第0話 Jewel of Anotherworlds ANCIENT_GOD_Magic-the other storys-ジュエルペット編

  ポケモンと呼ばれる世界から自分達のいる世界に一時

  戻ってきてから早1週間。新たなもう1つのエグマを改めて

  探し出していた我々の元に新たな情報が飛び込んだ。

  毎度おなじみ 天才少女のエンスィから呼び出しがかかったのだ。

  これは間違いなく新たな手掛かりを何か掴んだという事だろう。

  …そして俺は呼び出しの掛かった拠点シップにある

  エンスィの研究室に向かった…。

  竜也「おう、待たせたなエンスィ。で?俺をわざわざ

  呼び出してまでして直接話したい事があるって事は…

  もしかして例の件に何か進展があったのかい?」

  エンスィ「フフッ、察しが良いわね。その通りよ!

  ・・・まずはコレを見て。」

  そういうとエンスィがボタンを押してホログラムと

  ディスプレイを作動させた。するとそこには

  どこか地球に似ているが少しだけ雰囲気の違う不思議な惑星の映像

  とパラレル現象が起きている瞬間を捉えた動画、そして

  類似した惑星がいくつか表示され、ディスプレイモニターの

  画面中央には[[rb:瞳が美しさを感じるまでに輝いた>・・・・・・・・・・・・・・・]]

  [[rb:不思議な動物達>・・・・・・・]]が、魔法陣魔法を使っている画像と

  詠唱型魔法を使っている瞬間を捉えた画像が表示されていた…。

  俺は、それらを見ただけでこれらの情報が何を表すのか

  少しだけ悟った。そしてこう言った。

  竜也「これは…詠唱型魔法と魔法陣魔法使い・・・!?

  しかも、1つの世界に対しこんなにもパラレルワールドが…?

  これは・・・確かにもう1つのエグマがある可能性は

  十分にありそうな場所と言えそうだな!」

  エンスィ「驚くのはそれだけじゃないわ!これも見て!」

  そう言いながらエンスィはボタンをクリックすると、

  右中央の大画面にそれぞれの惑星で撮ったものと思われる

  あの瞳が輝く不思議な動物達の画像と大まかな

  プロフのようなもの表示された。俺はそれを見て

  何が驚くべきことなのかすぐにわかった。そして こう言った。

  竜也「1つの世界に対してこんなにも同じ人物のアザーが

  存在しているのか・・・!しかもこれ…もしかして・・・

  シンクロなどが殆ど起こらずそれぞれのアナザーワールドが

  独立して存在意義を確立してるって事か!?だって、普通

  見た目や名前が同じなのにここまで使う魔法に差異なんて

  本来でないもんだし・・・」

  エンスィ「この画像情報を見ただけでそこまで分かるなんて

  流石ね。その通りよ。これだけ沢山のパラレルが

  存在しているにも関わらず それぞれの世界が独立して

  安定しているの。だからアザーに出くわしてもシンクロが

  起こる事はまずないし、ましてや1つに融合してしまう

  なんてことは、絶対にありえないでしょうね。

  少なくともこの世界で普通に生きていく分には・・・。

  …だからって訳じゃないけれど この世界に送り込んだ

  分身やアンドロイド達に聞き込み調査をしたときに実は

  もう1人の自分から突然電話連絡が来るという体験をした

  この世界の住人も中には居たそうよ。勿論、その現象が

  起きた時にシンクロなどの現象は全く起こらず普通に

  もう1人の自分と友達感覚で会話をしたそうよ。」

  竜也「!!!・・・なぁ、それって どこで仕入れた情報?」

  エンスィ「このジュエルペットの世界の7個目の

  パラレルワールドで仕入れた情報よ。

  [[rb:瞳が赤く輝いている白兎の魔法使い>・・・・・・・・・・・・・・・・]]が私の分身に

  自慢げに この話をしていたわ…。」

  俺「へぇ~・・・。」

  [newpage]

  エンスィ「あ、そうそう。今の話で思い出したんだけど、

  どうやらこの世界にもちゃんとした名前が存在しているらしく、

  しかも それぞれのパラレルワールドにも固有の名称が

  それぞれ1つずつ付いているらしいわよ。」

  竜也「そうなの?」

  エンスィ「ええ。まず、この世界はどうやら

  『ジュエルペット』という名前で呼ばれているそうよ。」

  竜也「じゅえるぺっと・・・・・・。」

  エンスィ「そして1つ目のパラレルには『[[rb:無印>むじるし]]』、

  2つ目には『ティンクル』、3つ目には『サンシャイン』、

  4つ目には『きらでこ』、5つ目が『ハッピネス』、

  6つ目は『レディ』、7つ目は『マジカルチェンジ』と、

  呼ばれているそうなんだけど・・・。」

  竜也「けど・・・?」

  エンスィ「いくら聞き込み調査をしても8つ目の

  パラレルワールドの固有名称だけ全く判明しなかったのよね…。

  残念だけど。」

  竜也「そうなのか・・・。」

  エンスィ「でも、こんな面白い話なら聞けたわよ」

  竜也「なに?」

  エンスィ「4つ目のパラレルワールドの固有名称、

  『きらでこ』って言ったでしょ?あれ、正確には

  『きら』がひらがなで『デコ』がカタカナ、そして

  きらとデコの間には[[rb:☆>ほしマーク]]があり、

  最後のデコのあとにはカタカナで小さい『ッ』と

  『[[rb:!>ビックリマーク]]』が付いて『きら☆デコッ!』って

  言うのが正式な固有名称らしいわよ…。」

  竜也「なんじゃそりゃ・・・(笑)」

  エンスィ「知らないわよ~(笑)でも、その世界の住人が

  実際に そうやって言っていたんだからぁ~・・・。」

  竜也「そうなんすか・・・。」

  [newpage]

  竜也「そういや 今回見つけた複数のパラレルが共存している

  そのジュエルペットだかって世界において

  何かエグマの反応か何かは既に見つかったのかい?」

  エンスィ「前にも言ったけど まだ もう1つのエグマの特徴を

  確実に見極められていないので何とも言えないわね・・・。

  この間行ったポケモンの世界からの情報を基に探知機の更新も

  行ったんだけど・・・な~んかまだ重要な何かが

  足りない気がしてならないのよねぇ・・・。う~ん・・・。

  何を見落としているのかしら・・・。もう1つのエグマの後継者

  やアイテムの共通点って・・・。」

  竜也「あれ?そういや、そもそも今までに見つかった

  もう1つのエグマの特徴って、どんなんだっけ?」

  エンスィ「まず、確実に言える事は人物の場合は必ず女の子である

  って点ね。そしてアイテムの場合は誰かに代々と

  受け継がれていたり伝説になってたりするなど とにかく

  歴史は深いという点。・・・あとは・・・まだ不確定要素だけど

  ポケモンの世界がそうであったように世界そのものに

  何らかの形でエグマが隠されている可能性があることと

  もう一人のあなた・・・つまりアザー竜也がいる世界である

  等といった事は間違いなく共通点ではあるでしょうけど・・・

  でも今回行ってもらう このジュエルペットの世界ではまだ

  もう1人のあなたは発見できていないし・・・

  もう1つのエグマ後継者に至っては なにかは分からないけど、

  もっと重要な共通点があるような気がするんだけど・・・

  その共通点を発見できていないから、まだ 遠隔の

  大規模サーチで反応を確認する事は正直言って

  できないんですよねぇ・・・。だから、大変かもしれないけど

  今まで通り このジュエルペットの世界に直接赴いてもらって

  それぞれのパラレルで探知を直接あなたに行ってもらう

  必要があるんだ…。あ、でも今回は この見つかった

  8つのパラレルワールドそれぞれに行く為の方法は既に確立

  できているから その点は問題ないわよ。…大人数の

  移動などにはもう少し時間必要そうだけどね・・・。」

  竜也「そうか・・・わかった。じゃー早速そのジュエルペット

  だかっていう世界に行くための準備を始めてくれ」

  エンスィ「分かったわ。」

  そしてエンスィは また複雑そうな機械を手慣れた手つきで

  操作を始めると竜也に部屋の中央に移動するよう指示し、

  竜也は中央に移動した。そしてこう言った。

  竜也「フゥー。…今回の調査で もう1つのエグマの重要な何かの

  共通点の様なものが判明してくれるといいんだけどな。」

  エンスィ「ほんとそうね・・・。何とか見つけ出して

  ほしいものだわ。今回の行き先で累計の行った世界は4つ目

  になるはずだから、そろそろ大きな共通点は見つかっても

  何ら不思議はないはずなんだけど・・・住んでる世界も仲間達も

  驚くほどに共通点が少ないからねぇ・・・。ほんと、

  女の子って点以外でどういう共通点があるのか全く見当が

  今の私では付けられないわ・・・。年齢も見た目も種族も

  バラバラだし、使える魔法の種類もバラバラ。しまいには

  エグマの存在を知ってる人もいれば知らない人もいたし…

  ただ・・・生い立ちを聞くと誰しもがあなたやあなたのアザー

  と出会うまでの間とても苦労をしている子は多い印象は

  あったけど・・・苦労なんて誰しも何らかの形で少しくらいは

  するものだろうし、これは流石に共通点ではないわよね…」

  竜也「あぁ…言われてみりゃ確かに…俺と出会うまで

  苦労の連続って娘・・・結構多いよな・・・。正規エグマの

  仲間達も含めて。でも、確かに確定要素とは言いがたいな。」

  エンスィ「ま、ここで考えても仕方ないから とりあえず

  あなたをジュエルペットの第1パラレルに行かせる

  ことにするわね。もうすぐ準備できるからあとほんの少しだけ

  待っててもらえるかしら。」

  竜也「おぅ、頼む!」

  エンスィ「あ、そうそう。他のパラレルへの行き方は拠点シップと

  あなたの端末にデータを転送既にしてるから、着いたら

  忘れず確認しておいてね。」

  竜也「了解っす。」

  [newpage]

  こうして俺は再び新たな世界に新たな仲間を

  探す旅にでることになった・・・。

  エンスィ「そういえば・・・今回も行く前に誰にも

  知らせないつもり?」

  竜也「皆 他の調査で忙しいだろうしな。俺自身が会いたいと

  思えばいつでも戻ってくることは可能な訳だし変に心配

  掛けさせたくもないしな…。」

  エンスィ「でも、何も言わずに遠くに行った方が逆に変な心配を

  後から知った時に沢山掛けちゃうことだってあるのよ?

  あんまりお[[rb:仲間>よめ]]さんを悲しませるようなこと

  だけは絶対にしないであげてね?」

  竜也「分かってるって。・・・で?今回は皆で この世界に

  行けるようになるには あとどのくらいの期間 調整が

  必要になりそうなんだい?」

  エンスィ「一ヶ月かかるかかからないかぐらいだと思うわ。」

  竜也「そうか、わかった。」

  そして、そんな会話が終わると、機械と魔法がおりなす

  すごい異空間魔法が発生しだし、ジュエルペットの第1パラレル

  の世界への道が開かれた。

  エンスィ「あ、そうそう。今回の行き先には凶暴な生物などは

  いるって報告は一切上がっていないし、アイツらの手もまだ

  及んでいないみたいだから当分の間は平気だとは思うけど

  一応戦闘用具も一式拠点シップに積んでおいたからね。」

  竜也「そうか、助かる。」

  エンスィ「それじゃー、気を付けて~。可愛いお[[rb:仲間>よめ]]さん

  いっぱい連れて戻ってきてね~♥」

  竜也「おう!頑張るわ!」

  こうして竜也・・・いや、オリジナル竜也の

  新しいジュエルペットの世界の冒険が始まった・・・。