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もう大丈夫だって、何回も言わなくたって。子供じゃないんだから。
そんなに信用してくれてないの?
そうじゃないなら、私たちのことは気にせずに楽しんでおいで。一泊二日とはいえ、久々の夫婦での旅行でしょ?
……大丈夫、二人でやれば全部回るし、おかげさまでどっちも家事のスキル高いんだからさ。
……はいはい。もうお父さん、お母さん引っ張ってって。埒が明かない?
はいはーい。いってらっしゃーい。
※扉が閉まる
あー、やっと行った。まさか玄関先で1時間も粘られるとは……お母さんの心配性はどうにかならなかな……
ん?お疲れ様って……少しは助けてくれたって……
うっ、確かに会話する相手が増えると余計長くなってたな……
まぁとりあえず、無事に二人は出かけて行ったことだし、お昼ご飯までにちゃっちゃと掃除を終わらせますか。
分担は決めた通りね。先に終わったら、相手を手伝うOK?
……よし、それじゃあやりますか。おー!
※少しまをあける
ふぅ、こんなもんかな。
ん?あれ、もしかして終わった?
あー、こっちはもうちょい。
いや、手伝いはいいかな。あー……今何時?
……じゃあお昼お願いしていい?私の手伝うとご飯の時間遅れちゃうし。できる頃には終わると思うから。
うん、じゃあお願い。
※少しまをあける
あー、終わったー……腰痛い……
ん?フワー、なんてオシャレなお昼ご飯。持つべきは、人気カフェのキッチンバイトの弟だなー。
いやいや、私からしたら大したものだよ。あの店、いつも行列できててなかなか入れないしね。行きたいけど行けないって辛いんだよ。
……ん?んー、別にいいかな。だって、行かなくても家で作ってくれればそれでいいしね。あ、そう言うのダメだったりする?
おー、試作品か。それはいいね。その時は声かけてね、お腹すかせとく。
んまぁ、とりあえず、お昼食べようか。
いただきます。
※少しまをあける
※時計の音
※弟が起こす。
んぁ!?
……あれ、私寝てた?
うー、昼寝とか久々にしたー……ふわぁー……。
ん?あぁ晩御飯の買い物。もうそんな時間かぁ……
そうだね。行きますかねー。
※足音。
晩御飯何食べたい?
……え?だって、お昼作ってもらったし、晩御飯は私が作るよ。
んー、和食にしよっか。あ、肉じゃがとかいいね。どう?
……よし、決まり。確か冷蔵庫に人参と玉ねぎはあったから、それ以外だなー。なんか付け合わせも作りたいなー。何がいいかな。
……ん?どうした、なんかニコニコして。
なんでもない?えー、なんかありそうな顔だけど?
なんていうか、昔はもっとわかりやすくなったのに、最近はわかりにくくなってきたなー。
昔はストレートに自分の気持ち言ってきたのに……あんなに可愛かった弟も、成長したってことか。料理もできて家事もできて、どこに出しても恥ずかしくない子に育っちゃったしなー。
……まだそんなこと言ってるの?お姉ちゃん以外にお婿に行かないっていうのは、小学生までしか許されないの。もしかしてだと思うけど、私を出しに告白断ってるとかないよね?
え、ダメだったって、マジなの?冗談で言ったのに。
はぁ、私が思ってる以上にこの弟シスコンだわ……。
……はいはい。ありがとありがと。私も好きですよ。弟として。
……なぜ手を握る。
あのー、今不穏な言葉聞こえましたよ。親がいないことをいい事に何をする気ですかー?怖いんですけどー。
……あぁうん。好きの意味がガチなのはわかった……
今日は何をするにも鍵しめよ。私のためにも、弟のためにも……
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