【洞窟内】
丁度、オルティオスとコブラージャとチェンバーが洞窟から出ようとしたらキュバットと擦れ違う。
『‼』
「何だ?」
オルティオス達は、キュバットが飛んで行った洞窟を見る。
そこへソニックエース達がやって来る。
「オルティオス!」
ソニックエース達は、オルティオス達と合流する。
「今のはヴィラノスか?」
コブラージャは、ソニックエース達にキュバットの事を尋ねる。
「そうだ フロックスを連れて行かれて急がないと!」
「だが、アイツは何処へ……」
チェンバーは、洞窟を見ながら考える。
〔それでしたら奈雲が目印を付けました〕
ナビは、オルティオス達に報告する。
奈雲は、小型パソコンで発信機の反応を調べる。
「発信機か?」
コブラージャは、奈雲の小型パソコンを覗き込み奈雲の行動に納得する。
〔でも何故発信機を二つ?〕
Bナビは、発信機を二つ付ける事に不思議がる。
「一つは敵の居場所用 もう一つはサイラス達とバーベナ部隊を探す為だな」
オルティオスは、奈雲の作戦に納得する。
「ああ、吸血鬼みたいな奴だからエネルーノを吸収する場所に居なくなったサイラス達がそこに居る筈だからな」
奈雲は、作戦の内容を言う。
「吸血鬼?」
「それについては道中で説明する」
「急ぐぞ!」
オルティオス達は、キュバットの後を追掛ける。
奈雲は、帰りの為に蛍光塗料で地面に点の目印を残して行く。
暫く洞窟の中を進むと目的地に到着する。
「そこを左だ」
奈雲は、オルティオス達に道案内する。
「‼ 気を付けて下さい! キュバットも居ます」
ランビュは、キュバットが居る事を伝える。
オルティオス達は、曲がる前に立ち止まり様子を窺う。
「これは……」
オルティオス達は、目の前の光景に驚く。
目の前では広い空間になっていて蜘蛛の糸が張り巡らされていて蜘蛛の巣状になっていていた。
「……居た! あそこだ」
コブラージャは、サイラス達を見付ける。
サイラス達とバーベナ部隊は、蜘蛛の巣に貼り付けにされ悪夢を見せられていて魘されていた。
「[[rb:魘 > うな]]されているな……」
「悪夢を見せられているんだな」
コブラージャとチェンバーは、サイラス達の様子を見て状況を判断する。
「……まだエネルーノが残っている! 急いで救出を!」
奈雲は、小型パソコンでサイラス達の容体を見る。
「奈雲は此処から援護を頼む」
オルティオスは、奈雲に指示をする。
「了解!」
奈雲は、援護の為スコープ付の銃で狙撃の準備をする。
オルティオス達は、サイラス達を救出しようとする。
そこへキュバットがオルティオス達の前に現れる。
『‼』
オルティオス達は、目の前にキュバットが現れた事に警戒する。
「獲物の方からやって来るなんて手間が省けたな」
キュバットは、獲物を見る目でオルティオス達を見る。
「俺とソニックエースで囮になる その間にサイラス達を救出するんだ」
オルティオスは、ソニックエース達に小声で作戦を伝える。
ソニックエース達は、オルティオスの作戦に頷く。
「行くぞ!」
オルティオス達は、バラバラに行動してオルティオスとソニックエースでキュバットに攻撃する。
キュバットは、空を飛んでオルティオス達の攻撃をかわす。
ランビュ達は、オルティオス達がキュバットの気を逸らしている間にサイラス達を救出する。
「しっかりしろ‼」
「今助けます!」
ランビュ達は、サイラス達の体に巻き付いている蜘蛛の糸を外す。
「ん? お前ら人の獲物を‼」
キュバットは、ランビュ達の行動に気付いて襲い掛かろうとする。
「させねぇ‼」
オルティオス達は、再びキュバットに攻撃をする。
「邪魔するな‼」
キュバットは、オルティオス達の攻撃を避けて超音波攻撃を仕掛ける。
『‼』
オルティオス達は、耳を塞いで超音波攻撃を避ける。
奈雲は、スコープ付きの銃で援護射撃をしようとする。
「お待たせ」
そこへネシリスとマシャンタが奈雲と合流する。
「‼ ネシリス マシャンタ」
奈雲は、狙撃を止めてネシリスとマシャンタが来た事に気付く。
「ボク達を置いて行くなんて酷いんだな」
マシャンタは、奈雲に文句を言う。
「悪い 緊急事態だったんだ これが奴のデータだ」
奈雲は、ネシリス達に謝り小型パソコンを開いてキュバットの囚人記録を見せる。
「成程、超音波攻撃を……」
ネシリスは、キュバットの囚人記録を見て納得する。
「今、サイラス達を救出している間にオルティオスとソニックエースが囮になっているんだ」
奈雲は、ネシリス達に作戦の内容を話す。
その時、キュバットの超音波攻撃がソニックエースに迫る。
「しまった‼」
「‼」
奈雲は、急いでオルティオス達の援護射撃をしようとする。
すると、マシャンタは、奈雲の肩に触れネシリスの手を握る。
「フリージングタイム‼」
マシャンタは、その状態で時間を止める技を使う。
すると、ネシリス達の周りの時間が停まる。
「これが『フリージングタイム』……」
奈雲は、初のフリージングタイムに驚く。
「急いで急いで! 時間が無いよ!」
マシャンタは、ネシリス達を急かす。
「ああ!」
ネシリス達は、急いで行動する。
ネシリスとマシャンタは、オルティオスとソニックエースをキュバットの超音波攻撃から離れさせる。
奈雲は、スコープ付きの銃を少し威力が強い銃に変化させキュバットに数発撃ち込む。
「3……2……1……」
マシャンタは、カウントダウンをする。
カウントダウンが終わると時間が動き出す。
「ギァァァッ‼」
キュバットは、奈雲の銃攻撃を受けて悲鳴を上げその場に倒れる。
「これは……」
コブラージャは、オルティオス達を見て驚く。
「大丈夫かな?」
マシャンタは、ソニックエースに話掛ける。
「マシャンタの『フリージングタイム』か……助かったぜ」
ソニックエースは、身に起こった事を理解してマシャンタにお礼を言う。
オルティオスとネシリスは、キュバットに手錠を掛ける。
「サイラス達は?」
オルティオスは、ランビュ達にサイラス達とバーベナ部隊の容体を尋ねる。
「多少エネルーノを吸収されましたが命に別状はありません」
ランビュは、サイラス達とバーベナ部隊の容体を見て報告する。
「良かった」
ネシリスは、ランビュの話を聞いてホッとする。
「念の為に宇宙船に運ぶぞ」
オルティオス達は、サイラス達とバーベナ部隊を宇宙船に運ぶ。
【宇宙船・メンテナンス室】
バーベナ部隊の宇宙船のメンテナンス室で奈雲とランビュは、サイラス達とバーベナ部隊の精密検査をしていた。
「どうだ? 容体は?」
メンテナンス室にやって来たオルティオス達は、奈雲達にサイラス達の容体を聞く。
「身体にも精神にも異常はありません すぐに目覚めると思います」
「だが、念の為に精密検査を受けた方が良い」
奈雲とランビュは、オルティオスの質問に答える。
すると、サイラス達が目を覚ます。
「うっ……」
「……此処は……?」
サイラス達は、目覚めて周りを見渡す。
「バーベナ部隊の宇宙船のメンテナンス室です」
ネシリスは、サイラス達に今居る場所の事を話す。
「気分はどうだ?」
奈雲は、目覚めたサイラス達に話掛ける。
「……酷い悪夢を見たぜ……」
ダリウスは、ベッドから起き上がり奈雲に返事する様に答える。
「まぁ、実際キュバットの超音波攻撃で悪夢を見ていたからな」
ソニックエースは、ダリウスの話を聞いて呟く。
「……すまい 助かった」
バーベナは、オルティオス達にお礼を言う。
「助け合うのは当然だろ?」
「そうだな……」
バーベナは、オルティオスの話を聞いて納得する様に微笑む。
「キュバットは?」
奈雲は、オルティオス達にキュバットの事を尋ねる。
「此処の転送装置で本部へ転送した この惑星でのヴィラノス捕獲の任務は終わったぜ」
コブラージャは、奈雲の質問に答える。
〔今の所、ヴィラノス反応はありません〕
ナビは、ヴィラノス反応について報告する。
「そうか」
サイラス達やバーベナ部隊は、立ち上がろうとするがバランスを崩して座り込む。
「あっ、無理しないで下さい!」
ランビュは、慌ててサイラス達に駆け寄る。
「……暫く様子を見る為に此処に残った方が良いんじゃないのか?」
奈雲は、オルティオス達に提案する。
「……否、此処より【メガロスキャンプ】に連れて行った方が此処より精密検査が出来る ナビ 近くにメガロスキャンプはあるか?」
オルティオスは、奈雲の話を聞いてナビに補給用の秘密基地が無いか尋ねる。
〔ちょっと待って下さい……丁度この近くにあります〕
ナビは、オルティオスの命令でメガロスキャンプを探して見付ける。
「一先ずそこへ向かう」
『了解!』
ソニックエース達は、治療とエネルーノ補給の為メガロスキャンプへ向かうのだった。
【次回に続く】