそうだ。
「いいよっ…イかせて…あげるっ…!」
「俺ッ、出すッ!!」
と、予想だにしていない言葉。水月の尻尾を使い、一心不乱に自らの肉棒を扱いていた三毛猫が背筋を仰け反らせると…
びゅぶるるっ、どびゅるるるっ、びゅぐんっ。
「んぁぁぁぁっ!?」
水月の背中全体に精液が浴びせかけられ…水月は目を見開き、そして直後表情を大きく崩した。蕩けた表情。頬を真っ赤にし。背中の毛並みを濃い精液が押し倒して。
突然の熱に、水月は耐え切れない。
「んひぃっ、いぐっ、ぎでるっ、メスイキッ…!ぎでるぅぅぅぅ!!あっ、んぁっ、今動いたらぁッ!!」
「締まりが一気に良くなったよっ、水月君ッ!中に全部射精して上げるッ!」
全身を何度も痙攣させ、背筋を仰け反らせた水月を見て、いいタイミングだと判断したのだろう。龍のストロークが一気に激しくなった。
それは間違いなくフィニッシュに向けた動き。龍は水月のマズルに精液に塗れた指を突き入れる。
水月は反射的にそれを咥え、しゃぶり上げる。甘く感じるのは、なぜだろう。もっと欲しいとも思う。そして。
「ぐぅぅぅ、うぅ!!」
ずぶぅっ!
水月の中に肉棒を捻じ込み、根元で蓋をすると。龍はそこで動きを止めた。
…水月の下腹部が膨れ上がり。
「いっ、いぐっ、ぎでるっ、やっ、イグぅぅぅっ、んぁぁぁぁぁぁ!!!」
甘い甘い精液が龍の大きな肉棒を通って…腹の中を一杯にしていくのが分かった。そしてその射精が長く続くことも分かっている。
舌をはみ出させ、唾液と精液の混ざった液体を口から零し。びゅるびゅると注ぎ込まれる精液の感触に酔いしれる。
「水月君、本日初の中出しで早速アヘ顔してますよー。」
「これは永久保存ですなぁ。水月君、ピースしてピース。」
「アヘ顔ピースってちょっとどうなんですかそれ。」
嘲るような、しかし嬉しそうな声。水月は言われるまま片手でピースマークを作り、自らの顔の横に持ってくる。
「んふふっ、ふぁっ、ふふはぁぁっ♪」
射精がようやく終わり…龍が満足したように萎えた肉棒を抜き取ると…少し間をおいて。ごぼり、と精液が溢れ出した。
まずは一人目。だが、足りない。これだけ雄はいる。まだまだ愉しめる。
「次は…どのおじさんがしてくれる?」
そう言いながら、水月は不敵に笑うと床へと零れてしまった精液を拾い上げ、自分の体の前面に塗りたくった。
粟の花。と形容される、精液の臭いが全身を包み込んで。ある種のフェロモンを放つ。
目の前にいる雄は、自分に今酔いしれているのだ。そう思うと…止められるわけが無い。
誘うように。座り込んで。いまだに蠢き、ひくつき。塞ぐものを求めている雄穴を見せつけながら。ジョックストラップを少しだけずらした。
既に自分の先走りでぐちょぐちょになったそれはもはや下着としての体をなしていない。しかし、はっきりと肉棒が見える訳でも無い。
「早くしようよ…まだまだ夜は長いんだから…さ。トコロテンもしたいし…メスイキももっとさせてよ。」
挑発的で。だけれど妖艶で。誘うように。
そして雄達は誘われるがまま。水月に群がる。
[newpage]
抱かれる。その様を撮影されている。見られている。自分より一回りも二回りも大きな体格の雄。その膝の上に乗せられ、極太の肉棒を捻じ込まれて。
結合部が見えるように。見せつけるように。
口に二本の肉棒を咥え込んで、それぞれ吐精させ、口の中を満たさせる。ごぐんっ、と大きな音をだしながらそれを飲み干して。
すっかり全身が精液に塗れてしまった。雄穴からも絶え間なくごぼごぼと溢れ出すほどである。
眼下に広がっていた夜景はいつの間にかその色を鮮やかな青色に変えて。ガラス越しに見る空は青く。まぶしい。
「ふぅぅぅ…いやぁ、やっぱり水月君のケツマン最高に気持ちいい。久しぶりに何発もヤっちゃったよ。」
と、一番最初に水月を犯していた龍は笑いながら水月の尻を撫で回した。
「お腹の中でまだ暴れてるよ、おじさんの精液。ふふっ、きもいいい。」
水月はその手に自分の手を重ねて。龍のすべすべとした鱗を撫で返す。
「ほんと水月君はいやらしいなぁ。スマホの録画時間超えたよー。最後の方撮れてないし。」
「そんなに?…でもおじさん達がいけないんだよ?あんなに沢山犯して…」
「水月君がいやらしいからだよ。そうじゃなきゃもっと早く終わってたのに。打ち止めまでする事なんてめったにないんだから。」
黒豹の言葉に水月は嬉しそうに笑い、未だに身に着けていたジョックストラップを脱いだ。
曝け出された肉棒は僅かに黒ずんでいるが…そちらでの行為はほぼしていないお陰か綺麗なものだ。
「ほんとに?…そうだったら嬉しい。」
「ほんとほんと。…動画配信とかしたら一瞬でランキング上位になれるぐらいエッチだよ。」
「水月君は配信とかそういうのしないの?」
三毛猫の質問に、水月は苦笑する。
「うん。見られるのは好きだけど…やっぱりその場にいる人たちに見られたいし…おじさん達ともっと一杯気持ち良くなりたいから…」
尻尾をゆるり、と動かし、水月は再び誘うような目つきをする。
しかし打ち止め、というのは間違いないのだろう。雄達の肉棒自体は膨らんではいるものの行為が出来るほどまでではない。
「勿体ない気がするけど…でも俺達で独占してるようなもんだからなぁ。いい子を見つけたよ、ほんと。」
「…あぁ、ランキング上位で思い出した。水月君はこの子知ってる?」
そう言うと龍は早速スマホを操作し始め、こなれた手つきでブラウザを開く。
動画配信。昼夜問わず配信されるのは背徳的な動画ばかり。その中でも一際異彩を放つのは。
無邪気な少年たちが、この上なく蕩けた表情を浮かべながら、犯し合い、犯され合い。時折混ざった雄を犯し、犯され。
「この子達。凄いよね、野外露出を生配信。しかも全国から犯してくれる人、犯されたい人を募集したりしてて。若いって凄いねぇ。」
「水月君も十分若いだろ。失礼だぞ。」
当の水月は…その動画を見ながらにぃ、と頬を釣り上げた。
「えぇ、知ってます。俺の…いや、俺に気持ちいい事を教えてくれた子です。」
「そうなの?」
「はい。…この子が居なければおじさん達と気持ちい事、してなかったかも。」
「そうなんだ!じゃあこの子には感謝しないと!」
動画が自動で切り替わる。
次に映ったのは少年たちが無邪気に、見覚えのある雄を犯している動画。見覚えのある雄は水月の知らない表情で喘ぎ、啼いている。悦び、涙まで流して。
あぁ、彼はそんな所にまで上り詰めたのか。本当に太陽みたいな子だ。
また会う時が来るだろうか。…いや、会うのだろう。
「ありがとう。岳人君。」
ぽつりとつぶやいた言葉は。動画から流れる―岳人の声にかき消された。
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