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朝を迎えた。目が覚めても僕はクロロさんに抱かれたままである。しかも全裸で…身体を動かそうとしたが太い腕でガッチリとホールドされビクともしない。更に動く度に彼の股間のものが直に触れて…というか触れさせているというか。そのせいで大きくなり勃ってしまっていた。それは腹まで届く長さで…発情しているせいか先走りが漏れ出ていた。しかも雄臭い匂いで部屋いっぱいに充満しているようだ。彼ら獣人にも思春期があるんだな…。と僕は顔を赤くしてしまい遂には金蹴りをかましてしまうのだった…。その数分後漸く解放されて同時にシロン達も起きてきた。急いで服を着たので証拠隠滅はできたのが幸いだったがクロロさんは痛そうなのか股間を押えているのだった…。
「達也…調子にのってすまなかった。」
「何かあったのか?」
シロン達は疑問に思っていたが昨日と今朝のことは話せないので黙っておこう…そのうちバレると思うけど。今はどこに行くか決めているところだが三人は相変わらず口論していた。
「ところでシロン、彪国はいつになったら入国させてくれるんだ?達也も入れないんだから強情張ってないで入れてくれよ…。」
「駄目だ、俺は梃子でも応じない。」
男に二言はないということか…。シロンにはガッカリである。その時あることを思いついた。僕はメモ帳にある言葉を書きシロンに見せた。それはー
ー 御前を離れず忠誠を誓うと制約します。ー
「た、達也…。本当か?本当に赦してくれるのか?」
シロンの目には涙が溜まっていた。僕はもちろんの意味で笑顔で頷いた。
「…わかったよ。俺が悪かった。入国の手続きはするから…それでいいか?」
「鉱山は駄目なのか?」
「クロロとジオンは特別だ。他の奴らは入ることは禁止させてもらう。」
まだ少し推しが足らないような気がしたか彪国に入ることができるようになったのでいいとしよう。
「じゃあ早速だけどみんなにこのことを伝えたい。通信機を使わせてくれ。」
皇宮にいるときはリモート通信で会議しているそうだ。以前船で会議をしていたが胡鳥に襲われたのでしなくなったようだ。シロンは早速電源を入れ通信を開始する。その時クロロさんが隣に来て一言。
「なんだか発情してきた。シロン、ジオン、少し達也とやってきてもいいか?」
「はぁ!?何ぬかしてんだ!!達也は俺のだぞ!!」
「まさか…既にマーキングさせてるんじゃないだろうな?俺だってやってほしいのに…。」
「いいだろ?どうせ暇になるから…それにシロンが言い出したんだろ?『入国の手続きはする』のをみんなに伝えたいと。俺は参加しなくてもいいだろ?」
「王様の会議なんだから参加しろよ…。」
『お前らな…全部聞こえてるぞ。達也もこんなの相手にして大変だな…。』
全くその通りであると僕は頷いた。因みに今の会話はミズキさんだ。声が出ることを言いたいのだがクロロさんに口止めされている。クロロさんは以外にも腹黒い獣人だった…。
『内容はわかったが…達也は彪国に行きたくなさそうだぞ?』
「お前らには話してなかったな。…実はこの世界に連れてきた時盗賊に拐われそうになったんだ。それでカチューシャを着けさせて一緒に行動してたんだ。」
『我の国…劉国ではそんなことなかったぞ?誰も達也君のことを見なかったからな。』
確かに…でもそれはカチューシャをつけていたからかもしれないしギンジさんが怖かったからではないだろうか。とメモで伝えた。
『…そうか。やはり怖かったのか…。そんなに威圧感があるのだろうか。自重しよう。』
『王の中で一番かもしれないな…。俺でも最初に会った時ビビったぜ。』
「…話が逸れてしまったな。俺の話は以上だ。他に誰か言いたい奴はいるか?」
『達也、お腹空いてないか?また俺の店に来て食事してかないか?』
行きたいです!!とメモで伝える。勿論ミズキさんは大喜びだったが三人一致で拒否された。次にグレンさんが発言する。内容はというと…
『やっと龍の宝玉を取り戻したのだ。それでだな…剣技大会を開催したいと思う。明日の朝猜国のコロシアムで行うから来てくれ。優勝賞品は勿論龍の宝玉だ。』
今の言葉でみんな大騒ぎだった。僕も内心喜んでいる。龍の宝玉があれば元の世界に帰れるのだから。
「もしかして…全員出るのか?」
当たり前のような顔でみんな頷いた。これは優勝も難しいかもしれない。でもみんなの戦う姿は見てみたかったから楽しみである。この盛大な歓声のまま会議は終わり…嵐の前の静けさとなった。[newpage]
猜国は山に囲まれた場所にある。隣国の琅国と浬国は一度行っているので移動魔法を使えばいいけど猜国まではどうしても歩くか騎獣を使うしかないようだ。騎獣って本当にこの世界では便利だね。
「大会は明日か…猜国までは騎獣を使うしかないな。」
「そうだな。…ってクロロがいねえ!?」
「何だと!!うわ〜!達也がクロロに盗られる〜!」
「どうされましたか?クロロ様なら既にお出かけになりました。見つけたら連絡致します。」
「当たり前だ!!じゃあクロロを見つけたらよろしくな。あいつ絶対許さねえ!!」
シロンとジオンさんは勢いよく部屋から出ていった。僕達はというと…隣の部屋に隠れているのだった…。
「クロロ様、2人を外に出しておきました。ですがスキンシップは程々にしておいてくださいね。余り匂いを付けすぎるとバレますからね。」
「心得た。用心しよう。」
セバスチャンさんはクロロさんに深々とお辞儀して部屋を出ていってしまった。今ここに僕とクロロさんしかいない。誰にも邪魔されずにクロロさんにやられるのだ。
「じゃあまずはキスだな。」
クロロさんは僕の前に跪き顔を近づける。こうやって見るとやはり獣人は可愛いと思ってしまう。僕は目を閉じクロロさんとキスをする。
「本当に可愛いな…。なんで俺はこんなに発情してるんだ…。目の前に達也がいるからか?」
クロロさんの下半身はもう窮屈そうだ。ズボンが膨らんでいるので発情している証拠だ。
「余り匂いをつけるのは駄目だから…俺のを抜いてくれないか?出してスッキリしたいんだ。」
と言いながらズボンとパンツを一気に下ろすクロロさん。僕の鼻にクロロさんの汗臭い匂いが漂ってきた。でもその匂いに僕は慣れてしまっていたので酔うことはなかった。勃っているせいか先走りが漏れ出ていて…思わず生唾を飲み込んでしまう。
「…じゃあいきますね。」
クロロさんのものは太過ぎて片手だけでは握れなかった。触れた瞬間クロロさんはビクッと体を震わせていた。少しの刺激でもう出てしまいそうだ。僕はクロロさんにもう一度刺激を与える。
「…達也。気持ちいいぞ…。」
クロロさんのものから先走りがこぼれ落ちる。性欲に疎い僕は慣れない手付きでクロロさんに刺激を与える。一往復する度にクロロさんはビクッと体を跳ねさせる。そんなにいいのかな…。
「ああ…イク!いってしまう…!」
少し速度をあげてみる。少しずつだけど粘性の液体が手にこびりつく。これは早く抜いて手を洗いたいところだ。とそう思いながら一思いに刺激を与え続けた。
「も…もう駄目だ…イクぞ…。」
クロロさんは大量に精液を吐き出したが…それでもまだ勃っている。獣人の精液の匂いは人族のより濃い。これは僕でも耐えられないためすぐさま部屋を出た。そして手を洗いに洗面室に直行したのだった。
「ありがとう。少しだけどスッキリした。」
「…手にまだ匂いが残ってる…。」
「獣人のは一度やったら匂いは落ちない。まあ上書きされたら終わりだけどな。また頼んでいいか?」
「…断っても駄目ですよね。わかりました。」
内心やりたくないと思っていたが心を読まれるので覚悟しといた方がいいだろうな…。
「はあ…はあ…クロロ…やっとみつけたぞ…。」
「遅かったな。どこまで行ってたんだ?俺達はずっと皇宮にいたぞ。」
シロン達が戻って来る前に部屋に残っていたクロロさんの匂いはあっという間に消えていた。それにあれだけ大量に精液を吐き出した筈なのに手を洗いに行っている間に痕跡がなくなっていた。ある意味魔法はなんでもできてしまうんだな…と僕は苦笑してしまった。
「皆様お揃いでしたか。お食事をお持ちしましたので召し上がってください。」
「…今度は俺にもやらせろよな。」
「分かったから…そう怒るな、シロン。」
獣人とのスキンシップってこんなにも大変なんだな…。
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