淫獄の七日間 〜ヒーローが怪人に堕ちるまで〜(前編)

  「はぁはぁ……もうやめてくれぇ! おいら、また、おかしくなっちまぅ……うあぁぁぁ!」

  モニターの向こうでヒーロー、ランドイエロー……いや、怪人素体18号が悶え喘いでいる。

  口では嫌と言いながらも体は正直なようで、動物そのままに腰を振る滑稽な姿はモニター越しでもはっきり確認できた。

  黒タイツを身に纏った獣戦闘員1号の腰を掴み、尻穴にみすぼらしいチンポを抜き差ししながら、口の端からは涎を垂らす……その姿からヒーローとしての面影はすっかり消え失せていた。

  もう少しゲコ……もう少しでコイツをワシ色に染め上げられるゲコ……

  ワシ、イビルフロッグはモニターを眺めながら下卑た笑みが漏れるのを止めることができなかった。

  ──────────

  話は7日前に遡る。

  研究室にてワシの目の前に熊獣人、素体18号は立たされていた。

  茶色い毛皮に、太い手足、筋肉の上に脂肪を蓄えた土手っ腹……なんとウマそうな体だ。

  全体的に丸みを帯びながらもたくましさを感じさせるのは幼少期から学んでいたなんらかの武術──たしか、JUDOといったゲコか?──の賜物なのだろう、おもわずジロジロと視姦してしまう。

  そう、コイツは敵であるワシの前で裸を晒しているのだ。

  首元にハメられたは棘の付いた首輪には、この場所におけるコイツの管理番号であり名前でもある「No.18」が刻まれており、足首には重りの付いた足枷がハメられている。

  ヒーローであるコイツが無力にもワシの所有物となった証を見れば思わず嘲笑の笑みが浮かんでしまう。

  しかし、気に入らないのがその瞳であった。

  ヒーローとしての尊厳を破壊され、ワシとの交尾で性の悦びに溺れたはずなのに、コイツの黄色い瞳からは光が失われていなかった。それは抵抗の意志の証であった。

  「てめぇ、おいらをこんな目に合わせやがって……ゆるせねぇぞ!」

  威勢良く声を上げるが、足枷をされていれば飛びかかることもままならず反抗的な態度を取る他ないのだろう。

  しかし、その表情からはワシに対する畏敬と欲情が見て取れる。肉体はしっかりと染まっているようだ、あとは精神をどう堕とすか……

  「ゲロゲ〜ロロ! ワシと交尾しながら、タイラント帝国に忠誠を誓うと言ったことを忘れているようゲコね」

  「あれは……!? ち、ちがう……」

  顔を赤くしながら否定しようするが口ごもる素体18号。恥辱、屈辱、敗北感……そんな感情が蘇ったのか顔を俯けて黙り込んでしまう。ワシは内心に加虐的な欲望がこみ上げてくるのを抑え込みながら本題に入る。

  「まぁいいゲコ。オマエが心からタイラント帝国に忠誠を誓いたくなるよう、ワシは1週間の洗脳プログラムを組んだゲコ」

  「せ、洗脳プログラムだ?」

  「そうゲコ。ヒーローであるオマエは怪人化薬が効きにくいようゲコ。ガイアの力という物が邪魔しているのかもしれないと仮説を立てているゲコ」

  「そのヒーロー性を堕落させ、オマエを怪人素体として完成させることが目的のプログラム……実験ゲコ」

  「ふざけるな! おいらがそんなもの受ける訳ないだろ!」

  「馬鹿ゲコか! オマエに選択権はないゲコ。ただし、条件を出してやろうゲコ」

  素体18号の反発は予想の範囲内であった。

  条件という単語に一層警戒心を高めている様子が見て取れる。

  「ココはタイラント帝国の本拠地ゲコ。オマエが今どんなに抵抗しようと、ココから逃げられないことはわかるゲコなぁ?」

  「もし1週間のプログラムを経てなお、ワシの洗脳に抗うことができればココから解放して仲間達の下に帰してやってもいいゲコ」

  「……二言はねぇんだろうな」

  ワシからの提案を受けざる得ない状況が理解できたのだろう、敵意を剥き出しにしながらも同意の意志を示した。

  「もちろんゲコ。ただし、オマエが7日間プログラムを受けて洗脳を受け入れた時は自ら怪人になることを選んでもらうゲロよ〜」

  「おいらが洗脳なんかに屈する訳ねぇだろ! 受けてやろうじゃねえか、洗脳プログラム!」

  素体18号の威勢の良さがいつまで続くか見ものゲコ……

  そして、淫猥なる実験が開始された。

  [newpage]

  [chapter:1日目]

  おいらはイビルフロッグの指示に従い、薄暗い長方形に広い部屋に通された。

  洗脳プログラム、それが危険なものであることは理解していたがこの状況では奴の提案を受け入れざる他ないことはわかっていた。仲間の下に戻って皆に……アイツに……ちゃんと謝りたいんだ。

  だが何よりおいらが怖かったのはイビルフロッグの声を、匂いを、視線を間近で感じると胸の奥がモヤモヤしてチンポがヒクついちまうことだった……

  ヒーローの仲間達と一緒にいては味わえない、あの快楽を求めてしまうのが怖くなりあの場から一刻も早く離れたかったんだ。

  「おい、イビルフロッグ! 指示通りに部屋に入ったぞ。早く始めやがれ」

  『そうせかせかするんじゃないゲコ! まずはオマエにはこの部屋で三日三晩 過ごしてもらうゲコォ』

  スピーカー越しのイビルフロッグの声が部屋に響く。暗闇に慣れてきたため辺りを見回す。

  特に何の変哲もない四方を黒に囲まれた部屋。こんなところで三日三晩? そう疑問に思ったところで突然天井灯が点き、その明るさに目が眩んじまった。

  「んっ……んあ? な、なんだよこりゃ」

  光に目が慣れたおいらの視界に入ってきたの、やっぱり一面の黒だった。

  だけど、何かがおかしい……光に照らされたソレは1個1個が光沢を帯びた、ひとかたまりではなく個が群を為すことによって構成された「黒」……整然と列を成して立っている何十体もの戦闘員達だった。

  『ここは戦闘員達の待機室ゲコ! 今、コイツらには "待機" の命令を出しているゲコが……』

  『戦闘員共よ、そこにいる "素体18号を犯せ" ゲコ。特別に射精も無制限で許可してやるゲロロ〜!』

  「「イ"イ"ィ"ィ"ィ"♡♡!!」」

  「「ブゴォォォ♡♡!!」」

  「「キュイィィィィ♡♡!!」」

  スピーカー越しのイビルフロッグの命令を受け、熊、犬、猫、豚、猪、イルカ……様々な獣人の特徴を持った戦闘員達が各々の奇声を上げて、おいらに向かって歩いてくる。

  「お、犯せ……!? てめぇ、何を」

  『ゲロゲ〜ロ! 怪人のエネルギー補給方法の1つは粘膜から精液を吸収することゲコ。今のうちに色んな個体と交尾をして快感を覚えていた方が、怪人になった後の楽しみが増えるゲコよ』

  スピーカー越しの加虐性に満ちた楽しげな声が腹立たしい。おいらは逃げるようとするが重りの付いた足枷がそれを許してはくれなかった。

  ガチャリガチャリと重りを引きずりながら後ずさるおいらは、まず元は猪獣人であっただろう戦闘員のタックルを受け、地面に腹這いに倒れ込む。

  両手を床に着き前受身を取ったため顔を打つことはなかったが、そのまま猪獣人に背中にのしかかられれば、いよいよ身動きが取れなくなる。

  「フゴォーーーー♡ 獣戦闘員79号! 怪人素体18号への精液注入を行います! ブフォ! ブギィーーー♡♡♡」

  「や、やめろ……! やめてくれよぉ……」

  黒タイツに包まれていないマズルの先から漏れる熱い息が首筋に吐きかけられる度に体がゾクゾクと震えてしまう。

  欲情を高めている様子の猪戦闘員は黒タイツ越しに包まれた肉の棒を硬く勃たせ、おいらの尻穴に擦り付けてくる。

  ヌル……クチュ……ヌルル……クチュ

  戦闘員の股間部分はヌルヌルとした液体を纒っているようで、擦り付けられている内においらの尻穴はこじ開かれていき、中への侵入を許していってしまう。そして──

  ヌル……クチュ……ヌルル……チュポ♡

  「いっ……!? いぎぃぃぃ♡」

  「ブゴォォ!プギィ♡ブゴォォォォ♡」

  猪戦闘員の弛んだ腹がおいらの背中にぴったりと密着し、黒タイツ越しの戦闘員チンポが直腸に届かんばかりの勢いで尻穴の中へと侵入してくる。

  2回目の挿入。簡単に入ってしまった。

  猪戦闘員は口元から涎を垂らしながら腰のストロークを徐々に激しくしていく。

  排泄器官を性器として扱われる屈辱的な行為であるはずなのに、やはり性的な興奮を覚えていた。

  太ましい猪戦闘員チンポが腸襞を擦り、出し入れされる度に肛門が拡がっていくのがわかる。

  猪戦闘員の鼻息が荒くなり、腰のストロークが速くなる。本能的に射精の瞬間が近いことがわかり身構えてしまえば、それが尻穴を締めることに繋がり猪戦闘員のチンポにさらなる快感を与えることになってしまった。

  「ああ! ゔぅぅ♡ がぁぁぁぁ♡」

  「フゴォーーーー! フゴッ……! プギィィィ♡」

  ビュルビュルルルル!!!

  亀頭の先から放たれた獣精が黒タイツ越しにおいらの直腸に、肛門に、吐きかけられる。生暖かさが腹奥からじんわりと全身に伝わってくる。

  イビルフロッグに注がれたモノともまた違う精液の感触は、今のおいらにとって心地よさすら感じるものであった。

  満足したのか息を整えた猪戦闘員が、おいらの尻穴からヌチョリと戦闘員チンポを引き抜くと、倒れ伏すおいらの横手に立ち右手をナナメ前に出す……敬礼のポーズを取り始め──

  「ブゴォォーーー! 獣戦闘員79号。怪人素体18号への精液注入を行いまシタ。以後、トカゲ型戦闘員55号 様へと引き継ぎマス」

  後ろ手に下がっていく猪戦闘員に代わるように、新たに1体の戦闘員が倒れ伏す おいらの前に立って敬礼ポーズを取る。

  「トカゲ戦闘員55号、コレより口腔からノ精液注入を行う! 獣戦闘員よ、コイツを四つん這いにシロ、イ"イ"ィ"ィ"ィ"!!」

  長い尻尾を生やしたトカゲ戦闘員がそう宣告し、おいらを取り囲む他の獣戦闘員達に合図をする。

  どうやら獣戦闘員よりもトカゲ戦闘員の方が位が上のようで、獣戦闘員は指示通りにおいらの体を起こして四つん這いの体勢を強制してくる。

  トカゲ戦闘員はイビルフロッグと同じように股間の割れ目から勃起したペニスを取り出すと、おいらの顔の前に差し出してくる。

  まさか、これを咥えろっていうのか?

  たしかにエロ本で雌獣人がチンポを咥える……いわゆるフェラチオのシーンは見たことあるけどよ、雄のおいらがすることは想像したこともなかった。

  「勘弁してくれ! おいら、こんなことしたことね……うぷっ!? おえっ……!」

  おいらが口を開いた瞬間、トカゲ戦闘員が腰を前に出して口の中へと無理やり入れ込んでくる。青臭いような匂いとヌメヌメとした感触が舌を通じて伝わってくる。

  「イ"ィィ……下等な獣人が口ごたえなどスルナ。黙って咥えろ」

  上目遣いでトカゲ戦闘員の顔を見上げれば、黒タイツの隙間から見える縦長の瞳孔は冷たく有無を言わせないものであった。

  「んぐっ……! くちゅ……ちゅぼ…………ジュルル……んん、んんんぐ!」

  口の中という急所であるチンポを突っ込むという無防備な行為だ。

  食い千切ってやろうか……という気持ちも起きるが、なぜかそれを実行に移せず、あろうことか歯を立てないよう舌をカリ首や鈴口を舌を使って丁寧に舐めてしまう。

  「クッ……♡ 素体18号よ。初めてにしてはウマいではないか♡ ふん、下の口が寂しいか? オイ、獣戦闘員111号。何を突っ立っている。キサマも加われ……!」

  フェラチオ奉仕を続ける内に呼吸がうまくできず苦しくなってくるおいらを傍目に獣戦闘員111号と呼ばれた犬型戦闘員は敬礼ポーズを取ると、おいらの尻へと回ってきた。

  「ワ"ォ"ォ"ォ"ォ"ン"! 獣戦闘員111号。これよりトカゲ戦闘員55号 様のサポートのため肛門からの精液注入を行いマス!」

  そう言った犬戦闘員は腰をかがめて、ヌルヌルとした戦闘員チンポを再びおいらの尻穴へと充てがってくる。

  「ふごっ♡ んちゅ……! んぐぅぅぅ♡♡」

  ヌチョ……と音を立て戦闘員チンポがおいらの中に入ってくる。猪戦闘員に広げられたせいか先程よりもすんなりと受け入れてしまった。

  「イ"ィ"ィ"ィ"ィ"! もっと舌を使えヤァ、ヒーロー様よォォ」

  クチュ……♡ ピチュ……♡ チュパ……♡

  口をトカゲ戦闘員に、尻穴を犬戦闘員に犯され、前と後ろからの激しい責め苦を受け喘いでいいのか舌で舐めた方がいいのか、混乱していると犬戦闘員のチンポの先が的確に気持ちいい場所を突いてしまった。

  ヌチョ♡♡!!

  「ああっ! うがぁぁ♡♡♡」

  ガリッ

  不可抗力で喘ぎ声をあげた おいらは、口の中のトカゲ戦闘員のチンポにうっかり歯を立ててしまった。

  「イィィッ!? キサマ、歯を立てたな!?」

  ビタン! とトカゲ戦闘員の長い尻尾に頬を打たれ思わずトカゲ戦闘員のチンポを口から離してしまう。

  「謝れ! 床に頭をつけて謝れ!」

  「誰がおまえら戦闘員なんかに頭を下げるか……ぐおっ!」

  反発すれば再び尻尾の平手が飛んでくる。

  痛みに耐え反抗の意志を持った瞳でトカゲ戦闘員の顔を睨みつけていたが……

  「ワ"ォ"ォ"ォ"ォ"ン!! トカゲ戦闘員55号 様に謝れ、素体18号」

  ヌチョ♡ズン♡ズン♡ズン♡

  「あぁぁん♡」

  先ほどの一突きでおいらの弱い所を見抜いたのか犬戦闘員が重点的にソコを責めて来る。顔面の痛みと、肛門の快感を連続で受け続けた おいらは次第に姿勢を崩していく。そして──

  「あっ♡ うぁぁぁ♡ ごめ、ごめんなさい……♡」

  気づけばおいらは頭を床に着け、尻を突き出すような格好で謝罪の言葉を口にしていた。

  この格好の方が犬戦闘員のチンポが気持ち良い場所に当たりやすくなることに気づいちまったのだ。

  ズン♡ ズン♡ ズン♡ ズン♡

  「ハハ、頭を下げながら尻を突き出して快楽を求めるなぞ無様な姿ダナ、ランドイエローよ。だが……『ごめんなさい』ではない、『申し訳ありません、トカゲ戦闘員55号 様』だ」

  ズン♡ ズン♡ ズン♡ ズン♡

  「はぅぅ♡ アッ……♡ アウゥゥ♡ も、申し訳ありません、トカゲ戦闘員55号 様ぁぁ!! ふがっ!?」

  ズン♡ ズン♡ ズン♡ ズン♡

  脳が悔しさを覚えるよりも先に犬戦闘員が与えてくる快楽が上書きしていた。すでに理性やプライドは手放していたのかもしれない。

  言い終わると同時にトカゲ戦闘員がおいらの頭を踏みつけてグリグリと床に擦り付けてきた。

  「ククク……ハハハ!! この時をどれほど待っていたことか……キサマが蹴散らしてきた雑魚戦闘員に蹂躙されるのはどんな気分だ?」

  そう、おいらは今、戦闘員に無様に平伏し許しを乞うているのだ。

  こんなおいらがヒーローなどと名乗れるはずもないのだ。

  ──オイラの心の中でナニカがコワレタ

  「あぁ♡ あぁ♡ うぁぁぁぁあ♡」

  「ふん、快楽に脳を焼かれて返事もできなくなったか? まあ、良い。さぁ、もう一度シャブれ。次に歯を立てるようなら、この首を締めてやるゾ」

  トカゲ戦闘員がおいらの首に尻尾を回して持ち上げると、戦闘員チンポを眼前に差し出してくる。

  レロ……♡チュパ……♡ クチュ……ンン……ングッ♡

  おいらはアイスキャンディーのように戦闘員チンポを甜め上げ、その先端にキスをすると口をすぼめながら頬張り始めた。

  クチュ♡ ペロ♡ チュパチュパ♡ ジュルル♡

  ズン♡ ヌチョ♡ ズン♡ ヌチョ♡

  おいらは媚びるような視線をトカゲ戦闘員に向ける。口で喋れない故に目で訴えかけるしかないのだ。

  その思いに気づいてか、気づかぬかは定かでないがトカゲ戦闘員55号 様は黒タイツに覆われていないマズルの口元を邪悪に歪めた。

  「よし、そろそろイクぞぉ、素体18号!オレがイク時に思いっきり吸いツケヨォ」

  「 獣戦闘員111号、キサマも同時にイクぞ!」

  「ワ"ォ"ォ"ォ"ォ"ン"!!」

  ズン♡ズン♡ズン♡ズン♡ズン♡ズン♡

  グチュグチュ♡ジュルル♡ジュルル♡

  トカゲ戦闘員の戦闘員チンポがさらに喉奥を突き、犬戦闘員の腰の動きがさらに速さを増していく。

  おいらは必死で腰を振り、戦闘員チンポに吸い付いた。そして──

  「イ"イ"ィ"ィ"ィ"ィ"ィ"ィ"ィ".♡」

  ドロロドクドクドクドク♡

  「ワ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ン"ン"♡」

  ドピュルルルルルルルル♡

  熱を帯びた生温い獣精液が肛門に、熱を帯びない生臭い爬虫類精液が口内に注がれていく。

  「うっ……うぷっ……おえっ……!」

  ドロリとした爬虫類精液が喉奥にへばりつけばえづいてしまい、吐き出そうとすると喉元に巻き付いた尻尾がグッと動きを顔を見上げさせられる。

  おいらを見下ろすトカゲ戦闘員の冷たい視線は「飲め」と言っていた。

  おいらはソレに従わざる負えなかった。

  「ングッ……ゴクッ……ンック……ぷはっ!」

  生臭く冷たい精液を喉を鳴らして飲んだ。嫌な匂いが鼻を抜け、ネバついたソレは喉の粘膜に絡みついていく。

  まるで、おいらの体の中まで汚されていくようだった。

  「ククッ、いいザマだな。ヒーロー、ランドイエロー……いや、今は元ヒーロー素体18号か?」

  「はぁ♡ はぁ♡ お、おい……おいら、チンポがこんなに……」

  ぐったりと疲れ果て、大の字に寝転がるおいらだったが、あろうことか自分のチンポが天井に向けてギンギンに反り立っているのを見て唖然としてしまう。

  こんな無様な仕打ちを受けながら、おいらは感じちまってるっていうのか……?

  トカゲ戦闘員が近づいてきて、今度はその足でおいらの いきり立ったチンポを踏みつけて来る。

  「ぎゃん♡」

  「何を休もうとしている、素体18号。 イビルフロッグ様の命令でキサマはこの3日間オレ達の慰み者になるんだ。キサマにいままでの恨みをぶつけたい戦闘員はまだまだ大勢いるノダ……さあ、オマエはいつまで耐えられるだろうナァ。さあ、次ダァ!」

  トカゲ戦闘員のかけ声と共に、おいらを取り囲んでいた戦闘員達の中から馬戦闘員と牛戦闘員が、犬戦闘員や猪戦闘員よりも長い戦闘員チンポをいきり立たせながら迫ってくる。

  そう、洗脳プログラムは始まったばかりなのだ。

  [newpage]

  [chapter:4日目]

  素体18号を戦闘員待機室に閉じ込めて三日三晩が経った。ワシは好奇心からモニター越しではなく、直接様子を見に行くことにした。

  戦闘員待機室の扉のロックを解除する。

  扉を開けた瞬間、濃厚な獣臭、唾液、汗の体液が乾いた特有の臭い、精液の生臭さがワシの嗅覚を刺激してくる。

  それら全ての臭いが綯い交ぜになって充満した部屋の中央で黒ずくめの戦闘員に囲まれながら矯正を上げる獣人が1匹──

  「イイゾ♡ イイゾ♡ 素体18号よ♡ そうだ、ココが前立腺だ! サァ、50回目の射精だァァ♡」

  「ひぎぃ♡ グアァァアア♡ ぎもちぃぃ!! イグッ……またイ"ッチャウ"ーーーッ!」

  ふくよかな元白熊獣人、獣戦闘員1号に背面座位で突かれ、黒タイツに包まれた手で扱かれながら、素体18号の体が痙攣してビュルルルル! と勢いよく精液が放たれていく。

  獣戦闘員1号のチンポはワシの度重なる改造にように、かなり太くしているはずだ。

  それを受け入れられようになったことは尻穴の開発はだいぶ進んでいるのだろう。

  「イィィィ♡ 気持ち良かったか、素体18号よ♡ さて、今度はワタシもイカせてもらうゾ♡」

  「はぁ♡ はぁ♡ 獣戦闘員1号様、おいらに戦闘員精液を注いでくれや♡」

  大柄の獣戦闘員1号が背中から素体18号の体をホールドするように抱き締め、腰をガシガシと激しく振り始める。

  「オォォォン♡ はぁ♡ ハァ♡ 1年ぶりの射精許可だァァ♡ はぁ♡ はぁ♡ ワタシの濃厚戦闘員精液……受け取れぇ♡ オォォォン!!」

  獣戦闘員1号に抱き抱えられ、まるで壊れたおもちゃのように揺れていた素体18号がビクリと震える。

  どうやら たっぷり中に注がれたようだ。余程気持ち良かったのか、だらしなく涎を垂らして涙まで流しておるゲコ。

  しかし……ワシが直々に戦闘員待機室に来たというのに、誰もワシに気が付かないではないか。

  周囲を見れば素体18号だけでなく戦闘員同士で交尾し合っている個体もいるではないか。普段なら決して許可しない無制限の射精を許可したせいで溜まりに溜まった欲求を吐き出しているのだろう。

  コレだから盛りの付いた[[rb:獣人 > ケダモノ]]は愚かゲコ。

  ん? [[rb:爬虫人類 > レプタイル]]を改造したトカゲ戦闘員も好き放題やっているではないか。

  まったく……やはりこのような低能な個体群には個性を、自由を奪い、徹底的な管理が必要なのだ。

  たるんだ戦闘員共に喝を入れるべく、大きく息を吸い、土手っ腹に力を込めた。

  「戦闘員共、何を好き放題しているゲコーーー!」

  「「イィィィィ!? イ ビルフロッグ様……!」」

  [[rb:主 > ワシ]]が突然入ってきたことに驚き、戦闘員達が慌てて交尾をやめて忠誠の敬礼を捧げてくる。

  射精をしたばかりで上気していた獣戦闘員1号などは、ワシの存在に気づくと素体18号の尻穴から乱暴にチンポを引き抜いて立ち上がって敬礼ポーズをしたためチンポの先から精液がポタポタと床に垂れている。

  「うぅ……イビルフロッグ……様?」

  獣戦闘員1号に突き飛ばされて床に倒れる素体18号を見て、ワシはこのプログラムの第一段階が成功したことを確信した。

  ふさふさとしていた体毛は汗、涎、精液……あらゆる体液で汚れ、毛並みはゴワゴワとし、付着した精液がそのまま乾いて凝固した箇所が所々に見られる。

  この3日間、シャワーも浴びせてないのだから当然であるが獣臭と精液臭を体から発しているが当人はそんなことも気にする余裕はなさそうだ。

  戦闘員共に何度も貫かれたのだろう尻穴からは精液を溢れさせており、肛門の粘膜は摩擦により桃色から[[rb:どどめ > ・・・]]色に変色している。くっぱりと縦割れしたアナルはすでに性器と化したも同然であろう。

  朦朧としている素体18号のそばに寄ると、顎を持ち上げて瞳を覗き込む。

  その澄んだ瞳に一点の濁りが生じ始めているのを見れば、思わずほくそ笑んでしまう。

  「よく、この実験に耐えたゲコね。素体18号、そんなオマエにプレゼント……ゲコ♡」

  ワシはポケットから薄い緑色の液体が充填された注射器を取り出す。

  首輪がハメられた首筋に注射針を刺せば、怪人化薬「MONSTER」を薄めた薬品を注入していく。

  「うがっ……ぐがっ……あっあぁぁ……!」

  体表にボコボコと瘤ができては消え、苦しそうに呻いたものの、すぐに変化が落ち着いていく。未だガイアの抵抗力は顕在ということだ。

  今はこれでいい。

  心を堕とすのと並行して徐々に怪人化薬を体に馴染ませていくことも有効だろうと仮説を立てている。

  「戦闘員共よ、よくやってくれたゲコ! 先程の痴態は不問に処すゲロ!」

  「最後の仕上げゲコ。素体18号の不潔な体を洗浄した後に洗脳室へと連行するゲコ! それが終わり次第、射精許可を取り下げ、通常任務に戻ることを命じるゲコ」

  「「「イ"ィ"ィ"ィ"ィ"ィ"ィ"ィ"ィ"ィ"!!

  承知いたしました。イビルフロッグ様に絶対の忠誠を!!」」」

  声を揃えて全戦闘員が敬礼を捧げてくる。良い眺めだ。この戦闘員達はワシの命令に従うことを絶対の快楽と認識しているのだ。

  どんな理不尽な命令も受け入れる便利であり、哀れな存在だ。

  数体の戦闘員が、気を失った素体18号を担いで洗浄ルームへと向かっている。

  ヤツはこれからどんなプログラムが待っているのか知る由もないのだろう。

  加虐的な笑みが抑えられない。

  キサマはどう足掻いても、このワシの最強の怪人となるのが決まっているのだから。

  洗脳プログラムはココからが本番……ゲコ♡

  (つづく)