不注意

  人間くん「ただいま〜、疲れた〜……」

  「ソファーでしばらくゆっくりしよ…」ドサッ

  『…ん……痛……』

  「えっ?」

  ダウナー長毛種犬型獣人ちゃん

  『…もう……急に重いんだけど……』

  「あっごめん、クッションと勘違いしちゃった…」

  『…へぇ……』

  「あっ…」

  『私のこと……クッション……?』

  「い、いや…疲れすぎて間違っちゃって……」

  『…ふぅん……そう……』

  ガバッ

  (逃げ道を塞ぐように、正面から強く抱きしめられる)

  「ちょっ、あっ…力、つよ……」

  『…逃げようとしてる……?

  その感じ……ちょっと、煽ってる……』

  「いやちが……」

  ギュウウウ❤️

  (体温がじわっと染み込む)

  『クッション扱いするなら…私はキミを、抱き枕にする……』

  『…今、私…発情期の手前で……気分、だいぶ重いの…知ってるよね……?』

  ヘコ……ヘコ……❤️

  (甘えるみたいに、ゆっくり体を擦りつける)

  『…ほら……私、こんなに…期待してる……❤️』

  ムワッ…❤️

  『今日からしばらく…キミ、私の……抱き枕……』

  『……ただ抱きしめるだけで終わるって…思ってる……?それは、甘い考えだから……』

  ヘコ…ヌチッ…❤️

  (どんどん湿り気を帯びる音)

  『……覚悟、して……?❤️』