changed好きがchangedの世界に入り込んだ話

  僕はchangedが好きだ。

  あの世界観も、

  あの曜獣達も、

  「彼」のことも。

  これはそんな僕が、なぜかchangedの世界に入り込んでしまったお話。

  それじゃあ、行こうか。

  ※これはchangedの二次創作であり、個人で書いた小説となります。

  ※捏造やストーリーの崩壊があるかもしれません。

  ※ネタバレがあります。

  ※途中までspecial版の展開ですが、途中から無印版の展開に移行します。

  ※一部イベントを力技等、本来取ることのできない行動でぶっ壊しています。

  ※原作を見た上で読むのを推奨します。

  ※ちょくちょく文が増えたり減ったりします。

  どうかこの物語が、誰かの目にとまって、楽しんでもらえますように。

  、、、

  、、、、、、

  何かが聞こえる。

  〈パワー不足を感知

  主要発電機の故障を確認〉

  これは、、、機械音声?

  〈エレベーターの動作停止

  オフィス電源の動作停止〉

  なんか起きてるのかな。

  〈図書館の電源の動作停止

  生命維持装置がまもなく停止します〉

  目は開かないし、認識できるのはこの声だけ。

  〈対象の生命維持のために、実験体を緊急解放します〉

  水の中にいるのか、体の表面は濡れている感じがする。

  〈予備電源作動

  早急に修理を行ってください〉

  というか、このセリフどっかで聞き覚えがーー

  その時、突然光が差し込み、僕は倒れた。

  「いてて、、、」

  ふらふらと立ち上がり、目を開ける。

  そこには、見覚えのある研究室が広がっていた。

  「、、、まさかここ、changedの世界なの?」

  確かにさっき、痛みはあった。

  もしこれが現実だとしたら、原因はなんだ?

  車にはねられたわけでも、誰かに殺されたわけでもないのに?

  いや、それは転生か。

  これは多分、転移だ。

  髪型もコリン君とは違うし、それは目に見えてわかる。

  だって僕、前髪長いし。

  それはそうと、机の上に置いてあるレポートを読んでみた。

  「これ、パソコンの操作じゃん」

  F12キーとかESCキーとかこの状態でどうやって使うのさ、、、

  とりあえず、これが現実かつchangedの世界だということが分かったので、いつも通りスライムを呼ぼう。

  生命維持装置の横にあるダクトを調べ、排水溝の横に立って待つ。

  出てきたスライムは、すんなり排水孔に吸い込まれていった。

  ダクトの奥のボタンを押し、部屋から出る。

  なんか聞こえたけど気がする、今は気のせいってことにしとこう。

  赤い機械があったので、一応セーブをした。

  「F12キーが使えるわけじゃないから意味ないけどね」

  そう言いながら装置から離れると、突然赤い機械の前に戻された。

  どうやら、「F12キー」という言葉を言うと、一番新しいセーブデータに戻るらしい。

  「なんでそこ再現されてんの?」

  まぁ助かるからいいか。

  えーっと、確かパスワードは、、、

  7、1、4、2、1っと。

  そう入力すると、シラジシがでてきた。

  さぁ、さっさと逃げよう!

  隣の部屋、ミーちゃんのいる部屋に着いた。

  そうだ!能力の確認しとかないとね。

  僕の固有能力は「障壁」で、攻撃や敵の進行を防ぐ一定面積以下の好きな形のバリアを張ることができる能力。

  こっちだと一部屋3枚という制限があるけど、僕の動きに合わせて動かせるから便利なんだよね。

  確認が終わったところで、箱を押して先に進み始める。

  「箱結構重いな、、、」

  箱を押して進むと、箱が倒れて戻れなくなった。

  今度はミーちゃんとのチェイス。

  でも僕は、とあるものさえ使えれば簡単に抜けられることを知っている。

  数歩戻り、ミーちゃんを誘導する。

  そしてメモのついた紐にダッシュで近付き、ミーちゃんが近寄ったのを確認して引っ張る!

  「…ネコ!ネコ!悪い子!

  この人から離れろ!」

  ダンボールでできた彼のデコイさえ使えれば、簡単に逃げ切れる。

  一番奥は上、下、そして上から真ん中の順に箱を押せば先に進める。

  よし突破ぁ!

  赤い機械でセーブして、QTEの発生するダクトに障壁を張ってみた。

  前を一応走って通り抜ける。

  後ろを見るとスライムが障壁に阻まれてジタバタしていた。

  今のうちに次の部屋に行こう。

  ここは、、、工場?

  確かspecial版で追加された部屋だよね。

  「これ以上進むな」

  ディスプレイが青く光り、声が聞こえてくる。

  「これ以上進むなと言ったのだ

  お前がでてくるのは警戒していたが…

  今の停電が原因なのか?」

  「たぶんそうだよ、「Dr.K」。

  予備電源だとか、生命維持装置の停止だとか、実験体の緊急解放だとか言ってたからね」

  「…なぜその名を知っている?」

  「僕は色々と知ってるんだ。

  このあと君が何をするかもね」

  「…まぁそれは今はどうでもいい。

  この建物に潜む危険が、これにより動き始めている。

  言っておくが、お前の身に起きている事柄に耳を傾ける時間はない。

  お前はそこでじっとして動かない方がいいだろう。

  お前は何かを知っているようだが。

  私は、私にある問題を解決するのみだ。

  お前という問題をな。

  では…これを点けておいた方がいいだろう」

  〈脱走者の信号を検知

  最終セーフティモードを実行

  シグナル対象者が保管エリアを離れることは固く禁止されており、違反者は強制的な措置を行います〉

  突然、目の前にレーザーが現れる。

  でもやっぱり、彼がちゃんと対策をしてくれていたようだ。

  レーザーの数が一気に減る。

  「あぁ…あいつ。

  テープでプロジェクターに細工をしたな。

  あの者はどうにかしてお前を図書館に行かせたいらしいな。

  ただまあ、無力化はできていないな。

  お前が進めないのは変わらない」

  〈違反対象となる被験者のバイタルサインを捜索します〉

  「この光がお前を殺すことはない。

  ただ、これ以上お前を進ませないよう少しばかり特殊な措置を取る。

  ここで大人しくしているんだ。

  では、また後で」

  ディスプレイの電源が消えた。

  「そんな事言われて、動かないわけないよね」

  障壁で上下をガードしつつ進めば、、、

  〈脱走者は検出されませんでした

  バッテリー低下のためシステムをオフにします〉

  ここも突破!

  長い廊下に出た。

  ここに特に用はないので、さっさと走り抜けた。

  本来ならDragonsnowさんとShiziさんの名前が出るんだけどね。

  セーブして、オフィスに入った。

  黒曜獣だ!と興奮しそうになる心を落ち着かせ、口を手で押さえて進む。

  走ると気付くので歩いて。

  粘液に関しては今回飛び越すことができるので楽だった。

  トイレ前に着いた。

  確かオスの黒曜獣が押してくれるはずだから、、、

  男子トイレに入ってダッシュで出て、急いで部屋の端の管の後ろにダッシュで隠れる!

  これで待ってれば、、、

  出てきた黒曜獣は匂いを嗅いだあと、箱を押してそのまま進んでいった。

  次の部屋でセーブし、ラックにかけられた衣装を着る。

  これがあれば黒曜獣に擬態して動ける。

  「わからないとでも思ったか?」

  !

  、、、このイベントのこと、すっかり忘れてた。

  「怖がらせてしまったか?

  これは失礼なことをしたな。

  気を抜いている間に、まさかこんな所にまで来てしまうとは思わなかった。

  あの輩はお前のために、そんな服まで用意したのか。

  もう少し確認しておけば、

  服も、助言とやらも破り捨てたものを。

  まあ…どうでもいい。

  お前があの輩と会ったところで、何も変わりはしない。

  あいつが何をしようとしているかはよく知っているからな。

  だが、さすがに気になってしまうな。

  どうやってあの箱を動かした?」

  「黒曜獣に押してもらった。

  誘導するの地味に大変だったよ?」

  「私がどれだけ身を削って、あのドアを塞いだか分かっているのか?

  早いうちに諦めるよう、私は言っておく。

  何であっても、ここを出させる気はない。

  さっさと獣になるのが、お前の身のための筈だ。」

  「そんなKにヒントをあげる!

  僕は今回2回獣化する予定だよ。

  1つは、オレンジ色のガスの通気孔前。

  もう一つは、持っているはずのサンプルだ」

  「…意味が分からない。」

  「フフッ、そのうち分かるよ」

  机の上に衣装を置いて、セーブ。

  そしてラックを手に持ち、先に進む。

  ある程度進むとドラゴンのような黒曜獣が出てきたので、待ってましたと言わんばかりに手に持ったラックで吹っ飛ばし、障壁で閉じ込める。

  ちょっとひどいけど、QTEはしたくないんじゃあコノヤロー!

  確かここにはキングがいるはず。

  とりあえず正座している黒曜獣達がかわいい。

  そしてキングは彼と同じくらい毛が長い。

  キング戦は割と楽なので、BFみたいに歌ってみることにした。

  そしたら途中からキングまで歌い始めて、攻撃が止んだ。

  とりあえず歌い続ける。

  ある程度歌うと、満足したのかモニターの方を向いてしまった。

  、、、先に進めるようになってる。

  遠吠え1回しかしてないけど良かったのかな?

  次の部屋でセーブして進むと、声が聞こえた。

  「止ま…と、言った…だぞ…?

  このディスプレイ…は まずいな…

  すぐに…直す…」

  とりあえず先に進む。

  「あー、あー あー…

  聞こえるか?

  このディスプレイなら問題なさそうだな。

  お前はあまりにも頑固だ。

  周りを見るのは壁に頭を打ってからでも良いと、その高さも見上げずに突き進もうとしている。

  残念だが、お前が幾ら奮闘しても、何も変わることは無い。

  愚かな行動は、愚かな結末を生むだけだ。

  これが最後の警告だ。

  引き返せ。

  曜獣の仲間となるのだ。

  これ以上事態をややこしくしないでくれ。

  お前のために時間を無駄にしたくない。

  お前にとっても、私にとっても、こんな「物語」は早めに打ち切ってしまうべきなのだ。

  かくなる 上は…あれを…

  また…信号が…

  くそっ…次は…」

  これこのあとめんどくさいんだよなぁ、、、

  「こんなことに何度も時間を使いたくないのだがな。

  ここに来られたの奇跡でさえ、私のお目零しがあったからのことだ。私は、お前がこの建物を出ることを半歩でさえ許してはいけないのだ。

  はっきり言ってやるべきだと思うか?

  このままじゃ二流サスペンスの犯人だと思われかねないだろうな」

  「それはないから安心して」

  「…何を根拠にそんな事を言っている?」

  「んー、まぁ僕の感想かな」

  「はぁ…

  今のお前が歩き回るのは、私がこうして引き止めたがるその理由を知ろうとしている節もある筈だ。

  残念ではあるが、言うつもりは無い」

  「もう知ってるから別にいいよ」

  「…少し黙ってもらえるか?

  ある脅威が突如現れたのだ、お前の様な。

  時間をかけて端から教えるような事ではない。

  お前は、お前自身をどう思っている。

  曜獣ともを掻い潜り、ここまで来るとは私の予想できる事ではなかった。

  そうでなければ、もう少しお前に警戒の目を向けていた。

  この先起こる脅威を防ぐためにも。

  …既にここで五分も時間を使ってしまっている。

  私を信用していないのはもう明らかだろうが。

  何であれ、ここから出ることは不可能だ。

  遅かれ早かれ、お前は曜獣に取り込まれる。

  素直になってみるのも、良いかもしれないだろう。

  引き返せ」

  引き返すわけ無いよね、そんなんで。

  「お前が進むというのなら。」

  「この足元の鋭いファンでも回す?」

  「…なぜ分かった」

  「言ったじゃん。「知ってる」って。

  あとこの距離なら、、、」

  3列のファンを飛び越す。

  「はい解決。先、行かせてもらうね」

  「…自由すぎないか?

  だが、これは避けられないだろう」

  レーザーが来るので、障壁を上下に張っておく。

  「…なんだそれは」

  「障壁だよ。

  僕の固有能力。

  ほとんどの物を通さないから便利なんだ」

  「…もういい。

  さっさと進むがいい。

  さっさと進んで曜獣になるんだ」

  「はいはい」

  じゃあ、次の部屋に行こう。

  【続く】