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同級生と3つの願い

  ※教室の扉が開く音。

  あれ……あぁ、また意外な子だこと(小声

  こんな空き教室で何してるの?

  ふふっ、私のこと、知ってくれてて嬉しいよ。

  それで、こんな空き教室で何をしているの?

  なんだか私が入った時、ただならぬ雰囲気だったけど。

  ……なんでも、ない、か……

  ……ねぇ、もし願いを3つ叶えられるなら何をお願いする?

  当然目の前に神様が現れてどんな願いでも3つだけなら叶えてあげるって言われた。

  ……そう、どんな願い。彼女が欲しい、お金持ちになりたい。頭が良くなりたい。スポーツ選手になりたい。そんな願いでもいいし、嫌いなあいつをギャフンと言わせたい。力を手に入れて嫌いな相手をボコボコにしたい。自分をいじめるあいつを殺したい。

  そんな悪い願い事でも、なんでもだよ。

  そんなに怯えなくてもいいじゃん。例え話だし、何か形として残るわけでもないでしょ?口に出したからって本当に叶う訳でもないでしょ?

  たわいもない、例え話だよ。

  悪口でもなんでもいいよ。別に誰かにいうつもり無いし。

  ……ホントホント。だって私、人間に興味ないし。

  ん?どうしたの?

  ささ、話したまえ。

  ……そう、一つ目の願いはイケメンかぁ……なるほどなるほど。

  ……二つ目は力ね……いいよね、自分の身も守れるし。

  三つ目は?度胸か……そうだね、君さっきからずっとビクビクしてるもん。度胸があれば、私とだって普通に話せるよ。

  その三つが、君の願い事?

  ……そう……わかった。

  君の願い、私がちゃんと聞いてあげたよ(耳元

  ※チャイムがなる

  おっと、下校時刻みたいだね。

  それじゃあ私は帰るね。

  あぁそうだ。先に言っておくね。

  ごちそうさま。

  【完】

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