食用スライムお試し

  「ふむ、これをこうすれば」

  「おいま…じゃなかったフォック何やってんだよ?」

  フォックが何をやっているのを蒼剣が魔王と言いかけながらもフォックに声をかける。

  「ちょいとアイデアが浮かんで今それを実行してるのよ、レイリュウ」

  「はっ!マスター!」

  アイデアが浮かんでそれを実行しようと準備をしていた。そのままレイリュウを呼び出すフォック、レイリュウは大きな袋を持っていた。

  「アイデア?なんか嫌な予感が…」

  ゾッと蒼剣は身震いする。フォックがやることは何かとロクなことが起きないのだと。

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  「買ってきました!」

  「ご苦労様」

  大量に買ったのかパンパンに詰まったエコバックをレイリュウが持ってきた。

  「それは?」

  「食料よ」

  と、エコバックから食料を取り出していく。それぞれ色んな食べ物が用意されていた。

  「んでそれをどうすんだよ?全部俺とかじゃねぇよな?」

  「誰がお前にだ、まあ俺達の分と後のはこの子達によ」

  そう言うと魔法陣を展開、魔法陣から何やらでかい虫かごのような物が召喚された。

  「なんだ?ってこれは!?」

  召喚されたかごを見るとそこには水色をした水っぽい生き物がいた。

  「スライムよ、この子達に食わせるのよ」

  「マスター、スライムに食わせて何をするのでしょうか?」

  レイリュウもどうしてスライムに食料を食わせるのか質問した。

  「それはね、スライムはどうやら食料や飲み物などによって色合いなど変わって新たなスライムができるのよ、食料とかの問題などそれを解決するためにスライム一匹一匹に食べ物を別々で分けて食べさせているの、色々と太らせたりや空腹など何かあった時のためにスライムで代用する名付けて食用スライムよ!」

  と、それぞれの食べ物をスライム一匹一匹別々に与える。するとそれぞれのスライムが食べた食べ物と同じ色になったり中には似た感じの色合いにそれぞれ分けられたりしていた。

  「スライムの特徴を活かして食料不足をなんとかできると思ってね、あ、蒼剣、お前はスライムの効果を試すために実験に付き合ってね」

  「俺を巻き込むな!!!?」

  「確かに効果がわからない以上はそうせざるを得ないですね」

  ということで食料スライムの実験を蒼剣を使って実験することに。

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  「んでなんで俺を動けなくさせんだよ?」

  何故か蒼剣は両手両足を縛られて動けなくなっていた。

  「逃げそうだったし効果を得ることできないもの」

  「それならこいつで試せばいいだろ!?なんで俺が!?」

  「えっ!?私!?」

  と、レイリュウに試せばいいと思っているのに何故自分なのかに蒼剣は怒りだす。

  「レイリュウには色々とサポートしないといけないからお前のはちょいとばかし体質的にいいからよ、まあ安心しろ、下手にはさせるつもりないから」

  「いやなんか絶対これやばい感じしかねぇよ!?」

  ツッコミが来る中フォックは準備を完了していく。

  「これでOK、ではスライム達…こいつを満足できるよう頑張って♪」

  そう言うと各スライムが一斉に蒼剣に向かって放たれた。

  「んがっ!?んぐっ!?んんん!!!!!?」

  スライム達が蒼剣の口内に次々と入っていく。

  「んん!!?(くそっ!?スライムなのにうめぇ…!)」

  それぞれのスライムに味があり段々と蒼剣の腹が膨れていく。

  「んぐっ!?////(うまいのに段々腹が////もっと食いてぇ////)」

  そして段々腹が出るたびに快感が蒼剣の身体を伝う。

  「んん////」

  段々と腹が膨らんでいきタポタポと腹が揺れる。

  「いい感じね、んじゃ出てきて」

  「んがっ!////」

  口からスライムが吐き出されスライム達が出てくる。全部出た後蒼剣の体型は変わらずぶよぶよの腹がだらしなく出ている。

  「んへへ////」

  「ふむ、ちゃんと食事した感じにはなってるようね、とりあえず…正気に戻れ」

  と、蒼剣にチョップをかました。

  「いてっ!?う~いつの間に快感にしたっちまった…腹が重い…また太っちまった…」

  正気に戻った蒼剣はまた太ったことに後悔の念を感じてしまった。

  「大丈夫よ、そんな時はこいつらで」

  すると今度は緑色が多いスライム達が出てきた。

  「またスライムかよ!?」

  「んじゃいっちゃって♪」

  フォックの言葉に緑色のスライム達が一斉に蒼剣の口へと入っていた。

  「もがっ!?(うげ…これは野菜なのか?)」

  味がまずく野菜だとわかった蒼剣。

  「マスターこのスライム達は一体?」

  「このスライム達は野菜をそれぞれ与えたことによって野菜の味を味わえるのと健康的に身体にいいスライム、ベジタブルスライムよ」

  ベジタブルスライム達がどんどん入っていった。

  「んが…マジィ…」

  蒼剣は野菜の味がして渋い表情をする。

  「んじゃそろそろ出て」

  「はんがっ!?」

  そしてベジタブルスライム達が蒼剣の口から吐き出される。

  「んはっ!?ん?身体が軽い?」

  すると蒼剣の体型は元通りになった。

  「解除っと、ベジタブルスライム達は体型を元に戻す効果があるスライム達よ、痩せる時に使えば戻せるわ」

  蒼剣の両腕と両足の拘束を解除しフォックは説明した。

  「だからか…はあ~マジできつかったぜ、でもこれならダイエットしなくても」

  「まあそれもだけど変に使えば大変だからほどほどにね」

  と、注意事項も加えながらフォックは魔法陣を展開してダンボールを呼び出していく。

  「マスターそれを使ってどうするんです?」

  レイリュウがフォックに聞いてくる。

  「あ~蒼剣ので試してなんとか実用できそうだから色んなところに送るのよ」

  そう言うと送り先など色々と書き出していった。

  「変に騒動起こるとかしねぇよな?」

  「こうして試したのだからなんとかなるわ、何か起きた場合はまた改良など色々するつもりだしその時はまた付き合ってもらうわ蒼剣」

  「勘弁してくれ!?」

  改良などその時になった時にまた利用される蒼剣であった。