『もうすぐ着く』と表示されたスマホを見た俺は、靴紐を結び、いつもより少し大きな鞄を背負い玄関をくぐる。午前中の爽やかな空気を鼻で感じながらしばらく待っていると、1台の車が目の前に止まった。運転席側の窓が降り、中から虎が顔を覗かせた。
「悪い、遅くなった。」
「全然いいよ。道混んでた?」
「なんか途中の店でイベントやっててよ、駐車場に入る車で渋滞おきててな。」
「あ〜、もしかして歩道橋越えたとこのスーパー?たしかリニューアルオープンとか言ってたな。今日だったんだ。」
会話ながらに荷物を後部座席へ。俺自身は助手席へと乗り込む。シートベルトを付けていると横から缶コーヒーを渡された。赤い朝専用のヤツだ。
「普通に買ってきたんだが、まあ遅れた詫びってことで」
「……いいって、運転もしてもらってるし」
「運転は俺がしたいからいいの」
「そっか、ありがと」
コーヒーを受け取り、そのまま口元にキスをしてやる。驚いた虎は頬を染め被毛を逆立たせている。
「な、んだよいきなり」
「お礼のキスだけど?……そんな赤くなって、可愛いなぁ」
「う、うるせっ!……嬉しいんだよっ!」
「じゃあ、もっとキスしていい?」
「ばっ……あ、後でだ!」
さらに赤くなった虎は照れ隠しするかのようにガシガシとナビをセットしていく。画面には特徴的な記号と天然温泉、宿の文字。そう、そこが今回の目的地だ。
俺たちが付き合い始めて半年ほど経つ。今週末は3連休で予定も合い、前々から行きたいと言っていた温泉宿に泊まることになったのだ。
ナビのセットが終わり、虎はサングラスをかけた。若い年代にちょうど良い雰囲気で様になっている。それを横目に俺はスマホをBluetoothで車に繋げ、再生ボタンをタップする。今日のためにプレイリストを作ってきたのだ。カースピーカーからアップテンポな洋楽が流れ出した。
「ん、この曲って」
「懐かしいでしょ。新しくリミックスされてたの見つけて買っちゃった」
「ほお、カッコいいじゃん」
「他にもいくつか新曲入れて、この長旅用プレイリスト作ったんだ」
「いい仕事したな。じゃ、出発するか!」
天気は快晴、気温は良好。もちろん気分も上々だ。最高の旅行日和の中、2人を乗せた車が颯爽と走り出した。
国道からナビの指示に従い高速に乗る。連休初日だったがそこまで混んではおらず、詰まることなくサクサクと進んでいけた。流れる曲を歌いながら楽しげに運転する虎を眺めていると、こちらまで楽しくなってくる。サングラスをかけた大柄(主に横)な虎は、はたから見ると威圧感を感じるかもしれないが、ワイルドな見た目とは裏腹に、夜は可愛い声で鳴いてくれるのだ…などと考えていると、視線に気付いた虎が声をかけてくる。
「どうかしたか?」
「なんでも。ただ、カッコいいな〜って」
「カッ……そ、そうか?」
感情がすぐに顔に現れるのがまた可愛い。照れを隠すために耳をピクピク動かしながらコーヒーに口をつけている。ああもう。ほんとうに好きだなぁ。
「それに可愛い。今すぐ犯したい。」
「お前、ムードぶち壊しだぞ……」
呆れた顔で返されるのも、この半年で定番となったやりとりだ。
順調に道を進み、途中でSAに寄ったりとそれなりに長い旅路を楽しんで、無事旅館へと到着した。
さっそく受付でチェックインをすると、一旦荷物を置くために客室へと通される。廊下を進み案内されたのは、なんと離れ個室だった。虎が予約をしてくれたのでどの部屋になるか知らなかったのだが、これは豪華だ。
靴を脱ぎ襖を開けると、広がるのは畳張りの純和風な部屋。思わず感嘆の声が漏れた。畳の香りが鼻をくすぐり、その場で寝転がってしまいたくなる。なんとか我慢して荷物を置いた時、ちらりと目に入った庭の風景に無意識に足が向かってしまう。窓の外に広がるのは、まさに日本庭園という素晴らしい庭だった。
「お庭、すっごい綺麗…!暗くなったらライトアップされるかな?」
「確かされるぞ。それで人気の部屋だったからな。」
「楽しみ!……わあ!こっちには露天風呂までついてるじゃん!」
「へへ、結構いい部屋取っただろ。」
「うん!最高!お風呂は絶対いっしょに入ろうね!」
「へ、ぉ、おう……」
「……絶対!!いっしょに!!入ろうね!!!」
「わかった、わかったから腹を揉むな!」
一通り部屋を堪能し、貴重品を手に部屋を後にする。そのまま旅館を離れ温泉街を歩いていると、出店から食欲を刺激する香りが漂ってきた。時刻はお昼。夜は旅館で食事が用意されるので、食べ歩きするには今がチャンス。何か食べようかと声をかけるため振り向くが、そこに虎はおらず、数メートル離れた場所に店の人から袋を受け取る虎が見えた。
「早ッ!ちょっと、買うなら声かけてよ」
「ほい、コレお前の分な。」
「あ、ありがと。…美味しそう。」
手渡された袋には温かいコロッケが1つ。漂う揚げ物の香りに唾液が分泌され、一気に食欲が爆発した。
サクッとかぶりつくと、口に広がるじゃがいもと牛肉の旨味。しっかりと味付けされており、ソースがなくても十分美味しい。揚げたてのサクサクな衣から油が広がり、全てを包み込んで調和してくれる。純粋に美味い。
懐かしさを感じる定番な味であり最高の味です。星5つです。なんて。
脳内レビューをやり終え虎を見ると、すでに食べ終わり次のコロッケを出しているところだった。それを数口で食べ終え、また袋を取り出す。
「え、ちょ、何個買ったの?」
「お前の合わせて4つ。これがラスト。」
「多いし早いよ……」
早々に完食した虎に急かされ、食べる途中のコロッケ片手に次の店へと連れて行かれるのだった。
「よっし、まだまだ食うぞ!」
「旅館で晩ご飯出るからね?あんまり食べるとお腹膨れちゃうよ?」
「この程度じゃ腹の足しにもならん!」
「いや、なりますが……」
一通り食べ歩きを終え、至る所で湯気が立ち昇る温泉街を観光しながら回り終えた頃には日が傾いていた。赤く染まる空の下、旅館へと戻る。
客室で浴衣に着替え、お茶を飲みながら歩き疲れた足を休ませていると、食事の時間になったので食事処へ。通された席で待つこと数分。運ばれてきたのは天婦羅やお刺身、和牛の入った鍋などがついた懐石料理だ。うわぁ、なんだか凄いことになっちゃったぞ。机に広がる豪華絢爛な料理に、思わず孤独にグルメを食べるような感想が出てしまった。さっそくお刺身をいただく。
うっわ、最高だコレ。めちゃくちゃ美味しい。コロッケの時から最高としか言っていないが、最高なんだからしょうがない。
夢中になって舌鼓を打っていると、虎が箸を止めこちらを見ていることに気がついた。こんな美味しい料理をがつがつ食べていないなんて、やっぱり買い食いしすぎたのか?
「虎、お腹いっぱいなんでしょ。」
「違ぇよ。余裕で食える。」
「じゃあどうしたの?ぜんぜん食べてないじゃん」
「んー……美味いか?」
「うん。すごい美味しいよ。」
「そうか」
そう言って満足げに笑う虎。なんなのだろうか。頭にクエスチョンマークを浮かべていると、虎が口を開く。
「いや、お前が美味そうに飯食ってるの見るの、好きだなって思ってよ。」
「え、なにそれ。……なんか恥ずかしいんだけど」
「ほら、肉そろそろ食えるぞ。俺が食ってやろうか?」
「あっ!ダメ!食べる食べる!」
贅沢な晩御飯に大満足の俺たちは、旅館内を少し散策してから離れへと戻る。部屋の中に足を進めると、丁寧に敷かれた布団が目に入った。
あぁ、これだよこれ。俺の旅館の好きなところベスト3に入るヤツ。いつの間にか布団を準備してくれているの大好き。
そのまま布団へダイブすると、ふかふかの布団が柔らかく受け止めてくれた。そんな俺に目もくれず、スタスタと部屋の奥へ行ってしまう虎に、どっちの布団がいい?と聞くと好きな方選んでいいぞと言われる。うーん、虎と一緒に寝たいなぁ。少しのあいだ転がりながら考えていると、1人部屋に残されたことに気付く。
あれ?そういや虎どこ行ったんだろ?
起き上がってキョロキョロと部屋を見回すと、風呂場から顔を覗かせた。
「露天風呂、いつでも入れそうだぞ。」
「あ、忘れてた。どっちが先に入る?」
「一緒に入るんだろ。……てか、わかってて聞いただろ。」
「えへへ、バレたか。まぁ、もし虎が1人で入っても途中で突入するつもりだったけど。」
「アホか。……ちょっと早いけど、今から入っちまうか」
[newpage]
脱衣所で腰に結んだ紐を解き、しゅるりと浴衣を脱ぐとそれだけで下着一枚になる。ヒラヒラの布1枚と下着だけなんて、ほぼ裸同然じゃん。こんなエロい格好で外歩いてたんだよなと考えていると、すでに脱ぎ終わっている虎に早くしろと急かされた。晩ご飯でいつもより少し大きくなったお腹を摩りながらヒゲをピクピクと上下に動かしている。俺もその縞模様が横から入ったお腹を触りたいなーって…
しまった。虎の浴衣ストリップを見逃した。嘘だろレアイベントなのに。こうなったら家で浴衣を着させて脱いでもらうしかない。そうしよう。
決意を込めた顔をしていると、また馬鹿なこと考えてるだろと呆れた顔で言ってくる。はい、その通りです。俺も下着を脱いで、露天風呂へと足を進めた。
夜の空気が身体を撫でる。露天風呂のこの空気感が好きだ。景観用ライトの柔らかな光が周りの木々を照らし、落ち着いた雰囲気が流れている。全身でそよぐ風を感じ、深く息を吸うと檜の香りが胸を満たした。
「はぁ〜……良い香り……」
「シャワー1つしかないから先に身体洗っとくなー。そっちは浸かってていいぞ。」
「……もうちょっと露天風呂を満喫してよ。」
「え?あぁ、まぁ……いいよな。」
「適当ー!」
檜でできた風呂椅子に座りシャワーを浴びる虎の背後から手を回し腹の獣毛をわしゃわしゃと撫でてやる。
「うはは!やめっ…くすぐるなって…!だはは!」
「うりうり〜」
「ぐははは!も、やめっ!……おい」
「ずみまぜん」
強めに首を掴まれたので俺は両手を上げ降伏した。湯船に浸かってろと呆れ顔で言い、身体を流しはじめた虎の背中に声をかける。
「ねぇ、一緒に身体洗おうよ。一緒にお風呂浸かりたいしさ。」
「……じゃあ、そうするか。」
「やった!背中流してあげる!」
「ん、頼む。」
サボンの香りがするボディーソープを手に広げて、背中の縞模様をなぞっていく。全体的に少し脂肪のついた、分厚く逞しい背中だ。毛皮なので簡単に泡立ち、あっという間に全体に泡が行き渡ったので、洗いながらマッサージもすることにした。
「おい、そこまでしなくても……」
「運転疲れたでしょ?このくらいやらせてよ。」
「運転は俺がしたいからしてるんだっての」
「じゃあコレも俺がしたいからしてるの。」
「む……なら。肩、揉んでくれるか?」
「了解しました!」
少し凝りの感じられる肩をほぐしていく。虎は気持ち良さげに息を吐き、良好のようだ。
時折マッサージをしながら、尻尾の先まで綺麗にしていく。よし、これで後ろは終了。
ギュッと虎に抱きつき腕を回す。柔らかく大きな胸を下から揉み泡だてていく。
「あっ!おま、前はいいって!」
抵抗しようとする虎の肩に顎を乗せ、乳首をくにくにと刺激する。
「んぁっ!こ、こんなとこで……んっ、くぅ……っ、」
この半年でしっかりと開発した乳首だ。感度は大幅に上昇しており、先端を摘む刺激になす術なく抵抗が弱まる。しばらく続けていると諦めたのか、虎は身体の力を抜き、なすがままとなった。腹や足など前面をわしゃわしゃと洗い終え、最後に太腿の付け根に手を持っていく。そこには大きく勃ち上がった虎の逸物が鎮座していた。ピンと指で弾くと先端から汁を垂らしビクビクと跳ね上がる。ガチガチな竿の下に垂れ下がる大きな睾丸を優しく揉み、泡を広げていく。今でも1日に数度、精を出しているという虎玉にはたっぷりと種汁が蓄えられており、今も虎の遺伝子が次々と生産されているのだろう。下から持ち上げたり、引っ張ったりと柔らかな玉袋の感触を楽しんでいると、虎が我慢ならないと声を上げた。
「はぁっ……なぁ、チ、チンポも……」
正直なのは好きだ。だからこそ虐めたくなってしまう。
「チンポも、なに……?」
顔を赤くする虎だが、自らの熱に耐えられないようだ。
「チンポ、触ってくれよぉ……」
情けなく眉を下げた表情で懇願してくる虎。そんな顔されたら、我慢できる筈がない。
片手で逸物を掴みヌルヌルと扱き上げ、空いた手でほどよく脂肪の乗った身体を撫でていく。乳首に触れると面白いように身体を跳ねさせ嬌声を上げた。
「はっ…あっ…ん、あぁっ…!」
「気持ちいい?」
「…ぐぅっ…き、気持ち、いいっ…っ!」
「じゃあこのままイッちゃおうか」
シゴく手を早め、乳首をくにくにと強めに摘む。それだけで、虎は簡単に絶頂へ導けるのだ。
「はっ!あっ!も、イクッ!イ、あ゛ぁぁっ!!!」
腰を少し突き出し、身体を痙攣させながらビュルビュルと吐精する虎。こちらに体重がかかるので少し重たいが、恍惚とした表情のままビクビクと射精を続ける虎の顔が見れたので満足だ。しばらく竿を扱き続け、最後まで気持ち良く出させてやった。大量に飛び出た白濁液は正面の鏡にまで飛び、まるで鏡に映った虎自身に浴びせたようになっていた。舌を垂らし惚けた表情でこちらにしなだれ、掴まれたままの硬いイチモツから精液を垂らす虎はとても扇情的だ。興奮冷めやらぬ状態で声をかける。
「すっごい飛んでる。外で出すの、気持ちよかった?」
「はぁ……はぁ……」
息も絶え絶えにコクコクと頷く虎。じゃあ次は俺の番。
「ね、俺の身体も洗って?」
「ん…わかった……」
射精で息の上がった身体をゆっくりと動かし、ボディソープを手に広げた虎がこちらを振り向くと、ごくっと息を飲むのがわかった。視線はもちろん俺のチンポ。トラのモノより2回りは大きい俺のチンポは、硬くそそり勃ち先端に透明な汁を溜めている。虎はしばらく見惚れていたが、こちらのニヤニヤとした視線に気付き慌てて洗い始めた。胸や腹にモコモコと泡が広がっていく。太腿の付け根にも手が来るが、勃ち上がったモノには触れないようにしているようだ。しばらくして身体の前側を洗い終わった虎は、チラチラとこちらを伺いながらおそるおそる勃起した逸物へ手を近づける。
「……こ、ここも洗うぞ?」
「その前に、背中もいい?」
「っ……!あ、洗うから後ろ向いてくれっ!」
どうやら逸物に気を取られて背中のことを忘れていたようだ。少し積極的にいこうか。
「後ろ向かなくてもさ」
正面から虎に抱きつくと、柔らかい腹にムニと沈んだ。そのまま背中をわしわしと撫でる。
「こうすればいいでしょ?」
「ぅ、あ……まぁ、そうだけども……」
勃起したモノをぐにぐにと虎の鼠蹊部へ押し付ける。逸物を硬くしたままの虎もやがて動き出し、互いに身体を押し付け合い快感を貪る。背中に回された腕が毛を掻き分けている事から、しっかりと洗ってくれているようだ。雰囲気に流されず、やる事はやってくれる虎はえらいね。程なく俺も泡に包まれる。全身泡塗れの状態で相手を弄り合う2人。時折切ない声を上げながらも、じわじわと動きが大胆になっていく。
俺が虎の身体を強く抱きしめ顔を寄せると、気づいた虎は蕩けた顔で口にむしゃぶりついてくる。ぐちゃぐちゃと口の中で激しく舌を絡ませ合い、互いを流し込んでいく。虎の分厚い舌が俺の口の中をなぞる度にゾワゾワとした快感が走る。虎も同じだろうか。しばらくディープキスをしていると、虎の息が上がっていくのを感じた。そろそろイキそうだな。ガチガチになっている虎のチンポを掴んでやると、声を上げて腰を突き出した。しかしここでパッと身体を離す。
「じゃ、流そっか。洗ってくれてありがとね。」
「え……おい、なんで」
シャワーで泡を流し切り、勃ち上がらせたままのチンポを揺らしながら湯船へと向かう。もどかしい顔でチラチラとこちらを見ながら着いてくる虎が可愛い。でもちょっとだけお預けね。
たっぷりとお湯の張った源泉掛け流しの湯船に腰を下ろしていく。少し温度の高いお湯に包まれる感覚は癖になりそうだ。気持ちいい。
すぐに隣へ虎も入ってくる。大きな身体が腰を下ろすと、湯船の端からお湯が大量に溢れる。これも温泉の醍醐味だね。家ではこんなことできないや。
「はぁ〜、気持ちいいね。」
「………。」
「雰囲気も最高だし、ほんとにいい部屋とってくれたね。ありがと。」
「………。」
「ご飯も美味しかったし、この露天風呂も最高だし、良いこと尽くめだね。」
「………。」
しばらく熱のこもった視線を無視していたが、黙りこくる虎に空気の限界を感じたのでそろそろ始めようと思う。
ざばと立ち上がりビンビンの逸物を虎の顔に近づけてやる。
「はい。よく我慢できたね。もういいよ。」
穴の開くようにチンポを見つめる虎の頭を撫でてやると、頬を緩め一気にしゃぶりついてきた。
この半年で変わったことがいくつかある。乳首の開発もそうだが、これもその中の1つ。俺のチンポを大好きになってくれたことだ。初めの頃は人のモノを弄ることに迷いを感じていたようだったが、今ではこの通り。差し出せば自ら喉まで使い飲み込むようになった。
「ん゛ぐ……ふーっ……」
ジュプジュプと上目遣いで必死にしゃぶりつく虎の頭を撫でながら、足で虎のモノを弄ってやる。湯船の中でガチガチになっているソレを指先でなぞり、足の甲で玉から亀頭まで撫でる。グッと踏みつけ、親指と人差し指で挟み摩ってやると、背中や尻尾をビクつかせて喜んでくれる。
「ジュルッ…はむ゛っ…ジュゾゾ……」
「ぅあっ…すご……はっ…ぅ、気持ちいいよ…くぅ……っ」
口技もかなりの腕前になっており、俺の気持ちいい所を的確に攻めてくるようになった。棘のあるザラザラとした舌で裏筋や亀頭を舐められると、腰を震わせてしまうほど気持ちいい。
「あーやば、我慢できない」
「ぐぶぅっ!?」
虎の頭を掴み腰を動かす。喉奥にチンポが突き刺さり嘔吐くが、大丈夫。これでも虎は喜ぶのだ。その証拠に虎は逸物を勃起させたままだし、湯船の中でなかったら先端から先走りを垂らしていたことだろう。手が俺の尻に添えられ、口を大きく開けてされるがままになっている。もう何度もやったイラマチオ。このくらいは普通になってしまった。
「っ…イク、イクよっ……ぐぅゔゔッッ!!」
「ごがぇっ!」
最奥に突き込み射精する。ビュクビュクと溢れる白濁を虎はゴクゴク飲み干していく。生理的な涙を流しながら必死に食らいつく虎はとてもそそられる。しかし、俺の射精量に追いつかなくなってしまったようで、ブフッと鼻から精液が噴き出した。
「おっと」
「ぶはあっ!ゲホッゲホッ……はぁ゛っ…はぁっ…」
急いで口からチンポを抜いてやる。口と鼻から精液や唾液をこぼしながら息を整える虎は、やがて酸欠でぼうっとした瞳のまま舌を伸ばし、俺の先端から未だ溢れる精液を舐め出した。
「美味しかった?」
逸物を舐めるのに集中しながらも、コクコクと首を振り肯定してくれた。掃除もしてくれたし、ご褒美あげなきゃね。
立ち上がらせて深く口を付け、舌を交わらせながら虎の尻へと腕を伸ばす。中指を虎の雄穴にピトリと当てると、我慢できないのか腰を揺らし押し付けてくるので、そのままズプリと挿入した。
「ん゛ぁ」
虎の口から喘ぎが漏れる。今さっき、虎の雄穴と言ったが、訂正しよう。雌穴だ。ウケの素質が多大にあった虎は、完全に雌ネコへと落ちきっていた。一度、童貞を捨てるためにとタチをやらせたことがあったが、中に出された後、すぐケツに求められた。俺は腰を振る虎に男らしさを感じていたのだが、虎はケツのうずきに耐えることに必死だったようだ。その後の乱れ具合は凄かった。それ以来、俺たちの攻守は完全に定まった。
中をかき回すように指を動かすと、すでに出来上がっている虎の雌穴はグチャグチャと音を立てる。2本、3本とすんなり指が入っていく。開発の賜物だ。穴を広げるように指を開くと、身体をビクビク跳ねさせながらキュウキュウと指を締め付けてくる。大きく開いているからか、穴がクパクパと音を鳴らしていた。
「あ゛、あ゛、だめだッ、イグッ、イ゛ッち゛まう゛」
「まだダメだよ。」
虎チンポの根元をギュウと掴み、指をジュボッと引き抜いた。
「ぐひぃ゛い゛」
3本の指を一気に抜かれた快感で虎の頭にスパークが走る。ケツ穴がギュウウと締められ、俺の身体にしがみつき、つま先立ちでガクガクと痙攣する。こちらに体重がかかるが、なんとか支えれた。掴んだ虎のチンポもビクンビクンと跳ね、強く握り締めていなかったら確実に射精していただろう。ザーメンを出せないままケツイキする虎は、瞳のほとんどを上瞼に隠し、歯を食いしばりながら涎をボタボタと垂らしていた。やがて絶頂が治まった虎は、俺の肩に頭を乗せ息を整えている。
「ッッハァーッハァーッハァーッ」
「よしよし、凄いイキ様だったね。」
頭や背中を撫でながら、息が整うのを待った。しばらくして落ち着いてきた虎は、俺を抱きしめる腕に力を込め擦りついてくる。
「じゃあ、しよっか。」
コクンと虎の頭が動く。湯船から出て、いつものように正常位でヤろうと思ったが、いいものを見つけた。鏡だ。シャワーと併設されているそれはかなり大きめの物で、ほとんど全身が映り込むものだった。
「鏡のとこ、手ついて」
「え…」
初めての指示に戸惑う虎の身体を引っ張り、無理矢理手をつけさせる。腰を掴んでこちらに寄せ、尻を突き出すような姿勢をとらせた。
「おい、これって…」
「今日は立ちバックにしよう」
「いや、鏡に……」
鏡には赤くなった虎の顔からチンポまでしっかりと映っている。うん、完璧。
「いつも俺ばっか虎の可愛い顔見てるから、虎にも見てもらおうと思って」
「ば、そんな、恥ずかしいだろ…っ、あ」
虎の雌穴にチンポを擦り付ける。正直な身体は待ちきれないようにクパクパと穴を開閉させ、トロトロとした液体を垂らしている。入り口にガチガチの肉棒を当てがい、あと少しでも前に突き出せば挿入ってしまうギリギリのところで止め、虎に囁く。
「どうして欲しい?」
耳元にわざと吐息がかかるよう囁かれた虎は、それだけでゾクゾクと被毛を逆立たせてしまう。アナルにキュンキュンと力が入り、鏡に映るチンポがしゃくり上げるのが見えた。
「そ、そんなの…挿れてほしいに、決まってンだろぉ…」
「何を?」
「チ、チンポっ…チンポ挿れてほしいっ」
「挿れるだけでいいの?」
「ぅ……お前の、でかいチンポでっ……俺のナカ、グチャグチャにかき回してくれぇっ」
恥ずかしさから少し涙目になりながらも、自分で尻を広げ雌穴を見せつけてきた。
うっわエロすぎる。我慢できるわけないじゃん。
虎の尻を掴み腰を押し進める。ズブズブと柔らかな尻穴に肉棒が沈んでいき、温かい腸壁のヒダが絡みつく。
「あ、あっ、チンポ、あぅ゛、あ゛〜〜っ」
虎は壁に手を付き、肉棒がナカを突き進む快感に打ちのめされていた。焦点の飛んだ瞳は虚空を彷徨い、口角の上がった口から舌と唾液を垂らす虎は、鏡のことなんて忘れてしまっているだろう。ドロドロに呆けたアヘ顔で雌穴を締め付け、ガチガチに膨らんだチンポから溢れる先走りを地面へと繋げる。やがて俺のチンポが根元まで挿入ると、野太い喘ぎと共に白濁の液体が先端から漏れ出した。
「あ、挿れただけでイッちゃった?」
「あ゛ぅ゛、……で、出ち゛ま、たぁ゛」
ここまで来ると虎はなんでも正直に答えてくれる。快楽で頭のネジが緩くなってしまうのか、羞恥心などなくなったかのように乱れていくのだ。そんな虎を引き戻すよう声をかけた。
「ね、エッチな顔、鏡によく映ってるよ」
「んぅ゛…………っ!!」
一気に虎の顔が赤くなるのが映る。どうやら状況を理解できたようだ。
ここで腰を動かしてやる。ズルズルと抜けていくチンポに、腸壁がギュウギュウと締めついてくる。
「ぁ゛、や、待て、待って、恥ずか、ぐう゛う゛ぅ゛お゛お゛っっっ♥♥♥」
引き抜いた肉棒をズバンと叩きつけてやると、ビクビクと跳ねながら顔を蕩けさせる。抵抗するような表情から、一瞬で快楽に飲まれた顔に堕ちる虎は、とてつもなくエロい。ここだけ見たら即堕ち2コマと言えるかもしれない。
「お゛っ……♥♥お゛ぉ゛…♥」
ドロドロと精液を垂らしながら尻の快楽に浸る虎に、流石に我慢がきかなくなってしまった。
「っあ゛♥あ゛ぁ♥あ゛ーっ♥♥」
俺の腰と虎の尻が勢いよくぶつかり、ぱんぱんと小気味の良い音が露天風呂に響く。それをかき消す程に虎は大きく喘いだ。鏡に映る虎は蕩けきった顔で涎を垂らし、前立腺への刺激でガチガチに勃つチンポからボトボトとザーメンを垂れ流していた。
虎の中は柔らかく、しっかりと締め付けがあり、俺のチンポに合った極上の穴となっている。肉棒を突き込む度にギュッと締まり、隙間から腸液が溢れ出る。腸液や汗の水分で、虎の大きな尻と俺の腰がぶつかる音がバチュバチュと水気のある音に変わってきた頃、俺に限界が訪れた。
「虎、出すよっ…中に、出すよっ!」
「中゛っ♥くれっ♥♥あ゛♥中に゛くれぇ゛ッ♥♥♥」
虎の肩を掴み、引き寄せると同時に思い切り腰を突き出した。ズバンッと音が響き、刹那、静寂が広がる。
「────ッッァ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ォ゛♥♥♥♥」
虎が蕩けた顔で吠える。俺のチンポが虎のS字結腸まで届き、最奥に思い切り射精する。大量の精液が虎の中を埋め尽くし、肉棒が生温い液体に包まれた。虎は裏返った喘ぎ声を上げながら身体とチンポをビクンビクンと跳ねさせ、ビシャビシャと地面にザーメンを撒き散らす。ガニ股で鏡に手をつき、顔をグチャグチャにして絶頂を迎える虎にたまらなくなった俺は、獣の交尾のように、首元へ噛み付いた。まだ俺の射精は続いている。しっかりと孕ませるよう、奥へ奥へとグイグイ腰を押し続けた。ビクビクと痙攣を続ける虎は、暴力的な快楽に耐えきれず鏡にもたれかかり、俺を背に乗せたままズルズルと地面へ沈んだ。
荒い息遣いが露天風呂に反響する。潰れたカエルの様に地面へ伏せる虎に乗ったまま、俺も呼吸を整える。虎の中に入ったままのチンポは、まだまだイけると万全の状態だ。
虎を仰向けに転がすと、未だ絶頂から降りきっていないようで、焦点の合わない顔でピクピクと震えていた。正常位で大きな身体に覆い被さり、口付ける。舌を絡ませながら、円を描くように腰をゆっくり動かすと虎から苦しげな呻きが上がった。
「……痛い?」
「ちが、まだ俺っ……イッて、ぁ゛う♥」
虎穴がキュンキュン締まり、互いの腹に挟まれたチンポにビクビクと力が入っているのを感じる。なら大丈夫そうだ。
「ま゛、待って゛♥だめ、だめだっ♥俺イッてるぅ゛♥イ゛ッて゛るか゛らぁ゛ッ♥♥あ゛っ♥♥あ゛ぁ゛〜〜っ♥♥」
腰を前後に動かし、中をえぐっていく。奥を突く度に虎は濁った喘ぎとザーメンを漏らす。脂肪の乗った腹の上に作られる白い水溜りを手で伸ばしながら、乳首も刺激してやると甘ったるい声を上げ、水溜りを更に広げる。
「あ゛ぁっ♥♥ち゛くび♥♥ちく゛びすげっ♥いぐ♥イ゛ク゛ぅ゛ぅ゛♥♥♥」
「すっご……ずっとイッてるじゃん」
「イ゛ッてる゛♥イ゛ッて゛るか゛ら♥♥ま゛、ま゛って゛♥♥お゛ぉ゛♥いっか゛い゛止ま゛って゛♥♥」
「だめ、もう止まんない。」
バチュンバチュンと激しい音を立てながら、自らの精液を掻き出すように虎の肉穴を味わい続ける。激しい出入りに穴周りは泡立ち、精液とは違う白で染まっていく。
「ん゛お゛ぉ゛っ♥♥お゛かし゛く゛♥♥お゛か゛し゛く゛な゛る゛っ♥♥♥く゛ぉ゛っ♥♥♥あ゛た゛ま゛お゛か゛し゛く゛な゛る゛っっ♥♥♥♥」
「なって、いいよ。ほらっ!おかしく、なれっ!」
「あ゛♥あ゛♥あ゛♥ッッ〜〜〜♥♥ッッゥ゛ゥ゛ウ゛ウ゛ウ゛〜〜〜〜〜♥♥♥♥♥」
前立腺をゴリゴリ抉るように刺激してやると、白目を剥いた虎はガクガクと細かく震えながら潮を噴き上げた。途方もない快感に裏返った唸り声を上げながらジョバジョバと潮を噴き続ける。虎の腹から胸まで潮でビシャビシャになった頃、俺も3回目の射精を迎える。
「あぁイクッ!虎ぁっ!孕め!孕めよっ!ぐう゛あ゛あ゛っ!!!」
「あ゛あ゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛♥♥♥♥孕む゛ぅ゛っ♥♥♥孕ん゛じま゛う゛ぅ゛ぅ゛お゛お゛お゛ーーーッッッ♥♥♥♥」
ザーメンを奥へ叩きつけると、虎は大きく痙攣し、潮と精液が混ざったようなドロドロとした液体を勃起したチンポから吐き出した。
虎はそのまま意識を飛ばし、時折ピクピクと震えながら、快楽に堕ちきっただらしない顔を晒していた。
「はぁ〜…凄かったな…」
虎の乱れ具合に大満足の俺は、次に家でする時は撮影しようと心に決めた。意識のない虎の頬に軽く口付け、改めて状況を確認すると、様々な液体で身体中凄いことになっていた。これは虎を起こして、もう一度身体を洗い流さないといけないだろう。萎えた肉棒をジュポ…と抜くと、ぽっかり開いた虎穴から俺の精液がトロトロとこぼれ出てきた。うわ、こんなに出してたのか。やっぱり虎とエッチすると、量が凄いことになる。好きだからだろうか。穴から白い液体を垂らす虎を見ていると、俺の逸物はまたギンギンになってしまった。まだ犯し足りない気持ちもあるが、さすがに気絶した虎を犯す趣味はない。勃ち上がったモノを揺らしながら、まずは自分の身体の汚れを落としていった。
ふらつく虎の身体を乾かし、浴衣を着せる。激しい行為で未だ思考がはっきりしない虎をなんとか布団に寝かせ、一息ついた。
ここまでふらふらになってしまうとは、やり過ぎてしまったと反省。虎の身体を洗っている最中、どんどん罪悪感が膨れ上がっていった。ああ、自己嫌悪が凄い。虎にばっかりキツいことさせて、いつも自分本意で。
ごめんねと口からこぼれる。目を瞑り眠る虎の頬毛を撫でていると、腕を掴まれ抱き寄せられた。驚きのあまり固まっていると、頭を寄せた虎が口を開いた。
「……謝んなくていい。お前なら、何されたって大丈夫だから」
「あ、ごめん、起こし…」
口付けられ、言葉を遮られた。
「謝んな。俺も、好きでやってんだ。お前に好きにされるのが、俺も好きなんだ。」
「……うん」
「ほら、寝るぞ。」
そう言って俺を包み込むように抱きしめてくれた。俺も虎を抱きしめる。温かく大きな手で優しく背中を撫でられると、眠気に包まれる。
「ありがと……おやすみ、アキラ」
「あぁ、おやすみ」
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何か暖かいものが下半身に触れているような気がして目が覚める。寝ぼけ眼で下を見ると、虎が俺のチンポをペロペロと舐めているのが目に入った。
「え、あ」
「ん、起きたか」
混乱する俺に虎は舌を出しながら続ける。
「どうだ、寝起きを襲われる気分は」
「え、えと…びっくりした」
「だろ。いっつもお前に先越されるから、やっと俺もできた。」
虎はニヤッと笑いながらイチモツに舌を這わせる。ザラついた舌に玉や裏筋を舐められると、思わず声が出てしまう。
「あっ、……は、う」
「お前さ、昨日、出し足りなかったろ」
「え?」
「寝ながらガチガチのデケェもん押し付けてきやがってよ。んなことされたら、俺も我慢できなくなるだろっ…」
ジュルルと吸い付かれ、舌で亀頭を刺激される。ジュボジュボといやらしい音を立てながら顔を前後させる虎。温かい口内で舌を絡ませられ、簡単に限界が訪れた。
「あ、あ、イクッ、ぅ゛う゛ううっ!!」
「んん、ジュルッ、んふ」
ゴクンと音を立てて精液を飲み込んだ虎は膝立ちになり、我慢できないといった様子で、浴衣の隙間から出した自分のチンポを激しく扱き始めた。クチャクチャと先走りの水音が聴こえることから、かなり興奮していることがわかる。
「はぁっ、はぁっ、ぁいっぐ、イグゥ゛ゥ゛ッッ」
ビュルルと飛び出した精液が俺の腹にかかる。ビクビクと身体を跳ねさせながら気持ち良さげに吐精する虎に俺は興奮してしまい、虎の精液をローション代わりにイッたばかりのチンポを扱く。虎は息を整えた後、俺に覆い被さり舌を絡ませてきた。自分の出した精液の味を少し感じたが、そんなものは無視できるほど、虎とのキスに夢中になった。
『んっ…ちゅ…む…』
互いの唾液を交換し舌を絡ませる。トロンとした虎の顔が見えるが、きっと俺もそんな顔をしていることだろう。太ももに虎の硬くなったモノが当たる。腰を引き寄せて、自らのモノと重ね一緒にシゴいた。先程出した精液と互いの先走りでヌルヌルの2本は、手を滑らせる度にグチャグチャといやらしい音を立てる。
2匹の息が、じわじわと上がっていく。それに比例して手の動きも、粘着質な水音も、絡ませる舌の動きも大きくなる。
「はぁっ、コウっ、ぅぐ、好きだっ」
「んあっ、俺もっ、俺も好きっ、好きっ」
「コウっ、コウっ」
「アキラッ、アキラっ」
しっかりと見つめ合い、互いの名前を叫びながら、ガチガチの2本からほぼ同時に射精する。ビクビクと虎の痙攣が直に感じられるのが嬉しい。2人の熱い粘液が腹の上に広がり、被毛に染み込んでいくのがわかる。互いの息を感じながらしばらく見つめ合い、やさしくキスをした。
「……またお風呂入らなきゃダメだね。」
「朝風呂、だな。ふぅ…。」
力を抜いた虎が、そのままのしかかってくる。脂肪のついた柔らかい腹に押しつぶされると、虎の柔らかな被毛が粘液を吸い、互いの腹に潰されネチャと音を立てた。虎の体温が直に伝わってくる。温かい。そして重たい。
……正直、興奮する。
「ん……お前、まだ勃たせてんのか」
「ご、ごめん。お腹気持ち良くて」
「重いだろ?」
「重いよ。でも、それが気持ちいい…」
「くくっ……変態。」
「む……虎だって勃ってるじゃん」
「あぁ、そんなお前に興奮してる俺も変態だな。」
「なにそれ」
クスクスと笑いながら頬を擦り付け合う。しばらくゆったりとした時間を過ごしたが、やはり2人とも性欲滾る雄な訳で。
「…朝飯まで時間あるし、シようぜ」
「うん。俺もまだヤりたい」
虎を仰向けに押し倒し、こんどは俺が覆いかぶさる。ピンと勃った乳首にしゃぶりつくと、熱い息が上から漏れた。
薄暗い客室の中に、2匹の甘い嬌声が広がった。
結局、朝食の時間ギリギリになってしまい、急いで食べることとなった。早食いはそこまで得意でない俺とは対称に、虎はガツガツと食事を飲み込んでいく。ものの数分で食べ終えた俺たちは、荷物を持ちチェックアウトした。
帰りも虎の運転だ。流石に代わろうかと聞いたが、虎は自分の車は自分で運転したいからと言って運転席に座ってしまったので、お言葉に甘える事にする。もちろんガソリン代などは出すつもりだ。
行きと同じく他愛もない話をしながら、帰路に着く。そして数時間後、無事に我が家へたどり着いた。
「ありがとね、家まで送ってくれて」
「おう」
「すっごい楽しかった。また行こうね。」
「……おう」
「それじゃ、また来週ね!」
玄関を開けようと鍵穴に鍵を差し込んだ時、後ろから虎の呼び止める声が聞こえた。何かと思い振り向くと、運転席の窓から伸ばした手の先に鍵を持っているのが見えた。自分の家の鍵はすでに手の中に収まっている。
「……?コレなんの鍵?」
「…………俺ん家。」
しばらく理解できなかったが、顔を赤くしている虎を見てピンときた。
「合鍵、くれるってこと?」
「……おう」
「つまり、いつでも行っていいってこと?」
「それも、ある。」
それも…?
鍵を受け取りながら考える。虎がここまで照れながら渡してくるということは、何か大きな意味があるということ。いや、正直すぐ浮かんだ意味はあるけど、それって、つまり、そういうことなのだろうか。
すこし屈んで、虎と目線を合わせる。虎はすこし目を泳がせた後、意を決し口を開いた。
「一緒に、暮らさねえか」
一瞬の間の後、俺は窓から上半身を突っ込んで、虎をぎゅうっと抱きしめた。感情を抑えきれそうにない。尻尾がバタバタと後ろで振り回されているのを感じる。それでも足りない俺は、しがみついたままぐりぐりと虎の首元へ顔を押し付けた。突然の行動に驚いた虎は、狼狽えながらも俺の身体を抱きとめてくれた。存分に虎に擦り付いた後、顔を上げて虎と目を合わせる。
「…………嬉しい。」
「……へへ、そうかよ。」
そう言って虎は俺の唇を奪った。
触れるだけの軽いキスだったが、心から繋がったような、幸せなキスだった。
俺は虎にちょっと待っててと声をかけると、全力で家に駆け込み荷物を置く。仕事の鞄をひったくるように手に掴むと、虎の待つ玄関へと駆け戻り鍵を閉め、そのまま助手席へ乗り込む。
驚く虎にまたキスをして、笑顔で語りかけた。
「帰ろ、うちに」
「……おう!」
2人を乗せた車が走り出す。ブォンと唸るエンジン音は、まるで喜びの雄叫びのように響いた。
(終)
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[chapter:あとがき]
まずは、ここまでご覧いただきありがとうございます。
今回でこの2人の話は終了になります。2人が同棲をすることで毎日顔を合わせることとなり、「また来週」というタイトルが意味をなさなくなる為です。
ハピエン厨なので良いことです。
しかし、虎くんにはもっとエッチなことをしてあげたい気持ちもあるので、タイトルを変えて書くかもしれないです。(という保険を今かけました。)
ほかのお話についてになりますが、
獅子の方は次の展開を模索している状態で、新しい短編なども書きたいな〜と思っています。つまりなにも書いていない。
もし待っていてくれる方がいましたら気長にお待ちください。
ありがとうございました。