「私の幸せはどこですか?中編~死と絶望の44時間 1日目~」色違いニンフィア♂の家族5、アイマー(グレイシア♀)の過去編 EGM-tos-ポケモン編 特別編

  ~前回までのあらすじ~

  色違いニンフィア♂のイアンのパートナーである♀のグレイシア

  アイマーはフッとイアンと出逢う前にあった出来事を思い出し

  それを機にアイマーはイアンに自分が幻影の洞窟でイアンと

  出逢うまでに何があったのかを話す事にしました。

  ですがアイマーは口にするのも恐ろしい程の嫌な経験を過去に

  していたのか、何が起きたのかを思い出そうとした瞬間に

  PTSDの様な症状に襲われてしまいました。心配になったイアン

  は無理に話さなくてもいいと止めるも、アイマーはそれでも

  やっぱりあなたには知っておいてほしいと重い口を開き

  過去に何があったのかをゆっくりと語り始めました・・・。

  まず最初にアイマーは、自分の両親がグレイシア♀とライボルト♂

  だったこと、一時期[[rb:亜理亜>アリア]]という女の子とその母親である[[rb:真理愛>マリア]]

  という二人組の親子にゲットされていた時期があり、その人達の

  元で過ごしている最中に母親と同じグレイシアに進化したという

  話をイアンに打ち明けました。

  そしてこれはそんな話をイアンに打ち明けた直後のお話し…。

  [newpage]

  アイマー'「私がグレイシアに進化して…アリアの提案で

  パパとママに会いに数日後に行こうって事が決まって…

  丁度そのパパとママに会いに行く日の前日の時だったかな…?

  私がアリアからあの話を初めて聞かされたのは・・・」

  イアン'「あの話・・・?」

  アイマー'「うん・・・アリアのお父さん…[[rb:舞句>まいく]]さんのお話し…

  舞句さんはね…アリアが4歳の時に病気で死んじゃった

  らしいんだけど…生前にアリアはそのお父さんから色んな話を

  聞かされていたんですって。その中でも一番印象に残っている

  お話しが…私も一番印象に残ってる、アリアと交わした

  最後の約束だったから・・・・・・。」

  イアン'「えっ・・・?最後・・・の・・・?」

  アイマー'「・・・・・・うん・・・。最後・・・。あの日…

  アリアとした約束が…私がアリアとした・・・最初で最後の約束

  だったんだ・・・。どんなに辛い事があっても、絶対に

  前を向いて生きていこう・・・ってね・・・。」

  イアン'「アイマー・・・・・・。」

  アイマー'「んもう、そんな顔しないで?私は今・・・

  アリアのあの言葉を信じ続けたおかげで…あなたに出会えて…

  沢山の子供にも恵まれて…アンバーさんのお陰でこんなにも

  幸せな毎日を送れるようになったんだから・・・。皆との

  突然のお別れは辛かったけど…あの出来事があったからこそ、

  私はあなたに出会えた訳で…私達に課せられた使命のことも…

  気付けたわけだから…だから…!その・・・うまくは言えないん

  だけど・・・全く後悔はないって言ったら、流石に嘘になるかも

  しれないけど…とにかく、今私はとっても幸せだから!だから…

  心配しないで!」

  イアン'「アイマー!」

  イアンは我慢できずそのままアイマーを強く抱きしめた。

  イアン'「アイマー…僕は・・・僕は絶対に・・・

  お前を一人にはしないって誓うから・・・。」

  アイマー'「イアン・・・ふふっ、うん・・・。」

  アイマーは優しくイアンを抱き返しながらそっと自分からハグを

  やめて後ろに下がると、覚悟を決めてこう切り出した。

  アイマー'「ありがとう・・・。イアン・・・。(そして…

  パパ…ママ…お母さん・・・アリア・・・。私は・・・

  私は今・・・とっても幸せよ・・・♥だから・・・

  もう心配しなくても大丈夫だからね!アリア・・・・・・)」

  アイマーは少し長めに目をつぶりそう心の中で思うとイアンの方を

  真剣な顔つきで向いてこういった。

  アイマー'「…それじゃあ…話の続き…そろそろいいかしら?」

  イアン'「うん・・・・・・。」

  そう言った後アイマーは開口一番に衝撃的な一言を言い出した。

  アイマー'「ねぇ、イアン・・・あなたは…人間の間では

  EGMs地区3大大事件と呼ばれるようになったあの事件の事…

  知っているかしら・・・?」

  イアン'「あぁ・・・もう何十年も前にあったっていう…あの?

  何度か聞いた事はあったけど…まさか・・・!」

  アイマー'「うん・・・実は・・・さっき話した通り・・・

  パパとママの住処はあの火山の近くだったからさ・・・

  私がお母さんとアリアと3人でパパとママの元に進化した姿を

  見せに行ったあの日・・・私達は…あの事件に巻き込まれて…」

  イアン'「ま・・・まさか・・・皆死んで・・・!?」

  アイマー'「ううん、みんな死んだわけじゃないわ。大地震に

  巻き込まれて犠牲になっちゃったのは…パパとアリアだけ…。

  いや・・・それも違うかな…最終的には…あなたの言う通り…

  私一人になっちゃったから・・・。」

  イアン'「・・・・・・・・・・・。」

  イアンはあまりの衝撃的な言葉に難しそうな表情をしたまま

  ただただアイマーを見つける事しかできなかった。するとアイマー

  はそんなイアンに気が付いて両手で顔をにゅっと掴みこう言った。

  アイマー'「んもう、なんて顔して聞いてるのよ」

  イアン'「うおぉっ!ちょ!?」

  アイマー'「私は…あなたに心配してほしくてこの話を打ち明ける

  訳じゃないのよ?だから・・・そんな難しい顔なんてしなくて

  いいわ。ただ・・・聞いてくれるだけでいいから・・・。」

  イアン'「アイマー・・・・・・。」

  アイマー'「私はあの日・・・たった2つ日間・・・時間にして

  僅か44時間ぐらいの間に・・・家族を全員失ったの・・・。」

  イアン'「はっ・・・!」

  アイマー'「本当に・・・本当に辛かった・・・なんで私だけが

  生き延びてしまったんだろうって…私もいっそ死んでしまおうか

  と思ってしまったことも・・・あの時はあったほどにね…

  前にアンバーさんから聞いたんだけど…こういうのって、

  【サバイバーズ・ギルト】って…言うらしいわね・・・。

  でも・・・アンバーさんのお陰で…あの日の事を思い出しても…

  昔と違って死にたいって気持ちにはならなくなったし・・・

  何より・・・どんなに辛い別れがあっても・・・生きて幸せに

  なるんだって…アリアと約束したから・・・!だから・・・

  私は・・・もう、大丈夫だよ!」

  イアン'「アイマー・・・。ふふっ・・・君は・・・本当に

  強い女の仔だね・・・。僕と違って。」

  アイマー'「何言ってるの!あなただってゴロンよりは強いって

  ボスから褒められてたんでしょう?自信持ちなよぉ~・・・。」

  イアン'「それはそうだけど…君の心の強さには・・・

  今の僕では到底かなわないよ・・・」

  アイマー'「ふふっ、そんなことないわ。あなたは強いわよ…

  私以上に・・・(そう、本当に・・・。)」

  [newpage]

  ●―そしてこれは、そんなアイマーがイアンに打ち明けた

  EGMs地区3大大事件が起こる前日と当日と翌日にあった、

  アイマーが自身に宿りしアザーマジカルスの力に覚醒し、

  この世界を守る戦士として目覚め、同じ運命を持った

  イアンと出逢うまでに起きた過酷な3日間に及ぶ壮絶な

  アイマーの過去の物語である・・・―●

  アリアの提案でグレイシアに進化した姿を両親に見せに行くことを

  決めた日から数日が経ち、いよいよ行く日が明日に迫ったある日…

  アリアは部屋で2人きりになった時にアイマーにこんな話を

  突然持ち掛けたのだった。

  アリア「ねぇ、知ってる?」

  アイマー'「うん・・・?なに?」

  アリア「あのね?・・・人生、この世界で生きていれば

  良い事もあれば悪い事もあるの!もし今大きな不幸に

  直面していたとしても、いつかきっと、その不幸に

  見合っただけの大きな幸せが、自分の元にやってくるんだから!

  どんなに辛い事があっても、前を向いて生きて行こう!」

  アイマー'「えっ・・・?急にどうしたの?なんの話…?」

  アリア「ふふっ、…な~んてね♪実はこれ…お父さんが生前私に

  いっつも言ってた言葉なんだ・・・。パパがある日突然

  病気になってね…だんだん体の自由が利かなくなっていって…

  死が迫っていく中でも…私たち親子が二人で元気に生きて

  行けるようにって…いっつも私達の事心配してくれててね…

  入院して見舞いに会いに行く度に毎回この話をお父さんが

  してくれてたの・・・。落ちたものは必ず上がってくるものだ~

  とか、不幸のどん底を味わったなら、後は這い上がるだけだー

  ってね~・・・。でも…その言葉のお陰で私も・・・

  落ち込んでばかりじゃだめだって思えてきて・・・。」

  アイマー'「そうだったんだ・・・」

  アリア「お父さんも過去には色んな嫌な目に遭っていたらしくてね

  …名前のせいで子供時代ポケモンスクールに通っていた時

  いじめられてたり…突然働いていた会社が倒産したり・・・

  本当にお母さんと出逢うまでは、苦労の連続だったんだって…

  でも…自殺が頭をよぎるほど落ち込んでビルの屋上に行っていた

  時にね…どこからともなく現れた不思議なピンク髪の少女に

  止められて、こう言われたんだって。『あなたはまだ死ぬべき

  ではありません。でも、死ぬ勇気を持てた今のあなたなら、

  死ぬ気で物事に当たって現状を変えられるだけの行動を

  きっと起こせるはずです。・・・大丈夫・・・。あなたなら

  きっと大丈夫・・・。どんなに辛い事があっても、

  どんな不運な目に遭っても、神様は乗り越えられない不幸を

  人に与えたりはしないわ。この不幸を自分の力で乗り越えた時、

  あなたは、その不幸の経験に見合っただけの大きな幸せを

  いつか必ず手にできるから…どうか前を向いて生きて』…って…

  何か他にも色々長々しく、初めて会ったはずなのに沢山の事

  いっぺんに言われたみたいで…お父さんもよく覚えてなかったし

  私もこの話は数回しか聞いてないからわからないんだけど…

  私もね…何かよくわからないんだけど・・・この話・・・

  大好きなんだ~・・・。」

  アイマー'「へぇ~・・・。」

  アリア「だからね・・・お父さんが死んじゃった時は・・・

  すっごく悲しかったけど…私は…お父さんが残してくれた

  この言葉を信じて、前を向いて生きていくことに決めたんだ!」

  アイマー'「そうなんだぁ~!素敵ね。ふふっ・・・

  神様は乗り超えられる不幸しか与えない…か…。」

  アリア「うん!だからね・・・もしアイマーも今後・・・

  誰か大切な人と死別することになったり・・・突然受け入れ

  られないような大きな不幸に遭ったとしても・・・前を向いて

  生きていれば、いつかその不幸に見合うだけの大きな幸せが

  訪れてくれるはずだから、何があっても、前を向いて明るく

  生き続けてね!約束だよ?アイマー。」

  アイマー'「わぁ~!…うん!わかった!約束!」

  アリア「ふふふっ!」

  お母さん(真理愛)「アイマー、アリア~。ご飯の時間よ~!」

  アリア「は~い!行こう、アイマー。」

  アイマー'「うん!」

  [newpage]

  そしてアイマーとアリアが食卓に着くとお母さんがこう聞いた。

  お母さん「今日は二人で何の話してたの?」

  アリア「パパの話~!」

  お母さん「あら、[[rb:舞句>まいく]]の話してたの?」

  アリア「うん!明日はアイマーのパパとママに会いに行くし…

  私のパパのお話しも聞かせてあげたいな~と思って。」

  お母さん「そっかぁ~。じゃあ私もパパとの思い出話・・・

  色々聞かせてあげようかしら?」

  アイマー'「ほんとう!?聞きたい聞きたい~!」

  アリア「そう言えば私もしっかりとはまだ聞いてなかったかも!」

  お母さん「ふふふっ、二人ともそんなに気になるの?ふふっ、

  わかったわ。じゃあ、どこから話そうかしら・・・。

  やっぱり・・・出会いの話からかな?」

  アリア・アイマー'「うんうん!」

  お母さん「私が彼と初めて出会ったのは大雨の降っていたある日…

  人目の付かない路地裏あたりで一人傘もささずに地面に

  座り込んで落ち込んでいたのを偶然仕事帰りに見つけたのが

  最初だったのよね・・・人生に絶望したかのような虚ろな目で

  ピクリとも動かなかったから…心配になって私が声をかけたの。

  『大丈夫ですか?』って。そしたら彼・・・『あぁ・・・

  大丈夫です・・・。大丈夫ですから…どうか僕のことは・・・

  放っておいてください・・・』って言われちゃって…

  でも、何となく放っておけなくて…私いつもしてる傘の他に

  折り畳み傘も持っていたから、それを彼の元において・・・

  これ、返さなくても良いので使ってください!って・・・

  とりあえずその日は私だけ帰ったんだ・・・・・・。でも…

  数日後に偶然お店で彼と再会した時は・・・まるで別人の様な

  強い意志を持った人間に生まれ変わっていたわ。あとから聞いた

  話だったんだけど…なんでも自殺しようとした時にピンク髪の

  不思議な少女に止められて励まされて…それでやる気が出たとか

  ・・・この辺は前にもちょろっと亜理亜には話していたわね!」

  アリア「うん!丁度さっきアイマーにもその話してあげてた

  所だったんだよ~!」

  アイマー'「はい♪」

  お母さん「あら、そうだったのね。」

  アリア「それでそれで!二人はどうやってそのあと

  付き合うになったの?」

  お母さん「そうねぇ…一言で言うなら…彼の変わり様というか…

  彼の男気に私が惚れて・・・って感じかしらね・・・。

  彼、本当に今までに色々と苦労をしていたみたいだったん

  だけど・・・見る見るうちに自信家になって行って・・・

  だけど時折…自分の中の闇を見つめている時があるというか…

  そんな姿を見かけるうちに何だか…私が彼を支えてあげたい

  って気持ちになって来てね・・・連絡先を交換して頻繁に

  会うようになるきっかけは私の方から作っていたのよ。

  丁度彼…さっき話した自殺未遂があって以降、急に性格が

  変わって…私の職場の近くに新規事業を立ち上げてね・・・

  けど、そんなある時だったわ。私の方からプロポーズを

  しようと思っていたのに、彼の方から逆にプロポーズ

  されちゃってね・・・(照)元々日本人なのに外人みたいだ

  とかって名前弄りをされやすいとかいろいろ共通点が多かった

  のもあってか連絡先交換してよく逢うようになってからは

  結構進展が早くってね。交際を初めて1年もしないうちに

  結婚したわ。そしてあなたが生まれた頃には舞句の会社も

  軌道に乗り出して・・・気が付けば社長さんだもんね。

  お陰でお金には困らない生活を送れるようにはなったけど…

  見せびらかすようにお金を使う人間にはなりたくないからって

  こんな小さな賃貸住宅に住んだままでね・・・(笑)本当に…

  良いパパさんだったわ・・・・・・。でも・・・そんなある日…

  彼に病気が見つかって・・・。しかも、現代医学では治せない、

  指定難病にね・・・。余命8ヶ月と聞かされた時は・・・

  私は酷く絶望したものだわ・・・。でも、それでも彼は・・・

  『もともとあの日自分で終わらせるつもりの命だったんだ、

  大切な者達が出来て、お金も稼いで、人のためになる

  仕事が出来て・・・ここまで出来たら上出来じゃないか』

  なんてさ・・・(泣)あんな状態になってもいつも明るく

  振舞って…。『[[rb:真理愛>まりあ]]…娘を頼む』って言い残して…。

  本当に・・・良い…[[rb:人間>パパ]]だったわ・・・・・・。

  私が今、専業主婦をしていられるのも…彼が一生をかけて

  稼いでくれた貯金のお陰だし・・・・・・。本当に・・・

  感謝してもしきれないわ・・・。」

  アリア「ママ・・・・・・」

  お母さん「あっ!ごめんなさい!こんな・・・しんみりした話を

  するつもりじゃなかったのに・・・。つい・・・彼の事・・・

  思い出しちゃって・・・・・・。」

  アイマー'「大丈夫・・・?」

  お母さん「ふふっ、アイマー、そんな心配そうな顔しなくても

  平気よ?もうアリアとの二人暮らしをし始めてから何年目に

  なってると思ってるのよ・・・。あ、今はアイマーもいるから

  3人暮らしよね!うふふふふ」

  アイマー'「お母さん・・・」

  お母さん「さ!それじゃあ、食事が終わったら明日の準備に

  そろそろ取り掛かりましょうか!」

  アイマー'「うん!」

  アリア「は~い!」

  そしてそんな事があった翌日の日、ついにアリアとお母さんは

  アイマーを連れてアイマーの両親の元へと向かう日が訪れました…

  [newpage]

  お母さん「さて、準備は良~い?アリア、アイマー」

  アイマー'「ばっちりです!」

  アリア「おっけーだよー!」

  お母さん「それじゃあ…行きましょうか。」

  そういって3人が家を出たのが午前8時過ぎ・・・そして

  スペメルー火山の麓に着くと二人がアイマーに尋ねました。

  アリア「ねぇ、アイマー。あなたの両親がいた住処のある場所って

  どの辺だったかわかる・・・?」

  アイマー'「ええっとねぇ・・・確かあっちらへん。」

  そう言いながらアイマーは向かって右奥の木の生い茂った

  舗装が全然されていない場所を指さした。アリアとお母さんは

  顔を見合わせた後、こんな会話をし始めた。

  お母さん「あらら・・・この先なのね・・・まぁ、相手は

  野生ポケモンだし予想はしてたけど・・・この辺と違って

  ここから先は樹が生い茂ってて朝でも日が当たらず暗い場所や

  歩きにくい場所もあったりするから気を付けていきましょう。」

  アリア「うん、わかった!」

  アイマー'「二人ともはぐれないでね~」

  そんな会話をした後、アリアとお母さんはアイマーに案内

  されながらアイマーの両親の元へと向かって行きました・・・。

  そして、道なき道を歩く事数十分、AM9時を過ぎた頃にようやく

  一行はアイマーの両親のいる住処の近くに辿り着きました。

  アイマー'「あ!このすっごく大きな大木・・・!もうすぐだ!」

  アリア「うわぁ~・・・おっきい樹・・・!」

  お母さん「フフッ、本当に大きいわね…何mあるのかしら…」

  アリア「しかも縦にも横にも太い!もしかしたらグラードンより

  大きいんじゃない・・・?」

  お母さん「グラードンって確か・・・3.5mだったかしら?

  確かに余裕で超えてるサイズね…この大木・・・。いや、

  もしかしたらテッカグヤ2人分以上かも・・・?」

  アリア「えっ!?20メートル以上って事!?でも確かに

  30メートルぐらいはありそうなサイズだよね・・・」

  お母さん「こんな火山の麓の山奥にここまで大きなサイズの

  巨木があっただなんて驚きだわ・・・」

  アイマー'「二人とも~!立ち止まってどうしたの~?

  住処までもうすぐだよ~!」

  アリア「あ、待って~アイマー」

  お母さん「うふふふふ・・・」

  そんな会話をしながら二人はアイマーの元に駆け足で寄った。

  アイマー'「ええっと確かこの大木を背中にして向かって左側

  にある実のなる木のある場所の方に歩いてって・・・

  この大きめの岩を目印にしてその場で立ち止まり、

  地面を見て若干下り坂の様になっている方向の・・・反対側!

  こっちだね!ここをまっすぐ進んだら私の生まれ育った住処が

  あるはずだよ!パパとママ元気にしてるかな・・・」

  アリア「こっちに進めばいいって事かな・・・?」

  お母さん「じゃないかしら・・・」

  アイマー'「うん!このまま真っ直ぐだよ!ついてきて!」

  アイマーは笑顔でそう返事しながら小走りで住処に向かいだすと

  住処の入り口付近に見覚えのあるポケモン達がいた。

  アイマー'「あぁぁぁ~!パパー!ママー!」

  アイマーはそう叫びながら二匹のポケモンに小走りで向かった。

  ママ(♀グレイシア)'「えっ・・・?」

  パパ(♂ライボルト)'「んっ・・・?なんだ・・・?」

  ママ'「はっ・・・!あ・・・あなたは・・・もしかして…!」

  パパ'「あ・・・アイマー・・・なのか・・・?」

  アイマー'「うん!私ね、この間進化したの!それでね、

  アリアがパパとママに見せに行こうって言ってくれて…

  遊びに来たんだ!二人とも元気にしてた?」

  ママ'「まぁ、そうだったのね・・・!少し見ない間にこんなに

  大きく、たくましくなって…」

  パパ'「ママと同じグレイシアになったんだな。」

  アイマー'「うん!」

  アリア「ふふふっ、よかったね、アイマー。」

  ママ'「あら、あの子…あなたの事アイマーって呼んでるわね。

  私が付けた名前伝えられたんだぁ~・・・」

  アイマー'「うん!私がまだイーブイの時にね・・・

  あいうえおボードで一緒にお勉強してる時に教えたのー!

  私の本当の名前はイーブイじゃなくアイマーだよって。」

  パパ'「へぇ~・・・ってことは、人間と今意思疎通

  出来てんのか。凄いな・・・」

  ママ'「あなたは生まれた時から色んな事を知ってる頭の良い

  ポケモンだったからねぇ・・・。でも・・・」

  そう言いながらママはそっとアイマーを抱きしめてこういった。

  ママ'「また会えて嬉しいわ…おかえり、アイマー・・・。」

  アイマー'「うん、ただいま…ママ・・・。・・・あ、

  パパも・・・ハグする・・・?」

  パパ'「なっ(照)いいのか・・・?」

  アイマー'「えへへ・・・♥ぱぱぁ~♥ただいま~♥」

  パパ'「うん・・・おかえりアイマー・・・。」

  そう言いながらパパも近寄ってきたアイマーをそっと抱きしめた。

  するとそれを見ていたアリアは何となくお母さんの右手をそっと

  握りだして顔を見つめた後、笑顔でにっこりと笑った。

  [newpage]

  それから両親と再会したアイマーはアリア達と共に5人で

  沢山お話をしたり木の実を集めて皆で食事をしたりしました。

  そして楽しい時間はあっという間に過ぎて行き、気が付くともう

  昼過ぎ近くになろうとしていました。そして太陽の光が

  丁度空の真上辺りにまで登り始めようとしていたその時でした…。

  アリア「ねぇ、お母さん。今日は何時ぐらいまで

  ここにいていいの?」

  お母さん「そうねぇ・・・。さっき木の実も皆で食べてお腹

  いっぱいになっちゃったことだし…元々は昼食頃には戻る予定

  だったんだけど・・・まぁ、夕食のPM5時前頃辺りまでなら

  ここでアイマーの家族たちと遊んでても良いわよ。」

  アリア「やったぁ~!まだたっぷり時間あるね!次は何して

  遊ぼうか!」

  アイマー'「なにがいいかなぁ~?」

  ママ'「…幸せそうね、アイマー・・・。」

  パパ'「あぁ…。本当に…良いパートナーに巡り合えたんだな。

  あの時引き止めずに送り出して正解だったよ・・・。」

  ママ'「ふふっ、そうね。・・・あら・・・?」

  パパ'「ん・・・?なんだ・・・?」

  ツツケラ'「ちょ・・・!?なんだあれ・・・!?」

  ファイアロー'「おいおい・・・嘘だろ…!?また広がったぞ!」

  ポッポ'「な・・・なになに!?何が起きてるの?

  なんでみんな逃げてるの・・・?」

  エアームド'「東の空に急に変な黒い亀裂みたいな模様が

  浮かび始めたんだよ!しかもその近辺をうろついていた

  ネイティオやオドリドリたちが急にエスパータイプの技が

  使えなくなって…しかもその亀裂みたいなのがどんどん

  広がってきてるんだよ!アレに近付いたら俺達も何が

  起こるかわからねー!とにかくお前も逃げろ!」

  アゲハント'「みんな!ここは危険だわ!逃げて~!」

  突然空を飛んでいるポケモン達の一部が同じ方向を向いて急に

  慌ただしく叫びあっている声がアイマーの両親たちの耳にだけ

  聞こえはじめた。その直後、一斉に東方面からポケモン達が

  何かに怯えて逃げ出し始めだした。異変に気が付いた二匹は

  アイマー達に早く帰る様に伝えることにした。

  ママ'「お~い!アイマー!」

  アイマー'「ん?どうしたのママ?」

  パパ'「近くで何かあったっぽいから、今日はもうアイマーと早く

  家に帰った方が良い。」

  アイマー'「え・・・?でも・・・」

  ママ'「ここにならまたいつでも来れるんだから大丈夫よ!

  ほら、はやくアリアに伝えてきて。」

  アイマー'「う・・・うん・・・わかった・・・。」

  アリア「なに?どうしたの・・・?あ!あのボード使う?」

  アリアはそう言うと持って来ていた50音ボードを拡げた。

  するとアイマーは慌ててそのボードで【もうかえろう】と触った。

  それを見たアリアは不思議そうにアイマーにこう聞いた。

  アリア「えっ?もう帰りたいの?なんで?折角お母さんに

  5時辺りまで遊んでいいって言われたのに・・・。まだ

  昼過ぎたばっかりだよ?」

  アリアにそう言われたアイマーは今度はボードで【あぶない】と

  文字を触った。するとアリアは首をかしげてこういった。

  アリア「え?危ない・・・?何が・・・?どういうこと…?」

  すると今度はアイマーは【ちかくでじけん】と文字を触った。

  アリア「え?近くで事件・・・?・・・おかあさ~ん!」

  お母さん「ん?どうしたの?」

  アリア「何かアイマーが近くで何か事件があったみたいで

  危ないからもう帰った方が良いって」

  お母さん「え?近くで事件!?どういうこと?」

  アリア「どういうこと?」

  アイマー'「ええっとぉ・・・?パパ、ママ、私もそう言えば

  何が危険なのかよくわからないんだけど・・・どんな事件が

  今近くで起きてっていうの・・・?」

  ママ'「ごめん、実は私達も詳しくは分からないのよ・・・」

  パパ'「ただ・・・なんか空飛んでるポケモンたちの会話が

  気になってな…空に黒い亀裂がどうとか・・・」

  アイマー'「へ?なにそれ・・・?どういうこと・・・?」

  パパ'「すまん、ちょっと俺もよくわからねーし・・・

  こういう時は下手に動かない方が良い場合もあるだろうからな。

  ちょっと俺、皆が逃げてきてる北東方面に向かって何起きてるか

  様子見てくるわ。皆はその間この辺で待ってろ。高速移動で

  すぐパッと行ってパッと帰ってくるから。」

  ママ'「大丈夫?危なさそうだったらすぐ帰ってくるのよ?」

  パパ'「大丈夫だって。」

  アイマー'「気を付けて行ってきてね?」

  パパ'「ああ。すぐ帰ってくるからな。」

  《ライボルトの高速移動!》

  アリア「あれ?なんかライボルトすごい勢いであっちに行ったけど

  どうしたの・・・?」

  するとアイマーはその言葉に対して近くのボードをまた踏んで

  【ぱぱようす みにいった わたしら ここでまとう】

  と触った。するとアリアはすかさずママにそのことを伝えた。

  アリア「お母さん今アイマーのパパが近くで何が起きてるのか

  見に行ったみたいだから帰ってくるまで少しここで待っててって

  アイマーが言ってるよ。」

  お母さん「そう・・・。それにしても事件って…本当に何が

  起きているのかしら・・・それに・・・確かにさっきから

  ポケモン達が北東から逃げるように移動しているポケモン達が

  多いわよね・・・。私達も移動した方が良いかしら・・・?」

  アリア「でもでも、アイマーのパパはすぐ戻ってくるって…!」

  お母さん「う~ん・・・。何が起きているのか分からない以上

  下手に動かない方が良いかしらね・・・?」

  そんな会話をしていたその時だった。様子を見に行っていたパパが

  高速移動を使って皆の元に駆け足で戻ってくる姿が見えた。それに

  気が付いたアイマーとアリアはすぐにパパの元に近付いた。

  アイマー'「あ!パパ!早かったね!どうだった?」

  パパ'「あぁ、飛行タイプのポケモン達が言っていた通りなんか

  東北東辺りの空に変な黒い亀裂の様なものがあってどんどん

  その亀裂が大きくなっているのが見えたよ・・・しかもあの

  亀裂からなんか変なサイコキネシスでも出てるのか少し近付いた

  だけで変な感覚に襲われた。ありゃ確かに危険だ。できるだけ

  ここから離れた方がいいだろうな。」

  ママ'「そんな事が起きてたの・・・?」

  アイマー'「空に亀裂って・・・一体何が・・・?あ!ていうか、

  東北東付近って・・・確かルンボータウンのある方じゃ…?

  家に今戻ったら逆に危険なんじゃない・・・?」

  パパ'「た、確かに!すぐアリアに伝えろ!」

  アイマー'「うん!」

  アイマーはそんな会話をした後、慌ててアリアのスカートを

  引っ張り声を掛けるとまた何かを伝えようとしてるとすぐ察し

  アリアはまたあのボードをアイマーの元に置いた。すると

  アイマーは【いえ いま かえると きけん】と触った後、

  【とうほくとう そら きれつ】と触って伝えた。アリアは

  言葉の真意が良くわからなかったのでそのままお母さんに

  アイマーが伝えようとした言葉を伝えた。

  アリア「お母さん!なんかアイマーが今家帰ると危険、

  とうほくとう、そら、きれつ、って・・・言ってるんだけど…

  どういうことだろう・・・?」

  お母さん「東北東…空・・・亀裂・・・?はっ!?

  もしかして・・・ルンボータウン付近で事件が起きてるから

  逆に今家に帰ったら危ないって事かしら・・・?ちょっと

  空と亀裂の意味はよく分からないけど・・・」

  お母さんがそう言うとアイマーは大きく2回頷いた。それを見た

  お母さんは納得したように頷き返しながらこう言った。

  お母さん「この解釈であってるのね!わかったわ。なら

  まずは山を登って中腹付近にある山小屋まで行きましょう。

  あそこは水道も通っているし木の実もいくつか持って行けば

  数日はあそこでしのげるはずだわ。」

  アリア「わかった。じゃあ皆でまずは山小屋目指そう!」

  パパ'「…そう言う事なら俺は急いで住処に戻って木の実

  いくつか持ってくるな。すぐ行って戻ってくるから待ってろ!」

  《ライボルトの高速移動!》

  アイマー'「わかったー!」

  アリア「あれ?なんかまたライボルトがどこかに走って

  行っちゃったけど・・・?」

  そう言うとアイマーがボードで【きのみ すみか もってくる】と

  触った。アリアはそれを見てすぐに察した。

  アリア「山小屋に持って行く木の実取りに戻ったんだね!」

  お母さん「・・・なら、ライボルトが戻り次第すぐ山小屋の方へ

  向かいましょう!」

  アリア「うん!」

  そんな会話をした後、アリア達はライボルトの帰りを待ちだした。

  [newpage]

  そしてそれからほんの数十秒後の出来事だった。

  ゴルバット'「うわぁぁぁー!この世の終わりだぁ~!」

  オニドリル'「な~んだ嘘つきゴルバット。まーだこの辺

  うろついていやがったのか。今度は何だよ?

  Zクリスタルとキョダイマックスとメガストーンを合わせた

  生物兵器を使って世界征服しようとする奴らによって

  世界が滅亡の危機だとか色違いセレビィと色違いレックウザを

  同時に見たとか、ポケモンの言葉を喋る人間がいたとか、

  もうお前には付き合ってらんねーんだよ!こちとら

  東北東の空に変な亀裂みたいなのが現れだしてそこから

  逃げるのに忙しんだからよ!」

  ゴルバット'「その亀裂から今度は隕石が出てきてるんだよ今!

  あんなのが落ちてきたら大地震起きて火山も噴火すっぞ!

  山の方に逃げるのは危険だ!」

  オニドリル'「はぁ?何言ってやがる?亀裂から隕石落ちてきて

  大地震に火山噴火~?んな天変地異がいきなりいっぺんに

  起きる訳ねーだろ。これ以上話をややこしくすんな!

  そもそも山以外の方向に逃げるっつったらウィテルジナ方面に

  行くことになるけどあっちは俺達♂ポケモン達は立ち入れない

  ♀ポケモン達だけの縄張りがあるしむしろ西に逃げるのは

  危険だろ!んなことも分かんねーのかボケ!置いてくぞ!」

  ゴルバット'「だから逃げるなら北西に…って!待ってよぉー!

  俺は嘘つきじゃないってー![[rb:全部ほんとなんだから~!>●●●●●●●●●●●●]]」

  アリア「なんだかさっきよりポケモン達が騒がしくなってるね…」

  お母さん「皆山の方へ逃げて行ってるわ・・・ライボルト

  戻ってくるのまだかしら・・・?」

  そんな会話をアリア達がし始めていたその時だった。

  [chapter:【ピキッ!ピキピキッ!】

  【ぐごごごごごごごごご…!】

  【ひゅーーーーーーん・・・・・・】

  【ボジャーーーーン!!!】

  【ドゴォォォォォーーー!!!】

  【ぴゅわぁぁん…さぁぁぁっ!】

  【バァァァシャーーーン!!!】

  【ぐらぐらぐらぐらぐらぐら…】]

  スペメルー火山にいる者達にも聞こえるほどのガラスの様な何かが

  急激に割れていくような音が辺り一面に響き渡った直後、東北東の

  空の亀裂がさらに拡大したその瞬間、先端に赤い炎を帯びた

  この世のものとは思えないような歪な形をした強大な隕石が

  亀裂の中から現れると、そのまま真っ逆さまにぐごごごごと

  大きな爆音を立ててEGMs地区を取り囲む東北東の海域に隕石が

  ドゴーンと墜落した。隕石が海の水に触れたその直後、まるで

  隕石から魔法で真空波でも放ったかのような白い輪っかが猛烈な

  スピードで隕石を中心とした半径数百メートル先まで波状で

  飛んで行った直後、その隕石落下の衝撃で突如として辺り一帯に

  大地震が起きたのだった。

  アリア「きゃぁぁぁー!」

  お母さん「アリア!離れちゃだめよ!」

  アイマー'「な・・・なに・・・?これ…」

  ママ'「地震・・・それもすごく大きい・・・!ぱ・・・

  パパは大丈夫かしら・・・?」

  アイマー'「今は無事を信じよう…!あ・・・!揺れ・・・

  収まった・・・?のかな・・・?」

  普通の地盤のずれなどによる地震と違い、隕石落下による大地震

  だったため、巨大な揺れは数十秒もしないうちにすぐに収まった。

  アリア「・・・もう…動いて平気かな・・・?」

  お母さん「うん…たぶん・・・。大丈夫だった?アリア…」

  アリア「うん…私は大丈夫・・・。でも・・・・・・

  こ、これから・・・どうするの・・・?(泣)や・・・

  山…登るの・・・?私・・・お家帰りたい・・・!」

  お母さん「ど・・・どうしたらいいのかしら・・・?

  山の方が安全なのかしら・・・?それとも・・・

  家に戻った方が良いの・・・?わからない・・・。

  一体これからどうすれば・・・・・・でも・・・皆が

  あっちから山の方に逃げてたって事は・・・やっぱり今は

  街には戻らない方が良いかもって事よねぇ・・・?だったら…

  予定通り山小屋を目指すべきなのかしら・・・?」

  そう言いながらお母さんは山の方に目を向けた。その時だった。

  [chapter:【ドゴゴゴゴゴゴゴ…】

  【ドッッッッッカァァァーーーン!!!】

  【ドカーン!ドガガガガーン!!!】]

  突如大きな爆発音と共にスペメルー火山が大噴火を起こしだした。

  そして最初の大爆発で飛び散った超高温の火山灰達が辺り一面の

  木々に飛び散っていくと僅かその数分後には辺り一面が一瞬で

  火の海と化したのだった。

  お母さん「えっ・・・!?う…うそ・・・でしょ・・・!

  か、火山が・・・噴火した・・・!?」

  アリア「えっ?えっ?なに?今度は何?(泣)」

  お母さん「コ…ここは危険だわ!早く逃げましょう!」

  アリア「に…逃げるってどこへ?やま・・・?(泣)」

  お母さん「や、山はダメ!と・・・とととにかく…

  こういう時こそ冷静に…落ち着いて・・・・・・」

  アリア「う・・・うん・・・・・・。」

  そんな会話をしていたその時だった。

  [chapter:パパ'「おーい!アイマー!

  皆ー!無事か~!」

  アイマー'「あっ!パパの声だ!」

  アリア「今の声ライボルトだよね!

  無事だったんだ!」]

  遠くから かすかにライボルトパパの叫び声が聞こえた。

  その声が聞こえたアイマーとアリアは声のした方へ二人で

  迎えに行くためにダッシュで向かって行った。お母さんと

  グレイシアママも顔を合わせてライボルトの無事に安心すると

  突如としてアイマーとアリアの元に細長く黒い影が覆い被さった。

  だがこの時、その正体を気にしたものはまだ誰もいなかった。

  当然、突如足元が暗くなったことなど、周りの火事やこんな

  危機的な状況が続く中で幼いアリアとアイマーは気付く事は

  出来なかった。だが、その二人を覆っている影はどんどんと

  大きくなって行ったその時、やっとの事で母が何が起きようと

  しているのかに気が付いた。そう、それは・・・最初に起きた

  あの大地震で、地面に亀裂でも入ってしまったせいか、例の

  数十メートルはあろうかという巨木が、今にもアリアとアイマーの

  二人の頭上に倒れ掛かってきていたのだった。突如として

  二人の足元を覆いだした影の正体は今にも倒木しそうな巨木の影

  だったのだった。そのことにいち早く気が付いたお母さんは

  慌ててアリア達に向かって叫んだ。すると直後その声によって

  合流しようとしていたライボルトも異変に気が付いた。そして…!

  [chapter:お母さん「ハッ!アリア!

  危ない逃げて!」

  アリア「えっ・・・?」

  アイマーのママ「はっ…!?」

  ライボルト'「アイマー!」

  ≪ライボルトの電光石火!≫

  アイマー'「きゃぁぁぁ!えっ・・・」

  【どどどどど・・・】

  【ばたぁぁぁーーーん!!!】]

  アイマーはライボルトが間一髪で電光石火でぶつかって母の元へ

  吹き飛ばしたお陰で難を逃れたがアリアとライボルトはそのまま

  あの大きな巨木の下敷きになってしまった。

  [chapter:アイマーのママ'「あなたー!!!」

  アイマー'「パッ…パパー!!!」

  アリアのお母さん「アリアー!

  いやぁぁぁぁ!!!」]

  お母さんは慌てて倒れた巨木に慌てて走って向かおうとするも

  その場で思いっきり転倒してしまった。だが、それでも

  足を血だらけにしながらもお母さんは足を引きずりながら

  なんとか起き上がりアリアとライボルトの元へ向かった。

  そして同じくアイマーとママも倒木に向かった。

  [newpage]

  お母さん「あぁぁぁーーー!いやぁぁぁぁーーー!

  アリア!アリアぁぁぁ!(泣)」

  お母さんは推定高さ数十メートル、重さ数トンを軽く超える

  巨木にポケモンのひっかく攻撃をするかのように両手で

  必死に攻撃して倒木をどかせようとしたが当然そんな力では

  倒木はびくともしなかった。すると今度はアイマーのママが

  その倒木に向かって攻撃をし始めた。

  ママ'「あ・・・っ!あなたぁー!(泣)」

  《グレイシアママの氷のつぶて!》

  【ガンッ!】

  ママ'「んもぅっ!」

  《グレイシアママのひっかく!》

  【ガリッ!ガリッ!】

  ママ'「なんで・・・!(泣)」

  《グレイシアママの冷凍ビーム!》

  【カチカチカチカチ…】

  ママ'「んもぅ!」

  《グレイシアママのたいあたり!》

  【ドンッ!】

  ママ'「あぁぁぁ・・・(泣)なんで・・・なんで私は・・・

  こんなに弱い技しか使えないの・・・!パパが・・・

  ライボルトがこの樹の下敷きになっているのに…!

  なんで・・・(泣)私にはこの樹をどかす技の1つも

  覚えていないのよ・・・!」

  アイマーのママは懸命に何度も巨木に向かってひっかくや

  体当たり、氷の礫や冷凍ビームを放つもびくともしない。

  アイマーのママ'「んもう!何で私はこんな役立たずの技しか

  覚えていないのよぉ!ライボルトがこんなことに

  なってるって言うのに・・・!私はまだ・・・!

  ちゃんとあなたに恩返しもできていないのにぃ…!」

  アイマー'「あああぁ・・・・・・」

  アイマーは全てがあまりにも突然のこと過ぎて頭が回らず、

  ただライボルトパパが命懸けで自分に向かって放った電光石火が

  当たってまだ少しだけひりひりする腰辺りを右手でさすりながら

  ぼうっ・・・っとただ立ち尽くしている事しかできなかった。

  それでもグレイシアママとアリアのお母さんは懸命に、両手が

  血だらけになりながらも倒木を攻撃し続け、グレイシアママも

  遂にすべての技のPPを使い切り悪あがきをするしかできなく

  なっても二人を助けたい一心で懸命に倒木を攻撃し続けた。

  それからしばらくすると、急に大雨が降り始めた。その直後、

  皆の元に救助隊の者達が何人か現れたのだった。

  男性救助隊員A「みなさーーん!無事ですかー!

  誰かいませんか~!いたら返事してくださーーい!」

  お母さん「はっ!?こ・・・ここでーす!ここにいまーす!」

  男性救助隊員A「わっ!酷い怪我・・・急いで緊急搬送します!」

  お母さん「わ…私のことは良いから娘を・・・!娘を助けて!

  この樹の下敷きになっているんです!」

  男性救助隊員A「なんだって!くっ・・・このサイズとなると

  流石に一人では・・・」

  そう言うと男性隊員は無線を使って仲間に連絡し始めた。

  男性救助隊員A「こちらA班、要救助者人1名、ポケモン1名他

  巨木の下敷きになっている者がいるとのこと。一人では

  どかしきれないサイズなので至急応援を頼む!」

  救助隊員B「こちらB班!すまんが山火事の鎮火で手が離せない」

  救助隊員C「こち・・・C・・・よ・・・こ・・・」

  【プツン・・・・・・】

  突然無線連絡をしている途中で無線の電波が切れだした。

  男性救助隊員A「くそっ、またか…!あの突如現れた巨大隕石…

  変な電磁波を発していて色んな電子機器にトラブル起こしている

  とは聞いていたがこんな離れた所にまで影響しているのか…!

  くっ…こうなったら俺が手持ちポケモンで何とかするしかない!

  ・・・でてこい!ゴウカザル!サワムラー!チャーレム!」

  ゴウカザル'「お呼びかマスター!」

  サワムラー'「ようし!出番だな」

  チャーレム'「話は聞こえてた。あの倒木をどうにかするのだな。

  だがこのサイズは流石に我でもサイコキネシスでの移動は

  厳しいぞ。もう少し小さくしてもらわねば。」

  男性救助隊員A「お前ら、あとは任せて大丈夫だよなぁ?」

  ゴウカザル'「とう~ぜんっ!」

  サワムラー'「問題ない」

  チャーレム'「必ず助けます!」

  3匹はそう言いながら頷くと男性隊員は笑顔でこう言った。

  男性救助隊員A「よし・・・では俺は無線回復を図りつつ

  近くに停めてある車で怪我してる女性とグレイシアを

  先に病院まで送り届けることにする。あとで落ち合おう。

  ・・・あ、もう一匹のグレイシア、お前も来るか?」

  アイマー'「あぁぁ・・・ええっ・・・?」

  男性救助隊員A「・・・人間の言葉分かんねーのかな?」

  チャーレム'「ちょっとそこの怪我していない方のグレイシアさん

  これから怪我しているこの女性とグレイシアを病院まで

  運んでいきますがあなたはどうしますか?一緒に病院へ

  ついていきますか?」

  アイマー'「あ・・・あぁぁぁっ・・・!わ…私は・・・!」

  チャーレムはアイマーの様子を見て大きく横に首を振ると

  アイマーの精神がやばい状態になっているのだとすぐに察知し、

  男性隊員は有無を言わさずアイマーも連れて行くことにした。

  男性救助隊員A「念のためこいつも連れて行く。それじゃあ

  後は頼んだぞ。」

  3匹「はい!」

  そしてそれから3名は駆け付けた救助隊員たちが病院に

  連れて行ってくれたおかげで一命はとりとめたのだった。

  [newpage]

  だが・・・・・・倒木の下敷きになったアリアとライボルトは…

  持っていた格闘タイプやエスパータイプのポケモン達によって

  無事救出されすぐに皆病院へと搬送されたのだが・・・一足遅く

  ライボルトとアリアは助かることはなかった。そして

  お母さんたちに残酷な真実が伝えられることとなるのだった。

  お母さん「あぁ!あぁぁぁっ(泣)そんなぁぁぁ!アリアぁ!」

  医師「…頭蓋骨陥没及び脳挫傷…ほぼ…即死だったようです。

  あと・・・大変お伝えずらいのですが・・・近くに一緒にいた

  ポケモンのライボルトも・・・同様に・・・・・・」

  アイマー'「えっ・・・?パパとアリアが…死んだ・・・?」

  ママ'「え・・・?そんな・・・ライボルトも・・・ライボルトも

  死んだって言うの!ライボルトはどこにいるの!」

  医師「うわっ!ちょっとグレイシアさん!落ち着いてぇ!

  ポケモンの死体たちはまとめて隣の大きな建物の中にいますから

  そっちに向かってください!…って人の言葉で説明しても

  伝わらないか・・・どうしよう・・・(汗)」

  アイマー'「ママ、ポケモンの死体は隣の大きな建物の中だって」

  ママ'「隣の大きな建物の中ね!行きましょう!」

  そう言うとアイマーとママは一目散に隣の建物へと走って行った。

  医師「あれ・・・?私の言葉…ポケモンに伝わったのか…?」

  そして隣の建物に着くと、そこは病院付属の巨大な運動施設、

  学校で言う所の体育館のような建物があった。そしてその中から

  何重もの悲しそうな泣き声たちが聞こえてきていた。二匹はすぐに

  その建物に入って行くと・・・そこには何十体ものポケモン達の

  死骸があり、それらをトレーナーやら身内のポケモンやらが囲んで

  いる異様な光景がそこには広がっていた。どうやらトレーナーの

  ポケモンが死んだ場合のみ対応するのが本来のやり方だった様だが

  人のポケモンも死傷者が多く野生かどうかの区別がつかなく

  なったため、とりあえず見つけたポケモンの死体は一時こちらに

  全て集め、無縁仏や野生と判断されたポケモン達はすぐに火葬

  等の処置をし、引き取り手などがいた際はその生存者たちの判断を

  仰いでからにするという対応を取ることになったことによるもの

  だったようだった。だが、そんな事情など知る由もない二匹は

  慌ただしく建物内を走り回り、ライボルトを探した。すると・・・

  ママ'「あっ・・・!あなた!」

  アイマー'「えっ・・・?ぱ・・・ぱ・・・ううっぷ…」

  ライボルト特有のあの手と腰回りのとがったような模様の黄色い

  部分は赤く血で染まり、頭の部分は見るも無残な姿になっていた。

  アイマーは思わずその姿に軽く吐き気に襲われてしまう程だった。

  すると、それに気が付いたママは慌ててアイマーにこう言った。

  ママ'「くっ・・・(泣)アイマー、あなたは見ない方が良いわ。

  あなたはお母さんの元に戻ってあげて。」

  アイマー'「えっ?で・・・でも・・・ママは・・・」

  ママ'「私は大丈夫だから・・・もう少しだけ・・・

  パパと二人っきりにさせて…。いや、二人っきりって言うのも

  おかしいか・・・。ここには私達と同じような状況のポケモンや

  人間たちが沢山いるんだものね・・・・・・」

  アイマー'「ママ・・・・・・」

  ママ'「さぁ!早く行った行った!」

  アイマー'「うわぁ!ちょ…押さなくても1人で行けるって!」

  グレイシアママは追い出すようにアイマーの背中を突いてその場

  から無理矢理離れさせると、しぶしぶ歩いて隣のアリアのお母さん

  が待つ場所へととぼとぼと遅い足取りで戻って行った・・・。

  そしてグレイシアママは変わり果てた姿になったライボルトの顔を

  そっと右手で泣きながら触ってこう言った。

  ママ'「ごめんなさい…ごめんなさいライボルト・・・そして…

  ありがとう・・・ライボルト…命がけで娘を・・・

  アイマーを守ってくれて・・・・・・。でも・・・

  泣いてばっかりもいられないわよね…こんな時こそ・・・

  私がしっかりあの子を見てあげなきゃ・・・・・・。」

  グレイシアママはこぼれ落ちる涙を我慢するかのようにそう言った

  直後、そっと右手を放してこう言った。

  ママ'「どうかアイマーの事、これからも見守ってあげて

  下さいね・・・あなた・・・(泣)・・・・・・」

  そう言って最後のお別れを済ませたグレイシアママは、

  駆け足で先に戻ったアイマーの元へと向かった。

  するとアイマーはアリアの霊安室で呆然と地べたに座っている

  アリアのお母さんを前にどうして良いかわからず困っていると

  後からグレイシアママも合流した。そしてママに気付いた

  アイマーはグレイシアママにこう声を掛けた。

  アイマー'「あ…ママ・・・。」

  ママ'「アイマー!」

  アイマー'「あっ・・・!・・・。」

  ママは我慢できずいきなりアイマーの顔を見るや否やバッと

  アイマーを強く抱きしめるのだった。すると、魂の抜けたような

  顔つきで首だけ動かして二匹のグレイシアが抱き合っている姿が

  目に入ったアリアのお母さんは異様な感情に襲われ出した。

  すると、アイマーはそんなお母さんの変わりように何か気が付いた

  のか心配そうにハグをやめて近付き声掛けをしたその時だった。

  アイマー'「あ・・・お・・・お母さ・・・」

  お母さん「触らないでっ!」

  アイマー'「・・・?・・・えっ・・・?」

  お母さん「あなたには・・・まだ・・・ママがいるから

  いいじゃない・・・。でも・・・私には・・・娘が・・・

  アイマーが・・・私の最後の肉親だったのよ・・・・・・。

  あぁ・・・舞句・・・まいくぅぅっ・・・約束・・・

  したのに・・・あぁぁ・・・ありあぁぁ・・・(泣)

  ごめんなさい・・・ごめんなさいぃぃぃ・・・」

  アイマー'「お・・・おかあさ・・・」

  [chapter:お母さん「触らないでって

  言っているでしょう!」

  アイマー'「キャッ!」

  ママ'「アイマー!」]

  お母さん「ごめん・・・。わたし・・・もう・・・・・・

  あなたの面倒を見る気力がない・・・あなたにはママが

  いるでしょう・・・これからはママと暮らしなさい・・・」

  アイマー'「えっ…?でも…私は本当はあなたのポケモンで…」

  お母さん「もうほっといてって言ってるでしょう!お願い…!

  お願いだから・・・今は・・・一人にさせて・・・

  えへぇぇぇんへーんへーん・・・・・・(大号泣)」

  アイマー'「あぁぁ・・・」

  ママ'「アイマー、行きましょう・・・。」

  アイマー'「え?でも・・・」

  ママ'「今は一人にしてあげましょう・・・。私たち親子の姿が

  目に入ったら、余計に辛くなると思うから・・・」

  アイマー'「ママ・・・。うん・・・・・・。」

  アイマーはママにそう諭され、病院を後にしたのだった。

  [newpage]

  そしてアイマーとグレイシアママが病院の外に出た瞬間、

  外はさっきとは裏腹に激しい大雨が降っていた。どうやら山火事

  及び火山噴火の鎮火のために大規模な雨ごいが何者かによって

  行われたようだった。それにより、山火事はすぐに鎮火し

  噴火による被害は最小限に抑えられたようだった。だが、それでも

  隕石落下に伴った電波障害による電子機器の故障や隕石落下時の

  大地震などによりタチツテート方面では落盤事故も起きていた模様

  で事故発生当日のうちに発見されただけで死傷者の数は900を超え

  ポケモンも含めると軽く2000以上もの死傷者が出ていた。

  外に出るや否やそこは、ほんの数時間前までは信じられないほど

  誰もが慌ただしく泣き叫んでいる阿鼻叫喚の世界がそこにあった。

  男性A「おい!この無線また使えなくなったぞ!」

  男性B「新たな要救助者4名!手術室空いてますか?」

  女性A「うっそ…タチツテートで落盤起きたって!」

  女性B「えっ!?確か今日って50人ぐらいの調査隊の人達が

  先日発見された謎の大型生物の調査に向かっていたんじゃ

  なかったっけ?」

  女性A「ええ…全員生き埋めでうち2名は既に死亡が確認された

  って・・・さっき誰か話してたわ・・・」

  ゴルバット'「あぁ・・・ああああ!なんで・・・なんで・・・

  山の方に逃げちゃダメってあれだけ言ったのに・・・・・・

  オニドリルさん…(泣)こんな…こんな黒焦げの姿に…!」

  ルリリ'「怖いよぉ~・・・(泣)」

  アリア家の近所のおばさん「はいもしもし・・・えっ!?姪が

  事故に遭って意識不明の重体!?今病院に搬送中って・・・

  どこの病院?あ・・・そこなら丁度今私騒ぎ聞きつけて

  近くに来てるわ!先、中入って待ってるわね!」

  アイマー'「なにが・・・何が一体起きているの・・・?」

  ママ'「アイマー・・・。」

  アイマー'「わっ・・・!」

  隣を一緒に歩いていたママは外に出た瞬間に一斉に聞こえてきた

  悲痛な声達を遮るかのようにハグをしてこう言った。

  ママ'「大丈夫・・・大丈夫よ・・・どんなに辛い事があっても、

  私がついているからね・・・」

  アイマー'「ハッ・・・!」

  アイマーはママにそう言われた瞬間、アリアに昨日言われたことが

  フッと頭にフラッシュバックするようによみがえった。

  ≪アイマーのフラッシュバック≫

  アリア『ねぇ、知ってる?人生、この世界で生きていれば

  良い事もあれば悪い事もあるの!もし今大きな不幸に

  直面していたとしても、いつかきっと、その不幸に

  見合っただけの大きな幸せが、自分の元にやってくるんだから!

  どんなに辛い事があっても、前を向いて生きて行こうね♪』

  《アイマーのフラッシュバック終了》

  アイマー'「・・・・・・アリア・・・・・・(泣)・・・うん…

  そうだよね…きっとアリアなら…私にそう言ってくれるよね…。

  私・・・パパとアリアを失って…今は不幸のどん底なのかも

  しれないけど・・・きっと…きっとこの不幸は・・・

  未来の幸せの糧になるんだよね・・・?私・・・もう少しだけ…

  頑張ってこの世界で生きてみる…パパと…アリアの分まで…。」

  ママ'「アイマー・・・・・・。うん・・・。そうね・・・。

  二人で・・・頑張って生きて行きましょう・・・・・・。」

  アイマー'「うん・・・(泣)」

  アイマーは涙ぐんだ声でそう言った後、右手でそっと涙を拭いて

  真剣な顔つきで森の方を見つめながらこう言った。

  アイマー'「行こう・・・ママ・・・。」

  ママ'「うん・・・。」

  そして二匹はそのままルンボータウンを後にした・・・・・・。

  だが、この時のアイマーは知る由もなかった。この世の地獄

  本当の不幸のどん底というものがどんなものなのか・・・。

  EGMs地区に蔓延る、闇の部分の数々に触れ、もっと残酷な

  運命が待ち構えていることに・・・・・・。

  つづく。