-10- アパート管理人

  ―――待って、展開が早すぎる♡

  こんな状況、普通じゃないのに。

  大護さんの大きな指は。

  さも平然と僕の両乳首をくりくりと弄り始め。

  推しては潰し、引っ掻いては弾いて。

  『あっ、あっ、大護さんっ♡』

  そんな刺激に僕はもう完全に蕩けてしまう。

  「どうしたんだい、ユウくん。可愛い声を出して。」

  『あっ、だめ……っ♡大護さん……っ♡』

  ―――カラダを温め合う。

  大護さんのそんな目論見で脱がされた僕の。

  逸物からは―――

  ぷくっ、と我慢汁が溢れ出し始めていて。

  それを大護さんが見逃すわけもなく―――

  「ふふ、可愛いね。もっと密着すると……暖かくなるよ?」

  ぐわんっ

  『んひ―――っ♡』

  それだけを言うと、大護さんは。

  大護さん自身に比べれば小さな僕の身体を、背中を。

  今、僕たちが座り込んでいる、布団。

  その上に預けるように倒して寝かせ。

  大護さんもその逞しい身体を倒してくるや。

  同時に、僕の両足首を掴んで持ち上げ。

  さらには、そのままグイっと。

  僕のお尻を天井に向けるほどに。

  僕の体を折り畳むように掴んだ足首を―――

  寝そべる僕の顔の位置にまで持ち上げてしまえば。

  見事に。

  所謂"マンぐり返し"と呼ぶような破廉恥な格好を取らされてしまう。

  『っ、ぁ、ぁの、これ……―――♡』

  「うん、こうするとね。」

  大護さんの言葉も耳に入らないほど。

  僕の頭の中は、混乱と、期待と、興奮で一杯。

  そんな僕に構わず。

  大護さんの顔は高い位置から僕を見下ろし。

  優しくて、でも、どこか恐怖を感じる細い目線。

  ――それが僕の尻穴をすー、と這う。

  「ユウくんの可愛いお尻の穴がよく見える。」

  くぱぁっ、くぱっ♡

  『あひっ♡』

  ――オメガ特有の、袋。

  そこに繋がるアナルを、パクパクと。

  僕の意思とは関係なく動いてしまうほど―――

  大護さんの低音ボイスが僕のナカに響き。

  『ぁ・・っ・・あのっ、大護、さん・・・っ♡』

  「どうしたんだい。」

  普段通りの、ニコニコとした細目で。

  僕の――丸出しとなったお尻と。

  僕の顔とを交互に見つめてくる大護さん。

  そんな彼に。

  今、僕は大護さんの"体臭"で発情してます。

  なんて。

  とても言える筈が無い、というのに。

  ぱくっ、ぱくっ♡

  「なんだかココが・・・動いているよ。」

  僕の足首を武骨な両手で固定し。

  覗き込むようにしてみてくる大護さんは―――

  上向きになった僕のお尻の中心の、アナル。

  その。

  大護さんの"体臭"を嗅いだだけで発情した僕のアナルを。

  ニコニコと微笑みながら、なんとも嬉しそうに。

  ―――まじまじと見つめ続けてくるだけ。

  『っ・・・大護さんっ♡』

  その優しくも、奥に秘めた厭らしさを感じる視線。

  僕のこの身体をいとも簡単に蹂躙できる、逞しい巨体。

  なにより、なんとも心地の良い体臭。

  それらを全身に浴びて、僕は。

  もう完全に発情しきった雌のように。

  とろんとした目で――

  大護さんの優しい顔を見つめるしかなく、それと同時に。

  『僕・・・っ、ぁ・・・―――っ♡』

  じゅくじゅくっ♡

  「おや、なんだか・・・お汁が染み出してきたね。」

  疼いて仕方がなくなってきた、アナル。

  それは。

  大護さんが、僕のアナルを視姦してくるせいで。

  勝手にひくつきだしては。

  じゅくじゅくと愛液を分泌し始め、濡れ。

  完全に。

  ただの雌のように発情する様を見せつけてしまう。

  『ぁ・・・(こ、これじゃあ・・・っ♡)』

  僕の身体は、性は、オメガであり、そして。

  どうしてか大護さんの臭いを嗅いで発情して―――

  身体が"交尾したい"と言い始めているということ。

  それを。

  目の前のこの、優しくも、どこか。

  獰猛さを感じる――屈強な巨躯の、中年熊獣人。

  それにむかって自白しているようなもので。

  「ふむ、こんなに濡らして・・・スケベな子だ。」

  困惑し、なんとかそれを悟られまいと動揺する僕をよそに。

  大護さんは。

  僕の細足を掴み、ベッドに押さえ込むようにしながら。

  毎朝見かける、その。

  いつも通りの優しい笑顔と、細い糸目。

  それをずいっ、と―――

  僕のアナルに近づけてくるや。

  「もしかして・・・見られて興奮しているのかい?」

  そう囁いてきて。

  『ぁ――――♡』

  大護さんの優しい顔と、野性的な野太い声。

  それが、また―――

  僕の体の芯を熱くさせ、アナルが呼応してしまい。

  じゅくっ、じゅわ―――♡

  「ふふ、これじゃあまるで・・・発情期の雌みたいだ。

  ほら、お汁がどんどんと溢れてくる。それに―――」

  ―――イイニオイもするね。

  すんすんっ、くんくんっ♡

  『―――んぁっ♡ソコらめ・・・っ♡』

  僕の、赤く染まる顔と、愛液を漏らすアナル。

  それを大護さんは。

  何往復も首を上げ下げさせ、交互に視姦しながら。

  ――そんなことを囁きつつ。

  黒い鼻をヒクヒク動かして僕のニオイを嗅ぐ仕草をすれば。

  僕は顔から火が出そうなほど火照るのを感じ。

  同時に、一瞬の隙を許してしまって。

  くぱっ、パクっ、くぷぅぅっ♡

  「おや、お口が開いてきたね、どうしてだい?」

  『ぁ―――っ♡』

  いけない、このままじゃ。

  ――オメガだとバレてしまう。

  そうなってしまったら。

  所詮、一匹の雄である大護さんにも。

  犯されて――そして。

  性欲のはけ口にされてしまうかもしれない。

  『ぁ、ゃら・・・っ♡』

  そんな心配が過り、僕は目じりに涙を浮かべるも。

  「ああ、大丈夫だよ。」

  けれど、大護さんは。

  僕が今まで出会った他の雄とは違い――

  優しい笑顔のまま。

  僕を安心させてくれるように。

  ――そう囁いてくれて。

  それがまた僕の気を緩めさせてしまって。

  じゅわっ、じゅくっ♡

  『んぁ、大護さ・・・っ♡』

  「けれど、これは堪らないな・・・とっても美味しそうだ。」

  僕のアナルを間近で観察する、大護さんの。

  その優しくもどこか――

  厭らしくて、野性的な雰囲気に。

  僕の、ソコから。

  まるでお漏らしでもするかのように。

  びゅっ、ぶしゃあっ♡

  と、愛液を噴き出させてしまって……―――

  ―――――

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