Ad
白熊の二児子持ちパパがAV撮影で狐ケモロリに生種付セックスする話
◇◇◇
ビデオカメラのモニターに録画中のマークが表示される。と同時に僅かなピント修正が入ると画面の中央に一人の白熊獣人の姿が映し出された。
ホテルの待合室のような場所で椅子に腰掛けている彼は種族的に見てもかなりの大柄だ。身長もそうだが、ずしりと太った体が更にその巨躯の印象を際立てている。
そんな体躯に反して、しかし威圧感を感じないのは、不安に少し背を丸めているからか。緊張を隠すようにして開いた股座の前で手を組んでいる彼の視線が左右に揺れている。スラックスにワイシャツ、ネクタイ。ごく普通のサラリーマンの格好をしている彼は妙な緊張感を滲ませていた。
だが、それもそのはず。
彼が今臨んでいるのは、アダルトビデオの撮影なのだから。
「それじゃあ、始めていくっすね。……パパさん、緊張してる?」
カメラマンの後ろから監督スタッフだという若い犬獣人が声を掛けると、彼はぴくりと肩を震わせながらカメラではなくスタッフに視線を向けてから、指示に気付いたようにカメラのレンズを覗き込んで苦々しく笑った。
「ああ、はは……はい、その……初めてなもので」
「はは、リラックスしていいっすよ」
「はあ……ありがとうございます」
と困ったように会釈する彼の表情には「リラックスなんて出来るはずがない」という飲み込んだのだろう内心がありありと浮かび上がっていた。
日頃は人好きのする穏やかな人物なのだろう。だが、慣れない雰囲気の空間に萎縮してしまっていて、その穏やかさが暗い印象を抱かせている。
だが、犬獣人はそれ以上緊張を解すようには動かず、堅い口調に改めて台本を読み上げ始めた。
「それじゃ、まずはパパさんの名前と年齢、あと家族構成を教えてください」
「あ、えっと……」
と白熊の彼はその太い指を組み直す。丈夫な造りの椅子が軋むのと同時に、その左薬指の指輪が照明を照り返してキラリと瞬く。
「……名前は、ダイゴです。年齢は41歳。え、あの……ぼくの家族構成?」
「はい、家族構成をお願いします」
名乗った名前が偽名だとバレバレの演技に失笑を零しながらも、犬獣人は有無を言わさぬ論調でもう一度言い切った。一瞬、面食らった表情を浮かべた白熊だったが、ここで反発してもなんの意味もない事を悟ったのだろう。
観念したようにおずおずと口を開く。
「四人家族で……妻と、二人の娘がいます」
「娘さんは……上の子はもう小学校上級生なんでしたっけ?」
「……はい」
「それじゃあ、中々家でオナニーも出来ないでしょう? 週にどれくらいオナニーするんですか?」
なぜそんな事を聞くのか、と不審そうにしながらも白熊はゆっくりと頷いた。その後続いた質問に、白熊の肩から少し力が抜ける。
守るべき家族の情報から自分のセンシティブな質問へと変わった、その事に少し安堵を覚えたのだろう。踏み込んだ質問にもすんなりと答えていく。
「えっと、週に10回とか……」
「へえ! パパさんまだまだ元気ですね。家で抜いてるんで?」
「あ、いや他にも……会社のトイレとか……お店とかで」
「ははあ、結構風俗行ったりするんですね」
「あーええ、まあ……」
性的な質問に白熊は落ち着かないように答えていく。どんな子がタイプなのか、お店で本番までするのか。視聴者に紹介するという面もありつつ、むしろ白熊の性欲を掻き立てていく内容に、白熊のズボンが膨らんでいく。
「本番は随分ご無沙汰なんですねー、……あれ、パパさんもしかして……勃起してる?」
犬スタッフはそれを目敏く見つけると、にやりと笑む声でそれを指摘した。と同時にカメラが白熊の股座にフォーカスを合わせて、ズボンの明らかな膨らみを映し出す。
それに加えて「触ってもいいですか?」と問いかけた犬獣人がズボン越しにそれを握ることでズボンにその形をはっきりと浮かび上がらせて、画面向こうの視聴者にその膨らみが紛れもなく硬い雄茎のものであると示していた。
「いやあ、カチカチ。ほんとに現役ですねえ」
「あ、その、すみません」
「いやいや。こういうビデオなんだからむしろちゃんと勃起してくれないと。パパさんみたいな人が好きな雄達も今これ見てギンギンになってますよ」
「は、はあ……恐縮です」
このビデオが、ゲイ向けのビデオだという事は知っている。とはいえ、白熊は自分が性的な対象になるなどとはいまいち理解できないまま曖昧に感謝を述べていた。
ソワソワと落ち着かない態度は、不慣れな環境に対して、というよりはむしろ、これからの展開への期待が強まっている方が強そうだ。雄の欲情がありありと瞳に浮かんでいる。
「それじゃあ、今日の撮影のお相手、気になりますよね?」
「そ、そうですね……あ、いや。あー……はは、そうですね……」
「パパさんがエッチな事は知ってるんですから隠さなくてもいいですよ。この子なんですけど、きっと気に入りますよ」
思わず本心から答えてしまい、それを訂正しようとして諦めたようにもう一度同じ言葉を言い直す。
性欲に流される雄の性、隠し切れない快楽への執着。それがありありと見えている。しかもそれを紙切れ同然のプライドが隠そうとしている所も中々に良い。
そろそろ焦らしも済んだ、と犬監督は手元のスマートフォンに画像を表示して、白熊へと手渡した。
「ぇ……?」
白熊はその画面を見つめて目を見開く。画面に釘付けになっている彼の反応を十分に撮影したあと、犬はゆっくりとこのビデオのタイトルを白熊に伝えていった。
それを聞く白熊の表情はまるで理解が追いつかないという表情をしている。
『禁断雄姦シリーズ~実娘種付け借金父熊~』
犬の目は、彼の反応を楽しむかのように悪戯な弧を描いていた。
◇◇◇
「カット! いやあ、いい表情が撮れましたよ!」
「あ、あの……っ」
満面の笑みを浮かべる狐獣人にダイゴと名乗った白熊獣人――白吉は、慌てて犬獣人に向けたスマホの画面を指差した。
「き、聞いていた子じゃない……ですよね……?」
「え? ああ、そうなんすよ。急に来れなくなっちゃって代役っすね」
「代役、……いや、そうじゃなくて……」
白吉は自分の見間違いかと思いながらもう一度画面を見つめる。そこに映っていたのは、可愛らしい膝丈のワンピースを揺らしてランドセルを背負った狐獣人の画像。
当然だがそこに映っているのは娘そのものではなかった。
だが。
ぽっちゃりとした体つきは、ぷにぷにとした抱き心地を想像させる。ワンピースをゆったりと押し上げるお腹と胸。その胸も肥満故か、それとも発育故かも定かではない。
くりくりとした目をキラキラと輝かせているその顔立ちも垢抜けない幼さがあり、鼻筒も狐獣人にしては短い。
後ろから名前を呼ばれて振り返ったかのような可愛らしい写真は、とてもじゃないが――成人には見えないのだ。
それこそ、娘と同じ年代の子どもにしか見えない。
「安心してくださいっす。その子ちゃんと成人してるっすから」
「ほんとう、に?」
「そっすよ、当たり前じゃないっすか。それに……」
再度同じことを確認する白吉に、犬獣人はにやりとその笑みを深めながら視線を下の方へとずらしていく。
「パパさん、本当はそういう子が好みなんっすよね?」
「……なっ」
「紹介元の店主さんから聞いてるっすよ」
違う。と言いたかった。
自分に少女趣味なんてないと。
だが、その視線に抑えつけられるように白吉は押し黙る。スラックスを張り詰めさせる白吉の剛直が先程よりも浮かび上がっている様がありありと見えているのだろう。
これから交尾する相手が幼い少女にしか見えないと知り、白吉は紛れもなく興奮していたのだ。
否定の言葉が、見つからない。
(一体どうなるんだ……あんな小さな子を……いや成人しているとは……本当に……?)
「それじゃあ、スタジオいくっすかね」と犬獣人に促される白吉の脳裏に、行きつけの風俗店の店長の顔がフラッシュバックしていた。
丸メガネを掛けた狸獣人で、待合室で時々客に話しかけたりしている気さくな女性。
この年齢になっても一日に二回以上は抜いている白吉は、娘が二人生まれて妻があまり相手をしてくれなくなってから、こっそりと風俗に通うようになっていた。
始めは月に一回行くか行かないかだった。だが、次第に通う頻度は増え、いまや週に何回も店に行っては交尾をする日々だ。
だが、当然、風俗に落とす金は必要になる。家庭帳簿の管理は妻が行っている、そこから与えられる小遣いだけでその費用を賄えなくなった白吉は、魔が差して借金に手を出した。
それも始めは簡単に返せる金額。だが、それもまた徐々に膨らみ、今や追加融資を断られる程度の金額になっていた。
そして白吉はその後ろめたさから逃れるように、更に風俗へとのめり込んでいく。
「どうしたんですか、そんな暗い顔で」
そんな負のスパイラルに陥っていた白吉に声を掛けてくれたのが、その店主だった。
悩みを誰かに打ち明けたかった。思えばそんな願いもあったのだろう。白吉は店主に自らの過ちを告げ、さながら聖職者へ懺悔するかのように瞳を潤ませた。そんな白吉に差し伸べられた手こそが、このAV撮影のモデルだったのだ。
「……」
だが、ただのAV撮影。それも男優役でそこまでの報酬が出るものだろうか。それを思わなかったかといえば嘘になる。
この話には何か裏があるんじゃないのか、と。
その裏が、あの画像に写っていた少女にあるんじゃないのか。
「ここっすよー、パパさんどうぞ入ってっす」
それでも、スラックスの前を膨らませたままの白吉は、猫獣人のスタッフに促されるままにラブホテルのようにベッドが置かれているスタジオに足を踏み入れる。
撮影は猫獣人と犬獣人の二人で行うらしい。そんな事を考えながら、白吉はベッドへと視線を向けて息を呑んだ。
「……ぁ」
キングサイズのベッド、その大きなクッションの上で白吉を出迎えるのは、――写真通りの幼い見た目をした狐獣人だった。
◇◇◇
ぎしり、と広いベッドに手を置くとスプリングが悲鳴を上げる。
白吉はその音に、ベッドの上で仰向けになっている少女が目を覚まさないかと息を呑んだ。
「……っ」
そう、少女は目を閉じている。
まるで作り物のように静かに横たわっているが、バスタオルを掛けただけの胸が微かに上下している。息をしている。
肩から太ももあたりまでをタオルの白い生地が彼女の毛肌を隠していた。
太っていて童顔。そういった幼く見えるような相手とも何度も肌を重ねてきた白吉だが、実物を目にして、写真よりも更に幼い印象が深まってしまう。すでに白吉には眼の前のベッドに寝ている狐獣人が未熟な少女にしか見えなくなっていた。
被毛のきめ細やかさか、骨格の薄さだろうか。いや、同じ空間にいても感じるような、娘のような小さな体特有の香りに、だろうか。
「……すう、すう」
少女は穏やかに寝息を立てている。
それが演技だと思えない。
睡眠薬で眠らされた娘を、父親である白吉扮するダイゴが犯す。そんな筋書きで、あくまで相手は眠っている振りをしているだけ。そんな風に聞いていた白吉は、もはや現実がどちらなのか分からなくなってしまう。
「ほら、パパさん。早くシないと娘ちゃん起きちゃうよ?」
「ぁ……っ、うん……そう、ですね」
ベッドに手を置いて動かなくなってしまった白吉にカメラマンが声を掛ける。その声に再起動したように肩を跳ねさせた白吉は、疑念を晴らすことも出来ないままに服を脱ぎ始める。
「ん……っ、く」
下着のシャツが汗ばんでうまく脱げず、それがまた焦りを倍増させていく。ベルトの金具を外す音も煩わしく感じてしまいながら白吉は靴下とボクサーパンツを残して裸になっていた。
黒の下着には、隠しようもないほどに雄茎のシルエットが浮かび上がっている。息をする度にビクビクと震えるその中身は、バスタオル越しにしか見えない少女の体に欲情しきっているのが明確だった。
それをカメラが舐めるように撮影していくのを感じながらも白吉の視線はベッドの上の少女にだけ向けられている。
「は、ぁ……っ、は……」
何もしていないのに息が上がる。
心臓が耳元で脈打つように鼓動が轟いている。
白吉はゆっくりとベッドに上がると、四つん這いのままキングベッドの中央にいる少女に近づいた。鼻を突くシャンプーの香りと、それでも覆いきれない未成熟な体が放つ乳臭いような汗の香り。
白吉の脳がそれを理解すると同時に、全身に寒気のような震えが走っていた。今から己が少女の体を犯そうとしている、しかもそれを映像として残されるのだ、という恐怖。そして、それ以上に体の奥底で雄としての欲望が打ち震えるような悦びが確かにあった。
理性はやめろと叫んでいる。だが、欲求は止められない。
白吉の手がゆっくりと、少女と白吉を遮る一枚のタオルを剥がしていく。
「……こんなに、まだ小さい」
思わず言葉が舌から零れ落ちた。
少女の体を覆っていた布を一枚取り払い、白吉の眼前に露になったのは、紛れもなく幼い少女の体だった。白吉自身の身体のようにガッシリと太っている訳では無い。子供らしくふっくらと肉付いた体は、たしかに女性としての肉体を形作っている。だが、それはあくまで完成された女性ではなく、成熟途上としての――少女という殻をまだ纏った状態の身体にほかならない。
ふわふわとした柔毛に包まれた身体。その胸はゆったりと丘を形作っていて、その先端はピンク色に色づいている。周りの肉に押しやられた乳首はひっそりと窪みに隠れてしまっていた。
「パパさん、娘ちゃんの裸にビンビンっすよ」
「うん、もう今にもボクサーパンツ破っちゃいそうだ」
「……っ」
少女に覆いかぶさるように四つん這いになった白吉を斜め前から撮影するカメラマン達がマイクで拾う程度に声を潜めて笑う。
その声が耳に入った瞬間に、白吉はかぁ、と全身が燃え上がるような羞恥心に襲われた。
彼らの目とそのカメラには、白吉の股座が映っている。こんな年端も行かぬ少女の体相手に勃起して、あまつさえ下着を濡らしてしまう雄を撮影され、目撃され、そして詰られてすらいる。
その事実に羞恥心を覚えながらも、白吉は己の欲望に従うことしか出来ない。
(このコは、成人してる……女優さん、だから……。成人している、女優さん。本当の、小学生なんかじゃ……ない……から)
ハリボテとも言えぬ、向こうが透けて見えるような紙で出来たような建前を脳内で繰り返しながら、白吉はその緩やかな双丘へと手を伸ばした。
体格の差は歴然だ。片手ですらその並んだ二つを同時に包み込めてしまいそうな手で、片方だけにゆっくりと指を食い込ませていく。ふにりと柔らかな感触が指に返り、その温かさがじんわりと掌に広がっていく。
ぞくり、と脳が痺れ上がっていく。幼さを体現したかのような控えめな乳房に、全身の血流が下半身へと向かっていくような感覚。雄欲が脳を侵し始めていく。
「……っふ」
白吉は片手で少女の乳房を優しく揉みしだきながら、もう片方の柔肉の先端へと吸い付いていた。窪みに隠れた芯を掘り起こすように口を窄めながら、舌を割れ目を広げるように突き出していく。
淫猥に指先を受け入れる乳房に纏う被毛は暖かく、陥没した肉芽は僅かに湿り気を帯びている。そこを分厚い熱舌でちろちろと撫でて吸い出していくと、始めはなんの変化も無かったが、数分を過ぎる頃にはまだ淫欲のイの字も知らぬようなつるりとした先芯が薄っすらと朱色に色づいて胸の頂点にその姿を表していた。
「ぷは、っ……はあ、はあ……」
粟の一粒のような小さな肉芯がちょこんと緩い弧の先端に芽生える。熱をよく馴染ませた舌をそこから離しながら、白吉は自らが為した所業を目に焼き付けた。
少女は変わらず穏やかな寝息を立てている。だというのに、無垢な少女の身体の白吉が貪ったその一部だけは、まるで快楽を受け入れるように艶めいている。気づけば掌で捏ねるように弄っていた片方の乳房にも、同じように埋もれていた乳首が顔を出していた。
小さな乳房の控えめな萌芽が、甚だ淫猥なものに見える。
この少女の身体は、紛れもなく白吉の愛撫を受けて、向こう五年は知ることも無かっただろう快感を植え付けられている。彼女が成人しているはすだという言い訳で目を逸らしながらも、白吉はその事にどうしようもない悦楽を感じていた。
「こんな……小さな体で、乳首膨らませて……」
ぷくりと膨らみを見せる乳首を指先で転がしながら、白吉はその視線を胸からふっくらとしたお腹、そして、その下、下腹部のデルタゾーンから僅かな弧を描いていく、少女の最秘密に視線を向けた。
ひっそりと、少女の宝を守る門は縦一筋に閉じ切られていた。
まるでその奥には何も無いかのようにぴたりと閉じられた筋の奥に、少女が女性として成熟しつつある要が眠っているのだと白吉は知っている。
「娘さんの裸とか最後に見たのいつなんですか? 成長しちゃっててびっくりでしょ」
「……」
下腹部を撫でながら、白吉は冷やかすように問いかけてくるスタッフの言葉にただただ無言を貫いた。いや、言葉が何も出てこなかったのだ。今口を開けば、眼の前にある清純な蜜筋に対する、獣のようなうめき声しか上げられない確信があった。
背後から白吉を撮影しているスタッフがそんな白吉に対して、嘲りとも興奮とも取れぬ声色にくつくつと笑う。
「あらら、もう夢中っすね。俺等のこと眼中にないっすよ」
自分の大きな臀部と、股座から覗く下着越しの屹立を撮影されている事も、遠い別の場所で起きている事のように感じられる。
白吉は早鐘を打つ心臓だけが現実めいて聞こえるような興奮状態のまま、その薄黃色の短毛に覆われた割れ目に指を添えた。そして、その指をゆっくりと左右に拡げていった。
内側の肉は、薄ピンク色に輝いている。緩やかに凹凸が重なる両凸レンズのような割れ目の、やや下方に奥へと伸びる孔――幼い膣口がくぱりと開いていた。うっすらと周囲から存在を浮かばせるように赤色を濃くしているその膣口は、まだ人目に触れる事に慣れていないのか、白吉の鼻息が触れるとひくりと震わせて僅かに締まっていく。
そこから視線を少し上へとずらせば、ひっそりと皮を被った陰核が身を隠していた。
「ん――」
「……っ!」
その時、少女の体が僅かに揺れて小さなうめき声が狐獣人のマズルから漏れ出した。
瞬間、白吉の体は凍りつく。
目が覚めてしまうのか、と息を詰めて少女の顔を見上げる白吉だったが、その後少女は瞼を開けることはなく、再び穏やかな寝息を立て始める。
(そうだ、彼女は寝ている演技をしているだけだ……起きるはずがない)
胸を撫で下ろしながら、白吉はそう心中で呟いた。
興奮か、羞恥か、恐怖か、緊張か。まるで全力疾走したかのような鼓動に、汗がじとりと湧き上がる。まるでサウナの熱気と水風呂の冷気を同時に浴びているような酩酊感。
どくどくと脈打つのは心臓か、それとも、股座で漲る雄茎か。
ごくりと乾く喉を鳴らし、白吉は押し広げた少女の蜜肉へと舌を伸ばした。くちり、と粘る唾液が敏感な内肉を撫でる。唾液を通して自らの熱を馴染ませていくように、白吉はじっとりと少女の初い肉の味を堪能していた。
甘酸っぱい汗の匂い、円やかな幼子の香り。
無味な肉に舌を這わせながら、しかし、白吉は少女の味を確かに感じていた。これまで相手してきた見た目の若い女性達にはなかった確かな幼気が、今、狂おしい程にこの少女からは漂ってきている。
何者にも触れられたことのないような陰唇はぷるぷると白吉の舌を跳ね返し、舌先で膣口を突けば驚いたようにヒクヒクと震えては腰がむず痒そうに揺らぐ。
「……ん……っ」
少女の短いマズルから抜けるような鼻息が漏れ出ていく。それが快感の色を帯びているように白吉には聞こえて仕方ない。自らの愛撫で無垢な少女を悶えさせているのだと思うだけで、雄としての支配欲が満たされていく。
「ふっ、ふぅ、はぁ……っ」
気がつけば白吉はボクサーパンツに押し込められた己の一物を扱いていた。下着越しでも形が分かるほどに膨れ上がり、先端からじわりと先走りの汁を滲ませた亀頭の先が布に触れて粘着質な音を立てる。
ぴちゃぴちゃと少女の蜜肉を啜り上げながら、雄々しい尻を尻尾と共に揺らしながら快楽を貪る。白吉の脳内はもはや盗作した淫欲で乱されきって、カメラに撮影されている事すらどうでもいいことのように思い始めていた。
舌で少女の秘密を暴きながら、その蜜肉が次第に血色よく色づいていく。それと同時に、唾液ではない僅かに粘りのある液体が舌に絡みついてきた。その雌として変化しつつある陰部に視線と思考を絡め取られて、穏やかな父親然としていた白吉の表情は欲に蕩けた獣のそれへと染められていく。その様こそが、この空間で何より淫猥な存在だ。
(……僕は、何をしているんだ……、こんな、小さなマンコに興奮して……)
肉欲に浮かされる己を戒める声が聞こえる。だが、白吉はそれを無視できるほどに少女の膣口から溢れる淫蜜に酩酊していた。
己の中にあった欲望が詳らかにされていく。
舌ですら引き裂けてしまいそうな狭い膣口を無理矢理に押し広げ、その奥を濡らすように唾液を注ぎ込んでいく。もはや、白吉にとってその孔は犯すべき淫肉以外の何物でもない。
「ん、……っ」
その時、少女の体が僅かに強張った。
少女の膣を舐る事に夢中になっていた白吉は、再びその声に弾かれるように上半身をもたげ上げた。まるでうたた寝しそうになっていた夢の中から弾き出されたような感覚。
「……はあ、……っ、はあ……!」
白吉は全身から熱気を放つような汗を迸らせながら、自らに向けられているカメラを再認識した。白吉が少女の秘部に夢中になっている間、撮影スタッフ達は声を押し殺していたようだ。
いや、もしかするとこれまでと同じように会話を繰り広げていたのか。白吉の脳がそれを認知していなかっただけなのかもしれない。
自分は何をしているのか。
(……借金返済の為に、ゲイ向けのビデオに……、僕は……こんな事をしていいのか……?)
本当にその為にやっているのか。少女に欲情する姿を見せつけて、意識のない少女を弄び、その悦楽に興じているのは、――今なお少女の蜜肉を指で拡げているのは、他でもない白吉自身だというのに。
(僕は……)
今まで年下の女性を好きになってきた。妻も4つ年下で、風俗でもできるだけ若く見える童顔の子を指名してきた。だが、交尾の際に今程まで興奮したことはない。
チカチカと視界が瞬くような幸福感がそこにあった。ベッドに横たわっている少女の姿を見下ろす。閉じた瞼は悩ましげに潜められていて、若毛の奥に上気した頬紅が浮かんでいる。これが本当に、成人もしていない少女なのだとしたら、これ以上踏み込むのは危険だ。
踏み越えてはいけない境界線が世の中にはあるのだから。
(……でも、そんなの今更だ。いや、そうじゃない……この子は成人した女優さんで、僕はそう聞かされている。この子を犯したって、僕に責任は、……ない)
いつしか心中で独白する言葉は、この行為を止める理由探しから、眼の前の少女を犯してもいい免罪符探しへと移り変わっていた。
(そうだ、僕は……僕は……)
白吉はひくひくと強姦魔紛いの雄の外的刺激によってひくひくと震える幼い膣肉を見つめながら、ゆっくりと手を離した。濡れた紅色の果肉は瞬く間に左右の柔らかい殻に閉ざされて、一本の筋の向こうへと隠れてしまう。
そして、まるで少女を焼き殺してしまいかねない程に煮えたぎった視線を徐に瞼の奥に閉ざすように瞬きをした後、その空いた手を己の下着のゴムにかけていた。
その場を去ることは無かった。白吉に残った理性を体現していたそのボクサーパンツを自らの手で脱ぎ去る。下着のゴムに引っかかった雄の滾りはバルンっと自らの弾性で跳ね上がっては、先走りの雫を少女の体に散らしていった。ヌラヌラとその雄茎は既に先走りに塗れていて、ビクビクと震える剛槍の切っ先が幼気な少女の小さな体を睨みつけている。
「……ずっと、こうしたかった」
白吉はそそり立つ己の肉棒を直に握り込み、そう呟いた。
◇◇◇
握ったその肉茎は、生涯感じたことの無いほどに硬く張り詰めている。
白吉が燃えるような熱を秘めたその剛直をゆっくりと扱けば、ぱっくりと開いた先端の尿道口から、どぷりと大粒の先走りが溢れて自らを汚していく。
まさに鉄のような硬度でそそり立つその肉槍は見事なものだった。血管の浮き出たそれは棍棒のように根元から先端へと向かうほどに大きく膨れ上がり、完全に露茎した亀頭部分はぱつんぱつんに張り詰めている。何度も妻や風俗嬢達を貫いたそれは、彼の白い被毛と相反するように淫水焼けで赤黒く染まっていた。
「ふっ……す、フぅ……」
白吉の鼻から吐き出される吐息はまるで手負いの獣のそれだ。
膝を擦るようにジリジリと少女に近づいた白吉は少女の両足を抱えると、無意識にか秘部を隠そうとしてか内股になっていた腿を引き上げ、己の丸い腹に密着させる。
「……」
小さな腰が脚に引っ張られるようにベッドから浮き上がる。そうすれば白吉の剛直はピトリと少女のぴったりと閉じた縦筋に先端を宛てがわれる。
奇しくもそれは、ベストポジションだった。
白吉の腰がそのまま、ゆっくりと突き出されていく。
「んぉ……ふぉ、ぁ……ッ」
オナニーを覚えたての頃のように敏感に腫れ上がった屹立は、ただ亀頭の先端を少女の膣口に触れさせただけだ。だが、まるで少女の陰唇によって密封されるように尿道口を包み込むその快感が、興奮しきった白吉の脳から言語というものを消し去ってしまう。
「んはぁ……ォオ……っ!」
もはや少女が起きるかもしれないと懸念する余裕もない。
自らが少女を犯している、その優越感と悦楽に獣のような嬌声を上げながら、白吉はそのまま腰を押し進めていく。ゆっくりと先端を窄めた肉の割れ目に沈み込ませていき、その小さな蜜肉の感触を楽しむように肉棒の切っ先でクプクプと少女の膣口をなぞり上げた。
白吉の剛直とそれを精一杯に咥え込む小さな膣肉の間には、何も阻むものはない。
(プリプリの襞が、……ギチギチに張り付いてくる……っ)
事前に送られていた短い台本には、ゴム無しでしばらくピストンを繰り返した後に中出しした振りをすれば良い。と書かれていた。
だが、亀頭すら全て挿入しきる前ですら腰が砕けそうな快感に苛まれるというのに、それを奥まで突き込んでしまえば。それを想像するだけで狂ってしまいそうだ。
いや、もう狂っているのかもしれない。
「ぉ……ぁあ……っ」
白吉はその予感があるにも拘らず、狭い膣肉の浅い部分だけをほじくっていた熱杭にぐ、と力を込めたのだから。
「ん、ぅ……ぅ……」
「……ッく……ぁ……っ!」
ぎゅぷ、きゅぷ、と大人の醜い劣情が清い乙女の秘密を無理矢理に犯していく。
少女の口から苦しげな吐息が溢れて白吉を煽り立てていく。彼女の防衛反応なのだろうが、逆効果にしかならない。
(もっと……深く……っ)
太い雁首を拒むように膣口がきゅきゅ、と絞られる。だが、それを白吉は無理矢理に杭をねじ込んでいく。ゾリゾリと亀頭環を削ぎ擦られる快感に腰が浮きそうになりながらも、鋼鉄のように熱り立った雄肉はいとも簡単に少女の抵抗を食い破っていった。
ぞわり、と少女の尻尾が逆毛立つのを厭わずに。
「……んッぅ……!」
ぐぷん、と勢いよく亀頭が全て少女の中に押し入った。と同時に少女の体がビクンと跳ねる。ぶつん、と何かが破れるような振動が白吉の剛直から脳へと走り抜けていった。
処女膜、という言葉が脳裏を過る。舌で少女の淫肉を貪っていた時から膣口の浅い場所にある窄みを見てはいた。だが、この子は成人しているのだと、そんなはずはないと白吉は思考を止めて、快楽に自らを溺れさせる。
「は……っ、ぅ……はッ……!」
白吉は少女に覆い被さるようにして体を密着させる。まるで我が子を外敵から守るような姿だが、その実はまるで違う。
むしろ少女を脅かしている外敵こそが白吉なのだ。
太く肥えた腹で少女を押し潰し、太腿の上に少女の足を引っ掛ける。
後ろから見れば少女と白吉の大きさの違う尻が上下に並んで、少女の幼い秘部が白吉の雄杭に貪られている様子がハッキリと見える。
「んぉ……ぁあ……ッ」
巨大な体で小さな体をプレスする姿勢のまま、自らの体重に任せて白吉はまだ空気に外界に触れている淫肉を少女の奥底へと沈め込んでいく。
少女の狭い膣は、既に白吉の陰茎でいっぱいいっぱいになっていた。
しかし、それでもまだ三分の二程度だ。根元までは到底入りきらない。そのまま押し込めば少女の子宮までもを突き破ってしまいそうだ。
だが、引くことも出来ない。
(気持ち良すぎて……ッ、動かしたら、出ちゃう……)
白吉は全身を強張らせ、今にも迫り上がってくる射精感を抑え込むのに必死だった。
ぎゅうぎゅうに締め付けてくる少女の肉壺は、窄まった蜜穴と膣壁はまるでむしろ咥え込んだ白吉を逃すまいとするかのようにキツく絡み付いて離れようとしない。
突き入れた剛直の先に感じるコリコリとした感触は子宮口か。まだ誰にも汚されたことのない無垢な少女の秘密に触れているという背徳感がどうしようもなく鮮烈な快楽を呼び起こしていた。
それこそ気を抜けば呆気なく射精してしまいそうなほどだ。
このまま強引に抽挿を繰り返して少女の襞肉を平らに均してしまいたい。そんな欲求と相反するこの蜜肉を味わっていたいという欲求がせめぎ合い、二進も三進もいかなくなっていた。
「パパさーん?」
そんな白吉に背後からスタッフが揶揄うような野次を飛ばす。
「ちゃんと動いてセックスしないとお金出せないよー?」
「……っ」
「ほら、素直になって。娘ちゃんに中出し種付しちゃいたいんじゃないっすか?」
「ぅ、ふぐ……ぅうううッ!」
中出し。その言葉が既に少女の純潔を奪っているのかもしれないという罪悪感を掻き立てていく。だがそれはむしろ白吉の劣情を噴火させていた。
「ん、ぐ……ぉお……ッ!」
白吉の脳は快楽に蕩けていく。
「んぉ……っ、ふぅ……ッ!」
少女の子宮を小突くように、白吉は腰を揺すった。その度ごとに少女の体は跳ね上がり、きゅぅうと雄膣が締め付けてくる。
だが、それは同時に白吉の剛直をも追い詰めてくるものでもあった。竿の半ばから先端までを無数の襞で舐り回され、鈴口や雁首に蜜肉が吸い付いてくる。
(ぁあ……ッ、気持ちいいっ、こんな小さな体にもう雄を覚えさせているなんて……ッ)
それを引き剥がすように少女の膣肉を抉り上げれば、結合部から全身に雷撃が走るように快楽の嵐が暴れまわるのだ。
更にその激しさは往復する毎に増していく。
「ぉお、すげえピストン。デカケツが餅みたいに跳ねてますよ」
「ヤベえー、本気セックスだな」
(んぐ……ッ、ぁ……だめだ腰、止まらない……ッ)
やがて、グチュ、グチュと少女のナカを掻き回す音がスタジオに響き渡りだしていた。
もはや白吉の体は、彼の意思など関係なく少女を貪り続けていく。まるで初体験の時のようにテクニックも相手への慮りもなく、一心不乱に腰を少女に突き立てる。快楽だけが白吉の行為を後押ししていた。
「ぉ、……っ、んぉお……ッ!」
白吉が腰を打ち付ける度に少女の体が跳ね上がり、黄金色の尻尾がビクビクと震える。
もはや声を抑えることもできず、少女の体を押しつぶす白熊は舌を垂らし悦楽に蕩けた表情のまま絶頂へとひた走っていく。
「あ、そういえば娘ちゃん。最近初潮迎えたらしいっすよ」
「おお、じゃあ妊娠しちゃうかもなぁ」
スタッフの声が遠くに聞こえる。
成人している相手ではありえない会話に、もはや白吉の懸念していた最悪が確信に変わる。
いや、それも台本的なセリフなのかもしれない。だが、白吉にとってはこの少女は紛れもなく、見た目通りの少女でしかなかった。
「まあ、元々家族なんだから責任も取りやすいんじゃね?」
「そっすねえ。一足早く孫の顔見れて良いじゃないっすか」
白吉は、彼女を幼い少女として犯している。事ここに至り、それが分かったからといって何が変わるというのだろうか。
もはや少女の膣を拡張し続けるこの杭打ちを止める手段はない。
白吉は腰を揺らしながら狐の少女の体を見下ろした。
膨らみ始めたばかりの胸。丸くたわわに実った腹。ふっくらとした手足。その幼い顔立ち。
その雌としての機能を整え終わったばかりで体の準備が出来ていない彼女が、己の仔を孕んで下腹部を膨らませている姿を夢想した白吉が感じたのは、抗いようもなく燃え滾る雄の情欲だった。
「……ごめん、ごめんよ……ッ」
その謝罪は誰に向けてのものなのか。もはや少女を孕ませる以外の目的を捨て去って、白吉は膣肉へと更に激しく熱杭を打ち込んでいく。
「ぁあ……ッごめん、ごめんね……僕、もう……ッ!!」
そして、その子宮口に鈴口を叩きつけた瞬間。白吉は獣の如き咆哮を上げていた。
終わってしまう。刹那に心中に浮かんだのはそんな言葉だった。それは、この絶無の快楽に浸る時間に対してか、少女を貪り犯した先の絶望に向けてなのか。
強烈な感情のるつぼの中で、白吉は吠えた。
「ぐ、ぉォ゛お、ッォお゛オオ゛オッ!!」
全身が歓喜に打ち震える。
ドビュ、ドビュウ!! と脈打ちながら白濁に濁った精液を幼い子宮へと注ぎ込んでいく。
絶頂の快楽が全身の活力を突き出した先端から溢れさせていくようだ。
「……はッぁ、はぁ……ぅう」
これまでの人生の中でこれほどに精を吐き出した事があるだろうか。それほどに大量の白濁が尿道を駆け上り、迸っていく。
もはやその液量だけで未熟な子宮を埋め尽くしては溢れかえっているのかもしれないと思うほどだ。
その脈動は一分ほども続き、やがて射精が収まった後も白吉はスタッフに声を掛けられるまで余韻に動けないでいた。
「パパさん、随分長い間射精してたっすねえ……娘ちゃんのナカ良かったですか?」
「……ぁう……っぁ、は……ぃ……」
「じゃあ、ザーメン出したばかりのパパさんチンポ、抜いて見せてください」
白吉は呆然としたままスタッフに促され、ゆっくりと少女の蜜穴から肉杭を引き抜こうとした。
だが、膣内で濡れた肉棒が引き摺り出されていくその快楽に再び白吉は腰を跳ね上げさせる。ニヤニヤと笑むスタッフに見守られ、呻き声を漏らしながらどうにかその快感を耐えた白吉は、ずちゅりとその剛直を抜ききった。
「パパさん、まだカッチカチじゃないっすか」
「ぁ、……えぇ……」
誂う言葉にも白吉は思考停止したままに生返事をしていた。
彼の意識にあったのは、今しがた己の剛直を抜き出した膣穴だ。
数十分前までは指で支えていないと一本筋に閉じてしまっていたはずの少女の秘裂は、白吉の所業によって完全に閉じきることを忘れて、割れ目からは赤く腫れぼったい膣肉が覗いている。
ヒクヒクと痙攣するその割れ目の向こうから、じわりと白濁した液体が染み出したかと思えば、ごぷりと精液が大粒の雫となって溢れ出した。
「ぁ……ぁあ、そんな……」
それが紛れもなく白吉が吐き出した娘の兄弟達なのだと自覚した瞬間、白吉は全身の毛が逆立つような感覚に襲われた。
恐怖ではない。絶望でもない。
もっともっと、下劣で高慢な――獣欲。どくん、どくん、と太鼓のように鳴り響く鼓動に熱り立ったままの白吉の淫肉が震え上がる。
「ぁ、ァあ……ッ!!」
そして、触れてもいない屹立の先、鈴口の割れ目から滾った熱を吐き出していた。
◇◇◇
「ふ、くぁ……ぁあ……ッ」
画面に映る狐の少女の身体に散っていく白濁の飛沫を眺めながら、白吉は亀頭を包み込んだティッシュの中に熱い精液を溢れさせた。
荒い息を吐き出しながら白吉はノートパソコンに流れている動画を止めた。
その動画は、他でもない白吉が出演したものだ。それも、モザイクや規制が何も入っていない無修正のマスターデータ。
その映像に映っているのは殆どが太った自分の姿でしかない。自分のペニスや少女に腰を振っている尻をじっくりと見せられても興奮などすることはない。
だが、その映像を見ていると、あの少女との倒錯の極みのような交尾を明瞭に思い出せるのだ。
あの撮影からというもの、白吉の性欲発散はもっぱらこの映像を見ながらの手淫になっていた。娘と妻が寝静まった深夜に仕事部屋に篭って精を吐き出すのだ。
白吉はいつものように、丸めたティッシュをキッチンの燃えるゴミをまとめた袋の奥へと押し込みながら、深くため息を吐いた。
悩みは、決まっている。
「……パパ?」
「っ……!? お、起きてたのか……」
その時、白吉を呼ぶ声が背後から聞こえて慌てて振り返ると、そこには眠そうに目を擦る長女の姿があった。トイレにでも起きたのだろう。
気崩れたパジャマに思わず白吉は、そのまだ膨らみはじめの胸や緩いズボンから覗く腰に生唾を飲んだ。
「なんでもないよ、喉が渇いてね。さ、おやすみ」
そして、その己を誤魔化すように笑みを浮かべると、娘を自室に戻らせた後、もう誰もいない事を確認してから自らの股座に手を添えた。
少女の味を知ってからというもの、白吉の性欲は増大していた。
今までは、抜く暇のない日があっても問題なかった所が、どれほど忙しかろうと日に二、三回は抜かなければ集中出来ないほどだ。
それに、ただ抜くだけでは満足できない。あの狭い膣を思い浮かべ強く握りしめれば握るほどに、あの得も言われぬ窮屈な悦楽との違いに欲求が高ぶっていくばかりなのだ。
あまつさえ、実の娘にすら淫欲の目を向けすらしてしまう。
悩みはそれだけではない。
「……」
借金はまだ残っている。
家族に言い出せていないその借金は、臨時収入によって幾らか返済は出来たものの、まだ大部分は残っている。
そして、その悩みの解決法は既に白吉の手の中にある。
スマートフォンを操作して、連絡先の一覧からとある人物のチャット欄を呼び出した。
あの動画を撮影したスタッフの連絡先だ。過去のチャットには「また撮影したくなったら、いつでも連絡してくださいっす」「好みの子探しておくっすから」と若者らしい軽い口調の会話が残っている。
この連絡をしてしまえば、次はどんな撮影が行われるのか分からない。白吉はそれを拒むことは出来ないだろう。
既に発売されているというあの動画の真実を流布されてしまえば、白吉だけではなく家族全員が悪行の烙印を落とされる。
あの動画で犯されているのは、偽りのない少女なのだから。
だが、それは確かに今の悩みを解決する方法でもあるのだ。
この数日悩み続けた白吉は、ゆっくりと目を瞑り、覚悟するように目を開ける。
暗い室内でスマートフォンの灯りだけを見つめながら、白吉はチャットの入力画面を呼び出していた。
◇◇◇
豊かな胸を揺らし、裸身の鹿獣人の女性はシャワールームから続いているベッドルームへと向かう。
すると、ベッドに腰掛けて横向きにしたスマホを弄っていた犬獣人がふと目を上げる。全裸の女性を前にしているにも関わらず犬獣人は、目を覆うこともなく気楽な様子で会釈した。
「あ、お疲れ様っす、社長。相手の女の子、社長にメロメロになってたっすよ」
「あら、嬉しいね。また撮影外で可愛がってあげてもいいけど……。あと君ね、レディが裸なんだから見ないようにするとかないの?」
「俺、色々デッカイ雄以外眼中にないんで」
スマホのゲームに勤しんでいた犬獣人はそんな事をあっけらかんと言い放ってから、ああそうだ、と思い出したように言葉を重ねる。
「この前のダイゴさんからメッセ来てたっすよ。また撮影があればお願いしたいって」
「へえ。うん、良いんじゃない?」
「了解っす。結構俺も好みだったんで嬉しいっすねえ。同じ子にするんすか?」
「んー、どうしようね」
と鹿獣人の女性が悩む素振りを見せる。恥ずかしげもなく女性的な輪郭に富んだ体を見せつける彼女に犬獣人は一切の興味がなさそうに手元のゲームアプリを落として再び視線を上げる。
すると、眼の前にいたはずの鹿獣人は忽然と姿を消して、その代わりに、白吉に犯されていた狐獣人の少女がそこに立っていた。
シャワー上がりの湿った被毛は鹿獣人と同じ。それだけが、そこにいる狐獣人の少女が鹿獣人の女性と同一人物だという証拠だ。
眼の前で社長と呼ぶ女性の姿が変化した事に、犬獣人は何も疑問は覚えないまま話を続ける。
「ダイゴさんは気に入ってたみたいっすけどね、その子」
「じゃあ、今度はデートでもしてあげようかな?」
「病気の親のために頑張って稼ぐ女の子ルートっすか?」
「結構使い古しの設定だからねえ、少し変えたい気もするけど」
まあ、まだ予定も入れてないわけだし、またじっくり決めていこうか。と言う狐獣人の少女は犬獣人が瞬きをする一瞬で、別の女性へと姿を変えた。
「うん、まあ、この姿が一番落ち着くよね」
と、丸メガネを掛けながら、狸獣人の女性は柔和に微笑んだ。白吉がその姿を見れば、行きつけの風俗店の店長だと気付くだろう。
そして、自らが犯した少女など存在しないのだという真実にも。
だが、白吉はそれを知る由もない。
「じゃあ、ダイゴ君に返事返しておいて。また撮影予定が決まったら連絡しますって」
狡猾な笑みはかくも慈愛に満ちて見えるものか。
白吉という雄の人生の手綱を握った狸獣人は、ゆっくりと微笑みながらスタッフに付け加えた。
「必ず、っていう一言も忘れずに、ね」
Ad