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最初知ったとき、こんな店があるものかと思ったものだが、基本、一見さんお断りで、その存在を明かすのも憚られると言うので、知らないのも当然か。
この店にいる人間には、経営者側の店員と、ホスト、ゲストの三種類がいる。
店員は、店の運用だの着ぐるみの着替えのお世話だのをし、ホストの着ぐるみがゲストの着ぐるみをお世話することになっている。
ゲストは、店に金を払い、着ぐるみ道具一式を買うなり借りるなりする。そして、それに着替えて、ホストによる性的なサービスを受ける。
ゲストは、仮に着ぐるみ一式を買ったとしても、それを専用のものとして使う権利を得られるだけで、店外へ持ち出すことは出来ない。
ホストは、金を払う必要はないし、面も専用のものを宛がわれるが、ゲストの望む通りのプレイをしなければならないし、ゲストを満足させられないとホストを解任される。
満足の部分には、当然、体型的な部分もあるし、演技的な部分もある。身勝手なことをしても同じだ。
ホストもゲストもだが、店の事を大っぴらに人に話すことは勿論、自分が利用者である事、誰の中身が誰かと言う事を詮索する事すら許されていない。
店は、都心の大規模商業施設の中にあり、入店時、退店時には誰も乗っていないエレベーターが用意される。(入店時、どうしても他の客と一緒になるときは、別の階で下ろされ、バックヤードのエレベーターに乗せられる)。
その様子は、一般の客と区別がつかないし、予約した時間より早く、或いは退店した時間から長時間、近くに止まることは許されていない。監視カメラで、顔認識されている為、ストーカー行為、その他中の人を探るは違反事項となるのだ。
こうした理由により、利用者の誰が誰かという事は、一切知る事が出来ない。
禁を犯した者は、強制退会になるし、高額な違約金が課せられる。
顧客は、界隈での言動が監視されているので、身勝手な人や、BMIが悪化する一方の人は、やんわりと遠ざけられるように誘導される。(そのニュアンスや空気が理解出来ないような人間は、最初から招待されない)
大体、こんな性的なサービスについて、個人情報を相手に握られているのに、そんな馬鹿げた事をする奴はいないだろう。
店の与信管理がしっかりしているからなのだろうか? トラブルが表面化したと言う例を知らない。
僕は体型に恵まれているという理由で、ホストになることが出来た。
いつものように店に到着すると、着替え用の個室に入る。
そこで最初にすることは、浣腸をして排便とアナルの清掃を行い、シャワーで身体を清める。
次に、汗を含めた体液を外に漏らさないように、顔の部分以外、穴がないラバースーツに着替える。ラバースーツはペニスサックと、アナル用ポケットが具わっている。
アナルが緩くない時は、ローションを使ってマッサージし、ディルドを使ってアナルポケットを肛門の中に詰める。
次は体型補正だ。コルセットで肋骨から腹部を締め付け、尻、太腿のパットを仕込んであるウェストニッパーを着込む。
この時、客の要望によって、オナニーホールを股間に仕込んだウェストニッパーを使用することもあるし、ペニスサックをそのまま外に出すこと、はたまた、タックをして、ペニスサックのないラバースーツから始めることもある。
その上に、段差を隠すための厚めのタイツを着て基本は終了となる。
そこから先は、再び肌色のラバースーツを着たりと色々である。
そこまで準備をすると、次に衣装、そして、面と続く。
面に関しては、まさに"面が割れる"リスクを避ける為に、鍵付きの全頭面を被る。
鏡の前に立てば、可愛い着ぐるみの出来上がりだ。自分で言うのもナンだが、結構人気の子である。
ここで、汗が足りないと言う人もいるだろうが、長時間着ぐるみを着て、激しい運動を繰り返せば、顔汗が肩まで垂れるようになる。また、オプションとして、脇と股間の一部が空いたラバースーツが供されることもある。
尤も、オプションが増えれば増えるほど料金がかさむのは事実だが。
なんだかんだで、一番安いのがアナルにブチ込むパターン、僕からしたらブチ込まれる仕事だ。
今日のお客さんもブチ込むメニューである。時間はたっぷり12時間ある。
相手は、長身だが細身なので、不快感はない。というよりも、補正が出来ないほど腹の出ている人は、この店にたどり着けない。ホストも気持ちよく仕事が出来ないと、ホストのなり手がいなくなるからだ。
そんなわけで、相手の着ぐるみさんも登場して、二人でいちゃいちゃ始める。
この店のいい事は、どういう遊びをするか、入店前にざっくりとしたタイムテーブルを決めておく事が出来るのだ。考えなくても、店側で幾つかのパターンを用意してあるので、それを選択する事も出来る。
いざプレイとなった時に、意思疎通や無計画のために悩んで時間を無駄にしたり、出来ない事をさせられる事もないからだ。
いちゃいちゃすると、お互いに、お互いのおちんちんが気になり始める。まるで知らなかったかのように、不思議そうな仕草をしながら、そして、触られる方は、恥ずかしそうに、股間を隠しながら、その一進一退の攻防を始める。
最終的に、お互いにスカートをたくし上げ、勃起したペニスを露出しながら、手こきをする。
尤も、これから挿入するのに、射精するのも勿体ないので、休み休み、反応を見るのを楽しみながら遊ぶ。
こっちはサービスする側なので、多少過剰に反応してみせる。そうすると、その可愛さに悦んで、相手は抱きついたり、顔を近づけてきたりしてくれる。
そうこうしているうちに、アナルをいじられる。
指にローションを塗って、ゴムのケツ穴が解されていく。
そろそろ良い感じになったと言う所で、挿入する。
こっちはこっちで、思わせぶりにおちんちんをいじりながら、そしてじらしながら騎乗位で載っかる。そして、腰を振りつつ、お客さんの反応を見て興奮する。
様々な体位を試すが、立ちバックで鏡を見ながらというのが、今回のお客さんの好みのようだ。
最後は、そこでフィニッシュした。
小便にしても精液にしても、ある程度は、ペニス周りに仕込んだ吸湿パットによって吸収される。だから、12時間の間の数回の射精や小便ならなんとか方が付くし、多少漏れても、足下に貯まるだけである。不快感はあるが、片付けはスタッフがしてくれるので、気にせず着続けられる。
そのあと、クールダウンとして、別の服に着替えて、またいちゃいちゃする。
が、こっちは別に射精しているわけではないので、無茶苦茶元気なのだ。
それに悦ぶのはお客さんで、今度は、僕がブチ込む番になる。
客が寝そべると、僕は亀頭だけを突っ込むと外したりしながら、客の気分を乗せていく。
尤も、あんまりいじりすぎると、興が醒めるので、ある程度の所でさっさと全部挿入する。
あとは勢いに任せて腰を振り、飽きたら体位変えると言う次第だ。
そうして、今度は、客の方がイってしまうと、次は暫く射精は出来ないし、でもちんこのほうは元気なので、エナメルの衣装に着替えて、膨らんだ股間をお互いに慰め合いながら眠りに落ちていく、
翌朝は、先に起きた方が、ちんこを撫でながら次の射精の準備をする。
というか、僕が眠気眼なのに、ブチ込まれるのは、ちょっと引く半面、興奮もした。
モーニングコールがアナルファックなのだ。
客が僕の肛門の中で射精してしまうと、もう、あとは、僕が射精しないわけにもいかないので、なりふり構わずお客さんの肛門を責める。
なんだかんだで、有意義な12時間は過ぎて、ピロートーク(喋れないが)そこそこに解散となる。
僕としては、まだもう少し着ていたいので、暇になった別のホストと二時間ほど遊び、また別の客を二時間ほど相手して終了した。
最後の客のアンケートに、長時間着て汗を掻いた着ぐるみさんは興奮すると言うコメントを戴いたので、今度は、もう少し長く着ていようと思う。次のチャンスは、次の週末ぐらいか?
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