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てんたくるてんたくる その3(終)

  狼の雄の面倒は僕が見ている。

  餓死しないよう、仔がしっかり育つよう。

  狼の雄が逃げる気を起こさないよう。

  蜜を与えてペニスから子種を搾り取って。

  そうする度に狼の雄は壊れていく。

  最初は反抗的で自分を殺そうとすらしてたけど。

  今じゃ焦点の合わない目で壊れたような笑みを浮かべて腹を撫でるだけだ。

  狼の雄の腹は僕が液体を注いだときより更に大きく膨らんでいて、時折ボコン、と歪に蠢く。

  ずるずると狼の雄に近付き僕は狼の雄の腹を撫でた。

  狼の雄の体温と別に仔の体温を感じられる。そろそろ産まれてきそうだ。

  「んへへぇ…♪またチンコ搾り取ってくれぇ…♪」

  狼の雄はたらしない笑みを浮かべ自らのペニスを扱き尻尾をブンブンと振る。

  そうしてあげてもいいけど…そろそろ仔が産まれそうだし。

  とりあえず蜜をあげよう。

  狼の雄のマズルに腕を近づけると狼の雄は迷うことなく僕の腕をくわえ必死に舌を這わせる。

  そんなに焦らなくてもあげるから大丈夫。

  でも、狼の雄の長い舌が腕を這い回る感触は気持ちいいな。

  「んぶぅ…ぷはっ…んちゅ…んんぅ…」

  蕩けた表情。瞳に浮かぶのは期待の色。

  口の端から大量の唾液が溢れて膨らんだ腹に、硬く天を突くペニスに降りかかる。

  さぁ、蜜をあげよう。

  僕の腕がぼこり、と膨らみ、大量の液体が噴き出す。

  「んんん!!じゅるっ、んぐっ、んぐっ…」

  ドクドクと注がれる蜜を狼の雄は喉を鳴らしながら飲み干していく。

  噴き出した液体を飲み干した狼の雄は頬をへこませながら僕の腕から僅かに残っている蜜を吸い付くした。

  ぷぁ、と声をあげだらしない表情を浮かべ口を開く狼の雄。口からは蜜の甘い臭いが漂って。

  「もっとぉ…もっと蜜くれよぉ…んへへぇ…♪」

  にちゃにちゃとペニスを扱き懇願する狼の雄。

  と。

  ぼこん、と狼の雄の腹が動いた。

  「んぁ…?」

  最初は不思議そうに首を傾げるだけの狼の雄だったけど。

  狼の雄の腹が動いたのは一回だけじゃない。

  ぼこぼこぼこと何度も何度も。

  「あがぁっ!ひ、ひぎぃぃぃぃ!!」

  その衝撃に狼の雄は先程までの蕩けた表情を苦悶に歪めた。

  そろそろ産まれそうだね。

  暴れる狼の雄の四肢に腕を絡ませてその動きを押さえ込む。

  その間も狼の雄の腹はぼこぼこぼこと蠢いていて。

  「んひぃぃぃぃ!!嫌だっ!ごわれぢまぅぅぅぅ!んひぎぃぃぃ!」

  あ、そうだ。アナルに蓋したままだったね。

  僕は思い出したように狼の雄のアナルから蓋を外した。

  みぢみぢと音がして狼の雄のアナルから仔の頭が見えた。

  僕と同じような形。でも少し違うかな。今は体液にまみれてて分からないけど、柔らかそうな、銀色の獣毛が生えてる。

  「あ"ぁ"ぁ"ぁ"!!んがぁぁぁぁ!!」

  狼の雄は白目を剥き狂ったように吼えながら暴れ、そして唾液を撒き散らす。

  まぁ凄い力。何本か腕が千切れちゃった。

  そうこうしている間もぼこぼこぼこと狼の雄の腹は蠢き、先程まで頭しか出ていなかった仔が半分ぐらい姿を見せていた。

  狼の雄は全身を一際大きく痙攣させた。

  あ、ペニスが凄い大きくなってる。

  「あぐぅぅ!産まれっ、産まれるぅぅぅぅ!!あぐぁぁぁぁ!なっ、イグッ!なんでッ!いっぢまぅぅぅぅぅ!!!」

  ずるん、と仔が狼の雄のアナルから落ちると狼の雄はペニスから大量の子種を噴き出した。

  どぶびゅるるるどぶぶ、と噴き出した子種は僕の腕を、仔を、そして狼の雄自身を汚した。

  あぁ、勿体無い。けど今は窄精用の腕も縛るのに使っちゃってるから回収出来ないや。

  産まれた仔はきしゃぁぁ、と甲高い声で鳴き僕に近付いてきた。

  それを別の腕で抱き上げ狼の雄に見せ付ける。

  これが、僕と君の仔だよ?

  「俺…化物の仔…産んじまった…ぁぁ…あへぇ…♪」

  化物なんて酷いなぁ。まぁ、でも狼の雄が浮かべた絶望の表情は直ぐに歪に淫らに歪んだ。

  ぼこぼこぼこと蠢く狼の雄の腹。

  ほら、まだまだ仔は沢山いるよ?

  「アガッ、まだ、まだぎだぁぁぁぁ!!俺ぇ、化物の仔産んでぇぇ!イグぅぅぅぅ!!」

  二匹目の仔を産んで狼の雄はまた大量の子種を噴き出した。

  もはやその表情に理性は無さそうだ。

  まぁ、仔さえ産んでくれればいいんだけど。

  

  

  結局狼の雄は十匹ぐらい仔を産んでくれた。

  さっきまであんなに大きく膨らんでた腹が嘘みたいに凹んでいて。

  僕と仔に囲まれながら狼の雄は舌をはみ出させ半分白目を剥きペニスから子種を漏らしながらびくんびくんと全身を痙攣させていた。

  ぽっかりと空いたアナルからも液体を垂れ流していて。

  まだまだ産んでくれそうだね。

  仔達を部屋の隅っこに移動させると僕はキシャァァ、と鳴いて狼の雄を持ち上げた。

  「またぁ、妊娠させてくれるのかぁ…?んへへぇ、はやくぅ、早く妊娠させてくれよぉぉ…♪」

  あんなに嫌がってたのに。

  今じゃ僕の腕に舌を這わせてアナルを必死に締め付けながら期待の眼差しで僕を見てくる、狼の雄。

  これなら死ぬまで沢山、沢山仔を産んでくれそうだ。

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