AdAd
  
特別な日の彼女の手料理

  あ、おかえり。

  *彼氏が抱きしめてくる

  うわ!……ふふっ、お疲れ様。ん?どうしたの。

  いい匂いがする?そりゃあご飯作ったんだから当たり前だよ。

  ……だって、ずーっと苦しそうにしてた企画終わったんでしょ?

  特別な日は私がご飯作るって約束でしょ?

  ……特別な日だよ。だから今日は君が好きなものを頑張って作った。

  いやー、久々の料理だったらいっぱいミスしたわ。

  ※彼が手を握る

  あ……えへへ、久しぶりだったから、何箇所か切っちゃった。

  でもね、料理は上手にできたと思うんだ。

  君に美味しいって言って欲しくて頑張ったんだよ。

  とりあえず、先にお風呂はいっておいで。

  ご飯はすぐに準備するから待ってて。今日は気合い入れて作ったからね。

  *しばし沈黙

  *扉が開く音

  あ、おがった。

  ふふっ、見て見て。

  じゃーん!

  すごいでしょ。気合い入れて作りました。むふん!

  え、作りすぎ。それは……ほら、明日も食べればいいでしょ?それか、お弁当につめればいいしね。

  ……ごめん、ちょっと張り切りすぎた。

  *彼氏、頭撫でる

  お……えへへ、ありがとう?そういってもらえてよかった。

  それじゃあ、もう無理って思うまでたらふく食べてください。

  いただきます。

  ……どう?美味しい?

  ……よかった。全部君が好きなやつだから、いっぱい食べてね。

  ……太っちゃう?んー、その分運動すればいいんだよ。大丈夫。

  え……やっぱり美味しい?

  もー、そんな褒めないでよ。

  ん?忙しいのにありがとうって?

  ふふっ、気にしなくていいよ。忙しくても、頑張った君への私からの気持ちだし。特別な日に、自分が作ったものを彼氏が喜んでくれるって、すごく嬉しいから。

  ふふっ、そんなに喜んでもらえると嬉しいな。

  でも、さっきも言ったように私は特別な日しか作らないから、今の内におなかいっぱい食べてた方がいいよ。

  次はいつになるかな?

  ……ふふっ、意地悪な言い方をしてごめんなさい。

  慌てなくてもいいからね。

  お仕事お疲れ様。少しは肩の荷が下りたと思うから、次の備えてしっかり体を休めておくんだよ。

  ……うん。必要とあれば、今日ぐらいは一緒に寝てあげてもいいよ。

  【完】

AdAd