淫らで豊満な雌獣熟女シリーズ外伝 ~ヒーロー・マスクドシープ~
とある下町の秋。
街並みは質素であり、派手な大都市のような煌びやかな雰囲気はない。しかし行き交う人々の表情は明るく、活気に満ちている。所々に生えている紅葉も、街の雰囲気に合っていた。
そんな町のとある食堂の中は、特に活気が満ちていた。
その食堂は、街並み同様に質素な造りで、調度品も最低限のものしかない。派手ではないが提供される料理は味が良く、人気が高く今日も満席だ。昼間だが酒の注文もあり、既に寄っている客もいる。
「メイちゃーん、こっちにも生追加で!」
食堂に、酒を注文する声が響いた。
「はーい!ちょっと待ってね!」
注文に元気よく答え、女主人がビールジョッキを両手に持ち机の間を走っていく。ドスドスと、大きな足音を立てながら。
女主人は、羊の獣人の熟女だ。名はメイといい、既に4人も子供を出産しているが、童顔で愛くるしい顔は、実年齢夜も若く、幼く見えてしまう。女性にしては背が高く、力も強いため複数のジョッキを軽々と運んでいく。
大きな足音の原因は、彼女の体重にあった。逞しいその肉体は、筋肉のみならず大量の脂肪を蓄えていた。女性特有の肉体の丸みどころではなく、肥満と呼べるほどであり、胴体も四肢もむっちりと脂肪で膨れている。
最も膨れている箇所は、女性の象徴たる乳房だ。丸々と大きく実った肉の房は前方にどんと跳びだしており、深い谷間を形成している。生まれ持った巨乳体質により発育が良く、それに肥満が加わり、更には出産経験もあり、破格の大きさまで成長した熟乳だ。
爆乳と呼ぶに相応しい乳房は、奥底に確かな弾力を備えつつも、大きさと加齢により時度に垂れており、極上の柔らかさを備えている。それは衣服によって持ち上げられ、拘束をものともせず、乳肉全体を波立たせつつ激しく揺れ動いていた。
「ごめんねー」
メイが机と机の間を通る。その際に、椅子に腰かける脚の背中と肉体がこすれ合った。メイの豊満な肉体は脂肪で柔らかい。また、衣服は特注サイズだが成長を続けるメイの肉体に付いていけないため、肉体にぴっちりと張り付いてしまっている。その為、肉体の実線が、弛みがしっかりと目視できた。
胸の成長は特に大きいため、乳房は圧迫されて盛り上がっており、大きい乳首が浮かび上がっている。丸い腹はもちろん、巨大な尻の丸みまでも形状が浮かび上がっていた。
その肉の感触は心地よく、ミルクのような体臭も甘美なものだった。
「いいなぁ、メイちゃん」
「ああ、今日も、いい・・・・・・」
メイの後ろ姿を眺めつつ、客の男達はぽつりとつぶやいた。彼らは食事のみならず、メイの豊満な肉体を眺めるために食堂に足を運んでいた。
メイ目当ての客は非常に多く、それ故に食堂は繁盛している。少々気恥ずかしいメイだが、わざわざ来てくれる客に対し、来るなというわけにはいかない。また、彼女自身、スキンシップは嫌いではなく、よほど過激でない限りは快く受け入れていた。夫もその点は理解があるため、心置きなく豊満な肉体を晒し、集客に貢献させることが出来た。
だからこそ。
「メイちゃん、今日も調子よさそうだね!」
「あん、もう!」
客が不意にメイの尻を撫でたり。
「走り回って大変だね!」
「ほんと、大変です!」
むちむちの太腿を撫でたり。
「隙あり!」
「あら!」
胸を包む衣服を引き下ろして、爆乳を露出されても、抵抗や抗議は一切せず受け入れていた。
「おおぉっ!今日もいつも通り最高のおっぱいだね!」
「いや、いつも以上に大きい!」
「エロい!」
「いやらしい!」
衣服から解放された肉塊は、一回り大きく膨れて飛び出してきた。自由になったことを喜ぶかのように激しく揺れ動いており、柔らかさを見ている者に伝えている。大きめの乳首だけでなく、乳輪も盛り上がっており、ピンク色の姿を黒い体毛から飛び出させていた。
客たちは淫らな欲求を抑えきれなくなり、メイへ近寄り豊満な肉体を触り始めた。
最も早いものは、前方から接近してその爆乳を揉みしだく。間に合わ無かった者たちは、側面や背後から近寄り、尻や太腿を揉み始めた。
「ちょっと、前に進めな・・・・・・んっ!」
やがて、爆乳を揉んでいた客は大振りな乳頭を咥え、乳首を舐めつつ吸い始めた。すると、乳首からは母乳が飛び出して客の下に甘美な刺激を与えた。
出産経験後、母乳の出が良かったメイは、乳の生産が止まらなくなり、常に射乳できるようになったのだ。故に、母乳を搾りださなければ乳が張って苦しくなってしまう。旦那とのセックスの際には頻繁に搾ってもらっているが、それでも生産量が多すぎるため客たちにも提供していた。
巨大で柔らかく、弾力に富んだ乳房に頭を押し付けると、包み込みつつ押し返してくる。乳首を咥えると、かなりの勢いで母乳が発射され、口内を満たす。その感触も、味も、汗とミルクの香りも、素晴らしい快楽をもたらしくくれる。
「そういうのは、夜まで待ってよ」
多少のは羞恥はあるが、そこまで苦ではない。だが、触って来る客の相手をしていると、他の客に食べ物や酒を運べなくなってしまう。また、真昼間からこのようなことを行うことに、僅かだが抵抗があった。
やむを得ず、メイは客たちを引き離そうとした。
すると。
ドゴン!
外で轟音が響き、耳をつんざく悲鳴が上がった。
「何だ!?」
「外からだ!」
客たちは、揃って外に出て異常の正体を確かめようとした。メイもそれに続き、窓から身を乗り出した。
通りを進んだ場所には、噴水が建てられた広場がある。屋根付きのベンチや木々もあり、ちょっとした公園のような造りだ。
そこに、見たこともない異形の怪物が鎮座していた。
「あれは・・・・・・」
メイは目を丸くして怪物を凝視した。
薄い桃色の巨大な球体に、8本の触手が付いている。球体の直径は5メートルを軽く超えており、成人男性の腕ほどの太さの触手は10メートルを超えているだろう。目を凝らしてみると、怪物はクラゲのような半透明の肉体なので、スライム系なのだと推測できた。
怪物は触手を振り回して木々をなぎ倒し、ベンチを吹き飛ばしている。更には触手で男性を数名捕らえ、締め付けていた。
数分前ののどかな空気は、完全に消え去っていた。気味の悪い怪物により、町が壊され、人が傷つけられ、圧倒的な恐怖が住民たちを襲った。
「皆、逃げろ!」
「ヒーローに連絡だ!」
「捕まるぞ!早く!」
周囲の人々は我先にと逃げており、メイの店の客も蜘蛛の子を散らすように駆け出した。
しかし、メイは逆だった。人波をかき分け、怪物がいる広場へと走り出したのだ。
「おい、危ないよ、メイちゃん!」
周囲の静止を振り切り、メイは広場へと勇ましく躍り出る。
心を鷲掴みにしてくる恐怖を、使命感と勇気でねじ伏せて。
「ついにきた・・・・・・この時が!」
また、使命感と勇気だけでなく、高揚感がメイの心を押していた。
怪物により町が壊され人々が苦しんでいるのだから、喜ぶべきではない。それでも、自身が望んでいた職務を遂行できると思うと、不謹慎は承知で喜ばずにはいられなかった。
メイは躊躇なくポケットの中にある小さな箱を取り出し、それを天に掲げる。
「変身!!」
思い切り叫びながら、「H」の文字が刻まれたスイッチを押した。
直後、箱から金色の光が放たれ、メイの巨体を、怪物を、破壊された街並みを包み込んだ。すると、メイの服が煙のように消え去り、豊満な肉体が生まれたままの姿を曝け出す。逃げ遅れていた男性たちがそれに見とれていると、飴色に輝く発光体がメイの肉体を包み始めた。
「メイちゃん、どうなってんだ!?」
「あれは・・・・・・ヒーローの変身!?」
驚く人々をよそに、メイの肉体を包む発光体が実体化を始める。胴体を包む、苦労体毛と同色のタイツ。目の周囲を覆うマスクと風になびくマント。
手袋とブーツも実体化すると、金色の光は消え、その場にはヒーローコスチュームを纏ったメイが残った。
「ヒーロー・マスクドシープ、見山!!」
スライム相手に身構えたメイは、声高らかに口上を言い放った。
「なっ!メイちゃんが!」
「ヒーロー!?」
遠くからメイの変身を眺めていた人々は、揃って驚愕していた。
突如現れ人々の平穏を乱すモンスター。それを討伐する存在を、人はヒーローと呼ぶ。
犯罪を取り締まる警察や、外国との紛争に駆り出される存在とは異なり、基本的にはモンスター退治が仕事となっており、公的な試験に合格し政府に登録された者のみがその資格を有している。
それを生業とするA級のヒーローだけでなく、メイのように副業として活動するB級ヒーローも多い。低ランクモンスターの討伐や、A級ヒーローの援護や住民避難、情報共有や偵察などが主な活動だ。
数年前、食堂に旅行でやってきたA級ヒーローにスカウトされたメイは、仕事と育児を励みつつも試験勉強に励み、晴れてヒーローの資格を手にしていた。以後、メイはずっとヒーローとしての出動の機会を待っていたのだが、街は平和で中々声が掛からなかった。
しかし今、ようやくメイの前にモンスターが現れ、待ちに待った初戦闘の火蓋が切って落とされたのだ。
「メイちゃんも、ヒーローの資格、持ってたのか」
「すごいな・・・・・・」
メイの店の常連たちは、メイの姿を遠巻きに見て感心している。どっしりと身構えたメイの姿は勇ましく、頼もしかった。新米ヒーローなのだが、頼りない感じはしない。
さらに。
「つーか、エロいな、あの服装」
「ああ」
メイの胴体を包む服装は、飴色のラインが入った黒いタイツである。豊満な肉体にぴったりと張り付いており、肉付きの良い体のラインが丸見えだ。色も体毛と同じなので、一見全裸のようだ。乳房は乳輪も乳首も浮かび上がっており、全裸よりもある意味淫らだ。
腕も脚も、飴色の手袋と黒いブーツを身に着けているが、ほとんどが露出しておりムチムチの肢体が露出している。
そんな服装であるため、背中と尻に淫らな視線を受けているが、メイは黙ってスライムモンスターを睨んでいた。
ヒーローとしての第一歩を踏み出せた喜びや、町と知人を傷つけたモンスターに対する怒りは、ほとんど消えている。メイは今、どうやってモンスターを退治できるかを考えていた。
(スライムっぽいから、格闘攻撃は効かないかな。私は、炎も雷も、水も氷りも、風も大地も操れないし。ってことは、私の能力的に、あれで倒すしかないかな。でも、大丈夫かな?)
ヒーローには個別の能力があるが、メイのそれは戦闘向きではなく、補助向きだ。ならば格闘で倒すしかないのだが、それが有効な相手ではない。
能力を活かして戦うことが出来なくはないのだが・・・・・・。
(私のキャパで受け入れられるかな?先輩なら余裕なんだろうけど)
メイが倒し方を悩んでいると、スライムから伸びている触手に捕まっている熊と牛の獣人に変化が見られ始めた。
「うっ・・・・・はぁ・・・・・・」
「ふぁ・・・・・・」
抵抗が止まり、引きつっていた表情が緩み、力なく手足を垂らしている。
(毒!?早く開放しないと!!)
触手へと近づいたメイだったが、スライム本体から新たな触手が伸び、胴体に巻き付いてきた。
「あっ!このっ!」
引き離そうと触手を掴もうとしたが、柔軟なスライムに指が沈んでしまい、掴むことが出来ない。
すると、新たな触手が4本も伸びてきて、両手足に巻き付き動きを封じてしまった。
「ど、どうしよう!?」
動けなくなってしまった今、あの熊と牛をどう救えばいいのか。二人ともメイの店の常連であり、とてもいい人だ。
メイは心配になって熊に視線を向けた。
「あっ!」
熊を掴んでいた触手は、熊をスライム本体に引き込んでしまった。牛も同様に、ピンク色のスライムの中に飲まれてしまう。
あのまま溶かされて、養分にされてしまうのか。メイの心に最悪のシナリオが浮かぶ。しかし、スライムの行動はメイの予想とは異なっていた。
スライムの中で熊と牛は、口を大きく開けて呻いている。さらに、熊と牛の腹がどんどん膨らんでいった。少し腹が出たかと思うと、瞬く間に妊婦のように膨らみ、さらに大きくなっていく。元々肥満系だった熊は服のボタンを引きちぎり、さらに膨らんでいく。筋肉質だった牛も見る影もなく膨らみ、衣服はまくり上げられて黒い腹が露出していた。どうやら、スライムが口から体内に侵入しているようだ。
(食べさせて寄生するタイプ!?)
メイは標的の体内で成長するタイプのモンスターかと思ったが、それも違った。
スライムの中で熊と牛にさらなる変化が出始めたのだ。
「あれっ!?」
腹の膨張と共にずり落ちていたズボンの股間部分が膨らみ、布を突き破って何かが飛び出してきた。
それは、ペニスだった。勃起したペニスが更に肥大化を続け、ズボンを突き破ったのだ。陰茎だけでなく、睾丸までも膨張している。精液も大量に生産されているようだ。
(まさか、これって、精液を源とするタイプ!?)
サキュバスなどが生み出したモンスターは、精液を力の源にする。故に、相手を絶倫にしたり、性器を肥大化させたりして、一度に大量の精液を搾取しようとするモンスターがいると聞いたことがあった。
このスライムは、正にそのタイプだった。
やがて、熊と牛はスライムの中で肥大化したペニスを震わせながら射精した。大量かつ濃厚の精液が次々に撃ち出され、桃色のスライムの中を漂っていく。
やがて、スライム内の精液は姿を消していった。スライムが吸収したのだ。するとスライムは、徐々に大きさを増していく。精液の摂取で、より強くなっていくのだ。
「大変、このままじゃ!」
敵がさらに強くなり、焦るメイ。その口に、スライムの触手が高速で伸び、入りこんだ。
「んむっ!」
抵抗しようとスライムを噛んだが、柔らかくて噛み切れない。
直後、スライムの一部が胃の中へと入ってきた。
「んごふっ!」
思わず口の力が緩むと、触手を伝ってスライムが怒涛の勢いで体内に入ってきた。侵入する激流の勢いで、口を閉じることは出来ない。
(しまった・・・・・・でも意外と甘くておいしいかも)
そんな呑気な事を考えながら、メイはスライムを飲み続けるしかなかった。
しかし、メイの腹は一向に膨れない。やがて、スライムは縮んでいき、腹と性器が膨張したままの熊と牛もスライムから排出された。
「んぐっ・・・・・・はぁ・・・・・・残念だけど、私にとってあなたは相性悪いよ」
メイは不適に笑い、小さく萎んだスライムを見て言い放った。
メイの能力の1つは、“吸収”である。
敵が体内に侵入してきた場合、それを吸収して自らのエネルギーに変換することが出来る。ウイルスや寄生といた敵の対処に最適だ。メイをスカウトしたベテランヒーローもこれと同じ能力であるため、メイの素質を見抜いたのだ。
メイの身体には今、大量のエネルギーが渦巻いている。それをうまくコントロールすれば、身体の膨張も止められた。
そして、もう一つの能力も発揮される。
「うん・・・・・・」
メイが艶のある声を出したかと思うと。
ブクン!!バイン!!ボイン!!
既に爆乳だったメイの乳房が、さらに大きく膨らんだ。一つが西瓜より大きかったが、今では小ぶりのバランスボールのように膨らんでいる。先ほどまでと異なりほとんど垂れず、砲弾状に飛び出した、見事なロケットオッパイだ。さらには乳首からは、うっすらと母乳が溢れていた。
メイは吸収したエネルギーを、母乳に変換できるのだ。高エネルギーを含んだ母乳は栄養素が高く、回復力もあり、体調の異常までも回復させる最上級の回復薬の効果を持つ。能力強化の効果もあるため、回復や戦闘補助にも活用できた。
その母乳により、メイの爆乳は母乳が詰まりパンパンに張っている。体内にはまだスライムから吸収したエネルギーが詰まっており、まだ乳房を膨張させることも出来たが、動きづらくなるためこの程度の大きさに留めていた。その調整も、訓練のたまものである。最も、それでも十分オッパイは大きすぎるぐらいだが。
「全部私が吸収してあげるから、覚悟して!」
メイは力を込めて、触手を振りほどこうとした。だが、スライムにはまだ力が残っているらしく、未だに拘束は解けない。
だが、時間の問題だ。元々腕力が高いメイの肉体には、エネルギーが漲っている。スライムを引きちぎり、残ったスライムを全て食べ、吸収してやればいい。食べることに多少の抵抗はあるが、ヒーローである以上文句を行くわけにはいかない。
勝てると、メイはそう思った。
しかし、スライムは想定外の行動に出た。直径2メートルほどに萎んでいた身体を、二つに分けたのだ。
(分裂した!?どうして!?)
分裂した2体の内、片方はメイを拘束し続けてるが、もう片方はメイに接近してくる。
(いいよ、このまま食べてあげる!)
メイは口を開いて待ち構えた。
楽勝だと思ったが、向かってきたスライムはメイを飛び越え、メイの店の方へ進んでいってしまった。
「え?」
メイが疑問に思って首を捻じると、すぐにスライムの狙いが分かった。
「ぐわっ!」
「な、なんだ!?」
「うわっ!」
店の前でメイの様子を見ていた常連客である獅子と虎と狼に、スライムが襲い掛かった。即座に口内に入り、絶倫にさせて、精液を搾り取って力を付けるつもりなのだ。
「いけない!」
分裂により力が弱くなったスライムの触手を引きちぎり、メイは3人の救助に向かった。
しかし、力が弱くなってもスライムの再生力は強い。すぐに元に戻り、メイの脚を引っ掛けた。
「うわ!」
転倒するメイの両脚に、スライムが絡みつく。そうしているうちに、獅子と虎と狼の腹は膨んで服をはちきれさせ、肉棒も勃起して肥大化が進み、ズボンを突き破った。
メイは力を込めてスライムを再度振り払ったが、遅かった。
『ぐああああああ!!』
3人は爆発的な射精を初めた。空中に撃ちだされた精液をスライムは見事にキャッチして、一回り以上大きくなった。
「もう!これ以上好きにはさせないよ!」
メイはスライムに跳びかかった。まだあれくらいなら、吸収できる。だが、これ以上大きくなると、自分の要領では吸収できないかもしれない。メイとて、無限に吸収できるわけではなく、吸収量には限界があるのだ。
しかし、メイが掴みかかろうとした瞬間。
パンッ!!
「うあっ!」
スライムは、破裂音と共に飛散した。飛び散った小さなスライムは、スイカ歩との球体となり、街の各地へと飛来していく。
破裂の衝撃で尻もちを付いたメイは、すぐに起き上がって目の前に残ったスライムを見た。それは自分と同じくらいの大きさとなり、メイの前が不気味に震えている。
(何のつもりか知らないけど、いただくよ!)
メイはスライムに跳びかかった。スライムもメイに飛びつき、口中から体内へと侵入する。しかし、メイは難なく吸収した。
ブルン! ブルルンッ!!
直後、更にメイの乳房が母乳により膨張した。既に1メートル以上となり、しかも母乳で張っているため大きさと重さで動きに支障が出るほどとなっている。
(うわ、ちょっと危ないかも)
また、能力によって押さえつけているものの、スライムの催淫効果も若干身体に影響を及ぼしていた。メイの力では、完全に抑えることが出来ないのだ。気を抜くと、淫らな欲求に負けて性欲が暴走してしまうだろう。身体の際限なく膨張し始める危険性もある。
(でも、さっき飛び散ったスライムも吸収しないと。少しづつ吸収すれば、大丈夫だよね)
メイは四散したスライムを追いかけようとした。しかし。
「ぐあああああ!」
「うおおおおお!」
「はあぁぁぁぁ!」
「がはああああ!」
周囲から、男性の叫び声が聞こえてきた。皆、聞き覚えがある声だ。
(皆が!?スライムに襲われたの!?)
店の常連客の叫びを聞いたメイは、即座に彼らがスライムに襲われたと気づき、空所に向かおうとした。だが、叫び声は四方から聞こえてきた。どこから行くべきか、メイは迷ってしまう。
(とりあえず、近くから・・・・・・え?)
その時、メイの鋭い嗅覚がある匂いを嗅ぎ取った。
スライムが放つ甘い匂い。それが四方八方から、メイを包み込むように漂ってきた。むせ返りそうなほどに濃厚で、思わず性欲が暴走しそうになる。
「どうして・・・・・・うっ!?」
匂いの正体を探ろうと周囲を見渡したメイは、路地から接近してくるそれに気づいた。
スライムの雪崩が、道から凄まじい速度で接近してくる。一か所からだけではない。別の路地からも、スライムの雪崩がメイへと向かってくる。
数分前、破裂して試算したスライムの破片は、街中に飛び散った。その内の一つは、街の中央に避難していた牛獣人の男性の元へ落下した。メイの店の常連の一人である。
女性や子供は非難しているが、男性たちは逃げ遅れた住民がいないか、確認のため街に戻っていたのだ。
「な、なんだ?」
牛が怪訝な表情でスライムを見ていると、スライムは即座に牛へ跳びかかり、口から体内へ侵入した。
「むぐっ!」
スライムは幼児ほどの大きさがあったため、牛の腹が膨らみシャツのボタンが始め飛ぶ。
直後、スライムの効果で牛の肉棒は一瞬で肥大化してズボンを突き破り、凄まじい勢いで射精を始めた。
これと同様のことが、街中で発生した。四散したスライムは各所で雄の胎内に侵入し、大量に射精させ、その精液を吸収してパワーアップしていった。
スライムはメイに勝てないと悟り、街中の雄の精液で自身の強化を図ったのだ。作戦は見事成功し、街の至る所で巨大化したスライムがメイの元へと集結していった。
(どうしよう!?あんなにたくさん、吸収できない!)
一旦退避すべきかとメイが考えていると、足元のマンホールが開き、スライムが飛び出してきた。
「しまった!」
スライムは、一瞬でメイの身体を拘束する。吸収で得たパワーで引きちぎろうとしたが、間に合わなかった。
スライムの雪崩が、足元に纏わりつく。それはメイの豊満な肉体を駆け上がって来て、首に巻き付いた。
「ごほっ」
たまらずメイはせき込んでしまう。
そして、大通りから猛スピードで接近してきたスライムが飛びかかり、メイの口の中へ飛び込んだ。
「んんんーーーーーーー!!!」
メイの体内に、怒涛の勢いでスライムが流れ込んできた。
メイは必死に腹の中でスライムを吸収した。
パワーは上がり、母乳が生産されて胸が肥大化していき、淫らな欲求も高まっていく。
(このままじゃ・・・・・・)
体内にスライムが大量に侵入してくるが、苦しさは無かった。スライムには神経を麻痺させる効果もあるからだ。味も甘く、吸収によって力と欲望は高まっていくので、むしろ幸福感をメイは味わっていた。
ヒーローとしての責任感に闘争心、そして敗北への恐怖は微かに残っていたが、それさえも心地よさで消えてゆく。
(もう、だめ・・・・・・)
メイの頭の中で、ガラスにひびが入る音が聞こえた。
メイの脳裏に、自宅の湯船が浮かび上がった。
湯が満タンに張られており、今にも溢れそうだ。
メイは躊躇なく湯船に肉体を沈めた。
次の瞬間、大量のお湯が洪水のように湯船から溢れ出ていった・・・・・・。
バリン!!
「んんんんんんーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
ついに、メイの容量をスライムが超えた。
吸収が止まり、スライムが体内に蓄積され、スライムの効果がメイを蝕んでいく。
ブクブクッ!! ボンッ!! ボシュウウウウウウウウウ!!
メイの腹が大きく膨らんでいき、それに合わせて乳房も膨張していく。それだけでなく、四肢や顔、全身余すところなく脂肪で膨らんでいった。
吸収が出来ないため腹部はスライムで膨張し、メイの能力が暴走して際限なく母乳が作られ始め、さらには吸収したエネルギーが母乳だけでは消化できず全身に脂肪となって付着していく。
結果、メイの全身が膨らんでいく。特に、乳房と腹部がより大きく。
ビリ・・・ビリリ・・・・・・ビリッ!!バツン!!バチンッ!!
オレンジ色のヒーロースーツは強度が高く、メイの膨張を抑えていたのだが、やがて耐えきれなくなり破れた。黒毛のメイの肉体が露になる。膨らみ続ける乳房の頂上には、同じく肥大化した乳輪と乳首があった。
「んんん!んんん!むうううううう!!!」
町中のスライムが、メイへと集結して口内から侵入していく。しかも、侵入口はそれだけに留まらなかった。
「んぐう!?」
突如、露出したメイの股間部にスライムが集中し始めた。集まったスライムは硬質化し、人間の筋肉と同等の硬さになり、棒状に形を変えていく。
やがてそれは、勃起した男根を模した形状になった。最も大きさは逸脱しており、成人男性の腕ほどもあり、亀頭部分には大きくエラが張っている。
そして巨根と化したスライムは、メイの女性器に切っ先を当てると、躊躇いなく全体をメイの体内に押し込んだ。
「むわあああああああああ!!!」
膣内に巨根を打ち込まれて、メイは絶叫を上げた。
苦痛ではない。既にスライムの効果で痛みは麻痺して敏感になっているため、凄まじい快楽を味わい悦楽の絶叫を上げたのだ。
スライムの男根は振動しつつ高速で挿入と排出を始めた。激しいセックスを繰り広げているかのような動きで。
さらにスライムの亀頭部分が開き、そこから射精のように粘液上のスライムが放出され、メイの子宮へと入りこんでいく。受精はしなかったが、子宮からもスライムを摂取しなければならなくなった。
勃起の挿入と激しい出入り、そして強力な射精。全てが人間以上の規模であり、それ故にメイの味わう快楽は天にも昇るほどのものだった。夫に申し訳ないという気持ちさえ抱くことを許されず、メイはただただ快楽に溺れるだけだった。
「むぐふうううううううう!!!」
スライムは大量で、更には雄の精液を大量に吸って強化されており、更には口と膣からも侵入してくる。それ故に、メイの膨張の度合いは常連の男性たちとは比較にならない。
腹部は丸く大きく膨らんでいき、顔と四肢はその胴体に埋もれ、その胴体には同様に大きく膨らんだ乳房が付いており、尻にはくっきりと割れ目が出来ている。
やがてメイの肉体は建物よりも大きくなり、広場に建つ木々をなぎ倒して付近の民家にも迫っていく。
やがて、全てのスライムがメイの体内に侵入し終え、メイの膨張は止まった。
10メートル以上の直径を誇る球体と化したメイの肉体は、小刻みに震えている。双子の山脈と化した爆乳の山頂には乳首と乳輪が立ち、母乳が溢れ出ていた。
脂肪の塊であるものの、母乳がパンパンに満ち足りているため、乳房は形を崩すことなく、綺麗な山の形を形成して天を向いていた。
「んん・・・・・・んんん・・・・・・」
ブク・・・・・・ブクン・・・・・・ドクン・・・・・・
メイの肉体が微かに振動している。中のスライムが、活動を始めたのだ。
スライムたちは、ヒーローであり高エネルギーを肉体に秘めているメイの肉体から、少しづつ力を奪っているのだ。やがて、メイからエネルギーを吸い尽くした後、力を高めた状態でメイから出てくるだろう。
メイはそれを止められず、心地よさに身を任せるしかなかった・・・・・・。
メイは、暗闇の中に裸で倒れていた。
両手足に鎖が巻き付き、拘束されている。
肉に鉄の塊が食い込んでいるが、不思議と痛みは無かった。
(あれ、私、どうしてこんなところに・・・・・・)
思考が定まらず、何も考えられない。
やがて、暗闇の奥から桃色のスライムが現れた。
スライムはメイの脚を、腕を、胴体を包み込みこんでしまう。
霞が掛かった思考で理解できた。スライムは、自身を飲み込んでしまうつもりなのだろう、と。
だが、抵抗する気持ちさえ起きなかった。
身体はだるくて、動く気すら起きない。
それどころか、スライムが身体に触れる感触は、心地よささえあった。
(もう、いいかな・・・・・・)
メイはそう思い、目を閉じた。
視界を闇が支配する。
しかし、闇の中に浮かぶ姿があった。
(あ、皆・・・・・・)
それは、紛れもなく、愛する夫と子供の姿。
こちらに微笑みかけて来る笑顔をみていると、心が和み、思わずこちらも微笑んでしまう。
やがて、家族の隣には気のいい友人たちが浮かぶ。それは数を増やしていき、視界を埋め尽くすほどに増えていった。
暗闇に中に差した一筋の光明。それは人と人を繋ぐ“情”だった。
(皆のために、もうちょっと頑張ろう)
その情が、力の源となった。
メイはゆっくりと目を開け、身体に力を込めた。
もう動けないと思っていたが、まだ動く。
あとはやる気だけだ。
メイは息を吸い込んで、叫んだ。
「はああああああああ!!!!」
(はっ!!)
膨張したメイは、意識を取り戻した。そして、自身の現状を理解する。
(体の中にスライムが・・・・・・このままじゃ力を吸われちゃう!)
スライムの行動を予想したメイは、自分が出来る対処法を即座に思いついた。
(これしかない!できるか分からないけど・・・・・・皆を守るためにやるしかない!!)
家族を、友人たちを、そして自分をヒーローに育ててくれた女傑の顔を思い浮かべ、メイは身体中に力を込め、力を振り絞って能力を解放した。
(いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!)
シュゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
メイはスライムの吸収を開始した。既に容量を超えるほどのスライムを吸収しているが、それでもなお、吸収を継続する。
理論上は不可能のはず。仮にできたとしても、肉体がエネルギーを抑えきれず破裂する可能性もある。それでもメイは、スライムを倒すために吸収を続けた。
(私はどうなってもいいから、スライムだけは消滅させないと!)
メイの体内のスライムは、メイに吸収されていく。それでも、肉体は縮まらない。九州と同時に、脂肪となってメイの身体を膨らませるからだ。
脂肪がつく時点でキャパシティを超えているのだが、それでもメイは吸収を止めない。人々を守るために、スライムを吸収し続けた。身体には痛みが走り、呼吸が難しくなってくるが、それでもヒーローとしての使命感を抱き、家族や友人達への愛を胸に秘めて、戦うことを選択した。
(あれ、これって・・・・・・)
限界を超えて吸収を続けるメイの肉体に変化が現れたのは、その時だった。
不意に痛みが消える。しかし、スライムの効果で感覚が麻痺した時とは違う。力が漲り、九州の速度が上がっていく。
限界を突破したことで能力のレベルが上がったのか、家族への思いにより精神が肉体を凌駕したのか。
いずれにせよ、ここが勝負の時だと判断したメイは、力を使い切る気持ちでラストスパートをかけた。
(はあああああああ!!!!!)
グググ・・・・・・グボンッ!!!
そして、胃の中に残った最後のスライムの破片を吸収し、メイの体内のスライムは全滅した。勢い余って全身の脂肪が揺れ動き、吸収は完全に終わったのだ。
(やったぁ!!スライムの気配が消えた!!私、やったんだ!!)
敵を全て倒すことが出来たメイは、初陣を勝利で飾れたことに歓喜し、心の中で跳びあがった。
自身が勝利の栄光を飾れたことよりも、家族や友人を守れたことの方が、何よりも嬉しかった。
(あ、でも、この体、どうしよう・・・・・・痛くも無いし、苦しくもないけど、邪魔になっちゃうな・・・・・・。ちょっとずつ、他のヒーローに吸収してもらうしかない、か・・・・・・でも恥ずかしいなぁ、裸だし。これだけ大きかったら、逆に分からないか・・・・・・ん?)
その時、メイは肉体に違和感を覚えた。
それは、以前味わったことがあるものだった。
ヒーローとしての技術を学んでいる時、エネルギーを吸収しすぎたときに味わったものだ。
(あ、まずい、これって・・・・・・)
ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・
体の奥底から、唸り声のような音が響いてきた。
メイは容量を超えるエネルギーを、底力によって全て吸収した。しかし、容量を超えて吸収した分は、即座に放出しなければならない。
メイはエネルギーを、回復効果のある母乳に変換して輩出している。その能力は、当然、現状でも働く。
(き、来た・・・・・・)
胸の奥が熱くなる。
乳房全体に、熱い液体が流れ込み、満たされていく。
そしてそれは、真っすぐに、たった一つの出口へと向かう。
乳首と乳輪が膨らみ、そして。
「ふわあああああああああああ!!」
ビュウウウッ!!ブシュウウウウウ!!!ビュビュビュビュビュウウウウウウウウウウウウウウ!!!ブビュウウウッ!!!ビュウルルルルウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!
超乳と化したメイの乳首の先端から、凄まじい勢いで母乳が噴き上がった。まさしく噴火と呼ぶにふさわしい勢いと量だ。
白濁の母乳は通常の者よりもやや粘り気があり、佐藤よりも甘く、牛乳のように真っ白だ。それは天高く噴き上がると、雨となって街中に降り注いでいった。
「うう・・・・・・」
スライムから精液を搾り取られていた牛は、ようやく意識を取り戻した。
「ん、なんだ?」
その牛に、白濁のメイの母乳が降り注ぐ。それは、牛の口内にも滴り落ちた。
牛は思わず、甘い母乳を飲み込んだ。すると、疲労感が消え去り、力が漲っていく。
「な、これは、すごい・・・・・・ぐっ!?」
しかし、それだけではなかった。
性欲が一気に高まり、女体を抱きたい衝動に駆られる。
それに比例するかのように、肉棒が一気に肥大化した。太さは胴体並みになり、亀頭が顔に届くほどに。精液も大量に生産され、玉の一つが頭ほどの大きくなる。
「ぐあああああああ!!!!」
直着に、牛はすさまじい勢いで射精を開始した。肉棒の大きさも精液の量も勢いも、スライムに汚染されたとき以上のものだった。
それもそのはず、メイはスライムの限界以上に吸収したことによって、その母乳もまた限界以上のエネルギーを帯びてしまった。結果、高い栄養を有し回復力に優れるだけでなく、スライムの催淫効果まで備えてしまったのだ。しかも、その効果を何倍も濃縮して強化した形で。
本来はメイが催淫効果を抑えることが出来るのだが、限界以上の吸収により、そんな余裕はなかったのだ。
メイの母乳は街中に降り注ぎ、スライムに搾りつくされた雄たちの次々と射精地獄へ導いていく。
「あああああああああ!!!」
メイにもスライムの催淫効果が表れており母乳の噴射が快楽となってしまい、止めることが出来ない。しかも、大量のスラムを吸収したために母乳はまだまだ止まらない。雄たちも、何度射精しても、メイの母乳が次々と降り注いでくるため射精は終わらない。
メイの母乳と雄たちの精液の噴射は、止まることなくいつまでも続いた。
脳が処理できないほどの快楽ではあったが、メイの母乳の効果は回復にある。故に、心が壊れることも、体力を使い果たすことも無かった。精液の補充と体力の回復、脳と精神の癒し。それらを受けながら、雄たちは苦痛を一切味わうことなく、極上の射精を続けることが出来た。
いつまでも、街には白濁液が溢れかえっていた。
一週間後。
街の様子はすっかり変わっていた。
至る所にメイの母乳と、それを飲んで射精した雄たちの精液が溢れている。精液は粘度が高く半ば個体で蒸発しにくいため、建物の壁や地面に付着している。母乳も同様であり、街中を歩くと膝から下は完全に母乳に隠れてしまう。
そんな街の中央広場に、それを対処すべく派遣されたヒーローが二人いた。
一人は、マスクドシープことメイ。
そしてもう一人は、メイをヒーローにスカウトしたベテランヒーローの熊獣人である。
「まったく、すごい状況になっちゃったね」
目地の惨状を見て、熊はぽつりとつぶやいた。
背丈も筋肉量もメイ以上であり、雄顔負けの体躯である。更には脂肪もメイ以上の肥満体系であり、凄まじい巨体を誇る。乳房も、爆乳に肥満が加わり、これまたメイ以上の特大爆乳である。尻も大きく、尻尾が小さく見えてしまう。
そんな肉体を、サイズがきつい灰色のタイツに包んでいるため、体の実線はやはり丸見えだ。やや垂れ気味の爆乳と乳首、膨らんだ腹と巨大な桃尻、ムチムチの太腿は、メイ以上のボリュームを誇る。
「すいません、八千子さん」
メイが頭を下げた相手は、ベテランヒーローのインフィニティ・グリズリーだ。本名は八千子と言い、外国に住む熊熟女である。メイ同様に結婚しており、子供もいる熟女ヒーローだ。
以前、メイの街に旅行に来た際に、メイにヒーローの素質があると判断しスカウトした。その後も、定期的に連絡を取り合う友人である。
「いいんだよ、新米はこういうこと、やっちゃうもんだからさ。こういう時に、私ら古株がしりぬぐいをするもんなの。私も似たようなこと、やったことあるしね」
八千子はそう言って、カラカラと笑った。
「むしろ、褒めてあげないと。スライムを倒したんだし」
「ありがとうございます。こんなに被害が出ちゃいましたけど」
「反省はするべきだけど、くよくよしすぎはダメだよ」
「はい」
ベテランヒーローに優しく励まされ、メイは少し心が軽くなった。
「それにさ、男の人たちには、気持ちいい思いをさせたんだから」
「まぁ、そうかもしれませんが」
ニヤニヤとからかうように笑う八千子を見ていると、メイも笑わずにはいられなくなった。
「それじゃ、この精液と母乳をなんとかしないとね。多分、町全体で100リットルは超えてるね、これ」
「はい。でも、八千子さんだけでどうにかできるんですか?」
「もちろん」
八千子は胸をドンと叩いた。その拍子に、爆乳がブルンブルンと揺れた。
母乳と精液の処理のために派遣された八千子は、メイと同じく吸収能力を持っている。しかし、その能力でこの状況を改善できるのだろうか。
(焼き払うとか、風で飛ばすとか、そうすると思っていたけど・・・・・・)
メイがそんなことを考えていると、八千子は両手を広げ、股を広げて腰を落とし、大きく息を吸った。
「吸収能力の応用だから、メイにも参考になるよ。よく見ておいて」
「はい」
八千子は、エネルギーを身体に溜め始めた。
「ふっ!」
やがて、体を桃色のオーラが覆う。すると、両腕を振ってそれを周囲に飛ばし始めた。それらは母乳や精液に降り注いでいく。
「いくよ・・・・・・はあ!!」
八千子が再び両腕を広げると、大地一面に広がる母乳が波打ち始めた。さらに、あちこちに飛散している精液も振動を始めた。
(な、なに!?)
メイがただならぬ空気を感じ取り、驚いていると、母乳と精液が動き始めた。それらは、ゆっくりとだが八千子の方に向かっていく。向かっていくというよりは、吸い込まれていくかのようだ。
「はっ!!」
そして、大きく開かれた八千子の口の中へと入っていった。ブラックホールに吸い込まれるかのように、我先にと飛び込んでいく。
(そう言えば、聞いたことがある・・・・・・吸収能力の使い手は、自分の体の中に入ってきたものを吸収するけど、極めると、引力を使って自ら敵を吸い込み吸収できるようになるって)
メイの想像は、的中していた。吸収能力を極めた八千子は、“自ら入って来るもの”だけでなく、“吸収されることを恐れて逃げる敵”を吸収するため、この技を習得していた。
結果、街中の母乳と精液はどんどん八千子の体内へと入っていく。狭い路地や建物の中のものまで、一滴も残らず吸い込まれていく。しかも、八千子が狙いを定めた母乳と精液以外はその場を全く動かない。
それだけではない。八千子の腹はあまり膨らんでいない。完全に吸収できているようだ。技も容量も大きさも、メイとは大きな差があるようだ。
(すごい。これがベテランヒーローなんだ)
メイはただただ、格上のヒーローの力に圧倒されていた。八千子に比べれば、何と自分の弱いことか。
自身の弱さを責める気持ちも、相手の強さをひがむ気持ちも、メイには芽生えなかった。ただただ、八千子の強さに羨望の眼差しを向けていた。いつかは自分も、ああなりたいと思いながら。
10分も経たないうちに、街中の母乳の精液は八千子の中に消えていた。八千子は満足げに、少し膨れた腹を撫でて笑っている。
「これでお仕事完了」
「すごいですね、八千子さん!一瞬で、大量に吸収しちゃうなんて」
「伊達にヒーローやってないからね!」
八千子は誇らしげに胸を張った。
「それじゃ、仕事も終わったことだし、本部に連絡しようか」
「そうですね・・・・・・あれ?」
メイは八千子の腹の変化に気付いた。さっきよりも、膨らんでいる。
「八千子さん、本当に大丈夫ですか?お腹、膨らんでるみたいですけど」
「え?そう?・・・・・・うっ!?」
ボンッ!! ボボンッ!!
八千子が自分の腹を見下ろすと、更に八千子の腹が大きく膨れた。妊婦と同等かそれ以上に大きくなる。弛みは無く、パンパンに張っている状態だ。
爆乳もまたさらに膨らみ、一瞬で超乳とかして腹の上に乗った。こちらもまた、母乳が作られたらしく、砲弾状に前方に飛び出している。乳首も膨張し、くっきりと姿が浮かび上がっていた。
「え、これ、どうしたんですか!?」
「うう・・・・・・ごめん、ちょっと、精液と母乳の質があまりにも高すぎたみたい」
八千子は笑っているが、その笑顔からは苦痛がにじみ出ている。
「質が、ですか?」
「うん。メイはかなり吸収能力の素質が高いから、母乳も高エネルギーを含んじゃうんだよね。それで、メイの母乳を飲んだ雄も、高エネルギーの精液を出すの。あまりにも栄養やエネルギーが高すぎたから、私でも吸収しきれなかったみたい。こんなの初めてだよ」
「じゃあ、私のせいで・・・・・・」
「いや、本来はいいことなんだから。メイはその分、回復薬には最適ってこと。ただ、私はこのままじゃ、この前のメイみたいになるから、エネルギーを出さないとね。でも、ここで出すわけにもいかないし、あそこに行こうか」
八千子は街の付近に立つ、小高い丘を指さした。確かに、街中をまた母乳まみれにするわけにはいかない。
「分かりました」
メイは八千子と共に、丘の頂上へ向かった。
頂上に着くと、八千子は再び腰を落とし、がに股になり、力を緩んだ。
「メイ、私の後ろに立って」
「はい」
メイが背後に立ったことを確認すると、八千子は力を緩めた。
「んんっ!!」
直後、八千子の乳房の中で大量の母乳が生産され、特大爆乳がさらに膨張する。そして。
ブチッ ブツッ ビリリリッ バボンッ!!
ヒーローコスチュームが破け、中から八千子の超乳が勢いよく飛び出した。既に膨らんだ乳首と乳輪からは、母乳の滴が垂れている。
「メイ、後ろから私の胸、揉んで」
「分かりました」
メイは八千子の背後から、両腕を伸ばして巨大な胸を掴み、揉み始めた。自分が夫から揉まれる時を思い出しながら。
「んんっ!うまいね・・・・・・いくよ・・・・・・ふうううう!!!」
ドッビュウウウウウウウウウウウウウウウビュシュウウウウウウウウウウウブビュウウウウウウウウウウウウ!!!!
八千子が力んだ直後、勢いよく乳首から白濁液が飛び出した。メイのそれと比較すると、勢いは強く、粘度も高い。栄養素も豊富な、極上の母乳だ。
それは丘の頂上で放たれ、森の中に落ちていく。しばらくの間母乳を出し続け、余ったエネルギーを全て排出するしかない。
「あぁ・・・・・・気持ちいい・・・・・・」
「私もそうでした」
「でしょ。でも、私の母乳、飲んじゃダメだよ。また、ああなるよ」
「はい」
メイは頷き、気持ちよさそうに母乳を輩出する八千子を、羨ましそうに見つめていた。
(あれ、なんだろう、これ・・・・・・)
メイが自身の異変に気付いたのは、5分ほど経過した時だった。
汗をじっとりとかいた八千子の肉体に背後から密着し、胸を揉んでいる。その行為に、興奮を感じつつある。
八千子の首筋に鼻先を当てて息を吸い込むと、熟した雌の匂いとともに、母乳の甘い香りがする。スーツ越しに触れあう背中も尻も柔らかく、最高の抱き心地だ。しかも、自身の爆乳は八千子の背中に密着し、ぐにゃりと潰れて心地いい。
しかも、両手では八千子の巨大乳房を揉んでいるのだ。柔らかさと弾力を兼ね備えた乳は、揉むと形を変え、大量の母乳を噴き出しているのだ。
これらの事実が、メイをたまらなく興奮させている。
「八千子さん、私、なんか、変・・・・・・」
「ああ、多分、私の母乳で・・・・・・」
返事をする八千子の声も、力なく、色気を含んでいる。セックスの直前の、艶のある声だ。
「飲んでないですよ・・・・・・」
「母乳が蒸発して、その蒸気を吸ったんでしょ・・・・・・」
「ああ、この甘い香りが・・・・・・」
「そう・・・・・・」
どうやら、八千子の母乳はメイ以上の栄養とエネルギーと催淫効果があったらしい。匂いを嗅ぐだけでも、淫らな欲求に支配され、体力と精力が回復してしまった。
メイは必死に理性と戦っていた。そのまま淫らな欲求に身を任せたら、大変なことになる。だが。
「メイ、そういえばさ・・・・・・」
「はい?」
「スライムはもう、倒したんだよね・・・・・・」
「はい・・・・・・」
「私たちの母乳は、スライムじゃないんだし・・・・・・」
「ですね・・・・・・」
「飲んでも悪くならないどころか、健康に良いし、気持ち良くなるし・・・・・・」
「はい・・・・・・」
「じゃあ、よくない?」
八千子は、首を捻じって後ろを向いて、メイの目を見つめてきた。
理性はもう、残っていなかった。これから肉欲を暴走させ、快楽を享受しようという決意があった。
メイも同じだった。しかも、自分たちの行動が悪くないと八千子から言われたのだから、断る理由はない。
「そうですね」
メイの言葉の後、八千子は振り返ってメイに抱き着き、口を大きく開いてその唇に噛みつくようなキスをお見舞いした。
それに応じてメイは口を開くと、すぐに八千子の肉厚な舌が侵入してきて、口内を嘗め回してくる。
メイは八千子の舌に、自身の舌を絡ませた。そして、大量の唾液と吐息を相手と交換し合いながら、舌を嘗め回し合う。
そして、太い両腕で互いのヒーロースーツを破り捨てて全裸になり、再び抱きしめ合った。お互いに、ふっちりと太い太腿を相手の女性器に擦り付けて、快楽を与えあいながら。
「ん!!!」
その時、巨大すぎる乳房が正面衝突し、ぐにゃりと形を変えて左右に肉がはみ出る。そして、八千子は器用に乳首同士を密着させた。
乳首の快感にメイが震えていると、八千子が放った母乳が乳首からメイの乳房へと侵入してきた。それは乳房を通じて、メイの全身へ瞬く間に広がっていく。
スライム以上の、自分以上の強力な催淫効果の液体により、メイは一瞬で快楽の虜になった。乳房は膨張し、全身の肉付きがさらによくなる。
「ああああああああああああああ!!!!!!」
「はっほおおおおおおううううう!!!!!!」
二人は同時に絶頂に達し、同時に膣から大量の潮を噴き上げた。二人が体を弓なりに反らして離すと、互いの爆乳から凄まじい勢いで母乳が噴き出した。
二人はさらなる快楽をもとめ、激しいセックスを開始した。母乳と潮を一時も休まず噴射させながら。
1時間後、メイの街にて。
「すごいな。もう街がきれいになってる」
「ああ。流石ヒーローだな」
復興した街の様子と、報告に来ないヒーローを確認するため、街の男衆が様子を見に来ていた。
「でも、二人はどこに行ったんだ?」
「さぁ、まだどこかで、精液と母乳を徐々してるんじゃないのか?」
「じゃあ、探して・・・・・・ん?」
その時、街の男たちは、丘の方から聞こえてくる地響きのような音を聞き取った。
「なんだ?」
全員がそろって丘に視線を移すと。
『なっ!?』
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!
白濁の雪崩が、丘から街の方に向かってくる。雪ではなく、液体のようだ。
「に、逃げろ!」
男達は即座に避難しようとしたが、間に合わない。メイと八千子の、潮を含んだ母乳は、一瞬で丘を下りて街を飲み込んだ。
そして、飲み込まれた男達はそれを飲み込んでしまう。
『ぐわあああああああああああああ!!!!』
ビリビリ!!ブクンブクンブクン!!バボン!!!ブビュルルルッドビュルルルッビュビュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!
そして、全員が淫らな欲求に支配され、性器を肥大化させ、全身を脂肪で膨らませ、爆発的な射精を開始した。スライムやメイ以上の効果があるため、膨張率も精液の勢いも量も、けた違いだ。
せっかくきれいになったばかりの街は、再び白濁と幸福感に包み込まれた。
結局、メイと八千子が満足し、街が完全に復興し終えるまで、1か月が掛かった。
メイの人柄と男達の幸福感により、メイが責められることは無かった。
街の復興後は、スライム襲来前と変わらない平和が訪れることとなった。
この一見依頼、メイと八千子はただでさえ高かった性欲がさらに高まったため、夫は毎晩それに突き合わさせることになった。
最も、夫たちは妻の回復効果を持つ母乳により、疲労を味わうことなくセックスに付き合うことが出来るため、何も問題はなかった。更には胸も大きくなっているので、夫婦生活はさらに円満なものとなった。