いじっぱりな古代竜はサンドイッチで

  次ページから本編ですがポケモンSVのネタバレのため御三家最終進化やEDを見てかつある程度のイベントまで進めたら閲覧することをオススメします、ネタバレ大丈夫またはもうEDとそのイベントやったよという人はそのまま次のページの本編へとどうぞ

  [newpage]

  広大なフィールドがあり中心には大穴がある地方、パルデア地方。

  そんな広大なパルデア地方でフォック達四人がいた、フォック、アストル、蒼剣、雷黄の四人だ。

  普段見せる竜人の姿でなく全員人間の姿をしていて何やらテーブルとテーブルクロスや食器や調味料と食材を用意していた。

  「これでOK」

  フォックは準備を完了してから一気にモンスターボールを七つ取り出す、七つのモンスターボールからポケモン達が出てきた、どれも旅でゲットなどしたポケモン達でもちろんドラパルドの姿をしたレイリュウもいた。

  パルデア地方の旅になると連れていくポケモン達が限られてしまいその地方に住んでいるポケモン達でなければならない、そのため四人の手持ちで連れていけるポケモン達とパルデア地方で手に入れるポケモン達でとなった。

  ドラパルドはパルデア地方にも出るためレイリュウはそのままフォックの手持ちで行けることができた、だがガラルなどで手に入れたポケモン達は留守となってしまい残ることになってしまった、まあフォック達の手持ちには伝説のポケモン達が多くいるためもしもの事にならないことにはなるだろう。

  そしてフォックが旅で手に入れたポケモン六匹いて中には同じポケモンもいた、そのポケモンは胸がタイヤのような突起となっていて赤く頭の白い柔らかく長いトサカをしたポケモン、コライドンだ、一匹はバイクのような姿をしていてライドフォルムというライドポケモン同様となっている。

  もう一方のコライドンはバトルフォルムで本来コライドンが戦う姿だ、さっきのコライドンもライドフォルムだがバトルフォルムにも慣れる、だが手持ちは六匹となっていてそれではずるいと思われるだろうがバトルフォルムにならない限りとライドフォルムでパルデア地方を周っていたため七匹でもライドポケモンとしても移動手段となっている。

  もう一方のコライドンに戻そう、こっちのコライドンに関してはバトルフォルムであるがライドフォルムには慣れないようでさらに狂暴な性格で元は別のトレーナーによってだったが主を失ってエリアゼロと呼ばれる場所でフォック達に襲い掛かるがフォックのポケモン達によって捕獲されさらにもう一匹のコライドンに対して何故かケンカを吹っ掛ける、しかしフォックによる威圧感というよりは魔王の威圧的によって暴れることに限度を設けてしまう。

  つまり今の主であるフォックにケンカなどすればその怒りを買ってしまうということにもなる、なのでテラレイドバトル以外では大人しくしてはいるようだ。

  「さてみんな~サンドイッチ作るから待っててね~」

  『わ~い!サンドイッチだ~!』

  子供のように喜ぶのがライドフォルムになっているコライドン、コランドだ。

  いじっぱりなコライドンとは対照的に人懐っこくフォックとアストルのモフモフも耐性があったのだった。

  コランド自体はパルデアの大穴から移動して砂浜に不時着して倒れたところをフォックがサンドイッチを食べさせて助けたのがきっかけだったようだ、逆にフォックを助けたのもありフォック自身コランドの事が気に入っていてその名前にするまではライドフォルムでいろんな場所をフォック達と冒険していた。

  だからこそフォック達にも懐いていてサンドイッチの時にはモンスターボールから勝手に出て来たりなど本来のコライドンとは違って優しいとこがあるのだった。

  「えっと、こうしてっと」

  そんなこんなでフォック達が調味料がかかった半分のパンに色んな食材を置いていく。

  そして最後にパンを挟んでピックを刺したら完成した。

  「できたよ~」

  『わ~い!』

  『早速いただきましょう!』

  ポケモンの言葉がわかるためかみんな喜ぶが何故かもう一匹のコライドンだけはあまり喜んでいないようだ。

  「あら、コラすけ、そんな顔すんなよ」

  『ふん!俺はあの戦いまだ認めてねぇ!そんな食いもんより早く戦わせろよ!』

  狂暴いじっぱりなのか不貞腐れていた、もう一匹のコライドン、コラすけは先ほども言ったが別の主のポケモンでもある。

  「まあまあ、そんな怒りを出していたらお腹空いて戦う力でなくなるよ?」

  『う…そ、そりゃあそうだけどよ…』

  正論を言われタジタジになってしまうコラすけ。

  「戦いだけが全てではないもの、あの時コランドに負けたのは俺達との絆があったから、まあ君には一緒になってそのうちわかるものだよ、とりあえず食べて少しはね」

  と、コラすけの分のサンドイッチを置いていく。

  『うま~い!ペパーのも美味かったけどフォックのも美味しいよ!』

  「コランドはホントサンドイッチ好きだもんね♪」

  「どんだけサンドイッチとか好きなんだよ」

  「まあ外食もいいがたまにこういうのも悪くないだろ」

  「そうですね、ポケモンの事色々とわからないことあるから調べたくなるんですよね」

  もぐもぐとコランドは食べていき蒼剣は呆れ雷黄は頷きながら食べていきアストルは探求心を搔き立てる。

  『……』

  『どうした?食べないなら俺が貰うぞ?』

  と、コラすけに話しかけてきたのはボーマンダに似た翼が三日月のようなポケモンだ、彼はトドロクツキと呼ばれるポケモンで古代のボーマンダである。

  パルデア地方にあるパルデアの大穴、エリアゼロには彼と同様に古代のポケモン、パラドックスポケモン達が生息している。

  元は古代のポケモンでタイムマシンによりこの世界にやってきたようだ、しかしパラドックスポケモン達は皆コラすけと同様に狂暴なポケモン達だ、そのためパルデアの大穴から出ればパルデア地方の環境が大変な事になり特定の者達でしか入れなくさせたようだ、ちなみにフォック達は強さやパルデア地方のチャンピオンなど実力が高いためエリアゼロに入れる実力もありオレンジアカデミーの校長クラベルから許可を得ている。

  ちなみにトドロクツキと呼ばれる彼はトドロキとフォックから名前を貰ってフォックの仲間になっている。

  『あん?別に食べねぇと言ってねぇし!食べるっつーの!』

  コラすけはトドロキを睨みながらサンドイッチを手で掴んで食べていく。

  『なっ!?』

  口に入れた瞬間、食材の味とパンに塗られた調味料がコラすけの舌を満足させる。

  『うめぇ!?なんだこれ!?』

  コラすけは驚きだす。

  「うわっ!大声出さないでよ!」

  フォックがコラすけに注意する。

  『おい!これもっとくれ!』

  と、フォックにサンドイッチを要求する。

  「まあ作ってもいいけどその代わりあまり食べ過ぎない方がいいよ?」

  『んなことどうでもいいんだよ!もっとくれ!』

  と、構わないようだった。

  「わかった、とりあえず作るから待ってて」

  『おう!あいつに負けない分作ってくれよ!』

  と、興味津々になっていた、コランドもサンドイッチが好きなようにコラすけまでもサンドイッチ堕ちしたのだった。

  [newpage]

  『げふっ!あ~美味かったぜ!』

  と、お腹をさすりながらコラすけは座る。

  『うわ~かなり食っちゃったけど俺達の分大丈夫かな?』

  と、コランドはフォックに自分達の分があるのか不安になる。

  「ちゃんと買ってあるから安心して、にしてもコランドもだけどコラすけもサンドイッチを食べるなんてね、古代のポケモンというよりはパラドックスポケモンは現代の料理とかに興味はあるようね」

  『よかった~』

  買ってあるようでコランドは安堵してフォックは古代のポケモンもといパラドックスポケモンが現代の料理に興味がある事に少し首を傾げる。

  「確かに、コランドもそうでしたがこれはアカデミーに戻って調べてみないとですね」

  「そもそもそういうの書いてるのか怪しいけどな」

  アストルは興味本位で調べたくなってしまうが蒼剣がツッコミを入れる。

  「あ、でも流石に食料のなどはトレーナーとのバトルで稼がないとね、また大会みたいなのネモが開いてくれるし、ついでに拾ったアイテムも売っておかないと」

  「そうだな」

  そう話しながらテーブルなどしまい後片づけをしたのであった。

  [newpage]

  「ひゃっほー!」

  コランドに乗りながらフォック達は移動していく、ライドポケモンはアローラなどにもあり、またガラルでは自転車でだったが自転車などでの移動ができない分コランドで移動することが多い、そのため。

  『お腹空いてきちゃった』

  コランドが止まりそう呟く。

  「そうだね、そろそろご飯にしようか」

  と、フォック達はご飯の準備をする。

  「にしてもコランドは俺らが乗っても平気ですげぇな」

  『うん!まあペパー達を乗せたのもあるし』

  「まあ俺らがいたら重量オーバーだったからエリアゼロの時は俺らも降りる時は俺らの能力などで何とか降りれたからいいけどな」

  前にエリアゼロを初めて訪れる前にコランドはフォック、ペパー、ネモ、ボタンと共にエリアゼロを降りて蒼剣、雷黄はとりあえず自身の能力で降り立ったのだ。

  今は三人が乗っても平気のようでこれでも色々な場所を駆け回ってきたためコランドは鍛えてはいる。

  またバトルフォルムにもなれるため戦闘でも活躍はしている。

  「さて準備完了っとみんな出てきて!」

  と、フォックがモンスターボールを全て投げて手持ちのポケモン達を出す。

  ちなみにフォックの手持ちはコラすけ、トドロキだけでなく他にもいた。

  一匹はワニにようで体色は赤く、顔は骨のような容姿で鼻の所に小さい炎の小鳥が乗っているポケモン、ラウドボーンと呼ばれるポケモンでホゲータと呼ばれるポケモンの最終進化した姿である。

  一匹は両手と頭に綿毛を生やしたポケモン、ワタッコともう一匹は鮫のようで鼻に星のマークがついているポケモン、ガブリアス。

  フォックの手持ちはほぼドラゴンタイプのポケモンが多い、しかし他にボックスに預かってるポケモンもいるためそこは割愛しておこう。

  『もうご飯か、歌の練習をしていたんだが丁度いいな』

  そう言ったのはラウドボーン、名前はホレンと呼ぶ。

  ホレンは最終進化してから歌などの練習もして技と歌う時で別でやっているようだ、フォックのいる世界で歌手をしており自分の歌を色々発信したりなどもしている。

  バトルでは歌というよりは専用のフレアソングでの攻撃や自身のタイプであるゴーストタイプの技で相手を翻弄していく。

  『僕もお腹すいたよ』

  続けてワタッコ、タポがそう言う。

  『そのようだな』

  続けてガブリアス、ナギサタも続けて言う。

  「待っててね」

  すぐにフォック達はサンドイッチを作る準備に取り掛かる。

  [newpage]

  「さてできたっと、最近コラすけも食べるようになったけど量はこのぐらいかな」

  フォックは沢山のサンドイッチを作ったようだ、もちろん蒼剣と雷黄とアストルと一緒に何人分か作ったのだった。

  『いただきます!』

  全員がサンドイッチにガブリつく。

  「うん出来は悪くないね、サンドイッチだけではあれだし今度ハイダイさんのお店にもお邪魔して料理でも食べようかな」

  そう呟きながらもサンドイッチを食していく。

  『おい!おかわりくれ!』

  「えっ!?早くない!?」

  と、コラすけの方はすでに食べ終えておかわりを要求してきた。

  「こいつかなり食うな」

  蒼剣も唖然としていた。

  「あ~待ってて」

  すぐにフォックはサンドイッチを作りに取り掛かる。

  「なんか同じコライドンでも違うんだな」

  『う~ん、まあ俺フォックのサンドイッチ好きだしコラすけがここまでサンドイッチに定着するなんて、俺と縄張りで戦った時や守護者として戦った時とは大違いだね』

  雷黄の言葉にコランドも答える、確かに今のコラすけに関してはフォック達と関わってから喧嘩腰やいじっぱりな性格のためか勝負など色々な面で暴れん坊でもある。

  「はいどうぞ」

  『あぐ!』

  コラすけはサンドイッチを食いまくった。

  「はいコランドの分のおかわりだよ」

  『あ、ありがとう♪』

  コランドもおかわりでサンドイッチを食べるのだった。

  [newpage]

  数日が過ぎたある日。

  「フォックさん次はどうします?」

  「あ~そろそろテラレイドの方行くつもりだしコラすけも暴れたいとこだろうから」

  「俺も行くぜ!」

  「俺達で人数は足りるだろう」

  四人でテラレイドをするようだ。

  「さてコラすけ出さないとね」

  フォックはコラすけを出すと。

  「え?」

  「お、おい…」

  フォックと蒼剣は驚いていたなぜなら。

  『ん?なんだよ俺の顔になんかついてるのかよ?』

  と、コラすけは若干イラッとしながら鳴き声でそう言う。

  「コラすけさ、ちょいと自分の腹見たら?」

  『あ?俺の腹がなんだよ…って!?』

  コラすけは自分の腹を見ると自身の腹にはついていなかった余分な肉がついていた。

  それも何故かコラすけの顔も若干膨らんでいて脇腹にも贅肉がついていた。

  『なんじゃこりゃああああああああああ!!!!!!!?』

  コラすけの叫びが木霊したのだった。

  [newpage]

  『ってか俺太ったのかなんでこんな!?』

  コラすけは困惑していた。

  「いやだってお前サンドイッチかなり食ってそりゃあ太るよ」

  と、フォックは正論を言う確かにコラすけのサンドイッチを食う量がかなりだったのでそりゃあ太るわけである。

  『う、そ、それは…』

  コラすけはタジタジになってしまう。

  『ってかあいつだって同じ量で太ってるだろ!あいつを出してみろよ!』

  納得しないコラすけは誰かを出してほしいと要求した。

  「コランドの事?まあ出してもいいけど」

  そう言いコランドのボールを投げるとコランドが出てきた。

  『どうしたの?え?』

  コランドもコラすけの姿に驚く。

  『はあ!!?なんでお前の方は太ってねぇんだよ!?』

  コラすけはお構いなくコランドを見るとコランドだけは自分と体型が変わっていなかったのだった。

  『え?いや俺フォック達とライドして色々走っていったりなどしてるから』

  そうコランドは答えた、コランドはバトルフォルムにはなれるだけでなくライドフォルムでの移動が多い、色んなとこをフォック達と周っていったためか同じ量でも走り回っていたため実質食べた分を消費していたのだった。

  一方コラすけはバトルフォルムではあるがライドフォルムになれない、そのためバトル以外では滅多にモンスターボールから出ることはない、それが運動不足となってしまい太ってしまったのだった。

  「最近バトル出していなかったのもあったから申し訳ないな」

  フォックは申し訳なさそうにコラすけに謝る。

  『はああああああああああああああああっ!!?』

  「確かにな、俺は太っているけど朝からトレーニングなどしていたり朝飯抜きからの昼飯と夕食は食べてやったりしているしな」

  蒼剣はそう頷く、蒼剣の場合は朝飯抜きで朝からトレーニングして昼はがっつり食って昼寝して夕食食べてとやっている。

  「とりあえずダイエットのためしばらくサンドイッチは少なくして野菜多めにしとくからね」

  『はあ!!?嫌だぜ!』

  「でもそうしないと元に戻りませんよ」

  嫌がるコラすけだがアストルに正論言われ何かがグサッと刺さったようなのがしたのであった。

  「コランドと違ってコラすけにはちゃんと色々と教えたりなどしとかないとね」

  と、フォックの顔が不敵な笑みをしている。

  「あ…これお前終わったな」

  「俺は知らないぞ」

  「フォックさんにあの顔になったら何か企んでいますからしっかりしてくださいね」

  三人はコラすけがこの後フォックから何かされてしまうのを察してしまいそう言う。

  『え?それってどういう…』

  この後コラすけはフォックに色々とされて数日後には元の体型に戻ったのだった、なおモフモフも含めてコラすけは誓ったのだった「こいつに逆らったらとあいつ(コランド)に手を出すなどされたら俺がやられる」と。