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下心のない視線

  ※なんかアラビアンな曲

  ※拍手の音

  はぁ……はぁ……ん?

  ※踊り子、ある男を見つける

  はぁ、はぁ……ふふ。

  ※少し間を開ける

  ※ガヤガヤした音

  隣いいかしら。

  ……ふふっ。しー。

  驚かせてごめんなさいね。あ、マスター私も同じの。

  随分熱い視線で私の踊りを見てたから気になって。

  ……んー?周りも同じようにって?

  確かに他の客も熱い視線を向けていたけど、どいつもこいつも私の踊りっていうよりは、下心で見てた感じなのよ。

  まぁ衣装と踊りがそうさせるのもあるけど。

  でも、貴方は違うでしょ?

  ……ふふっ、照れちゃってかわいい。

  ※テーブルに飲み物が置かれる。

  あ、ありがとう。

  初めて見るけど、ここに来るのは今日が最初?

  ……へぇ、友達に進みられて。そのお友達は?今日は一緒じゃないの?

  ……あー、確かにここの隣はそういう店だからね。

  なるほど、ここに来る前に捕まったわけだ。

  ふふっ。でも、そのお友達には感謝しないとね。

  ……だって、今こうやって貴方と二人っきりで話ができるのは、その友達がいないおかげだもの。

  ※飲み物を一気に

  はぁ……ねぇ、また明日も来てよ。

  で、また一緒にお話ししましょう。

  最近退屈してたの。

  声をかけてくるのは碌でもない男ばかり。

  私ね、貴方みたいに私の踊りを見てくれる男とたくさんお話がしたいの。

  だから、また明日も……私の踊り、見に来てね。

  【完】

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