Ad
満月が照らす夜というのは、ケモノの発情を促すものだ。
それは人とて例外ではない。森の中腹。木の陰に隠れ。しかしその裸体を月明かりに灼かれながら、獅子の頭を持つ男―レオははぁはぁと荒い息を吐いていた。
呪いによって一度人から獅子に変わり。解呪に成功したもののそれは一部分に過ぎず―結局、頭だけは獅子。そういった異形になってしまった。
いや。異形であるのは、頭だけではない。
「んむぅっ…ぐぅっ…」
レオは自分の体が土や泥で汚れる事もいとわず、地面に寝転がると股を開き、褌の下に手を伸ばした。
褌は彼の鍛え上げられ、しかし脂肪に包まれた雄の臭いを漂わせる肉体を思えば不自然なほどに膨らみが無い。
褌をずらすと、外気に股間が晒される。
「んぅぅっ…!」
声を押し殺し。レオはビクビクと背筋を震わせた。
股間には、雄なら本来あってしかるべきモノが無い。代わりにあるのは切なげに収縮を繰り返しながら、透明な粘液を滴らせる…女性器。
どこか甘い臭いがレオの鼻を突く。太い指で両方の大陰唇を開く。空気が触れるだけで背中に鋭い快楽が走り抜けた。
陰核をコリコリと爪の先で弾けば目の前がちかちかと霞む。大きく拡げた大陰唇からとろとろと粘液が溢れ出し、レオの指を甘く濡らす。
熱い息を漏らし。レオはしかし声を堪えるように牙を食い縛りながら膣に自らの指を優しく挿入する。
逸物から得られる快楽とは全く別者であり、その快楽が霞んで消えて。ちっぽけなものだと思うほど激しい快楽がレオを責め立てる。
声を出さないようにしているのが奇跡。それほどの快楽に酔いしれながらレオは指の抽送を始めた。
ぐちゅぐちゅと卑猥な水の音がレオの体を満たし、脳に更なる幸福感を与える。
雄であるはずの自分が雌の性器を手にし、そこから与えられる快楽に幸福を見出すなんて。なんたる屈辱。しかして快楽。
声を出さないのは…ここからほど近い場所で眠りについているガロンとユージーンにバレないようにしているからだ。
隠れて快楽に溺れる。それもまた、レオの快楽を。興奮を。発情を促す。催淫にしかならない。
レオは虚ろな瞳を空に向け、満月へと遠吠えするように。淫らに。雌犬の声を。押し殺した声を上げ続ける。啼き。
足りないとばかりに膣へ抽送する指の本数を増やす。膣壁を撫で回し、つねり、拡げる。
腹の奥底が切なく疼き、疼きは大きなうねりと代わり、レオの頭を飾りへと変えていく。この身は、雌の快楽を貪るためにと。
唾液を零し、舌をはみ出させ。雌の表情でびくびくと体を震わせる。自然と涙が溢れ出し、頬を伝っていく。
胸も、腹も。撫で回すと膣ほどでは無いものの快楽を感じる事が出来る。
足りない。足りない。足りない。
ここ数晩。毎夜のように体を慰めた。最初は指一本。入り口を撫でるだけで良かった。体の火照りが収まって、言いようもない多幸感が体を包んだ。
次の日は、撫で回すだけでは物足りなくなった。指を軽く挿入すると、それだけで半分意識がとんだような感覚に陥った。
行き過ぎた多幸感は五感を全て狂わせるのだと知った。何も口に入っていないのに、甘さが口の中一杯に広がったのだ。
ふわふわと宙に浮いているような感覚に苛まれた。死に瀕した際に感じた脳内麻薬。その興奮や快楽、そして充足感すら及ばないほどに。
レオは牙を割れんばかりに食い縛りながら、腰だけを宙に持ち上げ、背筋を仰け反らせた。
豊満な肉体から汗が流れ、地面に滴る。月明かりに照らされた身体は、艶めかしさと。雄の臭いと雌の臭いと。同時に漂わせる。
がくがくと腰が震え、頭が壊れそうになっても。それでも指の抽送を止める事が出来ない。
「ん”っ、ぉ”っ、ぁ”っ、んぉ”ぉ”っ…♥」
指だけでは足りない。あの充足感が。あれ以上の恍惚が。欲しい。欲しい。欲しい。
指の先端が膣の奥深く。更に深く。最奥まで届くと。こりこりっ、と肉の感触。
「~~~~~~ッ!!!?!?!?」
レオは足を突っ張り、白目を剥きながら…口から泡を噴き出させ始めた。全身に稲妻が駆け抜けた。頭に鈍器を叩きつけられたようだった。
びくっ、びくっ、と全身が陸に打ち上げられた魚のように激しく跳ねる。意識の糸を手繰り寄せる。この快楽を長く永く。味わい続けるために。
ぶしゅぶしゅと大量の液体が性器から溢れ出し、地面に水溜りを作っても。だらしなく開かれた口から唾液が滴っても。
瞳の光が消えても。夜風が全身を撫でる。その感覚ですら快楽となりえて。
冷たい外気と裏腹に、体の熱は高まるばかりだ。無意識の内に乳首を弄り回す。豊満な胸を揉みしだき、頬を吊り上げ。
やがて絶頂の波が止むと、レオはゆっくりと持ち上げた腰を下ろし、地面に横たわった。
甘い臭いのする液体に体が濡れても。初めて自分を慰めた際には嫌悪や後悔があったはずなのに。
今では薄らいで。
ぺろり、と舌舐めずりをする。だが今は疼きが収まり、余韻に浸っていたい。
満月を眺め、ぴちゃぴちゃと地面に落ちていく水の音を聞く。
「…ん…?」
水の音。葉ずれの音。自分の鼓動。今聞こえるのはそんな音だけのはずだが、レオの耳にそれ以外の音が遠くから聞こえてきたのだ。それ自体は別にそこまでおかしな事ではないだろう。
だがレオは体を起こし、音の方へふらふらと歩き始めた。快楽の余韻から、まだ膝が震えている。
その音に。聞き覚えのある声が混ざっていたのだ。その色は、聞いたこともないほど…濡れている。
水の音。粘液の音。下卑た笑い声。肉のぶつかる音。
思い出してきた。この声は。この色は。
近づくほどに音は大きく。臭いがしてくる。甘い臭い。雄の臭い。精液の臭い。
じゅんっ、と膣から一際濃い粘液が溢れ出る。太腿を濡らして。
レオは茂みに身を潜めると…バレないよう、ひっそりと覗き込む。
種族を問わない山賊が何かを。誰かを。囲い込む。その隙間。見えたのは。
「んはぁっ♥ぁぁぁんぁぁ♥♥」
野太い嬌声を上げる、黒豹。そう。それは、紛れもなく。
「ユー…ジーン…?」
レオは静かに。情欲に灼かれながら震える声を上げた。
そうだ。聞き覚えのある声は、ユージーンを抱いた時に出していた声だ。だがその時より遥かに苦しそうで、心地好さそうで、悦びに満ちている。
だらしなくはみ出させた舌。上を向いた目。雌の顔。
恐らく山賊の類いだろう、ユージーンを持ち上げ、背後から逸物を。
ユージーンの…膣へ挿入していた。既に数度は中に欲望を解き放たれているのだろう。
黒い毛並みにべったりと白濁液が染み付き、マーブル模様を作り上げていた。
ユージーン自身が出した愛液と精液が混ざり合い雄の逸物とユージーンの性器との結合部が泡立ち、地面へと落ちていく。
「ぉ”っ、んぉ”ぉ”♥ちんぽみるく奥までぎてるぅ”っ♥ぉ”っ、はらむっ、孕んでしまうぅ”ぅ”ッ♥」
「たっぷり孕ませてやっからなッ!…オラァッ!!!」
雄は首の血管を浮き上がらせ、ユージーンの奥深くまで逸物を挿入すると腰を震わせた。
レオの夜目でも良く利き、常人離れした瞳は、雄の逸物が膨らむのを見逃さない。
「ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”っ♥♥あ”ぉ”ぉ”ぉ”♥」
ユージーンははしたなく遠吠えを何度も上げながら全身をびくつかせる。上を向いた目が白くなり、血走っていく。
射精が終わったのだろう、萎えた雄の逸物がユージーンの膣から抜けるとごぼ、と大量の白濁液が零れ落ちる。
「おいおい、せっかく中出ししてやったのに零しちゃ駄目だろ?」
ユージーンを地面に降ろしながらユージーンに中出しをした雄が嘲るように言葉を放ち、ユージーンの口元に逸物を押し付けた。
それに対し。ユージーンは怒るでもなく。汚れた逸物を咥え込み、じゅるじゅると音を立てながらしゃぶり始める。
綺麗になった逸物は再びそそり立ち…ユージーンはそれにはぁっ、と熱い息を吹きかけた。
「わるかった…だからぁ…おマンコにまたちんぽみるくをぉ…」
ユージーンは他の山賊たちに向けるよう。尻を突き出し、ふりふりといやらしく腰を振った。
レオの目にもはっきりと見える。拡がりきった雄穴と、自分と同じ女性器。
すでに閉じる事も忘れどろどろと精液を。欲望の塊を両方から垂らしている。
そして山賊たちは下卑た笑みを浮かべながら、再びユージーンを犯し始める。
口に逸物を捻じ込み。尻尾で逸物を扱き。膣に逸物を捻じ込み。両手に逸物を握らせ。
ユージーンは全てを否定することなく。全身で山賊の逸物に奉仕しながらくぐもった嬌声をあげた。
…恐ろしい。末恐ろしく感じたレオはその場を急いで立ち去る。
恐ろしいのは、山賊でも、ユージーンでもない。
体が求めている。逸物を。雄を。そして快楽を貪る雌になる事を。
あの隣に並んで。同時に犯されたいと思ってしまった事。逸物を受け入れる想像をして…
ごぼり、と今まで出していた粘液よりもずっと濃い。白っぽい汁を溢れさせ、切なく疼き始めた女性器。
履き直した褌が、あっという間に濡れてしまうほどに。
[newpage]
「んー。良く寝た。満月だったんだが。」
朝日に照らされながら大きく伸びをし、欠伸を噛み殺しながらガロンは上機嫌に呟いた。
満月の夜は血が滾り、眠れることは少ないのだが…昨日は良く眠れた。
その呟きに苦笑を浮かべるのはユージーン。既に準備は済ませているのだろう、鎧まで身に着け、尻尾袋に包まれた尻尾を揺らす。
「あれだけ眠っているのも危険だがな。魔物に襲われたらどうするつもりなんだ?」
「まぁそれは…その時だ。な?レオ。」
鼻の頭をぽりぽりと掻きながらガロンはレオの方へ向き直る。
そしてレオの様子に眉をひそめた。どうにも様子がおかしい。考え込むような。そして心なしか頬が赤いような。
「レオ?」
声をかけてみてもレオはやはり返事一つせず…虚空を見つめている様だ。
「レオ?」
もう一度。今度は先程より大きな声で。
そこでようやくレオははっ、としたような表情を浮かべ、首を振りながらとぼけたような表情を浮かべる。
「なっ、なんだ?どうしたガロン。」
「いや、どうした?って聞きたいのは俺の方だ。」
レオのリアクションにガロンは苦笑いを浮かべる。
ここまで慌てるレオと言うのも中々に珍しい。ガロンはレオにつかつかと近寄ると肘で小突いた。
「頼むぞ?戦場の王様。」
「あっ、あぁ…」
ガロンのからかうような口調にレオは頷き返し、硬い笑顔を浮かべる事しか出来ない。
しかしそれ以上ガロンはレオを追求することはせず…自分の寝転がっていた地面に土をかけた。
「そろそろ行くぞ。次の街まで距離があるからな。今日は歩き通しだ。」
ユージーンの言葉にガロンはおぉ、と返し。
レオは何も言わず。相変わらず硬い表情のまま頷くだけだった。
ユージーンがくるり、と前を向き、歩き始めると。二人もそれに続き始める。
ガロンに小突かれた場所が、熱い。
じゅくじゅくと褌の下が濡れていくのが分かった。ガロンの臭いが脳を揺さぶる。
昨日の光景が目に焼き付いて離れない。快楽に耽るユージーン。その表情は恍惚に満ちていた。
逸物を受け入れると、あそこまで尊厳を喪い、しかし恍惚に堕ちられるのか。
興味が尽きず、腹の奥が切なく疼き続け、疼きは少しずつ大きくなっているように感じられる。
先程も光景を思い出し、想像し。ガロンの声が聞こえなかった。こんな事は生まれて初めて、一度も無かった。
僅かに落としていた視線を上げる。ガロンもユージーンも。いつも通りだ。
いつもの凛とした表情。いつ魔物や野盗が襲い掛かって来ても問題ないように、気を張る。
ユージーンは。昨日の満月に照らされ雌の嬌声を上げていた人物と同一とは思えないほどだ。
昨日見たのは、自分の夢か幻ではないのかと思うほど。
しかし鼻に残る甘く、芳醇な臭いも。嬌声も。肉の音も。全てが鮮明過ぎて。夢だと断言するには些か無理がある。
「レオ。」
「あっ、あぁ。」
ユージーンの声に、今度は即座に反応できた。レオを真っ直ぐに見つめるユージーンに、レオもまた真っ直ぐにユージーンを見つめ返す。
その瞳の奥は、いつもと変わらない。
「大丈夫か?眠れなかったか?」
肩にポン、と手を置かれながら問いかけられ。レオは僅かにたじろぐ。
「そう…だな。すまない。心配かけて。」
どくんどくんと鼓動が早まる。昨日のユージーンと目の前のユージーンが、重なって本能をチリチリ焦がす。
それを悟られないか。発情を抑えきれなくなってきた自分を、知られずに済むか。
レオの返答に…ユージーンはそうか、とだけ返し。再び歩き始めた。
[newpage]
「ふぁ…ぁぁ…」
ぱちぱちと爆ぜる焚火に当たりながらガロンは大きな欠伸をした。
今は狼の状態である。食糧を探すにはこの状態が適している。そして今は食事も終わり。
満月ではない、それでも大きな月に照らされ。心地よい空気が彼の耳や毛並みを撫でていく。眠くなるのも仕方があるまい。
「眠そうだな、ガロン。昨日散々寝ただろう。」
「そうなんだが…腹いっぱいになったらすげぇ…眠気が…」
眼を擦るガロンに、ユージーンはにっ、と牙を剥き出し笑った。
「美味かっただろ。特製キノコ鍋。」
「そうだな。今まで食った事ない味だった。…変なもん仕込んでねぇよな。」
ガロンがじろり、と睨みを利かせるとユージーンは肩を竦める。
「さぁ、な。」
そのしぐさにガロンは口角を上げながら大きなため息を吐き、ごろりと地面に寝転がった。
「止めてくれよ。お前の冗談は冗談に聞こえねぇ。」
「そうだな。…何、悪いキノコじゃない。むしろ体にいい奴だ。」
「ならいいな。今日は疲れちまった。」
「そうだな。大分距離も歩いた。明日には街に着くだろう。今は休め。」
「そうさせてもらう。」
寝転がったガロンは…珍しくすぐさま眠りについたようだ。ユージーンはそれを見つめながら、食事の後片付けをし始める。
…レオは。何も言葉に出来ない。ただただ、呼吸を整え、平静を装う。
一日歩き続け、疲れがある。疼きが収まらない。声を出せばおかしな声を出してしまいそうなのだ。
褌の下は、びっしょりと濡れ、表面まで染み出しそうだ。
「レオ。お前ももう寝るといい。疲れているんだろう?」
ユージーンの言葉に、レオはこくりと一度だけ頷くと…体をひんやりとした地面に横たわらせた。
「お休み。レオ。」
聞こえた言葉は。
[newpage]
体が熱い。熱とは違う。熱い。熱い。
あぁ、これは夢だ。自分がもう一人見える。自分は浮いていて。手を出せない。それなのに、目の前の自分の熱がありありと伝わる。
その自分は。目の前の雄達に媚びるような視線を送っている。鍛え上げられた屈強な肉体の雄達。肉体だけ見れば、自分も変わらない。
股間には、ぐじゅぐじゅと蠢きひくつく、女性器。逸物を顔に押し付けられ、もう一人の自分はそれを咥えた。
熱が高まる。それと同時に、体に幸福感と充足感。逸物を咥え込み。陰唇に逸物を擦りつけられ。そして。
「ッ…!!」
レオは目を覚ました。まだ月は高い位置にあり、レオを、ガロンを。照らし出す。ガロンはまだ眠っている様だ。
…よかった。自分だけが目覚めた様だ。
汗が流れ出る。ばくばくと心臓が強く鼓動する。体が熱い。夢の中では無かった。熱をもったのは、この肉体。
「く…そっ…」
腹の奥が疼く。褌を身に着けている事すら煩わしく感じる。震える手でレオは褌を取り払った。
もわ、と汗の臭いに混じり、甘い甘い臭い。甘い雌の匂い。蠢く女性器は大量の粘液を溢れさせて尚切なげに収縮を繰り返す。
収まってくれ。これ以上は耐えられない。限界だ。レオが震える手で。近くにガロンが居る事もいとわず。
手を股間に伸ばした時。
「起きたな。」
レオは声の方へ。上半身を起こし、はっ、と向き直った。全裸の自分を。雄であり雌である自分を見下ろすのは。
「ユー…ジーン…!」
スパッツのような短い下着のみ身に付けたユージーン。いつも寝る時以外は身に着けている尻尾袋も今は取り払っている。股間は。
「あまり眠れなかったのは、そのせいだな。分かっているぞ。」
ユージーンは炯炯と目を光らせながら膝を折り、レオの目線に自分の目線を合わせた。
その光は、戦場に立つ戦士のものでは無い。淫らな宴に耽る、雌の光。昨日の夜。彼の目に宿っていたもの。
レオの肩に両手を乗せるとユージーンは軽い力でレオを倒した。
「何を…ッ…」
抗う事も出来ず。レオはただ声を上げる。ユージーンはにやぁ、と淫靡に笑うとレオのマズルに自分のマズルを近付けた。
息が絡まり、鼓動すら聞こえるほどに近く。
「安心しろ。すぐに良くなる。すぐに、な。」
「やめっ…」
レオの力ない拒絶を遮り。ユージーンは自らの体でレオを抑え込むと肩から胸へ手をゆっくりとなぞらせた。
それだけの刺激にレオは思わず艶めかしい声を漏らしてしまった。
「敏感だな。そんなに我慢してたのか?」
「んぁっ…ぁ”っ…」
胸を軽く揉み、脇腹を撫でる。ユージーンの手つきは酷く、恐ろしい程に慣れたものだ。自分より自分の性感帯を理解しているように。
脇腹から片手が離れる。もう片方の手は太腿の内側。陰唇に触れるか触れないかの位置を撫で回し続ける。
離れた片方の手はユージーン自らのスパッツへ伸びる。
するすると脱げたスパッツ。その下から現れたのは…レオと同じ。甘い甘い臭いを立てる。女性器。
ぐっしょりと濡れ、ぴちゃぴちゃとレオの肢体を濡らした。
レオの初々しい孔より赤黒く、グロテスクに拡がり、激しい収縮を繰り返している。
陰茎もぴん、とそそり立ち、ぴくぴくと期待から震えている。それが見えた。
「そんなに敏感で…こんなに濡らして…余り俺を興奮させるな。」
その口調は威圧的で。だがどこか悦びに満ちているようだ。
なんとか振り払おうにも全身に力がうまく入らない。その間もユージーンの緩やかな愛撫が続く。
スパッツを脱ぎ捨てるとユージーンは太腿から手を離し、レオの胸にもう一度両手を這わせた。
胸全体を先程より少し強めに揉みしだく。
「んぁっ、ぁっ、んっ、ぉ”っ…やっ…めっ…てく…れっ…!ユー…」
「止められないな。まだ序の口だぞ。」
舌なめずりするその表情は、淫欲に塗れている。嫌だ。これ以上は。
レオは情けなくも泣きそうな表情を浮かべ、首を振る。これ以上は。
「さて、そろそろ俺も…♥」
ユージーンはそれだけ言うと、胸から肩をなぞり、首へ両手を絡める。レオよりも引き締まった筋肉質な肉体を押し付け。
腹が触れる。股間を近付け。そして。
くち。
「~~~~…んぶッ…!」
「んぶっ…」
陰茎が。陰唇が。触れ合った瞬間。レオはユージーンに唇を奪われる。
もしそうでなければレオはこの想像を絶する快楽に泣き叫んでいた事だろう。
舌を口腔内に入れられ、まさぐられる。呼気を、唾液を交わし合い。じわじわと幸福感が体の奥底から湧き上がってくる。
目がとろ、と蕩けるのを確認しながら、ユージーンは尚レオの唇を貪り続ける。その間にも腰を動かし、陰唇同士を触れあわせる。
襞が擦れる度に自分の指で慰めるのとは違う恍惚が駆け巡り、レオは目尻からぼろぼろと涙を溢しながら全身を脱力させた。
脳が動くことを拒む。キャパシティを快楽が全て埋め尽くしてしまい、生きるのに必要最低限な器官以外は動きを止めてしまったようだ。
くちりくちりと粘液が擦れ、泡立つ音が股間を通して背中をめぐり、目の前がちかちかと明滅する。
レオの様子を伺うとユージーンはようやく唇を離し、橋をかけた唾液を手で拭った。
「いい顔だ。気持ちいいだろう?もっとだ。まだまだイけるぞ。」
額に浮かんだ汗。紅潮する頬。レオ程では無いがユージーンも快楽を感じているのだろう。
くちりくちりと陰唇を擦り合わせ。腰を動かし。陰茎と陰茎を擦り合わせる。
「…ッ…ッ…♥」
レオは口を開けたまま、全身をただただ跳ねさせた。びしゃっ、びしゃっ、と定期的に粘液が噴き出し、時折その勢いを強める。
ユージーンもまた、大量の粘液を噴き出させながら腰をレオに押し付け、陰茎を擦り合わせる快楽に酔っている。
「ぉ”っ、ぁ”っ、いっ、いひぃ”っ♥ぉ”っ、ぉ”ぉ”っ♥」
野太い嬌声が響き渡る。だらだらと唾液を零し、粘液を噴き出させる。
いつ終わるのだろう。与えられる快楽は、大きくなるばかり。逸物と違い、限度を超えない。脳が止めようとしない。
行き過ぎた快楽は、地獄の拷問にも似ている。蜜に溺れ、沈んでいくような。
沈んだ先にみえたもの。
「…ぁ”っ…ぉ”っ…ぉ”ほぉ”っ…♥」
ユージーンの緩やかな、だが確実な責め立てに、レオは思い出したように声を上げ始めた。
いや、上げられるようになった。上ずった、野太い、雌の啼き声。
「ふっ…ふふっ…」
「ぁ”っ、ぉ”ぉ”っ…♥」
レオの様子の変化に気が付いたユージーンは嗤うとレオの胸に自分の胸を押し付けた。
乳首同士を捏ね繰り合わせる。大きく肥大化したユージーンの乳首に、レオの小さくピンク色の初々しい乳首が蹂躙される。
「っ”っ”っ”っ”♥」
「ノってきたな。いいぞ。いいだろ?マンコ、気持ちいいな?」
「ぉ”っ、ぁ”ぁ”っ、やっ、いやっ…ぉ”ほぉ”っ♥」
「ふっ…んぅっ…!!」
豊満な胸が汗で濡れ、月に照らされ妖しく光る。唇を貪り合い、肉体をぶつけ合う。びりびりと全身に稲妻が走り抜ける。
何度も、何度も。
噴き出した液体―俗にいう潮―は止め処も無く溢れ出し、地面に水溜りを作った。
それは甘い臭い。雌の臭いをたて…
「んぁ…ぁ?」
ここに居る、ただ一人の雄に届いた。快楽に、蜜に溺れていたレオはその表面に顔を出す。
「がろっ、んっ…!」
「なんだ、夜中に。何があ…」
眼を擦り、上半身を起こすと…ガロンはその目の前で行われている、あり得るはずの無い淫らな宴に瞬きを数度した。
もう一回目を擦り。…やがて驚愕の表情に変わっていく。
「な…なん…だ…お前…ら…そっ、それ…」
「起きたか。待ちわびたぞ。」
ユージーンは慌てる様子もなく。むしろ本当に待ち望んでいたのだろう。頬を歪に吊り上げ、レオから体を起こした。
余りの事態についていく事の出来ないガロンをよそめに、ユージーンはレオの横に座るとレオの太腿を掴み、大きく開脚させた。
あられもない姿を晒す事になり、レオは羞恥から顔を真っ赤にする。しかし体が、まるで言う事を聞かないのだ。ただ、されるがまま。
「俺もお前のチンコが欲しいのだが…その前にだ。レオのな。この雌を、お前に奪って欲しい。」
「はっ…?!何を言ってる…!?」
訳が分からない。混乱しながら声を荒げるガロンに、ユージーンはにやりと笑うとレオの股間に手を添え、ぐぱ、と大きく大陰唇を拡げた。
大量の粘液に濡れ、今も少し弄ればぶしゅう、と音を立てながら潮が噴き出し、雄を求めて切なくひくついて。それは恐らくガロンの目にも映るだろう。
「見ろ。こんなに涎を垂らして、雄を求めている。塞ぐものを。そして中に子種が欲しいと言っている。なぁ?レオ。」
「ちがっ…んひぎぃ”っ♥」
力無いレオの拒絶にユージーンはやはり淫靡に笑いながら指を膣に挿入しぐりぐりとかき混ぜた。
潮が噴き出し、潮より濃く白っぽさを帯びた粘液がごぼっ、と溢れ出す。唐突に与えられた快楽にレオは全身を仰け反らせ、野太い嬌声を上げた。
「レオ…ッ…」
「それに…ガロン。お前自身も分かってるだろう?」
「なにっ…」
レオの膣から指を抜き取るとぺろりと粘液を舐めとり、ユージーンは這うようにガロンに近付く。
瞳に雌を宿し、自らもぶしゅう、と時折潮を噴かせながら。
ガロンの脚が、動かない。まるで蔦にからめとられたように。魅惑されている。雄とも、雌とも言い難い、ユージーンに。レオに。
舐めるようにガロンの太腿から股間へマズルを近付ける。身に着けているズボンの股間部分が、大きく膨らんでいて。そこを鼻の先でつん、と突くと…
「ガゥッ!?」
ガロンは獣と人との、丁度間の声を上げ、眉をひそめた。股間の膨らみがびくんっ、と大きく跳ねると更に膨らみ。どくんどくんと脈動する。
目の前に並ぶ二人の痴態。甘く香る雌の臭い。それらはガロンの理性や思考ではなく、本能に訴えかけ、体を反応させた。
「あぁ、良い反応だ…武闘家として鍛えていても、こちらは初心みたいだな。」
尻にがっちりと腕を回され。ユージーンはガロンのズボンのウエストを咥えると。ずるずるとズボンを降ろした。
ぶるんっ、と音を立てながらガロンの逸物が天を突く。既に限界までいきり立ち、とろりと先走りを零し始めていた。
もわぁ、と臭う雄の臭い。熟成された雄の臭い。ユージーンは破顔しながらガロンの睾丸に鼻を擦りつけた。
「グァッ…!」
「いいぞ、いい子だ。ほら、欲しくなってきた。雌を抱きたい。この精を解き放ちたい。タマがそう言っている。あぁ、このチンコを俺が頂けないのが残念だ。可愛らしいピンクをしたチンコ…♥」
睾丸を摩るだけで、ユージーンはそれ以降、逸物に対して何もしない。刺激を与える事も、何もしない。
ガロンは腰を震わせ、はぁっ、と熱い息を漏らす。逸物が震え、先走りがユージーンのマズルにぴちゃぴちゃと降り注ぐと…ユージーンは恍惚の表情を浮かべながら舌で掬い上げた。
口に含むと立ち上がり、レオの方へ向かう。意識の戻りつつあったレオの唇を塞ぐ。
「む”-っ!む”っ…ぅ”ぅ”っ…」
口に流し込まれる唾液と先走り。その味にレオは全身を痙攣させた。
「ほら、ガロン。早く抱いてやれ。レオはもう限界だ。早くチンコが欲しいみたいだぞ。」
ぐぱ、ともう一度大陰唇を拡げた。膣の奥深くまで見せつけるように。はしたない雌を見せびらかす。
陰茎を弄り回し、レオの胸を揉み。
「やめてく…れぇっ…ガロンっ…たすっ…けっ…!」
頬を紅潮させ、懇願するように、消え去ってしまいそうな声を上げる。
そこに色が混ざっている事に、レオは気が付かない。雄を求める雌の色が、混ざっている事に。
「ゥゥ…グゥゥッ…!ゥゥゥゥゥゥっ…!!」
ガロンはがばり、と立ち上がるとふらふらとした足取りでレオに、ユージーンに近付く。そして。
「ガァァァァァァァッ!!!」
レオの近くに陣取っていたユージーンを跳ねのけた。
助かった。そう思った刹那。ガロンはレオの体に覆いかぶさる。
「グゥゥゥッ!フゥゥゥッ!!ゥ”ゥ”ゥ”ゥ”ッ!!!!!」
「ガロンッ!?やめっ、やめろっ、止めてくれッ!!そんなの挿入る訳ないッ!壊れるッ、そんな挿入れたらぁっ…!」
がっしりと腕を地面に固定され、体を押し付けられ。ガロンの逸物がレオの腹部をなぞり上げる。
ガロンはだらだらと唾液を零し、目を血走らせながら。大きく息を吐き。そして。
ずちゅ。
「ぉ”ッ…!ぁ”っ…♥」
軽く逸物が孔の入り口に触れただけだというのに。レオは未知の刺激による恐怖から歪ませていた表情を一気に緩めた。
地面に抑えつけられた肉体が、四肢が。ブルブルと激しく震える。指とは全く異なる。
熱く。硬く。太く。長く。脈動が陰唇を通して伝わってくる。その感覚に。
未知への恐怖が急速に薄れていく。代わりに湧き上がってくる感情は今までレオ自身、味わった事も無いものだ。
しかし理性はそれを拒むべきだと。
「頼っ…む…がろんっ…」
呂律の回らない口調で。レオは首を振りながら、蕩けたような表情を必死に隠そうとしながら。拒絶の意を示す。
それは言葉だけで。体は。ピクリとも動かない。むしろ求めている。
切なく疼く腹の奥。ぐぱぐぱと膣の入り口が激しく蠢き、だらだらと粘液を溢す。乳首がそそり立ち、体を乗せているガロンの胸を撫で回した。
ガロンの目にどう映るかなど。今のレオの頭には無い。
虚ろに、淫らな光を目に宿し。涙で潤ませ。それなのに体は雄を、自分を求めているのだ。
「ォォォッ…ォォォォンッ!!!」
狼の遠吠え。続く音。
ぶち、ぶち。
「ぉ”っ…」
肉体が千切れる音。女性器の中にある、そこにしかない。処女膜が破れる音。千切れる音。
腕を剣で斬られた時の音に似ている。だがそれよりももっと大きく、激しく。自分がすげ代わるのでは無いかと思う。
一瞬意識が飛んだ。ほんの一瞬。ガロンの逸物が自分の中へ入ってくる。
雄穴で受け入れた事もあるが、それよりももっともっと。
「ぉ”っ…ひっ…♥」
レオの頬が少しずつ吊り上がっていく。粘液に綺麗な紅が混ざり始め。つつつ、と落ちていく。
半分ほど挿入された逸物がビクビクと跳ねながらレオの膣壁を叩く。押し上げ、圧迫する。
肉体が千切れた後に訪れるのは極上の、至上の、極楽の、快楽。
レオの表情が崩れていく。蕩けていく。涙が止まらず、絶えず頬を濡らし続ける。
ガロンは快楽から腰を震わせ、眉をしかめながら。半分ほど挿入した逸物を一気にレオの奥底へ。
ずぐんっ!
「ひぎっ…ぎぃ”っ…♥ぉ”っ…♥♥」
膣の中を満たし、子宮口にガロンの逸物の先端が触れる。膨れた腹を。ガロンの肉体を見つめ。レオは嗤う。
壊れそうな快楽に、泣き笑う。しかしそれははじまりに過ぎず。
レオのマズルに自らのマズルを近付けると、ガロンは切なく締め付け、蠢き、ひくつき、吸い付き、吸い上げ、撫で上げるレオの秘部に酔いしれるように尻尾を大きくゆらり、と揺らした。
レオの頬に流れる涙をぺろぺろと舐めとってやり。
腰を抜き始める。
「ひぎぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”♥んがぁ”ぁ”ぁ”っ♥♥」
ずりゅずりゅと膣が引きずり出される。逃すまいと締め付けていた分、出ていく際の抵抗は強く。そしてそれはレオ自身に莫大な快楽をもたらした。
脳が破裂する。自分が言った通り。壊れる。壊れてしまう。それなのに。
「ぉ”ほぉ”ぉ”ぉ”っ♥♥ぁ”っ、ぁ”ぁ”っ♥ぎっ、ぉ”っ♥」
レオは野太い嬌声を。雌犬のようにはしたない嬌声を上げ。
マズルを交わし、すり合わせ。そして唇を重ねる。激しく粘液の音を立てながら貪って。
呼気が混ざり、酸素が薄くなる。粘膜が触れ合うたびに快楽と幸福と。
ガロンはやがて腰を動かし始めた。
「ゥゥっ!ゥゥゥゥッ!!グゥゥゥ!!!」
どぢゅんどぢゅんとレオの膣を掻き毟り、突き上げ、拡げる。一突きする度にレオの秘部からぶしゅ、ぶしゅうと潮が噴き出し、ガロンとレオの体を濡らした。
逸物と膣によって粘液が擦れ、処女喪失の際に流れた紅が混ざったのかピンク色の泡が立ち始める。
「ゥゥゥゥ!!フゥゥゥッ…!!!」
ガロンは潤滑の良い、しかし締め付け、吸い上げるレオの膣に無我夢中で唸り声を上げた。
雌を蹂躙する雄。必ず孕ませ、己が絶頂へ向かうべく。
唇を離し、レオの両腕を解放し、両腕でレオの頭を抱え込み。肩口に何度も牙を突き立てる。
どぢゅるどぢゅると肉のぶつかる音。ガロンの逸物から先走りが溢れ出し、レオの膣を熱く満たしていく。
「ぉ”っ、ぁ”っ、んぁ”ぁ”っ♥♥♥」
解放された両腕は、ガロンの体を抱きしめる為に。
ガロンの肉体を抱きとめると。抱え込まれるとレオはまた体の痙攣を大きなものへと変えた。
…それを見つめながら。ユージーンはゆらりとレオの肉体に近付く。
「あぁ、羨ましい…俺も欲しい…チンコ…あぁ…気持ちよさそうだぁ…♥」
「ぉ”っ♥あ”ぉ”ぉ”っ、ぉ”ぉ”♥おほぉ”ぉ”♥」
与えられる雄を享受する雌。その表情を浮かべるレオの脇腹にユージーンは顔を近付け、自らの濡れきった秘部を乱雑にかき回す。
レオの脇を短く、ざらざらとした舌で舐める。
「ぎっ、がっ、あ”っ、い”っ、い”ぐっ、がっ、ぁ”ぁ”ぁ”っ♥♥♥」
秘部を責め立てられ、肉体を弄ばれる。快楽が快楽を呼び、大きなうねりとなって。レオの頭を満たしていく。
もっと欲しい、と言わんばかりにレオはガロンの腰に両足を絡め、色欲に狂った瞳でガロンを見つめた。
きゅん、きゅん、と腹の奥が切なく、激しく疼く。種で満たして欲しい。熱く、白く、濃く。
レオの膣が痙攣し、ぎゅうっ、と一気にガロンの逸物を締め付け、吸い上げた。
「ガァッ、ガァァ!!ゥゥゥゥゥゥ!!!!」
限界の近付いたレオのその仕草に。雌の臭いに。ガロンは全身の毛並みを逆立てると…
腰の動きを一気に強くした。
泡立った粘液があたりに飛散し、レオを、ガロンを、ユージーンを汚す。
「い”っ♥♥♥…ぎっ♥ぐっ♥ぁ”っ、ぁ”っ、ぐっ、るっ♥♥♥ぁ”ぁ”っ…♥♥」
レオの中でガロンの逸物が跳ねた。ぼこっ、と根元が膨らむのが伝わる。
「ォォッ!!!ォォォォォンッ!!!!!」
…ぼびゅるぅっ!
「~~~~~~ッ♥♥♥♥♥♥」
びゅぐぅぅっ!ぼびゅるるぅっ!びゅうぅぅっ!びゅるるぅっ、ぼびゅうぅぅっ!!
レオの中でガロンの逸物が爆ぜる。注ぎ込まれる、濃く、暑い粘液の感触にレオはぐるんっ、と白目を剥き、口を大きく開くと声にならない絶叫を上げた。
膣を満たして尚足らず。子宮の中へぞくぞくと精液が流れ込む。それでも足りぬ。
レオとガロンの結合部からびゅるぅっ、と入りきることの叶わなかった精液が溢れ出した。
甘い雌の臭いと、勇猛で、獰猛な雄の臭い。レオの味に酔いしれていたユージーンはその臭いを嗅ぎつけると
結合部に顔を沈めると甘露なものを味わう様にレオの、ガロンの結合部に舌を這わせる。
「じゅるっ…んっ…ぶぁっ…あっ…ぁぁ…♥♥」
子供が飴玉を舐めるように。ガロンの逸物とレオの大陰唇を舐ると…
ガロンの逸物の根元が膨れた。それは少しずつせり上がる。せり上がり…結合部へ。
「ぎっ…!!!がっ…♥♥」
「ゥゥゥゥゥッ!!!!!」
ガロンの唸り声はひたすら大きくなり。レオの肩に噛みついた。血が軽く噴き出すほど、しかし食い破らないほどの力。
せり上がったそれ―亀頭球は、レオの結合部を通り抜けると、膣の入り口で止まり、膨れた。
「ぉ”っ…♥」
レオはそれきり声を上げない。上げられない。亀頭球を捻じ込まれた膣からは精液が溢れ出す事が出来なくなり…
レオの腹を膨らませていく。ガロンがほんの少し体を動かすだけでレオの体は面白い程に跳ねあがり。
「最初から…激しいな…あぁ…ガロン…俺も…犯してくれぇ…♥♥」
うっとりとマズルでレオの肢体を撫でながら、ユージーンは上目遣いでガロンにねだる。
ガロンは、目の前の雌を蹂躙する悦びと。膣から与えられる快楽と。これから二人の雌を蹂躙できる、期待に。
身を震わせた。
[newpage]
「今日はここで野宿か。」
荷物を降ろしながらガロンはん、と伸びをした。長旅に無理は禁物。まして魔物の蔓延る世界だ。休める時に休んでおくのも大切だろう。
「そうだな。」
と、どこかそわそわとした様子のレオ。ユージーンはその肩にぽん、と手を置く。
マズルを肩に近付けて。
「そんなに焦るな。…なぁ?ガロン。」
ユージーンの意味深な笑みに、ガロンもまた笑みを。浮かべる。
「あぁ。今日は満月だ。…だからな。大丈夫だぞ、レオ。」
「…あはぁっ…♥」
焚火をくべて。
食事を済ませ。夜が来る。
満月が照らす夜というのは、ケモノの発情を促すものだ。
「じゃあそろそろいいか。」
食事の後の鍛錬を済ませたガロンはそう呟くと拳法着を脱ぎ捨てると目を瞑った。
そして天を仰ぎ、満月を見上げる。全身にマグマが走った。直後。
ガロンの肉体が変貌する。ぶち、ぶち、と筋肉が千切れ、再修復されていく。体が一回りも二回りも大きくなる。
顎がせりだし、歯は鋭い牙へ。ごきごきと全身の骨が軋む。耳が三角形の大きなものへ。全身から獣毛が生え、あっという間に皮膚が見えなくなる。
「レオ、ユージーン。」
鋭く、冷たく、威圧的な声。
それにぴくん、と反応し、焚火の前から二人は離れ、ガロンに近付いた。
その瞳に宿しているのは、色欲の色。雌の色。
ガロンはにや、と笑うと地面に座り込んだ。二人もまた、開脚するように座り込む。
「脱げ。」
「「はひっ♥」」
レオもユージーンも、蕩けた笑顔を浮かべながら身に着けている褌を。スパッツを。脱いだ。
濃く強い甘い雌の臭い。ユージーンの熟れ切った女性器も。レオのまだ初々しさを残した女性器も。
どちらも唾液を垂らし、尻を濡らした。
「はやく、チンコ、くれぇ…♥」
「我慢、できんっ…♥」
淫らな声に、ガロンは股間を膨らませる。しかしそれ以上は何もしない。ただ笑い、二人を見下ろす。
二人は、耐え切れず。ガロンの股間へ四つん這いで近付いた。
ガロンがズボンを降ろすと…いきり立ち、血管がぐるぐると絡みついた、どす黒くグロテスクな逸物が外へと解放される。
つん、と雄と汗の臭いに。
「ぉ”ぉ”っ♥」
「ぁ”はっ…ぁ”っ♥」
二人は破顔し、逸物に頬を擦り合わせた。
それぞれの頭を撫でまわし。
「じゃあ始めるか。どっちにすっかな。」
宴が始まる。
雌の嬌声が響く。雄の遠吠えが響く。粘液の音が響く。雄の声が増え、悦びの嬌声が、なお強く。
満月の下、ケモノ達の狂宴が始まる。
Ad