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奴隷ショタ狼がスライムに目覚めさせられる話

  「ぅ”ぁ”っ、ぁ”ぁ”ぁ”っ…」

  か細い声で涙をぼろぼろと零しながら助けを乞うのは狼。小さなマズル。頼りない体に纏わりつくのは紫色のスライム。

  意思を持っているのか、いないのか。狼の全身に纏わりつくと波打ち、毛並みを押し倒していく。

  「誰かッ、たすっ、けっ…」

  狼の声を聞くものは、どこにも居ない。彼の周りには誰も居ない。

  傷だらけの全身。だがそれはスライムがつけられるような傷ではない。擦過傷。殴打痕。切創。

  ヒトの手によってつけられたものだ。痛々しく、生々しい無数の傷痕。耳に付けられたのは個別番号を示すドックタグ。

  スライムが蠢く度、狼はびく、びく、と全身を恐怖から震わせる。

  幼い時に売られ、道具として使われ続けて。

  薄暗く黴と埃の混ざった牢屋のような蔵の奥。そんな人が居るには余りにも劣悪な環境。

  そこが、彼の居場所だった。

  そして今、スライムに侵入され、全身を覆われ、まさぐられ、弄り回されている。

  「やっ、ぁ”ぁ”っ…!」

  狼はぶんぶんと首を振り、尻尾と耳を折り畳むと必死に拒絶の意思を見せた。

  しかしスライムはそれを意に介そうともしない。ぐちゃぐちゃと狼の全身をまさぐる。

  使い込まれ過ぎて雄膣、と称しても差し支えない雄穴をこじ開け、中に射精されたであろう精液を掻き出して、尻を拡げる。

  小さく、本来の役割を果たしたことの無い逸物を包み込み。

  生暖かく、おぞましい感触に狼は身悶えし続ける。

  生きたまま溶かされるのだろうか。それともこれから圧迫され、ただの肉塊と化すのだろうか。

  どちらにせよ、どのような可能性を考えても。全てはスライムの本能のまま。

  下半身全てを紫色のスライムに包み込まれ切ると、そのスライムは徐々に狼の上半身へと進み始める。

  「ぁ”っ、ぁ”ぁ”っ…ん”っ…」

  ぐちゅるぐちゅると胸板や背中を這いずり回る。首元にまでそれは迫り、口元へ。

  ぎゅぅっ、と強く口をつぐんだ所で意味は無い。引き締めた口の隙間から半液体が狼の口の中へ侵入し始める。

  「んぁ”っ、んばぁ”っ…!」

  舌に触れた。生暖かい半液体のスライムは、どこか甘さを感じさせる。狼はびくんっ、と一際大きく全身を痙攣させると、それっきり動かなくなった。

  動けなくなった訳ではない。動く必要が無い、と体が判断したのだ。

  全身の力が抜ける。だらん、とぶら下がった両手、項垂れる尻尾。

  「あっ…んぁ”っ…」

  狼の漏らす声は、甘く、艶やかで。瞳がとろん、と濁っていく。

  何もなかった。ただただ貪られ、凌辱され、奪いつくされ。尊厳も、理性も、思考も、何も無かった。

  どうでもいい。どうなっても構わない。だから、この甘さに全てを委ねよう。

  狼は口を開いた。スライムを受け入れ、飲み込み、舌を動かす。

  スライムは気を良くした―ように狼には思えた―のか狼を包み込む体の一部をうねらせ波を作った。その波は、とても穏やかで心地よく。

  「んぐっ…んぐっ…」

  口の中に続々と侵入するスライムを受け入れ、飲み込み、味わい、時折軽く咀嚼する。

  背筋に痺れが走り、恐怖が裏返っていく。恍惚と、充足感。狼が生きて来た中で一度も味わったことの無い安堵感。

  マズルを覆い、目の前がスライムによって歪む。口や鼻を覆われれば呼吸が出来なくなるはずなのに、苦しさを感じない。

  水の音。粘液の音。固体が流動する音。せり上がり、耳の近くに。耳の穴の中へ。ぐぢゅり、と侵入して。

  「ぁぉ”っ、ォ”ォ”ッ…♡」

  狼は背筋を跳ねさせた。自分の声がスライムに阻まれ聞こえない。代わりに耳の中を固体が流動する。

  ぐぢゃ、ぐぢゃ、ぐぢゃ。

  「ォ”ッ、ぉ”っ、ぉ”ッ♡」

  スライムが蠢くのに合わせ狼は体をびくんっ、びくんっ、と痙攣させ、目を上に向かせる。

  口の中を、耳の中を。スライムに弄り回され、それなのに恍惚と安堵と充足はなお強くなって。

  雄膣を割り拡げ、スライムが狼の腸へ入り込む。狼の体温に溶け、腸壁にしみ込んでいく。

  首筋に僅かに痛みが走ったかと思えば、それはすぐ快楽に変わる。

  脳へ、口へ、腸へ、腹へ、血管へ、筋肉へ、胸板へ、脇へ、尻へ、逸物へ、睾丸へ、尻尾へ、腕へ、脚へ。

  どくっ、どくっ、どくっ、と。心臓が強く激しく脈打つ。

  「ォ”ッ…ォ”ッ…」

  ぐぢゃぐぢゃぐぢゃ、という耳の中や脳を犯していた音が遠くなる。

  代わりに狼は自身の変わりゆく声を聞く。

  甲高い、ボーイソプラノが、アルトへ。…地獄の底から鳴り響くバスへ。

  全身に恐ろしいほどの力が漲り始めるのを感じた。

  血管を駆け抜けるスライムの残滓。筋肉に直接染み込み溶け込んだ固体。

  それらが狼の筋繊維を傷付け、千切り、すぐさま修復していく。

  ぐぢゃっ、ぐぢゃ、ぶぢっ、みぢぃっ、ごぎっ、ごぎゃっ…

  おぞましい音が聞こえている。全身から鳴り響いている。なのに、心は酷く穏やかで。心地よい。

  波の無い、凪いだ海のようだ。

  ぷかぷかと水面に浮き、漂えば。

  ごぢゃっ、ごぎゃっ、ぶぢっ、みぢっ、みぢぃっ…

  全身の骨が軋み、砕け、再構築されていく。マズルに引きずり出される痛みが走る。

  毛並みが全て抜け落ち、全身の皮膚が捲れ、その下から新しい獣毛が凄まじい勢いで迸る。

  再構築されていく筋繊維。それらは太く、強く、頑強に作り直されていく。

  それがまた千切れ、修復する。繰り返し、繰り返し。何度も、何度も。

  視界を僅かに下ろす。その目に映るのは腕と脚。

  先程までの自分のものとはまるで違う。商人はおろか、屈強な護衛達ですら子供扱い出来てしまいそうな力強さ。

  力が漲り、今にも爆発しそうだ。

  「グルルゥゥッ…!ゥ”ゥ”ゥ”ッ!!」

  狼はその衝動に声を抑えきれない。口からスライムを吐き出し、唸り声を上げる。

  スライムはやはり嬉しそうに波打つと。狼の逸物の周囲を凝縮させ、鈴口から一気に中へと押し寄せた。

  同時に雄膣の中も凝縮させ、前立腺を押し上げ、胃の中へ逆流する。

  「ガァァァァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ッ!!!」

  狼は咆哮を上げた。蔵の中がビリビリと震え、ボロボロの格子ががたんっ、と落ちる。

  太く、恐ろしい遠吠え。

  どぐんっ、どぐんっ、と。逸物が爆発したかのように何度も大きく。スライムの中で跳ねる。

  睾丸がどんどんと膨らみあがり、鶏卵の大きさへ。いや、それ以上に。小ぶりのリンゴか何かと言えるレベルへ。

  竿が跳ねれば跳ねるだけ、膨らみ、硬く、太く、長く。尿道が外からも見えるほど膨らみ、何かが通り抜けていく。

  それは先程侵入したスライムと、そして。

  「~~~~ッ!!!!」

  どっ…ごぼぶびゅるぅぅっ♡どぶっ、どぶぼぶびゅりゅぅっ♡ぶりゅっ、ぶりゅぅっ♡

  精液。スライムに負けず劣らず、まるで固体。ゼリーやムース、それらを遥かに上回る濃さの精液。

  雌が子宮で受け止めれば確実に数度孕む。雄ですら孕むのではないかと錯覚する。

  雄雌問わず、魅了し、夢中にさせ、侍らす事が出来る。そんな凄まじい精液。

  「フゥゥゥゥッ…ゥ”ゥ”ゥ”ッ…!」

  根本に浮かび上がった瘤は、対象をより確実に孕ませるであろうおぞましい存在感を示す。

  狼は中腰で唸り声を上げ、両手で頭を抑える。

  頬が吊り上がる。止められない。これは笑顔。見る者を恐怖の、絶望のどん底へ叩き落とし、支配される悦びを目覚めさせる笑顔。

  「ォ”ォ”ォ”ッ…アォ”ォ”ォ”ォ”ォ”ンッ!!!」

  外れた格子越しに見える満月に向かって、狼は遠吠えを上げた。

  [newpage]

  ずしんっ、ずしんっ、と地面が悲鳴を上げる。肩に乗せたスライムをマズルで撫でまわし、ごろごろと喉を鳴らすと狼は蔵の外へと脚を踏み出す。

  肉体が変貌しきった今。やるべきことは何か。

  衝動のままに、本能のままに、体が命じるままに。

  スライムも、それを望んでいる。そう感じる。

  全身に駆け抜ける血液がまるでぐつぐつと煮えたぎるマグマ。

  最初にこの衝動を解き放つ相手は。この衝動を受け止める相手は。

  すんすん、と鼻を鳴らす。風の匂いに雄の臭いが混ざった。それは自分の本能が今、求めているものだ。

  狼は脚に力を込めると一気に力を解き放った。力に耐え切れず、地面が砕け、砂ぼこりが周囲を覆う。

  狼の毛並みがぴったりと体に密着し、まるで弾丸のような速度で。狼は駆ける。

  木々をなぎ倒し、茂みを切り裂き。臭いの方へ。

  そこは湖のほとりだった。商人たちの護衛の一人だ。自分が使われている間、微動だにせず、自分を見下していた雄だったと狼は認識している。

  ただ空虚で、道具を見ているような視線。ちり、ちり、と全身の毛先が焼け焦げるような錯覚。

  これは怒り。その怒りも、衝動に飲み込ませて。

  「ガァァァァッ!!!」

  狼は腹の底から遠吠えを上げると雄に飛び掛かる。水浴びをしていたのだろう、身に付けている衣服の類は無く、全裸。

  逞しく頑強な肉体も、今の狼の前では子供も同然。

  「なっ、なんだっ、化けもッ…!」

  変貌しきった狼の姿を認識すると雄、豹は素早く拳闘の構えを取った。

  だがもう、遅い。

  狼は豹に肉薄すると豹の頭をがっしりと掴んだ。そしてそのまま、水面へ叩きつける。

  「がぼっ、がぼごぉ”ぉ”ぉ”っ!?」

  手のひらから伝わる豹の頭の感触。骨の軋む音。豹の悲鳴。狼は頬を吊り上げた。

  水に叩きつけた豹の頭を持ち上げ、体を中空に浮かせる。

  「いぎっ、ぎぃ”ぃ”っ!?ひぎぃ”ぃ”っ!!」

  頭に衝撃を受け、それでもなお豹はじたばたと暴れもがき、狼の腕を何度か殴りつけた。

  その拳を受けても。痛くもかゆくもない。むしろ心地よい。

  ぐっ、と力を込めると。

  「ひぎゃぁ”ぁ”ぁ”ぁ”っ!?ぐげぇ”ぎゃぁ”ぁ”っ!?ぁ”がぁ”ぁ”っ…」

  豹はびぐんっ、と全身を痙攣させると奇怪な叫び声をあげ、全身の力を抜いた。

  抵抗するそぶりを見せない。息はしている。生きている。

  狼は豹を地面に落とした。受け身を取る事も出来ず、豹は地面へと無様に着地する。

  「ぁ”っ、ぁ”っ…ひぎぃ”っ…」

  「…グルゥゥゥッ…!アォ”ォ”ォ”ンッ!!」

  狼は嬉しそうに遠吠えを上げると。自分を見上げられるように豹の体勢を足先で変えさせた。

  鼻や目から血を流し、がくがくと全身を震わせる豹。狼の鋭く光る瞳に囚われ。

  「ひぃ”っ…ぃ”っ…やめっ…ちかづっ…くっ…」

  まだ言葉を話せるのか、と狼は少々驚くが…かえって都合がいい。

  この衝動や欲望を、本能を。解き放つのに、反応が無くては面白くない。

  狼は豹に覆いかぶさると頭の横に両手をついた。

  恐怖と混乱に怯えた瞳。ゾクゾクする。本能が満ちていく。だがまだこれは、食前酒。

  本番はこれからだ。

  狼は豹のマズルに自らのマズルを近付けると唇を咥え込む。

  「んぶぅ”ぅ”っ!?」

  暖かい。心地よい。肉の、粘膜の感触。ぶぢゅるぶぢゅると一方的に口の中をまさぐり、蹂躙していく。

  その間に肩に乗ったスライムがうじゅるうじゅると蠢き。豹の耳の中へ侵入を試みた。

  「んぶぃ”ぃ”っ!?…ひっ…ぃ”っ…」

  口の中を。耳の中を。両方を責め立てられ…豹は全身を硬直させた。

  だがそれもすぐに収まる。びくびく、と小刻みに全身を痙攣させるのが狼に伝わってきた。

  唾液の橋をかけながら、唇とマズルを離す。

  …豹の瞳が濁り、虚ろなものへ変わり、かと思えばすぐに澱んだ光を宿し始める。

  「ふへっ…ふへへぇ”っ…ぇっ、ぇ”ぁ”はぁ”っ…♥ふぇっ、ふぇぐふぇぇっ♥」

  耳から垂れだすスライム。歪で壊れた笑い。狼はにぃ、と凄絶な表情で笑うと自らの股間へ手を伸ばす。

  毛並みに埋もれた股間。そこから引きずり出されるのは、その見た目に違わない逸物。

  もはや凶器、と言っても良いだろう。すらりとした先端。竿部分にはかえしのある肉で出来た棘。それが無数に散りばめられている。

  すらりとした先端と正反対の根元には大きな瘤。恐らく交尾をした際に抜けないように存在しているのだろう。

  今も狼が先走りを垂らす度にびくびくと脈動し、根元から竿の中ほどまでをぐるぐると動き回っている。

  浮かび上がった血管も、まるでツタの様だ。睾丸は股間の中に埋もれているが時折外へ顔を出す。大きさはリンゴと同じ程度。

  「ふぇふぇっ、ぐげぇっ♥ぐげぎゃぎゃっ、ぎゃふぇっ♥」

  奇怪な声を上げながら豹は虚ろな目つきのまま狼に抱き着こうと両腕を伸ばす。

  逸物はむくむくと膨らみあがり、先走りと精液を断続的に噴き出させて。

  使い込まれている黒ずんだそれはもう本来の役割を果たすことは無いだろう。

  狼は逸物を豹の雄穴に宛がうと、そのまま。躊躇う事も無く、迷う事も無く。

  ずぶぐぅっ♥

  「ぎぐぃ”ぃ”ぃ”ぃ”っ♥」

  豹の雄穴を貫く。みぢみぢっ、と肉の千切れるような歪な音。だが豹はそれに対し、ありったけの精液を噴き出し快楽を示す。

  浮かび上がった腹。狼の逸物の形をくっきりと浮かび上がらせ、脈動と同時に持ち上げられる。

  アォォォォォォンッ!!

  狼は嬉しそうに、高らかに遠吠えを上げると、腰を振り始める。心地よく締め付ける豹の中は暖かく、動かすたびに粘液が飛び散る。

  強く凝縮された雄と汗の臭いはいつの間にか雌の香りと鉄の臭いが混ざり合い、狼の劣情を煽る。

  初めて行うはずなのに、知っている。この交尾の悦びを、感覚を、快楽を、愉悦を。

  アォォォォンッ!!

  豹の腰をがっしりと掴み、腰を振る。ずがんっ、ずがんっ、と腹が持ち上がり、凹み、再び浮かび上がって。

  その衝撃に豹はだが目を上に向かせるとこの世のものとは思えないような声を上げ続ける。

  桃源郷に居るかのような。酒池肉林に溺れるような。快楽に溺れ切った声。雌の声。

  「ひぃ”ぃ”ぃ”っ♥ごっ、ぎっ、がぁ”っ♥ぉ”ぉ”っ♥ぐぎゃげぇ”ぇ”ぇ”っ♥」

  グルルゥゥッ!ガァァァ”ッ!!ォ”ォ”ォ”ンッ!!!

  骨が軋み、肉が弾ける。豹は血の混ざった涙を流し、唾液をだらだらと垂らしながら狼の体に縋りついた。

  狼は背中を丸め、豹の体を抱え込む。狼の中にすっぽりと納まった豹はもはや声を出すことも出来ない。

  ただただ、密度の高い肉体にうずもれ、全身を痙攣させるだけ。

  ォォォォッ、ォ”ォ”ォ”ォ”ッ!!!

  ぐぢゅっ、ぐぢゅんっ、と抽送を繰り返すたびに締まりを強くする豹の雄穴に狼は牙を喰いしばった。

  背中に稲妻が走る。腰の奥にマグマが滾る。吐き出したい、注ぎ込みたい。その欲望を。

  ォォォォ”ォ”ォ”ォ”ォ”ッ!!!

  どっ…ぶっ…びゅるっ…

  「ひぃ”っ、ひっ、ひっ、ひぎぃ”ぃ”ぃ”っ♥」

  びゅぐるごぶびゅるぅぅっ♥どぶっ、どぼっ、ごぼっ、どぶぶびゅるぅぅっ♥

  月に吼え、狼は豹の中へ情け容赦なく注ぎ込んでいく。

  ムースのような精液が注ぎ込まれると豹は背筋を仰け反らせ、何度も何度も全身を痙攣させる。

  びゅぐっ、びゅぐっ、びゅぐるぅぅっ♥どぶっ、ごぶっ、ぼびゅぅぅっ♥

  「ぃ”っ…~~~ッ♥♥」

  やがて狼の逸物の根元が激しく蠢き。瘤がせり上がり。豹の雄穴へと侵入していく。

  一瞬広がった結合部からぼどぼど、と精液が落ちて。だがそれはすぐに瘤でもって埋められていく。

  隙間なく収まった瘤は更に奥へ。…犯す雄を確実に孕ませるように、奥へ奥へ。

  射精の勢いは弱まる事も無く。豹を埋めていく。腹が膨らみ、喉元までせり上がり。

  「ごぼっ…おぼっ…♥」

  口から精液を溢れさせながら、豹は絶頂へと溺れていく。

  その様子を眺めながら。狼は嗤った。

  [newpage]

  出会う護衛達を。自分を使い捨ての道具のように使い、笑っていた護衛達を。

  「ぎゃぎぃ”ぃ”っ!?!?」

  ゴミくずのように肉塊に変えていくのは心地よかった。頭を掴み、力を込めると情けない断末魔を上げ、失禁しながら全身を弛緩させる。

  その肉塊を他の護衛にぶち当て、全身を粉々にするのはとても楽しかった。

  「たすけっ、ゆるしっ、たすけてしにたくないいやだいやだいや」

  涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにしながら助けを求める護衛。

  狼がそうしてもただただ汚らしい笑みを浮かべながら凌辱を繰り返したそれの首をねじり脊髄を物故抜くのは心がすく。

  そしてその脊髄を飲み込み、咀嚼するのは美味だった。

  スライムも喜びを表すようにぐちゅぐちゅと狼の肩で蠢き。跳ね。狼の耳の中から全身へ駆け巡っていく。

  そうすればより一層、全身にあふれる力が増していくのが分かった。

  もっと、もっと、もっと。

  「くそっ、化け物めぇっ!!」

  惨劇に恐れず立ち向かう護衛。屈強な護衛は、肉塊にするよりも。

  ガァァァッ!!

  力任せに押し倒し、その体にスライムを纏わせる。

  「くっ、がっ、ぁ”っ…!?ぁ”ぁ”ぁ”っ!!!…ぁ”っ、ぁ”ぁ”っ…♥ひっ、ひひっ、ひひひっ♥」

  苦痛の声が裏返り、喜悦に溺れる。壊れ蕩けた声を上げる様になれば、逸物を雄穴にねじ込み。

  「ひぃ”ぃ”ぃ”ぃ”ぃ”んっ♥」

  犯し、孕ませる。それはとても気持ちいい事だった。

  惨劇の後に残るのは、肉塊か、餌か、孕み袋か。

  狼はぶちぬいた天井から覗く月に向かい。吼える。

  [newpage]

  かつて商人が偉そうに座っていた机。そこに腰かけ、狼は肘をつき、膝を組む。

  血の匂いと雄の臭いと雌の臭いが充満した部屋の中で、狼は手をちょい、と上げる。

  そこに群がるのはかつて護衛だった、雄。だが雄でありながら、彼らの腹は歪に浮かび上がり、時折生命を感じさせるようにどくん、と蠢く。

  「ふへ、ふへへ、ふへぇ♥」

  「ひひっ、ひひっ、いひひっ♥」

  壊れたように笑みを浮かべ、雄達は狼の手に縋りつき、指一本一本を、肉球を。舐めとる。

  心地よさにぐるる、と喉を鳴らし、狼は逸物を脈動させた。

  そして今度は別の雄達がその逸物に、太腿に、腹に、群がる。

  脇や太ももに舌を這わせ、うっとりと恍惚の笑みを浮かべ撫でる。

  その内の雄の一匹が。

  「ひぃ”ぃ”ぃ”っ♥ぃ”っ、ぃ”っ、ぃ”っ♥ぁ”っ、ぃ”っ、ぃ”ぃ”っ♥」

  四肢を無茶苦茶に動かしながらだが歓喜の声を上げる。

  ぶしゅぅっ、と雄穴から透明な体液が噴水のように噴き出し。

  「ひぃ”ぃ”ぃ”ぃ”っ♥」

  ずぢゅるっ、じゅっ、ぢゅるっ、どぶぢゅるぅっ♥

  ごばぁっ、と。直後、雄穴から体液ではないものが。スライムが飛び出す。

  「はーっ、はーっ、はーっ…♥」

  グルルルゥッ!

  生まれたスライムを足先で撫でまわし。狼はスライムを産んだ雄を持ち上げた。

  凹んだばかりのその腹に。

  「ひぎぃ”ぃ”ぃ”っ♥」

  再び種を注ぎ込むために。

  腰を振り、逸物を捻じ込み。喜悦に表情を歪ませ、耳に舌を挿入する。

  その様子を周りの雄達は羨ましそうに。中には想像だけで達してしまったのだろう、雄穴から断続的に粘液を溢れさせるものも居た。

  アォォォォンッ!

  狼の遠吠えに、雄達は恍惚に満ち満ちた笑みを浮かべた。

  産めば孕ませられ。孕ませられれば産める。そこに見出せるのは快楽のみ。

  次は自分だ、と狼に媚びへつらい。少しでも自分の番が早く回るよう、狼に縋りつく。

  狼は彼ら全員を何度も孕ませ、そしていずれは。

  雄の生み出したスライムは、しばらくその様子を見ていたようだが。やがてその姿を消す。

  這いずり回った後は、外へ向かい、街道へ続く。

  新たな宴が興るのは、いつ、どこだろう。

  想像すれば、狼は期待に胸躍らせる。

  悦びに満ちた桃源郷は、いつか。いずれ。

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