ディーラル侵蝕編 第十三話 侵蝕型魔進化

  008-013

  激しい揺れに揺り起こされたリリルカは、尻に当たる感触で今の状況を理解する、上にはダインの硬い腹が当たり、股には柔らかいオハナIIIの尻肉を感じる、そして鼻腔をくすぐる甘い牝の香りは遊魔オハナIIIが犯されている証だ。

  リリルカ 「もう、こんなに激しく動かれては折角満たして貰った堕液が垂れちゃいます」

  抗議の声を上げるが既に遅い、風船の様に膨らんだリリルカの腹はオハナIIIの揺れと自身の重みが加わって、堕液を流出させている、遊魔となって陰裂を締める事を覚えたが、意識の飛んだ状態では無理な話でもある。

  ダイン 「それは仕方ありませんね、今はオハナIIIの番ですから股を締めて諦めて下さい」

  ダインとしても、リリルカに掛ける優しい言葉など思い付かない、そもそも失神するまで犯し抜いた相手には謝罪ぐらいしか言葉がない、だが、リリルカが激しい性交を望んでいたのも事実なのだ。

  オハナIII 「あ゛、あ゛、あ゛ぅ、背中熱いぃ」

  堕印の効果はオハナIIIにも現れ始めている、同時に腹で背中と接するリリルカにもオハナIIIの背中の熱が感じられる程だ。

  リリルカ 「尻尾の上に淫紋付けてますけど意味が有るんですか?」

  ダイン 「新しい事が出来る遊魔の証ですね、背中の紋様を持つ者と持たない者では出来る事が違います、まぁ今のところはリリルカとオハナIIIしか居ませんけどね、メファティに付けてから送り出すべきだったと後悔してますよ」

  リリルカ 「特に変わった事は感じませんけど・・・」

  ダイン 「私には大きな意味が有ります、二人が同じ所に居る今は余り意味が有りませんけどね」

  リリルカ 「また怪しい事を思い付いて、秘密裏に実験してるんですね」

  ダイン 「味方にも知られないから切り札なんですよ、とは言っても隠すつもりは有りませんから楽しみにしていて下さい、明日にでもお披露目出来ると思います」

  オハナIII 「あ゛ぅ、オハナこれ良くなって来ましたぁ、抜かれた時に中が吸われるの凄くいいぃ」

  ダイン 「遊魔化したオハナIIIは格段に私との身体の相性が増してますからね、ですが貞操膜を破られる痛みに耐えてこそ味わえる幸福です」

  オハナIII 「遊魔の性交最高ですぅ、こんなに生きている事を喜べる刻が有るなんてぇ」

  ダイン 「そう言って貰えると、遊魔に迎えた私も嬉しいですね、ですが独占は行けませんよ」

  ダインが怪しく微笑んで、オハナIIIに何かを含ませる、既に遊魔思考を手に入れたオハナIIIにはダインの意図が十分に理解出来て、明日自分がすべき事を心に刻み付ける。

  そしてダインもオハナIIIが自分の意図を理解した事を察して褒美を与える事にする。

  準備段階として翼でリリルカを包んだダインは、リリルカをオハナIIIの背中からベッドの上に移す、ここから先のオハナIIIとの性交は更に激しくなるので、リリルカが邪魔となったのだ。

  そして、翼と腕でオハナIIIを固定すると、自身は後ろに倒れてオハナIIIを腰に座らせて背面騎乗位へと体位を変更する。

  ダイン 「これはこれで有りですが、牝の腹を大きくさせるのは雄の本懐ですからね、変わるその腹を見せて下さい」

  ダインの言葉にオハナIIIは大きく腰を浮かせて、堕印のカリが収まった所で半回転する、ダインと見つめ合う性交の方がオハナIIIとしても好ましい。

  オハナIII 「愛して貰う時はこっちの方が良いです、後ろから乱暴にされるのも捨てがたいですけど」

  ダイン 「私もそうですね、何だかんだで遊魔の美は正面の方が映えますから」

  ダインはそのまま手を延ばしてオハナIIIの右胸を鷲掴みにすると、奥から搾り上げて自らへと母乳を飛ばす。

  ダイン 「これも楽しいですから」

  オハナIII 「今だけのオハナのマーキングです、リリ姉様は邪魔しないで下さいね」

  オハナIIIは両手で自身の左胸を搾って、ダインに母乳マーキングする、二人の意思が溶け合うこの行為にオハナIIIの興奮度は最高潮だ。

  そして、痛みを感じなくなった腰の動きは大きくなり、より深部への堕印の埋没を楽しんでいる。

  オハナIII 「跳ねる脚が楽ですよ、自分の重さが全く苦じゃないです」

  ダイン 「人間態時は見た目こそ余り変わってませんが、筋力や敏捷性が大きく向上してますからね、当然今までより激しい性交が可能です、これも遊魔と成った性交で悦びが増す一因ですね」

  リリルカ 「オハナIIIは見た目も変わったじゃないですか、態度と同じで胸も大きくなってます」

  ダイン 「あまり不健康そうなのは美を損ねますからね、肉が程よく付いた方が良いじゃないですか?」

  リリルカ 「私は別に良いんですよ、可哀想なのは耳長遊魔ですから、大して大きさが変わらなかった胸がこんなに増えちゃって・・・」

  ダイン 「耳長はあれが良いんですよ、何でも胸を盛れば良いわけじゃ有りません、ここの種族の良さを活かして遊魔とする、これも重要な事です」

  リリルカ 「でも、胸大きいと母乳も増えますよ」

  ダイン 「その分耳長は甘くなってますから、人間の母乳は油分が多くて量が有りますが、耳長は糖分が高くて量が少ない、得意な事が違った方が個性が行きますよ」

  リリルカ 「個性ですか・・・」

  リリルカは遊魔へと染まり、ダインの上で跳ねるオハナIIIを見て呟く、無個性と言ってよかったこの存在は短期間で驚くべき変貌を遂げ、未だ変化の段階に有ると思われる、今後どこまで変化するのか興味と不安が入り混じってしまう。

  ダイン 「リリルカも成りたい自分を目指せば良いんですよ、自ら選ぶ変化を遊魔は笑いませんよ」

  実際、リリルカにも憧れの自分像は存在していたのだが、その理想は遊魔と成った事でほぼ達成しており、これ以上を見出すにはかなりの時間が掛かるだろう。

  リリルカ 「はぁ、悩みは遊魔になってからの方が増えたかも知れません、今までの私って周りなんて気にしてませんでしたから、でも今は皆んながダイン様との時間を欲してますから、私の時間が与えられるのか不安です」

  ダイン 「それならば他の遊魔との時間を過ごしてみると良いかも知れませんね、遊魔の幸福が私だけでは無い事を認識出来るでしょうから」

  リリルカ 「メティ以外は怖いんですよ、三天人は国民より敬われてましたから、今は同族の認識が有りますけど、人間の感覚も残ってますから」

  ダインが思っている以上にディーラル国民の三天人に対する尊敬は強い様だ、実際、残り三人となるまで戦い抜き、地の王の軍勢を撃退した三天人の行為は伝説でもある。

  ダイン 「三天人に対する想いも人それぞれという事ですか、この二人にはリリルカほどの畏敬は無いでしょうね」

  ダインがオハナIIIの両脇で視界に捉えている襲撃者達は、魔進化が着実に進行している、二人とも妊婦と同じ程に腹が膨れ上がり、尻の上の背中からは尻尾に成長すると思われる突起が生え出ている、そして、尻尾突起から紅く光る紋様が徐々に拡がっている様で、紋様が遊魔細胞の侵蝕を現している事は疑い無い。

  リリルカ 「私の感覚でも王都は三天人の信奉が特に強いですからね、他の地域は自分達の生活だけで手一杯のところも有りますし、特に山岳の村なんて・・・」

  ダイン 「山間の村とかイメージ的には家畜の放牧とかですよね、そもそも流通とかが有りませんから、産業的に厳しそうです」

  リリルカ 「はい、乳製品や肉の加工品が主な産物だと思います、穀物の栽培は無理でしょうから」

  ダイン 「この二人、かなり身体が締まってますね、遊魔には珍しいタイプなので身体を解すかどうか考えてしまいますね、潜入任務を続けるならこのままを維持すべきですが、愛でる時は嫌ですからね」

  リリルカ 「また変な拘りで悩んでますね、今すぐ抱くつもりじゃ無いんならこのままでいいですよね、その方が任務を果たした後の御褒美をより望む様になりますよ」

  ダイン 「確かにそうですね、疑われては元も子もないですからね、まぁどの様な組織に属しているのかも全く謎ですけど」

  ダインの疑問を外で襲撃者達の処理に当たっていたディセルトにも通じて、続報というべき思念が伝達される。

  ディセルト思念 『その事ですが、少しだけ背景が見えて来ました、殆ど手掛かりといえる物は見つけ出せませんでしたが、乾燥させたディムティウの葉を持つ者が多いですね、これは煮出して飲む薬草で、ディーラルの屋根と言われるジャノア山脈に住む人間が好む風習です』

  リリルカ 「ジャノア山脈というと、花園が有るところですね、花園に関係有るんでしょうか?」

  オハナIII 「あ゛ぅん、花園は山の人間とは関わって居ません、ダイン様が推測した諜報組織じゃないですかぁ?」

  リリルカ 「確かにディムティウには邪念を消す効果が有ると言われてますが、試した事ありませんし」

  ディセルト思念 『邪念を消すのですか、あれは覚醒効果の有る植物で服用はお勧め出来ませんね』

  ダイン 「幻覚効果では無いんですね、私の世界の暗殺者は幻覚効果の有る煙を吸っていた言われてますけど」

  リリルカ 「幻覚見てたら暗殺し難いんじゃないですか?」

  ダイン 「恐怖心を消す為だと聞いた様な、暗殺者と言っても使い捨てですかね?」

  ディセルト思念 『確かに生還が前提で無ければ、より難易度の高い暗殺も出来るでしょうが、人を使い捨て酷い話しですね』

  ダイン 「組織の利益中心に作られた存在なんでしょう、私の国でも生還を捨てた特攻という戦法が有りましたからね」

  リリルカ 「ディーラルの戦いって、まだ優しかったんですね」

  ダイン 「人を幾ら犠牲にしても護りたい利権が有るんでしょう、生き物とは欲深いモノなんですよ、私も欲の塊ですから」

  オハナIII 「でもぉ、ダイン様はぁ独占を嫌ってますぅ、リリ姉ぇ散々可愛がった後にぃ、オハナも愛してくれてますぅ」

  心で通じている遊魔は、同族の不満に対して敏感に反応する、もし、ダインがオハナIIIを構わなければ他の誰かがオハナⅢに優しく(?)した事は間違い無い。

  リリルカ 「あ、こっちももう終わりそうですね、二人の心を感じましたよ、この初めての感覚に戸惑ってますね、でもダイン様の愛が伝わってますので大丈夫でしょう」

  ダインの愛とは自らの創造物に対するモノなので、人間の愛とは明らか違うモノだ、だが、作品に対する全肯定を含んでいる為に、それを感じられる者には至上の感覚である。

  現に新たに加えられた二人の感情から不安が消え去り、遊魔特有の幸福が拡がりつつある、これこそダインの生み出した完成された遊魔社会だ。

  そして、心の変化は身体の変化にも繋がる、お尻の小さな突起は急激に成長して、今や尻尾となって膝のところまで延びて来ている、その姿は硬い皮膚を持つ魔族型で二人はオーソドックスな遊魔へと魔進化する様だ。

  リリルカ 「魔族型の尻尾が生えて来てますね、魔龍に似てますけど細いです」

  ダイン 「私の好きな堕ちるを表現するには、この魔族型が一番相応しいんですよね、私も一応魔族型ですから」

  リリルカ 「そうだったんですか、余りにも私とは違いますけど・・・」

  ダイン 「男性型は見た目の凶暴性を濃くしてますから、女性型はエロさですけどね、魔族型と言っても女性は淫魔の要素が濃く出てます、尻尾の先が逆ハートになってますよね、あれが淫魔っぽさです」

  リリルカ 「そういえば魔龍型のミュウ姉様は先が逆ハートじゃ無いですね、尻尾自体にも硬い突起が多いですし」

  ダイン 「遊魔の個性は尻尾に現れてますから、天使型のルト達だって短いぼんじり尻尾が有りますからね」

  オハナIII 「ふぅん、この娘達、オハナがとても気になる様ですよぉ、心に強く触れて来ますぅ」

  ダイン 「二人共処女ですからね、性交の快楽なの知らぬ身なのに、人の感覚に接する事が出来るなら興味を持つのも当然かも、ですが興味が有るなら一気に行きましょうか」

  元がダインの尻尾だけに、二つの魔進化カプセルはその役目を加速させて行く、魔族型遊魔の基本的な遊魔部位が生え揃う、対となる背中と側頭部に、魔進化カプセルから生じた四本の触手が接触すると、そこから紋様が拡がって身体を外から侵蝕して行く。

  尻尾が生えた事で、遊魔細胞を自らの一部と認識する様に変化した二人の身体は、外部からの侵蝕を抵抗する事無く受け入れている様で、触手達はそれぞれの位置に対応した部位へと変化を初めている。

  この外部からの侵蝕による魔進化は、ルーフィンから獲得した方法で余り使われる事は無いが、処女のまま新しい遊魔を生み出せるという大きな利点がある。

  そして、魔進化カプセル自体が徐々に個々の身体に吸収されて行き、最終的には頭を下げて四つん這いになった二人の新しい遊魔が現れる。

  おまけ

  尻尾上の紋様 最近魔進化した遊魔達にのみ与えられている、ダインは思い付きで色々変な事を考えているので、この紋様の意味は直ぐに明らかになるだろう。

  この紋様は尻尾上の背中に現れており、リリルカ以降の遊魔には漏れなく記されている、魔進化方法がダイン流ではないキュカとイファタにも刻まれており、ダインと交わり堕印によって刻まれるモノでも無さそうでもある。

  魔力の種類 今までは純粋魔力とそれ以外という認識であったが、魔力の種類は更に細分化出来る事が分かって来ている。

  具体的一例を上げるなら、直線魔力とダインが命名した魔力であろう、この直線魔力は命名通りに一方向に真っ直ぐ移動する魔力で、イメージ的には光に近いが、直接魔力は物質に阻害される事が無い。

  ダインはこの直線魔力を使って遊魔独自の通信技術を編み出すつもりで、現在その方法を模索している。