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PC紹介
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モエ・ゴゼット・ラ・フェール
人間/西方大陸のシナノ(長野)/女性/戦士(剣士)
武器/ロングソード「アルトゥーナ」(DR:2.5)+機械精霊「エレ」
鎧/ハーフプレートウィズヘルム(甲冑)(装甲:10)+デーモンアーマー(メイルホリック)
装備/かんざし(旧都(京都)製。投げナイフと同じ効果を得る)、トラベルセット
プッカリー聖猫騎士団「闘」(特別打撃群)団長。
常に凛々しく気品を漂わせた女傑だがオフでは面倒くさがり屋。龍の前立の兜と刀匠が仕立てた長剣「アルトゥーナ(太刀銘有綱)」を持つ。西の大戦で名を挙げたが、とある理由でワーガナッカに辿り着く。
PL:ブルーバック(青葉区女子)(仮名)
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ミライ・ポルトシア
人間/チ・バラキ(千葉・茨木(連合国))/女性/ニンジャ(新職業テストでトライアル。暗殺者+盗賊の技術を持つ職業)
武器/クナイ(小剣レベルのダガー)(DR:1・5)の二刀流(投げも可能)
鎧/篭手(ガントレット) +機械精霊「ELE」、ハーフチェインメイル(装甲:4)+デーモンアーマー(シェルボーク)
装備/盗賊の七つ道具、トラベルセット(変装用具込み)
プッカリー聖猫騎士団「忍」(作戦情報群)団長。
ニンジャの隠れ里の首領の娘(長女)だったが、とある理由でワーガナッカに来訪。通常では会得出来ない特殊な戦闘技術と忍術(魔法ではない魔法の擬似効果を有する技術)を使う。陽気で勝気な性格だが奥手。オタクに優しい。
PL:三毛三毛
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ルイネ・アラミド
人間/ワーガナッカ(神奈川)/女性/魔導師
武器/ロッド(魔術の焦点具:DR1.0)+機械精霊「英霊」
鎧/レザーアーマー(装甲:2)+デーモンアーマー(ゼル・スチュアート)
装備/魔法の巻物、ソーイングセット、トラベルセット
プッカリー聖猫騎士団「魔」(魔導研究群)団長。
人妻。もともと火の精霊との契約をした精霊術師であったが、魔導師の道を選ぶ。混沌魔術の強力な使い手ではあるが覚える魔術が偏っている。心優しく温和な性格で一見、常識的であるが隙のある女性。
PL:霧神
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ニャンキ・ダルタニ
ヒトネコ/ワーガナッカ(神奈川)/女性/アリストクラート(姫)
武器/猫パンチ(猫爪時、DR1.5)
鎧/レザーアーマー(装甲:2)+デーモンアーマー(エクスエル)
装備/お菓子袋、保存食、トラベルセット。
プッカリー島のダルタニ家次期二十二代目当主継承者。
陽気で明るく笑顔を絶やさない美味しいご飯とお菓子が大好きな姫。面倒を見る仔猫や国民、家族(姉妹)が多いため、働くことが大好き。そのためかお金の計算が得意(なぜかヒトネコPCは数学に強い)油断するとPL、PCとも寝る(種族設定に忠実)
PL:軽葉(仮名)
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聖猫騎士団はプッカリーを護る騎士団であり、「闘」「魔」「忍」の三個大隊を有し、それぞれ100人ほどの騎士を有する(約300騎)
GM 君たち聖猫騎士団の一日は姫の間での定例の掛け声から始まります。
三銃士一同 「一人はみんなのために!みんなは一人のために!」
ニャンキ 「にゃんか、その掛け声、飽きてきたのにゃ」
モエ 「世界的に有名な言葉なのに?……他にいい言葉あるかな?シュウホウ、なにかアイデアは無い?」
シュウホウ 彼は少し考えて「では、こちらも有名な言葉を……『言うなれば運命共同体。互いに頼り、互いに庇い合い、互いに助け合う、一人が四人の為に、四人が一人の為に……』」と、銀河●丈のような声で言い放つ。
モエ 「長い、長い」
ルイネ 「なにそれ?知らない」
シュウホウ 「嘘を言うなっ!」
全員 「?」
ルイネ シュウホウを無視して「こういうのはどう?『ひとつにして全てのもの、全てにしてひとつのもの』……」
モエ 「その言葉、なんか禍々しいものをプッカリーに呼んじゃいそう……」
ニャンキ 「怖いのにゃあ……みんな、ごめんにゃさい、いつもの掛け声でいいのにゃあ……」と震えているのにゃ。
ミライ (しゅん……)
ルイネ (ミライ、元気ないわね?)
GM 朝の挨拶が終わったところで……ギルドは各国の領主の監査役として監査役を派遣しています。監査役は国の財政への助言や、税収の代行、およびギルドによる国債購入の審査が仕事です。プッカリーも国なので例外ではないのですが国の規模の関係か、適当な監査役が一人だけ城におります。名前はノーレン。若いですが一等書記官です。今、それほど広くはない謁見の間に皆が集まり収支報告と今後について話をしています。シュウホウも居ます。もちろん、猫もたくさん。
一般的に国家規模以上の経済的組織ギルドという名称から巨悪の印象をお持ちかと思いますが、この世界のギルドは金因崇拝的な団体であり「お金が流れればギルドも潤う」という理念を掲げています。そのため、国の監査にはなんの力もなく、むしろ無償で関わっているお金大好き集団である。
ニャンキ 「眠くなったのにゃ」
シュウホウ 「姫、始まったばかりです。これが終ったら将来のために婚儀の練習の時間です」
ニャンキ 「にゃんで予定もないのに婚儀の練習しなきゃにゃんにゃいのにゃー!」尻尾が膨らむにゃ!しゃあああ!
シュウホウ 「一国の姫です。当然の「学び」です」
ニャンキ 「にゃああああ」と泣くにゃ。
ノーレン 「姫が持ち帰ったローラーコースター?のおかげで島に多くの子供や若者が乗りにきており、今までにないくらい国の財政が潤っています」
ニャンキ 「それは良かったのにゃあ!」
ノーレン 「ただ問題がいくつか。島唯一の料理人ライラックさん(35歳/男性/獅子頭のヒトネコ)が倒れそうです。お客さんが増えすぎて」
モエ 「……それは大問題ね」
ニャンキ 「大変なことにゃのにゃ!ライラックさんが倒れたらみんな飢え死にしちゃうのにゃ!」
ルイネ 「料理人を増やせないかしら?」
モエ 「手っ取り早く島の外の美味しい食べ物屋さんを誘致したら?」
ノーレン 「ああ。周辺のお店に働きかけている。しかし、サクラーギ(桜木町)カンナイ(関内)周辺の飲食店はレベルが高くて誘致が難しい。且つ、ライラックさんの味のレベルの高さに合わせるとなると」
ニャンキ 「ライラックさんは島のキング・キャットなのにゃ!料理の腕に並ぶ他の人はなかなか居ないのにゃ!」
ノーレン 「そのほかに様々な大きな商談が島の外から来ている。土地を売れ、だの、貸せ、だのと。俺と姫様だけでは廻せないからギルドから助っ人が一人来るが……いいか?」
ニャンキ 「問題ないのにゃ」と猫算盤(ニャバカス)を出すにゃ。
ノーレン 「では、姫、財務諸表の一部の承認が欲しいから検算と確認お願いします。ローラーコースターの資産の一部を「のれん」に計上するので今月26,547CTと、それに伴うワーガナッカの商工組合への「租税課金」が18,143CTで……」
ニャンキ 「にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ!」と猫算盤ぱちぱちお目目ぐるぐるなのにゃ!
ルイネ 「この城の財政も機械化したのね……」
モエ 「部下が姫に頭脳労働させる国なんて此処だけよね……」
ミライ 「えーん」号泣。
ルイネ 「どうしたの?ミライ。朝から元気が無かったけど」
ミライ 「えーん!あたし浮気されたかもー!」
モエ 「え?下半身が戦車の男に?」
ミライ 「違ーう!モエの隊のソゼくん」
モエ 「え!?ソゼ君と?いつの間に付き合ってたの?」
ミライ 「付き合ってないよ」
ルイネ 「うん?混乱してきた。どゆこと?」
ミライ 「男と女が二人いて、付き合うだろうって流れだから、もう恋人確定じゃん?恋する乙女の視点では恋愛関係の仮定は予定でも未定でなく決定。今朝の時点でヤマーテ(横浜の山手)に二人の新居を見つけたところまで二人の関係は進んでいるんだから(脳内で)」
モエ 「じゃあ、現実の話の部分だけ説明してよ」
ノーレン (無味で冷たい会話だ……)
ミライ 「ストーンリバー(石川町)の宝石店で欲しいネックレスがあったのよ。ジェイド(翡翠)のハートの可愛いネックレス!その話を前にソゼくんにしたことあったんだけど。そうしたら彼、そのお店でジェイドのネックレスを買ったという情報が!」
モエ 「さすが情報戦に特化した「忍」騎士団長だね。その地獄耳、引くほど素で怖いんだけど」
ルイネ 「そのネックレスをプレゼントしてもらったってことなの?ミライ?」
ミライ 「それがね!今朝、彼が私にくれたのが、この「ターヤン街(横浜の中華街はこちらの比率が大きい)」の焼き栗なのよ!?栗よ?栗!ひどくない!?(もぐもぐ)」と焼き栗の袋をみんなに。
ニャンキ 「栗、美味しいのにゃあ(もぐもぐ)」
ルイネ 「ギャン泣きのあとに栗食べてる神経が凄いよね(もぐもぐ)」
モエ 「これはこれで美味しいから嬉しいんじゃないの?(もぐもぐ)」
ミライ 「じゃ、何処にいったの!?あたしのネックレスは?ジェイドは!?(もぐもぐ)」
モエ 「ネックレスが魔法で焼き栗になっちゃったんじゃない?この世界ならありえるから」(もぐもぐ)
ニャンキ 「お土産くれるにゃんてソゼソゼは良い人なのにゃ!そぜそぜ」(もぐもぐ)
ルイネ 「けど、たぶんこの焼き栗、ターヤン街の売り子に催眠術的に買わされたと思うのよね、ソゼくん」(もぐもぐ)とミライを冷たい現実に引き戻してあげる。
ミライ 「えーん」(もぐもぐ)
一同 よしよし(もぐもぐ)
ノーレン (泣いてるときぐらいみんな食べるのやめてあげなよ……もぐもぐ)
GM そんな中、大きな金属音のきしむ大きな音が外から聞こえてきます。ローラーコースターのレールとトロッコの車輪のきしみ音のようだ。そろそろ油などを差さないといけないみたい。
ニャンキ 「油はこの島では出にゃいから、島外から買わなきゃいけないから困ったにゃ」(もぐもぐ)
ノーレン 「油って髙いしなあ」(もぐもぐ)
ルイネ 「今日はなんだか女が泣かされる日なのね。メグちゃんも泣いてるのよ。海で」(もぐもぐ)
ミライ 「メグちゃん?」(もぐもぐ)
GM 会議室から出て君たちがプッカリーの浜辺に行くと大きなサメがさめざめと泣いています。
ミライ 「鮫だ」
ニャンキ 「鮫怖いにゃあああ。にゃあああああ」
ルイネ 「メグちゃん、始めから話してくれる?」
メグ 「わたしはミューラー半島(三浦半島)のアブラツボ(油壷)の海から来たメグ。故郷が大変なことになってしまい……」
ミライ 「どうしたの?」
メグ 「もともとアブラツボは油が広がったように波が立たない平和で穏やかな海(本当。名の由来)でマリンパーク(もうありません……)とも呼ばれるほどの美しい海でした。それが突然、本物の油が現れて海を汚してしまってるのです」
ニャンキ 「にゃにゃにゃ?」
メグ 「これではアブラツボの海が……(さめざめ、さめざめ)」
モエ 「いきなり油なんて沸くの?」
メグ 「アブラツボには昔から大きな風車がありました。それは古のイルテック(機械人)の遺構だったんですが最近になって突然、動き始めて……それからです、海が汚れ始めたのは」
脚注:昔々、油壷海岸には海水をくみ上げる大きな古い風車がありました(日本最初の臨海実験所である東京大学臨海実験場)(本当)
モエ 「出たよ、出たよ。イルテック(機械人)下半身が戦車」
ミライ 「どんどんうちらの中でヘイト高めてくよね、下半身が戦車のイルテック」
ルイネ 「これはもうイルテックの呪縛ね。まだ二度目だけど」
メグ 「仲の良いタコザキさんも居なくなったのです」(さめざめ)
ニャンキ 「!」耳が立ったのにゃ。
ルイネ 「タコザキさん?」
ニャンキ 「タコザキさんは蛸にゃの?」
メグ 「蛸です」
ニャンキ 「メグちゃんがとても可哀想だからタコザキさんを助けにアブラツボに行ってみるにゃ!」と皆に向かって言うのにゃ!
ミライ (え、今のなに?そこ?)
ルイネ (いま、蛸に反応したよね?)
モエ (絶対、たこ焼き食べたくなったんだと思う、ニャンキ)
ミライ (……タコザキさんを食べちゃうってこと?)
ニャンキ 「メグちゃんの大事なタコザキさんを救いに行くのにゃ!」と両手の親指とひとさし指を丸くしてほっぺにつけて丸を作るのにゃ。
ミライ (やっぱり、たこ焼きだよ!)
GM メグは涙を流しながら「ありがとう!」とニャンキに抱きつき(ヒレで)感謝している。鮫肌のヒレが硬いです。
ニャンキ 「メグちゃん、もう泣かないのにゃあ」よしよし。
ルイネ (これは助けに行く話になるの?それとも食べに行く話になっちゃうの?この仕事の目的はどうなるの?)
モエ (タコザキさんを二重の意味でニャンキの食欲から救う裏の任務が課せられたってわけね。難易度が上がったわ)
ニャンキ 「遠いけどアブラツボに行くのにゃ!」と猫パンチをかかげるのにゃ!
ミライ (めちゃめちゃ気合入ってる……)
ノーレン 「シュウホウに言われたんだが、今回は俺も同行することになったよ」
ミライ 「信用されてないなあ」
ノーレン 「信用されるように騎士の仕事をすればいいじゃないか。それに目的地はアブラツボだろ?長い旅になるからな」
ギルドの書記官や商人は教育を受けているライフパスがあれば、魔術を学習し、取得、行使することが可能ですので、ノーレンも少しは役に立つキャラではある。
メグ 「心配ありません。わたしの背中に乗れば直ぐです」
ニャンキ 「にゃ?」
メグ 「装備など持っていくものなどがあれば支度をしてください。それから向かいましょう」
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GM 君たちが支度をして海岸に向かい、そこで待つメグの背中につかまると「いきますね」と、ざっぶんと海に沈みます。
ニャンキ (ぶくぶく……)猫は水が嫌いなのにゃああ。
メグ 「わたしにしがみついていれば海の中でも呼吸と会話は出来ますよ」
ミライ 「おー。本当だあ」
モエ 「エレ?水の中だけど大丈夫?」
エレ 「大丈夫です」
GM 20mくらい沈んでゆっくりと体勢を上にあげて今度は浮上します。そして、海面に浮かび上がります。まわりの風景はプッカリーのある湾と違い、地層の見える浜辺、海にまでせり出した木々の生えた山々が見えます。アブラツボです。10分くらいで着きました。
[newpage]
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ミライ 「早っ!」
ニャンキ 「ぷはー。ものすごく早く着いたのにゃ!」
ルイネ 「自然神の神性魔術『海原渡りⅡ』の魔法ね。移動の障害となる過酷な地形効果を無視し、最短の速さで目的地へ行ける水の精霊魔術の超級魔法よ」
モエ 「メグちゃん、魔法使えるんだ?」
GM (メグだけにね)(完全にスルーされる)
ルイネ 「動物は自然の中で精霊と触れ合ううちに、自然と魔法と意識しないで使えるようになるのよね。「擬似魔法効果」とも呼ばれているんだけど。そういう動物は「魔獣」と呼ばれるようになるけど、怖い動物って意味じゃないのよ」
ミライ 「ニャンキもいずれ魔獣になりそうね」
モエ 「化け猫になるってこと?」
ルイネ 「いまでも十分、化け猫のような気が」
GM 見ればアブラツボの湾の海面に油が浮いております。メグはそれを避けるように泳ぎながら陸地へ君たちを連れていってくれます。
ミライ メグちゃんの背中にゆらゆら乗りながら「タコザキさんと仲良しって言ってたけど、付き合ってるの?」
GM メグは照れています「ちょっと喧嘩っ早くて荒っぽいし仕事もしてないんですけど……わたしには優しいし……可愛い人なんです……」
モエ (……タコザキ、ダメ男かあ)
メグ 「生活はわたしが働けばいいだけだし……けど、遊んでばかりで、そんなんだから彼、他の女から言い寄られたりするときもあったり……」
ミライ (うわあ。メグちゃん、幸せになれない系の女だ……可哀想)
ルイネ (ニャンキにタコザキさんを食べてもらったほうがメグちゃんは幸せになれるかも)
ミライ (食べてもらおうか……)
ニャンキ 「たーこたーこたーこたーこたーこたーこ」腕を振りながら残像で八本見えるように踊ってるのにゃ。
ミライ (とうとう声に出たよ……)
GM 海岸に大きい円形のものがゆっくりと回っている。まるで風車のようなものだが大きさが桁違いです。ゆっくりと回転しています。一部は海の中に入ってます。海から何かを掬い続けているようにも見えます。そのため、海の中では海底からの泥が吹き上がっているように見えて海の中が乱されているように見えます。巻き上げられた砂の波が水面の油を押し出したりして海面がうねっています。海が汚されてますね。
ニャンキ 「なんなのにゃ?あの回ってる車輪みたいにゃのは?面白いのにゃ」
メグ 「この海岸に昔からあるものです。あれが突然動き出してから油が……」
ニャンキ 「メグちゃんメグちゃん(ごにょごにょ)」
メグ 「ふんふん。分かりました。では、皆さん、よろしくお願いします。どうか危険のないように」と海に泳いでいって沖まで行ったら潜ったように海面から消えます。
GM ルイネのロッドに融合した「英霊」が「あれはパーペ……かなり巨大な……」と呟く。この会話はルイネしか聞こえていない。
ルイネ 「パーペ?」
英霊 「ホーンモックのイルテックの町にもあるものです。イルテックの力の源でもある「永久機関」です。全ての機械、鉄の精霊はあの機関から力をもらいます。貴女たちが理解しやすい言葉だと「永遠に廻る車輪」という言葉になるかと思います」
ルイネ 「誰が造ったの?」
英霊 「わかりません、イルテックや鉄の精霊も元々存在したあの永久機関を利用しているのですから」
ルイネ 「ですって」と皆に説明をする。
モエ 「エレ。もしかして強い力の恩恵を受けてる?」
エレ 「はい。この影響下で強い力を受けます」効果的には擬似魔法攻撃時にダイス1d10が加算されます。
モエ 「それは有利ね」
エレ 「もしも鉄の精霊や機械があれば彼らも同じ恩恵を」
ルイネ 「機械の敵が出てきませんように」
ニャンキ 「大きい車輪を最初に調べたほうがよいのかにゃ?タコザキさんを探したほうがよいのかにゃ」
ルイネ 「なんとなくだけど、車輪を探したほうが良いような気がする。あれが動き出して油、タコザキさんの失踪が起きているんだし」
ミライ 「行く前にあの建造物の情報収集が必要ね」
ニャンキ 「タコザキさんの情報もちゃんと調べるのにゃあ。たーこたーこたーこたーこ」
ミライ 「あんたさあ、タコ焼きのことばかり考えてるでしょ?」
ニャンキ 「にゃにを言ってるのにゃ!?タコザキさんを助けに行くのにタコ焼きのこと考えるわけないのにゃ!」
ミライ 「ほんとにー?」
ニャンキ 「ミラミラ(ニャンキのミライの愛称らしい)ひどいのにゃ!」と、うるうると涙目になるのにゃ!
ミライ 「ほんとにー?」
ニャンキ 「ひどいのにゃああああ!にゃああああん!」と泣きながら涙を拭こうとしたら胸のお菓子袋から鰹節の塊がカコンカコンと落ちるのにゃ!
ミライ 「あー!」
ルイネ 「やっぱり!」
ニャンキ 「違うのにゃー!猫はかつぶしが大好きなのにゃ!猫携帯必須の常備アイテムなのにゃ!」と鰹節をしゅりしゅり削るのにゃ!
モエ 「削らない、削らない」
ミライ 「あやしー」
ニャンキ 「しゅりしゅりしゅりしゅり」一生懸命削ってるとお菓子袋から乾燥粉末の青のりの丸い缶が落ちたのにゃ!
ルイネ 「……青のりまで……」
ミライ 「……これは……」
ノーレン ハンカチで目頭を押さえる。
モエ 「……偶然が二度重なるとは思えない……」
ニャンキ 「青のりはいろんな食事を彩るトッピングなのにゃー!」と、もはや泣いてないのにゃ!
ルイネ 「こっちが泣きたい状況よ……」
モエ 笑顔で「ニャンキ、ニャンキ、紅生姜は持ってきたの?」
ニャンキ 目をらんらんとさせて紅生姜の入った四角い瓶をお菓子袋から取り出して「あるのにゃ!」
ルイネ 「はい、ギルティ」
『隠し持つ 紅のしょうがとかつおぶし 咎人か姫か 牙に青のり』
詠み人モエ
GM 青のりの缶はころころと浜辺を転がる。機械の遺構が捨てている泥が乾燥した砂の山まで転がります。
ニャンキ 走って拾いに行くにゃ!猫だっしゅ!
モエ (青のり、そんなに大事?)
GM 砂山から石や砂の塊が転がって散乱しているが青のりの缶の直ぐ横に変わった大きさの大きい種みたいなものが落ちている。自然の産物にしては真ん丸いってくらい球形です。
ニャンキ 「なんにゃ?これは?木の実かにゃ?」
GM まん丸い球形で大きいです。バレーボール大くらいです。とはいえ、表面にはぐるりと不思議な模様があります。近づいてみると凄く良い香りがします。
モエ え?どんな香り?
GM とても不思議なスパイスの香りがします。みんなそれぞれが好きな香りがして不思議なことに口の中に美味しい味が広がっている気分になります。
ミライ 「もしかして、これやばいやつなんじゃないの?美味しそうな香りが」
ニャンキ (かぷっ、ぺろっ)
ミライ 「こらー!」
ルイネ 「ニャンキ!落ちてるものを食べないの!」
モエ 「毒見係が必要な身分だってのに、あなた自由すぎる……」
GM ノーレンはその光景を見て頭を抱えている。
ミライ 「そんで、どう?味は?」
某商品を皆に食してもらう。
ニャンキ 「塩、レモン、オレガノ、胡椒?……これは焼肉に合うのにゃ!……焼肉が食べたくなっちゃうのにゃあああ」
ルイネ 「あ。やばそう」
ニャンキ 「せっかくアブラツボに来たのに焼肉が食べたくなっちゃったのにゃあ」
モエ (海の幸から好みが離れて良かったのかもね!)
ミライ 「そんなに?」(かぷっ)「これは焼肉ね!」
ルイネ (ぺろっ)「これはサラダにも合いそうだし、いろんなものに合いそう」
モエ (ぺろっと)「塩も高そうな味、岩塩かなあ?唐辛子?なにこれ?美味しい!焼肉だね!」
ルイネ 「こんなスパイス初めて知ったわ。なんの木から出来るんだろ?」世界学ロール15+1d10(4)=19。
GM なんの実かは分からないし見当もつかない。けれど、ルイネは表面の不思議な模様に六神(法、混沌、戦、龍、自然、破壊)のいずれかの古い紋章、ルーンに似ているような気がしてます。
ルイネ 「なにこれ?」
ミライ 「焼肉食べたーい」
ニャンキ 「不思議なスパイスなのにゃ!焼肉を食べたいのにゃ!」
脚注:この後、勢いでリアルで肉バルへ行き皆帰宅、次回平常再開。だが、ゲーム内の時間は経過していない。
ルイネ 「周辺の住民に事情を訊きましょう。あんな海になったら漁業に影響があると思うし」
モエ 「油ってどんな油なの?鯨油?植物油なのかな?鉱物の油?」
この世界の戦士と盗賊は職業的に油の知識は有しています。忘却のクラクルーア「第四章 黒騎士(仮)」もご参照に(暫し、お待ちを)
ミライ 「イルテックの遺構について情報を詳しく訊きたいわね」
ニャンキ 「みんな手分けして情報収集なのにゃ」
ノーレン 「お前達、時空を超えたか魔法か何か使って焼肉食べてきただろ?姫もタコザキさんの名前も出さなくなったし」と唖然としている。
ミライ ノーレンに「あんた何言ってんの?」
ニャンキ 「(?)時空?ノーレン、なにを言ってるのにゃ?」
ルイネ 「時間停止の魔術(上級魔法)はまだ覚えてないけど?」
脚注:この世界の「時間停止」(妖門の精霊魔術)は詠唱時からMAP達成値の十の位に等しいターン(12秒)時間を停止させる。この停止は術者、術者に接触している者に効果はない。犬(狐、狸や狼でない犬)は「時間停止」の魔術の効果を受けない。
(そのため、闇の中級精霊「黒犬獣プーカ」召喚とのコンボが流行っている)
GM 街の漁師曰く、突然、見慣れない油が海に張ってしまい漁業が出来なくて困っているらしい。油質は今までに見たことのない油であり、人間社会で精製された油ではないらしい。鯨油でもない。汚れのない綺麗な油のようだ「まるで聖油のようだ」と言っている。
ルイネ 「聖油?」(スパイスの模様の紋章となにか共鳴するような事象……)
モエ 「アブラツボは不思議なことがたくさんね、美味しいスパイスも拾えたし」
GM イルテックの遺構については今まで動いたことがなく、のんびりした景色のひとつだったもの。だけど、突然、動き始めたそうだ。そのときから海に油が広がったようだ。また、ここでは見ない顔の人間が二人うろつき回っていたとの話も聞いた。男と女の二人です。ところで、タコザキさんの情報は集まらない。人間社会に聞いても「蛸のことなんか判らない」と」
モエ 「二人?誰かが動かしたってこと?」
ミライ 「やっぱり、あの回転する風車みたいなところに行くべきね。あれが廻り始めてから起きてるみたいだし」
ニャンキ 「行ってみるにゃー」
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GM 大きさは60m。見た目は巨大な転輪がゆっくりと回っているように見える。半分くらいが海に入っており、海底から泥を掬っているようにも見えます。
ミライ 「でかっ」
GM 「地上(海上)部分の上部に動かない建屋があり、掬われた泥の塊が入っていき、建屋の下から捨てられています。空になって出てきます。捨てられているのは乾燥した岩や砂などで、いたるところに散らばってます」
ニャンキ 「あの上のとこで何かあるようなのにゃ」
モエ 「泥を掬っているあれに乗っていけば直ぐに行けるんじゃない?」
ミライ 「また乗り物に乗るのね……」
GM 「君たちの目の前で海面から泥を掬った巨大な皿が上がっていく。皿自身は厚い金属板で出来ていて幅が12m、奥行き、高さが6m。上がっていく途中で水切りされるがごとく、皿から膨大な水が下に落ちている」
ミライ 「泥に飛び込みたくないなあ」
GM 「小さい小船ごと掬った巨大な金属皿が浮かんでくる」
モエ 「あれに飛び乗ってみようか?泥で汚れないように」
GM 「飛び乗った。船は海底の沈没船らしく木製で所々が朽ちているが君たちが乗っても泥に沈むことはない。その代わり、高さがどんどん上がっていき、高さ20くらいまで上がると絶景の海が見れて綺麗です」
ミライ 「いい眺めね」
ニャンキ 「プッカリーのローラーコースターは少しの時間しか高いところを見ることができにゃいけど、ゆっくり観てみたいにゃ」
ルイネ 「見てみたいね」
GM 眼下の浜辺を見ると、大きい白い壷が転がってて延々と油を海に排出し続けています。壷の大きさから想像できない油の量を出しています。
ルイネ 「あれね」
ミライ 「あの壷ってなんだろ?不思議」
GM 「そんな絶景の景色に見とれている君達の乗る金属皿。それに乗る小船の周りの泥が水気がなくなっていくうちに、なにかが這いまわっているような動きを感じる」
モエ 剣を抜いておく。
GM 目の前の泥から出てきたのは体格の大きいギルマン(半漁人)だ。の深海種。「マーノイド(PC選択可能の種族)」や「●きものども」ではない海洋に住む人間型知的種族。海底での村落レベルの社会構造も有しているが、エビ、カニなどの甲殻の表皮の姿をしている。腹部は骨のみの細さくらいに締まっており、手には鮫かなにかの大きい魚の背骨で作られた鞭を持っている。キャッキャッキャと鳴きながら君たちに泥水から半身を出して向かってくる。見た目が見た目なので目標値20のPP抵抗を……。
ミライ ロールしない!「きもっ!」(気絶)
モエ ロールしない!「……」(気絶)
ニャンキ 「にゃにゃにゃっ!?ミラミラ!?モエモエ?」
ルイネ 「ギルマン?」
ニャンキ 「ぎるぎる、ぎるぎる」
ルイネ 「「海底語」は覚えてないし、神性魔術の「宣教(未知の言語の会話が可能になる)も取得してないし」
ノーレン 「俺が「宣教」を使えるぞ?ギルドの書記官の基本的な力だ。意思疎通を図るか?」
ルイネ 「本当?」
GM キャッキャッキャと鳴きながら近づいてくる。
ニャンキ 「にゃにゃにゃっ!」
ギルマンA 「キャキャッ?」
ニャンキ 遺構の上部を指差して、次にギルギルを指差し、この動きを繰り返すのにゃ「にゃにゃ?」
ギルマンA 首を縦に振りながら「キャッキャッキャー」と自分の身体を触って遺構をの上部を手で指している。
ルイネ 「ニャンキ……意思を疎通してる……」
英霊 「翻訳しますか?」
ルイネ 「英霊!海底語が分かるのね!?頼んだわ!」
英霊 「シンギ・ユラリテからミューラー半島の海底について、学習する命令の際に覚えましたので」
ルイネ (今回の件となにか関係があるのかも……)
以後、英霊の翻訳
ニャンキ 「上に行きたいのにゃ?」
ギルマン 「そうなんよー。海を汚されたから文句を言いたいんよー。我が「シェルボトム族」を代表して話にきたんよー」
ニャンキ 「同じにゃ!一緒に行くにゃ?」
ギルマン 「陸の者が同行するなら心強いんよー。話し合いで終れば、それに越したことはないんよー」
ニャンキ 「けど、ギルギルの姿を見て二人が気絶しちゃったから何か着てくれないかにゃあ?あとお面みたいに顔を隠してくれると嬉しいにゃんよー」布を探すにゃ!
ギルマン 「では、適当にこの皿の泥の中から布を見つけて着るんよー。陸の者が使っていた錆びたヘルメットもあったみたいだから、それを被るんよー」
ニャンキ 「ありがとうにゃんよー!」
ギルマン 「我はシェルボトム族のチャンピオン、ガーシムなんよー」
ニャンキ 「ニャンキにゃんよー」
ルイネ 「ルイネなんよー」(英霊の骨伝道翻訳を通して)
ガーシム 「よろしくなんよー」
10分後、
ミライ、モエ 「ううん……」
ニャンキ 「二人が起きたのにゃ」
GM ボートの横の泥に布を巻きつけてヘルメットとお面を被った人間のような姿をした戦士が立っていて、ミライとモエを見ている。肩幅はあるが、腰細い。
ミライ 「……誰?この人」
ルイネ 「仕事を手伝ってくれることになった傭兵のガーシムさん。海の蛮族生まれだから共通語は話せないみたい」
GM ガーシムはお辞儀します。
モエ 「あれ?なんか泥から何か変なの現れなかった?」
ニャンキ 「そんなの現れなかったのにゃ」
ミライ 「力になってくれてありがとう」とお辞儀。
GM 寡黙に深くお辞儀します。
モエ 「ガーシム、いいね!」
ミライ (いいよね!細マッチョだし!)
ルイネ (これがペルソナって呼ばれる力なのね……バレないように……)
ミライ 「ELE、このパーペの動きをコントロールしている場所って何処なの?」
ELE 「回転体の中心にあります」と答える。君たちの載っている皿がちょうど真ん中の高さに着きそうな感じで上昇してます。真ん中の中心部へ繋がる軸の柱が水平になる感じです。
ミライ 「この転輪の動きを停められるか見てくるから、みんな先に行ってて」
モエ 「独りで大丈夫?」
ミライ 「じゃあ、ガーシム、あたしに付いてきて」
GM ガーシムは頷きながら寡黙にミライについていきます。
GM ミライとガーシムが海上30mくらいの高さで傾き続ける軸の柱を走り、回転体の中心に向かっています。回転の中心隊にある巨大な円筒のものは動いておらず、そこから伸びた軸の柱が転輪を回転させています。円の外側を向く側面の壁面に梯子があり、真ん中に続いています。
ミライ 「梯子?なんだろ?」
ELE 「回転を制御できる場所まで行くためね」
ミライ 「行くよ」と、ガーシムに言って一緒に登ってみる。
GM この部分は回転していないので安全に登れます。この壁の中心まで行くと、なにか30センチくらいの鍵穴があります。ELEは「これはパーペの心に繋がるバスです。ここにあたしの一部を接続すれば操ることができるわ」
ミライ じゃあ、クナイの一本にELEの本体の一部を纏わせて……「ELE、遠隔操作はできるの?」
ELE 「パーペの近接距離だからね、あたしの力は拡大・増幅してるわ。遠隔可能よ」
ミライ 「じゃあ、ちょっと一部は此処で待っててね。また迎えに来るからね」
GM クナイに液体状にELEが纏いつき、ある程度、包み込んだら表面が安定します。
ミライ 「これを入れるのね」
GM ガーシムはまわりを警戒して、ミライのしていることを寡黙に護っている。
ミライ (ガーシムやばい!)
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GM ミライとガーシム以外の三人を載せた巨大な金属皿は上部の建造物に辿り着きます。中は空間になっています。この上部の建造物自体は動いておりません、内部で車輪だけが動いています。天井が一部開いていて日が差しているので部分的に見えます。金属皿が
ちょうど降りることが出来ますね。そうしないと、さらに上のほうで巨大金属皿が逆さまになり、積んでる泥や砂を排出しています。
モエ 「降りないと危ないね」
ニャンキ 「隠れながら降りるのにゃ」
GM 砂や泥は君たちがホーンモックのイルテックの帰り道で見た巨大な炉みたいなのに入っていく。ただし、熱はない。そこで攪拌されて、砂や泥から物体を取り除いているようです。人間社会の錆びた金属製のものや、船具の残骸などが選り分けられている。そこには巨大な蛸が居て、触手で物を掴んだりしている」
ルイネ 「あれ、タコザキさん?」
GM 巨大な蛸は空ろな目をして事務的に作業をしている。巨大な頭と脚の間に鎖で巻かれ、繋がれていますね。意味のない金属のゴミとかを外に捨ててるようです。
ニャンキ 「ひどいのにゃ!タコザキさんが奴隷になってるのにゃ!」
GM 人間の女性と男性が居て、巨大蛸が選り分けられたものを確かめながら命令をしている。罵声を浴びせながら。
モエ 「これは見捨てておけない光景ね」と、剣を抜く。
ルイネ 二人の見た目はどんな感じ?
GM 女性は武装をしていない。ただし、ボディランゲージの手の動きを見ると精霊術師の印の組み方に似ているのを見てとれる。男のほうは甲冑に身を包んで長剣を背中に差している。
ノーレン 「女のほうはもうちょっと確認したいな。なにと契約している精霊術師か判らないと怖い(契約している精霊の魔術は無効化するため)」
ルイネ 「近づきましょう。ミライが来るまで」
GM この建造物はいろいろ落ちてます。乾燥した砂に埋もれた金属製のゴミなど。DPロールか「野伏」もしくは「盗術」ロールで目標値20。
モエ DP14+1d10(7)=21。
ルイネ DP11+1d10(4)=15。
ニャンキ DP16+1d10(3)=19。
ノーレン DP12+1d10(6)=18。
GM モエ以外、床に転がっている海底の小さいゴミに足をぶつかって派手に大きい音を立ててしまいます。
モエ (みんな揃って!?)
ルイネ (あははは)
モエ (ニャンキまで?)
ニャンキ (にゃああああ)
女性? 「誰?誰なの!?」
ニャンキ 「タコザキさんを助けにきたのにゃ!」
ルイネ 「この機械を早く停めなさい!海を汚さないで!」
GM 近くまでいくと、鮮明に見えてきますが女性の横には黒い異装とローブで黒い甲冑を隠し、眼帯をした男がいる。強面ではあるが切れ長の目、髭を蓄えた影のある男性です。腰には2本の剣を差している」
モエ 剣を構えたまま、男の戦士の前の位置に移動。
GM 女性の衣装は露出が多く、化粧も濃いです。ネイルは黒。
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モエ 「男に媚びた格好してるよ、あの女」
女性? 女性は君達を見ながら「あんた達に言われたくないわ!鏡を見てきなさいよ!」と、叫んでいる。
ルイネ 「あなた、ちゃんと明るいところでメイクしてる?」
GM 相手の女は怒り沸騰の表情です。
ニャンキ 「けど、良い色のネイルなのにゃ」
GM 相手の男も剣を抜いて「ミレディア、どうする?」と訊いている。ミレディアと呼ばれた女性は「わたし達の目的を邪魔する者は催眠と洗脳で労働よ、ロシュヒル!」と言い放ってる。手で印を組みながら、巨大蛸になにかを言うと、洗脳されているかのように君達に太い触手を構え始めます。
ルイネ 「タコザキさんは傷つけないようにしないとね」
ニャンキ 「タコザキさんを救うのにゃ!」
一方、ミライは
ミライ みんなのところへガーシムに助けながら向かうー。
GM 動いている柱を伝いながらだからね。DPロールを何回かロールの必要。
ミライ 「急ご、ガーシム!」
GM ガーシムは寡黙にゆっくり頷く。
ミライ (ガーシムやばい!かもく!)
ロシュヒル モエに向かって「腕が立つようだな?」と、君の剣を見ながら少しかすれた声で訊く。
モエ 相手の武器は?カタナ?
GM 通常の武器、ブランデストックのようだが魔法の武器かどうかは分からない。ただ、現時点での状態で構えに隙が無い状態のヴェテランと見てとれる。
モエ 剣を抜いて地面に剣先で自分のまわりに円を描く。
GM ロシュヒルはそれを見て少し武器を構えなおすね。
モエ 「あなた分かってるみたいね?」
ロシュヒル 「いちおう国に仕える騎士だからな」
モエ 「私も」警戒。
ロシュヒル 同じく警戒。
警戒は白兵戦闘、魔術詠唱の際にイニシアティブを持っていても相手の様子を見てから行動を決めることができます。先制攻撃を犠牲にして相手の行動に合わせた行動をとることが出来ます。
GM 巨大蛸は無言で襲い掛かってくる。8回攻撃してきます。
ルイネ 8回!?足なら傷つけても仕方ないかな!?
ノーレン 「これはまずいな」床に散らばった砂地で「ノーム(大地の精霊)召喚」2体をニャンキとルイネの前面に。
ルイネ 「英霊」の力は温存したほうがいいかな。地の中級攻撃魔術「地槍」魔導15+1d10(8)=MAP28。
GM 巨大蛸は2本の触手で地槍で顔を庇っている。けっこう、痛そうな感じの動きだ。と、同時に、ノームが2本づつ請け負うが、ニャンキにタコの触手の2本が襲い掛かる。二回防御。
ニャンキ DP16+1d10(9)=25。二回目はDP16(-2)+1d10(5)=19。
GM 一回目の受け、スタック(DAP>BAPの2倍)が起きてるね。機会攻撃可能。「猫爪」使う?
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ニャンキ 噛むのにゃ!がぶっ!
ルイネ 「え!?噛むの!?」
GM (噛むの?)タコザキさんの触手を回避しながらニャンキの口が「がぶっ!」と触手の一部を牙で噛み千切る。タコザキさん皮膚装甲あるけどダメージ受けて、触手が引いていきます。
ルイネ (ニャンキ怖い!)
モエ (目の錯覚かなあ。なんかルイネ達のまわりで牙の生えた口だけの生物が飛にかっているような気がする。デーモンとかかなあ?妖怪かなあ?)
ニャンキ 今度はニャンキが攻撃するのにゃ!噛む!BP11+1d10(8)=19。
GM 巨大蛸は二回目の「受け」だからDAP-4……蛸足を二回喰われました。
ニャンキ 「がぶっ!もぐもぐ」
ルイネ 「敵を食べてる……」
モエ 「猫は瞬間的な蛇の攻撃をかわし、同時に爪で攻撃をする動体視力と俊敏さ。そして、体重以上の獲物を牙のみで運ぶ食い意地。なんか勝てる気がしない」
GM タコザキさんは洗脳されている状態ではありますが、ニャンキを見る目が恐怖に変わっています。触手がぶるぶると怯えています。ところで、ニャンキの口の中いっぱいにタコの刺身が詰まった状態。吸盤のところの食感などを楽しむことが出来てます。
ニャンキ 拾ったスパイスをぺろっと齧るのにゃ(もぐもぐ)
ルイネ 「あ。タコ刺をスパイスで?美味しそう……味変?」
ミレディア ニャンキの取り出したスパイスを見てミレディが目を丸くして「それは!……捜し求めていた「アルヴィーアの種子」!ロシュヒル!見つけたわ!」と叫びます。
ニャンキ (?)口いっぱいのタコ刺を噛んでいる最中だから喋れないのにゃ!
モエ、ルイネ「アルヴィーアの種子ですって!?」
ニャンキ 「もふもふももももふふ」(みんな知ってるのにゃ?もぐもぐ)
脚注:四人がこのお話の前にプレイしたキャンペーンシナリオ「銃姫と首枷のドルイド」でアルヴィーアの樹を巡って振り回されるシナリオを経験しており知っております。一応、三人は騎士なので伝承知識(本来は世界学なのですが)は知っているというレベルでプレイしています。
ルイネ 「大陸を分ける大国の王(アーモルの王やターガマーヤの王、ワーガナッカの王などのレベル)が所有しているアルヴィーアの樹の種ってことね。「アルヴィーアの樹木を城に持つ者はその地の王となることを約束される」であるとしてトゥーホーク大陸には6本。東都大陸には7本存在するという樹木のことよ」
モエ 「ももー」(へー、もぐもぐ)
ルイネ 「「そのアルヴィーアの樹、植えられし地は豊穣も約束される。なぜならアルヴィーアの樹木は自然神アルヴィーアが、その美しき長い指で、この世界に撒いたから」と言われるくらい貴重で素晴らしい種よ」
ニャンキ 「ふもー」(ふーん、もぐもぐ)
モエ 「今までその数しか見つかってないんだから凄くレアな種子をあなたはかぷかぷ齧ってるってこと。お姫様なのに、なんで知らないの!?」
ニャンキ 「も」(うん、もぐもぐ)
ルイネ 「これは金銀財宝を遥かに超えるものよ……この現在に新しいアルヴィーアの種子が見つかるなんて」
モエ 「広大な土地の王になれることは世界の歴史が証明してるんだからね。東都、ワーガナッカ、チ・バラキ連合……」
ミレディア 「その種子を渡せば命は助けてあげるわ。大人しく渡しなさい!」
ロシュヒル 目の前のモエに「あんた、あの猫ちゃんに言ってくれ。俺達はあの種子を探すために機械人の残した「パーペ(永遠に回転する転輪)」の遺構でアブラツボの湾の中を浚ってきたんだ。あれが目的なんだ。素直に渡してくれれば悲劇は起きない」と冷静に話す。
ニャンキ タコの味が薄くなってきたのにゃ。種子をかぷかぷっと。
ミレディア 「きゃあああ!あなた!どうしてアルヴィーアの種子を食べてるの!?やめて!やめて!仲間の話を聞いていたんじゃなかったの?」と、半狂乱気味に叫んでいる。ニャンキの行動を見てロシュヒルも目を丸くして唖然としている。目の前の敵は君たちにSAN値減少レベル以上の名状し難き恐怖を感じている。
モエ (ニャンキの悪意のない敵への挑発……もはや兵器ね……)
ルイネ (彼女が私たちの国の姫であることに政治的恐怖を感じてきたわ……それに客観的に見たらどっちが悪役なのか分からなくなってくる光景ね……あっ、思い出した!)「けど、海を汚したのは悪いことよね!?」
ミレディア 「あれは……伝承のなかの自然神アルヴィの豊穣と慈愛の象徴と言われる古い「聖なる油の壷ゲンユー」を海底から浚ってしまったら蓋が開いて、締めることが出来なかったのよ」
ルイネ 「あの油のせいで湾の魚たちも漁師さん達も困っているのよ!?」
GM それを聞いてロシュヒルはすまなそうな顔をしている。
ルイネ 「それにタコザキさんを洗脳してメグさんとの恋人関係を邪魔した罪は重いものよ!」
GM もちろんミレディアもロシュヒルも「メグさん?」と事情を分かってないようだ。
モエ (これは自己正当化じゃない。自己正当化じゃない)剣を構えなおして「自然と愛を汚すあなた達に、アルヴィーアの種子を持つ資格はないのよ!」
ニャンキ 「ももー!」(そうにゃ!もぐもぐ)
ロシュヒル 「恨みはない。アルヴィーアの種が欲しいだけだ。先に謝っておく」
モエ 「謝る必要はないんじゃない?」
ロシュヒル 「言うね」と答えたあとに瞬時に剣を抜いて間合いを詰める。速い。DPロールどうぞ。
モエ DP14+1d10(7)=21。
GM 拮抗した(BAP=DAPの場合)二人の剣が金属音を立てて刃先が重なります。HP(筋力)による抵抗ロール。
モエ HP12+1d10(7)=19。
GM モエは剣で押され、1m未満、後ろに下がるようにノックバック。お互いの体勢に変化はなく転倒しない。ロシュヒルは「変わった形の剣だな?」と好奇心があるようだ。
モエ 攻撃。BP15+1d10(8)=23。
GM ロシュヒルは受けに成功している。ロシュヒルの二回目の攻撃。
モエ DP14(-2)+1d10(7)=19。
GM モエの受けを通り越す。10ポイントのダメージだがハーフプレートそのものの装甲で弾く。
モエ 二回目の攻撃。PP1ポイント消費。ダイス追加。BP15(-2)+2d10(10、6)=29。
GM ロシュヒルの胸の装甲の間隙を突いて傷を負わせる。重傷ではないが手応えはあり。彼はモエを見つめたまま「やるじゃないか!」と微笑む。
モエ 胸部の甲冑を通り越してダメージ与えてる?
GM 与えてます。
モエ 「強そうだから早めに終わらせちゃうね」と叫んで「エレ!」と傷を負わせた瞬間に「エレ」のトリガーを引いて「ライトニングボルト」BPロール必要?
GM ロシュヒルの胸部の装甲の隙間から火花と炎が散り、爆発が起こります。その衝撃でモエもノックバックします。ロシュヒルの身体も後方に4m吹っ飛んでいきます。
モエ 「痛っ……」
GM HPはノーダメージです。
モエ ロシュヒルは?
GM ロシュヒルは倒れて身体の節々から煙が出てますが、咳をしており小刻みに動いています。しかし立ち上がることはできていない(魔法を抵抗するのはPPでロールしてダメージを算出します)
モエ やっぱり強い戦士だったみたいね。彼を横目に見ながらみんなのところへ。
GM ニャンキ達の目の前の魔術師は様子を見ている。「警戒」している。ニャンキに齧られた巨大蛸の足の傷跡がわずかながら再生していってる。
ルイネ 「リジェネレイト(再生能力)!?」
ニャンキ (食べ放題にゃん!)
ルイネ 「『神秘和音中の第11倍音を低めに自然倍音上で共鳴せよ。出でよ、プロメテ、炎のはらから(兄弟)』「イフリート召喚」(火の中級精霊魔術、魔導共鳴の呪文詠唱の場合)「英霊」で強化!
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ノーレン 「あ、ルイネさん本気だ。やばっ。『アブラツボに流れる風よ。私たちを守れ。日々守るより、とても堅牢に』「風の魔方陣」(風の中級精霊魔術で物理、魔術、環境を防御する)
GM ルイネを中心に巨大な火炎の大爆発が起こり、炎の中に巨人が現れる。体のまわりを赤と黄色の炎を走っており、その炎と熱はミライ、ニャンキに向かってくるがノーレンの魔法で、それほど熱くは感じない」
ニャンキ 「もー!」(にゃああああ)
GM 巨大蛸の表皮が赤くなる。
ニャンキ 「もふもふもも!!」(たこ焼きにゃあああああ!)
ミレディア 「『法も恐れぬ黒き獣よ。トゥーホークの幼き子らに黒き野良犬の恐怖を植え付けし闇に蠢く畏怖の精霊よ。わたしの命令を忠実に聞け』「黒犬獣プーカ召喚」(闇の中級精霊魔術)」君たちの目の前に紫の炎を全身に漂わせた漆黒の巨大な犬が出現します。
ニャンキ 「わんわんにゃ!」口の中のものは食べたのにゃ!
ルイネ 「闇の精霊プーカよ。召喚の契約は無効。闇の精霊王、インキー・ダークネスとの再契約により、我が退去の権利を得た。直ちに還れ!「ディスペル・マジック(魔法抹消)」」と、早口言葉で。
ミレディア 「ファスト・トーカー!?」と、ひどく驚いている。
生来の特性(PADV)で得られる能力「早口」は魔術師であれば一回の行動消費で二つの魔術を連続詠唱可能。警戒行動でなくても魔術の「割り込み(インタラプト)」が可能となる)Fast talker、Tongue Twister、または魔術師泣かせの能力のため「魔術師の雨(Wiz rain)」と一般市民でも恐れられている。
GM プーカの姿は消える。この戦いのタイミングでミライ、ガーシム到着。
ミライ 「にんにん参上!」ニャンキが戦ってるほうに「風忍」の術。
GM ミライは風忍の術(移動を3倍にして行動が可能であればイニシアティブを得る)でミレディアの目前に現れる。
ミレディア 「!?」
ミライ 「ELE、女を捕まえて!」BP14+1d10(4)=18。
GM ミライの背中から二本の機械的な腕が現れる。捕獲をしようとするが、ミレディアはその腕を凝視しながら回避してます。
ミライ 「ELE!ヘッシュ(粘着榴弾)を使って!」
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GM ミレディアは粘着した妖の精霊魔術「妖糸」の強化された塊に包まれます「なに、この妖糸の威力は!?強い!」
ミライ 「これで精霊魔術の印は結べないわね……けど魔導師かも知れないからお口も塞がなきゃね!」と、あたし自身で口を塞ぐね!(神性魔術は詠唱のみのため)
ミレディア 「むふー!」
GM ガーシムが追いつくと、ミライの手の代わりにボロ切れで猿轡を噛ませて詠唱不可能にしてくれます。寡黙に。
ミライ 「かもく!」
GM ミレディアが拘束されると、巨大蛸は眩暈のように身体全体を揺らして、音を立てて倒れます。洗脳とコントロールが解けたようです。
モエ 「あら?勝っちゃった?」
ミライ 「敵はこれだけ?」
GM その重みと衝撃で上部の建造物が回転体にひっかかって、衝撃とともに君達の立っている場所が傾きはじめます。
ニャンキ 「にゃああああああ!」
ルイネ 「地の精霊魔術の「自由重力(術者か、それに触れる者以外の重力の向きを1ターン90度変更可能)」みたい!」
GM 倒れているミレディアとロシュヒルが部屋の隅まで滑っていき、海に落ちていきます。タコザキさんも落ちそうです。
モエ (たしか海面まで40m以上あったよね……)
ミライ 「ELE!停めて!停めて!」
ELE 「遠隔操作のため12秒後(1ターン)に停まるんですけど」
ルイネ 「意外と長い時間」
GM 君達が床や遺構の機械にしがみついていると傾きが停まります。ミライはコントロールを得ているので元に戻すことができます。
ミライ 「水平に戻すね」
ルイネ 「タコザキさん大丈夫?死んでない?」
GM タコザキさん、死んでないね。息はある。「うう……これは?」と状況がわかってないようだ。
ニャンキ 「良かったのにゃあああ!」
GM 車輪の中心部に仕込んだミライのクナイの操作で車輪を自由に操作できるようになり、海を掬うことを停め、油を掬う作業に切り替えることが可能になりました。海からどんどん油が少なくなっていきます。アウラツボの漁師や町民も喜んでいる声が遠くの浜辺から聞こえてくる。君達も海岸に安全に降りたつことが出来ました。
ニャンキ 「にゃああああ」(歓喜)
GM ガーシムはちょっと離れた沖の水面から腰ギリギリの上半身を出してこっちを見ている。
ミライ 「あ、ガーシム!行っちゃうの!?」
GM ガーシムは何も言わずに、君達に手を振ったあと、左胸に手を当てて、深く会釈をして沖に向かっていく。もちろん寡黙に。
モエ 「なに、あの隙のない真性イケメン!」
ミライ 「また会えないかなあ!」
ルイネ 「真実は……」(苦笑)
ニャンキ 「……乙女の想いの中にゃ……」(笑顔)
GM そうこうしてると、海岸にメグちゃんが現れます「タコザキさん!」と浜辺に倒れているタコザキさんに近づき抱きしめてます。
ルイネ 「メグちゃん、良かったね……」
メグ 「タコザキさん!ああ!こんなに足を食いちぎられているなんて!ひどい!ひどいわ!誰!誰なの!?」と本来の鮫の性格が覚醒しようとしている。
ルイネ 身体がモノクロになる。
モエ 「メグちゃんに詳しいことは話せなくなったね」
ミライ 「まさか、ニャンキが齧ったなんて言えないわ……」
ニャンキ メグちゃんに駆け寄り「タコザキさんは大丈夫にゃ。生きてるにゃ」よしよし。
タコザキ 「う……うう……」
メグ 「タコザキさん!」
タコザキ 「メグ……」と触手をメグちゃんに絡ませてうっとりとした目で「俺のメグ……気を失ってたが……俺はメグにずっと会いたかったと思っていたに違いない。ああ……間違いない」と。
メグ 「タコザキさん……」としなだれる。
ミライ 「タコザキ胡散くさ。あたし、男が使う『間違いない』って台詞って拒否反応」
モエ 「ワーガナッカ中部の中年男性がよく使うのよね……けれど、メグちゃん本当にこれで良かったのかなあ?」
ルイネ 「メグちゃんが選んだ人……相手だし……」
モエ 「自己責任?」
GM 海の水面が隆起して白い巨人のフルトンが現れます。
ニャンキ 「フルトンが来たにゃ!」
ミライ 「フルトン呼んだの?」
フルトン 「メグさんを握ってきたんですが、僕が重くて時間がかかっちゃったみたいです」
ニャンキ 「フルトン、お願いがあるのにゃ。あそこの浜辺にある油が入っている壷をプッカリーに持ってきてほしいのにゃ」
フルトン 「承知」と深々と頭を下げる。
ニャンキ 「あと、この大きい回転する車輪をプッカリーに持ってきてほしいのにゃ。持っていったら面白そうなのにゃ!」
エレ 「パーペを持っていく?」
英霊 「驚いた」
ELE 「それなら「えれ」の治癒も加速する」
メグ 「ニャンキさん、あの大きさでは、私の「海原渡り」の力で助けることはできないわ」
ニャンキ 「うーん、無理かにゃあ」と困る。
フルトン 「なんとか僕が歩くか泳いで持っていきますよ、プッカリーまで」
ニャンキ 「いいのにゃ?大丈夫にゃ?」
フルトン 「僕がんばります!」
ルイネ 「フルトン、すごくいい子」
ミライ 「せめて巨人じゃなければなあ」
ルイネ 「わたしたちの物語、普通の男が出てこないのよね。戦車とか蛸とか」
ノーレン (彼女達の視界の中に俺が存在しないことが分かったアブラツボの夕暮れの海……)
タコザキ その会話に割り込みながら「俺も手伝わせてくれ!あんた達に助けてもらったんだ。たくさんの借りを返してえ、8本の腕には自信がある!あんた達に忠誠を誓わせてくれ!」
GM メグちゃんはキラキラした目で「タコザキさん……」とうっとりとしている。
ニャンキ 「タコザキさん、歓迎するのにゃ!」と手を包丁みたいに、とんとん、と……「蛸の肩って何処にゃ?」
ミライ 「タコザキさんも定職に就けばメグちゃんも安心するでしょ」
モエ 「なんだか奇跡的にエンディングは上手くいったみたいね」
二週間後、プッカリーに新しい乗り物「観覧車」が完成した。とても巨大で搭乗時間は20分を要し、途中、転輪の中を滑り落ちるギミックもある。下のほうが海中に沈んでいる。ノーレン、シュウホウも居るなかで北桟橋島から観覧車を見ています。
[newpage]
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ニャンキ 「子供用は滑り落ちるギミックと、海中に沈むギミックは無いのにゃん」
ノーレン 「海中に沈むって……なぜ、その必要が?」
ニャンキ 「恋人搭乗の場合、メグちゃんとお友達一同が襲い掛かる演技をするのにゃ」
ルイネ (メグちゃん、男を追って此処で働いてるんだね……)と、苦笑。
モエ (あたし、メグちゃんのこれからの物語が気になってきた。応援する)
ノーレン 「つうか、完全に水中じゃねえか」
シュウホウ 「……危なくないですか?」
ミライ 「この世界はね「男が女を鮫から守るのは当たり前」なの!「年上のおじさんが女に優しいのは当たり前」と同じ。テストするから二人とも乗りなさい!」
ノーレン 「ちょっと待て!なんで俺がシュウホウと一緒に?」
モエ 「テスト、テスト。海中に沈んでいる時間、呼吸が間に合うか間に合わないかの調整よ」
シュウホウ 「待て!待て!」
[uploadedimage:18119410]
GM ノーレンとシュウホウの絶叫が響き渡るなか、島の中心の通りではタコザキさんがボートをそれぞれの足で持ち、子供を乗せて回転しながら上下に移動させて人々を楽しませている光景が見えます(タコザキさんは騎士の称号を得た)
[uploadedimage:18119503]
ルイネ 「タコザキさんも活躍してくれてるし、良かったわ」
ニャンキ 「タコザキさんのアトラクションは子供に大人気なのにゃ」
モエ 「タコザキ、子供好きってのは意外だったわ」
GM 君たちの目の前に非常にガラの悪い顔つきの獅子頭の料理人が現れる「姫、タコ焼きが出来たよ」と。KC(キングキャット)ライラックさんが来た。
ミライ 「ライラックさん!タコザキさんがいるのに、この島でタコ焼き作るのは、ちょっと……」
ライラック 「ああ。タコザキさん再生能力持っているからさ、故郷で怪我したっていうかなり負傷した足を一本くれたんだよ。」
ミライ 「このタコ焼き、タコザキさんの足?ニャンキが齧ってたやつ?」
ライラック 「でかいからねえ。当分、タコ焼きには困らないよ。売れ行きもダントツだよ」
モエ 「遠慮するわ。タコザキの性格も知ってしまったし。私の頭の中では地黒の筋骨隆々の口髭生やして汗かいてる唇が厚い濃い顔のタンクトップのおじさんのイメージしかないのよね、タコザキ」
ルイネ 「これは食べる気が起きないわ」
ミライ 「ルックスのイメージ的には悪くないんだけど……そのたこ焼きは食べられないかな」
ライラック 「すごく美味いけどなあ(もぐもぐ)」
ニャンキ 「超美味しいのにゃあ(もぐもぐ)」
GM メグちゃんが海面から顔を出してヒレを振りながらタコザキさんを応援している。タコザキさんは足の二本を頭上でくるくるさせ、他の一本は三角形を何度も空に描いている。メグちゃんはそれを見て、身悶えながら顔を真っ赤にして海面に潜行します。
ミライ 「今のなに?なんなの?」
ルイネ 「海洋生物の求愛行動?」
モエ 「わたしたちの知らない世界ね。知らなくていいけど」
ニャンキ 「無限に油が沸く壷も手に入ってローラーコースターの滑りも絶好調なのにゃ!」
ルイネ 「ニャンキ、そろそろアルヴィーアの種子を。このプッカリーの地でアルヴィーアの樹を育てるのよ」
ニャンキ 「そうだったにゃ!」と、背覆い袋から種子を取り出すけど、1/12くらい削れてるのにゃ。
ミライ 「あー!」
モエ 「アルヴィーアの種をまた齧ったでしょ!?」
ルイネ 「大国の証の樹の種という偉大なものを……貴女って人は……」
モエ 「種が芽生えなかったらどうするのよ……」
ニャンキ 「まあまあ、にゃん」と城の横にある森の庭園に埋めるのにゃ。地面をほじほじくりくり。うめうめ。ぺたぺた。
GM 君たちが庭園に埋めると、30秒で地面が動き、芽が出ます。
モエ 「え?」
GM とても早い速度でぐんぐん伸びて高さ3mくらいの低木の樹に育ちます。その樹はこれまでに見たこともない黄金の樹木です。葉さえもキラキラ光っています。それに呼応するように庭園に育っている元気のない花や木が力強く目の前で青々緑々と育っていってます。半径20mくらいの範囲で。ずぶ濡れのノーレン、シュウホウもアルヴィーアの樹を見て驚いて片膝をついています。
ルイネ 「『そのアルヴィーアの樹、植えられし地は豊穣も約束される』って言葉は、このことだったのね」
ニャンキ 「トウモロコシの種も植えてみるのにゃ」地面をほじほじくりくり。ぱらぱら。ぺたぺた。
GM ぐんぐん育って10分くらいでトウモロコシが出来上がります。
ライラック 「こりゃ驚いた!これからは島で野菜の食材に苦労しないぞ!」
ニャンキ 「トウモロコシが食べ放題なのにゃ!知らなかったのにゃ!大国の王様はトウモロコシをたくさん食べてるということにゃ!」
ミライ 「イチゴとかゴーヤの種も植えよっと」
モエ 「レタスはどうなるの?収穫がすごく速いよ、レタス」
ルイネ 「梨の生育時間が気になる。梨の種ってある?あ、桃も食べたい」
モエ 「マリーゴールドを一緒に植えると虫除けになるんだよ。花言葉は「勇者」だし」
ルイネ (マリーゴールドのほかの花言葉には「下品な心」……大国の証の樹の横に植えてもいいのでしょうか……)
ミライ 「茄子とかカボチャとかも植えようよ」
ニャンキ 「バナナも食べたいにゃ」
ノーレン (大国の証のアルヴィーアの樹の姿が……家庭菜園で埋もれていく……いいのか、それで……)
モエ 「焼肉の木とかあったらいいね」
ミライ 「この世界なら何処かにありそうね」
ニャンキ 「焼肉の木がたくさんあったら嬉しいにゃ」
聖猫騎士団の団長の夜はプッカリー島の夜回りをすることで一日を終える。最近、観光客も増えているため、不審者が島に残っていないかは重要な仕事である。城の一室でルイネが「猫の目」(猫魔術。野良猫や対象の猫の視覚を遠隔で得る。対象が見ている視界のなかの猫の視覚に移動してもよい)の魔法で得た視覚を、水の精霊魔術「幻影Ⅱ」(頭のなかのものを平面に幻影化させる)で投射している。
GM 監視部屋のなか。テーブルには十分な飲み物とお菓子、タコ焼き。ルイネの投射する幻影は新しくできた観覧車や島の門などに切り替わりながら不審者や残っている観光客の姿がないことを映し出している。猫はたくさん映っているが人の姿はない。
モエ 「だるっ……」
ミライ 「モエ、三頭身化してる。ニャンキも寝てるし(実際に)」
常に凛々しく、気高く振舞っていて「闘」騎士団の中でもカリスマ視されているモエは男性などが居ない部屋、空間では三頭身化して、やる気、思考能力などを自主的に喪失してる。彼女曰く「男がいないときくらい好きにさせてよ」と。
モエ 「仕事めんどくさ……」
ルイネ 「異常はないみたいね。そろそろ終わりにしましょうね」
GM シュウホウとノーレンが見回り部屋に入ってきた。
モエ 頭身を瞬間的に戻す。
ミライ (モエ、すごいわ……隙がない)
シュウホウ 「遅くまでお疲れ様」
ノーレン 「たこ焼き美味かったなあ。あ、此処にもある」
GM ルイネの映し出す画面の中で猫しかいない通りの中を歩いているロングスカート。観覧車の北桟橋のほうへ向かおうとしている。
モエ 「誰?」
ルイネ 「もしかして、ミレディアかも?」猫をついていかせましょう。
GM 猫視界なので視界が低いのと、暗がりで顔が見えないが月明かりでハートの形をした翡翠のネックレスが胸元で光っている。周りを見渡しながら小走りに向かっている。
ミライ 「あー!あたしが欲しかったジェイドのネックレス!ルイネ!追跡!追跡!誰!?この女!?」
ニャンキ 「なんにゃ?なんにゃ?」起きたのにゃ。
ルイネ 「ちょっと待ってね!この魔法、別の猫の視界の切り替えとか難しくって。気まぐれな猫の魔術だから」
シュウホウ 「道に迷った観光客か?」
モエ 「この小さな島で道に迷うわけないじゃない。北桟橋は見晴らしのいい丘もあるから何者かが偵察に来たのかもしれないわ。挙動不審だし」
ミライ 「この女がソゼくんの彼女ということなのね……」拳をわなわな。
ノーレン (ミライ、怖ぇよ……個人的感情入ってるじゃん。付き合ってもいないのに)
ニャンキ 「城で働いている侍女さんかにゃ?」
ミライ 「ここって城内恋愛は認めてるの?」
ニャンキ 「城に勤める騎士も侍従も居住している国民にゃ。恋愛は自由にゃ」
ミライ 「明日からこの国恋愛禁止ね」
ノーレン (お前も恋愛しようとしてたじゃないか……あ、脳内か)
ニャンキ 「そんにゃ法を作ったら少子化でプッカリーが滅んでしまうにゃ!」
GM 幻影に一人の男が映る。ミライの隊のイケメンのクリコシだ。画面上でこちらに気づいて笑顔を見せている。繁みに囲まれた長椅子に二人で座ろうとしてるね。
ミライ 「えー!?ソゼくんからジェイドのネックレス貰っておいて他の男と夜中に会ってるって、何様、この女!?何様!?これは……死刑ね!」
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プッカリー公国の聖猫騎士団長は「調査」「逮捕」「裁判」「判決」「刑執行」の実行、および、それに伴う国内での「徴発」の権利、騎士団に従事する騎士の「人事権」を所有している(怖っ)
モエ 「プッカリー島は一般の国民は少ないし。親しそうに笑ってるクリコシくんの表情見てると……騎士団内の女騎士か、侍女よね、彼、真面目で堅い男よね?観光に来た外の女性と仲良くなるような男じゃないような気がする……」
ルイネ 「女性ともあんまり話さない人だったような……意外」
ミライ 「けどね、クリコシくん、女と接するのは苦手じゃないみたい。あたしが超近接距離に近づいても、彼ドキドキしてなかったもん」
モエ 「あなた、職場でそんなことしてるの?」
ミライ 「他国の女密偵の甘い罠に対抗できるかどうかの試験なの!」
ニャンキ 「恋愛は良いことなのにゃ!クリコシくん彼女が出来て良かったのにゃ!」
ミライ 「ルイネ、視界を変えられないの?あのキジトラ猫に。あの子の視界なら二人が見えやすいから」
ルイネ 「試してみるね」魔導ロール15+1d10(7)=22。
GM 二人が映った。クリコシと一緒に横にぴったりとくっついて座っている。ジェイドのネックレスの胸元を見せている。クリコシは大いにネックレスを手に取り、褒めているようだ。二人は笑いながら腕や手を絡ませている。
ミライ 「いやらしい女!風紀が悪いです!」
ルイネ 「これって付き合いの長い二人のデートって感じね!」
GM 月明かりに照らされてクリコシの相手の顔が見えてきた。ロングスカートとリボンなどで着飾ったソゼの笑顔が照らされる。その首にはジェイドのネックレスが相変わらず煌いていますが、怪しい碧色の光に変わったように見えてきます。
ミライ 唖然。
モエ 「自分に買ったのね……」
ルイネ 「クリコシくん、そういうことだったのね」
モエ 「ソゼくん、「受け」だってことね」
GM クリコシはソゼの肩に手を廻し頭を撫でながら抱きしめる。二人見つめながら何かを囁いている。時々、クリコシの頭部がソゼの顔や首に沈む。
シュウホウ 「はい!そろそろ夜回りも終わりで……ルイネさん、映像を消して……彼ら男性にもプライバシーがありますゆえ」
モエ 「え?」と棒読みで上目使いにシュウホウを凝視しながら。
シュウホウ 「お前たちだって、こんな風にのぞかれたら嫌だろう?」
モエ 「死刑だね」
シュウホウ 「じゃあ、そろそろ止めてあげないと……」
モエ 「もしかすると、二人とも何処かの国の密偵の可能性もあるかも。油断できないわ。監視を続けるのよ」
シュウホウ 「(どこの密偵だと言うのだ?)ミライ、お前には気の毒だったが、もう夜回りを終らせよう」
ミライ 「騎士団の内情を把握する機会よ。上官であるあたし達にはとても有益なことだし、組織内の風紀への影響もあるから。ルイネ、続けて」
シュウホウ (こいつら……いつになく饒舌に……)
ルイネ 「あれ!?魔法が上手くコントロールできない!どうして!?魔法が解除できない!」
シュウホウ 「ル、ルイネさん?」
ルイネ 「魔法がコントロールできない!観覧車のパーペの力の影響かもしれないわ!魔を操れないなんて未熟な私。困るー!」(棒読み)
英霊 (機械の力は精霊力に影響しない)と、英霊の声はルイネ以外には聞こえていない。
ルイネ 魔導ロール15+1d10(10、クリティカル)+1d10(5)=30「あ。別の猫の視界に切り替わったわ!勝手に!ええっ!?魔法の場が乱れているのね……」(棒読み)
ミライ 「あ!すごく鮮明に見えるようになった!眼鏡かけてるのかな?この猫ちゃん!いいよ!」
ノーレン (ルイネさんってそういうキャラなの?)
GM 二人の身体が重なる。明かりと闇、白と黒が画面の中で動き続け、ジェイドの碧色の光が輝きながら、時々点滅するように怪しく動き続ける。そして、肌色の色彩が湧き出た液体のように君達の視界を侵犯していく
四人 瞬きもせず凝視。
シュウホウ (もしかして……こいつら……Fu……)「姫様、目を汚します。部屋に戻ってください」とニャンキの両目を塞ぐ。
ニャンキ 「シュウホウ、これは一国の姫として必要な「学び」にゃ。いつかニャンキにも来る婚儀の夜に、殿方の身体を見て驚かないようにするのにゃ。姫の恥は国の恥にゃ。この貴重な「学び」の時を大事にしたいにゃあ」と嫌々と顔を振るのにゃ。
モエ 「姫たる者、優先事項よね」
シュウホウ 「なにをいきなり饒舌に屁理屈言ってるんですか!?あの二人では全然勉強になりません!それに順番が逆です!ちゃんと婚儀の練習をしてからそういう偉そうなこと言ってください!」わちゃわちゃ目隠し。
ニャンキ 「にゃああああああ!しゃああああああ!」ぽかぽか。
モエ 「もうちょっと近くで見れないかなあ?」
ルイネ 「こっちの猫の視界だと、どう?」魔導ロール15+1d10(8)=23。
ミライ 「そこそこ!いいね!」
シュウホウ 「……お前たち……ノーレン!三点鐘を鳴らせぇ!」
ミライ 「だめ!鐘を鳴らしちゃダメ!」
モエ 剣を抜いてノーレンに間合いを詰める。
ニャンキ 「にゃああああああ!しゃああああああ!」
GM ノーレンが死に物狂いで監視部屋にある鐘で三点鐘を鳴らす。島中に「カン、カン、カン」と鳴り響き、各所で叫び声が聞こえ、明かりが灯る。画面の中の二人も急いで服を着直しながら本島に走っていく。
ミライ 「あーあ……」
モエ 「……二人とも訓練は怠ってないようね。そこは評価するわ」
ニャンキ 「ミライ、失恋大丈夫にゃ?」なでなで、よしよし。
ルイネ 「ソゼくんのこと、そんなに本気じゃなかったでしょ?ミライ」
ミライ 「あー。……やっぱり分かる?」
ルイネ 「本気で好きだったら、たとえ焼き栗一個貰っても超幸せだもん。それにあんなにみんなの前で泣かない」
モエ 「まだ付き合ってない段階だしね」
ニャンキ 「そんなこと聞いたら栗が食べたくなってきたのにゃ!」
ミライ 「ひとつの小さな恋の終わりが、望んだことじゃないけど、あたしを強くしていくのよ、騎士として」と、きりっと凛々しくモエみたいに。
ノーレン 「よくそこまで美化できるな、全部妄想だったのに」
ニャンキ 「たこ焼きどうぞにゃ」にこにこ。
ミライ 「綺麗なもの見たあとに、それは要らない……」
ニャンキ 「たこ焼き美味しいのににゃああ」(もぐもぐ)
『唇が忘れぬ記憶消せなくて強めに噛むよ三度目の夜』詠み人ニャンキ
(一部シーン制。PLは聞いているが、PCは知らない)
ミューラ(三浦)半島のヨー・コスカ(横須賀)沿岸に浮かぶサールの島(猿島)は活火山を要し、猿がたくさん住んでおり、恐竜が闊歩する未開の地が広がる島である。石造りの太古の城砦のなか、一室でミレディアは石造りの玉座に座って唇を噛んでいた。
ミレディア 「あの泥棒猫……許さないわ……サール公国の姫である私の邪魔をしてアルヴィーアの種を……許さない。国民を、人間の国民を要する国の女王になるチャンスを……」
ロシュヒル 「別に国民が猿だけでもいいじゃないか?」
ミレディア 「嬉しくないわ!」
ロシュヒル 「しかし……あの女の剣が欲しいからお前の野心には付き合うぜ。ところで、あの四人は機械のことにやけに詳しかったな?」
ミレディア 「猫は食欲旺盛だったけどね!あいつら何者なの?」
ロシュヒル 「アブラツボの車輪の秘密を助言してくれたシンギ・ユラリテとヨー・コスカで今度会う予定がある。聞いてみるぜ」
ミレディア 「あなたの知り合いの知り合いのあの男ね。機械人は好きになれないわ」
ロシュヒル 「俺の知り合いのオンダー(御田八郎師重)は人間だ。西の大戦でひどい重傷のところを機械化して蘇った男だ。彼が仕えるシンギの命令と、彼自身の復讐心だけで生きているだけだが」
ミレディア 「ああ……早く我が細長き華奢で美しき指に、豊かで栄える大国を……」
GM ロシュヒルはその言葉に剣を抜き、顔の前に持ち、忠誠を誓っています。
『ZAP NYAN! 猫姫と秘密のスパイス』
第二章 了
次回予告
第三章「ZAP NYAN CLOCKWORKS KNIGHT 猫姫と時計仕掛けの騎士団」
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パーペ(永久機関)の力を必要とせず外界で特殊軍事作戦行動が可能である時計仕掛けの鉄の精霊騎士団「第壱百壱」にシンギ・ユラリテの命が下った。
馬と古の塔の街シギネ(根岸)で繰り広げられる物語の果てにニャンキ達が見たものとは?