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!注意!
この作品には以下の要素が含まれます
〇丸呑み(vore)
初めて書く作品であるため私のイメージの中で抽象的に書かれていますが、苦手な方は回れ右!
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<< 登場人物 >>
〇僕(偽名:ポルタ)
一日の業務が終わらず、途方にくれている行商人。被食願望あり。
〇朱鷺宮ハルカ(ときみや - はるか)
不気味な神社の宮司。「食」に対してあるこだわりがあるようで……?
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※本作品のキャラクターデザインはZack(https://x.com/gotokemono)様より頂きました。イラストに関するすべての権利はZack様に帰属するため、無断転載等は固く禁止いたします。
※本作品に登場するキャラクターの性格等はすべて創作上の設定です。実在の人物とは一切関係ありません。
本編は次のページから!
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「弱ったな…どうしよう」
繁華街から外れた森の一本道。
とうに日が暮れ、夜の獣が不気味な足音を立て始める中で男は震えながら足を進める。
彼は行商人であり、様々な街へ荷物を卸して歩いている。
今日は次の街へ食材を運ぶ予定であったのだが、あろうことかそれらが用意されていなかったのだ。
本来であれば、今の時間は街へ食材を卸し終えて、宿でゆっくりするはずだったのだが……
「さすがに今日中にはたどり着けないなあ…」
幸いにもある程度日持ちする食材であるため鮮度にあまり影響はないと考えているが、何時までも背に負っておくわけにもいかない。
どこか体を休めるところはないか……
「ん?」
ふと目を凝らすと、道の外れたあたりにぼんやりとした明かりが見える。
となり街にしても、もといた街にしても、ここまでにはかなり距離があるから、街灯ではないことは確実だ。
「もしかしたら泊めてくれるかも……」
藁にも縋る思いで一本道から外れ、その明るい方へとフラフラと足を進めるのだった。
それが、「飛んで火にいる夏の虫」だとは知らずにー
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だんだんと明かりが大きくなるとともに、心に秘めていた期待も大きくなる。
草木をかき分け、さらに進んでいくと……
「わぁ……!」
森の中にぽっかりとあいた空間。
そこには、荘厳とした大きな鳥居と境内が灯籠の明かりを受けて朧げに揺らめいていた。
見るからに建てられてからだいぶ経っていたはずなのに、古びたという雰囲気はなく、どっしりとした威厳が直接肌に感じられた。
だが……なんでこんなところにこんなものが……?
「こんばんは」
誰かに声をかけられてハッと我に返る。
声のする方を向くと、長めの服を纏った何者かが歩いてくる。
突然のことに声が出そうになるが、体が思うように動かない。
そのまま|何者か《かれ》は歩を進め、鳥居の前をくぐると……
ザアッ
ひときわ強い風が走り去り、月の明かりが煌々とあたりを包み込む。
月の光に思わず目を覆うが……
少しずつ目を開けると、そこには[[rb:一匹 > ひとり]]の竜が佇んでいた。
鳥のようなくちばしと兜のような赤い額。
頭から流れる柏陽の長髪と二対の尾羽が夜風になびく。
紅、橙と異なる虹彩を持つ双眸は優しくも勇ましい力を持って僕を貫いた。
『美しい……』
[[rb:この方 > かれ]]を一言で表すなら、これ以外の言葉は見当たらない。
普段見ることのない出で立ちに息をのんだ。
「どうされましたか?」
彼は不思議そうに問いかける。
再び我に返った僕は慌てて答える。
「あ、あの!となりの街に行こうとしたんですけど道に迷ってしまって……一晩だけでいいので、泊めてくれませんか?」
本当は道に迷ったわけではないのだが、とっさに出てしまった。
柏陽の竜は少々考えるようなしぐさを見せる。
「ふむ……こんなところにまで迷い込むとは珍しいですが……」
だがすぐに穏やかな笑顔を向ける。
「夜も遅いですからね。いいでしょう、是非とも泊まっていきなさいな」
竜の返答にぱっと明るくなる。
「ありがとうございますっ!」
ついてきなさいと手招きされ、僕は軽い足取りで鳥居をくぐる。
これで一安心だと胸を撫でおろす。
だが僕は、一瞬見せた彼のほくそ笑む表情には気づくことはなかった。
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境内に案内されるとすぐさま食の間へと案内された。
荘厳な雰囲気のあった佇まいとは打って変わり、10畳ほどの部屋は温かく家庭的な雰囲気が漂っている。
「こちらにおかけください」
いつの間に用意してたのだろうか。
真ん中には向かい合うようにお膳が据えられ、格式高さがうかがえる。
お膳の上の料理も僕が見たことのない物ばかりだが、どれもが食欲を誘う彩と香りをしていた。
「美味しそ……あ、失礼します」
思わず[[rb:垂涎 > すいえん]]しそうになるのをこらえ、座布団の上に腰を下ろす。
こちらもどんな素材を使っているのかわからないが、腰を包み込む柔らか具合は僕たち庶民では絶対に味わえないだろう。
疲労が氷のように解けていくようだ。
「少々お待ちくださいね」
そういうと調理場らしき場所へと姿を消す。
すぐに両手に何かを持って現れるが、先ほどとは違う、よりラフな格好をしていた。
こんなにもこの方は手際が良いのだろうか。
「ここまで来るのに疲れたでしょう。さぁ、一杯どうぞ」
「あ、ありがとうございます……」
お膳に小さなカップが置かれると、透明な液体を注がれる。
もてなされ方が異常な気もしたが、疲れていた僕が疑問を抱くことはできなかった。
「よっこいしょ」
僕のコップに注ぎ終わると、竜は向かいの席へと座り同じようにカップに注ぐ。
「さて…いただきましょうか」
片手にカップを持ち、目を合わせてくる。
「あ、そ、そうですね」
慌ててカップを持ち、彼を見返す。
「「乾杯」」
軽くカップを上げて、中の液体を一気に飲み干す。
「これは……!?」
僕は思わず声を上げる。
普段酒場で飲む麦酒とは全く違う。
すこしアルコール感は強いが、独特の甘さと鼻へ伝う後味が絶妙であり、食事のお供として飲むには十分すぎるものだった。
「おいしすぎませんか……!?」
「はは、喜んでいただけならうれしいです」
舞い上がる僕に、竜は優しく笑う。
「おっと、申し遅れました。私は[[rb:朱鷺宮 > ときみや]]ハルカと申します。以後お見知りおきを」
竜ーもとい、ハルカは頭をぺコリとさげる。
「あ、僕はー」
思わず名を告げようとして口ごもる。
そう、行商人である僕らは犯罪に巻き込まれることを防ぐために、本名を人前で名乗ることを禁じられている。
どうしようかともじもじしていると、ハルカは優しく話しかけた。
「あなたが行商人であることは知っておりますよ。ですので、無理に名を告げる必要はありません」
なんて優しい方なんだ。
自分の名を言わなくてもよいという安心感はあるが、どうも名乗らないことに申し訳なさも感じる。
「あ、ありがとうございます。そうですね…でしたら、『ポルタ』とでも呼んでください。」
「ポルタ、ですか……いい響きですね」
「へへ、気に入っているんですよねこの言葉」
それから僕とハルカは他愛ない話に花を咲かせた。
僕が行商人になったわけ、ハルカがここに居を構えた理由……ここで初めてあった人とは思えないほど深い話をした。
「おっと」
僕は、話を続けるハルカの口元にご飯粒がくっついていることに気が付いた。
「ハルカさん、ここ…そう、口元にお弁当がくっついていますよ」
「おや、それは失礼しました」
少々顔を赤らめながら、ハルカは舌でぺろりとご飯粒を舐めとった。
どきっ
僕は心が跳ね上がるのを感じた。
言ってしまえばー彼の『舌』が妖艶だった。
肉厚な舌の上にアツアツの唾液が執拗に纏わりついている。
また、先ほどの彼の行動が表情も相まってより僕の心を惹きつけた。
『こんな方に食べられたいな……』
初対面の方にこんな劣情を抱くのは初めてだった。
だがどうしても、先ほどのワンシーンが頭に焼き付いて離れない。
「……?どうしました?」
動きがフリーズした僕にハルカが訊ねる。
ハッと我に返り、きょとんとするハルカを前に顔を赤くして慌てて答える。
「いやっ!なんでもないです!!!」
照れ隠しのために乱暴に食膳にありつく。
ハルカは僕の謎な行動にクスクスと静かに笑うのだった。
[newpage]
「は~食べた食べた……」
膨れたお腹をさすり、僕は満足げにつぶやく。
どの料理も一品で、いちいち舌鼓を打ちながらぺろりと完食してしまった。
今までの中で一番満足した食卓だったと、振り返って改めて感じる。
『それに、思わぬオカズも摂取できたし』
先ほどのワンシーンはしっかり脳に焼き付けた。
しばらく夜のお供には困らないだろう。
うへへ…と薄ら笑いを浮かべる。
「どうでしたか?お口に合えばよかったのですが」
振り向くと片づけを済ませてきたであろうハルカが戻ってきていた。
相変わらずの手際の良さだ。
「全然!とてもおいしかったです……むしろこんな僕にこんな一級品ばかり出していただいて申し訳ない気持ちが……」
若干受け答えになっていない返答をしたが、ハルカは優しく微笑んでくれた。
「それはよかったです。なかなかここに客人なんて来ないので、おもてなしには慣れていないのですが」
そう言いながら湯呑に入ったお茶を台の上に置く。
「お茶まで……本当になんてお礼したらいいか……」
「気にしないでください。私がしたいからしているだけなので」
人ができすぎている。
もはや彼に一片の疑いもなかった。
お互いに向かい合い、汲まれたお茶を啜る。
ふう…と息をつき、食後のゆったりとした時間に身をゆだねる。
「唐突ですが……」
穏やかな静寂を破って、ハルカが口を開く。
「ポルテさんは『呪い』という言葉を知っていますか?」
「のろい……?」
あれか?たまに街の一角でよく見るなんとも怪しいもの……
にくい相手をなんちゃらとか、不穏だし胡散臭いから興味すら抱かなかったのだが。
「街角の占いみたいなあんなやつですか?」
浅い考えで答える。
「世間ではマイナスなイメージで使われることが多いですが……」
少し目を伏せてハルカは続ける。
「本来『呪い』は口から出る『言葉』そのものを指していて、マイナスとかプラスとかの意味合いは含まれていません。言葉には、それ自体が持つ意味のほかに発した者の想いも込められるのです」
突然のスピリチュアルな話に頭が追い付かない。
「しかし、言葉という枠組みに個々の想いを含ませきるには限界がある。想いが大きすぎたり、異質になりすぎると、言葉という枠組みからあふれて思いもよらないことを引き起こす……。私は現代の『呪い』の本質はここにあると思うのです。」
「な、なにを言って……」
不穏な空気を感じた僕はたじろいでしまう。
「見ていましたよね?私が舌でなめとる瞬間を……」
心臓が跳ね上がる。
目は口ほどに何とやら。
やはり、見られていたのだ。
邪な気持ちで、ハルカを見ていたことを。
見るからに、ハルカは神職だ。
神職は神に仕える最も尊い存在とされており、彼らと関わるときのマナーや作法は他のどの聖職者よりも厳格に示されている。
普段僕が目にする神職とは違いはあれど、神職に対して淫らな行為やそれに誘うことはもちろん、目線を送ることすらタブーとされている。
あの慌て具合から様子が変なことはわかった(というより誰がどう見ても明らかだった)かもしれないが、さすがにそこまで読み取られているとは考えもしなかった。
血の気が引いていくのを感じる。
「あ、あぁ……ごめんなさ……」
逃げようとするも体が動かない。
「まぁ、まってください。私はそんなことで処罰なんてしません。」
する気もないので、とハルカは付け加える。
その言葉に再び胸をなでおろす。
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「ですが……『そういう目』で見られたのであるなら仕方ありませんね……」
そういうとハルカは胸元から薄い1枚の紙を取り出す。
手を、と言われたので僕はおずおずと手を差し伸ばした。
「▼◎※×ΣΖ……」
聞き取れない言葉を唱えながら僕の手に乗せる。
すると、その紙は怪しい光を纏ってすぐに消えてしまった。
何事も起きない……と思ったのもつかの間。
「!?!?!?」
いきなり自分の周りの世界がズワッと大きく成長し始めた。
正確には……僕の体が異常に小さくなっていったのだが。
全く不可解なことが起きたことに、僕はパニックに陥った。
「おっと、にげないでくださいよ?」
腰が抜けて逃げられるはずもない僕だったが、いきなり服をつままれて空中へと持ち上げられる。
ただでさえ広いと感じていた部屋だったのに、僕が小さくなったことでその広さがまるで広大な大地かのように感じられた。
「まさか、ポルテさんがここまで小さくなるとは思いませんでしたねぇ」
目の前には柏陽の竜がにやりとほくそ笑んでいた。
小鳥に捕まった虫たちも、このような気分なのだろうか。
これから起こることに恐怖を覚え身を震わせていた……が、同時に心の奥底では思ってもみない形で夢がかなうことに興奮していた。
大きく開かれた口腔。
熱い吐息に湯気が湧きたち、ねっとりとした液体が幾重にも口の両端に橋を連ねる。
こんなところへ落されたら……
ごくりと生唾を飲み込んだ。
「では、いただきま~す」
そういうと、僕をつまんでいた手を離した。
重力の赴くままに、僕はハルカの口へと真っ逆さまに落ちていった。
「わぶっ!?」
腹からハルカの口腔内に着地(?)する。
人肌よりも熱い熱量を身体全身で受け止め、ぬめりを纏う唾液が全身を濡らす。
むぐむぐと蠢く舌の襞は性器にも匹敵する絨毯だ。
ぬちゃ……ぬるり……
粘液質な音が耳を犯す。
全身の感覚が僕の被食願望を心のままに満たしていく。
『あぁ……今僕は食べられているんだ……』
なんという心地だろうか。
快楽に溺れゆく中で、思考回路が停止していくのを感じる。
「ん~?あんまり味がしませんねぇ……?」
奥から伝わる大きな振動と共に徐々に暗くなってゆく視界。
先ほどまで見えていた光の糸が一本一本切られてゆく。
「ま、待って……!」
無理やり頭を覚醒させ、舌の上を這うように出口へと手を伸ばす。
が……
ばくん。
完全に入り口をふさがれ、あたりは闇へと包まれた。
一瞬の静寂。
そして……
「わっ!?」
しがみついていた舌が急に激しく動き始める。
必死に襞をつかもうとするが、ぬるりぬるりと手をすり抜ける。
支えを失った僕は右へ左へ、文字通り『舌の上で転がされた』。
体がふわりと浮くたびに柔らかい襞が僕を包み込む。
ねちゃあ……と体を動かすたびに粘液が僕にまとわりつく。
『逃げなきゃ……でも……』
キモチイイ。
あんなイケメンな竜お兄さんに食べられるなんて。
しかも、こんな極上のシチュエーションで。
『荷物……はこばなきゃ……デモ……』
ナニモ、カンガエラレナイ。
タダコノセカイニ、ズットヒタッテイタイ……
もはや僕に理性の欠片なんてない。
小さくされて、口の中でもてあそばれて。
快楽と淫欲に塗れた僕は……ただの獣だ。
不意に舌の絨毯と僕の下半身の間に硬いナニカが挟まっているのを感じた。
ズリズリと執拗にソコを刺激されると、身体に電気が走ったかのように痙攣する。
『アァ…ダメダメダメ……』
甘美な刺激にさらに脳が溶かされる。
ぬちゃあ……べとべとぉ……
蹂躙される身体。
だんだんと浅くなる呼吸。
もう、ぼくをとめるものは、ナニモ……
「………!!!」
ドビュッ!ビュルルル!
ついに限界を迎え、愚息から盛大に精を吐く。
青臭いにおいが、唾液と混ざり合って僕の鼻腔を焦がす。
ひと際強い快楽に身を焦がした僕はひっそりと意識を手放した。
そして、むぐむぐと舌は僕を奥へ奥へと押し込んで……
ごくりっ
ハルカの体内へと誘われる。
落ちゆく僕が見た最後に見たのは、唾液にぬらりと光る口内の赤い光だったー
[newpage]
「ごちそうさまでした」
ポルタを飲み込んだハルカは、少々膨れたお腹をさする。
もちろん腹のふくらみはそれだけが原因ではないが、総じて大満足といったところだろう。
「なかなかにおいしい味を出してくれましたね……」
散々もてあそんで搾り取った彼の味を思い出し、一人怪しげに嗤う。
人の持つ生のエネルギーは偉大だ。
時として、人知を超えた「何か」を生み出すこともある。
それ故に、口に入れた1つ1つが唯一無二の「食」となるのだ。
これだから「食らう」ことはやめられない。
ひとしきり味わいを楽しむと、何位ごともなかったかのように服装を整える。
「さて、次はどんな方が「食」を楽しませてくれるのでしょうか……」
現世にひっそりと佇む神社。
その中では一匹の竜が、神へ仕える「食」として、ひそかに舌なめずりをしてあなたが来るのを待っているのだー
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