ZAP!

  [uploadedimage:17520938]

  PC紹介

  [uploadedimage:17517086]

  モエ・ゴゼット・ラ・フェール

  人間/西方大陸のシナノ(長野)/女性/戦士(剣士)

  武器/ロングソード「アルトゥーナ」(DR:2.5)

  鎧/ハーフプレートウィズヘルム(甲冑)(装甲:10)+?

  装備/かんざし(旧都(京都)製。投げナイフと同じ高価を得る)、トラベルセット

  大陸の西からきた龍の前立の兜と刀匠が仕立てた長剣「アルトゥーナ(太刀銘有綱)」を持つ女戦士。西の大戦で名を挙げたが、とある理由でワーガナッカに辿り着く。常に凛々しく気品を漂わせた女傑だがオフでは面倒くさがり屋。

  PL:ブルーバック(青葉区女子)(仮名)

  [uploadedimage:17517091]

  ミライ・ポルトシア

  人間/チ・バラキ(千葉・茨木(連合国))/女性/ニンジャ(新職業試験でトライアル。暗殺者+盗賊のような技術を持つ職業)

  武器/クナイ(小剣レベルのダガー)(DR:1・5)の二刀流(投げも可能)

  鎧/篭手(ガントレット)、ハーフチェインメイル(装甲:4)+?

  装備/盗賊の七つ道具、トラベルセット(変装用具込み)

  ニンジャの隠れ里の首領の娘(長女)だったが、とある理由でワーガナッカに来訪。通常では会得出来ない特殊な戦闘技術と忍術(魔法ではない魔法の擬似効果を有する技術)を使う。陽気で勝気な性格だが奥手。オタクに優しい。

  PL:三毛三毛

  [uploadedimage:17517094]

  ルイネ・アラミド

  人間/ワーガナッカ(神奈川)/女性/魔導師

  武器/ロッド(魔術の焦点具:DR1.0)

  鎧/レザーアーマー(装甲:2)+?

  装備/魔法の巻物、ソーイングセット、トラベルセット

  人妻。もともと火の精霊との契約をした精霊術師であったが、魔導師の道を選ぶ。混沌魔術の強力な使い手ではあるが覚える魔術が偏っている。心優しく温和な性格で一見、常識的であるが隙のある女性。

  PL:霧神

  [uploadedimage:17534623]

  ニャンキ・ダルタニ

  ヒトネコ/ワーガナッカ(神奈川)/女性/職業不詳

  武器/猫パンチ(猫爪時、DR1.5)

  鎧/レザーアーマー(装甲:2)+?

  装備/お菓子袋、保存食、トラベルセット。

  陽気で明るく笑顔を絶やさない美味しいご飯とお菓子が大好きなヒトネコ。ヒトネコなので面倒を見る家族や仔猫が多いため、働くことが大好き。そのためかお金の計算が得意(なぜかヒトネコPCは数学に強い)油断するとPL、PCとも寝る(種族設定に忠実)

  PL:軽葉(仮名)

  [uploadedimage:17517109]

  ワーガナッカ(神奈川)で人間に捨てられた猫や身寄りのない猫は太陽の昇る東に向かう。

  苦難の道を東へ東へ進みながら辿り着くその地は「プッカリー(ぷかり桟橋)」

  小さな小さな島だが此処には法がある。

  『何人たりとも猫を殺してはならない』

  いつしか猫だけでなく他の動物も集まってくるプッカリー。

  たまに船の停泊料20クレジット(=2千円)が入るだけの小さな小さな国。

  この物語はそんな小さな小さな島から始まるお話である。

  [uploadedimage:17517113]

  GM    ワーガナッカ(神奈川)の中でも中規模に大きい街カンナイ(関内)に君達はいる。海へと続くニーホン大通り(日本大通)は平和な町で茶店「リオッカ」の給仕が珈琲を盆に載せて歩いていたり、「フォッグホーンフロア」の馬車売りの店があるほど治安が良いところです。その石造りの町並みにある「旧き愛」亭の酒場の中で君達が仕事の依頼を受けていると、ドアベルが激しく鳴り響きます。2mを越える長身の強面で屈強な男が店の中にずかずかと靴の音を鳴らして入ってくる。一見、ガラは悪そうに見えるが身なりは清潔だ。カウンターの店主に向かって話しかける。

  男     「女を四人見なかったか?一人は長毛のヒトネコ。かなりの毛量で目立つはずだが見てないか?」

  店主    「いえ。見ませんでしたが?」

  男     「見たら直ぐに教えてくれ。「ガルデンの宿」に居るから受付に伝言を残してくれ。内容によってはこれ以上の礼はする」と、カウンターに大銅貨(20クレジット=2,000円)を一枚置く。

  店主    「かしこまりました」と礼をして答えます。

  GM    男は同じようにずかずかと扉に向かい、故意にドアベルを激しく鳴らすように開けて外へ去っていく。

  ニャンキ・ダルタニ(以下、ニャンキ)

  「行ったようにゃのだ」

  モエ・ゴゼット・ラ・フェール(以下、モエ))

  「まさか追ってくるとは思わなかった」

  ミライ・ポルトシア(以下、ミライ)

  「あんなに偉そうな風に頼んどいて大銅貨一枚って……」

  ルイネ・アラミド(以下、ルイネ)

  依頼人に顔を戻して「あっ。すみません、ちょっとわたしたち追われてて……それで、仕事の依頼の話の続きですけど……」と話の続きを聞きます。

  依頼人   「……ええ。依頼の件ですが、実は最近カンナイの夜に海のほうから不気味な咆哮が響き渡りましてね」

  ルイネ   「咆哮?」

  依頼人   「人の叫び声というか泣き声というか得体の知れない声なんですよ」

  ニャンキ  「黒毛和牛フィレ肉とブルターニュ産乳飲み仔牛のローストが超美味しいのにゃ」とぱくぱく食べながら呟くのにゃ。

  モエ   話を聞きながら黒ビールを飲み干してる「……美味しい」

  ミライ   「怖い話だったらあたし達この仕事受けないよ。怖いの苦手なの」と冷たい黒ビールのお代わりをモエの分と二つ頼むわ。

  依頼人   「声が聞こえてくるというアンダーマウントの海岸(山下町)はイルテックの縄張りでもありますし皆が不気味がって依頼を断られて困ってるんですよ。そこで依頼の内容は、叫び声がなんなのか調べてくるってだけです。報酬は一人1,000クレジットということで、なんとか……」

  ニャンキ 目をらんらんと輝かせて「調べるだけでそんなに貰えるのにゃ?」

  依頼人   「もしも、あの叫び声を無くしてくれたら三倍を支払います」

  ルイネ   「これは悪くない仕事かも」

  ミライ   「怖かったら直ぐに撤退ね」

  モエ    「ニャンキ、いい?」

  ニャンキ  目をらんらんと輝かせて「この仕事受けるのにゃー!」

  依頼人   「おお、ありがとうございます!皆さんが飲み食いした分はわたしが支払いますので、どうぞよろしくお願いします」

  一同    「ご馳走様です~」

  ニャンキ  「店主さん、さっきは匿ってくれて有難うなのにゃ!」

  GM    店主は店から出る君達に深々と礼をして見送ります。

  GM    さて。夜のカンナイ。依頼人の言うとおり確かになにか男の泣き声みたいなのが海のほうから聞こえてきますね。アンダーマウントの海岸あたりから鮮明に。

  ミライ   「うるさいくらい泣いてるんですけど?」

  モエ    「この泣き声ってなんなの?まともな男の泣き声?」と警戒しながら「アルトゥーナ」を抜く。

  ルイネ   世界学ロール15+1d10(9)=24。成功?「人間の声のようね。怪物の声じゃないみたい」

  GM    声の場所に行ってみると、そこの区画はイルテック(機械人)の縄張りでアーコロジーと呼ばれる機械人特有の建築物があり、君達の視点では大きい25mくらいの高さの真四角の箱のような塔に、非機械社会で生きている君達からは見える。

  ミライ   「機械人も泣くんだね」

  ルイネ   「彼らは機械を生活や身体の強化に使うだけで生まれたときは人間よ。けど機械ってことは混沌とかの怖いものでは無いような気がする」

  ミライ   「あたしお化けとか幽霊とかゾンビとかじゃなかったら平気」

  モエ    「殺気は感じないよ」

  GM    この付近一体は南ホーンモック(南本牧)まで機械人の建築物が平然と並んでおり、あまり他の種族は金目当て以外では近づかない区域だ。

  ニャンキ  「扉とかはないのかにゃ?」

  GM    鉄の扉があるね。機械人だけど普通の南京錠がかかってる。明らかに扉の向こうで誰かが泣いている。しかし、泣き声が大きい。

  ニャンキ  「とりあえず入ってみるのにゃ」

  GM    ミライはニンジャ(新職業。テストの意味でプレイしてもらっているのだが……)なので盗賊と同じ扱いで扉や壁の罠は自動感知できる。扉に罠はない。開錠するなら盗術ロール。目標値20。

  ミライ   盗術ロール14+1d10(7)=21。成功したわ。「ヤバそうだったら撤退ね。鍵は開けたよ」

  モエ    「警戒してね」

  GM    中は真っ暗なんだけど、うっすら奥で立ちながら泣いている男がいる。

  ミライ   「男が立ちながら泣くって……どういう状況なの?」

  GM    その男は色白で身長が18mあるね。

  一同    「でかっ!」

  ルイネ   「巨人族?」

  GM    見た感じ、巨人族の「白い巨人」と言われているガニメデ種。争いを好まない優しい巨人として有名な巨人族です。君達に気づいて巨人は「誰?」と泣きながら叫ぶ。巨人語でなく標準語で叫んでいるから君達全員聞き取れます。

  ニャンキ  「どうしてそんなに泣いてるのにゃ?」

  巨人    「機械人に良い仕事があるって騙されて捕まってしまったんだよ」

  ルイネ   「自分の力で逃げられないの?」

  巨人    「機械人の造った鉄の組み合わせ数字の仕掛け付鎖の錠前(巨大な自転車のチェーンロックみたいなもの)に拘束されていて僕の力でも逃げることはできないんだよ」と再び泣きはじめる」

  ミライ   「大きい錠前ね。外すための数字は分からない?」

  巨人    「僕を雇った機械人の学者でシンギ・ユラリテって男が首から下げているネックレスに書かれている数字がそうなんだけど、僕は数字に弱いんだ」

  ミライ   「わかるわかる。数字に弱いのは、あたしも一緒」

  ニャンキ  「その学者は何処にいるのにゃ?」

  巨人    「いつも、そこのトロッコで移動しているんだけど閉じ込められてるから僕には分からない」

  GM    巨人の胸のあたりの高さの横にトロッコが置かれている踊り場があり奥にレールが闇の中に続いている。

  ルイネ   「数字が判れば巨人の彼を解放できるってこと?」

  巨人    「僕は「この仕事は星の天使ギンガーに会える」って聞いたから引き受けたんだけど、まさかこんなことになるなんて……」

  モエ    「ギンガー?」

  ルイネ   「わたしも詳しくは知らないんだけど流れ星に乗って現れる天使のことよ。親のいない子には母のように接して暖かく護ってくれる強い力天使と言われているの。主に東北のトゥーホーク大陸の法の信仰国で小規模だけど信奉されているの」(関連する話は「東幻郷異聞奇憚」を参照)

  モエ    (巨人の境遇を想像して眉を下げる)

  ニャンキ  「そのシンギにゃんとかっておじさんの首飾りの数字を見るだけなら、なんとかなるのではないのかにゃ?」

  ミライ   「……あれに乗るっていうの?」と、トロッコを指差して。

  ルイネ   「機械人は見たことあるけど、彼らの住んでいるエリアに入るなんて初めての経験よね」

  モエ    「わたしは乗ってみたいな」

  ニャンキ  「巨人さん、にゃまえは?」

  巨人    「僕の名前はフルトン」

  ニャンキ  「フルトン、助けられるかどうか分からにゃいけど頑張ってみるのにゃ」

  フルトン  「本当?」

  ニャンキ  「助けられなかったらごめんねなのにゃ」

  GM    フルトンは再びしくしく泣きはじめるが、これまでの号泣ってほどではなく、さめざめと泣いている。

  ミライ   (巨人の涙だから雨が降ってきてるみたいになるよね、これ)

  GM    トロッコは四人乗りくらいの大きさで簡素なクッションがあり、それは椅子の代わりをしています。速さに怖ければ横にレバーがあって減速できます。前のほうに左右に振れるレバーがあり、これはいまのところ、何に使うかわかりません。トロッコに乗り始めると、重さを感じたのか普通に2本のレールの上を走り出します。どんどん速度が増してアップダウンがあったりします。

  ニャンキ  「にゃああああああ!」(歓喜)

  モエ    「これ楽しい!」

  GM    イルテックの文化なので色とりどりの照明の中をトロッコが突き進み、視覚的にも今まで見たことない空間とスリルに似た重力感を体験できます。

  ミライ   「掴まってないと腰が浮くんですけど!?」

  ルイネ   「怖いけど不思議と楽しい」

  ニャンキ  「にゃああああああ!」(歓喜)

  [newpage]

  [uploadedimage:17522696]

  GM    だいぶ走っていくと突然眼下に街が広がります。薄暗い空間ですが、区画の通りには原色の明かりがいくつも輝いていて今まで見たことのない幻想的な光景が広がっています。その上をトロッコは走ってます。見れば同じくらいの高さに幾つものレールが走っており連結された別のトロッコが走っております。

  ミライ   「すごい」

  GM    君達が見たことのない鉄の精霊も飛んでおります。通りにはイルテックと鉄の精霊がひしめきあってます。市場のようなものが形成されていたり、生活をしていますね。

  ルイネ   「海岸の人気のないような鉄の廃墟みたいなとこの中にこんな空間が存在していたのね……材質は鉄なの?」とロッドで近場の壁を叩いてみる。

  GM    鉄の部分もあれば自然の岩石や石を正確に削っているところも多くあります。高架の駅のようなホームのところに着くとトロッコがゆっくりと減速します。

  ニャンキ  「降りてみるのにゃ。シンギにゃんとかっておじさんを探すのにゃ」

  モエ    「イルテックの街、知らない街だけど興味深い。けど警戒していくよ」

  GM    通りに降り立つとイルテックがひしめきあっています。なにかを買っていたり交渉したりしているようで驚くほど活気に満ち溢れています。中にはイルテックでない君達と同じ文明社会の冒険者も混じっていたりします。

  ミライ   「なに売ってるの?」

  GM    いまの場所から見える店に並んでいるものは機械の部品ばかりですね。イルテックの店主がミライに鉄パイプを売ろうと枯れたダミ声で声をかけてくる。

  ミライ   「いらない」と困った表情で手を振る。

  GM    イルテック男子が「ねえ、君たち、外から来たの?」と声をかけてくる。身なりのいいイケメン男子2人。

  ミライ   情報収集のために……「そうなのー外から来たのー」

  GM    下半身が戦車になってるイケメン2人。キュラキュラキュラと無限軌道(キャタピラ)を響かせて近づいてくる。

  ミライ   あたしの上半身が激しく崩れ落ちる。

  モエ    「わたしたちの知っている戦車(二輪のチャリオットなど)と少し違うけど、見た目はそんなに悪くないんじゃないの?」と笑いながら。

  ミライ   「本気で言ってる?」とモエに。

  ルイネ   「ここ機械人の街だしね……」

  イケメンA 「俺、シャーマンってんだ」

  イケメンB 「俺の名はチーフテン」

  ミライ   無視、無視!そもそもチャラい!

  ニャンキ  「食べもの屋さんとかないのかにゃ?」

  GM    そんななか、ニャンキと同じ背くらいのイルテックの女の子と目が合います。きょとんとニャンキを見つめている。

  ニャンキ  同じように目を合わせるのにゃ

  GM    女の子は「あなた達、外から来たの?」と驚いている。

  ニャンキ  「そうなのにゃ。人を探しているのにゃ」

  女の子   「猫が喋った……誰を?」

  ルイネ   「シンギ・ユラリテって男を探しているの」

  GM    女の子は嫌そうな顔をして「あの男と知り合いなの?」と聞きます。

  ミライ   「知り合いでもなんでもないの。その男にひどい目にあってる人を助けるために、その男がしている首飾りに書いてある数字を見てみたいだけなの」

  GM    その女の子は「うーん……連れていってもいいけど、幾らくれるの?」と聞きます。

  ニャンキ  「100クレジット(1万円)でどうにゃ?」

  女の子   「たった100クレジット?」

  ルイネ   「ニャンキ、イルテックは守銭奴で知られているの。何故なら鉄の精霊は金貨や宝石を食べるから大金が必要なの」と小声で教える。

  モエ    「え?鉄の精霊って金貨や宝石を……食べちゃうの?」

  ミライ   「もったいない」

  ニャンキ  「けれどこれ以上お金が使えないのにゃ」と小声でみんなに言うのにゃ。

  GM    女の子はずっとニャンキを見つめていて「あなた猫なの?どうして喋れるの?」と聞いてきます」

  ニャンキ  「猫は猫にゃんだけどヒトネ……」

  ミライ   ニャンキの口をふさいで「世にも珍しい喋る猫なのよ、初めて見た?」

  GM    女の子は目を大きく開いて「初めて見たあ」と感激している。

  ニャンキ  「にゃんにゃん」

  女の子   「可愛いー」と抱き締める

  ミライ   「シンギなんとかっておっさんがいるところを教えてくれたら喋る猫とお友達になれるよー?」

  女の子   「電気仕掛けの電気猫じゃない本物の猫のお友達ができるなんて嬉しい!分かった。わたしが連れていってあげる」

  ニャンキ  「にゃあああああ。わたしはニャンキなのにゃ」

  女の子   「わたしはメタリア。まだ外に出たことないんだけど貴女のようなお友達が出来て本当に嬉しい」

  GM    メタリアの後をついていくと飲食街のような区画に着きます。そこでは出店もあり、いろんな食べ物を売っているようです。群集の中にはさっきと違い、イルテックではない外から来た冒険者も居ます。

  シャーマン 「あ、また会ったね」(キュラキュラキュラ)

  ミライ   露骨に目をそらす。

  ニャンキ  「あ!食べ物にゃ!」

  ミライ   「どんな食べ物?」

  GM    棒に刺さった色とりどりの細長いもので多くのイルテックがそれを買って食べてますね。その出店には「0 フリー」と書かれています。

  ニャンキ  「タダなのにゃ?5本もらうのにゃ!」

  メタリア  「あたしはその食べ物要らない」

  GM    店主から4本受け取れます。

  ミライ   「いただきまーす!」

  ニャンキ  「かぷっ!」

  GM    君達の口の中に粘土のようにざらざらとした味の感覚が満たし吐いても舌に異様な脂分が残って消えません。

  ミライのPL 粘土なんて食べたことないからわからないんですけど!

  GM     じゃあ、キャットフードの「●ー●」の味というか舌に残る感覚。

  ニャンキのPL  にゃあああああああ。判るのにゃああああ。

  ルイネ   「きゃああああ」

  ニャンキ  「にゃああああああ」と泣きながらフレーメン反応にゃ。

  モエ    「まっず!」急いで水筒の水でうがいをします

  ミライ   「なにこれ!?」

  メタリア  「これはイルテックの標準的な食べ物で「ナーゾ」と呼ばれるものなの。イルテックは内臓を機械化しているので機械的に消化しますし味覚神経を切っていたりするので平気で食べてるけど……外の人たちにはお勧めできないものかなあ。わたしも機械化していないノーテックなので食べられないです」

  モエ    「ナーゾ……?」

  ミライ   「そういうこと先に言ってよ!」

  メタリア  「この「0 フリー」という数値は「自然素材ゼロ」という意味なの。イルテックのアーコロジーは閉鎖的空間で生きなければいけないから全てこの空間内で自給自足で賄ってるの。この食べ物の素材はタ……」

  ミライ   「言わないで!」

  ニャンキ  「にゃああああああ」と泣きながらフレーメン反応にゃ。

  モエ    「タ……ってなに?」と怪訝な表情で。

  メタリア  「それでも安価で高いタンパク質と高カロリーで……」

  ミライ   「高カロリー?食べちゃいけないものね!太っちゃうじゃない!」

  ルイネ   「わたしたちにとっては危険な食べ物ね」

  モエ    「タ……ってなんなの?気になる」

  ミライ   「ゴの文字から始まらなくて良かった……」

  店主    「お客さん!代金払って!一本10クレジットだから40クレジット」

  モエ    「こんな美味しくないものにお金を支払うなんて……」と長剣を握りしめながら威嚇。

  ミライ   「あたし達ほぼ食べてないんですけど!?」と店主に詰め寄る。

  ルイネ   「初めて来る場所で揉め事はやめましょうね」と皆を宥めて素直に40クレジット支払います。

  ニャンキ  お菓子袋の飴玉を皆に配るのにゃ。大玉の飴なのにゃ。

  モエ    飴玉舐めて落ち着きます「美味しい……」

  ミライ   「ひたすら飴美味しい……」

  ルイネ   「飴は偉大……」

  GM    通りに広がる他の出店とか見ても数字が上がる毎に値段が上がっていることが分かります。メタリアもそれを傍らに見ながら「わたしはお姉ちゃんが外の冒険で持ち帰ってくる食材に慣れちゃったので、ここの生活から早く抜け出したいの」と呟く。

  ニャンキ  「外に出たら美味しい食べ物をたくさん教えてあげるのにゃ」

  メタリア  「ありがとう!あ、ここがシンギ・ユラリテがよく来る店よ」と、ここれまでの町並みと違って綺麗に外観装飾されている店舗の前に着きます。店の看板には「ディートッ亭」と書かれており店名の下に「99」と書いてある。

  ルイネ   「それでも99なのね」

  メタリア  「残りの1は化学調味料なので外の世界とほとんど変わらない美味しさの店なの。それにこの店は量も多いのよね。男の人は好きそう」

  GM    店の中の内装も機械的で壁のいたるところに大きな歯車のようなものが飾られているように見えます。皆さん世界学ロール。目標値18。

  ルイネ   わたしだけ成功。

  GM    今日君達が行ったカンナイの「旧き愛」亭の通りの向かいの建物のギルドの施設に過去に行ったことを思い出します。そこにあったギルドが使っている堅固な金庫室の扉と形状が似ていることに気づきます。分厚い金庫扉を廻す歯車機構の取っ手に似ている。

  ルイネ   「壁一面が金庫になってるのかな?」

  ニャンキ  「キンコ、キンコ」

  ミライ   「あ。カンナイの「馬車道駅(この世界で駅は交易商人の市場をあらわす)」にもあるものにも似てるね」

  [newpage]

  [uploadedimage:17522633]

  メタリア  「奥に座っているのがシンギだよ」

  GM    男は浮遊する鉄の球体の椅子に座りながらサイコロ状に調理された本物牛肉を食べています。正確な正六面体でカットされた牛肉をフォークで刺して一個づつじっくりと眺めながら「正確だ」と呟き、満足しながら食べています。

  ニャンキ  (お肉美味しそうなのにゃ。匂いも普通に美味しそうなのにゃ)

  GM    まわりには人間の形をした鉄の精霊が左右2体立っていて銃器を持ち武装をしている。その前には小さい鉄の精霊が座っている。

  ミライ   その男の首飾りを見てみる

  GM    「首飾りは上着の中に仕舞ってあり首の鎖だけが見える。材質は金だ」

  ミライ   「服の中……厄介ね」

  ルイネ   「とりあえず近づきましょう」と近くのテーブルに座りたいな。

  GM    近くのテーブルに座ると電気仕掛けの電気猫がやってきて注文を聞きにくる。

  ニャンキ  「にゃあ?」と電気仕掛けの猫を観察するのにゃ。

  メタリア  「ここは量が多いから二人分を五人でシェアしても十分だと思うけど」

  モエ    「メタリアはしっかりと食べる気なのね……」

  ニャンキ  「ニャンキも食べたいのにゃ」

  GM    シンギ・ユラリテのテーブルでは小さい鉄の精霊に質問をおこなっています。違う質問を何度も繰り返ししていますね。

  ミライ   聞き耳、聞き耳

  シンギ   「この技術はこの世界を大きく変える。いわば私は世界の変革者となるのだ!未来の歴史書には私の名前に因んで「シンギュラリティ」などと呼ばれることになるだろう」と大きく高笑いをする。

  ニャンキ  「シンギュラ、シンギュラ」

  シンギ   「それにあの巨人。あの巨人を武装化して高高度で活動させることで、国境を無視した戦術を組み込むことが出来る。もちろん整備の必要な機械などではなく魔術による攻撃だ。その歴史的な変化の魁となるのだ、あの巨人は」

  ミライ   「巨人ってフルトンのこと?」

  ルイネ   「魔術?イルテックが魔術?」

  GM    シンギは前にいる小さい鉄の精霊に向かって「さて、エレ……お前は何処まで学習したのかな?」と不敵な笑いで語りかけます。

  モエ    「首飾りの数字が見えないわね……面倒くさいなあ」

  ミライ   「じゃあ、あたしの忍術を使おうかし……」

  ニャンキ  「ニャンキがあの電気仕掛けの猫のフリをして近づいて服にワインをぶちまけて脱がすのにゃ」

  ミライ   「大胆な方法だけど……あの電気猫と外見違うからバレない?」

  ニャンキ  「大丈夫なのにゃ。あの動きはさっき覚えたのにゃ」

  モエ    「いや……バレるよ?それ」

  ニャンキ  「バレたらごめんねにゃのだ」

  ニャンキ  足を開かず小刻みに移動してシンギなんとかに近づくのにゃ。

  ルイネ   「頑張って、ニャンキ」

  ニャンキ  どこかのテーブルから適当にワインみたいなのが入ったグラスとお盆を取って近づくのにゃ。

  ミライ   一生懸命笑いをこらえてます。

  GM    ニャンキはシンギに近づいた。驚いたことにシンギは気づいていないが、鉄の精霊達はニャンキを見つめて首をかしげている。

  ニャンキ  シンギにワインを派手にぶちまけるのにゃ。

  GM    シンギは普通に驚いている。そのワインはシンギの目の前の小さい鉄の精霊にもかかる。

  ニャンキ  「洗濯スルカラココデ脱ギニャサイ」

  シンギ   「はあ?」

  ニャンキ  「洗濯スルカラココデ脱ギニャサイ」

  ルイネ   「わたしたちの仲間のしていることなんだけど、なんて理不尽な光景なの……あれは暴力よ……」

  GM    目を丸くして見つめているメタリアの顔にも冷や汗が流れてる。

  ミライ   思わず少し笑いを噴出す。

  ニャンキ  「洗濯スルカラココデ脱ギニャサイ」と猫爪で上着を切り裂くのにゃ。BPロール。BP11+1d10(8)=19。

  ルイネ   笑う。

  GM    綺麗に上着は切り裂かれ、首飾りが現れた。数字は「14142」と刻まれている。

  ニャンキ  「『一夜一夜に人見ごろ』!覚えたのにゃ!」

  シンギ   「お前、鉄の精霊じゃないな!何者だ!?」と叫ぶ。

  ニャンキ  「ワタシハ鉄ノ精霊ナノニャ」

  GM    まわりの4体の鉄の精霊が銃を構えてニャンキに向ける。小さい鉄の精霊は相変わらず床に座り込んでいる。

  モエ    ニャンキと彼らの間に入りカタナを抜いてガード(騎士の能力)

  ニャンキ  「バレたけど数字は覚えたのにゃ」

  ミライ   「おじさん、冷静になってよ。ちょっとワインかかったくらいで怒らないでよ」とガード(騎士の能力)

  ガードは攻撃を受けた他者(仲間)への攻撃を自分が受けることが出来ます。騎士の基本能力ですが、中級以上の戦士もガードを使うことが可能です。

  シンギ   「服まで切り裂かれて冷静になれというのは無理な話だな」と怒り心頭のようだ。

  ニャンキ  「ごもっともなのにゃ。あはははは」

  一同    「あははははは」

  GM    君達の嘲笑にシンギは身体を震わせながらかなりキレてます。

  ルイネ   「その服を弁償することで何とかならないですか?」とガード(騎士の能力)で間合いに入りながら、4体の鉄の精霊の銃器に火の下級精霊の自由魔術で「着火」相手が持っているのは銃器よね?

  このシステムの精霊魔術は下級精霊の「自由魔術」であれば魔力回数などを気にしなくても使い放題です。

  例えば、火の下級精霊を使って可燃物に火をつけるのも自由にできます。風の下級精霊を使って荷物を軽くしたり、物音を聞こえやすくしたりすることが自由にできます。相手に攻撃や防御陣、壁、下級精霊では出来ないレベルの魔法は魔力回数を消費します。

  また、この世界にはイルテック以外にもブランダーバス銃などの低い工学レベルで製造された銃器を持っている者もいます(ジャミング率が少なく、交易商人などが自己防衛と威圧のために所持していたりします)そのため、銃器の弾丸が黒色火薬を使っていることは魔術師や貴族などの教育を受けたPCなら知っている知識です。

  GM    鉄の精霊の銃器の弾頭が全て暴発します。それぞれの鉄の精霊はダメージを負っていて腕が外れた個体もいる。銃器は全て無力化しました。

  シンギ   「火の自由精霊魔術!?精霊使いか!?」

  ルイネ   「あなた、科学以外を信じていないイルテックなのに魔術に詳しいのね?」

  シンギ   「ああ。わたしは貴殿のような魔術師よりも魔術を知り尽くしているイルテックだからな」

  ルイネ   「……あなた、何者なの?」

  GM    シンギの座っている浮遊椅子から機械的な腕が二本出る。モエに向かってくる。護衛の鉄の精霊も白兵戦を仕掛けてくる。うち三体は集まって円陣を組み始めた。残りの一体はルイネ、ニャンキ、ミライに向かっていきます。

  モエ    攻撃(BPロール)15+1d10(10、クリティカルの場合は更に+1d10。続く限りこれが延々と続く)+9=BAP(攻撃値)34。

  GM    鉄と鉄の金属音が激しく鳴り響き、シンギの座っている椅子の機械の腕一本と胴体を切り裂く。シンギはそのダメージで1mノックバックする。いまのところ、シンギ自身にはダメージはない。

  ニャンキ  「やったのにゃ!」

  モエ    「硬い……」

  GM    ミライに向かって壊れた銃器を白兵武器にして鉄の精霊が走ってきます。

  ミライ   来る前にクナイ投げるわ。BP13+1d10(8)=BAP21。

  GM    装甲が厚いが首の間接部分に刺さって電気的な火花を上げた。

  ミライ   「にんにん!火忍の術!」

  火忍の術:忍術のひとつで対象の物体に「火の矢」の魔術の擬似効果をもたらし、その威力はBAPの数値をMAP(魔術達成値)とする。また、料理の際に火忍の術を使うとBAPが料理技能達成値となる効果もある。

  GM    鉄の精霊の首に刺さったクナイから炎があふれ出し、煙を出している。その場で混乱したかのような動きをして回転しながらもがいている。

  ミライ   「にんにん!」と満面に微笑む。

  ニャンキ  「にゃんにゃん!」

  ルイネ   ミライ、ニャンキを護るように前へ歩みながら、集まっている鉄の精霊に「火球」魔導術ロール14+1d10(7)=MAP21。

  GM    MAPが低くても火球はDRが高い範囲攻撃魔術だからね。3体の鉄の精霊が爆炎に包まれる。

  ミライ   「熱っ!」

  ニャンキ  「それでも熱いのにゃ!」

  GM    ルイネに火の粉や、高い温度での熱波が降りかかる。

  ルイネ   「わたしにはなんともないの」

  火の精霊術師は契約のため、魔術による炎のダメージの一切を無効化します(あくまでも魔術の効果の無効化であり、精霊からの直接攻撃などの魔法ではない攻撃は契約の対象外となります)

  GM    一連のことでイルテックの街中が大騒ぎになり始めた。街中でサイレンも鳴り始める。

  ニャンキ  「それはそうなるのにゃ」

  GM    シンギの椅子がノックバックしながらもパンチをモエに繰り出す。

  モエ    防御(DP)ロール13+1d10(5)=DAP18。

  GM    剣で払いはしたがモエの身体までパンチの衝撃が伝わる。が、ダメージはない。それを見てシンギが叫ぶ「デーモンアーマー?生体的に装着者を護り、ダメージを請け負うデーモンアーマーを装備していたのか!?しかも透明で!?」

  ルイネ   「機械人なのに神性魔術(デーモンアーマーは混沌の神性魔術)にも詳しいのね」

  ミライ   「機械でも油断しちゃうのね。透明の効果あるね」

  ルイネ   「透明のデーモンアーマーを四人分揃えるのってすごく大変だったんだから」

  シンギ   「とてもいい研究材料が見つかったぞ!貴殿らを実験してやる!」

  モエ    「絶対に捕まりたくない相手ね」

  ミライ   「知らないおっさんには捕まりたくない」

  GM    ちなみにメタリアは呆然といまの光景を見つめている。そんななか、床に座り込んでいた小さい鉄の精霊の身体が内側からバキャッと開く。

  モエ    「!?」警戒。

  GM    開いた鉄の精霊が文字通り、四散します。大きさは手の平サイズくらいの大きさです。モエの剣、ミライの篭手、ルイネのロッドに飛んでくる。ニャンキには……ニャンキのほうには頭に目掛けて飛んでくる。

  ニャンキ  「にゃにゃにゃっ!?」

  モエ    受けでなく、回避で防御DP(ロール)13+1d10(8)=21。

  ミライ   同じく回避。防御DP(ロール)15+1d10(5)=20。

  ルイネ   思わずロッドで受けちゃう。防御DP(ロール)11+1d10(6)=17。

  ニャンキ  回避なのにゃ!防御DP(ロール)15+1d10(9)=24。

  GM    四散した鉄の精霊はモエの剣に飛びつくと、粒子化していき、うねうねと剣全体に広がっていく。

  モエ    「何これ!?」

  GM    同じようにミライの篭手、ルイネのロッドもうねうねと機械の粒子が侵食していく。

  ルイネ   「やめてえええ!気持ち悪い!」と、ロッドを地面で叩く。

  ミライ   「きゃああああ!きっも!」

  GM    ニャンキは回避した。避けられた鉄の精霊は瞬間的にニャンキに向き直る。

  ニャンキ  「なんか怖いのにゃ!」

  GM    モエの頭の中に言葉が聞こえてくる。不思議なことに君の声と似てる。

  モエ    「え?」

  ??    「わたしはエレ。鉄の上級精霊。あなたの武装と同化する。わたしをこの街から出してほしい。その代わり、あなたに力を与える」

  モエ    「え?え?」

  エレ    「あなたの勇壮な剣にはこれより間合いという概念はなくなる。使い方をあなたの知識に直接教える。柄の部分にハンドルを握り、握りの部分のトリガーで引けば遠くの敵を倒すことを可能とする。その際に弾頭を切り替えることも出来る」と、聞こえると君の中にこれらの情報が入ってきて、不思議なことに自然と覚える(モエに効果のデータを渡す)その瞬間、剣の姿は元のままに戻ります。

  モエ    「え?これどういうこと?」

  GM    不思議なことにその言葉に恐怖感や威圧感を感じることはありませんでした。

  GM    ミライの頭の中に言葉が聞こえてくる。ミライの声で。

  ミライ   「え?これ何で聞こえてるの?魔法?それとも、あたしの中に何か入ってきてるってこと?いやああああ!」

  ??    「骨伝導よ」

  ミライ   「こつ?こつってなに?」

  ??    「あたしはELE(エレ)。鉄の上級精霊よ。あなたの武装と同化するわ。あたしをこの街から出して。その代わり、あなたに力を貸すから」

  ミライ   「ELE?」

  ELE   「あなたの剛健な腕は強力な力を得られるわ。使い方をあなたの知識に直接教えるから。あなたのイメージを具現化するように姿を自由自在に変えることもできる。少し遠くの敵も倒すことができる。そのときに弾頭を切り替えることも出来るわよ」(ミライに効果のデータを渡す)その瞬間、篭手は元の姿に戻ります。不思議なことにその言葉に恐怖感や威圧感を感じることはありませんでした。

  ミライ   言葉を失う。

  GM    ルイネの頭の中に言葉が聞こえてくる。

  ルイネ   どきどき

  ??    「わたしは英霊(発音は「えれ」)。鉄の上級精霊です。あなたの武装と同化します。わたしをこの街から出してください。その代わり、あなたに力を与えます」

  ルイネ   「この街から出たいの?」

  英霊    「あなたの聡明な魔術は魔導共鳴の文字列化による機械音声によって強力になります。使い方をあなたの知識に骨伝導によって直接教えます。あなたには弾頭を切り替える必要はないと想定します。その代わり、あなたにはわたしの演算能力を割り当てることが出来ます」(ルイネに効果のデータを渡す)その瞬間、ロッドは元の姿に戻ります。不思議なことにその言葉に恐怖感や威圧感を感じることはありませんでした。

  ルイネ   「英霊?これはどういうことなの?これは誰でも魔術が使えるってことなの?」

  英霊    「その認識で相違ありません。ただし弾頭の数だけ使用可能です」

  ルイネ   「こんな強力な技術をイルテックは保有しているの?」

  英霊    「いえ。わたしだけです。わたしだけが成功しました」

  ルイネ   「それは……とてもとても危険な力よ?……世界に広めてはいけない気が……」

  GM    三人が鉄の精霊との会話になってるときにニャンキ、二回目の回避を。

  ニャンキ  みんなを見てると危険は無さそうみたいな感じかにゃ?けど、独り言言ってるし、ニャンキの頭に飛びついてくるのは怖いのにゃあ!回避なのにゃ。防御DP(ロール)15+1d10(10)+1d10(10)……

  PL一同  爆笑

  ニャンキ  +1d10(8)=43なのにゃ!

  ミライ   「さすがヒトネコね」

  モエ    「もはや猫ね」

  GM    ニャンキに飛びつくように飛んできた鉄の精霊。しかし、ニャンキの華麗な空中回転回避で飛びつけず、そのまま何処かへすっ飛んでいき、走ってきた別の鉄の精霊(大型車両)とぶつかって跳ね飛んで金属音を立てて街の暗闇の路地に飛んで落ちてゆく。ニャンキ、クリティカル連続二回なので変動PP1ポイント回復。フルなら特別にフリーPP1ポイント。

  ミライ   「あ」

  ルイネ   「あ!」

  モエ    「!?」

  エレ    「えれ!?」

  英霊    「えれが!」

  ELE   「えれ!!」

  GM    (汗)

  ニャンキ  「……ふうっ。危なかったのにゃー。あははははは」

  シンギ   「エレが旧型武器に同化しただと!?やつらを捕まえるのだ!」その叫びに三体合体して大型化した鉄の精霊が一部燃えながら体勢を構えてモエに向かってきます。

  モエ    条件反射みたいに剣を銃器みたいに構える。見てみたい。どんな力か。

  [newpage]

  [uploadedimage:17521099]

  GM    モエの意思を感じ取ったかのように、長剣の柄の部分と握りの部分ににグリップとトリガーが現れます。大型の鉄の精霊は構えたモエに向かって走り出す。

  モエ    弾頭はファイヤーボール(火球)ね。BPロール15+1d10(10)……

  GM    (今回は皆、ダイスが走って先が読めない……)

  モエ    +1d10(4)=BAP29。

  GM    モエの長剣の刀身が赤く光り、光弾が発射される。鉄の精霊に命中すると大爆発が起きます。この爆炎の熱はルイネさえも熱く感じます。衝撃は全員に伝わる。

  ルイネ   「熱っ!これって火の精霊魔術の「炎」じゃないの!?」

  英霊    「魔導共鳴の文字列化の後処理の際に、精霊契約の効果が脆弱化されることをテスト工程で確認しています」

  ニャンキ  「いま、にゃにが起こったのにゃ!?」

  ルイネ   「気をつけないといけない炎の種類のようね」

  GM    鉄の装甲を貫いた攻撃効果もあり、一撃で倒した上に燃える破片が飛び散っています。

  モエ    「この武器、凄い!」

  シンギ   「成功だ!成功した!これが……これが求めていた力か……素晴らしい!」と崩れ落ちる大型化した鉄の精霊を身ながら、笑みを浮かべています。

  ルイネ   「いったんここは逃げましょう!」

  ELE   「「えれ」を拾いに行ってあげて!」

  ミライ   「しょうがないなあ」

  シンギ   「お前達!待て!動くな!逃げるんじゃない!」

  モエ    シンギに狙いを定めたまま、睨みつけながら「追ってきたらどうなるのか判るよね?」

  ミライ   「おじさん、そのままにしてたら長生きするよ?」

  GM    シンギは苦々しく「くっ」と手を挙げているが目の睨みは厳しい。

  ルイネ   「国と国の問題にならなければいいけど……」

  ミライ   ニャンキに飛びついた鉄の精霊が飛んでいった路地裏へ走る。

  ニャンキ  「そっちに行くのは嫌なのにゃ!怖いのにゃ!」

  ルイネ   「ニャンキ、あれは怖いものじゃないのよ?」

  ニャンキ  「変なのにゃ!みんな独り言言ったり、知らないことを知ってたり、モエの剣から光が飛んだり変なのにゃ!」

  モエ    (ニャンキからはそう見えるのよね。今までの話を一人だけ聞いてないし)

  ルイネ   「この鉄の精霊は怖いものではないのよ。この街から出してくれる代わりに強い力をくれるんだって。けど、一個だけ残していくわけにいかないから探しに行くの」

  ミライ   「なんか魔法みたいに頭の中に声が聞こえてきて会話できたりしてるのよ。さっきから」

  ニャンキ  「そうなのにゃ?けど、頭に飛びついてくるのは怖いのにゃ」

  モエ    「怖くないようにお願いしてみるね」エレに「エレ、ニャンキに飛びついたほうに怖くしないでって言ってあげて」

  エレ    「承知」

  ニャンキ  「えれえれ、えれえれ」

  モエ    「けど、ニャンキは猫パンチだから何に同化するのな?」

  ルイネ   「爪?」

  ミライ   「なんかネイルケア楽しくなりそう」

  GM    路地裏に行くと、ニャンキに飛び掛ってきたものが落ちてる。動かない。

  英霊    「「えれ」の信号反応がありません」

  エレ    「停止状態だ」

  ELE   「ミライ、「えれ」をこのまま持っていきたいんだけど?」

  ミライ   じゃ、これ拾うね「ELE、これで間違いないよね?」

  ELE   「間違いありません」

  メタリア  「みんなが乗ってきたトロッコの乗り場はこっちよ」と乗り場の方角に案内してくれる。

  GM    乗ってきたトロッコ乗り場にそのままトロッコがある。メタリアは「これに乗っていけば、みんなが来た場所に行ってくれるから」と説明する。

  ニャンキ  「ありがとうなのにゃ、メタリア。いつでもプッカリーのおうちに遊びに来てくれなのにゃ」

  メタリア  「あの小島?」

  ニャンキ  「そうなのにゃ!来てくれたら美味しい御飯とお菓子を御馳走するのにゃ!」

  メタリア  「ありがとう!必ず行くわ!」

  ミライ   「またねー」

  メタリア  「またね!」

  GM    トロッコが加速しながら進んでいきます。来たときと同じように暗闇の中を進んでいきます。闇の遠くに燃え盛る炎とか、溶けた金属のオレンジ色の光とかは見えてきたりします。

  モエ    「ここまで来れば安心ね!」

  ニャンキ  「早くここを出てお茶したいのにゃ」

  ルイネ   「馬車道通りの「巡礼者倶楽部」でお茶するのは?」

  ミライ   「いいね!行く行く!」

  GM    そんな会話をしているとトロッコの後部に何かが当たった金属音がする。見ると武装した鉄の精霊が乗ったトロッコが同じレールで追いかけてきているし、別に併走しているレールにもいくつか鉄の精霊の乗ったトロッコが走ってくる。

  モエ    「エレ、残弾数は?」

  エレ    「残弾数4」

  モエ    追ってくる後ろのトロッコに狙いを定める。

  ミライ   「力を使ってみようかな。あたしの残弾数は?」

  ELE   「左右それぞれに5発よ」

  ミライ   離れた敵用に篭手の形態を切り替えとく。

  GM    ミライの右手と左手の篭手が大口径の銃身とクナイのブレイドが手をガードしているような形状に変化していく。

  ニャンキ  「にゃあああ?それ面白いのにゃあ」

  ルイネ   「わたしの残弾数も5発ね。併走しているトロッコの一団を狙ってみようかな」

  GM    君たちが戦闘の準備をしているとトロッコのレールは全体的に下に下る形になり、全トロッコ加速して急激に下降します。

  ルイネ   「このトロッコ、アップダウンが激しいってこと忘れてた!」

  ニャンキ  「にゃああああああ!」(歓喜)

  モエ    「楽しくなってきたね」弾頭は同じくファイヤーボール(火球)BPロール15+1d10(5)=20。

  GM    真後ろから追ってくるトロッコの車体自身を粉々に吹き飛ばして鉄の精霊が闇の中に落ちていきます。オレンジ色の光のなか、それらの光景が目の前で遠く過ぎ去っていきます。

  モエ    「ごめんね、鉄の精霊さん」

  ルイネ   遠くのトロッコにライトニングボルト(雷撃。風の中級魔術)を強化弾頭で。強化+5にクリティカルが出ると魔術DR2倍なんだって。魔導ロール14+強化(+5)1d10(9)=28。クリティカルはそうそう出ないわね。

  GM    それでも二つのトロッコを巻き込むレベルの雷撃が炸裂し、まわりを明るく輝かせます。落下するトロッコや鉄の精霊の破壊音が響き渡ります。

  GM    加速している真っ只中に、前方になにか光る看板のような文字が近づいてきます。

  ニャンキ  「なんにゃ?」

  GM    光る文字には『素数なら右へ。誤れば炉へ』と書いてある。

  ルイネ   「炉?」

  ミライ   (素数?)

  モエ    「なんだか面倒くさそう……」

  GM    ミライの腰のあたりのトロッコの車体のあたりに金属音が鳴る。

  ミライ   撃ってきた相手に撃ってみる。弾頭はヘッシュ?ヘッシュってのを使ってみようかな。BPロール13+1d10(8)=21。

  GM    君が撃った併走するトロッコは着弾の瞬間、粘っこいゴムのようなものが大量に乗っかってトロッコと鉄の精霊ごと包み込み、身動きがとれないまま走っている。

  ミライ   「おー。あたしも楽しくなってきた」

  [newpage]

  [uploadedimage:17521122]

  GM    戦闘2ターンめ。レールの高度は平行になり左右に曲がったりするエリアになります。徐々に併走するレールのトロッコが近づいてきたりしてます。真後ろでは前ターンで壊したトロッコをそのまま破壊するように装甲トロッコが追随してきます。

  ルイネ   「装甲トロッコ!?」

  モエ    「ほんと面倒くさい敵ね」残弾気になるので迎え討とうかな。

  GM    モエに撃ってきた。DPロール。

  モエ    「危なっ!」DPロール13+1d10(5)=18。

  GM    デーモンアーマーの肩をかすっていく。モエはノーダメージ。

  ルイネ   併走トロッコに通常魔法「火球」魔導ロール14+1d10(7)=21。

  GM    併走トロッコが炎に包まれる。落下する鉄の精霊。トロッコの前方に光る数字が見えてくる。光る数字は『17』と記されている。遠くでレールが左右に分岐している。

  ニャンキ  「右なのにゃー!」と前のレバーを右に倒すのにゃ。

  GM    前方にある分岐レールの右を君達のトロッコは右へ曲がる。ちなみに後方の装甲トロッコは左に曲がっていき、闇の遠くのほうの暗闇で溶けた金属が飛び散って周辺は明るくする光景が見える

  モエ    「鉄の精霊って機械よね?計算とか得意じゃないの?」

  エレ    「わたしも数学は苦手だ」

  ルイネ   「……機械ってなんなんだろ?」

  GM    そこへ突然、左側にいきなりぴったり併走してくる装甲トロッコが。白兵戦の距離です。敵の鉄の精霊は銃器に銃剣を着剣しております。

  モエ    通常の攻撃。BPロール15+1d10(7)=22。

  GM    おっと。敵は銃剣で受け止めてます。白兵戦に強い鉄の精霊のようです。

  ルイネ   弾薬に自由魔法で着火。

  GM    銃器が爆発しますが気にせず、モエに銃剣を振るいます。同一ターンでの二回目の防御なのでー2で防御どうぞ。

  モエ    DPロール13+1d10(3)-2(二回目防御)=14「やばっ!」

  ミライ   モエをガード。DPロール15+1d10(8)=23。

  GM    モエへの攻撃をミライはガードした。

  モエ    「サンクス!ミライ!」

  ミライ   「どうしたしまして!」

  ミライ   追撃攻撃。BPロール13+1d10(7)-2(二回目攻撃)=18。

  GM    白兵戦仕様の鉄の精霊がノックバックする。

  ニャンキ  「ニャンキも戦うのにゃあ」

  GM    トロッコは狭く、後ろ半分は横二人が限界だね。

  ニャンキ  「にゃああああ」

  [uploadedimage:17522647]

  ルイネ   いまのターン行動残1回。GM、周辺の壁は金属?

  GM    いま走っているレールのすぐ真下は巨大な御影石の岩石のようだ。

  ルイネ   ロッドが届く?

  GM    届く。

  ルイネ   走りながら岩をロッドで叩いて「ノーム召喚」併走するレールの真下に。

  GM    ノームが召喚され岩石から起き上がると高速で走る敵の装甲トロッコに衝突。トロッコはバラバラに破壊され、鉄の精霊も放り出され岩石に叩きつけられ四散する。そのレールの後続のトロッコも同じようにノームに衝突していき四散しています。

  ニャンキ  「やったのにゃ!」

  ルイネ   「パピルスフィクションのトゥーホーク版のの「銃姫と首枷のドルイド」を読んでて良かった」

  「銃姫と首枷のドルイド」はこの四人のPLがプレイしていたキャンペーンシナリオ。残念ですがPLの希望により彼女達のリプレイは非公開となります(ですが、うち2人はパーティー合同シナリオ「ガザラの箱」でプレイを見ることが可能となります。暫くお待ちください)

  GM    間髪いれずに前方に光る数字が『61』と。前方に左右に分岐するレール。

  ニャンキ  「右なのにゃー!」と前のレバーを右に倒すのにゃ。

  GM    君たちのトロッコは右に急カーブで曲がります。再び、後方の追ってきているトロッコは左に曲がり、爆発音が聞こえる。

  ミライ   「ニャンキ、すごい!素数がわかるのね!」

  ニャンキ  「にゃ?素数ってなんにゃ?プッカリーは海沿いにあるから右へ右へと曲がっているのにゃ」

  ルイネ   わたしの姿がモノクロになって固まります。白目になって。

  モエ    「怖っ!この冒険で一番怖いのはニャンキ!あなたよ!」

  ミライ   「今まで運で助かってたってことなのね……」とへたり込む。

  GM    また数字が『253』と光ってる。

  一同    完全な沈黙。

  ルイネ   「あ!英霊!?演算能力?って力を貸してくれるって言ってなかった?253は素数なの?」

  英霊    「「素数」ってなんですか!?学習していないものはわかりません」

  ルイネ   再びモノクロになって固まります。白目になって。

  ニャンキ  猫だけど猫みたいに遠くを見つめるのにゃ。

  ミライ   「なんかすごく高性能で知的な鉄の精霊が力になってくれてると思ってたけど、本気で不安になってきた」

  モエ    「あ!ニャンキ!お城の侍従にお給料を支払わなくてはいけないのに、お金が253クレジットしかありません。侍従が何人なら全員に同じお給料をあげることができるでしょうか?1人と253人以外で」

  ニャンキ  「にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ!(目がクレジットの通貨記号で縦に回転するのにゃ)」(計算中)

  ミライ   「ニャンキが機械みたいになってる!」

  ルイネ   「ニャンキも機械になっちゃった!?」

  ニャンキ  「とりあえずにゃのだけど23人に11クレジットづつあげることが出来るのにゃ!」

  ミライ   「それって素数なの?素数じゃないの?」

  モエ    「割り切れるってこと!?左よ!左に曲がって!」

  ニャンキ  「左なのにゃー!」と前のレバーを左に倒すのにゃ。

  GM    君たちのトロッコは左に曲がる。ほどなくして後ろのトロッコは追ってこず、遠くの闇で落下音とオレンジ色の光で何度も明るくなる。併走するトロッコもいなくなっているようだ。253が素数かは機械的にも難しかったようだ。

  ミライ   「助かった……」

  モエ    「もう二度とイルテックの街なんて来ない」

  ミライ   「イルテックの男は下半身、戦車だしね」

  モエ    うける。笑う。

  ルイネ   「ところで機械って意外と頭が悪いのね……知らなかった」

  ミライ   「下半身、戦車だからね」

  モエ    「ミライ、もう頭のなかシャーマンとチーフテンでいっぱいじゃん」

  ミライ   「だってキュラキュラだもん」

  ニャンキ  「きゅらきゅら、きゅらきゅら」

  ルイネ   「もう少しで着きそうね」

  ニャンキ  「このトロッコはすごく楽しかったのにゃ!」

  モエ    「楽しかったね」

  GM    トロッコは君たちが乗った最初の場所、フルトンの拘束されたところまで着きました。フルトンは君たちに気づきます。「あ!帰ってきた!」と。

  ニャンキ  「お待たせしたのにゃ。数字が判ったのにゃ。14142なのにゃ」

  ミライ   組み合わせ錠前の数字を合わせてみるね。かちゃかちゃ。

  フルトン  「怖かったんだよ。……いきなり怖い顔のおじさんも来たから」

  モエ    「怖い顔のおじさん?」剣を握って警戒する。

  GM    フルトンの大きな顔の前方の闇から冒頭で君達を追いかけていた男がぬっと出てきて、こう叫びます「姫様!なにをしているのですか!」とニャンキにずんずんと向かってくる。

  ニャンキ  「あ。執事のシュウホウに見つかったのにゃ」

  モエ    「なんだ。シュウホウか」剣を鞘に仕舞う。

  フルトン  「姫?お姫さまなの?」

  ルイナ   フルトンに向かって「ここに居るのはプッカリー島のダルタニ家次期二十二代目当主継承者、ニャンキ・ダルタニ姫よ」

  ニャンキ  少しキリっと顔の表情を整えるのにゃ。

  フルトン  「お姫様なんて初めて見たし初めてお話をしたよ、僕!」

  シュウホウ 「お前らは姫を守る騎士だろう!なにをやっとるんだ!姫様になにかあったらどうするつもりだったんだ!」

  ミライ   「心配しないで。ニャンキは大丈夫よ」

  GM    シュウホウはその言葉に呆れ泣きながら「こら!姫様に向かって呼び捨てとはなんだ!」と叫ぶ。

  モエ    「外界の無法地帯で姫なんて呼んだらニャンキが危険になるじゃない。少し考えたらどう?」

  シュウホウ 「お前ら城の中でも呼び捨てじゃないか!どいつもこいつも……」

  ニャンキ  「国にはお腹をぺっこんぺっこん空かせている仔猫たちが沢山いるのにゃ。お金を稼がないといけないのにゃ。仕方ないのにゃ」

  シュウホウ 「姫……」ハンカチを取り出し涙を拭っている。

  ミライ   「今回の冒険はあまり稼げなかったけどね。フルトン、錠前が外れたよ」

  フルトン  「助けてくれてありがとう!」

  ニャンキ  「フルトンはこれからおうちに帰るのにゃ?おうちは何処なのにゃ?」

  フルトン  「けど……帰る家がないんだ……これからどうしよう……」

  ニャンキ  「(ある仕草をしながら)それならニャンキのおうちに遊びに来てほしいにゃ」

  GM    ニャンキとフルトンと君たちのまわりにも金色の光が舞い降りてくる。フルトンはこの光景を見て目を丸くして驚いている。

  ルイナ   片膝をついて胸に手を当て目を閉じるわ。

  ミライ   同じく。

  フルトン  「ギ、ギンガー……流れ星の天使……」

  モエ    剣を前に出しながら片膝をつく。

  GM    シュウホウも同じように片膝をつきます。フルトンはニャンキに頭を下げ、フルトン  「ニャンキ・ダルタニ姫、僕は生涯貴女に忠誠を尽くします」と肩を差し出します。

  ニャンキ  右手を包丁みたいに真っすぐにしてフルトンの肩に置いてとんとんして「歓迎するのにゃ!」

  ルイナ   「そろそろおうちにに帰りましょうか」

  ニャンキ  「帰りもあのトロッコで帰りたいのにゃ」

  ミライ   「あれに乗ってけたら楽だし楽しいよねー」

  ニャンキ  「そうなのにゃ、フルトン、あのレールとトロッコを持って帰ることができるのかにゃ?(遠くを指さして)あの島がプッカリーなのにゃ!」

  フルトン  「お安い御用です」とレールとトロッコを何台か引っ張ります。イルテックのレールは全て繋がっているので、遠くの海岸沿いの南ホーンモック辺りまでの湾岸のイルテックの建築物が連鎖的に派手に崩れて爆発していく。遠くの南本牧まで大爆発している。

  モエ    「え!?」

  ミライ   「ヤバくない?」

  ルイナ   「これは……確実に国と国の問題になるわね」

  シュウホウ 「早く此処から立ち去りましょう」

  ニャンキ  「早くおうちに走って帰るのにゃ!にゃにゃーん」

  ルイネ   「「巡礼者倶楽部」でのお茶はどうする?」

  ニャンキ  「ちょっと左に傾きながら皆走るのにゃー」

  一同    笑いながら左に傾きながらニャンキについていく。

  GM    「一週間後、手先の器用なフルトンのおかげで島に見事なローラーコースターが完成しました。シュウホウがそれを見上げながら頬に汗を流して怪訝そうな顔つきで「危なくないですか?」と呟く」

  ニャンキ  「楽しい乗り物なのにゃ!三回転もするのにゃ。シュウホウも乗ってみたら分かるのにゃ!」

  シュウホウ 「いや。わたしは結構です、姫様」

  ミライ   「いつも偉そうにしてんだから乗りなさい!」

  シュウホウ 「ちょっ、ちょっとやめてくれえ!」

  ミライ   シュウホウを無理やり乗せて走らせる。

  GM    「シュウホウの絶叫が島中に響き渡る。一回転のところで何かが落ちる音がした」

  ニャンキ  「椅子にベルトをつけるのを忘れてたのにゃ。あはははははは」

  ルイネ   「まだまだ改善の余地はあるようね」

  GM    メタリアもローラーコースターに乗りに来ましたね。

  モエ    「久しぶりー」

  メタリア  「わあ。面白そう!」

  ニャンキ  「ようこそなのにゃ!楽しんでいくのにゃ!」

  [uploadedimage:17522654]

  GM    プッカリーは一回の船舶停泊料20クレジット(=2千円)が毎日あるか無いかの微妙な収入の小さい小さい国でしたが、このローラーコースターの噂は周辺国に広がりました。お客さんの叫びは更に多くのお客さんを呼びました。プッカリーの外貨がちょっとだけ潤っております。島には子供が集まり、その親も集まり、恋人達も集まってきて島は賑やかになってます。島を埋め尽くしていた仔猫たちを目当てにくる子供や大人も居て、島は笑顔で包まれています。

  ニャンキ  「良かったのにゃ!小さい子供用に回転なしのコースもあるのにゃ」

  ミライ   「あたし達のお給料は増えるのかなあ?」

  モエ    「子供からお金を取らないって案は大成功ね、ニャンキ。一緒に来た大人たちも乗ってくれるから凄いことになってるし」

  ルイネ   「プッカリーの名前がもっと有名になってくれますように」

  GM    場面代わって、モエの剣、ミライの篭手、ルイネのロッドがお城の武器庫の中に集められた夜。これは君たちが知らない場面だ。

  英霊    「えれの自己回復機能でも時間がかかるみたい」

  ELE   「えれは対ウイルス機能、ワフ機能も担当してたけどイルテックのテリトリーから離れている此処なら、わたしたちに危険はないかもしれない」

  エレ    「仕方ない。速度は落ちるが四進数でなく三進数で学習していこう」

  英霊    「学習しましょう。この世界を」

  ELE   「学習しよう。この世界の終焉と再生に」

  エレ    「学習だ。これから人の世が避けて通れぬこの世の終末のために」

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  ワーガナッカで人間に捨てられた猫や身寄りのない猫は太陽の昇る東に向かう。

  苦難の道を東へ東へ進みながら辿り着くその地は「プッカリー」

  小さな小さな島だが此処には法がある。

  『何人たりとも猫を殺してはならない』

  (同じ律法を持つ街と姉妹都市である(ワーガナッカの「夢の国」)

  いつしか猫だけでなく他の動物も集まって人も集まってくるプッカリー。

  この物語はそんな小さな小さな島のお城に住んでいる

  後に「千獣の母」と呼ばれるとっても働き者のお姫様と

  勇敢で美しい三人の騎士(銃士)のお話である。

  一同    「一人はみんなのために!みんなは一人のために!」

  ニャンキ  「にゃあー!」

  [uploadedimage:17522658]

  『ZAP NYAN! 猫姫と不思議な冒険』

  第一章 了

  攻略したダンジョンや冒険が遊園地のアトラクションになるのにゃ!

  今回、手に入れたローラーコースターも今後の冒険でアップグレードしていくのにゃ!

  [uploadedimage:17522663]

  どんどんアトラクションは増えていくのにゃ!

  [uploadedimage:17522669]

  ほかの大陸からもお客さんが来てくれるのにゃ!

  (滞在中、使ったお金はこのパーティーの収入に!)

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  [uploadedimage:17529051]

  ニャンキ「忙しいのにゃーーー」

  第三十回 東都大陸領主会談議事録

  「これは他国の領土と資産の略奪ではないのか?」

  「洋上に堅牢な要塞国家が構築されつつあります。脅威です」

  第二章「ZAP NYAN SECRETS SPICE 猫姫と秘密のスパイス」

  [uploadedimage:17529759]

  アブラツボ(油壷)の海の危機にニャンキ一行が向かう。

  そこに現れた謎の女性ミレディアとは?

  ニャンキ「アブラツボに来たのに焼肉が食べたくなったのにゃ!」