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お腹をすかせた吸血鬼彼女

  ※布の擦れる音

  あ……おはよう。

  何してるのって……お腹が空いたから、ちょっと血をもらおうかなって。

  ……確かに、寝る前にいっぱい貰ったけど……

  ほら、食欲の秋っていうでしょ?あれじゃちょっと物足りなくてね。

  酷く喉が乾くの……血が欲しくて欲しくてたまらない。

  ね、いいでしょ?(囁くように

  ふふっ、やった。

  君のそういうチョロイところ私大好き。(徐々に耳元に近づきながら

  ※首にかぶりついて血をすする

  はぁ……美味しい……甘くて、濃くて、深くて……身震いするほどに体が満たされる……

  だーめ、もうちょっとだけ

  ※また首にかぶりつく

  はぁ……んー?どうしたの?上ずった声でダメって……

  ふふっ、暗がりでもこれだけ近いとはっきり顔が見えるね。

  どうしたの?そんなトロトロの顔して。

  これ以上はダメ?えー、なんで?

  ……はっきり言ってくれないとわかんないよ?

  ……ふふっ、食べられたいんでしょ?

  あ、今ちょっと反応した。ふふっ、まぁ物理的じゃなくて別の意味でだろうけど……

  んー?ダメじゃないよ。私、今最高に気分がいいから、とっても美味しい君を

  お腹いっぱい食べてあげる。(耳元で囁く

  【完】

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