AdAd
  
決戦後、ホグワーツにて

  あてんしょん!

  

  ・ハリポタのパロディ。オリジナルsideオリジナルキャラです。

  

  ・筆者の特大妄想詰め合わせです。

  

  ・そして、だいぶ捏造したところも。

  

  

  以上のこと、おkな方のみお進みくださいませ。

  何があっても文句はご遠慮くださいませ。

  

  拙作ではございますがどうぞよろしくお願いします。

  

  [newpage]

  

  

  

  薄暗い校長室に立ち尽くす長身の魔女の元へ小柄な魔女が近づく。

  「……あぁ……アルですか。」

  振り向いたミネルバの目元には確かに涙が光っていた。

  アルニラムはミネルバの見ていた物を見る。

  「…………たくさん……、犠牲が出ましたね」

  ぽつり、と呟くように言ったアルニラムもまた多くの犠牲を直接見てきた。

  ミネルバは静かに頷き、再びダンブルドアの絵を見る。

  タヌキ寝入りなのか、本当に寝ているのかは分からないが絵の中のダンブルドアは目を瞑り寝ているように見える。

  「……ですが、終わったのです。……これからの子供たちは、闇を必要以上に恐れずに済むのです」

  アルニラムは静かに頷く

  悲鳴と、涙の時代は幕を降ろした。

  混乱はすぐには収まらないだろう。

  だが、魔法省の立て直しも、今回の戦いでぼろぼろになったホグワーツの再建もじきに始まるだろう。

  「長い闘いでした。しかし、ポッターの、いえ、皆のおかげで明るい時代を見ることが出来きそうで大変嬉しいですよ」

  ミネルバは隣に静かに立つ元教え子に微笑みかける。

  「どうです、Ms.夜駆。この際、闇祓いを退職してホグワーツの教師になると言うのは。……貴方のお国の魔術を教えるもよし、変身術やDADA、魔法薬学を教えるもよし」

  アルニラムはくすりと笑う。

  「それも……、良いかもしれませんね」

  ならば、というように微笑むミネルバにしかしアルニラムは首を振る。

  「ですが、私は……もう少し魔法界の闇を祓う仕事をしたいと思います。」

  私は人を殺めすぎましたし、と小さく笑う。

  ミネルバはそんなことはないと口を開こうとするがアルニラムはもう一度静かに首を振る。

  それから口を開いたアルニラムは冗談めかして言う。

  「それに、こんな傷だらけの教師だと生徒が怯えます」

  ぴっと彼女が指差したのは顔の右側に張り付いた大きなガーゼだ。

  ミネルバは苦笑する。

  「貴方は……、いつも誰かを守ろうとして傷つく。これからはお気をつけなさい」

  彼女の学生時代から、友を守ろうとして傷つくアルニラムを見てきたのだ。

  自分の寮生として、誇らしくもあったが昔から心配もしてきたミネルバはアルニラムの肩に手を置く。

  「えぇ、分かっています」

  アルニラムは深く頷くと私は大広間に戻って皆の手伝いをしてきます、と言って校長室を出ていく。

  「……あの子もまた、深く傷ついた子であったのにのぅ。いつの間にやら頼もしい魔法使いになっておった。他者を守ることの出来る、強い魔法使いじゃ」

  出て行ったアルニラムの足音が聞えなくなってすぐ、ダンブルドアの声が校長室に響いた。

  「起きてらしたんですか」

  ミネルバが肖像画を見上げる。

  「タヌキ寝入りじゃ」

  ぱちりと悪戯っぽくウインクをするダンブルドアを呆れたように見る。

  「……アルは、これからも傷つくのでしょうね」

  ミネルバの言葉にダンブルドアは頷く。

  「そうかもしれんの。あの子はそういう生き方しか知らぬのじゃろうし」

  ダンブルドアは小さくため息をついて首を振る。

  「誠に、グリフィンドールらしいと言えば、そうじゃろうの」

  ミネルバも苦笑して頷く。

  それから、眉を寄せて若干怪訝そうな顔をする。

  「アルバス、何故あの子のことを?」

  私は寮監でしたし直接変身術を手ほどきしましたが、と呟く。

  「ふむ……、それは……ひみつじゃ」

  教えてくれなさそうだと思ったミネルバは一つため息をつくと、被害が零ではなかった校長室の片づけを始めた。

  魔法を使わなければ出来ないところ以外はすべて、手作業で。

  忘れてはならぬ記憶を、とどめるかのように。

  

  

  [newpage]

  

  

  

  アルニラムは一人で城の中を歩き回っていた。

  大広間で手伝いを申し出たらなじみの癒者に怒鳴られたのだ。

  君はけが人でしょう!と。

  戦いは終わったんだから、ゆっくり休めと半ば命令されたアルニラムはしかしゆっくり体を休めるでなく城の中を歩いていた。

  学生時代を思い起こしつつ。

  

  彼女が学生時代よくお世話になった医務室もぐちゃぐちゃだった。

  使えるベッドや薬品等は大広間へと移動されていたが、壊れたものがそのままに放置されている。

  医務室だと言うのに、そこで冷たくなっている人も何人かいた。

  まだ生きている者の手当てが終わっていないからか、なかなか亡くなった人たちの方へと手が回らず放っておかれているようだ。

  彼女は傍に跪き、虚ろに開いた目を閉じてやる。

  顔の血や埃を拭ってやる。

  静かに顔をあげたアルニラムは、そこに居た全員に同じ事をして移動する。

  地下牢へ、天文台へ、グリフィンドール塔へ、色々な所へと足を運びそこで冷たくなって風に吹かれている人たちに同じ事をする。

  守れなかった仲間を、敵として戦った者たちを。

  

  戦いを思い、二度と起きてはならぬことと記憶する。

  

  生き残った者に課せられる重荷が、また増えた。

  一度目は幼き日の家族との死別の時。

  そのあとは仕事で仲間を見取った時がこの数年間で何回も。

  そして、今回の歴史に残る大決戦。

  自らが見たことを記憶し、後世に伝えることを彼女は誓う。

  

  

  [newpage]

  

  

  今回は決戦直後のお話。

  

  ダンブルドアとミネルバの口調は難しいです・・・・・・。

  

  個人的に、城の内部までかなり破壊されているのかなぁと想像しています。

  

  

  

  短いですが、今回はこの辺で。

  楽しんでいただけたなら幸いです。

AdAd