第7話・『湖での戦い』

  【宇宙】

  オルティオス達は、囚人が居る惑星近くにやって来る。

  【操縦席】

  オルティオス達は、操縦席に集まっていた。

  〔あの惑星からヴィラノスの信号が出ています〕

  ナビは、オルティオス達に報告する。

  「あの惑星に?」

  「ナビ あの惑星は?」

  オルティオスは、ナビに惑星の事を尋ねる。

  〔あの惑星は【レイモス】と言う緑豊かな惑星です〕

  ナビは、オルティオスの質問に答えるように目の前の惑星を説明する。

  「何故、囚人がそんな場所に居るのでしょうか?」

  ネシリスは、ナビの話を聞いて考え込む。

  「デルトロスから逃げてあの惑星に不時着したのか 任務であの惑星に居るかの二択だろ?」

  コブラージャは、二つの推測を言う。

  「どっちだって良い 早く暴れたいぜ‼」

  ダリウスは、出撃する気満々でいた。

  「落ち着けって」

  ソニックエースは、ダリウスを宥める。

  「……今回はソニックエース・奈雲・サイラス・ダリウスの4人に先行部隊として先にレイモスに行ってもらう」

  オルティオスは、レイモスに先に突入する先行部隊を選抜する。

  「よっしゃー‼」

  ダリウスは、先行部隊のメンバーに入っている事に喜ぶ。

  「他のメンバーは後方部隊としてコリウスで待機だ」

  オルティオスは、他のメンバーに待機命令を出す。

  「了解!」

  ランビュは、オルティオスの命令に従う。

  「先行部隊は定時連絡及びヴィラノスを発見したら連絡するように!」

  オルティオスは、ソニックエース達先行部隊にも命令を出す。

  『了解!』

  「あっ、ナビ レイモスの大気はどうなっている?」

  奈雲は、ナビに大気の事を尋ねる。

  〔大気の方は正常 そのままでも大丈夫ですよ〕

  ナビは、奈雲の質問に答える。

  「解った ありがとう」

  奈雲は、ナビの話を聞いてお礼を言う。

  【転送ゲート】

  ソニックエース達は、転送ゲートで出撃準備をする。

  《ワープ準備完了! 目標惑星レイモスセット!》

  ナビは、ソニックエース達の転送準備をする。

  「こっちの準備は出来た 何時でも良いぜ」

  ソニックエースは、ナビに準備が出来た事を伝える。

  《了解! 転送開始‼》

  ナビは、ソニックエースの話を聞いて転送ゲートを起動させる。

  ソニックエース達は、惑星レイモスに転送される。

  【惑星レイモス・地上】

  ソニックエース達は、無事にレイモスに転送される。

  「こちらソニックエース 無事に惑星レイモスに到着した」

  ソニックエースは、早速通信機でオルティオス達に無事にレイモスに着いた事を報告する。

  《了解! こっちも確認しました》

  ナビは、ソニックエース達の現在地を確認する。

  《何が起こるか解らない 気を引き締めて行くんだ》

  オルティオスは、ソニックエース達に油断しない様に注意する。

  「了解!」

  ソニックエースは、オルティオスとの通信を切る。

  「此処がレイモスか……」

  「本当に緑豊かな惑星だな……」

  奈雲とサイラスは、周りを見てナビが言っていた事を思い出す。

  「これが任務じゃなかったらピクニック出来そうだな」

  ソニックエースは、奈雲の意見に同意する。

  「それでヴィラノスの反応は何処なんだ?」

  サイラスは、奈雲にヴィラノスの位置を尋ねる。

  「ちょっと待ってくれ」

  奈雲は、小型パソコンを開いてヴィラノスの位置を調べる。

  すると、ヴィラノスは現在地から少し離れた湖に居た。

  「この先の湖からヴィラノスの反応があるぜ」

  奈雲は、ヴィラノスの現在地を伝える。

  「湖……そんな所で何やってんだ?」

  サイラスは、ヴィラノスの現在地を聞いて考え込む。

  「ダリウス [[rb:獣 > ビースト]]モード‼ 兎に角、湖に行くぞ‼」

  ダリウスは、バッファローに変形して湖に突っ走って行く。

  「おい! 待てよ‼」

  サイラスは、ダリウスを呼び止め様とする。

  だが、ダリウスはサイラスの声に耳を貸さず走って行ってしまった。

  「追掛けるぞ ソニックエース [[rb:乗物 > ヴィーグル]]モード‼ 奈雲、乗るんだ」

  ソニックエースは、スポーツカーに変形して奈雲に乗る様に言う。

  「ああ‼」

  奈雲は、小型パソコンをしまいスポーツカーに変形したソニックエースに乗り込む。

  「あっ、オイラも乗せてくれ!」

  サイラスは、スポーツカーに変形したソニックエースの屋根に乗る。

  「おわっ‼  全く……振り落とされないようにしっかり捕まっていろよ」

  「分かっているって!」

  ソニックエースは、サイラスを屋根に乗せたままダリウスの後を追い走行する。

  【湖・陸】

  ソニックエース達は、湖にやって来る。

  「ヴィラノスが居るのはこの湖か?」

  サイラスは、ソニックエースの上から降りて車内に居る奈雲に尋ねる。

  「間違いない 只ヴィラノスは湖の中に居るみたいだ」

  奈雲は、小型パソコンを開いて正確なヴィラノスの位置を言う。

  「湖の中って……」

  サイラスは、奈雲の話を聞いて湖の方を見る。

  すると、湖の水面から鮫のヒレが現れる。

  「湖から何か出たぞ‼」

  サイラスは、湖から鮫のヒレが現れた事に驚く。

  「ソニックエース [[rb:変形 > へんけい]]‼ あれは……[[rb:鮫 > サメ]]のヒレだな」

  ソニックエースは、奈雲を降ろした後、ロボットモードになり水面に出ている鮫のヒレを冷静に見る。

  「鮫って湖に居るものか?」

  ダリウスは、奈雲に鮫の事を尋ねる。

  「否、基本鮫は海に居るんだ 湖に鮫なんていねぇよ!」

  奈雲は、ダリウスにツッコミを入れる。

  「じゃあ、あの鮫がヴィラノスなのか?」

  サイラスは、奈雲達の会話を聞いてソニックエースに尋ねる。

  「状況から考えて間違いないだろ」

  ソニックエースは、サイラスの質問に答える。

  「こちら奈雲! 湖にて鮫型ヴィラノス発見!」

  奈雲は、ヘッドセットでオルティオス達に連絡する。

  《解った すぐに向かう》

  オルティオスは、奈雲に返事をして通信を切る。

  「それじゃあ、オルティオス達が来るまであの鮫ヴィラノスを陸へ引き摺り出すぞ」

  ソニックエースは、奈雲達に指示をする。

  「分かったぜ」

  「OK‼」

  奈雲達は、ソニックエースに指示に従う。

  ソニックエースと奈雲は、銃で鮫型ヴィラノスに威嚇射撃をする。

  すると、鮫型ヴィラノスは陸の方へ向かう。

  「ダリウス [[rb:変身 > へんしん]]‼ 後は俺に任せろ‼」

  ダリウスは、ロボットモードになり鮫型ヴィラノスを捕まえようと飛び出す。

  「あっ、おい! 待て!」

  ソニックエースは、ダリウスを止めようとする。

  【湖】

  ダリウスは、鮫型ヴィラノスの上に乗る。

  「何だ 貴様‼ 私から降りろ‼」

  鮫型ヴィラノスは、ダリウスを降り落す様に暴れる。

  「離すかよ‼」

  ダリウスは、振り落とされないように必死に鮫型ヴィラノスにしがみ付く。

  【陸】

  「おーい! ダリウス‼ そいつを陸へ上げるのが目的だ!」

  奈雲は、陸からダリウスに目的を言う。

  だが、ダリウスには奈雲の声が耳に入ってなかった。

  「……多分、今のダリウスには奈雲の声 全く聞えてないみたいだぞ」

  ソニックエースは、ダリウスの様子を見て呟く。

  「オイラもやってみたい」

  サイラスは、ダリウスの行動を見てやりたがる。

  「やるなよ!」

  ソニックエースは、サイラスに注意する。

  そこへオルティオス達が転送ゲートからやって来る。

  「あっ! 皆!」

  奈雲は、オルティオス達が来た事に気付く。

  「ヴィラノスは?」

  オルティオスは、奈雲達に鮫型ヴィラノスの居場所を尋ねる。

  「あそこ! ダリウスの下!」

  奈雲は、鮫型ヴィラノスの居場所を教える。

  「何故、ああなったのですか?」

  ランビュは、ソニックエース達に状況を尋ねる。

  「単純に説明するとダリウスの暴走だ」

  ソニックエースは、オルティオス達に簡単に状況を説明する。

  【湖】

  「ええい! 降りろ‼ その汚い土の臭いを私に擦り付けるな‼」

  鮫型ヴィラノスは、自分にしがみ付いているダリウスに文句を言う。

  「何だと‼ おわっ‼」

  ダリウスは、鮫型ヴィラノスに文句を言おうとしたら振り落とされ湖に落ちる。

  【陸】

  『ダリウス‼』

  ソニックエース達は、ダリウスが湖に落ちた事に驚く。

  【湖】

  「た、助け……」

  ダリウスは、そのまま湖に沈む。

  【陸】

  「今助けに……」

  ソニックエースは、ダリウスを助けに行こうとする。

  「待て!」

  オルティオスは、何かに気付きソニックエースを止める。

  すると、鮫型ヴィラノスは陸に上がる。

  『‼』

  オルティオス達は、鮫型ヴィラノスが陸に上がった事に気付く。

  「ギマイロ 変身‼」

  鮫型ヴィラノス(ギマイロ)は、ロボットモードに変形してオルティオス達の前に立つ

  「デカッ‼」

  コブラージャは、ギマイロの大きさを見て驚く。

  「もっとオイル牛乳を飲んどけば良かったな……」

  マシャンタは、オイル牛乳を飲まなかった事に後悔する。

  「否、オイル牛乳だけじゃあんなに大きくなりませんよ カルシュウムと睡眠を取る事も必要……」

  ネシリスは、マシャンタに冷静に指導する。

  「ってこんな時に何の指導してんだよ」

  コブラージャは、ネシリスにツッコミを入れる。

  「マシャンタ お前はダリウスを救出に向かってくれ」

  オルティオスは、マシャンタにダリウスの救出の指示をする。

  「了解! マシャンタ [[rb:獣 > ビースト]]モード‼ 行ってきます」

  マシャンタは、オルティオスの指示に従いダリウスの救出の為、亀に変形して湖の中へ潜って行く。

  「己、よくもこの私に無理矢理立って陸を歩かせたな‼ お馬鹿な陸の生物みたいに‼」

  ギマイロは、陸を歩かされた事に怒る。

  「その馬鹿な陸の生物にお前は倒されるんだよ!」

  サイラスは、ギマイロを挑発する。

  「黙れ‼」

  ギマイロは、オルティオス達に襲い掛かる。

  オルティオス達は、ギマイロの攻撃をかわす。

  奈雲は、近くの岩陰に隠れて小型パソコンを開いて囚人名簿のデータファイルを開いて調べる。

  「『陸を嫌う鮫型ヴィラノス』で検索……あった奴の名前は“ギマイロ” 元海賊で粘り気がある海に住んでいて猛スピードで泳ぎ歯が何列も生えている」

  奈雲は、ギマイロの逮捕記録を読み上げる。

  「見るからに水中戦が得意そうだな」

  チェンバーは、奈雲の話を聞いて納得する。

  「お前はデルトロスの部下か?」

  サイラスは、ギマイロにデルトロスの部下か尋ねる。

  「フッ、何故この私がデルトロスの部下にならないといけない? 私はこの星の海を支配するのだ」

  ギマイロは、オルティオス達に目的を話す。

  「海って此処は湖だぞ」

  チェンバーは、自分達が居る場所についてツッコミを入れる。

  「この湖 海と繋がっているんだ」

  奈雲は、小型パソコンで湖と海が繋がっている事を伝える。

  「そういう事だ 貴様達に構っている暇は無い!」

  ギマイロは、再び湖の中へ入ろうとする。

  「待て!」

  「させねぇ!」

  オルティオス達は、銃で湖に入ろうとするギマイロを止める。

  「邪魔をするな!」

  ギマイロは、オルティオス達に襲い掛かる。

  オルティオス達は、ギマイロの攻撃をかわす。

  「おっと!」

  奈雲は、慌てて岩から離れる。

  すると、奈雲が隠れていた岩が砕かれる。

  「奈雲!」

  ソニックエースは、奈雲を心配する。

  「大丈夫だ!」

  奈雲は、ソニックエースに返事をする。

  「アイツ水中戦だけじゃなく地上戦でも強いぞ」

  「油断するな‼」

  オルティオスは、ソニックエース達に呼び掛ける。

  【水中】

  《~その頃~》

  湖に落ちたダリウスは、湖の底で必死に水面に上がろうとしていた。

  「おりゃっ‼ とうっ‼」

  だが、ダリウスは身体が重いせいか水面から上がる事が出来なかった。

  そこへマシャンタがダリウスの救出にやって来る。

  「あっ、おーい 大丈夫?」

  マシャンタは、ダリウスを見付けて近付く。

  「ああ、あの鮫ヴィラノスは?」

  ダリウスは、マシャンタにギマイロの事を尋ねる。

  「今、地上でオルティオス達が戦っているよ」

  マシャンタは、ダリウスに地上での状況を教える。

  「何だと‼ すぐに俺を地上へ運んでくれ‼」

  ダリウスは、マシャンタの話を聞いて驚き自分を地上へ運ぶように頼む。

  「元々そのつもりだよ 捕まって」

  「よし‼」

  ダリウスは、マシャンタの甲羅に捕まる。

  丁度そこへ魚が一匹ダリウス達に近付いて来る。

  「ん?」

  「何見てんだよ‼」

  ダリウスは、魚に文句を言う。

  すると、魚はダリウスを見て逃げて行く。

  【次回に続く】