戦闘員に改造された白熊パパが息子に救われて日常に戻れたのに悪の組織に教え込まれた快感が忘れられず淫魔怪人に堕ちる話

  目の前の手術台には全身を黒ずくめのタイツのようは物に覆われたふくよかなシルエットの白熊獣人が横たわっていた。ここに運ばれてきた時はだいぶ暴れていたが鎮静剤を打ったことで今は眠りに着いている。白衣を着た僕は彼の頭部に目を移す。目とマズルの部分だけが開いたタイツの額には「1」という数字が刻まれている。過去に捕らえた戦闘員達には違う数字が書かれていたことから、おそらく管理番号のようなものだろう。僕は彼の首元に手をかけ、頭部を覆うそのタイツをゆっくりと剥ぎ取った。

  長年タイツに覆われていた彼の顔からは白い体毛が抜け落ちており、体表は爬虫人類のような角質化した鱗様の肌になっていた。グロテスクとしか形容できないその姿に周囲のスタッフが悲鳴を上げる。だけど、僕だけは違った。その顔をまじまじと観察した後、口元からポツリと言葉が漏れた。

  「やっと会えたね、パパ」

  僕の目の前に横たわるのは、10年前タイラント帝国により戦闘員に改造されてしまった哀れな獣人……僕の父であった。

  パパ……僕はこの日をずっと待っていたんだ。パパが僕の目の前で奴らに無惨に犯され戦闘員にされてしまったあの日から僕はパパを取り戻すことに全てを捧げてきた。

  命からがら冬の国から脱出した僕は戦災孤児として施設で育てられてきた。幸運なことに教育も受けさせてくれたこともあり、僕は猛勉強を重ねて高校、大学へと進学。その甲斐もあり若くして医師免許を取ったが、父のような医者ではなく、研究者の道を選択した。獣人医学、生物学、遺伝子学、実験動物学、薬剤学……パパを醜い戦闘員から獣人に戻すため様々な分野を学ぶためだった。研究に没頭していたある日、新設されたヒーロー組織「ティア・ガーディアンズ」から誘いを受けた。医療スタッフとしての勧誘ではあったが、当時の最新鋭の設備で実験ができること、何よりも戦闘員達と戦う機会が多いヒーローの側で働けることに魅力を感じた僕は二つ返事で承諾した。

  ティア・ガーディアンズの医師兼科学者として登用された僕はヒーロー達のメディカルケアをしながら、時折ヒーロー達が捕えて本部に連行した獣戦闘員達の体を調べ尽くした。黒ずくめのタイツに覆われた体は、すでに元の獣人の原形を失っていた。鱗状に角質化した肌、瞳までも薄い鱗に覆われて瞳孔は縦筋、歪に変化した細胞、見たこともない遺伝子配列、個体によっては脳内CPUを組み込まれている者までいた。パパはこんな悍ましい姿に変えられているのか……そんな考えが僕のさらなる原動力となった。

  僕はヒーロー達が連れ帰った獣戦闘員の体を使って、彼らを元に戻すための実験を繰り返した。いや、それは嘘になるだろう。全てはパパを取り戻すためだった。そのためには外部に漏れたら大騒ぎになるような非人道な実験すら行った。何十体もの獣戦闘員が実験の失敗で命を落とした。元は獣人だった彼らを思いやる気持ちすら失っていたのかもしれない。周囲のスタッフ達はそんな僕を皮肉を込めたこう呼んだ。

  [[rb:天才科学者 > マッドサイエンティスト]]・熊ヶ谷北斗……と。

  ティア・ガーディアンズの科学者となって2年が経ち、ついに獣戦闘員の細胞を、遺伝子を獣人に戻す薬を開発に成功したある日、獣戦闘員1号と呼ばれた元白熊獣人が僕の下へと運ばれてきたのだった。

  ──────

  ────

  ──

  長時間に及ぶ手術を終えた。パパの脳内に埋め込まれた生態CPUを取り除くのに時間がかかったが、この日のために何度も戦闘員になった獣人の解剖手術をしてきたこともあり的確に除去することができた。

  そして、戦闘員解除薬「ビースター」が投与された。奇しくも最初の被験体となったのがパパになった訳だが、果たして効果があるのかという一抹の不安もあったが、血管に注入して薬が全身に回った頃、パパの体に変化が訪れた。角質化した皮膚が元の獣人同様の柔肌に戻っていく。それと共に閉じていた毛根が開いていくのか少しずつ丸裸の皮膚に白い獣毛が生え始める。

  「パパ? パパ、起きてよ……!」

  「う、うぅ……」

  僕の呼びかけに応えるようにパパが目を開く。その瞳を覆っていたはずの薄い鱗はすでに消え去っており、[[rb:爬虫人類 > レプタイル]]のような縦長の瞳孔ではなく、温かくも優しい茶色を帯びたつぶらな瞳がその目に宿っていた。

  「パパ、戻ったんだね。パパ!」

  「北斗……なのか? ああ、大きくなったな……ここはどこだ? パパは……なんだかずっと悪い夢を見ていたみたいでな……」

  幼い日に聞いたままの低く、おっとりとした声のまま僕に話しかけるパパはおずおずと手を伸ばすと僕の頭をポンポンと叩いた。もふもふとした毛は生えていないけれど、その手のリズムは僕の思い出の中のパパの叩き方のままだった。目頭が熱くなる。ママ、僕はやっとパパを、家族を取り戻したよ……。こみ上げる嗚咽を抑えながら僕は10年ぶりの笑顔をパパに向けた。

  「おかえりなさい、パパ」

  [newpage]

  「じゃあ、いってくるよ。……父さん」

  「なんだ北斗、かっこつけて『父さん』なんて。前みたいに『パパ』って言ってくれよ」

  「……22歳のいい大人が『パパ』なんて恥ずかしいでしょ? もう、ちゃんと大人しく家で待っててね」

  「わかってるよ。今日の夕飯は、おまえの大好きなハンバーグを用意しておくから元気に働いて来いよ」

  俺が息子の北斗に獣人に戻してもらってから3ヶ月が過ぎた。どうやら俺は10年の月日を侵略者の手先として費やしてしまっていたようだ。拉致、略奪、破壊工作、そして、同性への強姦……戦闘員だった頃に自らが犯した記憶が蘇り、罪の意識に押し潰されそうになり何度も嘔吐した。

  北斗はそんな俺を赦すと言ってくれた。パパのせいではない、悪いのはタイラント帝国なのだ、僕はパパの帰りをずっと待っていたんだと寄り添い語りかけてくれた。罪の重さに苛まれ自死すら考えていた俺だったが、俺を取り戻すために10年を捧げた最愛の息子に報いるために生きなければ、そして、この罪を償わなければいけない、その一心で生きていくことを決めた。

  3ヶ月の間メディカルチェックや後遺症の確認、脳検査、血液検査、遺伝子検査、細胞検査……多種多様な検査を受けて日常生活の復帰が可能と判断された俺は保護施設から北斗の家に移り住むことになった。出勤する北斗の後ろ姿を見送りながら思わずため息が漏れる。

  「はは、あいつもすっかり大人になっちゃったんだな。なあ、ママ……この10年の成長が見れなかったことが、ただ悔やまれるよ」

  抜け落ちていた体毛もすっかりと生えてきた俺はすっかり元通りの姿に戻っていた。まあ、傍目にはそう見えるかもしれないが体重は10年前よりも20kgほど太っていた。戦闘員だった頃に毎日血管に直接注入されていた過剰な栄養分の影響だろう。笑顔で微笑む妻の写真に語りかけた俺は以前より突き出た丸い腹をポンと叩くと重い体を立ち上がらせた。

  「つっ……!いててっ……」

  ビキンと膝の皿に痛みが走る。急な体重増加に体が悲鳴を上げているようだ。

  「はあ……戦闘員だった頃は毎日ボディケアを受けてたから、こんな不調は出なかったんだけどな」

  まるで戦闘員だった頃を懐かしむような言葉が口をついたことに思わずハッとする。獣戦闘員はイビルフロッグにより管理され、メンテナンスを受けていたために体の不調など起こりようがなかった。だからといってあんな悪夢ような日々が良かった訳がない。ずらっと整列させられた数十体の戦闘員達が勃起したチンポで隆起した股間を強調させながら右手を掲げた敬礼ポーズを取り──

  「い、い"い"ぃ"ぃ…………いかんいかん。早く洗濯をしなければ」

  脳裏に浮かぶ悍ましい記憶を振り払うように太い首を横に振った俺は洗面所に向かうと、カゴに入れられた北斗が昨日履いていた白いブリーフを手に取って風呂場で手洗いをしようとした。

  「やっぱり俺に似て尻が大きいから、こういうパンツの方が収まりがいいんだろうな……。んっ、このシミは」

  まじまじとブリーフを見ていた俺は前開き部分に黄色いシミが浮かんでいることに気づいた瞬間、そこから目が離せなくなってしまった。残尿が付いただけの、ただのシミだ。何も気にせずに洗ってしまえば簡単に落ちるというのに、俺は猛烈にその臭いを嗅ぎたくなってしまった。

  「はぁ……。 はぁ……♡ ちょっとだけ、ちょっとだけ臭いを嗅ぐだけだから良いよな?」

  沸き起こる感情のままにマズルの先をブリーフの股間部分にくっつけると──

  「すーーーーーっ♡ ふごぉぉぉぉぉ♡ こ、これは……」

  思いっきり鼻から息を吸い込んだ。

  研究ばかりで不摂生が常態化していた北斗は俺以上にだらしなく太っているため、体臭も濃いかもしれないと思っていたが、まさかこれほどまでとは。体毛にこびりついた獣臭、蒸れた汗臭さ、付着した残尿から発せられるアンモニア臭、そして仄かな精液臭……それらが綯い交ぜになった強烈な刺激臭が嗅覚を脳天を貫いていけば、むくりと俺自身がいきり勃っていくのがわかる。

  イビルフロッグに射精許可をいただいた日などは他の獣戦闘員とまぐわい、お互いの臭いを嗅ぎながら交尾に耽ったものだ。

  北斗のブリーフを頭から被りマズルを覆った俺はズボンとパンツを脱ぐと、3ヶ月ぶりに勃起した自分のチンポを外気に晒した。妙な汗を書いていたせいだろうか、籠った臭いがブリーフの臭いと混ざり合い俺の興奮を掻き立てていく。

  「はぁ♡ あうぅぅ♡ これはすごいぞ……おぉ、おほぉぉ♡」

  俺は興奮のままにチンポを握り締めると、手に力を込めて扱き始めた。保護施設にいる間は周囲の目もあって、こんなことできなかった。しかし、今この家にいるのは自分だけである。誰に構うことも、何の恥じらいもなく自慰に溺れられるのだ。チンポを扱くたびに背中をゾクリとした快感の波が走る。戦闘員だった頃に比べると勃起チンポの張りが衰えた気がするが、中年獣人とはこのようなものなのだろうか。

  寂しいような情けないような気持ちを覚えながらも、俺はマズルの先を覆ったブリーフの臭いにさらに集中していく。

  「すーっ♡ すーっ♡ ふしゅぅぅ♡ ふしゅぅぅぅ♡ 北斗ぉ! 北斗の臭い……エロくて最高だぞぉ♡」

  ヒーロー本部の研究所で働いている最中であろう息子の名前を叫びながら手淫を続ける。身を隠したクローゼットから俺がラプトル兵に犯されている姿を涙を流しながら見ていた12歳の北斗の顔が脳裏に浮かんだその瞬間、金玉から熱いものがこみ上げてきて──

  「あっ、あっ♡ いっ……い"ぃ"! い"い"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ぃ"♡」

  ビュルルと音を立てながら10年ぶりに戦闘員精液ではない、獣人精液がドクドクと放出されていく。鈴口から飛び出した精液は洗濯カゴに入れられていた、俺が部屋着として使用しているチェックシャツを、北斗が仕事中に着ていた白衣を、白く汚していく。

  「はあ♡ はあ♡ こんなに普通にオナニーしたのなんて、いつ以来だろうなぁ……こんなものだったかな」

  戦闘員だった頃は射精も管理されていたため、こんな風に自慰をしたのは10年ぶりだった。しかし、なぜだろうか。どこか物足りなさを感じながらも被っていたブリーフで自らの勃起チンポを拭っていく。黄ばんだ精液に白いブリーフが汚されていく。

  「む、いかん。いかん。これは北斗のブリーフだったな……それに洗濯物が精液まみれじゃないか……まあ、洗えばバレないだろう」

  微かな罪悪感とそれを大きく上回る興奮に俺はおかしくなっていたのかもしれない。洗剤に手を伸ばした俺は入れ物が空っぽになっていることに気づいた。

  ──

  ────

  「俺はどうしてあんなことを……」

  北斗には外出を許可されていなかったが、自分のしでかしてしまったことの証拠隠滅を図るためにも洗剤は必要不可欠だった。財布だけ持って外に出た俺はマーケットに行く途中で自分がしてしまったことの悍ましさに気づく。自分の息子の下着の臭いを嗅ぎながら自慰に耽るなど正常な雄獣人がやることではない。戦闘員化の後遺症だとでも言うのだろうか。しかし、北斗が所属する医療チームの報告によれば俺の脳細胞も、体細胞も全て正常な獣人の物に戻っているという。だとしたら、俺はどうしてあんなことを……

  「考えていてもしょうがないな……早く洗剤を買って家に帰らないと」

  「やっと見つけたゲコ、獣戦闘員1号」

  地獄の底から響くような、しかし、懐かしさを覚える低い声が背後から聞こえたと同時に、後頭部に鈍い衝撃が走り俺の意識はブツリと途切れてしまった。

  ──

  ────

  仕事を終えた僕は鼻歌まじりで帰路についた。家に帰れば、パパがおいしい夕飯を作って待ってくれているはずだ。パパと一緒に暮らせる日を心待ちにして10年と3ヶ月をかけたのだ。この間にできなかったことを一緒にやっていこう。そのためにはタイラント帝国を倒さなければいけない。ティア・ガーディアンズ総司令官の土佐さんには「ヒーロー強化薬」の開発プロジェクトを進言している。これがうまくいけばタイラント帝国など一網打尽できるはずだ。そして、侵略された僕たちの故郷・冬の国を奪い返して、パパと一緒にママの墓参りに行こう。これが僕の新しい目標だった。

  「父さん、ただいま」

  そんなことを考えている内に家に着いてしまった。玄関から声をかけるが返事がない。いつもなら台所からパパが顔を出して「おかえり」と言ってくれるはずなのに今日は おいしい夕飯の匂いすらしない。

  『疲れて寝ているのかな?』

  

  そう考えて洗面所に足を踏み入れた僕はそこに広がる光景にギョッとしてしまった。洗濯カゴから飛び出して散乱する洗濯物、その洗濯物は所々何かの液体が付着して乾いた痕跡がある。カピカピとした付着物が一際多かったのが僕が昨日履いていたブリーフだった。摘み上げて匂いを嗅いだ時、それが精液特有の匂いであることがわかって僕は動揺した。

  「父さん、どこにいるんだ! 父さん!? パパ!?」

  それから朝になるまで家中だけでなく家の周辺まで探し回ったが、いよいよパパを見つけることはできなかった。

  [newpage]

  「目を覚ますゲコ、獣戦闘員1号よ」

  耳に心地よい濁声が聞こえて俺はゆっくり目を開いた。視界に入ってくるのは見知らぬ……いや、見覚えがある天井であった。捕えた雄獣人を何十人もこの部屋に運び、泣き叫ぶ彼らを実験台の上に拘束した記憶が鮮明に蘇ってくる。

  「ここはイビル……フロッグの実験室?」

  ぼんやりした意識がはっきりしてくる。俺は今かつての俺が捕えた獣人達と同様に実験台の上で拘束されていた。そんな俺の傍らに立っていたのはタイラント帝国の天才科学者・イビルフロッグであった。醜く肥えて突き出た腹とイボだらけの紫色の肌を晒した裸体の彼はぬちょり……俺の目の前へと生臭い唾液をまとった舌を突き出す。そして、俺の首筋を、頬を、マズルの先まで舐めまわし唾液を塗りこんでくる。

  「あぷっ……うぷっ……やめ、やめろ……イビルフロッグ……!」

  「あんなにも忠誠心の高かったキサマがワシのことを呼び捨てとは……ゲココ、嘆かわしいゲロ。戦闘員化は完全に解けてしまったようゲコね」

  「俺の息子が作った解除薬のおかげだ……!これ以上、おまえらの好き勝手にはさせないぞ。おえっ……!」

  「ゲココ! どうやらキサマら獣人の中にも骨のある科学者がいるようゲコね……」

  水かきの付いた大きな手で自らが吐いた唾液を俺の顔に塗り込めるイビルフロッグは、感心したような声を漏らしながら下卑た笑いを漏らした。

  「たしかに、キサマの体細胞、脳細胞、遺伝子は戦闘員のものではなくなっていたゲコ。正常な雄獣人そのものゲコなぁ」

  「と、当然だ。俺の息子の10年の研究の成果だぞ」

  「では、なぜ……キサマの生殖器は勃起しているゲコ?」

  ニチャリと音が聞こえるような笑みを浮かべたイビルフロッグの視線の先へと目を向けると……はち切れんばかりに怒張した俺のチンポがそこにあった。

  「なっ、これは……?」

  「なんだかんだ言いながら、キサマはワシを求めているではないゲコか?」

  心底愉快そうな声で俺のチンポへと長い舌を伸ばしたイビルフロッグはパンパンに膨らんだ亀頭を無遠慮に舐め上げていく。ビチャ、ネチャ……唾液を滴らせた舌が俺のチンポに巻きついていけば、全身がぶるりと震えてしまう。

  「おぉう♡ や、やめろ……♡」

  「さっきまでの威勢はどこにいったゲコ? ほれほれ、キサマが戦闘員だった頃はこうされるのが好きだったゲコォ?」

  ヌチュッ、クチュッ、ヌチュッ、クチュッ、ヌチュッ……

  「あぅ♡ うぐぁぁ♡ やめてくれぇぇ……♡」

  ゆっくりとしたストロークで太い舌が俺のチンポを扱き上げていけば、どうしようもなく抗いようもない快感が全身を駆け抜けていき、俺の口元からは情けない懇願の声が漏れてしまう。そんな俺の頭側に回ったイビルフロッグは舌でチンポを、両手で毛皮越しに乳首を責め立てていく。

  「おぉぉ♡ あっ♡ ああぁぁ♡ だめだ、どうして♡ お、俺は……こんなことで感じて……?♡」

  「ゲロゲ〜ロ! オマエはノーマルに戻ったのにどうしてだろうゲコなぁ……ゲロロ、オマエの発情した姿を見てたら、ワシも……♡」

  実験台に寝かされて邪悪な愛撫を享受していた俺の頭頂部にくっつけられたイビルフロッグの股間部分の割れ目の中からグチョグチョと音が聞こえる。戦闘員にされたばかりの頃、その割れ目を見てコイツらは雌なのだと思い込んでいた俺だったがすぐにそれは勘違いであることに気づいた。

  割れ目の奥深くから凶悪な紫色のイチモツが顔をもたげる。イボイボの付いた歪な勃起ペニスが根本まで這い出していけば、鼻先までその先端が突きつけられ、その生臭くも甘ったるい腐敗臭が鼻から通じて脳まで届けば脳奥へと仕舞い込んだ忌々しい記憶が蘇ってくる。

  「はぁはぁ……♡ なんで、なんでだ……こんなモノ……♡ 咥えたくなんかないのに……♡」

  突きつけれたペニスがマズルの先を擦れば、それを舐めたくて仕方がなくなってしまう。涎を口元から垂らしながら口を開いた俺だが、思わず舌を伸ばしそうになる欲望を必死で抑え込んでいるとイビルフロッグが手で捏ね回していた乳首をギュッと抓り上げてくる。

  「いぎぃぃぃぃぃ♡♡」

  「オマエは何を我慢しているゲコ? いつものようにワシのペニスを舐め上げてくれゲコ」

  「で、でもぉぉぉ♡」

  「獣戦闘員1号よ!」

  管理番号で呼ばれた俺は思わず身を硬くした。今の俺は戦闘員ではないはずなのに、その名で呼ばれればイビルフロッグ様の声に耳を傾けてしまう。

  「キサマに命令を与えるゲコ。ワシのペニスを舐め上げるゲコ」

  「あっ……い、いぃ♡ い、いぃ♡」

  「返事をするゲコ、獣戦闘員1号!」

  「い、いぃぃぃぃぃぃ!」

  意思の抵抗を試みた俺だったが、イビルフロッグ様に強い口調で言われれば、かつての俺のままに戦闘員の奇声を発してしまう。そして、言われるがままに舌を伸ばしてグロテスクのペニスの裏筋へと舌を這わせていく。

  「おぉ♡ ゲロロォォ♡ これ、ゲコよ〜! やっぱり獣戦闘員1号の裏筋舐めは絶品ゲコねぇ♡」

  「ペロ……♡ レロ……♡ いやだぁ……俺はこんなことしたくないのにいぃぃい"い"ぃ"ぃ"ぃ"♡」

  悲鳴はいつの間にか戦闘員の奇声へと変わっていく。脳はその行為を拒んでいるというのに、俺はイボだらけのイビルフロッグ様のペニスを舐めることを止められなかった。いつの間にかその様を観察するように見下ろしていたイビルフロッグ様は俺のチンポに巻き付いていた舌を解くと、どこか不機嫌そうな表情を浮かべてペニスを俺の顔から離していく。

  「ふん、認めたくないゲコが……オマエは『心』の底から戦闘員になっていたようゲコね。獣人どもは何度ワシの論証を破れば気が済むゲコか」

  ブツブツ呟きながら俺から離れた主君の生ぬるい熱が名残惜しく、首だけを動かしてイビルフロッグ様のペニスを追ってしまう俺を尻目に、イビルフロッグ様は実験台の側に配置されていたテーブルの上のシャーレを開けると毒々しいピンク色の種のような物を取り出すと器用に舌先に乗せた。

  「獣戦闘員1号……いや、もはや名もなき獣人よ。キサマにはワシの新たな発明品の実験台になってもらうゲコ」

  「あぅ……♡ うあぁ♡ い、い"い"ぃ"ぃ"ぃ"! どうしてだ、どうして……俺は北斗の薬で……元に戻ったはずなのに……♡」

  再び俺に近づいて来られたイビルフロッグ様が水かきのついた手でペタペタとワシの腰を触りながら、いきり立った勃起ペニスをパックリと開いた俺の尻穴に宛てがわれる。10年に及ぶ淫らな雄交尾で爛れた俺の尻穴は北斗の薬では治らない、俺が戦闘員であった証となっていた。

  「よく熟れた[[rb:挿入 > い]]れやすい尻穴ゲコね……♡ さて、キサマの疑問に答えてやるゲコ」

  「うおぉぉぉおおお♡ い、イビルフロッグ様がぁぁ……俺の中にーーー♡」

  ずちゅり……♡ とイビルフロッグ様の濃い紫色のペニスが俺の中へと入り込んできた瞬間、亡き妻が、北斗が、今日作るはずだったハンバーグが……俺が大事だと思っていた全てが、どうでも良くなっていく。そうだ、この快感だ。雄交尾でやられるこの快感こそが俺に足りないものだったのだ。

  「たしかに、キサマの体は正常な獣人そのものになっていたゲコ。キサマの息子……ホクトという科学者はさぞ優秀なのであろうゲロロ」

  「いぃぃ♡ ああぅぅ♡ いぃいぃぃぃぃいい♡」

  「外見も、細胞も、遺伝子も全てが戻ったはずのキサマがなぜワシの体を求めてしまったのか? 科学者として認めたくないことだが、キサマら獣人は『心』などという非科学的な物を持っている」

  「あがぁぁぁ♡ こ、こごろ"ぉぉぉ? あっ、いいぃぃぃいぃいいぃぃい♡」

  「そうゲコ! キサマが戦闘員になったのは……10年前だったゲコか? キサマは獣戦闘員1号としてワシの命令に従順に従い悪事を働き、雄獣人を犯し、怪人やワシらに犯されてきたゲコ。キサマはそれを快感だと感じ、享受し続けてきた」

  「は、はひぃぃぃ♡ そうです♡ 俺は、獣人を犯し、怪人や貴方様に犯されることを……♡ 快感だと思っていました♡」

  「そんなことを10年も続けていれば、キサマの『心』という物は腐っていったのだろうゲコよ。獣人に戻ってから何度も思ったのではないゲコか? 雄交尾が恋しいと? 目の前の獣人を犯したいと、屈強な雄に犯されたいと! そうであろうゲコ!?」

  「い"い"ぃぃぃ! その通りです♡」

  イビルフロッグ様からありがたい講釈をいただいているというのに、俺は与えられる快感に夢中になり脳で理解することができなくなり、ただただ言われるがままに返事をするだけになっていた。

  「ゲロゲ〜ロ♡ 残念ながらキサマの息子の薬では、キサマの内の腐敗した雄交尾狂いの心までは元に戻せなかったようゲコな〜♡ ほれ、もっとよがり狂えゲコォォォ♡」

  ずちゅり! ぐちゅり! ぬちゅり!

  イビルフロッグ様の腰の動きが激しく、強く、速くなっていけば、俺の意識がさらに遠くなっていく。俺は……俺? 俺とは誰だ? オレは……?

  「あがぁぁ♡ ああっ♡ イビルフロッグ様、オレを、も、もう一度……♡ 獣戦闘員にして……くださいぃぃぃいい♡ いぃぃぃぃぃ!!」

  もはや自分が何者であるかも忘れたオレはイビルフロッグ様にもう一度、戦闘員にして欲しいと懇願する。きっとイビルフロッグ様は喜んでくれる。そう思っていた。だが──

  「それは認められないゲコ」

  イビルフロッグ様が腰を振りながらオレの懇願を一蹴する。オレは白熊獣人のパパどころか、獣戦闘員1号にも戻れないというのか? 快楽を享受しながらも悲嘆に暮れたオレだったが、次の瞬間、口の中にイビルフロッグ様の舌が入れ込まれた。ずるりと口内に差し込まれた舌先に乗せられていた毒々しいピンク色の種が俺の喉奥へ押し込まれていき。

  ごくり……

  イビルフロッグ様が舌伝いに注ぐ唾液とともに食堂へと流し込まれていく種、それはオレの胃の中へ入ると同時に体内へと根を張り始めた。体の中からカーッと体が熱くなり、毛穴からぶわっと汗が噴き出し、全身を鋭い痛みが襲う。

  「あがっ! うがっ! こ、これは……!? なんなのです、いび、イビル、フロッグ様ぁぁぁ!」

  「キサマが飲んだのは新たな怪人薬『淫魔の種』ゲコ。これを飲み、ワシの精液を受け入れた獣人は新たな怪人……淫魔怪人に生まれ変わるゲコォォ!」

  イビルフロッグ様の言葉に耳を疑う。オレが怪人に生まれ変わるというのか? 戦闘員を支配し、同胞だった獣人を襲う、悍ましい怪人に堕ちるというのか、そんなの、そんなの、そんなの──

  「んほぉぉぉ♡ 最高ではありませんか、イビルフロッグさまぁぁ♡ 早く、オレの中に精液をぶっ放して淫魔怪人にしてくださいぃぃぃ♡」

  「やはりキサマは最高の素体ゲコよぉ! ゲコっ♡ さぁ、ワシの…… グエッ♡ 精液をたっぷりと喰らい、立派な淫魔になり下がるゲコォォォ♡」

  先ほどまでの悠然とした態度から徐々に余裕のない鳴き声を漏らし始めたイビルフロッグ様が、いよいよと言わんばかりにオレの中をその長いペニスでかき混ぜ始めていく。そして──

  ドピュッ♡ ビュルル♡ ビュルルルルルルル♡

  オレの直腸へと冷たいドロリとした精液が放たれていく。すでに胃を突き破り、上は脳まで、下は直腸まで神経のように張り巡らされた淫魔の根がイビルフロッグ様の精液に触れた瞬間、いままで味わったことのない快感が稲妻のように全身を駆け巡っていき──

  「う"あぁぁぁぁぁぁぁああああああああああ!!!」

  オレは絶叫と共に絶頂に達した。屹立したイチモツから精を吐き出した瞬間、体内の淫魔の根が全身に浮かび上がり、白い毛皮に映える桃色の紋様として刻まれていく。

  「うごぉぉ♡ からだが、体があぁぁあ♡」

  太っていた体は2回りも大きくなるくらいでっぷりと脂肪で膨れ上がっていく。

  「あがっ! ぐがっ! 頭が割れるぅぅぅ! 背中が裂けるぅぅぅ! でも、ぎもぢぃぃぃぃよぉぉぉぉぉぉぉ♡♡」

  両耳の外側から対となる黒色の捩れた角が生え、背中からは伝承に謳われる悪魔の羽が生えていく。

  「ゲロロロロ〜〜〜〜♡ 全身に刻まれた淫紋は淫魔の証ゲコ♡ ワシのペニスを咥え込みながら変化するとは、たいした淫乱怪人ゲコ」

  怪人への変化を見届けたイビルフロッグ様がオレの体内からペニスを抜く。あんなに大量の精液を放ったというのに全く溢れ出てこないことから淫魔怪人になったオレの体はイビルフロッグ様のありがたい精液を全て吸収したのだろう。なんと素晴らしい……

  「ンフ♡ イビルフロッグ様、オレをこのような淫らな怪人にしていただき、ありがとうございマス♡ アナタ様のお役に立てるよう、コノ身の全霊をかけてアナタに仕えマス♡」

  「期待しているゲコよ、獣戦闘員1号。……いや、怪人となったキサマには新たな名を与えねばな。キサマは今日から『淫魔怪人・インキュバスポーラー』と名乗るがいいゲロロ♡」

  「ンフフ♡ 素晴らしい名前をいただき光栄デス♡」

  ああ、早くこの怪人の能力を使いたい♡ そうだ、今頃オレを探しているアイツに実験台となってもらうことにしようか♡

  [newpage]

  「パパ!? パパーーー!」

  パパがいなくなったあの日からボクは仕事も休んでパパを探し回った。あてもなくかけずりまわり、声が枯れるまで捜索を続けた。せっかく取り戻した日々をこんな簡単に失いたくなかった。

  「はぁ、はぁ……パパ、どこにいっちゃったんだよ」

  普段運動する習慣がないこともあり、少し走っただけで息は荒く、全身が汗だくになり毛皮がベッタリと湿る。力なく公園のベンチに腰掛けた僕は徒労感に大きなため息をついた。動きやすいようにと着ていたジャージすら熱く感じて、上着を脱げば肌着のTシャツはすっかり汗濡れになっており桃色の乳首が透けてしまっていた。

  「ンフフ♡ 我が息子ながら豊満で淫猥な体をしているではないか、ホクト♡」

  「パパ!?」

  パパの声が頭上から聞こえて顔を上げると、先ほどまで公園にいたはずの僕はいつの間にか真っ暗な空間に閉じ込められていた。完全なる闇の中だというのに、自分の体と闇の向こうに佇む異形の存在だけはしっかりと視認できたのが不思議であった。異形の存在、ボンテージのようなゴム製のタイツを胸や股間など体の所々にまとった蠱惑的かつ滑稽な姿をしたソレがピンク色の瞳をこちらに向けてくる。逃げなければ……そう思っているのに、その瞳に見据えられれば視線を逸らすことが叶わなくなる。のしりのしりと脂肪で膨れた体を近づけてくる。白い毛皮の上に刻まれたピンク色の紋様が怪しく光れば、その存在を否が応にも意識せざるを得なくなった。

  「あなたは……まさかタイラント帝国の怪人?」

  「ンッフッフ♡ ホクト、オレのことを忘れっちゃったのか? おまえの愛しいパパじゃないか?」

  パパ? この変態が? 目の前の怪人が言っていることが信じられずにいた僕の頭に怪人の太い腕が伸ばされる。殴られる……! そう思い目を瞑った僕だったが、その鋭い爪が伸びた大きな手は僕の頭をポンポンと撫で始めた。

  「嘘……でしょ?」

  その温かさ、叩くリズムはパパのものと一緒だった。驚きながらその感触の懐かしさに警戒を許した僕は、次の瞬間には頭蓋骨を鷲掴みにされていた。

  「い、痛い……! や、やめてよ、パパ!」

  「ンッフフ〜♪ オレの淫魔怪人としての力を見せてヤロウ。フン♡」

  パパの手がピンク色に光ると、心地よかった手の温もりが途端に不快なモノとなり、僕の頭の中に流れ込んでくる。なにこれ……頭がぼーっとして、心臓が高鳴って、お腹が熱い……

  「あっ、うぁぁぁああ♡」

  ぼぉっと腹がピンク色に光ると目の前の怪人と同じようなハート型の紋様が浮かび上がってくる。なんだこれ、紋様を通じてじんわりと広がった熱が乳首に、腋の下に、チンチンに届けば、毛皮の下を虫が這うようにぞわぞわとした感触が全身を襲った。

  「ひゃ、ひゃだ……♡ なにこれ……♡」

  「おお、オレの力が伝わったようダナ。これが淫魔の力だゾ、ホクト♡ オレの力を受けた者は快楽の奴隷に、オレの眷属になる運命なのダ」

  そう言いながらボクの肌着を引きちぎると、腹にくっきりと浮かんだ淫紋を撫で始め、マズルの先を腋の下に近づけて音を立てて匂いを嗅ぎ始めた。

  「ンフフ♡ だらしなく太ったワガママボデーになりおって♡ 腋の臭いも……スンスン……ンオォ、臭くて敵わん♡ 我が息子ながら堪らん体だわい」

  そして、露になった桃色の乳首へと顔を近づけると舌苔まみれのざらついた舌を大きく広げてベロベロと舐め上げ始めた。

  「あぅ♡! あぁぁ♡! やめてぇぇ! あっ、ああぁぁぁああああんんん」

  「おお、おお♡ かわいい声で鳴くじゃないカァ、ホクト♡ んベロ、んちゅっ、レロォォォ」

  「あん! ああん! ううぅぅあああ!! ひぎぃぃぃいいい♡」

  乳首を舐められる度に反応するボクの顔を上目遣いに見つめるピンク色の瞳。それは好色に塗れており、とてもパパとは思えなかった。すっかり涎まみれになった乳首を咥えたパパは両の手で胸を揉みながらチューチューと勢い良く吸い始めた。

  「んちゅっ! くちゅっ! ンフフ〜♡ たわわな乳肉に桃色の乳首、こうやって吸ってるママのことを思い出しちゃうナァ♡ んちゅっ、んんん! ちゅぅぅぅううううう!!」

  「ああ、いやぁぁぁぁああああ! 気持ち悪ぃこと……言わないでぇぇえあああ!ひぃぃいいややぁあぁ!」

  性経験が皆無である僕だが一度として雄の体に反応したことはない。しかし、パパの愛撫を受け入れている内に、パパの……いや、淫魔の体を魅力的に感じ始めてきていることに気づく。このままじゃダメだ、思い出のママのことまで汚すようなことをパパが言うはずがない……これはきっと何かの間違えなのだと、そう思おうとした瞬間、パパのマズルが僕のマズルへと重ねられた。

  ちゅるっ! じゅるぅぅ! くちゅっ! ちゅぱぁあぁあああ!

  下品な音とともに汚い舌が、臭い唾液が口中へと流し込まれていく。ああ、こんなのダメなのに。抵抗しようと思ってるのに……こんなに気持ちいいなんて……♡ 僕の抵抗の意思が弱まっていくと同時に腹に刻まれた淫紋の怪しい光が強くなっていく。パパが背中に生えた悪魔のような羽で僕の頭を包んでいけば、マズルとマズルの間で繰り出される水音が籠って脳に響いていく。ああ、これが交尾なんだ……僕はパパと交尾しているんだ♡

  「ホクト、オレの眷属になって一緒にイビルフロッグ様に仕えるか?」

  「えっ?」

  マズルとマズルが離れて淫らな視線を交わす僕らの口元を唾液の糸が繋いでいる。パパの言葉に即答できずにいた僕だったが、パパはジャージを突き破らん勢いで勃起した僕のチンチンを掴むと桃色に光る淫魔チンポと擦り合わせ始めた。

  「あうぅ♡ そんなの……僕は♡ ティア・ガーディアンズの一員なのにぃぃ♡」

  「オレの眷属になれば一生こんなことができるぞ? ホクトもパパとずっと一緒にいたいダロウ」

  怪人の眷属になるということはヒーロー達を裏切るということだ。この星のためにそれは許されない。パパと一緒にいたいのだって、こんな形ではなかったはずだ。そんな正しい思いは亀頭と亀頭を擦り合わせる兜合わせの快感の前では無力であった。歯を食いしばり、堪えていたがついにそれは限界に達した。

  「あっ♡ あっ♡ パパ、パパ、出ちゃうよォォ」

  「よーし、ホクト。パパと一緒に出し合って、かけっこしようなァァァ」

  ヌチュっクチュッチュクッジュルッ

  まるで赤ん坊をあやすようなパパの声に釣られて僕は自分でも腰を振り、パパとの兜合わせに興じていった。そして──

  「あっああああ!あああっあぁぁあっぁあぁぁぁぁああああ♡♡♡」

  「おお、漏らしちゃうかぁ、ホクト。じゃあ、パパも出しちゃうぞォォォ♡ 淫魔チンポから♡ 淫魔精液出しちゃうぞォォォオオ♡」

  ビュルルっるるるるっるうるるっるるるうる!

  ピュルウゥゥゥウウゥルルルルゥルルルルルルル♡

  僕とパパが射精するのは同時だった。お互いが鈴口から大量の精液を放出し、お互いの毛皮にかけ合う。僕の精液はパパの淫紋へ、パパの精液は僕の淫紋へ。お互いの精液をかけ合った時、眷属としての契約が完了した。

  「はう♡ あう♡ あぁぁ♡」

  「ンフフ♡ これでホクトは一生オレの操り人形だゾォ♡ 嬉しいだろう、なぁホクト?」

  「ゲロゲ〜ロ! 愛する息子を自ら眷属に堕としてどんな気分ゲコ、インキュバスポーラー?」

  パパの……いや、我が主人インキュバスポーラー様の能力で作り上げた暗闇が晴れると、そこには紫色の肌をした[[rb:爬虫人類 > レプタイル]]が満足げに立っていた。その姿を認めたインキュバスポーラー様が跪いたたため、僕はそれに倣って爬虫類人類に跪いた。

  「ははーっ、目に入れても痛くない愛する我が子を自らの手で悪に染める快感はひと塩でございました、イビルフロッグ様」

  「ゲロゲロゲ〜ロ! そうだろうゲコ。オマエはその能力でこれからどんどん眷属を増やしていくがいいゲコ! さて、オマエの息子にはワシ自らが直々に命令を下してやるゲコ」

  イビルフロッグ様は水かきの付いた手を開くと、緑色の液体が入ったカプセルをボクに手渡させれた。

  「ヒーロー組織の天才科学者よ、この薬を完全な物にするゲコ」

  インキュバスポーラー様の主人であるイビルフロッグ様は眷属となったボクにとっても絶対の存在であった。ボクは傅き恭しくカプセルを受け取ると何の疑問も持たずに忠実に命令を遂行することだけを考えた。

  ──────

  ────

  ──

  「土佐司令官、ボクの開発したこの『ヒーロー強化デバイス』を飲ませてティア・ガーディアンズの強化を図るべきです」

  「ふむ、しかしのぅ……北斗くんには悪いが人工的な薬品でヒーロー達の力が強まるというのは、どうにも眉唾でのぅ」

  イビルフロッグ様に命じられるがままに「HKD」を完成させたボクは土佐司令官に直談判をしていた。テーブルの上に置かれた毒々しい緑色の液体を見れば、土佐司令官が渋るのも無理はない。しかし、ボクには時間がなかった。早く、早く、これをヒーロー達に飲ませなきゃ……。飲ませたら、きっとあの方がご褒美をくれる……♡

  「何を迷っているのデスか、土佐司令官!? ヒーロー達ですら怪人に改造されている今、組織の力を強めるのは急務! ボクが開発したこの薬で……ミンナを強くしなければ」

  テーブルを挟んで対面する土佐司令官に喰ってかからん勢いで熱を込めて語り掛ければ、きっとこの人は絆される。それを信じてもらえるだけの功績をボクは残してきたのだから。案の定、少し思案した表情を浮かべた後に彼はゆっくりと口を開いた。

  「そうじゃな……ヒーローが2人も怪人化した今、猶予はないのかもしれん。君が提案したHKDプロジェクト……『ヒーロー強化デバイス』プロジェクトを実施に移そう」

  「ありがとうございマス、これで世界は1つになります!」

  深々と頭を下げながらボクの口元は歪に歪んでいた。その表情がバレないようにそそくさと司令室を後にしようとしたボクの後ろ姿に土佐司令官が声をかけてきた。

  「時に北斗くん。お父上は息災かね? 何やらしばらく失踪していたと聞いたが……」

  「イン、……父ですか? ご心配をおかけして申し訳ありません。最近は調子が良いようで夜な夜な外で遊んでいるようデス」

  「ホホ、元気ならば良い。しかし、最近は雄獣人の誘拐事件が増えておるから気をつけるように伝えておくれ」

  ボクは何も言わずに部屋を出た。土佐司令官が口にした誘拐事件の犯人が、パパ……いや、インキュバスポーラー様だとは思うまい。

  そして、HKDプロジェクト実施日が訪れた。ボクの提案でヒーロー全員が同日同時刻に投与されることになった。世界中に散らばっていたヒーロー達が本部に集められるという異常事態であるが、医療リーダーとして信頼を勝ち得てきたボクの言うことを疑う者は誰一人としていなかった。

  『ヒーローの皆さん、今日はお集まりいただきありがとうございます。ボクが開発したHKDを飲んでいただければ、タイラント帝国は敵ではなくなります。さあ、HKDを飲んでください』

  集められたヒーロー達がボクのアナウンスを合図として一斉にHKDを飲む。一気に飲み干す者、苦味を我慢しながらチビチビと飲む者、飲み方は様々であるが皆が飲む様子を観察している内にボクは……

  『ンフフフフ♡ ククク、アハハハハハハハハハ♡』

  笑いが堪えきれなくなった♡

  「熊ヶ谷ドクター? どうしたんだ……? うっ!? うがぁぁぁ!」

  「おい、どうしたんだよ。薬の副作用かっ!? おっ……おっ……ぎゃぁああ!」

  「医療班、早く! みんなの様子がぁあぁぁぁあああああああああ!?』

  HKDを飲んだヒーローが苦しみ、もがき出す。全身の所々が隆起して膨張していく様は壮観ですらあった。ヒーローがそれぞれの特徴を残したまま、姿形を変容させていく。HKD……ヒーロー強化デバイスと称していたが、本当の名前は違った。『ヒーロー怪人化ドラッグ』、それを開発し飲ませることが、インキュバスポーラー様の眷属されたボクがイビルフロッグ様から授かった最初の命令だった。これを飲めば、タイラント帝国が敵ではなくなる……というのはある意味では本当のことであった。

  「うがぁぁぁあああああぁぁぁああああああ!」

  「ぐおぉぉぉぉぉぉおおぉぉぉおおおおおお!」

  「きしゃぁあぁあぁぁぁあぁぁああああああ!」

  ヒーローが1人、また1人と怪人へと変わっていく。日々のメディカルチェックによってヒーローの体を知り尽くしたボクはイビルフロッグ様から授かった怪人化薬を、ヒーローに効きやすい完全な物へと進化させたのだ。自らの発明品によって悪に堕ちていくヒーロー達を見届けたボクは瞳から涙を溢れさせながらも、股間をギンギンに勃起させ、口元に歪んだ笑みを浮かべていた。

  「ンフフフフ♡ ああ、ボクはなんて恐ろしいことを……けど、これでパパに、インキュバスポーラー様にご褒美をいただける♡」

  怪人化したヒーロー達が悍ましい産声を上げる中、これから起きることへの期待に胸を踊らせたボクは勃起したチンチンの先から我慢汁をドロドロと垂れ流すのであった。

  ────

  ──

  そして、怪人化したヒーロー達により瞬く間に世界は蹂躙されていった。怪人達の中には禍々しい淫紋を全身に刻んだ淫魔がおり、その傍らにぽっちゃりとした白熊獣人の眷属を引き連れていたそうだが、それを見た者は世界に1人としていなくなった。なぜなら、その日世界は滅んだのだから──

  「パパーーー♡ もっと、もっとしてよぉぉぉおおおお♡ ボク、気持ちいいの大好きダヨォォォ♡」

  「ああ、ホクト、かわいいオレの眷属め♡♡ もっと、オレ好みに変えてやるぞぉぉ♡ オホォォォ、淫魔精液、中に出してやるぞォォォ♡」

  滅んだ世界の中心で淫魔と眷属の嬌声だけが響くのだった。

  (完)