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・基本の味・
♪キャラ崩壊
♪口調迷子
♪オリ設定
【隠し味】
・ヒヨコが好きに味付け。
「猫の小物入れ」ネタを含みますので、先に猫の小物入れを見る事をおすすめします。
・マシュオタ風味のほんのりと浮かんだモノをビー玉にしてみました。
薄っすらと浮かんだものですので、よろしければお付き合い頂けると幸いです。
[newpage]
📌公園でアイスを食べてるオーターを発見したワース。
アイスからは(パワー!!!)の匂いが漂っており、顔を顰めた。
だが、オーターは何食わぬ顔でソレを食べていた。
ワースは意を決してアイスの正体を告げるのであった。
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[chapter:アイスの花]
{なぁ…オーター。
そのアイスさ…。〕
俺は嬉しそうにアイスを食うアイツに事実を告げた。
❖幸せそうアイスを食う❖
それだけなら、俺だって何も言わねぇ。
だがな…兄貴が食ってるアイスが(パワー!!!)入りだから、言わざるを得ない。
嫌だろ?
自分の兄が(パワー!!!)入りのアイス食って{このアイス、美味しくて、好きなんだ。〙とか言うの…。
俺が事実を告げると兄貴は食べていた分を飲み込んでから、ポンッと俺の頭を撫でながら、言葉を縫った。
{最初から、知ってたよ。〙と。
俺が{へっ?〕と言うと兄貴は再びアイスを口に運び、食べながら言った。
{レインがくれるアイスに彼の(パワー!!!!)が入ってる事。
“苦くて喉にへばり付く”アイスなんて無いもの。
何処かにはあるかもしれない。
でも、ワタシが食べて来た限りではそんなアイスはありません。〙
“もっもっ”
スプーンに掬われて(パワー!!!)入りのアイスが兄貴の口に落ちて行った。
{やっぱり、喉にへばり付くな。
でも、アイスで薄まってるから飲み込めるか。
匂いが濃い…。
今日は多く入れたんだろうか…?〙
なんて言いながら、食べる兄貴。
俺が言葉を無くているとアイスを食べ終えた兄貴が笑って言った。
{ワタシだけのアイスですから、つい嬉しくて…。〙
照れ臭そうに兄貴は笑った。
{そーかよ。
まぁ、アンタが幸せならそれで良いけどさ。
(あんなに幸せそうならば、こっちがどーこー言うのもなぁ…。)〕
アイスを食ってる時の兄貴の顔は“幸せ”そのもの。
だったら、取り上げるのは酷だろう。
ふと、思った事があったので聞いてみた。
{なぁ。〕
{ん?〙
{もしも“他に好きな人が出来た”ってレインが言ったら、どうする?〕
兄貴はアイスを食べながら言葉を練り始めた。
そして、練られた言葉が泳ぎ出す。
{無いですよ。
だって、レインは“ワタシ”だけを愛してているから。
仮に“別の人”を好きになっちゃったとしたら、ソイツを砂に埋める。
レインに関しては唆されただけでしょうから、咎めはしない。
だが、ワタシの腹が満たされるまで…ね?〙
そう言い、兄貴はまたアイスを頬張った。
(…おい、なんか最後“♡”付きそうだったぞ。)
{取られねぇ様にしろよ。
大事な人ならな。〕
“コクッ”
兄貴は頷きアイス殻を魔法で潰し小さな玉にし、鞄に入れた。
{あっ…!!〕
兄貴の苺色の目に光が灯る。
(来たか、いつものが。)
{綺麗な魚!!
ワース、遅くならない内に寮に帰るんだよ。
ワタシはあのお魚、追うから!!!
またね!!!〙
兄貴は手を振り、魚を追い掛けに行ってしまった。
{相変わらず、早ぇなぁ…。〕
魚コールをしながら走る兄貴を見送りながら俺は呟いた。
…ん?
そういえば、兄貴…。
“アイスで薄まってるから飲める。”って言ってたが、あれって“アイス”だけの話だよな…?
まさか“直”で飲んでる訳じゃ無いよな…?
{やめやめ!!
人の夜ノ事情に首突っ込むもんじゃない。〕
俺は頭を振り、学校への帰路を歩いたのであった。
[newpage]
📖マシュオタ風味
イノセント・ゼロ版のマッシュ君とオーターさん。
ちょっとだけ“お薬”表現あります。
ほんのりと浮かんだものです。
R-15
※マッシュ君語り。
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↑↓マッシュ君
髪の色:墨色
目の色:緋色
性格:情緒不安定。
一人称:僕
好きな事:金魚の世話
(世話している金魚をオーターの部屋に流し込むのが好き。)
好きな物:苺
✎気に入ったモノは大事にする。
(大事なモノも壊さずに、同じ扱い。)
外に出る時は顔と姿が隠れる大きさのフード付きの服を着ている。
杖&固有魔法は不明。
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💧⌛オーターさん
身長:150cm
髪の色:濡羽色
目の色:薄花桜
性格:泣き虫
(戦闘中は普通。)
一人称:名前で呼ぶ。
好きな事:金魚を眺める
好きな物:琥珀糖
✎戦闘中は普通。
本当は泣き虫さん。
自分の事は名前で呼ぶ。
琥珀糖を食べている時と部屋に流し込まれる金魚を眺めるのが落ち着く時間。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[chapter:お人形]
〘しまった…。
また壊しちゃった。』
部屋が真っ赤。
うーむ、力の加減って難しいものですな。
辺り一面、赤しか無い…。
部屋掃除をしているとトランプの雨が降って来た。
“満月の日、人形持って来るから待ってろ。”
それは次男のファーミン兄さんからだった。
〘頑丈な人形だと良いなぁ。』
部屋の掃除で一日終わっちゃった。
今度は加減しないとね。
じゃないと、楽しめるものも楽しめないから。
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待ちに待った満月の日。
ドアがノックされ、言葉が咲いた。
❖持って来た。
お前好みの人形になると思う❖
〘今、開けるね。』
僕がドアを開けると其処に戦闘後みたいになっているファーミン兄さんが立っていた。
❖この人形買うのにめちゃくちゃ混んでたから、押し退けて買っちゃった。
大事にしろよ?❖
“ホイッ”
そう言ってファーミン兄さんが袋を渡してくれた。
〘ありがとう。
大事にするよ。』
❖ん。
それじゃ❖
手を振ってファーミン兄さんはどっかに出掛けて行った。
袋を受け取り、僕は自室に戻った。
〘どんな子だろう…?』
袋を開けると中に新しい人形が入っていた。
片手にトランプのタグ。
もう片手には砂時計のタグ。
壊さない様にタグを引き抜いた。
すると“パチッ”と人形は螺旋状の目を開け、コチラを警戒する目の色を宿した。
〘警戒しないで。
今日からよろしくね。
僕だけの“お人形”さん。』
ーさぁ、楽しい遊びの時間だー
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〘もう、お薬要らない…!!〕
そう言い、ポロポロと涙を彼は溢す。
でも、これだけはやらないとね…。
〔昨日も部屋から逃げようとしたでしょ…。〙
いつものお薬を注射器に注ぎながら僕は言う。
目が覚めてからというものこの人形は逃げ出そうとする。
何度もお薬を打ったって逃げ出そうとする。
記憶も何もかもぐちゃぐちゃな筈なのにね。
流石は“神覚者”
注ぎ終えた薬が揺れる注射器を彼の白い首筋に突き立てた。
ジタバタと暴れるが小さい身体だから薬が回るのも早い。
ほら、目が蕩けて来た。
〔アナタの帰る所は何処?〙
優しく問えば彼は答える。
〘マッシュの所…です。
逃げ出そうとして、すみません。〕
ギュッと僕を抱き締めて彼は言った。
僕はいつものをする為、彼に言葉を渡した。
〔逃げ出そうとしたバツです。
ほら、舌を出して。〙
コクッと頷くと彼は舌を出した。
“トンッ”
いつも打ってる所に針を刺した。
薬剤が無くなった頃には“出来上がり”
僕だけ“お人形”
うっとりとした声で彼は蕩けた言葉を言う。
〘今日もいっぱい“愛でて”ください。
マッシュ。〕
涙で目を潤ませながら、言うものだから僕の理性の糸が切れるのも早かった。
〔壊れないでね。
“お人形”さん。〙
コロコロと夜の花が今日も咲く。
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