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ヤンヘラに依存して

  ※扉を開く音

  ただいまぁー……よいしょっと

  ※駆け足の音

  あ、ただいまぁー、うおっ! あはは、もぉただいまぁー。

  さみしかった?そっかぁ。私も、早く会いたくてお仕事頑張ったよ。

  あ、これ頼まれてたもの。とりあえず近くのお店でそろえたよ。

  ねぇ、今日の晩御飯は何?

  ん?どうしたの?あるもので作ったから、あんまり豪華じゃない?

  別にいいんだよ。作ってくれるだけでうれしい。

  だからそんなにしょんぼりしないで。

  そんな風に申し訳なく思うなら、今度からは事前に私に食べたいものが

  あるか聞くこと。足りないものがあったらすぐに連絡。で、一緒に作ろ。

  それも、楽しみの一つだから。

  うん、いいこ。

  ねぇ、こっち向いて。

  ※キス(触れるだけ)

  ※抱きしめ

  はぁ、癒される……。

  んー、君も?えへへ、うれしいなぁ。

  もうお風呂はいちゃった?まだ?

  そっか、私が入っていいって言ってないもんね。

  じゃあ、私がご飯食べてる間に入っておいで。

  で、君が片付けしてる間に私がお風呂済ませるから。

  うん。じゃあ、とりあえずちゃっちゃと済ませようか。

  はぁ、さっぱりしたぁ……今日も疲れたぁ……

  ねぇ、頭なでなでして。

  ※頭なでなで

  ふふっ、ぎゅー!!

  ん、そのまま頭なでなで続けて。

  ……今日ね、また理不尽なことで上司に怒られた。

  昨日言われたとおりにしたのに、文句言われてさ、

  そのあとさ、許可出したのに企画のことぼろくそ言われてさ、

  ホントマジあのくそ上司……だからあの年で相手いないんだよ。

  ん?

  ※キス(触れるだけ)

  えへへっ、キスされちゃった。

  んー、可愛い。

  じゃあ、今度は私がなでなでしてあげる。膝おいで。

  ※膝枕

  ※頭なでなで

  今日もいい子だったね。私の言う通り、なるべくカメラのところにいて、

  ご飯食べるときもカメラの前、GAMEもカメラの前。

  貯めにメモ用紙に「お仕事頑張れ」なんて可愛いこと書くからさ、

  早く会いたいーって逆に手がつかなくなっちゃうこともあるんだよ。

  謝らなくていいの。私にとって、君は癒しだから。

  好きだから、誰にも渡したくない。私だけを見てほしい。

  私にいっぱい構って、私に愛情を注いでほしい。

  だから、君は私以外とかかわりを持っちゃいけない。

  なのにさ……

  ※押し倒す

  ふふっ、びっくりした?私に押し倒されて。

  恥ずかしそうにしちゃって可愛い。

  でもね、私今ちょっと怒ってるの。

  なにが? 私、君に言ったよね。私が好きだって。

  どんな私でも受け入れるって。

  君に全部話した。私の全部を。そして言ったよね、私と一緒にいたいなら、全部を捨てて、

  私だけを見て、愛してって。君はそれをよしとしてくれたよね?

  親も兄妹も、友人も、恩師も、全部捨ててここに来てくれたよね。

  誰も君のことを心配する人も、気にする人もいない。

  スマホの解約もして、君以外と連絡する必要がないからって言ってくれた。

  見せてくれさえすれば、スマホはそのままでもよかったのに……

  でも君は私だけを好きでい続けるために、全部を捨ててきたって……

  大好きだよって……。

  うん、わかってる。

  君が私だけを愛してくれてるって知ってる。

  おうちにいるとき、私はすっごく幸せだから。

  ご飯作ってくれる、お風呂も入れてくれる、掃除もしてくれる。

  いっぱいいっぱい愛してくれる。やっと、やっと見つけたって……

  ※スマホを見せる(物音みたいなの)

  今日、この女の人に君のことを聞かれたの。

  ねぇ、この女誰?

  あぁ言わなくていいよ。私はちゃんと知ってる。

  元カノさんだよね。なんだっけ、別れた理由はこの女が浮気したからだよね。

  しかも、君も含めた3股。見た目清楚そうなのに、とんだくそビッチだよね。

  ねぇ、そう思わない?

  あー、脱線した。で、この女が「彼と連絡がつかないの。知りませんか?」って。

  なんで私に聞くんだろうって思ったけど、前に私といるところを見かけたらしくてね。

  で、君は言ったよね。

  親も兄妹も、友人も、恩師も、全部捨ててここに来たって。

  誰も心配する人も、気にする人もいないって……これはどういうことかな?

  私に嘘ついたの……?あぁそっか、そうだよね。所詮君にとって私はそんなもんだよね。

  だって、こんなことするような女だもん。そりゃあ、嘘の一つぐらいつくよね。

  違う?別に嘘ついたわけじゃない?

  私は別にいいんだよ。君じゃなくても。

  私は、誰かに愛されさえすれば、1人じゃなくても、2人でも3人でも。

  それでも、たった一人を愛したいって気持ちはあるの。

  たった一人の、愛しい人からの愛情。今は君。君が私の中で今、1番なの。

  でも君が、私じゃない別の人のところにいく、優先する、取られるかもしれない。

  私はともかく不安を抱きたくない。幸福を愛情をただ感じたいの。

  だから、その時は君は私の1番じゃなくなる。

  当然、このことを話されると困るから、それなりの対応はさせてもらうから。

  ふふっ、好きよすーき。

  ん?大好きじゃないのかって?ふふっ、言ったでしょ。

  私は君じゃなくてもいいの。誰かに愛されすればいいかわいそうな子なの。

  大好きなんて言えないの。言っちゃうとね、その人が一番大きい存在になって、

  いなくなった時に私はその人を殺して、周りを殺して、自分も死んじゃうから。

  だから、気持ちを大きくしないために言わないの。あぁでも、君はたっくさん言っていいよ。

  私は言わないけど、君には言われたいから。

  ふふっ、我儘でしょ?でも、そんなところも受け入れてくれたんでしょ?

  君には何もない……全部を捨てた君には、私しかいないの。

  だから、しっかり私の気持ちをつなぎとめておかないと、君は1番じゃなくなる。

  私も頑張って君に嫌われないように頑張るよ。1番だけど、替わりがいるけど、

  でも、嫌われたくないからね。

  ※キス(軽く)

  んー?あの後彼女とどうなったかって?

  君には関係ないことだよ、気にしなくていーの。

  ねぇ、私のことだけ考えて。他の人のことなんて考えなくていいの。

  ねぇ、今日のパジャマどう?可愛い?

  髪とかの匂いは?新しいの買ってみたの。

  それとね、少し胸がおっきくなったの。

  ねぇ……頭の中、私でいっぱいにして……もっともっと……

  私を愛して……

  【完】

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